JP2001163735A - ビニルジメチコーン/ジメチコーンコポリマーとシリコーンを含有する化粧品組成物とその使用 - Google Patents

ビニルジメチコーン/ジメチコーンコポリマーとシリコーンを含有する化粧品組成物とその使用

Info

Publication number
JP2001163735A
JP2001163735A JP2000322029A JP2000322029A JP2001163735A JP 2001163735 A JP2001163735 A JP 2001163735A JP 2000322029 A JP2000322029 A JP 2000322029A JP 2000322029 A JP2000322029 A JP 2000322029A JP 2001163735 A JP2001163735 A JP 2001163735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silicone
composition
composition according
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000322029A
Other languages
English (en)
Inventor
Sandrine Decoster
デコステ サンドリーヌ
Veronique Douin
ドゥアン ベロニク
Virginie Bailly
バイイ ヴィルジニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2001163735A publication Critical patent/JP2001163735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • A61K8/895Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups, e.g. vinyl dimethicone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • A61K8/891Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/10Washing or bathing preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/12Preparations containing hair conditioners

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪のもつれのほぐれ易さ、滑らかさ及び柔
軟性に関し、改善された 化粧品特性を有する組成物を提供する。 【解決手段】 シリコーンと、所定の式のポリシロキサ
ン(a)と、該ポリシロキ サン(a)の基と反応可能な少なくとも1つで2つ以下の
基を含むシリコーン化合 物(b)の、触媒の存在下での付加反応により得られる1
〜100x10c Pの粘度を持つシリコーンポリマーであって、化合物
(a)又は(b)がエチレン性 不飽和を含む脂肪族基を含むものとを、化粧品として許
容可能な媒体中に含有せ しめて、化粧品組成物とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
シリコーンと、エチレン性不飽和を含む少なくとも1つ
のジメチコーン/ジメチコーンコポリマーとを化粧品的
に許容可能な媒体中に含有する新規な化粧品用組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】大気中
の成分の作用又は機械的作用又は化学的処理、例えば、
染色、脱色及び/又はパーマネントウエーブ処理の作用
により、様々な程度に敏感化された(すなわち、ダメー
ジを受け及び/又は脆くなった)毛髪は、もつれをほぐ
したりスタイリングを行うことが困難で、ソフト感に欠
けることがしばしばあることはよく知られている。
【0003】毛髪のもつれをほぐれ易くし、毛髪にソフ
ト感としなやかさを付与するために、毛髪等のケラチン
物質を洗浄又は手入れする組成物において、コンディシ
ョナー、特にカチオン性ポリマー又はシリコーンを使用
することは既に推奨されている。しかしながら、上述し
たような美容的利点には、残念なことに、乾燥した毛髪
では、望ましくないと考えられるある種の美容的影響、
すなわちヘアースタイルの長く垂れた感じ(lankness)
(毛髪の軽さの欠如)、滑らかさの欠如(毛髪の根本から
先端までが不均質)が伴う。
【0004】更に、この目的のためにカチオン性ポリマ
ーを使用すると、様々な欠点が生じる。毛髪に対するそ
の高い親和性のため、これらのポリマーのなかには、繰
り返し使用するうちに多くの量が付着するようになり、
望ましくない影響、例えば不快感、重い感じ(laden fee
l)をもたらし、毛髪がごわつき、繊維間が付着してスタ
イリングにも影響を及ぼしてしまっていた。これらの欠
点は、細い毛髪の場合により顕著になり、生き生きとし
た感じやボリュームが不足したものになっていた。要す
るに、シリコーンを含有する現在の化粧品用組成物は、
完全には満足できるものではないことが分かった。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、シリコーンと、10〜100x10cP
の粘度を持つ少なくとも1つのシリコーンコポリマーを
組合せることで、これらの欠点を克服できることを見い
だした。よって、この問題に関して鋭意研究を行ったと
ころ、本出願人は、シリコーンをベースとした従来の組
成物、特に毛髪用組成物に、10〜100x10
Pの粘度を持つシリコーンコポリマーを導入することに
より、コンディショナーをベースとした組成物に伴う他
の有利な化粧品特性を同時に保持しながら、そのような
組成物に一般に伴う問題、すなわち特に、毛髪を長く垂
れた感じにする点(繰り返し適用した後の重い感じ)及び
毛髪の滑らかさとソフト感の欠如を、制限するか除去さ
せしてしまうことができることを見いだした。
【0006】更に、特に泡立て溶剤(バブルバス)又はシ
ャワーゲルの形態で、皮膚に適用した場合、本発明の組
成物は皮膚の柔軟性を改善する。よって、本発明におい
ては、化粧品的に許容可能な媒体中に、少なくとも1つ
のシリコーンと、10〜100x10cPの粘度を
持つ、以下に定義する少なくとも1つのシリコーンコポ
リマーとを含有する新規の化粧品用組成物が提案され
る。
【0007】本発明の他の主題は、シリコーンを含有す
る化粧品組成物における、又はその製造における、10
〜100x10cPの粘度を持つ、以下に定義する
少なくとも1つのシリコーンコポリマーの使用に関す
る。本発明の種々の主題をここで詳細に記載する。以下
に与えられる本発明で使用される化合物の意味及び定義
の全ては本発明の主題の全てに対して有効である。
【0008】シリコーンコポリマーは、 −式(I):
【化2】 [上式中、Rは、水素原子又はエチレン性不飽和、特
にビニル、アリル又はヘキセニルを含む脂肪族基等の連
鎖付加反応により反応可能な基を表す。式(I)のR
はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルキ
ルアリール基又はヒドロキシル基を表し、またエーテ
ル、アミン、カルボキシル、ヒドロキシル、チオール、
エステル、スルホナート又はスルファート等の官能基を
含んでいてもよい。アルキル基は、例えば1〜20の炭
素原子を含み;シクロアルキル基は例えば5又は6の炭
素原子を含み;アリール基は特にフェニル基であり;ア
ルキルアリール基は7〜20の炭素原子を含むものとで
きる。Rはより詳細にはメチルを表す。nは、式(I)
のポリシロキサンが好ましくは1〜1x10mm
sの動粘度を有するような整数であり、nは特に5〜5
000の範囲である。]の少なくとも1つのポリシロキ
サン(a)と、 −ポリシロキサン(a)のR基と反応可能な少なくとも
1つで2つ以下の基を含む少なくとも1つのシリコーン
化合物(b)の、触媒の存在下での付加反応により得ら
れ、ここでタイプ(a)又は(b)の少なくとも1つの化合
物がエチレン性不飽和を含むC−C脂肪族基を示
す。
【0009】タイプ(b)の化合物は、ポリシロキサン
(b)のR基がポリシロキサン(a)のR基と反応可能
なタイプ(a)の他のポリシロキサンである。好ましく
は、シリコーンコポリマーは、少なくとも、 −(a)1つのα,ω-ジビニルポリジメチルシロキサンと −(b)1つのα,ω-ジヒドロゲノポリジメチルシロキサ
ンとの、ヒドロシリル化触媒(例えば白金触媒)の存在下
での付加反応により得られる。
【0010】コポリマーは、一般に1500Paの応力
に対して0.01Hzの剪断速度でまた25℃の温度で
測定して、10〜100x10cP、好ましくは5
x10cP〜30x10cPの動粘度を有する。本
特許出願において与えられる動粘度の全ての測定は、約
25℃の温度で、Carri-Med CSL2−500器で実施
した。動粘度は例えばASTM規格445アペンディク
スCに従って約25℃にて測定される。本発明に係るシ
リコーンコポリマーは本質的には非架橋のものである。
【0011】本発明に係る組成物中に存在するシリコー
ンコポリマーは水性エマルションの形態とできる。「水
性エマルション」という表現は、エマルションの連続相
を形成する水性相に粒子又は液滴の形でシリコーンコポ
リマーが分散した水中油型エマルションを意味する。こ
のエマルションは通常の乳化系で安定化させることがで
きる。このシリコーンエマルションは、10nm〜50
μm、好ましくは0.3μm〜20μmの範囲のシリコ
ーン液滴サイズ又は粒径を有しうる。粒径はレーザー粒
径測定器(laser granulometry)により測定することがで
きる。乳化系はシリコーンエマルションに通常使用され
る界面活性剤を含んでなる。これらの界面活性剤は、非
