JP2001162842A - 冊子プリンタ - Google Patents

冊子プリンタ

Info

Publication number
JP2001162842A
JP2001162842A JP35275999A JP35275999A JP2001162842A JP 2001162842 A JP2001162842 A JP 2001162842A JP 35275999 A JP35275999 A JP 35275999A JP 35275999 A JP35275999 A JP 35275999A JP 2001162842 A JP2001162842 A JP 2001162842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
passbook
printing
dot head
impact dot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35275999A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Kanbe
幸彦 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP35275999A priority Critical patent/JP2001162842A/ja
Publication of JP2001162842A publication Critical patent/JP2001162842A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページごとの印字濃度のばらつきを抑制する
ことができる通帳プリンタを提供する。 【解決手段】 インパクトドットヘッドが通帳の右ペー
ジに位置しているか(ステップS10のY)、左ページ
に位置しているか(ステップS10のN)をキャリッジ
モータの回転角度から判断し、その結果と、通帳のペー
ジマークの読取の結果(ステップS5)から、印字しよ
うとしている通帳のページを判断して、そのページに対
応した通電時間データを所定のテーブルから読み込ん
で、ラッチ回路にセットする(ステップS11,S1
2)。所定のテーブルは、ページマークごとに、右ペー
ジに印字する場合、左ページに印字する場合のそれぞれ
についてインパクトドットヘッドへの通電時間を示す通
電時間データを記録したテーブルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通帳などの冊子
に印字する冊子プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の冊子プリンタの一例であ
る通帳プリンタで印刷を行うための通帳1を見開いた状
態の平面図である。図6に示すように、この通帳1は、
見開きの右ページ2、左ページ3のそれぞれに印字を行
う領域である印字範囲4,5が形成されている。この印
字範囲4,5に対してインパクトドットヘッドで矢印6
の方向に印字が行われる。また、右ページの下欄には、
現在開かれているページが何ページなのかを示すページ
マーク7が表示されている。このページマーク7は、光
学式マーク読取装置により読み取られる。
【0003】図7は、通帳1に対して通帳プリンタで印
字している状態を示す正面図である。図7において、イ
ンパクトドットヘッド8は、矢印6の方向に移動して左
右ページ2,3上にドットインパクト方式で印字する。
通帳1は、通常、見開きの右ページ2と左ページ3とで
厚さが異なっているため、印字に際しては、分割された
プラテン9が用いられる。この分割されたプラテン9
は、プラテン9上の領域を分割し、分割領域ごとに段差
を設けているものである。これにより、見開きの右ペー
ジ2と左ページ3とで厚さが異なっていても、左右ペー
ジ2,3の印字面とインパクトドットヘッド8との距離
が変化しないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8は、インパクトド
ットヘッド8のヘッドピン10が通帳1にインパクトし
た瞬間の拡大正面図である。図8に示すように、インパ
クトの瞬間、マスク11を介して、ヘッドピン10が通
帳1の上からインクリボン12を打撃している。しか
し、このときに通帳1の印字したページ側の用紙の枚数
が多いと、図8に示すように、紙の弾性により通帳1が
たわんでわずかながら沈み込んだ状態となり(矢印13
の部分)、ヘッドピン10のインパクト力が分散され
る。そのため、印字結果は、右ページ2と左ページ3と
で、用紙の枚数が多い方のページが薄く、少ない方のペ
ージが濃くなってしまい、印字濃度がページにより異な
ってしまうという不具合がある。
【0005】この発明の目的は、ページごとの印字濃度
のばらつきを抑制することができる冊子プリンタを提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、冊子に印字するインパクトドットヘッドと、前記冊
子に対して前記印字を行うページの情報を取得するペー
ジ情報取得手段と、この印字を行うページの別に応じて
前記インパクトドットヘッドによるインパクト力を前記
印字の濃度のページによるばらつきを抑制するように制
御する制御手段と、を備えている冊子プリンタである。
【0007】したがって、印字を行うページの別に応じ
てインパクトドットヘッドによるインパクト力を調節
し、印字の濃度のページによるばらつきを抑制すること
ができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の冊子プリンタにおいて、前記制御手段は、前記インパ
クトドットヘッドへ通電する時間を調節することにより
前記インパクト力の制御を行うものである。
【0009】したがって、インパクトドットヘッドに印
加する電圧を調節する場合などに比べて、制御が容易で
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0011】図1は、この発明の一実施の形態である通
帳プリンタの概略構成を示す縦断面図である。図2は、
この通帳プリンタの主搬送路内の平面図である。この通
帳プリンタは、この発明の冊子プリンタを適用したもの
で、ATM(Automatic Te11er Machine)等に用いられ
るものである。図1,2に示すように、この通帳プリン
タは、冊子である通帳1を出し入れする挿入口22が一
端に形成された搬送路である主搬送路23に、ステッピ
ングモータである搬送モータ44により駆動される複数
対の主搬送ローラ24〜28と、印字部29とが設けら
れている。
【0012】通帳1は、図6のように、見開きの右ペー
ジ2、左ページ3のそれぞれに印字を行う領域である印
字範囲4,5が形成されている。また、右ページの下欄
には、現在開かれているページが何ページなのかを示す
ページマーク7が表示されている。例えば、図2に示す
ように、ページマーク7が3本の場合は、左ページ3に
は4枚の用紙があり、右ページ2に8枚の用紙がある。
【0013】印字部29は、プラテン9、主搬送路23
と直交する方向に往復駆動されるキャリッジ31に搭載
されたインパクトドットヘッド8、および、インクリボ
ンカートリッジ33よりなる。キャリッジ31は、キャ
リッジモータ45により主走査方向に駆動される。主搬
送ローラ28の後方には、主搬送路23から上方に分岐
する冊子回収路34と、この冊子回収路34に連通する
上面開口の冊子回収庫35とが設けられ、冊子回収路3
4には回収ローラ36と、対をなす回収ローラ37,3
7aとが設けられている。冊子回収路34の下方には、
支点軸38を中心に回動させることにより主搬送路23
の後部と冊子回収路34とを選択的に開閉する切替部材
39が設けられている。さらに、主搬送路23中のイン
パクトドットヘッド8より上流側には、通帳1に形成さ
れた磁気ストライプを読み書きする磁気読み書きユニッ
ト40と、通帳1のページマーク7を読み取る光学式マ
ーク読取装置(OMR)41とが設けられている。さら
に、主搬送路23の挿入口2には通帳1の有無を光学的
に検出する挿入口センサ42が設けられている。冊子回
収庫35内の通帳1は、上部開口部43から回収する。
