JP2001162875A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

Info

Publication number
JP2001162875A
JP2001162875A JP34775899A JP34775899A JP2001162875A JP 2001162875 A JP2001162875 A JP 2001162875A JP 34775899 A JP34775899 A JP 34775899A JP 34775899 A JP34775899 A JP 34775899A JP 2001162875 A JP2001162875 A JP 2001162875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
printing
roll paper
roll
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP34775899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001162875A5 (ja
Inventor
Yoshiteru Mochizuki
義晃 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP34775899A priority Critical patent/JP2001162875A/ja
Publication of JP2001162875A publication Critical patent/JP2001162875A/ja
Publication of JP2001162875A5 publication Critical patent/JP2001162875A5/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内蔵ロール紙が装填されている状態を確認で
き、誤って外部カット紙を挿入してしまうことを防止す
る。 【解決手段】カット紙41とロール紙40を共用可能な
印字装置において、ロール紙40の専用搬送路に第1の
紙センサ27a、カット紙41とロール紙40の共通搬
送路に第2の紙センサ27bを設け、第1の紙センサ2
7a及び第2の紙センサ27bが共に紙検知した場合、
または、第1の紙センサ27a又は第2の紙センサ27
bのいずれかが紙検知した場合には、少なくともロール
紙40が装填されている可能性があるものとして所定の
表示を行う。これにより、ロール紙40が装置内に装填
されている場合に、その状態を視覚的に確認することが
でき、そのような状態で誤ってカット紙41を挿入して
しまうことを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置外から挿入さ
れるカット紙と装置内に内蔵されるロール紙に印字可能
な印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタ等の印字装置では、記
録用紙として外部カット紙と内蔵ロール紙を共用可能な
ものがある。
【0003】このような印字装置として、例えば、装置
本体内に、ロール紙を収納するロール紙収納部と、この
ロール紙収納部に収納された内蔵ロール紙が引き出され
て搬送される専用搬送路と、このロール紙の専用搬送路
に続いて形成され内蔵ロール紙及び装置外から挿入され
るカット紙が搬送される共通搬送路と、この共通搬送路
に設けられて内蔵ロール紙又は外部カット紙に印字を行
う印字機構と、紙搬送機構などを備えて構成されるもの
がある。すなわち、この印字装置は、装置小型化のため
に外部カット紙と内蔵ロール紙の夫々について完全に独
立した紙搬送路を持たず紙搬送路の一部を共用するもの
である。
【0004】そして、このような印字装置では、内蔵ロ
ール紙に印字する場合には、ロール紙収納部から専用搬
送路に沿ってロール紙を引出し共通搬送路を搬送しつつ
印字機構により印字を行い、共通搬送路の端部の紙挿通
口からロール紙の印字部分を装置外に排出している。一
方、外部カット紙に印字する場合には、紙挿通口から挿
入されるカット紙を一旦共通搬送路に沿って装置内に取
込み、その後に共通搬送路を逆送しつつ印字機構により
印字を行なって紙挿通口から装置外に排出している。
【0005】前記印字装置では、常時は内蔵ロール紙を
装置内に保持しており、その状態ではロール紙の端部は
前記専用搬送路とそれに続く共通搬送路に引き出されて
その位置に停止している。そのような状態で外部カット
紙に印字を行うために、カット紙を紙挿通口から共通搬
送路内に挿入しようとすると、その共通搬送路に存在す
る内蔵ロール紙と接触し用紙詰まりの原因となる。した
がって、外部カット紙の印字を行う場合には内蔵ロール
紙が装填されていないことを確かめてから、外部カット