イオン性、カチオン性、アニオン性又は両性、あるいは
その混合物で、例えば、以下に記載したものである。乳
化系はエマルションの全重量に対して0.5〜10重量
%を占める。これらのシリコーンエマルションの合成は
特に欧州特許出願公開第874017号に記載されてい
る。
【0012】このようなエマルションは特にダウコーニ
ング社からDC2-1997 Cationic Emulsion の名称
で販売されている。このエマルションは、約15x10
cPの動粘度を持つα,ω-ジビニルジメチコーン/
α,ω-ジヒドロゲノジメチコーンのコポリマー、セチル
トリメチルアンモニウムクロリドのようなカチオン型の
乳化剤、ヒドロキシエチルセルロースのような安定剤及
び水を含有する。シリコーンコポリマーは、好ましくは
組成物の全重量に対して0.05〜10重量%の量で使
用される。この量は、より好ましくは、組成物の全重量
に対して0.1〜5重量%である。
【0013】本発明で使用可能な、シリコーンコポリマ
ー以外のシリコーン類は、特に組成物に不溶で、油、ロ
ウ、樹脂又はガムの形態であってよいポリオルガノシロ
キサンである。オルガノポリシロキサンは、ウォルター
・ノール(Walter Noll)の「シリコーンの化学と技術(Che
mistry and Technology of Silicones)」(1968)、アカ
デミック・プレス社版の本において、より詳細に定義さ
れている。
【0014】揮発性である場合は、シリコーン類は、特
に60℃〜260℃の沸点を有するもの、中でも次のも
のから選択される: (i) 3〜7、好ましくは4〜5のケイ素原子を有する
環状シリコーン類。それらは、例えば、特に、ローン-
プーラン社(Rhone-Poulenc)から「シルビオン(Silbion
e)70045V2」又はユニオン・カーバイド社から
「揮発性シリコーン7207」の名称で販売されている
オクタメチルシクロテトラシロキサン、ローン-プーラ
ン社から「シルビオン70045V5」及びユニオン・
カーバイド社から「揮発性シリコーン7158」の名称
で販売されているデカメチルシクロペンタシロキサン、
及びそれらの混合物である。また、ジメチルシロキサン
/メチルアルキルシロキサン型のシクロコポリマー、例
えば次の化学構造:
【化3】 を有し、ユニオン・カーバイド社から販売されている
「揮発性シリコーンFZ3109」を挙げることができ
る。更に、オルガノシリコン化合物と環状シリコーン類
の混合物、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサン
とテトラトリメチルシリルペンタエリトリトール(50
/50)の混合物、及びオクタメチルシクロテトラシロ
キサンとオキシ-1,1'-ビス(2,2,2',2',3,3'-ヘ
キサトリメチルシリルオキシ)ネオペンタンの混合物を
挙げることができる。
【0015】(ii) 2〜9のケイ素原子を有し、25
℃で5x10−6/s以下の粘度を有する直鎖状の
揮発性シリコーン類。例えば、特に、トライ・シリコー
ン社(Toray Silicone)から「SH200」の名称で販売
されているデカメチルテトラシロキサンがある。また、
このカテゴリーの一部を形成するシリコーン類は、コス
メティクス・アンド・トイレトリーズ(Cosmetics and Toi
letries)の第91巻、1月、76、27-32頁、トッド・アンド・
バイヤー(Todd & Byers)の「化粧品用の揮発性シリコー
ン流体(Volatile Silicone Fluids for Cosmetics)」に
おいて公開されている論文に記載されている。
【0016】非揮発性シリコーン類、特にポリアルキル
シロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルア
リールシロキサン、シリコーンガム及び樹脂、有機官能
基で変性したポリオルガノシロキサン、及びそれらの混
合物が、好ましく使用される。これらのシリコーン類
は、特にポリアルキルシロキサンから選択され、中で
も、25℃で5x10−6〜2.5m/s、好ましく
は1x10−5〜1m/sの粘度を有するトリメチル
シリル末端基を有するポリジメチルシロキサンを主とし
て挙げることができる。シリコーン類の粘度は、例えば
ASTM規格445アペンディクスCに従って25℃で
測定される。
【0017】これらポリアルキルシロキサンとしては、
限定するものではないが、次の市販品: − ローン-プーラン社から販売されているミラシル(Mi
rasil)油又は47及び70047シリーズのシルビオン
油、例えばオイル70047V500000; − ローン-プーラン社から販売されているミラシルシ
リーズの油; − ダウ・コーニング社(Dow Corning)の200シリーズ
の油、特に60000Cstの粘度を有するDC20
0; − ジェネラル・エレクトリック社(General Electric)
社のビスカシル(Viscasil)油及びジェネラル・エレクト
リック社のSFシリーズの所定の油(SF96、SF1
8);を挙げることができる。
【0018】また、ジメチルシラノール末端基を有する
ポリジメチルシロキサン(CTFA名によればジメチコ
ノール)、例えばローン-プーラン社の48シリーズの油
を挙げることもできる。更に、このカテゴリーのポリア
ルキルシロキサンとしては、ポリ(C-C20)アルキ
ルシロキサンであり、ゴールドシュミット社(Goldschmi
dt)から「アビルワックス(Abil Wax)9800及び98
01」の名称で販売されている製品を挙げることができ
る。ポリアルキルアリールシロキサンは、特に、25℃
で1x10−5〜5x10 −2/sの粘度を有す
る、直鎖状及び/又は分枝状のポリジメチルジフェニル
シロキサン及びポリジメチルメチルフェニルシロキサン
から選択される。
【0019】これらポリアルキルアリールシロキサンと
しては、例えば、次の名称で販売されている製品: ・ローン-プーラン社の70641シリーズのシルビオ
ン油; ・ローン-プーラン社のロードルシル(Rhodorsil)706
33及び763シリーズの油; ・ダウ・コーニング社のダウ・コーニング556コスメテ
ィック・グレード・フルイド(Cosmetic Grade Fluid)油; ・バイエル社(Bayer)のPKシリーズのシリコーン、例
えば製品名PK20; ・バイエル社のPN及びPHシリーズのシリコーン、例
えば製品名PN1000及びPH1000; ・ジェネラル・エレクトリック社のSFシリーズのある
種の油、例えばSF1023、SF1154、SF12
50及びSF1265;を挙げることができる。
【0020】本発明で使用可能なシリコーンガムは、特
に、溶媒中で、単独又は混合物として使用され、200
000〜1000000の高い数平均分子量を有するポ
リジオルガノシロキサンである。この溶媒は、揮発性シ
リコーン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)油、ポリ
フェニルメチルシロキサン(PPMS)油、イソパラフィ
ン、ポリイソブチレン、塩化メチレン、ペンタン、ドデ
カン及びトリデカン、又はそれらの混合物から選択する
ことができる。特に、次の製品: − ポリジメチルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサン
ガム、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/フェニルメチルシロキサ
ン、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン/
メチルビニルシロキサン、を挙げることができる。
【0021】特に、本発明で使用可能な製品としては、
次の混合物を挙げることができる: ・鎖の末端がヒドロキシル化したポリジメチルシロキサ
ン(CTFA辞書における命名法によればジメチコノー
ルと称される)と環状のポリジメチルシロキサン(CTF
A辞書における命名法によればシクロメチコーンと称さ
れる)から形成される混合物、例えばダウ・コーニング社
から販売されている製品であるQ2・1401。 ・環状のシリコーンとポリジメチルシロキサンガムから
形成される混合物、例えば、ジェネラル・エレクトリッ
ク社の製品であるSF1214シリコーンフルイド;こ
の製品は、デカメチルシクロペンタシロキサンに相当す
るSF1202シリコーンフルイド油に溶解した、数平
均分子量500000を有する、ジメチコーンに相当す
るSF30ガムである。 ・異なる粘度を有する2つのPDMS、特に、PDMS
ガムとPDMSオイルの混合物、例えばジェネラル・エ
レクトリック社の製品であるSF1236。製品名SF
1236は、20m/sの粘度を有する上述したガム
SE30と、5x10−6/sの粘度を有するオイ
ルSF96の混合物である。この製品は、好ましくは1
5%のSE30ガムと85%のSF96オイルを含有す
る。
【0022】本発明で使用可能なオルガノポリシロキサ
ン樹脂は、Rが1〜16の炭素原子を有する炭化水素基
又はフェニル基を示す、次の単位:RSiO2/2
SiO1/2、RSiO3/2及びSiO4/2
を含有する架橋したシロキサン系である。これらの生成
物の中で特に好ましいものは、RがC-C低級アル
キル基、特にメチル又はフェニル基を示すものである。
これらの樹脂としては、ジメチル/トリメチルシロキサ
ン構造のシリコーン類であり、ジェネラル・エレクトリ
ック社から「シリコーン・フルイドSS4230及びS
S4267」の名称で販売されているもの、又は「ダウ
・コーニング593」の名称で販売されている製品を挙
げることができる。また、特に信越社からX22-49
14、X21-5034及びX21-5037の名称で販
売されているトリメチルシロキシシリカート型の樹脂を
挙げることもできる。
【0023】本発明で使用可能な有機修飾(organomodif
ied)されたシリコーン類は、その構造に、炭化水素基を
介して結合する一又は複数の有機官能基を含有する、上
