JPH11304500A - 車載用情報処理装置及び自動車 - Google Patents

車載用情報処理装置及び自動車

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JPH11304500A
JPH11304500A JP10810398A JP10810398A JPH11304500A JP H11304500 A JPH11304500 A JP H11304500A JP 10810398 A JP10810398 A JP 10810398A JP 10810398 A JP10810398 A JP 10810398A JP H11304500 A JPH11304500 A JP H11304500A
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vehicle
image
traveling position
guidance
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JP10810398A
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Akihiro Yamada
明弘 山田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナビゲーション機能による走行位置に関連付
けて、視覚的な情報を含む走行位置情報が、表示される
ようにすると共に、これらに必要な各種情報機器が容易
に接続されるようにした、車載用情報処理装置を提供す
ること。 【解決手段】 車内に設置される車載用情報機器10,
20で構成されると共に、自動車の走行位置を取得し
て、この走行位置の近傍の案内を表示部11の画面にて
行なうナビゲーション装置40を備え、さらに運転席か
らの風景の画像を取り込む撮像手段50と、この撮像手
段により取り込まれた画像を、その時点の自動車の走行
位置に関連付けて記憶する記憶手段30とを備えてお
り、上記ナビゲーション装置により当該走行位置の近傍
の案内を行なう際に、案内画面上に少なくとも一部に、
上記記憶手段から呼び出した画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの移動
体に搭載した情報機器での処理に適用して好適な車載用
情報処理装置及びこの情報処理装置を搭載した自動車に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車などの移動体に各種情報機
器を搭載させて、各種情報処理ができるようにしたもの
がある。例えば、ラジオ放送などの放送波を受信して、
その放送波に含まれる音声情報を再生させたり、放送波
に含まれる交通情報などの文字情報を表示させるように
したラジオ受信機が普及している。また、いわゆるカー
オーディオ装置として、コンパクトディスク(CD)な
どの各種オーディオ記録媒体を再生する装置が普及して
いる。
【0003】さらにまた、人工衛星などから送信される
測位用信号を受信して、その信号に含まれる情報を演算
処理して、移動体の位置や走行状態などを検出するナビ
ゲーション装置を搭載したものもある。あるいはまた、
自動車電話や携帯電話などと称される無線電話装置を搭
載させて、移動体が移動中であっても通話やデータ伝送
ができるようにしたものもある。このように自動車など
の移動体が搭載する情報機器は近年増加する傾向にあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの車
載用の情報機器は、他の情報機器とほとんど関連なく車
内に設置され、複数の機能を備えた装置としては、カー
オーディオ装置にラジオ受信機を組み込む程度のことし
か行なわれていない。従って、従来は搭載する情報機器
が増える毎に、その情報機器を車内に設置するための配
線を行なう必要があり、自動車内に情報機器用の非常に
多くの配線を施す必要があった。
【0005】一方、上述した各種情報機器は、それぞれ
別個に操作され、他の車載用の情報機器とは全く関係な
く作動する。従って、例えば自動車の走行中の風景を取
り込んで、ナビゲーション装置の案内画面に、この風景
の画面を表示させるようなことは、一般には困難であっ
た。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、ナビゲーショ
ン機能による走行位置に関連付けて、視覚的な情報を含
む走行位置情報が、表示されるようにすると共に、これ
らに必要な各種情報機器が容易に接続されるようにし
た、車載用情報処理装置及びこの車載用情報処理装置を
搭載した自動車を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、車内に設置された車載用情報機器と接続され、走
行位置を取得して、当該走行位置との関係で近傍の案内
を表示手段の画面にて行なう機能を備えた車載用情報処
理装置であって、走行位置に対応して車外の風景の画像
を取り込む撮像手段と、この撮像手段により取り込まれ
た画像を、その時点の自動車の走行位置に関連付けて記
憶する記憶手段とを備えており、上記案内を行なう際
に、案内画面上の少なくとも一部に、上記記憶手段から
読み出した画像を表示する構成とした、車載用情報処理
装置により、達成される。
【0008】請求項1の構成によれば、地図等の表示で
なる案内画面上に、移動体の走行位置に関連付けて記憶
手段に記憶された運転席からの風景の画像が、好ましく
