JP2000062261A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2000062261A
JP2000062261A JP10238455A JP23845598A JP2000062261A JP 2000062261 A JP2000062261 A JP 2000062261A JP 10238455 A JP10238455 A JP 10238455A JP 23845598 A JP23845598 A JP 23845598A JP 2000062261 A JP2000062261 A JP 2000062261A
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JP10238455A
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Yasushi Murai
靖 村井
Yoshimune Motoyanagi
吉宗 本柳
Satoru Kimura
哲 木村
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続紙及びカット紙に印字可能な印字装置を小
型化し構成を簡単にして連続紙及びカット紙に容易に印
字できるようにしたこと。 【解決手段】ロール紙収容室(12)に収容したロール
紙(10)は第1の搬送経路(19)及び第2の搬送経
路(20)を搬送ローラ(16,17)により搬送され
て第2の搬送経路(20)に設けられたサーマルヘッド
(15)により印字され、用紙出入口(4)から挿入さ
れたカット紙(11)は搬送ローラ(16,17)によ
り第2の搬送経路(20)を搬送されて前記サーマルヘ
ッド(15)により印字される。第1の搬送経路(1
9)と第2の搬送経路(20)には夫々第1の紙センサ
(21)と第2の紙センサ(22)が設けられ、印字開
始時に、これら紙センサの紙検出信号に基づいてロール
紙(10)又はカット紙(11)のいずれの用紙に印字
可能か判断される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、連続紙及びカット
紙に印字可能な印字装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、連続紙及びカット紙に印字可能な
印字装置では、印字装置内に連続紙及びカット紙を夫々
別々に保持する2つの用紙保持部を備えており、キーボ
ードで指定する連続紙使用モードやカット紙使用モード
のモード指定に応じて、前記2つの用紙保持部の一方を
選択して連続紙又はカット紙を印字手段が設けられてい
る搬送経路に導き出す機構を備えていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来装置で
は、連続紙使用モードとカット紙使用モードをキーボー
ドから入力指定するものであり、その操作が面倒であ
る。また、従来装置では、連続紙及びカット紙夫々の専
用用紙保持部を備えているが、携帯使用するような小型
の印字装置では、用紙保持部の設置スペースが制約を受
け2つの用紙保持部を備えることはできない。せいぜい
ロール状の連続紙を保持するスペースを確保できる位
で、カット紙を積み重ねて保持するカット紙保持部まで
設ける余裕がない。しかも、従来装置に設けられる、用
紙使用モードに応じて用紙の供給経路を切換える機構は
構造が複雑である。 【0004】そこで、連続紙及びカット紙双方の専用用
紙保持部や用紙供給の切換え機構を備えることができな
い小型形状の印字装置でも、簡単に連続紙及びカット紙
のいずれにも印字できるものの開発が望まれていた。 【0005】本発明は、前記のような課題に鑑み成され
たもので、簡単な構成により連続紙又はカット紙のいず
れにも印字することを可能にした印字装置を提供するこ
とを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる印字装置では、連続紙を保持する保持手段
と、前記連続紙を第1の搬送経路及びその下流側に連設
された第2の搬送経路を搬送して該第2の搬送経路の下
流側に配設された用紙出入口から排出し、前記用紙出入
口から挿入されるカット紙を前記第2の搬送経路を往復
搬送して前記用紙出入口から排出する搬送手段と、前記
第2の搬送経路に設けられ、前記搬送手段により前記第
2の搬送経路を搬送される前記連続紙又は前記カット紙
に印字する印字手段と、前記第1の搬送経路に設けられ
る第1の紙センサと、前記第2の搬送経路に設けられる
第2の紙センサと、前記第1の紙センサ及び前記第2の
紙センサから紙検知信号が出力されたときに前記連続紙
の印字可能なことを判断し、前記第1の紙センサ及び前