述したシリコーン類である。有機修飾されたシリコーン
類としては次のものを挙げることができる: − C-C24アルキル基を有していてもよい、ポリ
エチレンオキシ及び/又はポリプロピレンオキシ基を有
するポリオルガノシロキサン、例えばダウ・コーニング
社からQ2・5200の名称で販売されている、
(C12)アルキルメチコーンコポリオール、及びユニオ
ン・カーバイド社の油であるシルウェット(Silwet)L7
22、L7500、L77及びL711、又はダウ・コ
ーニング社からDC1248の名称で販売されているジ
メチコーンコポリオールとして公知の製品; − 置換又は非置換のアミン基を有するポリオルガノシ
ロキサン、例えばジェネシー社(Genesee)からGP71
00及びGP4シリコーン・フルイドの名称で販売され
ている製品、又はダウ・コーニング社からQ2・8220
及びダウ・コーニング929もしくは939の名称で販
売されている製品。置換されたアミン基は、特にC-
アミノアルキル基である; − チオール基を有するポリオルガノシロキサン、例え
ばジェネシー社から「GP72A」及び「GP71」の
名称で販売されている製品; − アルコキシル化基を有するポリオルガノシロキサ
ン、例えばSWSシリコーン社から「シリコーン・コポ
リマーF-755」の名称で、またゴールドシュミット
社からアビルワックス2428、2434及び2440
の名称で販売されている製品; − ヒドロキシル基を有するポリオルガノシロキサン、
例えば式(V):
【化4】 [上式中、R基は同一でも異なっていてもよく、メチ
ル及びフェニル基から選択され;R基の少なくとも6
0モル%はメチルを示し;R'基は、二価のC -C
18炭化水素系アルキレン鎖単位であり;pは1〜30
であり;qは1〜150である]に相当し、仏国特許公
開第85/16334号に記載されているヒドロキシア
ルキル官能基を有するポリオルガノシロキサン; − アシルオキシアルキル基を有するポリオルガノシロ
キサン、例えば、式(VI):
【化5】 [上式中、Rはメチル、フェニル、-OCOR又は
ヒドロキシル基を示し、ケイ素原子に付きR基の一つ
のみをOHにすることができ;R'はメチル、フェニ
ルを示し;全てのR及びR'基の少なくとも60モ
ル%はメチルを示し;RはC-C20のアルキル又
はアルケニルを示し;R”は直鎖状又は分枝状で、二価
のC-C18炭化水素系アルキレン基を示し;rは1
〜120であり;pは1〜30であり;qは0に等しい
か、又は0.5p未満であり、p+qは1〜30であ
る]に相当し、米国特許第4957732号に記載され
ているポリオルガノシロキサン;式(VI)のポリオルガ
ノシロキサンは次の基:
【化6】 を、p+q+rの合計の15%を越えない割合で含有可
能である; − カルボキシル型のアニオン性基を有するポリオルガ
ノシロキサン、例えばチッソ・コーポレーション(Chisso
Corporation)からの欧州特許第186507号に記載
されている製品、又はアルキルカルボキシル型のアニオ
ン基を含有するポリオルガノシロキサン、例えばシンエ
ツ社の製品名X-22-3701E;2-ヒドロキシアル
キル-スルホナートを有するポリオルガノシロキサン;
2-ヒドロキシアルキル-チオスルホナートを有するポリ
オルガノシロキサン、例えばゴールドシュミット社から
「アビルS201」及び「アビルS255」の名称で販
売されている製品; − ヒドロキシアシルアミノ基を有するポリオルガノシ
ロキサン、例えば欧州特許出願第342834号に記載
されているポリオルガノシロキサン。例えばダウ・コー
ニング社の製品であるQ2-8413を挙げることがで
きる。
【0024】また、本発明においては、ポリシロキサン
部位と非シリコーン有機鎖からなる部位とを有し、該2
つの部位の一方はポリマーの主鎖を構成し、他方は該主
鎖にグラフトしているシリコーン類を使用することがで
きる。これらのポリマーは、例えば、欧州特許公開第4
12704号、欧州特許公開第412707号、欧州特
許公開第640105号、国際公開95/00578
号、欧州特許公開第582152号及び国際公開93/
23009号及び米国特許第4693935号、同47
28571号及び同4972037号に記載されてい
る。これらのポリマーは、好ましくはアニオン性又は非
イオン性である。このようなポリマーは、例えば: a) 50〜90重量%のtert-ブチルアクリラート; b) 0〜40重量%のアクリル酸; c) 5〜40重量%の次の式:
【化7】 (上式中、vは、5〜700の範囲の数である)で、重量
%がモノマーの全重量に対して算出されたものであるシ
リコーンマクロマー;からなるモノマー混合物から出発
して、ラジカル重合により得ることのできるコポリマー
である。
【0025】グラフトシリコーンポリマーの他の例とし
ては、特に、ポリ(メタ)アクリル酸型及びポリアルキル
(メタ)アクリラート型のポリマー単位が混合して、チオ
プロピレン型の連結鎖を介してグラフトしたポリジメチ
ルシロキサン(PDMS)、及びポリイソブチル(メタ)ア
クリラート型のポリマー単位が、チオプロピレン型の連
結鎖を介してグラフトしたポリジメチルシロキサン(P
DMS)がある。また、本発明において、全てのシリコ
ーン類は、エマルション、ナノエマルション又はマイク
ロエマルションの形態で使用することができる。
【0026】本発明において特に好ましいポリオルガノ
シロキサンは: − トリメチルシリル末端基を有するポリアルキルシロ
キサンファミリーから選択される非揮発性シリコーン
類、例えば25℃で0.2〜2.5m/sの粘度を有
する油、例えばダウ・コーニング社のDC200シリー
ズの油、特に、60000Cstの粘度を有するもの、
ローン・プーラン社から販売されているシルビオン70
047及び47シリーズのもの、特にオイル70047
V500000、ジメチルシラノール末端基を有するポ
リアルキルシロキサン、例えばジメチコノール、又はポ
リアルキルアリールシロキサン、例えばローン・プーラ
ン社から販売されている油であるシルビオン70641
V200; − ダウ・コーニング593の名称で販売されているポ
リオルガノシロキサン樹脂; − アミン基を有するポリシロキサン、例えばアモジメ
チコーン(amodimethicone)又はトリメチルシリルアモジ
メチコーン; − 第4級アンモニウム基を含むポリシロキサン類であ
る。
【0027】本発明において、シリコーン(類)は、最終
組成物の全重量に対して0.001〜20重量%、好ま
しくは0.01〜10重量%、更に好ましくは0.1〜
3重量%を占めることができる。また本発明の組成物
は、またアニオン性、両性及び非イオン性界面活性剤、
又はそれらの混合物から選択される少なくとも1つの界
面活性剤を含有することができ、これは、組成物の全重
量に対して、一般に約0.1〜60重量%、好ましくは
3〜40重量%、更に好ましくは5〜30重量%の量で
存在する、
【0028】本発明を実施するた特に好適な界面活性剤
は、特に次のものである: (i)アニオン性界面活性剤(類): 本発明において、その性質は真に臨界的な重要性を持た
ない。本発明において、単独で又は混合物として使用可
能なアニオン性界面活性剤の例として、特に(非限定的
列挙)、次の化合物:アルキルスルファート類、アルキ
ルエーテルスルファート類、アルキルアミドエーテルス
ルファート類、アルキルアリールポリエーテルスルファ
ート類、モノグリセリドスルファート類;アルキルスル
ホナート類、アルキルホスファート類、アルキルアミド
スルホナート類、アルキルアリールスルホナート類、α
-オレフィンスルホナート類、パラフィンスルホナート
類;アルキルスルホスクシナート類;アルキルエーテル
スルホスクシナート類、アルキルアミドスルホスクシナ
ート類;アルキルスルホスクシナマート類;アルキルス
ルホアセタート類;アルキルエーテルホスファート類;
アシルサルコシナート類;アシルイセチオナート類及び
N-アシルタウラート類の塩類(特にアルカリ性の塩、中
でもナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノ
アルコール塩又はマグネシウム塩)を挙げることがで
き;これら全ての種々の化合物のアルキル又はアシル基
は、好ましくは8〜24の炭素原子を有し、アリール基
は、好ましくはフェニル又はベンジル基である。また、
使用可能なアニオン性界面活性剤として、脂肪酸塩、例
えばオレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸又はス
テアリン酸の塩、ヤシ油酸又は水素化ヤシ油酸の塩;ア
シル基が8〜20の炭素原子を有するアシルラクチラー
ト類を挙げることもできる。更に、弱アニオン性界面活
性剤として、例えばアルキル-D-ガラクトシドウロン酸
及びそれらの塩、並びにポリオキシアルキレン化(C-
24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアル
キレン化(C-C24)アルキルアリールエーテルカル
ボン酸、ポリオキシアルキレン化(C-C24)アルキ
ルアミドエーテルカルボン酸及びそれらの塩類、特に2
〜50のエチレンオキシド基を有するもの、及びそれら
の混合物を挙げることもできる。本発明において好適に
使用されるアニオン性界面活性剤には、アルキルスルフ
ァート塩とアルキルエーテルスルファート塩及びその混
合物がある。
【0029】(ii)非イオン性界面活性剤(類): 非イオン性界面活性剤は、それ自体よく知られている化
合物[これに関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社
(グラスゴー及びロンドン)から出版されている、エム・
アール・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤ハンドブ
ック(Handbook of Surfactants)」(1991年、116-178頁)
を参照]であり、本発明において、それらの性質はあま