はオーバーラップして表示されることになる。従って、
走行位置の近傍の平面的または鳥瞰図のような地図の表
示ではなく、あるいはこのような地図の表示に加えて、
実際の風景の画像が表示されることになるので、使用者
が自動車を運転しながら目的位置を容易に発見すること
ができる。
【0009】請求項2の構成によれば、請求項1の構成
に加えて、上記走行位置に対応した上記画像情報以外の
走行位置情報を取得する走行位置情報記録手段を備えて
おり、上記記憶手段が、上記撮像手段から取り込む画像
と共に、上記走行位置情報を、その時点の自動車の走行
位置に関連付けて記憶するようになっており、上記案内
を行なう際に、案内画面上に少なくとも一部に、上記記
憶手段から読み出した画像及び走行位置情報のうちテキ
スト情報を表示し、及び/またはカーオーディオ装置等
のスピーカから音声情報を発声させる構成とされてい
る。
【0010】請求項2の構成によれば、案内画面上に、
走行位置に関連付けて記憶手段に記憶された運転席から
の風景の画像及び走行位置情報記録手段による走行位置
情報のうちテキスト情報が、好ましくはオーバーラップ
して表示されることになると共に、走行位置情報記録手
段による走行位置情報のうち音声情報がカーオーディオ
装置等のスピーカから発せられる。これにより、請求項
1の作用に加えて、走行位置情報のうち音声情報がスピ
ーカから発せられるので、使用者はナビゲーション装置
の案内画面を見ることなく、聴覚によって、より一層確
実に当該走行位置に関する情報を得ることができる。
【0011】請求項3の構成によれば、好ましくは、上
記各車載用情報機器は、所定の形式のバスラインの接続
部を備え、このバスラインを介して互いに接続されてい
る。この構成によれば、各種情報機器を、移動体に設置
された情報機器に第一のバスラインを介して容易に接続
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の
形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好
ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、
以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がな
い限り、これらの形態に限られるものではない。
【0013】まず、本実施形態の装置のシステム全体の
構成を、図1及び図2を参照して説明する。本実施形態
においては、移動体(ここでは自動車)内に設置された
情報処理システムとしてある。具体的には、図2に示す
ように、自動車100は、例えばガソリン等を燃料とす
る内燃機関等の駆動手段を収容し、この駆動手段により
車輪を走行させて、ユーザのコントロールのもとに移動
できるようになっている。自動車100内のダッシュボ
ード上には、比較的小型の液晶画像表示パネルよりなる
モニタ装置10が取付けてあり、このモニタ装置10は
コントローラ20が接続してあり、コントローラ20に
得られる各種情報を、モニタ装置10の表示部に表示さ
せると共に内蔵されたスピーカにより音声を発するよう
になっている。そして、コントローラ20には、各種情
報処理機器が所定のバスライン、即ち車載情報バスライ
ンBが介して接続されている。
【0014】コントローラ20に接続される機器として
は、ここでは記憶手段としての例えば光磁気記録の手法
を利用したMD(ミニディスク)レコーダ30,ナビゲ
ーション装置40,撮像手段としてのCCD(Carg
e Coupled Device:電荷結合素子)カ
メラユニット50,音声操作装置60と、オーディオ装
置としてのアンプ70(図1参照)及びこのアンプ70
に接続された4個のスピーカ装置71,72,73,7
4(図1参照)と、さらにTVチューナ80が用意さ
れ、車載情報バスラインにより所定の順序で接続され
る。MDレコーダ30,ナビゲーション装置40,音声
操作装置60,アンプ70及びTVチューナ80は、車
内の空きスペース(例えばダッシュボードの下部,トラ
ンク内など)に設置される。CCDカメラユニット50
は、車室内の適宜の位置に置かれる。また、上記スピー
カ装置71,72,73,74は、例えば車内の前方の
左右と後方の左右に設置される。
【0015】これらの機器は、自動車100内に予め設
置されて、図3に示すように、自動車のバッテリ電源か
らの給電により作動する車載用の機器である。また、上
記車載情報バスラインBを介して携帯用の情報処理装置
を、このシステムに接続することもできる構成としてあ
る。例えば、図1においては、ビデオカメラ90を接続
した例を示してある。
【0016】次に、図4及び図5を参照して主要部分に
関する具体的なシステム構成について説明する。先づ、
図4において、モニタ装置10は、液晶パネルなどで構
成されるモニタ表示部11と、モニタスピーカ12とを
備え、コントローラ20の制御で所定の映像(画像)を
表示すると共に、所定の音声を発する。またモニタ装置
10は、リモートコントロール信号受信部13を備え、
リモートコントロール装置14から送信される赤外線信
号を受信(受光)して、その受信した信号で示される制
御情報を、コントローラ20に伝送する。ここで、上記
モニタ装置10は、コントローラ20によりナビゲーシ
ョンモードに設定されている場合、ナビゲーション装置
40から地図画像等の受信して、モニタ表示部11にナ
ビゲーション装置40の案内画面を表示するように初期
設定されている。