記第2の紙センサから紙検知信号が出力されないときに
前記カット紙の印字可能なことを判断する判断手段とを
備えて構成したものである。 【0007】この印字装置では、連続紙は装置内に備え
られる保持手段に保持されており、カット紙は用紙出入
口から装置内に挿入される。連続紙は保持手段から第1
の搬送経路及び第2の搬送経路を経て用紙出入口から排
出され、カット紙は用紙出入口から挿入され第2の搬送
経路を往復搬送され用紙出入口から排出される。いずれ
も第2の搬送経路で印字が行われる。このようにして各
用紙が装置内の所定の経路を搬送され印字されるので、
連続紙の保持手段を備えるだけでカット紙の保持手段を
備えることがなく形状を小型化できる。 【0008】また、第1の搬送経路に設けられた第1の
センサ及び第2の搬送経路に設けられた第2の紙センサ
からの出力により連続紙又はカット紙のどちらが使用さ
れるかが自動的に判断され、その判断に基づいて印字が
行われることで、連続紙及びカット紙のいずれにも容易
に印字を行なうことができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
印字装置の外観図である。この印字装置は手指で持って
携帯可能な外形寸法を有し、本体ケース1の正面には、
キー入力部2、表示部3及び用紙出入口4が設けられ
る。本体ケース1の側面には、内蔵連続紙(ロール紙)
を交換する際に開閉する蓋5が設けられる。 【0010】図2は一部を省略して示す印字装置の要部
の説明図であり、内蔵するロール紙に印字する場合を示
す。印字装置の内部の上部には感熱ロール紙10を配置
するロール紙収容室12が形成され、ロール紙10はロ
ール紙収容室12に設けられた支持軸13に回転自在に
支持されている。また、印字装置の内部には、印字機構
を構成するプラテンローラ14とサーマルヘッド15が
対向して設けられ、用紙搬送機構を構成する一対の搬送
ローラ16,17が設けられる。18は用紙出入口4の
近部に設けられるロール紙切断用のカッターである。 【0011】図3は同じく印字装置の要部の説明図であ
り、感熱カット紙11に印字する場合を示している。図
2あるいは図3において、19はロール紙10だけが搬
送される第1の搬送経路である。この搬送経路は、ロー
ル紙収容室12からプラテンローラ14とサーマルヘッ
ド15からなる印字機構の手前位置までの長さを有す
る。また、その下流側で印字機構付近から用紙出入口4
までが第2の搬送経路20である。この第2の搬送経路
20にはロール紙10及びカット紙11が搬送される。
ロール紙10は、搬送ローラ16,17により第1の搬
送経路19及び第2の搬送経路20を搬送され、第2の
搬送経路20に設けられたサーマルヘッド15により印
字されて用紙出入口4から機外に排出される。カット紙
11は、用紙出入口4から挿入され、搬送ローラ16,
17により第2の搬送経路20を印字機構の位置まで搬
送された後、搬送ローラ16,17により第2の搬送経
路20を逆送されサーマルヘッド15により印字されて
用紙出入口4から機外に排出される。 【0012】また、図2あるいは図3において、第1の
搬送経路19には反射型の光センサからなる第1の紙セ
ンサ21が設けられ、第2の搬送経路20には同じく第
2の紙センサ22が設けられる。これらの第1の紙セン
サ21及び第2の紙センサ22は、第1の搬送経路19
及び第2の搬送経路20において用紙の存在を検出する
ものである。前記第1の紙センサ21及び第2の紙セン
サ22は、用紙を検出すれば高レベルの紙検出信号を出
力し、用紙の検出がなければ低レベルの信号を出力す
る。第2の紙センサ22は、印字開始時に用紙の挿入を
検出する機能をも有するため、第2の搬送経路20中
の、サーマルヘッド15及び搬送ローラ16,17の下
流側で、用紙出入口4の近部に配設される。 【0013】ロール紙10を使用する場合には、図2の
ように、ロール紙10が第1の搬送経路19及び第2の
搬送経路20を経て用紙出入口4から突き出すように印
字装置にセットする。この場合には、第1の紙センサ2
1及び第2の紙センサ22ともにロール紙10の存在を
検出する。 【0014】またカット紙11を使用する場合には、図
3のように、ロール紙10を第1の搬送経路19に引き
出さずにロール紙収容室12内だけに収容した状態で用
紙出入口4から予め定められたサイズのカット紙11を
挿入する。カット紙11が用紙出入口4から挿入される
直前では、第1の紙センサ21及び第2の紙センサ22
ともにロール紙10及びカット紙11の存在を検出して
いない。 【0015】カット紙11に印字する図3の場合には、
ロール紙10はロール紙収容室12内に引き戻してお
く、このため、ロール紙10を支承している支持軸13
を本体ケース1の外部から回転操作してロール紙10を