り重要な特徴ではないと仮定している。しかして、それ
らは、特に(非限定的列挙)、例えば8〜18の炭素原子
を有する脂肪鎖を有するポリエトキシル化、ポリプロポ
キシル化又はポリグリセロール化された脂肪酸、アルキ
ルフェノール類、α-ジオール類又はアルコール類から
選択可能で、特に、エチレンオキシド又はプロピレンオ
キシド基の数が2〜50、グリセロール基の数が2〜3
0の範囲とされるものである。また、エチレンオキシド
及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪アルコール
とエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの縮合物;
好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有するポ
リエトキシル化脂肪アミド類、平均1〜5、特に1.5
〜4のグリセロール基を有するポリグリセロール化脂肪
アミド類;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシド
を有するポリエトキシル化脂肪アミン類;2〜30モル
のエチレンオキシドを有するオキシエチレン化されたソ
ルビタンの脂肪酸エステル類;スクロースの脂肪酸エス
テル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類、
アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグルカミン誘
導体、アミンオキシド類、例えば(C10-C14)アル
キルアミンオキシド類又はN-アシルアミノプロピルモ
ルホリンオキシド類を挙げることもできる。アルキルポ
リグリコシド類が、本発明において、特に適切な非イオ
ン性界面活性剤を構成することを特筆しておく。
【0030】(iii)両性界面活性剤(類): 本発明において、両性界面活性剤の性質は臨界的な重要
性を持つものではなく、特に(非限定的列挙)、脂肪族基
が8〜22の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の鎖で
あり、少なくとも1つの水溶性のアニオン基(例えば、
カルボキシラート、スルホナート、スルファート、ホス
ファート又はホスホナート)を含有する、脂肪族の第2
級又は第3級アミンの誘導体であってよく;更に、(C
-C20)アルキルベタイン類、スルホベタイン類、
(C-C20)アルキルアミド(C-C)アルキルベタ
イン類又は(C-C20)アルキルアミド(C-C)ア
ルキルスルホベタイン類を挙げることができる。
【0031】アミン誘導体としては: R-CONHCHCH-N(R)(R)(CHCOO-) (2) [上式中;Rは、加水分解されたヤシ油中に存在する
酸R-COOHのアルキル基、ヘプチル、ノニル又は
ウンデシル基を示し、Rはβ-ヒドロキシエチル基を
示し、Rはカルボキシメチル基を示す];及び R-CONHCHCH-N(B)(C) (3) [上式中、Bは、-CHCHOX'を示し、Cは、Z
=1又は2である-(CH)-Y'を示し、X'は、-C
CH-COOH基又は水素原子を示し、Y'は、-
COOH又は-CH-CHOH-SOH基を示し、R
は、加水分解された亜麻仁油又はヤシ油中に存在する
酸R-COOHのアルキル基、アルキル基、特に
、C、C11又はC13アルキル基、C アル
キル基及びそのイソ形、又は不飽和のC17基を示
す];の構造を有し、米国特許第2528378号及び
同2781354号に記載されているような、ミラノー
ル(MIRANOL)の名称で販売されている製品を挙げること
ができる。
【0032】これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナ
トリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアン
ホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetat
e)、カプリルアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Capr
ylamphodiacetate)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウ
ム(Disodium Capryloamphodiacetate)、ココアンホ二プ
ロピオン酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropion
ate)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disod
ium Lauroamphodipropionate)、カプリルアンホ二プロ
ピオン酸二ナトリウム(Disodium Caprylamphodipropion
ate)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Dis
odium Capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プ
ロピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸の名称で、CT
FA辞典、第5版、1993に分類されている。例えば、ロ
ーン・プーラン社からミラノールC2M濃縮物の商品名
で市販されている、ココアンホジアセタートを挙げるこ
とができる。
【0033】本発明の組成物においては、界面活性剤の
混合物、特にアニオン性界面活性剤と両性又は非イオン
性界面活性剤との混合物が好ましく使用される。特に好
ましい混合物は、少なくとも1つのアニオン性界面活性
剤と、少なくとも1つの両性界面活性剤からなる混合物
である。好適に使用されるアニオン性界面活性剤は、
(C12-C14)アルキルスルファートのアンモニウ
ム、トリエタノールアミン又はナトリウム、2.2mo
lのエチレンオキシドでオキシエチレン化された(C
12-C14)アルキルエーテルスルファートのアンモニ
ウム、トリエタノールアミン又はナトリウム、ココイル
イセチオン酸ナトリウム及び(C14-C16)-α-オレ
フィンスルホン酸ナトリウム及び; − 両性界面活性剤、例えば、特に、38%の活性物質
を含有する水溶液として「ミラノールC2M・Con
c」の商品名で、又は「ミラノールC32」の名称で、
ローン・プーラン社から市販されているココアンホ二プ
ロピオン酸二ナトリウム又はココアンホプロピオン酸ナ
トリウムと称されるアミン誘導体か; − 又は双性イオン性型の両性界面活性剤、例えばアル
キルベタイン類、特に、ヘンケル社から、32%の活性
物質を含有する水溶液として「デハイトン(DEHYTON)A
B30」の名称で市販されているココベタイン等のアル
キルベタイン類、のいずれかとの混合物から選択され
る。
【0034】更により好ましくは、本発明に係る組成物
は少なくとも1つのカチオン性界面活性剤を含有するこ
とができる。カチオン性界面活性剤は、次のものから選
択することができる: A) 第4級アンモニウム塩で以下の一般式(IV)のも
の:
【化8】 [ここで、Xは、ハロゲン化物(塩化物、臭化物又はヨウ
化物)又は(C−C)アルキルスルファート、より詳
細には硫酸メチル、ホスファート、アルキル又はアルキ
ルアリールスルホナート、アセテート又はラクタートの
ような有機酸から誘導されるアニオンを表し、 i) RないしR基は、同一でも異なっていてもよ
く、直鎖状または分枝状の1ないし4の炭素原子を有す
る脂肪族基、又はアリールもしくはアルキルアリールの
ような芳香族基を表す。脂肪族基は、特に酸素、窒素、
イオウ又はハロゲンのようなヘテロ原子を含んでいても
よい。脂肪族基は、例えばアルキル、アルコキシ及びア
ルキルアミド基から選択され、Rは16〜30の炭素
原子を含む直鎖状または分枝状のアルキル基を示す。カ
チオン性界面活性剤は好ましくはベヘニルトリメチルア
ンモニウム塩(例えば塩化物)である。 ii) R及びR基は、同一でも異なっていてもよ
く、直鎖状または分枝状の1ないし4の炭素原子を有す
る脂肪族基、又はアリールもしくはアルキルアリールの
ような芳香族基を表す。脂肪族基は、特に酸素、窒素、
イオウ又はハロゲンのようなヘテロ原子を含んでいても
よい。脂肪族基は、例えば約1〜4の炭素原子を含むア
ルキル、アルコキシ及びアルキルアミド基及びヒドロキ
シアルキル基から選択される。R及びRは、同一で
も異なっていてもよく、12〜30の炭素原子を有する
直鎖状または分枝状のアルキル基を表し、該基は少なく
とも1つのエステル又はアミド官能基を含む。R及び
は、特に(C12−C22)アルキルアミド(C
)アルキル及び酢酸(C12−C22)アルキル基か
ら選択される。カチオン性界面活性剤は、好ましくはス
テアラミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)ア
ンモニウム塩(例えば塩化物)である。
【0035】B) − 例えば以下の式(V)のものの
ようなイミダゾリニウムの第4級アンモニウム塩:
【化9】 [ここで、Rは例えば獣脂脂肪酸誘導体のような、8
〜30の炭素原子を有するアルケニル又はアルキル基を
表し、Rは水素原子、C−Cアルキル基、又は8
〜30の炭素原子を有するアルケニル又はアルキル基を
表し、RはC−Cアルキル基を表し、Rは水素
原子又はC−Cアルキル基を表し、Xはハロゲン化
物、ホスファート、アセテート、ラクタート、アルキル
スルファート、アルキルスルホナート又はアルキルアリ
ールスルホナートからなる群から選択されるアニオンで
ある。R及びRは、好ましくは、12〜21の炭素
原子を含むアルケニル又はアルキル基の混合物、例えば
獣脂脂肪酸誘導体を示し、R はメチルを示し、R
水素を示す。このような製品は、例えば、ウィトコ(Wit
co)社により「レウォクォート(Rewoquat)」W75、W
90、W75PG及びW75HPGなる名称で販売され