紙の挿入しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような印字装置では、装置の内部にロール紙が収納さ
れているため、装置外からはロール紙の内蔵の有無が分
からない。このため、ロール紙が既に装填されているに
も拘わらず、ユーザが誤ってカット紙を挿入してしまう
といった可能性があり、用紙詰りを招くなどの問題があ
った。
【0007】本発明は前記のような点を解決するために
なされたもので、内蔵ロール紙が装填されている状態を
確認でき、誤って外部カット紙を挿入してしまうことを
防止することのできる印字装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部カット紙
と内蔵ロール紙に印字可能な印字装置であって、表示手
段と、前記内蔵ロール紙を収納する紙収納部と、この紙
収納部に収納された前記内蔵ロール紙が搬送される専用
搬送路と、この専用搬送路に続けて設けられ、前記内蔵
ロール紙及び前記外部カット紙が搬送される共通搬送路
と、この共通搬送路に設けられ、前記内蔵ロール紙又は
前記外部カット紙に印字する印字機構と、前記専用搬送
路に設けられる第1の紙センサと、前記共通搬送路に設
けられる第2の紙センサと、前記第1の紙センサ及び前
記第2の紙センサが共に紙検知した場合、及び、前記第
1の紙センサ又は前記第2の紙センサのいずれか一方が
紙検知した場合に、少なくとも前記内蔵ロール紙が装置
内に装填されている可能性があるものとして前記表示手
段に所定の表示を行う表示制御手段とを具備したことを
特徴とする。
【0009】このような構成によれば、専用搬送路に設
けられた第1の紙センサと共通搬送路に設けられた第2
の紙センサの2つのセンサの状態によって、内蔵ロール
紙の有無が検知される。この場合、内蔵ロール紙が紙収
納部から繰り出されて、専用搬送路を経て共通搬送路ま
で搬送されている状態では、第1の紙センサ及び第2の
第2の紙センサが共に紙検知する。また、内蔵ロール紙
が共通搬送路の第2の紙センサの手前まで搬送されてい
る状態では、第1の紙センサのみが紙検知する。さら
に、内蔵ロール紙が殆ど消費されてその終端部が専用搬
送路を通り過ぎて共通搬送路まで搬送されている状態、
すなわち内蔵ロール紙の終端部が共通搬送路内に留まっ
ている状態では第2の紙センサのみが紙検知する。この
ように、第1の紙センサ及び第2の紙センサが共に紙検
知した場合、及び、第1の紙センサ又は第2の紙センサ
のいずれかのみが紙検知した場合には、少なくとも内蔵
ロール紙が装填されている可能性があるものとして、所
定の表示がなされる。これにより、内蔵ロール紙が装填
されていることを視覚的に確認でき、そのような状態で
誤って外部カット紙を挿入してしまうことを防ぐことが
できる。
【0010】また、第1の紙センサ及び第2の紙センサ
が共に紙検知した場合と、第1の紙センサ又は第2の紙
センサのいずれかのみが紙検知した場合とで、前記所定
の表示の表示形態を変える構成とすれば、内蔵ロール紙
が装填されているにも係わらず誤って外部カット紙を挿
入してしまうことを防ぐことができるとともに、内蔵ロ
ール紙が印字可能な正規の位置に装填されているか否か
も視覚的に判断することができる。
【0011】さらに、第1の紙センサ又は第2の紙セン
サのいずれか一方が紙検知した場合に外部カット紙及び
内蔵ロール紙に対する印字動作を禁止する構成とすれ
ば、内蔵ロール紙が正規の位置に装填されていない状態
や用紙切れの状態での印字を防止できるとともに、内蔵
ロール紙が装填されている状態で、ユーザが誤って外部
カット紙を挿入してしまったとしても、その外部カット
紙の装置内への搬送を防止して用紙詰まりを回避するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係る印字装置
の外観構成を示す斜視図であり、図2は側面の断面図で
ある。
【0014】本装置は、記録用紙として外部カット紙
(以下、単にカット紙ともいう。)と内蔵ロール紙(以
下、単にロール紙ともいう。)を共用可能な小型軽量の
印字装置である。
【0015】この印字装置の装置本体10の端部には、
ロール紙40を交換可能に収納するためのロール紙収納
部11を有する。装置本体10の背面の背面パネル12
にはヒンジ13を介してカバー14が開閉自在に取り付
けられている。このカバー14を開くことにより装置本
体10の背面の覆いが部分的に外されてロール紙収納部
11及びプリンタ機構部が外部に開放されてロール紙4
0の装填や交換が可能になる。
【0016】また、装置本体10の正面パネル15に
は、キー入力部16、表示部17、紙挿通口18などが
設けられている。キー入力部16は、電源キーや印字キ
ー、文字入力キーなど、本装置の操作に必要な各種のキ
ーが設けられた部分である。表示部17は、入力データ
の表示や、各種メッセージの表示を行う部分である。紙
