JP2001162748A - 蒸着用ポリエステルフィルム - Google Patents

蒸着用ポリエステルフィルム

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JP2001162748A JP34770599A JP34770599A JP2001162748A JP 2001162748 A JP2001162748 A JP 2001162748A JP 34770599 A JP34770599 A JP 34770599A JP 34770599 A JP34770599 A JP 34770599A JP 2001162748 A JP2001162748 A JP 2001162748A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱処理などを行っても接着性、バリアー性の
低下しない蒸着フィルムを提供する。 【解決手段】 アミノ基を有するシランカップリング剤
を含有する塗布液を塗布して形成された塗布層を少なく
とも片面に有するポリエステルフィルムであって、当該
フィルムを180℃で10分間処理した後の塗布層表面
のオリゴマー量が2.80mg/m2 以下であることを
特徴とする蒸着用ポリエステルフイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸着用ポリエステ
ルフィルムに関し、さらに詳しくは、特定の組成よりな
る塗布層を設けることにより、高温下でのオリゴマーの
析出による接着強度、バリアー性の低下が抑制されたポ
リエステルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】蒸着フイルムは、蒸着する金属または金
属酸化物を選択することにより、ガスバリアー性、水分
不透過性、可視・紫外光の遮断性、熱線反射性、導電
性、透明導電性、磁気記録性などの特性を種々に変更し
得るため、各種の用途に利用されている。例えば、包装
材料、装飾用材料、窓ガラスの遮断用材料、金・銀糸用
材料、コンデンサー材料、表示材料、配線基板材料、磁
気記録材料などに利用されている。さらに、近年、液晶
表示素子、太陽電池、電磁波シールド、タッチパネル、
EL用基板、カラーフィルター等で使用する透明導電シ
ートの一部などの新しい用途への応用についても注目さ
れている。
【0003】しかしながら、蒸着フイルムの多くは耐熱
性が不十分であり、例えば、蒸着ポリエステルフイルム
を食品包装用とした場合、ボイル処理後やレトルト処理
後の接着強度、ガスバリアー性が必ずしも十分ではな
い。特に、ポリエステルフイルム屑を再利用した蒸着ポ
リエステルフイルムでは、これらの性質が著しく低下す
る欠点がある。さらに、蒸着ポリエステルフイルムの用
途が広がるにつれ、より強い接着性や信頼性の高いガス
バリアー性を有する蒸着ポリエステルフイルムが求めら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みなされたものであり、その解決課題は、熱処理などを
行っても接着性、バリアー性の低下しない蒸着フィルム
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を有するフィルムに
よれば、熱処理によっても接着力、バリアー性が低下し
ないことを見いだし、本発明を完成するに至った。すな
わち、本発明の要旨は、アミノ基を有するシランカップ
リング剤を含有する塗布液を塗布して形成された塗布層
を少なくとも片面に有するポリエステルフィルムであっ
て、当該フィルムを180℃で10分間処理した後の塗
布層表面のオリゴマー量が2.80mg/m2 以下であ
ることを特徴とする蒸着用ポリエステルフイルムに存す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明におけるポリエステルとしては、例えば、構成単
位の80モル%以上がエチレンテレフタレートであるポ
リエチレンテレフタレート、構成単位の80モル%以上
がエチレン−2,6−ナフタレートであるポリエチレン
−2,6−ナフタレート、構成単位の80モル%以上が
1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレートであ
るポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンイソフタレート、ポリ−1,4−ブ
チレンテレフタレート等が挙げられる。
【0007】上記の優位構成成分以外の共重合成分とし
ては、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレ
ングリコール、2,3−ブチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、トリメチレングリコール、テトラメチ
レングリコール、ヘキサメチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリアル
キレングリコール等のジオール成分、イソフタル酸、
2,7−ナフタレンジカルボン酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ジフェニルエーテ
ルジカルボン酸およびオキシモノカルボン酸等のエステ
ル形成性誘導体を使用することができる。