【0017】このリモートコントロール装置は、その表
面に配置されたキーの操作に基づいて送信される赤外線
信号の機器コードを、操作される機器に対応したデータ
に設定してある。
【0018】コントローラ20では、リモートコントロ
ール信号受信部13が受信したリモートコントロール信
号のカテゴリーコードを判別して、どの機器を制御する
情報であるか判断し、車載情報バスラインで接続された
機器にその制御情報を転送する処理を行なう。
【0019】コントローラ20に各機器を接続するため
の車載情報バスラインとしては、例えば、IEEE(In
stitute of Electrical and Electronics Engineers:電
気・電子学会)で認定されたIEEE1394と称され
る規格によるバスラインを使用する。このIEEE13
94の規格によるバスラインは、接続に使用するケーブ
ルとして、例えば図6に示すように、電源線111とデ
ータ線112とストローブ線113とが束ねられてシー
ルドされた接続ケーブル110を使用する。また、その
接続ケーブル110が接続されるポート部120として
は、電源線111に直流低圧電源の出力または入力処理
を行なう電源回路121と、データ線112で伝送され
るデータの入出力処理を行なうデータ処理部122と、
ストローブ線113で伝送されるデータ(ストローブ)
の入出力処理を行なうストローブ処理回路123とを備
える。
【0020】ストローブ線123で伝送されるストロー
ブは、データ線122で伝送されるデータを補う信号で
あり、データとストローブとの排他的論理和をとること
で、データのクロックが生成される構成としてある。例
えば図7に示すように、データ線112で伝送されるデ
ータが図7のAに示す状態であるとき、ストローブは図
7のBに示すように、そのデータが変化しないタイミン
グで反転する信号となり、両信号の排他的論理和をとる
ことで、図7のCに示すクロックが受信側で生成され
る。
【0021】そして、IEEE1394の規格のバスラ
インでは、ポート部にバスラインの接続があったとき、
接続された各機器に自動的にアドレスを付与して、その
アドレスで転送される情報の受信先を指定する構成とし
てある。
【0022】また、このIEEE1394の規格のバス
ラインで伝送される方式としては、非同期転送モードで
あるアシンクロナス転送モードと、リアルタイムデータ
転送モードであるアイソクロナス転送モードとの二種類
が用意され、伝送する情報の種類により使い分けられ
る。具体的には、各機器の制御情報などの情報は、アシ
ンクロナス転送モードでパケット単位でデータ転送が行
なわれる。図8は、このアシンクロナス転送モードで転
送されるパケットを示したもので、データ転送を希望す
るポート部からは、バスラインを獲得するためのアビト
レーション処理を実行する。このアビトレーション処理
でバスラインの転送権利を獲得すると、次にデータパケ
ットが送出される。このデータパケットは、ヘッダ部と
データ部とから成り、ヘッダ部には相手アドレス,自己
アドレス,転送データサイズなどの情報が含まれ、デー
タ部には実際に転送するデータが含まれる。ヘッダ部と
データ部の各データには、誤り訂正用のCRCコードが
負荷されている。
【0023】アシンクロナス転送モードでデータを受信
した側では、その転送されたデータに対しての受信結果
を、受信確認用返送コードであるアクノリッジメントコ
ードとして、送信元に返送する。以上の処理を、転送す
るデータがある限り繰り返し実行する。
【0024】映像情報やオーディオ情報などのリアルタ
イムでの転送を必要とする大容量の情報については、ア
イソクロナス転送モードでデータ転送が行なわれる。図
9は、このアイソクロナス転送モードで転送されるパケ
ットを示したもので、データ転送を希望するポート部か
らは、最初のチャンネル(第一チャンネル)のパスライ
ンを獲得するためのアビトレーション処理を実行する。
このアビトレーション処理でバスラインの転送権利を獲
得すると、次に第一チャンネルでのデータパケットが送
出され、このデータパケットで映像情報などの任意の情
報が転送される。そして、この第一チャンネルのパケッ
トが終了すると、所定のギャップを開けた後、第二のチ
ャンネルのアビトレーションとデータパケットの転送が
行なわれ、以後データパケットで必要とするデータの転
送が終了するまで、任意のチャンネル数の伝送が繰返し
実行される。この場合、アイソクロナス転送モードは、
アシンクロナス転送モードより優先されて転送が実行さ
れ、転送帯域を保証した転送モードとなる。またアイソ
クロナス転送モードでは、受信確認用返送コードの送信
はない。
【0025】このように構成された車載情報バスライン
により各機器間を接続してあることで、接続された複数
の機器の内の任意の機器の間で各種情報の転送ができる
ものである。
【0026】図4の説明に戻ると、コントローラ20
は、ラジオ放送の受信部あるいはMPEG(Motion Pic
ture Experts Group)形式の画像情報のデコーダなどの
A/Vデコーダ21a,ビデオD/Aコンバータ(デジ
タル・アナログ変換器)及びオーディオD/Aコンバー
タ21bから成るオーディオ/ビデオ再生処理部21
と、コントローラ22a,リンク層22b,物理層(P
HY)22cから成るインターフェース部22とを備え
ている。このインターフェース部22は、2個の車載情
報バスライン接続用のポート20a,20bを有し、本
実施形態ではその内の1個のポート20aに、車載情報
バスラインB1を介して、音声操作装置60のポート6