挿通口18は、印字後のロール紙40が排出される部分
である。また、この紙挿通口18は、カット紙41の出
入口でもある。
【0017】紙挿通口18の近部には固定刃19aと可
動刃19bとを備え、カッタモータにより可動刃19b
が駆動されるカッタ機構が設けられており、紙挿通口1
8から排出されたロール紙40を切断する。カッタ機構
はモータ駆動によらずに手動操作によるものでもよい。
【0018】また、装置本体10の内部には、ロール紙
40の専用搬送路20aと、その専用搬送路20aに続
くロール紙40及びカット紙51の共通搬送路20b
と、その共通搬送路20bに続くカット紙41の専用搬
送路20cが形成される。専用搬送路20aにはロール
紙収納部11から引き出されたロール紙40をカバー1
4との間で案内するガイド部材21aが設けられ、共通
搬送路20bにはロール紙40又はカット紙41に印字
を行う印字機構と、それらの用紙を搬送する搬送機構と
が配設され、共通搬送路20bの端部には紙挿通口18
が位置している。また、専用搬送路20cにはカット紙
41を背面パネル12との間で案内するガイド部材21
bが設けられる。
【0019】印字機構はプラテン22とサーマルヘッド
23を有し、サーマルヘッド23に設けられた発熱体の
発熱によってロール紙40又はカット紙41に印字が施
される。このサーマルヘッド23は、ステップモータ2
6によって駆動される不図示のヘッド移動機構により、
印字開始前あるいは印字後はプラテン22から離間する
位置に保持され、印字中はプラテン22に当接する位置
に移動するように構成されている。
【0020】また、搬送機構は一対の搬送ローラ24,
25を有し、一方の搬送ローラ24がステップモータ2
6によって駆動されて回転し、ロール紙40又はカット
紙41を搬送する。他方の搬送ローラ25は加圧ローラ
であり、搬送ローラ24に当接した状態で回転する。こ
の搬送ローラ25は不図示の手動方式のローラ移動機構
により、搬送ローラ24に当接する方向と搬送ローラ2
4から離間する方向に移動可能な構造とされ、ロール紙
40の装填時に移動操作される。
【0021】また、本装置では、3個の紙センサ27
a、27b、27cを備え、これらのセンサの検知信号
に応じてロール紙40の有無又は装填の状態を検知し、
その旨を表示部17に表示する構成になっている。
【0022】第1の紙センサ27aは専用搬送路20a
に設けられる。これにより専用搬送路20a内のロール
紙40の有無を検知する。
【0023】また、第2の紙センサ27bは紙挿通口1
8の近部の共通搬送路20bに設けられる。この第2の
紙センサ27bは共通搬送路20bを搬送されるロール
紙40及びカット紙41に対応する。すなわち、共通搬
送路20b内のロール紙40の有無を検知し、またカッ
ト紙41の印字の際にその先端及び後端を検知する。
【0024】また、第3の紙センサ27cは専用搬送路
20cに設けられてカット紙41のジャム検知を行う。
【0025】図3はロール紙40に印字を行う場合の動
作説明図である。
【0026】ロール紙40に印字を行う場合には、カバ
ー14を開けて紙管40aに巻回されたロール紙40を
ロール紙収納部11に収納するとともに、ロール紙40
の先端部分を引き出して専用搬送路20a及び共通搬送
路20bに挿通し、ロール紙40の先端を紙挿通口18
から装置外に突出させる。このロール紙40の装填時に
は、サーマルヘッド23は前記ヘッド移動機構によりプ
ラテンローラ22から開離した位置に保持されており、
また前記ローラ移動機構により搬送ローラ25が移動操
作されることにより、共通搬送路20bへのロール紙4
0の先端部分の挿入が可能である。
【0027】ロール紙40のセットが終了したら、カバ
ー14を閉じローラ移動機構を復帰操作する。
【0028】しかして、キー入力部16から印字データ
を入力し印字キーを操作することにより印字動作が開始
される。すなわち、ステップモータ26が正回転し搬送
ローラ25がa方向に回転することでロール紙40が共
通搬送路20bを紙挿通口18(A方向)に向けて搬送
され、ステップモータ26の正回転に従って図示しない
ヘッド移動機構が作動してサーマルヘッド23がプラテ
ンローラ22に圧接し印字データに基づいて発熱駆動さ
れる。印字が終了すると、ロール紙40の先端の印字部
分は紙挿通口18から装置外に排出されカッタ機構の可
動刃19aが駆動されて印字部分が切断される。なお、
用紙カット後にステップモータ26が逆回転してヘッド
移動機構によりサーマルヘッド23はプラテンローラ2
2から開離する。
【0029】次に、図4及び図5はカット紙41に印字
を行う場合の動作説明図である。
【0030】カット紙41に印字する場合には、予めロ
ール紙40をロール紙収納部11から取り外しておく
か、あるいはロール紙40の先端部をロール紙収納部1
1に巻き取っておく。
【0031】そこで、キー入力部16から印字データを