巻き戻すようにしてもよい。あるいは、蓋5を開けてロ
ール紙10をロール紙収容室12から抜き出してもよ
い。 【0016】図2及び図3に戻って、前記サーマルヘッ
ド15は、ロール紙10あるいはカット紙11の幅方向
に対応して複数のドット発熱体がライン状に設けられて
いる。また、サーマルヘッド15は、搬送ローラ16,
17の回転に連動する、図示しないヘッド移動機構によ
ってプラテンローラ14に当接する方向と開離する方向
とに移動可能な構造とされる。そして、サーマルヘッド
15は、電源OFFの状態及び非印字動作時においてプ
ラテンローラ14から開離方向に移動セットされ、印字
動作時でのみプラテンローラ14に当接する方向に移動
セットされる。 【0017】前記ヘッド移動機構と搬送ローラ16は後
述のステップモータ37を駆動源とする。そして、ステ
ップモータ37が正転される時には、搬送ローラ16,
17が図2及び図3図示のa方向に回転するとともに、
ヘッド移動機構はステップモータ37の正転駆動の初期
時にサーマルヘッド15をプラテンローラ14に当接す
べく移動させ、ステップモータ37が逆転される時に
は、搬送ローラ16,17は図3図示のb方向に回転す
るとともに、ヘッド移動機構はステップモータ37の逆
転駆動の初期時にサーマルヘッド15がプラテンローラ
14から開離すべく移動させる。なお、ヘッド移動機構
はステップモータ37の反転初期時にのみサーマルヘッ
ド15の姿勢を変えるべく移動させ、その後はサーマル
ヘッド15の姿勢を保持し、また搬送ローラ16の動力
伝達機構はステップモータ37の反転初期時のヘッド移
動機構の作動時には搬送ローラ16を駆動しないように
構成されている。 【0018】また、前記搬送ローラ16,17は、一方
のローラ16が駆動ローラであり、蓋5を開いてロール
紙10を交換する場合には、図示しない機構により蓋5
の開放に連動してローラ16,17が互いに電源OFF
の状態において開離するようにされている。 【0019】したがって、非印字動作時に、互いに開離
したサーマルヘッド15とプラテンローラ14の間、及
び一対の搬送ローラ16と17の間にロール紙10の先
端を通し更に用紙出入口4から若干程度突き出して用紙
セットを行なう。 【0020】ここで、図2及び図3に基づいてロール紙
及びカット紙夫々に印字する印字機構及び搬送機構の動
作を説明しておくと、ロール紙10への印字の場合に
は、図2の印字開始時に電源投入及びキー入力部2の印
字キーが操作されることにより、搬送ローラ16,17
がa方向に回転し始め、前記ヘッド移動機構が作動して
サーマルヘッド15がプラテンローラ14に圧接され
る。続いて、搬送ローラ16,17によりロール紙10
が用紙出入口4に向けて搬送されつつサーマルヘッド1
5が駆動されて印字が行われることになる。 【0021】カット紙11への印字の場合には、図3の
状態からカット紙11が用紙出入口4に挿入されると、
カット紙11が第2の紙センサ22により検出され、搬
送ローラ16,17がb方向に回転し始める。第2の紙
センサ22がカット紙11の挿入方向の後端を検出の
後、搬送ローラ16,17をa方向に反転すると、サー
マルヘッド15がプラテンローラ14に圧接される。続
いて、搬送ローラ16,17によりカット紙11が用紙
出入口4に向けて搬送されつつサーマルヘッド15が駆
動されて印字が行われることになる。 【0022】図4は前記印字装置の電子回路の構成を示
すブロック図である。この印字装置の電子回路には、C
PUからなる制御部31が備えられる。制御部(CP
U)31は、キー入力部2からのキー操作信号に応じて
ROM32に予め記憶されているシステムプログラムを
起動させ、RAM33をワークメモリとして回路各部の
動作を制御するもので、この制御部(CPU)31に
は、前記キー入力部2、ROM32、RAM33が接続
される他、表示のためのフォントのパターンデータを記
憶する表示用キャラクタジェネレータ34、印字のため
のフォントのパターンデータを記憶する印字用キャラク
タジェネレータ35、第1の紙センサ21、第2の紙セ
ンサ22が接続される。 【0023】また、制御部(CPU)31には、さら
に、サーマルヘッド15を印字データに応じて発熱駆動
するヘッド駆動回路36、搬送ローラ16を回転駆動す
るためのステップモータ37のステップモータ駆動回路
38、カッター18を駆動するためのカッタモータ39
のカッタモータ駆動回路40、そして、入力された文字
列データを表示部3に表示させるための表示駆動回路4
1が接続される。 【0024】キー入力部2には、電源をON,OFFす
るための「電源」キー、任意の文字,数字,記号等を入
力するための文字・記号入力キー、この文字・記号入力
キーの操作により入力されたテキストデータの印字を指