ている、クォーターニウム(Quaternium)-27(CTFA
1997)又はクォーターニウム-83(CTFA199
7)である。]
【0036】C) − 次の式(VI)の第4級ジアンモ
ニウム塩:
【化10】 [ここで、Rは約16〜30の炭素原子を有する脂肪
族基を示し、R10、R 11、R12、R13及びR
14は同一でも異なっていてもよく、水素及び1〜4の
炭素原子を有するアルキル基から選ばれ、Xはハロゲン
化物、アセテート、ホスファート、ニトラート及びメチ
ルスルファートからなる群から選ばれるアニオンであ
る。このような第4級ジアンモニウム塩は特にプロパン
獣脂ジアンモニウムジクロリドからなる。]
【0037】D) − 以下の式(VII)の少なくとも
1つのエステル官能基を含む第4級アンモニウム塩:
【化11】 {ここで、 − R15はC−Cアルキル基とC−Cのヒド
ロキシアルキル基又はジヒドロキシアルキルから選択さ
れ; − R16は、 − 以下の基
【化12】 − 直鎖状もしくは分枝状で飽和又は不飽和のC−C
22炭化水素系基であるR20、 − 水素原子から選択され、 − R18は、 − 以下の基
【化13】 − 直鎖状もしくは分枝状で飽和又は不飽和のC−C
炭化水素系基であるR22、 − 水素原子から選択され、 − R17、R19及びR21は、同一でも異なってい
てもよく、直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和のC
21炭化水素系基から選択され; − n、p及びrは、同一でも異なっていてもよい、2
から6の範囲の整数であり; − yは1から10までの範囲の整数であり; − xとzは、同一でも異なっていてもよく、0から1
0の範囲の整数であり; − Xは有機または無機の単または複アニオンであ
り;ここで、x+y+zの合計が1〜15の範囲であ
り、xが0のときR16はR を示し、zが0のとき
18はR22を示す}のものである。
【0038】より詳細には、式(VII)において、 − R15がメチル又はエチル基を示し、 − xとyが1に等しく; − zが0又は1に等しく; − n、p及びrが2に等しく; − R16が、 − 次の式:
【化14】 の基、 − メチル、エチル又はC14−C22炭化水素系基、 − 水素原子から選ばれ;R17、R19及びR
21が、同一でも異なっていてもよく、直鎖状又は分枝
状で飽和又は不飽和のC−C21炭化水素系基から選
択され; − R18が、 − 次の式:
【化15】 の基、 − 水素原子から選ばれるアンモニウム塩が使用され
る。
【0039】このような化合物は、例えば、ヘンケル社
によってデハイクォート(Dehyquart)の商品名で、ステ
パン(Stepan)社によってステパンクォート(Steepanqua
t)の商品名で、セカ(Ceca)社によってノキサミウム(Nox
amium)の商品名で、リウォ-ウィトコ(Rewo-Witco)社に
よってリウォクォート(Rewoquat)WE18の商品名で市
販されている。好適な第4級アンモニウムの塩として
は、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド及びヴァ
ンダイク(Van Dyk)社から「セファリル(Cepharyl)7
0」の名称で販売されているステアラミドプロピルメチ
ル(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロリド、及び
ウィトコ社から販売されているクォーターニウム(Quate
rnium)-27又はクォーターニウム-83が挙げられる。
カチオン性界面活性剤は、組成物の全重量に対して0.
1〜10重量%、好ましくは0.5〜7重量%、より好
ましくは1〜5重量%の範囲の濃度で一般に存在する。
【0040】本発明の組成物は、また、増粘剤、香料、
真珠光沢剤、防腐剤、シリコーン又は非シリコーンサン
スクリーン剤、ビタミン類、プロビタミン類、カチオン
性、両性、アニオン性又は非イオン性ポリマー、タンパ
ク質、タンパク加水分解物、18-メチルエイコサン
酸、ヒドロキシ酸、パンテノール、植物、動物、鉱物又
は合成油、セラミド、擬似セラミド、及び化粧品に一般
的に使用されている任意の他の添加剤で、本発明の組成
物の性質に影響を及ぼさないものから選択される少なく
とも1つの添加剤を更に含有することができる。これら
の添加剤は、組成物の全重量に対して0〜20重量%の
範囲とできる割合で本発明の組成物中に存在する。各添
加剤の厳密な量は、その性質とその機能に応じて当業者
が容易に決定することができる。
【0041】本発明に係る組成物は、ケラチン繊維、例
えば毛髪、皮膚、睫毛、眉毛、爪、唇又は頭皮、そして
より詳細には毛髪を洗浄又はトリートメントするために
使用することができる。本発明に係る組成物は洗い流す
リンスアウトコンディショナー又は洗い流さないリーブ
インコンディショナー組成物とすることができる。本発
明に係る組成物は、シャンプー、シャワーゲル及び泡立
て浴剤又はメークアップ除去製品のような洗浄組成物と
することができる。本発明のこの実施態様では、組成物
は一般的に水性である洗浄基剤を含有する。洗浄基剤を
構成する界面活性剤は、上述のアニオン性、両性及び非
イオン性界面活性剤から、単独に又は混合物として、優
劣なく選択することができる。洗浄基剤の量と質は、満
足できる発泡力及び/又は満足できる洗浄力を最終組成
物に付与するのに十分なものである。しかして、本発明
において、洗浄基剤は、最終組成物の全重量に対して4
〜50重量%、好ましくは6〜35重量%、更に好まし
くは8〜25重量%である。
【0042】本発明の主題はまた皮膚又は毛髪のような
ケラチン物質をトリートメントするための方法であっ
て、上述の化粧品組成物をケラチン物質に適用し、つい
で必要に応じてそれを水で洗い流すことからなることを
特徴とする方法である。しかして、本発明のこの方法に
よれば、皮膚、毛髪又は任意の他のケラチン物質からの
メークアップの除去、洗浄、ケア、トリートメント及び
ヘアスタイルの維持をすることが可能になる。本発明の
組成物は、また、毛髪のパーマネント処理、ストレート
パーマ処理、染毛又はブリーチング用の組成物の形態、
あるいは染毛、毛髪のブリーチング、パーマネント処理
又はストレートパーマ処理の前又は後に、あるいはパー
マネント処又はストレートパーマ処理の施術の2工程間
に適用される洗い流す組成物の形態とすることができ
る。
【0043】本発明に係る組成物はまた皮膚のケア及び
/又は毛髪のケアのための水性又は水性-アルコール性
ローションの形態とすることもできる。本発明に係る化
粧品組成物は、ゲル、ミルク、クリーム、エマルショ
ン、増粘ローション又はムースの形態にすることがで
き、皮膚、爪、睫毛、唇、そしてより詳細には毛髪に対
して使用することができる。本組成物は様々な形態に包
装することができ、特に組成物を気化した形又は泡の形
で適用することを可能にするために、ベーパライザー、
ポンプ式ディスペンサーボトル又はエアロゾール容器に
収容することができる。このような包装形態は、例え
ば、毛髪を処理するためのスプレー、ラッカー又はムー
スを得ることが望ましい場合に好適である。
【0044】
【実施例】上述した及び以下の全ての記載において、パ
ーセンテージは重量に基づいて表している。次に、実施
例により本発明を更に詳しく例証するが、記載した実施
例に限定されるものではない。実施例において、AMは
活性物質を意味する。 実施例1 次の組成を有する本発明に係るコンディショナーを調製
した: − ミリスチン酸、パルミチン酸及びステアリン酸 ミリスチル、セチル及びステアリルの混合物 1g − セチルアルコール 5g − ヒドロキシエチルセルロース (MW 1300000) 0.25g − ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド (ClariantのGenamin KDMP) 1gAM − α,ω-ビニル基を含むポリジメチルシロキサン/ α,ω-ヒドロゲノ基を含むポリジメチルシロキサンの コポリマーを67%AM含むカチオン性エマルション (ダウコーニング社のDC-1997) 0.8gAM − ポリジメチルシロキサン(ローディアシミー社の ミラシル(Mirasil)DM300) 5g − ポリジメチルシロキサン(ダウコーニング社の DC200フルイド-60000CS) 1g − 香料、防腐剤 適量 − 水 全体を100gとする量 洗浄し乾燥させた毛髪にこの組成物を適用した。2分間
毛髪に付着させたままにした後、水で洗い流した。この
コンディショナーで処理された毛髪は柔軟で滑らかであ
り、容易にもつれもほぐれた。
【0045】実施例2 次の組成を有する本発明に係るコンディショナーを調製
した: − α,ω-ビニル基を含むポリジメチルシロキサン/ α,ω-ヒドロゲノ基を含むポリジメチルシロキサンの コポリマーを67%AM含むカチオン性エマルション (ダウコーニング社のDC-1997) 0.8gAM − マルトデキストリン/水マトリックスに15% の濃度で入れたSMDI/ポリエチレングリコール/ アルキル(メチル/C18)末端コポリマー (ロームアンドハース社のAculyn46) 0.45AM − 鉱油に50%の濃度で入れた架橋エチルトリメチル アンモニウムメタクリレートクロリドのホモポリマー の逆相エマルション(チバガイギー社のSalcare SC95) 0.55gAM − ポリジメチルシロキサン(ローディアシミー社の ミラシル(Mirasil)DM50) 1g − セチルアルコールとステアリルアルコールの 混合物(50/50重量比) 6g − 香料、防腐剤 適量 − 水 全体を100gとする量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/13 A61K 7/13 7/50 7/50 C08L 83/07 C08L 83/07 (72)発明者 ヴィルジニ バイイ フランス国 92110 クリシー,リュ デ バテリェ 12