0a(後述)を接続する。これにより、オーディオ/ビ
デオ再生処理部21からオーディオ信号及びビデオ信号
が、インターフェース部22を介して、車載情報バスラ
インBに対して送出されるようになっている。
【0027】この音声操作装置60は、例えば運転席の
上部に設けられた音声入力手段としてのマイク61と、
マイク61からの音声信号をA/D変換するA/Dコン
バータ(アナログ・デジタル変換器)62と、トークス
イッチ63aを備えた音声認識手段としてのホストCP
U(セントラル・プロセッシング・ユニット)63及び
デジタル音声処理回路(DSP)64とを備え、さらに
コントローラ65a,リンク層65b,物理層(PH
Y)65cから成るインターフェース部65を備えてい
る。上記インターフェース部65は、2個の車載情報バ
スライン接続用のポート60a,60bを有する。
【0028】これにより、トークスイッチ63aを押し
ている間に使用者が音声によりボイスコマンドを発行す
ると、マイク61からの音声信号は、A/Dコンバータ
62によって所定のサンプリング周波数のデジタル音声
信号に変換され、DSP64にて帯域分割,フィルタリ
ング等の処理により、ベクトルデータを生成し、ホスト
CPU63が、ROM66及びSRAM67に記憶され
ている音声認識データに基づいて音声認識を行ない、A
V/Cコマンド体系に変換し、インターフェース部65
を介して車載情報バスラインBに送出する。尚、SRA
M67に記憶されている音声認識データは、使用者が必
要に応じて自由に記憶させることができるようになって
いる。
【0029】ここで、上記AV/Cコマンド体系による
コントロール信号の例を図10に示すと、この図10は
コントロール信号として送信されるパルス信号を示した
もので、1単位の信号を送信する場合には、最初に所定
の長さのガイドパルスを送信し、続いて制御する情報を
示すデータコードを所定ビット数(ここでは7ビット)
送信し、最後に制御される機器の種別を示すカテゴリー
コードを所定ビット数(ここでは8ビット)送信する。
【0030】またコントローラ20のポート20bに、
図5に示すように、車載情報バスラインB2を介してM
Dレコーダ30のポート30aを接続する。このMDレ
コーダ30は、MD31の記録再生を行なう光学ピック
アップ32と、この光学ピックアップ32の駆動制御を
行なうサーボ回路33と、光学ピックアップ32からの
再生信号を処理するDSP34と、これらを制御する制
御部35と、さらにコントローラ36a,リンク層36
b,物理層(PHY)36cから成るインターフェース
部36を備えている。このインターフェース部36は、
2個の車載情報バスライン接続用のポート30a,30
bを有する。これにより、コントローラ20などからの
オーディオ信号/ビデオ信号がインターフェース部36
を介してDSPに入力され、光学ピックアップ32によ
りMD31に対して記録が行なわれると共に、MDレコ
ーダ30で再生されたMDのオーディオ信号及び/また
はビデオ信号が、インターフェース部36を介して車載
情報バスラインBに送出される。ここで、MDレコーダ
30は、コントローラ20によりナビゲーションモード
に設定されている場合、CCDカメラユニット50から
のビデオ信号、ナビゲーション装置40からの走行位置
情報そして音声操作装置60からの音声信号を受信する
ように初期設定されている。
【0031】またMDレコーダ30のポート30bに、
車載情報バスラインB3を介してナビゲーション装置4
0のポート40aを接続する。このナビゲーション装置
40は、GPS(Global Positioning System )などの
測位システムを利用して自動車の現在位置などを検出す
る受信処理部41と、道路地図情報が記憶された地図デ
ィスク(CD−ROM)の読出し部42と、現在位置の
近傍などの道路地図を表示させる画像情報を作製させる
処理を行なうホストCPU43と、さらにコントローラ
44a,リンク層44b,物理層(PHY)44cから
成るインターフェース部44を備えている。このインタ
ーフェース部44は、2個の車載情報バスライン接続用
のポート40a,40bを有する。なお、ナビゲーショ
ン装置40には、制御部41にGPS用のアンテナ4
5,FM VICSチューナ46が接続してあり、また
インターフェース部44にジャイロスコープ47及び車
速パルス発生部48が接続してある。ナビゲーション装
置40のポート40bには、車載情報バスラインB4を
介してCCDカメラユニット50のポート50aを接続
する。
【0032】このCCDカメラユニット50は、光学レ
ンズ51を介して画像取り込みを行なうCCD52と、
CCD52からの撮像信号をA/D変換によりビデオ信
号を生成するビデオエンコーダ53と、CCD52及び
ビデオエンコーダ53を制御する制御部54と、さらに
コントローラ55a,リンク層55b,物理層(PH
Y)55cから成るインターフェース部55を備えてい
る。このインターフェース部55は、2個の車載情報バ
スライン接続用のポート50a,50bを有する。これ
により、CCD52により取り込まれた画像が、ビデオ
エンコーダ53によりビデオ信号に変換され、インター
フェース部55を介して車載情報バスラインBに送出さ
れる。
【0033】次に、本実施形態のシステムのMDレコー
ダ30,ナビゲーション装置40,CCDカメラユニッ
ト50,音声操作装置60とコントローラ20の詳細
を、図4及び図5を参照して説明する。
【0034】音声操作装置60において、マイク61