【0014】図3は、この通帳プリンタの制御系の電気
的な接続を示すブロック図である。図3に示すように、
この制御系は、通帳プリンタの各部を集中的に制御する
CPU63と、所定の制御プログラムなどが格納された
ROM58と、RAM46とが、バス47で接続されて
いる。
【0015】バス47には、インパクトドットヘッド8
を駆動するヘッドドライバ48〜50と、インパクトド
ットヘッド8で印字するための印字データをラッチする
ラッチ回路51〜53と、インパクトドットヘッド8に
通電する時間を決定する通電時間データ(図5参照)を
ラッチするラッチ回路54と、搬送モータ44を駆動す
るモータドライバ55と、タイマ56と、搬送モータ4
4を駆動する速度データをラッチするラッチ回路57
と、キャリッジモータ45を駆動するモータドライバ5
9と、タイマ60と、キャリッジモータ45を駆動する
速度データをラッチするラッチ回路61と、OMR41
を制御するイメージコントローラ62とが接続されてい
る。
【0016】次に、この通帳プリンタによる通帳1の印
字動作について説明する。図4は、通帳プリンタによる
印字動作のフローチャートである。まず、CPU63
は、搬送モータ44をスタートさせ(ステップS1)、
ラッチ回路57に搬送モータ44を駆動する速度を決定
する速度データを書き込み(ステップS2)、タイマ5
6をスタートさせて、タイマ56のキャリー信号により
搬送モータ44を1ステップ動作する。そして、INT
1信号が発生すると(ステップS3のY)、CPU63
は次の速度データをラッチ回路57に書き込み(ステッ
プS4のN、ステップS2)、搬送モータ44は回転を
続ける。このようにして搬送モータ44のNステップ分
の動作により(ステップS4のY)、通帳1が所定距離
搬送されると、OMR41でページマーク7が読み取ら
れる(ステップS5)。
【0017】この後、通帳1を所定位置まで搬送し(ス
テップS6)、キャリッジモータ45をスタートさせる
(ステップS7)。ここで、ラッチ回路61にインパク
トドットヘッド8を移動させる速度データを書き込み
(ステップS8)、タイマ60をスタートさせてINT
2信号が発生するのを待つ。INT2信号が発生すると
(ステップS9のY)、インパクトドットヘッド8が通
帳1の右ページ2に位置しているか(ステップS10の
Y)、左ページ3に位置しているか(ステップS10の
N)をキャリッジモータ45の回転角度から判断し、そ
の結果と、ページマーク7の読取の結果(ステップS
5)とから、印字しようとしている通帳1のページを判
断して(これにより、ページ情報取得手段を実現してい
る。)、そのページに対応した通電時間データを図5に
例示するようなテーブルから読み込んで、ラッチ回路5
4にセットする(ステップS11,S12)。図5に例
示するテーブルは、ページマーク7ごとに、右ページ2
に印字する場合、左ページ3に印字する場合のそれぞれ
についてインパクトドットヘッド8への通電時間を記録
したテーブルである。そして、現在のインパクトドット
ヘッド8の位置で印字すべき印字データがあるときは印
字データを1として、印字すべき印字データがないとき
は印字データを0として、ラッチ回路51,52,53
(インパクトドットヘッド8のヘッドピンは縦に複数ピ
ン並んでいる。この例では、24ピンのインパクトドッ
トヘッドを使用しているので、印字データは3バイト分
あるため、ラッチ回路も3つ用意している。)に書き込
む(ステップS13)。よって、ラッチ回路54にセッ
トされた通電時間でインパクトドットヘッド8に通電さ
れ、インパクトドットヘッド8でインパクトすることに
より、通帳1に印字される。これにより、制御手段を実
現している。
【0018】以上の動作を1行分の印字が完了するまで
繰り返し(ステップS14)、1行分の印字が完了した
ときは(ステップS14のY)、キャリッジモータ45
をスローダウンして停止させ(ステップS15)、搬送
モータ44を駆動して通帳1を改行分だけ搬送し(ステ
ップS16)、ステップS7に戻る(ステップS17の
N)。以上の処理を繰り返して、規定ライン分の印字が
終了したときは(ステップS17のY)、処理を終了す
る。
【0019】以上説明した通帳プリンタによれば、図5
に示すテーブルによるインパクトドットヘッド8への通
電時間の指定は、印字を行うページごとのヘッドピンの
インパクト力を調節し、各ページで印字濃度がそろうよ
うにするものであるから、印字濃度のページによるばら
つきを抑制することができる。
【0020】なお、インパクトドットヘッド8のヘッド
ピンのインパクト力を調節するための手段としては、イ
ンパクトドットヘッド8への通電時間を調節する手段以
外にも、インパクトドットヘッド8への印加電圧を調節
したり、通帳1の裏面とヘッドピンとの間隔を調節した
り、プラテンの圧力を調節するなどの手段があり、これ
らを調節して各ページの印字濃度を調節するようにして
もよい。しかし、前記の例のように、インパクトドット
ヘッド8への通電時間を調節することでインパクトドッ
トヘッド8のヘッドピンのインパクト力を制御する方
が、制御は容易である。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、印字を行うペ
ージの別に応じてインパクトドットヘッドによるインパ
クト力を調節し、印字の濃度のページによるばらつきを
抑制する効果がある。
【0022】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の効果に加えて、インパクトドットヘッドに印加
する電圧を調節する場合などに比べて、制御が容易であ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である通帳プリンタの
概略構成を示す縦断面図である。
【図2】前記通帳プリンタの主搬送路内の平面図であ
る。
【図3】前記通帳プリンタの制御系の電気的な接続を示
すブロック図である。
【図4】前記通帳プリンタによる印字動作を説明するフ
ローチャートである。
【図5】前記通帳プリンタを制御するときに用いる通電
時間データのテーブルを説明する図である。
【図6】通帳プリンタで印刷を行う通帳を見開いた状態
の平面図である。
【図7】前記通帳に対して従来の通帳プリンタで印字し
ている状態を示す正面図である。
【図8】前記通帳に従来の通帳プリンタのインパクトド
ットヘッドのヘッドピンがインパクトした瞬間の拡大正
面図である。
【符号の説明】
1 冊子 8 インパクトドットヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冊子に印字するインパクトドットヘッド
    と、 前記冊子に対して前記印字を行うページの情報を取得す
    るページ情報取得手段と、 この印字を行うページの別に応じて前記インパクトドッ
    トヘッドによるインパクト力を前記印字の濃度のページ
    によるばらつきを抑制するように制御する制御手段と、
    を備えている冊子プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記インパクトドット
    ヘッドへ通電する時間を調節することにより前記インパ
    クト力の制御を行うものである請求項1に記載の冊子プ
    リンタ。
JP35275999A 1999-12-13 1999-12-13 冊子プリンタ Pending JP2001162842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35275999A JP2001162842A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 冊子プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35275999A JP2001162842A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 冊子プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001162842A true JP2001162842A (ja) 2001-06-19