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種のシリコーンと、 −式(I): 【化1】 [上式中、Rは、水素原子又はエチレン性不飽和、特
    にビニル、アリル又はヘキセニルを含む脂肪族基等の連
    鎖付加反応により反応可能な基を表し;式(I)のR
    は1〜20の炭素原子を持つアルキル基、5〜6の炭素
    原子を有するシクロアルキル基、アリール基、7〜20
    の炭素原子を有するアルキルアリール基又はヒドロキシ
    ル基を表し、またエーテル、アミン、カルボキシル、ヒ
    ドロキシル、チオール、エステル、スルホナート又はス
    ルファート等の官能基を含んでいてもよく、nは、式
    (I)のポリシロキサンが好ましくは1〜1x10mm
    /sの動粘度を有するような整数である]の少なくと
    も1つのポリシロキサン(a)と、 −ポリシロキサン(a)のR基と反応可能な少なくとも
    1つで2つ以下の基を含む少なくとも1つのシリコーン
    化合物(b)の、触媒の存在下での付加反応により得られ
    る10〜100x10cPの粘度を持つ少なくとも
    1つのシリコーンコポリマーであって、ここでタイプ
    (a)又は(b)の少なくとも1つの化合物がエチレン性不
    飽和を含む脂肪族基を含むものとを、化粧品として許容
    可能な媒体中に含有することを特徴とする化粧品組成
    物。
  2. 【請求項2】 Rがメチルを示すことを特徴とする請
    求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 タイプ(b)の化合物が、ポリシロキサン
    (b)のR基がポリシロキサン(a)のR基と反応可能
    なタイプ(a)の他のポリシロキサンであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 シリコーンコポリマーが、少なくとも、 −(a)1つのα,ω-ジビニルポリジメチルシロキサンと −(b)1つのα,ω-ジヒドロゲノポリジメチルシロキサ
    ンとの、ヒドロシリル化触媒の存在下での付加反応によ
    り得られることを特徴とする請求項1ないし3の何れか
    1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 シリコーンコポリマーが水性エマルショ
    ンの形態であることを特徴とする請求項1ないし4の何
    れか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 シリコーンコポリマーが、組成物の全重
    量に対して0.05〜10重量%の濃度で存在すること
    を特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】 上記シリコーンが ポリアルキルシロキ
    サン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリール
    シロキサン、シリコーンガム及び樹脂、有機官能基で修
    飾したポリオルガノシロキサン、及びそれらの混合物か
    ら選択されるポリオルガノシロキサンであることを特徴
    とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 (a)ポリアルキルシロキサンが、 − トリメチルシリル末端基を有するポリジメチルシロ
    キサン; − ジメチルシラノール末端基を有するポリジメチルシ
    ロキサン; − ポリ(C-C20)アルキルシロキサン;から選択
    され; (b)ポリアルキルアリールシロキサンが、 − 25℃で1x10−5〜5x10−2/sの粘
    度を有する直鎖状及び/又は分枝状のポリジメチルジフ
    ェニルシロキサン、ポリジメチルメチルフェニルシロキ
    サンから選択され; (c)シリコーンガムが、溶媒中で単独又は混合物の形態
    で使用され、200000〜1000000の数平均分
    子量を有するポリジオルガノシロキサンから選択され
    ; (d)樹脂が、Rが1〜16の炭素原子を有する炭化水素
    系基又はフェニル基を示す、次の単位: RSiO1/2、RSiO2/2、RSi
    3/2、SiO4/2、からなる樹脂から選択され; (e)有機修飾されたシリコーン類が、その構造に、炭化
    水素系基を介して結合する一又は複数の有機官能基を有
    するシリコーン類から選択される、ことを特徴とする請
    求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 単独又は混合物の形態で使用されるシリ
    コーンガムが、次の構造体: − ポリジメチルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサ
    ン、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/フェニルメチルシロキサ
    ン、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン/
    メチルビニルシロキサン、及び次の混合物: − 鎖の末端がヒドロキシル化したポリジメチルシロキ
    サンと環状のポリジメチルシロキサンからなる混合物; − 環状のシリコーンとポリジメチルシロキサンガムか
    らなる混合物; − 異なる粘度を有するポリジメチルシロキサンの混合
    物;から選択されることを特徴とする請求項7又は8に
    記載の組成物。
  10. 【請求項10】 有機修飾されたシリコーン類が: a)ポリエチレンオキシ及び/又はポリプロピレンオキ
    シ基を有するポリオルガノシロキサン; b)置換又は非置換のアミン基を有するポリオルガノシ
    ロキサン; c)チオール基を有するポリオルガノシロキサン; d)アルコキシル化基を有するポリオルガノシロキサ
    ン; e)ヒドロキシアルキル基を有するポリオルガノシロキ
    サン; f)アシルオキシアルキル基を有するポリオルガノシロ
    キサン; g)アルキルカルボキシル基を有するポリオルガノシロ
    キサン; h)2-ヒドロキシアルキルスルホナート基を有するポリ
    オルガノシロキサン; i)2-ヒドロキシアルキルチオスルホナート基を有する
    ポリオルガノシロキサン; j)ヒドロキシアシルアミノ基を有するポリオルガノシ
    ロキサン; k)第4級アンモニウム基を有するポリオルガノシロキ
    サンから選択されることを特徴とする請求項7又は8に
    記載の組成物。
  11. 【請求項11】 ポリオルガノシロキサンが、トリメチ
    ルシリル末端基を有するポリアルキルシロキサン、ジメ
    チルシラノール末端基を有するポリアルキルシロキサ
    ン、ポリアルキルアリールシロキサン、異なる粘度のガ
    ムと油とからなる2つのPDMSの混合物、オルガノシ
    ロキサンと環状シリコーンの混合物、ポリオルガノシロ
    キサン樹脂、及び第4級アンモニウムを含むポリシロキ
    サンから選択されることを特徴とする請求項7ないし1
    0のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 シリコーンが、組成物に不溶性のポリ
    オルガノシロキサンから選択されることを特徴とする請
    求項1ないし11の何れか1項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 シリコーンが、組成物の全重量に対し
    て、0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜1
    0重量%の濃度で存在していることを特徴とする請求項
    1ないし12の何れか1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 アニオン性、非イオン性及び両性の界
    面活性剤、及びそれらの混合物から選択される少なくと
    も1つの界面活性剤を更に含有することを特徴とする請
    求項1ないし13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 界面活性剤(類)が、組成物の全重量に
    対して、0.1〜60重量%、好ましくは3〜40重量
    %、更に好ましくは5〜30重量%の濃度で存在してい
    ることを特徴とする請求項14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 少なくとも1種のカチオン性界面活性
    剤を更に含有することを特徴とする請求項1ないし15
    の何れか1項に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 カチオン性界面活性剤が、組成物の全
    重量に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜
    7重量%、より好ましくは1〜5重量%の濃度で存在す
    ることを特徴とする請求項16に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 シャンプー、洗い流すリンスアウト又
    はリーブインコンディショナー、毛髪のパーマネント処
    理、ストレートパーマ処理、染毛又はブリーチング用の
    組成物、パーマネント処理又はストレートパーマ処理の
    施術の2工程間に適用される洗い流す組成物、あるいは
    ボディ洗浄組成物の形態であることを特徴とする請求項
    1ないし17の何れか1項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 ケラチン物質の洗浄又はケアのための
    用途を有する請求項1ないし18の何れか1項に記載の
    組成物。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし18の何れか1項に記
    載の化粧品組成物をケラチン物質に適用し、その後必要
    に応じて水で洗い流すことを特徴とする髪等のケラチン
    物質の処理方法。
  21. 【請求項21】 シリコーンを含有する化粧品組成物に
    おける、又は該組成物の製造における、請求項1ないし
    5の何れか1項に記載のシリコーンコポリマーの使用。
JP2000322029A 1999-10-20 2000-10-20 ビニルジメチコーン/ジメチコーンコポリマーとシリコーンを含有する化粧品組成物とその使用 Pending JP2001163735A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9913096A FR2799969B1 (fr) 1999-10-20 1999-10-20 Compositions cosmetiques contenant un copolymere vinyldimethicone/dimethicone et une silicone et leurs utilisations
FR9913096 1999-10-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001163735A true JP2001163735A (ja) 2001-06-19