は、例えば自動車のフロントウィンドシールドガラスの
付近に設けられたサンバイザー等に対して取り付けられ
ることにより、運転席の上部に配置され、運転席に座っ
た使用者の音声を拾うようになっている。このマイク6
1は、例えば指向性が狭く設定されており、自動車10
0の車室内にて運転席に座った使用者の音声のみを良好
に拾うようになっており、他の乗員の音声による誤動作
を防止し得るようになっている。A/Dコンバータ62
は、マイク61からの音声信号を所定のサンプリング周
波数のデジタル音声信号に変換する。DSP64は、こ
のデジタル音声信号を帯域分割,フィルタリング等の処
理によって、デジタル音声信号をベクトルデータとし
て、ホストCPU63に供給する。ホストCPU64
は、所定の音声認識アルゴリズムに従って、ROM66
に記憶されている音声認識データに基づいて、上記ベク
トルデータの音声認識を行ない、AV/Cコマンド体系
に変換して、この変換されたAV/Cコマンド体系のコ
ントロール信号を、インターフェース部65から車載情
報バスラインBを介してアシンクロナス転送モードで伝
送する。さらに、ホストCPU64は、車載情報バスラ
インBを介してインターフェース部65からデータを受
け取って、このデータに対応して音声合成を行なって、
対応する情報機器に相手先IDを設定することにより、
音声合成データをアシンクロナス転送モードでパケット
伝送するようになっている。
【0035】ナビゲーション装置40は、GPS用衛星
から送信される信号の受信処理部41を備えて、この受
信処理部41で受信した信号を制御部であるホストCP
U42で測位演算処理し現在位置を検出する。この現在
位置の測位を行なうと、ホストCPU43は、読み出し
部42にて地図ディスクであるCD−ROMから現在位
置の近傍の道路地図データを読み出して、その道路地図
データから道路地図を表示させるための映像データを生
成する。なお、動作モードによっては、道路地図以外の
各種案内表示を行なうための映像データを生成する場合
もある。
【0036】また、本実施形態のナビゲーション装置4
0は、VICS(Vehicle Information and Communicat
ion System)と称される道路交通情報通信システムの受
信を行なうように構成してあり、そのための受信部とし
てFM VICSチューナ46を備えている。このチュ
ーナ46で受信されたVICSのデータ(道路交通情
報)は、受信処理部41にてデコード処理が行なわれ、
必要により上述した道路地図上に受信した道路交通情報
(道路の混雑状態など)を付与する処理が行なわれる。
【0037】そして、ナビゲーション装置40は、生成
された地図などを表示させる映像データを、インターフ
ェース部44から車載情報バスラインBを介してコント
ローラ20側のインターフェース部22に伝送して、コ
ントローラ20に接続されたモニタ装置10のモニタ表
示部11に映像を表示させる処理が行なわれる。この場
合の映像データの車載情報バスラインでの伝送は、リア
ルタイム転送であるアイソクロナス転送モードで行なわ
れる。
【0038】CCDカメラユニット50は、光学レンズ
51を介してCCD52の受光部に入射する被写界の画
像(例えば運転席からの風景)を取り込んで、ビデオエ
ンコーダ53によりビデオ信号に変換する。そして、制
御部54は、このビデオ信号をインターフェース部55
から車載情報バスラインBに送出する。
【0039】MDレコーダ30は、コントローラ20か
ら画像記録の制御コマンドを受け取ると、CCDカメラ
ユニット50からのビデオ信号を、ナビゲーション装置
40から送出される自動車100のそのときの走行位置
をインデックスとして、MD31に記録する。ここで、
同時に、音声操作装置60のマイク61から入力された
当該走行位置に関する適宜のコメント等の音声情報ある
いは音声操作装置60により入力された音声認識テキス
トデータが記録されるようにしてもよい。
【0040】このようにしてMD31に記録された画像
信号及び走行位置情報は、ナビゲーション装置40から
の呼び出しの制御コマンドにより、光学ピックアップ3
2により読み出され、DSP34によりビデオ信号に変
換された後、インターフェース部36を介して、車載情
報バスラインBに送出される。そして、このビデオ信号
は、コントローラ20のインターフェース部20からオ
ーディオ/ビデオ再生部21を介して、モニタ装置10
のモニタ画面11上にて、ナビゲーション装置40の画
面表示と切換えられて、運転席からの風景及び走行位置
情報のうちテキスト情報が全面表示され、あるいはモニ
タ画面11上の一部分にて、ナビゲーション装置40の
画面表示の上に重ねて、表示される。また、走行位置情
報のうち音声情報は、モニタ装置10のモニタスピーカ
12から音声として発せられる。尚、上述の各車載用機
器の各インターフェイス部は、1394バスシステムの
例が説明されており、各インターフェイス部は、コント
ローラとリンク層と物理層(PHY)とを備える共通の
構成で説明されている。これらのインターフェイス部に
おいて、物理層(PHY)は複数のポート部を備えてい
て、バスラインにて送られる伝送信号を取り込む役割を
果たし、リンク層は、この信号のアンパケッティング,
エラーチェックを行い、コントローラに送る。コントロ
ーラは、リンク層からの信号を機器本体に送って、具体
的な指示を与える役割を果たす。
【0041】本実施形態による車載用情報処理システム
は、以上のように構成されており、先づ画像及び走行位