示する「印字」キー、表示部3におけるカーソルの移動
やデータの選択を行なうためのカーソルキー、選択され
たデータの確定や機能の実行を指示するための「実行」
キー等が備えられる。 【0025】ROM32には、この印字装置の全体の動
作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、
文字列データの入力処理、表示処理、入力された文字列
データからなるテキストデータの印字処理等をそれぞれ
司る種々のサブプログラムが予め記憶される。 【0026】RAM33には、キー入力部2における文
字・記号キーにより入力された任意の文字列からなるテ
キストデータが記憶されるテキストメモリ領域、前記テ
キストメモリ領域に記憶されたテキストデータが印字処
理の開始に伴ない印字用キャラクタジェネレータ35に
より各文字データ毎にフォントパターンに変換されたド
ットパターンの印字データとして記憶される印字データ
メモリ領域等が備えられる。 【0027】次に、前記構成による印字装置の動作につ
いて説明する。図5は前記印字装置における印字処理を
示すフローチャートである。キー入力部2の文字・記号
入力キーの操作に伴ない、任意に入力された文字列デー
タからなるテキストデータが、RAM33に記憶された
状態で、印字キーが操作されると印字処理が起動され
る。 【0028】まず、第1の紙センサ21で用紙が検出さ
れるか否か判断される(ステップS1)。第1の紙セン
サ21で用紙が検出された場合には、次に第2の紙セン
サ22で用紙が検出されるか否か判断される(ステップ
S2)。 【0029】第2の紙センサ22で用紙が検出された場
合には、ステップモータ37が正転駆動され、ヘッド移
動機構によりサーマルヘッド15がプラテンローラ14
に押圧される(ステップS3、S4)。 【0030】第1の紙センサ21で用紙が検出され、続
いて第2の紙センサ22で用紙が検出された場合とは、
印字装置にロール紙10がセットされていることを意味
している。印字装置ではロール紙10に印字可能なこと
が判断されたため、サーマルヘッド15に印字姿勢をと
らせるものである。 【0031】そして、ステップモータ37の正転駆動に
より用紙(ロール紙10)を所定距離づつ送りつつ、サ
ーマルヘッド15に印字データの1ラインづつを通電
し、これを印字データが終了するまで繰り返し行なう
(ステップS5、S6、S7)。 【0032】印字が終われば、さらにステップモータ3
7の正転駆動によりロール紙10を用紙出入口4から排
出し(ステップS8)、カッタモータ39を駆動してカ
ッター18を作動させてロール紙10の印字部分を切断
する(ステップS9)。 【0033】更に、ステップモータ37を逆転駆動して
ヘッド移動機構によりサーマルヘッド15をプラテンロ
ーラ14から開離する方向に移動させて押圧を解除し処
理を終了する(ステップS10、S11、END)。 【0034】一方、ステップS2において、第2の紙セ
ンサ22で用紙が検出されない場合には、表示部3にエ
ラー表示を行ない印字処理することなく終了する(ステ
ップS12、END)。 【0035】第1の紙センサ21で用紙が検出され、続
いて第2の紙センサ22で用紙が検出されない場合に
は、ロール紙10の先端が第2の搬送経路20の途中に
あることが想定される。印字開始時にロール紙10の先
端が用紙出入口4に臨んでいないと、印字中に紙ジャム
発生のおそれがある。したがって、そのような場合には
エラーとして取り扱う。 【0036】また、ステップS1で第1の紙センサ21
で用紙が検出されない場合には、第2の紙センサ22で
用紙が検出されるか否かを判断し、その第2の紙センサ
22で用紙が検出されない場合には検出がされるまで待
機する(ステップS13)。 【0037】つまり、第1の紙センサ21及び第2の紙
センサ22のいずれでも用紙が検出されない場合には、
印字装置はカット紙11が印字可能であると判断し、用
紙出入口4からのカット紙11の挿入を待つのである。 【0038】そして、その後に第2の紙センサ22で用
紙が検出された場合、すなわち用紙出入口4から用紙
(カット紙11)が挿入され、そのことが検出された場
合には、ステップモータ37を逆転駆動して用紙(カッ
ト紙11)をサーマルヘッド15に向けて搬送しつつ、
その都度、第2の紙センサ22での用紙検出が判断され
る(ステップS14、S15)。 【0039】ステップS15で第2の紙センサ22での
用紙検出がなくなると、つまりカット紙11の終端が第
2の紙センサ22の検出位置を通り過ぎると、ステップ
モータ37を正転駆動に反転しヘッド移動機構を作動さ
せてサーマルヘッド15をプラテンローラ14に押圧す
る(ステップS16、S17)。 【0040】そして、ステップモータ37の正転駆動に