Family

ID=9551143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000322029A Pending JP2001163735A (ja) 1999-10-20 2000-10-20 ビニルジメチコーン/ジメチコーンコポリマーとシリコーンを含有する化粧品組成物とその使用

Country Status (16)

Country Link
US (1) US7223384B1 (ja)
EP (1) EP1093806B1 (ja)
JP (1) JP2001163735A (ja)
KR (1) KR100369266B1 (ja)
CN (1) CN1196461C (ja)
AR (1) AR023276A1 (ja)
AT (1) ATE314052T1 (ja)
AU (1) AU744401B2 (ja)
BR (1) BR0005136B1 (ja)
CA (1) CA2323951C (ja)
DE (1) DE60025121T2 (ja)
ES (1) ES2255957T3 (ja)
FR (1) FR2799969B1 (ja)
HU (1) HUP0004104A3 (ja)
PL (1) PL199961B1 (ja)
RU (1) RU2212225C2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6630152B2 (en) * 1999-04-07 2003-10-07 Shen Wei (Usa), Inc. Aloe vera glove and manufacturing method
DE20114179U1 (de) * 2001-08-28 2001-10-25 Wella Ag Färbemittel für Keratinfasern
DE10259291B4 (de) * 2002-12-18 2006-02-23 Rudolf Gmbh & Co. Kg Chemische Fabrik Hochkonzentrierte, selbstemulgierende Zubereitungen, enthaltend Organopolysiloxane und Alkylammoniumverbindungen und deren Verwendung in wässrigen Systemen
GB2412375A (en) * 2004-03-02 2005-09-28 Croda Int Plc Ester slip agents
US8252271B2 (en) 2006-03-03 2012-08-28 L'oreal S.A. Hair styling compositions containing a silicone elastomer and a non-aqueous polar solvent
US20070286837A1 (en) * 2006-05-17 2007-12-13 Torgerson Peter M Hair care composition comprising an aminosilicone and a high viscosity silicone copolymer emulsion
EP2161018A1 (en) 2008-09-05 2010-03-10 KPSS-Kao Professional Salon Services GmbH Cleansing composition
EP2161016A1 (en) 2008-09-05 2010-03-10 KPSS-Kao Professional Salon Services GmbH Conditioning composition for hair
FR2954154B1 (fr) 2009-12-23 2012-02-24 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins un alcane lineaire volatil, au moins une silicone et au moins un corps gras dans un rapport corps gras/silicone particulier
FR2966351B1 (fr) * 2010-10-26 2015-12-18 Oreal Composition cosmetique comprenant un alcoxysilane a chaine grasse, un agent tensioactif anionique et un agent tensioactif non ionique, amphotere ou zwitterionique.
US9399722B2 (en) 2011-03-31 2016-07-26 The Armor All/Stp Products Company Compositions and methods for treating automotive surfaces
US8343238B1 (en) 2011-12-30 2013-01-01 L'oreal Sa. Process for altering the appearance of hair using a composition containing dyes and non-hydroxide bases
US8506651B2 (en) 2011-12-30 2013-08-13 L'oreal S.A. Process for altering the appearance of hair using a composition containing dyes and non-hydroxide bases
US8556994B2 (en) 2011-12-30 2013-10-15 L'oreal Process for altering the appearance of hair using a composition containing direct dyes and non-hydroxide bases
US8591872B2 (en) 2011-12-30 2013-11-26 L'oreal Composition and process for reducing the curl and frizziness of hair
US10596100B2 (en) 2012-12-19 2020-03-24 L'oreal Cosmetic compositions containing an alkoxysilane and a silsesquioxane resin
US9198849B2 (en) 2013-07-03 2015-12-01 The Procter & Gamble Company Shampoo composition comprising low viscosity emulsified silicone polymers
JP2016533340A (ja) 2013-09-27 2016-10-27 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 低粘度乳化シリコーンポリマーを含むヘアコンディショニング組成物
KR102369897B1 (ko) * 2020-03-12 2022-03-07 한국생산기술연구원 반응성 실리콘을 포함하는 다공성 동결건조물 형태의 화장료 조성물