置情報を記録する場合のMDレコーダ30における処理
例について、図11のフローチャートに従って説明す
る。先づステップST1にて、使用者がリモートコント
ロール装置14を使用して、あるいはコントローラ20
のキーを操作することにより、コマンドが発生すると、
コントローラ20の指示により、MDレコーダ30は、
その制御部35がコマンド割り込みを発生させると共
に、ステップST2にて、コントローラ20は、コマン
ドが軌跡データ記録コマンドであるか否か判断する。そ
して軌跡データ記録コマンドである場合には、ステップ
ST3にて、MD31の所定エリアに連続するようにし
てベクトルデータとして、ナビゲーション装置40から
の走行位置、即ち緯度・経度情報を記録する。
【0042】これに対して、ステップST2にて、コマ
ンドが軌跡データ記録コマンドでない場合には、さらに
ステップST4にて、コントローラ20は、コマンドが
画像及び走行位置情報の記録コマンド即ちマーク登録コ
マンドであるか否かを判断する。そして、マーク登録コ
マンドである場合には、ステップST5にて、コントロ
ーラ20の指示により、MDレコーダ30は、ナビゲー
ション装置40からの走行位置の現在値にマークインデ
ックスを付加すると共に、マーク登録エリアの空きエリ
アを検索して、画像を記録すべきアドレスを設定する。
【0043】続いて、ステップST6にて、MDレコー
ダ30は、指定チャンネルでCCDカメラユニット50
からビデオ信号をアイソクロナス転送モードで受信す
る。さらに、MDレコーダ30は、ステップST7にて
受信したパケット信号をインターフェース部36で受信
し、各パケットからビデオ信号を復元して、DSP34
により適宜に処理する。そして、MDレコーダ30は、
このビデオ信号を画像記録エリアに記憶すると共に、音
声操作装置60により当該走行位置に関するコメント等
の音声情報が入力された場合には、この音声情報をオー
ディオ記録エリアに記憶する。その後、MDレコーダ3
0は、ステップST8にて、これらの記録エリアのビデ
オ信号及びオーディオ信号を光学ピックアップ32によ
りMD31に記録する。そして、以上の操作は、ステッ
プST9にて、データ受信が完了するまで繰返し行なわ
れ、画像及び走行位置情報の記録が完了する。尚、前記
ステップST4にて、コマンドがマーク記録コマンドで
ない場合には、ステップST10にて、コマンドに対応
したその他の処理が行なわれるようになっている。
【0044】次に画像及び走行位置情報を記録する場合
のCCDカメラユニット50における処理の一例につい
て、図12のフローチャートに従って説明する。先づ、
ステップST11にて、使用者がリモートコントロール
装置14を使用して、あるいはコントローラ20のキー
を操作することにより、コマンドが発生すると、コント
ローラ20の指示により、CCDカメラユニット50
は、その制御部54がコマンド割り込みを発生させると
共に、ステップST12にてコマンドが静止画伝送コマ
ンドか否かを判断する。
【0045】そして、コマンドが静止画伝送コマンドで
ある場合には、ステップST13にて、制御部54は、
チャンネル指定を行ない、画像サイズ,伝送先(MDレ
コーダ30)、画像コーデックや他のパラメータを決定
する。続いて、ステップST14にて、伝送すべきビデ
オ信号をパケット化して、指定チャンネルでアイソクロ
ナス転送モードで伝送する。そして、このビデオ信号の
伝送は、ステップST15にて、ビデオ信号の転送が終
了するまで繰り返し行なわれる。かくして、静止画のビ
デオ信号の転送が完了し、転送されたビデオ信号は、M
Dレコーダ30にて記録される。
【0046】これに対して、上記ステップST12に
て、コマンドが静止画伝送コマンドでない場合には、制
御部54は、ステップST16にて、コマンドが動画伝
送コマンドか否かを判断する。そして、コマンドが動画
伝送コマンドである場合には、ステップステップST1
7にて、制御部54は、チャンネル指定を行ない、画像
サイズ,伝送先(MDレコーダ30)、画像コーデック
や他のパラメータを決定する。続いて、ステップST1
8にて、伝送すべきビデオ信号をパケット化して、指定
チャンネルでアイソクロナス転送モードで伝送する。そ
して、このビデオ信号の伝送は、ステップST19に
て、ビデオ信号の転送が終了するまで繰り返し行なわれ
る。かくして、動画のビデオ信号の転送が完了し、転送
されたビデオ信号は、MDレコーダ30にて記録され
る。尚、ステップST16にて、コマンドが動画伝送コ
マンドでない場合には、ステップST20にて、コマン
ドに対応したその他の処理が行なわれるようになってい
る。
【0047】このようにして、MDレコーダ30にてM
D31に記録された所望の走行位置における画像及び走
行位置情報は、コントローラ20がナビゲーションモー
ドに設定されているとき、自動車100の走行によっ
て、ナビゲーション装置40により検出される走行位置
が、MDレコーダ30により、軌跡データとしてMD3
1に記録されると共に、MDレコーダ30により検索さ
れる。そして、検索により検出された画像及び走行位置
情報が、MDレコーダ30により読み出され、そのイン
ターフェース部36から車載情報バスラインBからコン
トローラ20を介してモニタ装置10に伝送される。
【0048】これにより、モニタ装置10は、図13に
示すように、ナビゲーションモードにおいてナビゲーシ
ョン装置40のモニタとして、地図画面P1を表示する
と共に、例えばその地図画面の一部分に、MDレコーダ
30により検索され伝送されたマーク記録画像P2を表