入力した後に、紙挿通口18からカット紙41を装置内
に挿入する。すると、紙挿通口18の近部に設けられた
第2の紙センサ27bがカット紙41の先端を検知し、
これによりステップモータ26が逆回転して搬送ローラ
25がb方向に回転することでカット紙41は共通搬送
路20bを装置内部(B方向)に向けて搬送される(図
4)。ステップモータ26が逆回転している間は図示し
ないヘッド移動機構によりサーマルヘッド23はプラテ
ンローラ22から開離した位置に保持されている。
【0032】さらにカット紙41の搬送が進行してカッ
ト紙41が専用搬送路20c内に搬送され、そこに設け
られる第3の紙センサ27cがカット紙41を検知し、
共通搬送路20b内の第2の紙センサ20bの位置をカ
ット紙41の後端が通過した時点でカット紙41の装置
内への搬送を停止する。その後、ステップモータ26が
正転駆動されてヘッド移動機構が作動してサーマルヘッ
ド23がプラテンローラ22に圧接し印字データに基づ
いて1ラインづつ印字が行われる。これに同期してステ
ップモータ26が正転駆動されて搬送ローラ24がa方
向に回転することでカット紙41が共通搬送路20bを
紙挿通口18(A方向)に向けて1ライン分づつ搬送さ
れる(図5)。印字が終了すると、カット紙41は紙挿
通口18から装置外に排出されることになる。
【0033】図6は前記印字装置の電子回路の構成を示
すブロック図である。
【0034】この印字装置の電子回路には、CPUから
なる制御部31が備えられる。
【0035】制御部(CPU)31は、キー入力部16
からのキー操作信号に応じてROM32に予め記憶され
ているシステムプログラムを起動させ、RAM33をワ
ークメモリとして回路各部の動作を制御するもので、こ
の制御部(CPU)31には、前記キー入力部16、R
OM32、RAM33が接続される他、表示のためのフ
ォントのパターンデータを記憶する表示用キャラクタジ
ェネレータ34、印字のためのフォントのパターンデー
タを記憶する印字用キャラクタジェネレータ35、そし
て、第1の紙センサ27a、第2の紙センサ27b、第
3の紙センサ27cが接続される。
【0036】第1の紙センサ27aはロール紙40の専
用搬送路20aに設けられ、そこを通るロール紙40を
光学的に検知して、その検知信号を制御部(CPU)3
1に出力する。
【0037】第2の紙センサ27bは、カット紙41と
ロール紙40の共通搬送路20bに設けられ、そこを通
るカット紙41またはロール紙40を光学的に検知し
て、その検知信号を制御部(CPU)31に出力する。
【0038】第3の紙センサ27cは、カット紙41の
専用搬送路20cに設けられ、そこを通るカット紙41
を光学的に検知し、その検知信号を制御部(CPU)3
1に出力する。
【0039】また、制御部(CPU)31には、さら
に、サーマルヘッド23の発熱体を印字データに応じて
発熱駆動するヘッド駆動回路36、搬送ローラ24の回
転軸を回転駆動するためのステップモータ26のステッ
プモータ駆動回路37、カッタ機構の可動刃19bを駆
動するためのカッタモータ38のモータ駆動回路39、
そして、入力された文字列データや印字に関する情報等
を表示部17に表示させるための表示駆動回路40が接
続される。
【0040】キー入力部16には、電源をON,OFF
するための電源キー、任意の文字,数字,記号等を入力
するための文字・記号入力キー、この文字・記号入力キ
ーの操作により入力されたテキストデータの印字を指示
する印字キー、カーソルの移動やデータの選択を行なう
ためのカーソルキー、選択されたデータの確定や機能の
実行を指示するための実行キー、あるいは逆に機能を実
行しないことを指示する取消キー等が備えられる。
【0041】ROM32には、この印字装置の全体の動
作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、
文字列データの入力処理、表示処理、入力された文字列
データからなるテキストデータの印字処理等をそれぞれ
司る種々のサブプログラムが予め記憶される。
【0042】図7は前記印字装置の電子回路のRAM3
3に備えられるデータメモリの構成を示す図である。
【0043】RAM33には、テキストメモリ33a、
書式メモリ33b、印字データメモリ33c等が備えら
れる。
【0044】テキストメモリ33aには、キー入力部1
5における文字・記号キーにより入力された任意の文字
列からなるテキストデータが記憶される。書式メモリ3
3bには、入力中の文字列データからなるテキストデー
タの設定書式データ(文字サイズ、文字間隔等)が記憶
される。印字データメモリ33cには、前記テキストメ
モリ33aに記憶されたテキストデータが、印字処理の
開始に伴ない印字用キャラクタジェネレータ35により
各文字データ毎にフォントパターンに変換されたドット
パターンの印字データとして記憶される。