Family

ID=18426256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35275999A Pending JP2001162842A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 冊子プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001162842A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100464128B1 (ko) 기록매체처리장치 및 기록매체처리방법
US6523927B2 (en) Method and apparatus for processing recording media having embedded information
JP2001162842A (ja) 冊子プリンタ
US5682253A (en) Dot printer with recording head and scanner mounted on same carriage and operation controlled based on marker identification on manuscript
JP3638768B2 (ja) 通帳伝票プリンタ
EP0437724A1 (en) A card printing device
JP2995990B2 (ja) プリンタ
JP2963330B2 (ja) ワイヤドット印字ヘッドのヘッドギャップ調整装置
JP2000335064A (ja) プリンタ
JP3593258B2 (ja) 熱転写記録方法
JP2789744B2 (ja) プリンタ
JPH0431067A (ja) インパクト式プリンタ
JP2694376B2 (ja) インパクト式プリンタ
JP2585837B2 (ja) 刻印文字印字機能を有するシリアルドットインパクトプリンタ
JP3007094B2 (ja) 記録装置
JPH07149015A (ja) プリンタ
JPS63306052A (ja) インパクト型ドットプリンタ
JP3021863B2 (ja) ドットマトリクスプリンタ
JP5463427B2 (ja) 媒体処理装置および媒体回収装置
JP5271809B2 (ja) 媒体発行装置
JP2875410B2 (ja) プリンタ
JPH074920Y2 (ja) 識別マーク記録装置
JPH067403Y2 (ja) 識別マーク読取装置
JPH02214684A (ja) プリンタ
JP2001047716A (ja) カラープリンタ、カラープリンタにおけるインクリボンの巻き取り方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体