示する。この場合、この画像P2は、より見易くするた
めに、モニタ装置10のモニタ表示部11の画面全体に
表示されてもよく、また静止画であっても動画であって
もよい。さらに、このとき、モニタ装置10は、上記マ
ーク記録画像P2と共に記録されている走行位置情報、
例えば当該走行位置に関するコメント等を、モニタスピ
ーカ12から音声として発すると共に、音声認識による
音声テキスト情報を、モニタスピーカ12から音声とし
て発し、あるいは上記画像P2の近傍(図示の場合、画
像P2の下方)に、例えば「釧路湿原ロッジ」というよ
うにテキスト表示P3を行なう。
【0049】このように本実施形態のシステムによる
と、バスラインにより接続した機器を連携させて作動さ
せることにより、ナビゲーション装置に連動して、ナビ
ゲーション装置が検出した走行位置に関連付けて、CC
Dカメラユニット50により撮像した運転席からの風景
等が記録され、必要に応じて走行位置と共に画面表示す
ることができる。さらに、MDのようなリムーバブルメ
ディアを使用することにより、自動車100の車内に設
置されたMDレコーダ30からMD31を取り出して、
パーソナルコンピュータ等により、MD31に記録され
た画像及び走行位置情報を読み出すことができ、例えば
ドライブ日記を編集したり、ドライブ用等のデータベー
スとして活用することが容易に可能となる。
【0050】つまり、上述の実施形態のシステムでは、
ナビゲーション装置の案内画面上に、自動車の走行位置
に関連付けて記憶手段に記憶された運転席からの風景の
画像が、好ましくはオーバーラップして表示されること
になる。従って、走行位置の近傍の平面的または鳥瞰図
のような地図の表示ではなく、あるいはこのような地図
の表示に加えて、実際の風景の画像が表示されることに
なるので、使用者が自動車を運転しながら目的位置を容
易に発見することができる。
【0051】さらに自動車の各種走行位置情報を取得す
る走行位置情報記録手段を備えており、上記記憶手段
が、撮像手段からの画像と共に、走行位置情報記録手段
による走行位置情報を、その時点の自動車の走行位置に
関連付けて記憶するようになっており、上記ナビゲーシ
ョン装置により当該走行位置の近傍の案内を行なう際
に、案内画面上に少なくとも一部に、上記記憶手段から
呼び出した画像及び走行位置情報のうちテキスト情報を
表示し、及び/またはカーオーディオ装置等のスピーカ
から音声情報を発声させるように構成されている場合に
は、ナビゲーション装置の案内画面上に、自動車の走行
位置に関連付けて記憶手段に記憶された運転席からの風
景の画像及び走行位置情報記録手段による走行位置情報
のうちテキスト情報が、好ましくはオーバーラップして
表示されることになると共に、走行位置情報記録手段に
よる走行位置情報のうち音声情報がカーオーディオ装置
等のスピーカから発せられる。
【0052】これにより、走行位置の近傍の平面的また
は鳥瞰図のような地図の表示ではなく、あるいはこのよ
うな地図の表示に加えて、実際の風景の画像及び走行位
置情報のうちテキスト情報が表示されることになるの
で、使用者が自動車を運転しながら目的位置を容易に発
見することができ、また走行位置情報のうち音声情報が
スピーカから発せられるので、使用者はナビゲーション
装置の案内画面を見ることなく、聴覚によって、より一
層確実に当該走行位置に関する情報を得ることができ
る。
【0053】なお、本実施形態のシステムで使用したI
EEE1394と称される規格のバスラインは、図6で
示したように、電源の供給についても行なうようにして
あり、図1に示すように、バッテリ電源に接続されてい
ないビデオカメラ90についても、車載用の機器側から
バスラインを介して供給することができるので、内蔵さ
れたバッテリなどを消耗することなく、動作させること
ができる。
【0054】また、上述した実施の形態では、画像及び
走行位置情報の記録は、リモートコントロール装置14
の操作またはコントローラ20のキー操作によって行な
われるようになっているが、音声操作装置60を利用し
て音声コマンドによって行なうようにしてもよいことは
明らかである。
【0055】さらに、上述した実施の形態では、撮像手
段として、CCDカメラユニット50を使用している
が、これに限らず、静止画の撮像用としてデジタルカメ
ラや、動画の撮像用としてデジタルカムコーダを利用す
ることも可能であり、再生時には、これらの各機種に固
有のコーディングフォーマット,伝送フォーマット,制
御コマンド等の各種フォーマットに適合したデコード機
能が必要になるが、これらのデコード機能は、前以てコ
ントローラ20内に内蔵しておくことにより、伝送され
てきた画像データを解析することにより、当該画像デー
タに適合したデコードを行なって、モニタ表示部11に
表示することが可能である。
【0056】さらに、上述した実施の形態では、記憶手
段として、MDレコーダ30を使用しているが、これに
限らず、画像情報を記憶するために十分な容量を有する
記憶手段であれば、例えば半導体メモリカード,記録可
能な高密度記録光ディスク等を利用することも可能であ
る。
【0057】また、上述した実施の形態では、IEEE
1394と称される規格によるバスラインを使用した
が、他の規格のバスラインや光ファィバーを使用してシ
ステムを組むようにしても良い。さらに、上述した実施
の形態では、自動車内に設置したシステムに適用した
が、他の移動体内に設置される情報処理システムに適用
しても良いことは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ナ