【0045】図3ないし図5でロール紙及びカット紙の
夫々に印字する場合について説明したが、本装置では、
内蔵ロール紙と外部カット紙に印字可能であり、しかも
ロール紙とカット紙の搬送路を部分的に共通に用いるた
め、ロール紙が内蔵された状態でカット紙を装置内に挿
入すると、共通搬送路で紙詰まりを起こすことになる。
【0046】以下、そのような問題に対応できるように
した本装置の動作について、さらに詳しく説明する。
【0047】図8は前記印字装置における印字処理の動
作を示すフローチャートである。
【0048】キー入力部16の印字キーの操作によりキ
ー入力部16から入力された印字データの印字処理が開
始される。
【0049】まず、テキストメモリ33aに印字すべき
データが存在するか否か判断される(ステップS1)。
印字すべきデータが存在しなければ、そのまま処理を終
了し、印字データが存在すれば、次に第1の紙センサ2
7aの紙検知が判断される(ステップS2)。第1の紙
センサ27aで紙検知がされると、第2の紙センサ27
bの紙検知が判断される(ステップS3)。第2の紙セ
ンサ27bで紙検知がされ、かつ第1の紙センサ27a
でも紙検知がされると、図11(a)に図示するよう
に、表示部17に「ROLL」の文字が点灯表示される
(ステップS4)。これは、ロール紙40が専用搬送路
20aを経て共通搬送路20b内の第2の紙センサ27
bより下流側の位置まで供給されていて正規に装填され
ていることを表すものである。
【0050】例えば、ユーザがロール紙40への印字を
意図している場合は、その表示を見れば、ロール紙40
への印字が可能であることが確認できるので、キー入力
部16の実行キーを操作すれば(ステップS5)、以
下、図9に示すロール紙40への印字処理が行われる。
【0051】すなわち、実行キーの操作によって、ま
ず、ステップモータ26が正転駆動されてヘッド移動機
構が作動し、サーマルヘッド23がダウンしてプラテン
ローラ22に圧接する(ステップS6a)。そして、以
下のような印字処理が制御部(CPU)31により実行
される。
【0052】まず、前記テキストメモリ33aに記憶さ
れたテキストデータが印字用キャラクタジェネレータ3
5により各文字データ毎にフォントパターンに変換され
たドットパターンの印字データとして展開され、その印
字データが書式メモリ33bに記憶された書式データに
従って印字データメモリ33cに記憶される。
【0053】印字が開始されると、印字データメモリ3
3cに記憶されている印字データがその先頭から1ドッ
トラインデータずつ読み出されてヘッド駆動回路36に
転送され、サーマルヘッド23によりロール紙40に印
字出力される(ステップS6b)。これに同期して、ス
テップモータ駆動回路37によりステップモータ26が
1ステップずつ正転駆動されて搬送ローラ24が正回転
し、ロール紙40が図3の矢印Aで示す方向に1ライン
単位で搬送される(ステップS6c)。
【0054】印字データメモリ33cに記憶されている
印字データの全ての出力がなされたと判断されると(ス
テップS6dのYes)、ロール紙40の印字部分は紙
挿通口18から装置外に排出され(ステップS6e)、
カッタモータ38によりカッタ機構の可動刃19bが駆
動されてロール紙40の印字部分が切断される(ステッ
プS6f)。その後、ステップモータ26が逆転駆動し
てヘッド移動機構が作動されてサーマルヘッド23がア
ップし(ステップS6g)、図8に戻って処理を終了す
る。
【0055】次に図8のステップS4に戻って、例えば
ユーザがロール紙40への印字ではなくカット紙41へ
の印字を意図していた場合は、表示部17の表示に基づ
いてロール紙40への印字はできるが、カット紙への印
字はできないことが確認できるので、キー入力部16の
取消キーを操作して、一旦印字処理を中止することにな
る(ステップS7)。ユーザは、ロール紙収納部11に
収納されたロール紙40を取り除いた後に、再度カット
紙41への印字処理に臨むことができる。
【0056】また、第1の紙センサ27aが紙検知し
(ステップS2のYes)、第2の紙センサ27bが紙
検知しない(ステップS3のNo)場合には、図11
(b)に図示するように、表示部17に「ROLL」の
文字が点滅表示される(ステップS8)。この場合のロ
ール紙40の先端部は、少なくとも専用搬送路20aの
第1の紙センサ27aの位置より下流側に達しており、
その先端は共通搬送路20b内に達している可能性があ
るが、これは正規の装填状態ではない。正規の装填状態
はロール紙40の先端部が紙挿通口18から外部に突出
状態であり、この表示部17への「ROLL」の文字の
点滅表示はロール紙40の装填が正しくないことを表し
ている。この場合には、印字処理を行うことなく終了す
る。そこで、ユーザはステップS8の情報表示を参照し
て、ロール紙40への印字を意図する場合は、装置内の