よる用紙の搬送と、サーマルヘッド15の通電とが印字
データが終了するまで繰り返し行われる(ステップS1
8、S19、S20)。 【0041】印字が終われば、用紙出入口4からカット
紙11が排出される(ステップS21)。更に、ステッ
プモータ37が逆転駆動されてサーマルヘッド15の押
圧が解除されて処理を終了する(ステップS22、S2
3、END)。 【0042】 【発明の効果】以上のように、本発明の印字装置によれ
ば、保持手段に保持される連続紙が第1の搬送経路及び
第2の搬送経路を経て用紙出入口から排出され、用紙出
入口から挿入されるカット紙が第2の搬送経路を往復搬
送されて用紙出入口から排出され、いずれも第2の搬送
経路で印字が行われるように構成したので、連続紙の保
持手段を備えるだけでカット紙の保持手段を備えること
がなく形状を小型化できて、簡単な構成で連続紙及びカ
ット紙のいずれにも印字できる印字装置を提供できる。 【0043】また、本発明の印字装置によれば、第1の
搬送経路に設けられた第1のセンサ及び第2の搬送経路
に設けられた第2の紙センサからの出力により連続紙又
はカット紙のどちらが使用されるかが自動的に判断さ
れ、その判断に基づいて印字が行われることで、連続紙
及びカット紙のいずれにも容易に印字を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態に係わる印字装置の外観図。 【図2】本発明の実施形態に係わる印字装置の要部の説
明図。 【図3】本発明の実施形態に係わる印字装置の要部の説
明図。 【図4】前記印字装置の電子回路の構成を示すブロック
図。 【図5】前記印字装置における印字処理を示すフローチ
ャート。 【符号の説明】 1 …本体ケース、 2 …キー入力部、 3 …表示部、 4 …用紙出入口、 5 …蓋、 10 …ロール紙、 11 …カット紙、 12 …ロール紙収容室、 13 …支持軸、 14 …プラテンローラ、 15 …サーマルヘッド、 16 …搬送ローラ、 17 …搬送ローラ、 18 …カッター、 19 …第1の搬送経路、 20 …第2の搬送経路、 21 …第1の紙センサ、 22 …第2の紙センサ、 31 …制御部、 32 …ROM、 33 …RAM、 34 …表示用キャラクタジェネレータ、 35 …印字用キャラクタジェネレータ、 36 …ヘッド駆動回路、 37 …ステップモータ、 38 …ステップモータ駆動回路、 39 …カッタモータ、 40 …カッタモータ駆動回路、 41 …表示駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 哲 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2C058 AB02 AB23 AC06 AE02 AE04 AF03 AF06 AF23 AF25 AF31 AF51 AF66 HA02 HB05 HB09 HB16 HB33

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 連続紙を保持する保持手段と、 前記連続紙を第1の搬送経路及びその下流側に連設され
    た第2の搬送経路を搬送して該第2の搬送経路の下流側
    に配設された用紙出入口から排出し、前記用紙出入口か
    ら挿入されるカット紙を前記第2の搬送経路を往復搬送
    して前記用紙出入口から排出する搬送手段と、 前記第2の搬送経路に設けられ、前記搬送手段により前
    記第2の搬送経路を搬送される前記連続紙又は前記カッ
    ト紙に印字を行なう印字手段と、 前記第1の搬送経路に設けられる第1の紙センサと、 前記第2の搬送経路に設けられる第2の紙センサと、 前記第1の紙センサ及び前記第2の紙センサから紙検知
    信号が出力されたときに前記連続紙の印字可能なことを
    判断し、前記第1の紙センサ及び前記第2の紙センサか
    ら紙検知信号が出力されないときに前記カット紙の印字
    可能なことを判断する判断手段と、を備えることを特徴
    とする印字装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016036975A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 セイコーエプソン株式会社 印刷装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016036975A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 セイコーエプソン株式会社 印刷装置

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