【0008】また、ポリエステルとしては、単独重合体
または共重合体のほかに、他の樹脂との小割合のブレン
ドも使用することができる。本発明のポリエステルフィ
ルムの極限粘度は、通常0.40〜0.90、好ましく
は0.45〜0.80、さらに好ましくは0.50〜
0.70の範囲である。極限粘度が0.40未満では、
フィルムの機械的強度が弱くなる傾向があり、極限粘度
が0.90を超える場合は、溶融粘度が高くなり、押出
機に負荷がかかったり、製造コストがかかる等の問題が
生じる場合がある。
【0009】従来、フィルムのオリゴマーを低減する方
法としては、固相重合により予めポリマー中のオリゴマ
ー量を低減させておき、最終フィルムのオリゴマーを少
なくする処方が用いられているが、固相重合の場合は、
極限粘度が高くなったり、工程が増えるためにコストが
上昇してしまう問題がある。また、フィルム製造工程の
押出機で溶融温度が高かったり、滞留時間が長くなる場
合には解重合等でオリゴマーを低減させた効果が見られ
なくなる場合がある。
【0010】本発明のポリエステルフィルムは、滑り性
を付与するため、フィルム表面突起形成剤として、添加
粒子、析出粒子、その他の触媒残渣等を含有していても
よい。これらの突起形成剤の種類、大きさ、配合量は、
目的とする滑り性、透明性などに応じて適宜選択され
る。また、本発明のポリエステルフィルムは、必要に応
じ、帯電防止剤、安定剤、潤滑剤、架橋剤、ブロッキン
グ防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光線遮断剤、着
色剤などを含有していてもよい。
【0011】本発明のポリエステルフィルムは、多層構
造であってもよく、この場合、その一部の層はポリエス
テル以外のポリマーで形成されていてもよい。一般的な
ポリエチレンテレフタレート樹脂中に含まれるオリゴマ
ーは、鎖状の物も少量含まれるが、そのほとんどは、エ
チレンテレフタレート単位が3個環状につながってい
る、いわゆる環状3量体であることは当業者の常識であ
る。特に本発明が問題にしている加熱処理時に表面に滲
出してくるオリゴマーはこの環状3量体が主成分なの
で、本発明では、オリゴマー量として環状3量体のみを
対象とする。
【0012】本発明は、オリゴマー(環状3量体)の含
有量が通常0.5重量%以上、さらには0.6重量%以
上、特に0.7重量%以上のフィルムに適用する時に効
果が大きい。フィルム中のオリゴマー(環状3量体)が
0.5重量%未満では、熱処理によるフィルム表面への
オリゴマーの析出は少ない。しかしながら、フィルム中
のオリゴマーを0.5重量%未満とするためには、原料
ポリマー中に含まれるオリゴマーの低減が必要であり、
その手段として固相重合を行う必要があり、製造コスト
の上昇やポリマーの極限粘度が増加することにより、フ
ィルム製造の際に押出機への負担が大きくなり、生産性
が悪くなるので好ましくない。
【0013】本発明のフィルムは、少なくとも一方の表
面に塗布層を有するものであり、180℃で10分間熱
処理後の塗布層表面のオリゴマー量が2.80mg/m
2 以下、好ましくは1.60mg/m2 以下、さらに好
ましくは1.00mg/m2以下とである。表面オリゴ
マー量が2.80mg/m2 を超えるベースフィルムを
用いた場合は、できあがった蒸着フィルムを加熱処理し
た後のバリアー性が低下したり、オリゴマーが異物とな
ったりして好ましくない。
【0014】本発明のフィルムの塗布層は、アミノ基を
有するシランカップリング剤を含有する塗布液を塗布し
て形成されたものである。アミノ基を含有するシランカ
ップリング剤由来の塗布層がない場合は、熱処理により
オリゴマーがフィルム表面に多量に析出するために、析
出したオリゴマーが粗大ブツとなったり、ヘーズ値が上
昇するなど好ましくない。
【0015】一般にシランカップリング剤は、1分子中
に少なくとも2種類の反応性の異なる官能基を有してお
り、一般式YRSiX3 で表される化合物である。ここ
でYはビニル基、エポキシ基、アミノ基、などの有機官
能基、Rはメチレン、エチレン、プロピレン等のような
アルキレン基、Xはメトキシ、エトキシ等のような加水
分解基およびアルキル基であるが、本発明で用いるシラ
ンカップリング剤は、アミノ基を有することが必須であ
る。アミノ基を有さないものでは、オリゴマーの封止効
果が十分でなく好ましくない。本発明で言うアミノ基と
は、窒素原子に置換基を有していてもよく、具体的化合
物としては、例えばN−β(アミノエチル)γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミ
ノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン
等であり、好ましくは、一般式 Y−(CH2 3 −Si−(X)3 (上記式中、Xは、−OCH3 または−OCH2 CH3
を示し、Yは、−NH2または−NHCH2 CH2 NH
2 を示す)で表される化合物であり、一般式 NH2 CH2 CH2 NH−(CH2 3 −Si−(X)
3 (上記式中、Xは、−OCH3 または−OCH2 CH3
を示す)で表される化合物がさらに好ましい。
【0016】本発明において、オリゴマー析出防止能を
有する上記塗布層には、必要に応じて上記のシランカッ
プリング剤以外の水溶性または水分散性のバインダー樹