ロール紙40の装填の状態を修正し、またカット紙41
への印字を意図する場合は、装置内のロール紙40を取
り除くかロール紙収納部11に巻き戻す等の作業を行う
ことができる。
【0057】また、第1の紙センサ27aで紙検知がな
い場合には(ステップS2のNo)、さらに第2の紙セ
ンサ27bの紙検知の判断を行う(ステップS9)。第
1の紙センサ27aで紙検知がなく(ステップS2のN
o)、第2の紙センサ27bで紙検知がある(ステップ
S9のYes)場合には、図11(b)に図示するよう
に、表示部17に「ROLL」の文字が点滅表示される
(ステップS10)。これは、ロール紙40の先端部が
共通搬送路22b内の第2の紙センサ27bで検知さ
れ、ロール紙40の後端が第1の紙センサ22aの位置
を通過した状態で、用紙切れの場合に相当する。この状
態は、ロール紙40の用紙切れを表しておりロール紙4
0の印字を行うには不適当である。また、共通搬送路2
0b内にロール紙40の終端部が残っておりカット紙4
1の印字にも不都合がある。ステップS10の表示処理
はそのような状態を表すものである。
【0058】そこで、ユーザはステップS10の表示を
参照して、ロール紙40への印字を意図する場合は、装
置内のロール紙40の装填の状態を修正し、またカット
紙41への印字を意図する場合は、装置内のロール紙4
0を取り除くことで対応することができる。
【0059】また、第1の紙センサ27aが紙検知せず
(ステップS2のNo)、第2の紙センサ27bも紙検
知しない(ステップS9のNo)場合には、図11
(c)に図示するように、表示部17に「CUT」の文
字が点灯表示される(ステップS11)。これは、装置
内にロール紙40が装填されておらず、カット紙41の
印字が可能な状態を表す。例えば、ユーザがカット紙4
1への印字を所望する場合には、この表示処理によりカ
ット紙への印字が可能なことを確認できる。なお、ロー
ル紙40への印字を所望する場合には、電源を停止して
一旦処理を中断し、ロール紙40の装填を行ってからや
り直すことになる。
【0060】前記ステップS11での表示処理が行われ
てから、図10のカット紙41の印字処理(ステップS
12)が行われる。
【0061】まず、再度第2の紙センサ27bの状態が
判断される(ステップS12a)。すなわち、紙挿通口
18からのカット紙41の挿入を待機する。
【0062】そして、紙挿通口18からのカット紙41
が挿入され、カット紙41の先端を第2の紙センサ27
bが検知すると(ステップS12aのYes)、ステッ
プモータ26が逆転駆動されて搬送ローラ25が逆回転
され、カット紙41は共通搬送路20b及びそれに続く
専用搬送路20cを通って先端が第3の紙センサ27c
で検知されるまで、装置内部に向けて搬送される(ステ
ップS12b、S12c)。カット紙41の長さは予め
決められており、第3の紙センサ27cでカット紙41
の先端が検知されたときに(ステップS12cのYe
s)、第2の紙センサ27bがカット紙41を検知して
いる場合(ステップS12dのNo)は、ジャム発生と
してエラー表示し(ステップS12e)、処理を終了す
る。
【0063】第3の紙センサ27cでカット紙41が検
知され(ステップS12cのYes)、第2の紙センサ
27bでカット紙41が検知されなければ(ステップS
12dのYes)、正常な紙送りが行われたことにな
り、ステップモータ26の逆転駆動を停止し搬送ローラ
24の逆回転を停止してカット紙41の印字開始位置へ
の搬送を終了する(ステップS12f)。以下、印字が
開始される。この印字処理はステップS6aないしS6
eで述べたロール紙40への処理の場合と同様であり、
まずステップモータ26の正転駆動されてサーマルヘッ
ド23がプラテンローラ22に向けてダウンし(ステッ
プS12g)、印字データに基づいてサーマルヘッド2
3が駆動されてカット紙41に1ラインの印字が行われ
(ステップS12h)、ステップモータ26が正転駆動
され搬送ローラ24が正回転されてカット紙41が1ラ
イン分だけ搬送される(ステップS12i)。印字デー
タの全ての印字が終了するまで(ステップS12j)、
印字と搬送が繰り返される。印字が終了すると、カット
紙41は紙挿通口18から装置外に排出される(ステッ
プS12k)。その後、ステップモータ26が逆転駆動
してヘッド移動機構によりサーマルヘッド23がアップ
し(ステップS12l)、処理を終了する。
【0064】このように、外部カット紙41と内蔵ロー
ル紙40を共用可能な印字装置において、装置内に装填
されたロール紙40の有無や状態が所定の表示にてユー
ザに通知される。したがって、例えばカット紙41を用
いて印字を行う際に、ロール紙40が既に装填されてい
る場合には、その状態を前記所定の表示にて知ることが
でき、誤ってカット紙41を挿入してしまうことを未然
に防ぐことができる。
【0065】なお、前記実施形態ではステップS4、S