ビゲーション機能による走行位置に関連付けて、視覚的
な情報を含む走行位置情報が、表示されるようにすると
共に、これらに必要な各種情報機器が容易に接続される
ようにした、車載用情報処理装置及びこの車載用情報処
理装置を搭載した自動車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態による自動車への設置例を
示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態による各部の具体的構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態による各部のより詳細の構
成を一部分を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態による各部のより詳細の構
成を他の部分を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態によるポート部分を示す構
成図である。
【図7】本発明の実施の形態による伝送データの一例を
示す波形図である。
【図8】本発明の実施の形態によるアシンクロナス転送
のパケットを示す構成図である。
【図9】本発明の実施の形態によるアイソクロナス転送
のパケットを示す構成図である。
【図10】本発明の実施の形態によるコントロール信号
の一例を示す波形図である。
【図11】本発明の実施の形態によるマーク記録時のM
Dレコーダの動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態によるマーク記録時のC
CDカメラユニットの動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明の実施の形態によるマーク記録画像の
表示例を示す概略図である。
【符号の説明】
10・・・モニタ装置、11・・・モニタ表示部、12
・・・モニタスピーカ、20・・・コントローラ、2
2,36,44,55,65・・・インターフェース
部、30・・・MDレコーダ(記憶手段)、40・・・
ナビゲーション装置、50・・・CCDカメラユニット
(撮像手段)、60・・・音声操作装置、70・・・ア
ンプ、80・・・TVチューナ、90・・・ビデオカメ
ラ、100・・・自動車、110・・・接続ケーブル、
120・・・ポート部、B,B1,B2,B3,B4,
B5・・・車載情報バスライン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内に設置された車載用情報機器と接続
    され、走行位置を取得して、当該走行位置との関係で近
    傍の案内を表示手段の画面にて行なう機能を備えた車載
    用情報処理装置であって、 走行位置に対応して車外の風景の画像を取り込む撮像手
    段と、 この撮像手段により取り込まれた画像を、その時点の自
    動車の走行位置に関連付けて記憶する記憶手段とを備え
    ており、 上記案内を行なう際に、案内画面上の少なくとも一部
    に、上記記憶手段から読み出した画像を表示する構成と
    したことを特徴とする車載用情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記走行位置に対応した上記画像情報以
    外の走行位置情報を取得する走行位置情報記録手段を備
    えており、 上記記憶手段が、上記撮像手段から取り込む画像と共
    に、上記走行位置情報を、その時点の自動車の走行位置
    に関連付けて記憶するようになっており、 上記案内を行なう際に、案内画面上に少なくとも一部
    に、上記記憶手段から読み出した画像及び走行位置情報
    のうちテキスト情報を表示し、及び/またはカーオーデ
    ィオ装置等のスピーカから音声情報を発声させる構成と
    したことを特徴とする請求項1に記載の車載用情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段を含む各車載用情報機器
    が、所定の形式のバスラインの接続部を備え、このバス
    ラインを介して互いに接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載の車載用情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記画像及び/またはテキスト情報の表
    示が、案内画面上に重ねて行なわれることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の車載用情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 自律的に運行する手段を備えた自動車で
    あって、 車内に設置された車載用情報機器と、 自動車の走行位置情報を取得して、当該走行位置との関
    係で、近傍の案内を表示手段の画面にて行なう手段と、 走行位置に対応した車外の画像を取り込む撮像手段と、 この撮像手段により取り込まれた画像を、その時点の自
    動車の走行位置に関連付けて記憶する記憶手段とを備え
    ており、 上記案内を行なう際に、案内画面上に少なくとも一部
    に、上記記憶手段から読み出した画像を表示する構成と
    したことを特徴とする、自動車。
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