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2528378A (en) 1947-09-20 1950-10-31 John J Mccabe Jr Metal salts of substituted quaternary hydroxy cycloimidinic acid metal alcoholates and process for preparation of same
US2781354A (en) 1956-03-26 1957-02-12 John J Mccabe Jr Imidazoline derivatives and process
JPS61148184A (ja) 1984-12-22 1986-07-05 Chisso Corp 片末端カルボキシル基含有シロキサン化合物
US4728571A (en) 1985-07-19 1988-03-01 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polysiloxane-grafted copolymer release coating sheets and adhesive tapes
FR2589476B1 (fr) 1985-10-30 1988-06-17 Rhone Poulenc Spec Chim Additif silicone pour polychlorure de vinyle
US4693935A (en) 1986-05-19 1987-09-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polysiloxane-grafted copolymer pressure sensitive adhesive composition and sheet materials coated therewith
EP0342834B1 (en) 1988-05-17 1995-01-25 Dow Corning Limited Treatment of fibrous materials
LU87273A1 (fr) * 1988-07-12 1990-02-07 Oreal Composition cosmetique capillaire a base de polyorganosiloxanes a fonction hydroxyalkyle
FR2641185B1 (fr) 1988-12-29 1991-04-05 Oreal Composition de rasage pour la peau a base de polyorganosiloxanes a fonction acyloxyalkyle et procede de mise en oeuvre
FR2649115B1 (fr) * 1989-06-29 1994-10-28 Rhone Poulenc Chimie Dispersion aqueuse a base d'huiles silicones et de (co)polymere organique reticulant en un elastomere par elimination de l'eau
ES2062384T3 (es) 1989-08-07 1994-12-16 Procter & Gamble Composiciones de acondicionamiento y marcado del cabello.
US4972037A (en) 1989-08-07 1990-11-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polysiloxane-grafted copolymer topical binder composition with novel fluorochemical comonomer and method of coating therewith
EP0412704B1 (en) 1989-08-07 1999-04-28 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Hair conditioning and styling compositions
EP0578747B1 (en) * 1991-04-05 1995-01-25 The Procter & Gamble Company Hair conditioning shampoo compositions with silicone conditioning agent
FR2677995B1 (fr) * 1991-06-21 1994-07-22 Oreal Composition de lavage et/ou de conditionnement des matieres keratiniques, contenant une silicone et un polymere amphotere derive de diallyldialkylammonium et d'un monomere anionique.
CA2117914A1 (en) 1992-05-12 1993-11-25 Kanta Kumar Polymers in cosmetics and personal care products
KR950701654A (ko) 1992-05-15 1995-04-28 제이코버스 코넬리스 레이서 폴리실록산-그래프트된 중합체를 함유하는 접착제 및 그의 화장료 조성물(adhesive agent containing polysiloxane-grafted polymer and cosmetic compositions thereof)
EP0582152B1 (en) 1992-07-28 2003-04-16 Mitsubishi Chemical Corporation A hair cosmetic composition
US5476901A (en) 1993-06-24 1995-12-19 The Procter & Gamble Company Siloxane modified polyolefin copolymers
FR2739288B1 (fr) * 1995-09-29 1997-11-07 Oreal Composition topique comprenant l'association d'un polymere de squelette non-silicone a greffons silicones et d'un polymere de squelette polysiloxanique a greffons non silicones
US5667771A (en) * 1996-03-21 1997-09-16 The Procter & Gamble Company Rinse-off hair care compositions using grafted copolymers
FR2755854B1 (fr) * 1996-11-15 1998-12-24 Oreal Nanoemulsion a base de lipides amphiphiles non-ioniques et cationiques et utilisations
GB9708182D0 (en) * 1997-04-23 1997-06-11 Dow Corning Sa A method of making silicone in water emulsions
US5929173A (en) * 1997-05-12 1999-07-27 The Procter & Gamble Company Toughened grafted polymers

Also Published As

Publication number Publication date
EP1093806B1 (fr) 2005-12-28
AU6545500A (en) 2001-04-26
AR023276A1 (es) 2002-09-04
RU2212225C2 (ru) 2003-09-20
HUP0004104A3 (en) 2002-02-28
ATE314052T1 (de) 2006-01-15
US7223384B1 (en) 2007-05-29
KR20010040131A (ko) 2001-05-15
BR0005136B1 (pt) 2011-10-18
PL199961B1 (pl) 2008-11-28
DE60025121T2 (de) 2006-08-03
FR2799969B1 (fr) 2001-12-07
PL343307A1 (en) 2001-04-23
DE60025121D1 (de) 2006-02-02
CN1316238A (zh) 2001-10-10
AU744401B2 (en) 2002-02-21
CA2323951C (fr) 2006-06-06
KR100369266B1 (ko) 2003-01-24
HU0004104D0 (en) 2000-12-28
ES2255957T3 (es) 2006-07-16
CA2323951A1 (fr) 2001-04-20
HUP0004104A2 (hu) 2001-09-28
EP1093806A1 (fr) 2001-04-25
BR0005136A (pt) 2001-05-29
FR2799969A1 (fr) 2001-04-27
CN1196461C (zh) 2005-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4131487B2 (ja) 両性デンプンとカチオン性コンディショナーを含有する化粧品用組成物及びその用途
KR100369269B1 (ko) 비닐 디메티콘/디메티콘 공중합체 및 양이온성 중합체를포함하는 화장 조성물, 및 그의 용도
JP3822547B2 (ja) メタクリル酸コポリマー、シリコーン、及びカチオン性ポリマーを含有する化粧品用組成物及びその用途
JP4064419B2 (ja) アニオン性界面活性剤、両性又は非イオン性界面活性剤及び多糖類を含む洗浄化粧品組成物とその用途
JP2001151629A (ja) ビニルジメチコーン/ジメチコーンコポリマーの水性エマルションと会合性増粘剤を含有する化粧品組成物とその使用
AU744401B2 (en) Cosmetic compositions containing a vinyl dimethicone/dimethicone copolymer and a silicone, and uses thereof
JP2004529957A (ja) デンプンとエステルを含有する化粧品用組成物とその用途
JP3678198B2 (ja) 乳白剤又は真珠光沢付与剤と少なくとも2種の脂肪アルコールを含有する組成物
AU721152B2 (en) Cosmetic compositions containing a cationic polymer of low molecular mass and a silicon and uses thereof
US20040120914A1 (en) Composition containing a quaternary silicone, a cation and two cationic polymers and method of use
AU744474B2 (en) Cosmetic compositions containing a vinyl dimethicone/dimethicone copolymer in aqueous emulsion and a thickener, and uses thereof
AU744526B2 (en) Cosmetic compositions containing a vinyl dimethicone/dimethicone copolymer emulsion and a cationic surfactant, and uses thereof
US8771659B2 (en) Cosmetic compositions comprising at least one starch and at least one peg fatty diester, and uses thereof
JP3986022B2 (ja) 真珠光沢剤としてのシクロデキストリンの用途及び真珠光沢組成物
JP2003516333A (ja) 第4級化シリコーンとカチオン性ポリマーを含有する化粧品用組成物とその使用
JP2005314420A (ja) 塩、シクロデキストリン、及び界面活性剤を含む化粧品組成物、並びにその使用
AU702648B2 (en) Detergent cosmetic compositions and use thereof
JP2003516334A (ja) 第4級化シリコーンと非アミンシリコーンを含有する化粧品用組成物とその使用
JP2003516332A (ja) 第4級化シリコーンと真珠光沢剤を含有する化粧品用組成物とその使用
MXPA00010162A (en) Cosmetic compositions containing a vinyldimethicone/dimethicone copolymer and a silicone and their use
CZ20003854A3 (cs) Kosmetické prostředky obsahující kopolymer vinyldimethikon/dimethikon a silikon a jejich použití

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040224

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040524

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050215

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060313

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061212