8、S10において、「ROLL」の文字を点灯表示と
点滅表示との異なる表示態様によりロール紙の装填状態
を区別して表示したが、これを、文字の表示色を変えた
り、表示文字自体を変えるなどしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、内
蔵ロール紙の専用搬送路に第1の紙センサ、外部カット
紙と内蔵ロール紙の共通搬送路に第2の紙センサを設
け、第1の紙センサ及び第2の紙センサが共に紙検知し
た場合、または、第1の紙センサが紙検知した場合に
は、少なくとも内蔵ロール紙が装填されている可能性が
あるものとして所定の表示を行うようにしたたため、内
蔵ロール紙が装填されていることを視覚的に確認するこ
とができ、誤ってカット紙を挿入してしまうことを防ぐ
ことができる。
【0067】また、第1の紙センサ及び第2の紙センサ
が共に紙検知した場合と、第1の紙センサ又は第2の紙
センサのいずれかのみが紙検知した場合とで、前記所定
の表示の表示形態を変えるようにしたため、内蔵ロール
紙が装填されているにも係わらず誤って外部カット紙を
挿入してしまうことを防ぐことができるとともに、内蔵
ロール紙が印字可能な正規の位置に装填されているか否
かも視覚的に判断することができる。
【0068】さらに、第1の紙センサ又は第2の紙セン
サのいずれか一方が紙検知した場合に外部カット紙及び
内蔵ロール紙に対する印字動作を禁止するようにしたた
め、内蔵ロール紙が正規の位置に装填されていない状態
や用紙切れの状態での印字を防止できるとともに、内蔵
ロール紙が装填されている状態で、ユーザが誤って外部
カット紙を挿入してしまったとしても、その外部カット
紙の装置内への搬送を防止して用紙詰まりを回避するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印字装置の外観構成
を示す斜視図。
【図2】前記印字装置の側面の断面図。
【図3】内蔵ロール紙に印字を行う場合の印字装置の動
作説明図。
【図4】外部カット紙に印字を行う場合の印字装置の動
作説明図。
【図5】外部カット紙に印字を行う場合の印字装置の動
作説明図。
【図6】前記印字装置の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図7】前記印字装置の電子回路のRAMに備えられる
データメモリの構成を示す図。
【図8】前記印字装置における印字処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図9】前記印字装置における内蔵ロール紙への印字処
理の動作を示すフローチャート。
【図10】前記印字装置における外部カット紙への印字
処理の動作を示すフローチャート。
【図11】前記印字装置の表示部の表示状態の説明図。
【符号の説明】
10…装置本体 11…ロール紙収納部 12…背面パネル 13…ヒンジ 14…カバー 15…正面パネル 16…キー入力部 17…表示部 18…紙挿通口 19a…固定刃 19b…可動刃 20a…ロール紙の専用搬送路 20b…ロール紙及びカット紙の共通搬送路 20c…カット紙の専用搬送路 21a…ガイド部材 21b…ガイド部材 22…プラテンローラ 23…サーマルヘッド 24,25…搬送ローラ 26…ステップモータ 27a…第1の紙センサ 27b…第2の紙センサ 27c…第3の紙センサ 40…ロール紙 40a…紙管 41…カット紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部カット紙と内蔵ロール紙に印字可能
    な印字装置であって、 表示手段と、 前記内蔵ロール紙を収納する紙収納部と、 この紙収納部に収納された前記内蔵ロール紙が搬送され
    る専用搬送路と、 この専用搬送路に続けて設けられ、前記内蔵ロール紙及
    び前記外部カット紙が搬送される共通搬送路と、 この共通搬送路に設けられ、前記内蔵ロール紙又は前記
    外部カット紙に印字する印字機構と、 前記専用搬送路に設けられる第1の紙センサと、 前記共通搬送路に設けられる第2の紙センサと、 前記第1の紙センサ及び前記第2の紙センサが共に紙検
    知した場合、及び、前記第1の紙センサ又は前記第2の
    紙センサのいずれか一方が紙検知した場合に、少なくと
    も前記内蔵ロール紙が装置内に装填されている可能性が
    あるものとして前記表示手段に所定の表示を行う表示制
    御手段とを具備したことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記第1の紙セン
    サ及び前記第2の紙センサが共に紙検知した場合と、前
    記第1の紙センサ又は前記第2の紙センサのいずれか一
    方が紙検知した場合とで、前記表示手段に表示する前記
    所定の表示の表示形態を変えることを特徴とする請求項
    1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の紙センサ又は前記第2の紙セ
    ンサのいずれか一方が紙検知した場合に前記外部カット
    紙及び前記内蔵ロール紙に対する印字動作を禁止する制
    御手段を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の印字装置。
JP34775899A 1999-12-07 1999-12-07 印字装置 Abandoned JP2001162875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34775899A JP2001162875A (ja) 1999-12-07 1999-12-07 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34775899A JP2001162875A (ja) 1999-12-07 1999-12-07 印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001162875A true JP2001162875A (ja) 2001-06-19
JP2001162875A5 JP2001162875A5 (ja) 2005-03-17

Family

ID=18392390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34775899A Abandoned JP2001162875A (ja) 1999-12-07 1999-12-07 印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001162875A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004136545A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Seiko Epson Corp プリンタおよびプリンタによる印刷方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004136545A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Seiko Epson Corp プリンタおよびプリンタによる印刷方法
JP4506069B2 (ja) * 2002-10-17 2010-07-21 セイコーエプソン株式会社 プリンタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3994804B2 (ja) テープ印字装置及びテープカセット
JP2011116130A (ja) プリンタ、その制御方法及び情報記録媒体
JP2001088359A (ja) テープ印字装置
US8146917B2 (en) Conveying device with roller separating unit
JP2001162875A (ja) 印字装置
JP4517926B2 (ja) プリンタの記録紙ローディング方法
EP0400608B1 (en) Printing apparatus having automatic loading function
JP3392460B2 (ja) テープ印字装置
JP2011056887A (ja) プリンターおよびプリンターのエラー対応動作方法
JP2006007561A (ja) プリンタ
JP2005001887A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム
JP2001277620A (ja) 印字装置
JP2946739B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法
JP4266615B2 (ja) 印字条件の設定方法および印字装置
JP2005279983A (ja) レシートプリンタ
JP2011073184A (ja) プリンターの記録紙搬送制御方法およびプリンター
JP4770008B2 (ja) プリンタ、紙詰まり処理方法及び情報記録媒体
JP2010030088A (ja) プリンタの制御方法およびプリンタ
JP3954452B2 (ja) プリンタ装置
JP2018069579A (ja) プリンタ
JPH07276721A (ja) プリンタ
WO2006100827A1 (ja) 印字装置
JP2007237565A (ja) プリンタ
JP2001163485A (ja) ロール紙及び印字装置
JP2000062261A (ja) 印字装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060320