脂を併用してもよい。かかるバインダー樹脂としては、
例えば、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリウ
レタン、アクリル樹脂、ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ア
ミド樹脂等が挙げられるが、ポリビニルアルコールが特
に好ましい。これらは、それぞれの骨格構造が共重合等
により実質的に複合構造を有していてもよい。複合構造
を持つバインダー樹脂としては、例えば、アクリル樹脂
グラフトポリエステル、アクリル樹脂グラフトポリウレ
タン、ビニル樹脂グラフトポリエステル、ビニル樹脂グ
ラフトポリウレタン等が挙げられる。
【0017】バインダー成分を配合する場合の配合量
は、塗布層に対する重量部で50重量部以下、さらには
30重量部以下の範囲が好ましい。さらに本発明のフィ
ルムの塗布層を形成するために用いる塗布液中に、必要
に応じて架橋反応性化合物を配合してもよい。架橋反応
性化合物としては、メチロール化あるいはアルキロール
化した尿素系、メラミン系、グアナミン系、アクリルア
ミド系、ポリアミド系などの化合物、ポリアミン類、エ
ポキシ化合物、オキサゾリン化合物、アジリジン化合
物、ブロックイソシアネート化合物、本発明に含まれな
いシランカップリング剤、チタンカップリング剤、ジル
コ−アルミネート系カップリング剤、金属キレート、有
機酸無水物、有機過酸化物、熱または光反応性のビニル
化合物や感光性樹脂などの多官能低分子化合物および高
分子化合物から選択される。
【0018】本発明で用いる架橋反応性化合物として
は、反応性官能基が1分子中に2官能以上必ず含まれる
限りにおいて、低分子量化合物であっても、反応性官能
基を有する高分子重合体のいずれであってもよい。架橋
反応性化合物を配合する場合の配合量は、塗布層に対す
る重量部で50重量部以下、さらには30重量部以下、
特に15重量部以下の範囲が好ましい。
【0019】さらに本発明のフィルムの塗布層中には、
必要に応じて塗布層の滑り性改良のために不活性粒子を
含んでいてもよい。不活性粒子としては、無機不活性粒
子、有機不活性粒子があり、無機不活性粒子としては、
例えば、シリカゾル、アルミナゾル、炭酸カルシウム、
酸化チタン等が挙げられる。有機不活性粒子としては、
ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリビニル
系樹脂による単独あるいは共重合体を含む微粒子、また
はこれらと架橋成分を複合した架橋粒子に代表される有
機粒子が挙げられる。これらの不活性粒子は軟化温度ま
たは分解温度が約200℃以上、さらには250℃以
上、特に300℃以上であることが好ましい。
【0020】不活性粒子の平均粒径(d)は、塗布層の
平均膜厚を(L)とした際、1/3≦d/L≦3、さら
には1/2≦d/L≦2の関係を満足するように選択す
るのが好ましい。本発明の易接着樹脂層は、必要に応じ
て界面活性剤、消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、低分子
帯電防止剤、有機系潤滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、発泡剤、染料、顔料等の添加剤を少量含有していて
もよい。これらの添加剤は単独で用いてもよいが、必要
に応じて二種以上を併用してもよい。
【0021】本発明のフィルムの塗布層は、ポリエステ
ルフイルムの片面だけに形成してもよいし、両面に形成
してもよい。片面のみに形成する場合、その反対面には
必要に応じて別種の塗布層を形成させ、さらに他の特性
を付与することもできる。なお、塗布液のフイルムへの
塗布性および接着性を改良するため、塗布前のフイルム
に化学処理や放電処理等を施してもよい。
【0022】塗布層の厚さは、通常50nm以下であ
り、好ましくは2〜50nm、さらに好ましくは3〜3
0nmの範囲である。塗布層の厚さが50nmを超える
と、耐ブロッキング性が問題となる場合がある。本発明
において、フィルムの塗布層上に蒸着する金属または金
属酸化物としては、例えば、アルミニウム、珪素、マグ
ネシウム、パラジウム、鉛、錫、ニッケル、銀、銅、
金、インジウム、ステンレス鋼、クロム、チタン等の金
属、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化アンチモン、酸
化インジウム、酸化カルシウム、酸化カドミウム、酸化
銀、酸化金、酸化クロム、珪素酸化物、酸化コバルト、
酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化チタン、酸化鉄、酸
化銅、酸化ニッケル、酸化白金、酸化パラジウム、酸化
ビスマス、酸化マグネシウム、酸化マンガン、酸化モリ
ブデン、酸化バナジウム、酸化バリウム等の金属酸化物
が挙げられるが、珪素酸化物、酸化アルミニウムが、高
度な酸素ガスバリア性、水蒸気バリア性および透明性を
兼ね備え、かつ、工業的に安価であるので特に好まし
い。かかる珪素酸化物、酸化アルミニウムは各々単独で
使用してもよいし、混合物として使用してもよい。
【0023】これらの金属または金属酸化物の蒸着の方
法は、一般には真空蒸着によるが、イオンプレーティン
グ、スパッタリング、CVD等の方法によってもよい。
蒸着膜の厚さは、蒸着フイルムの最終用途によって適宜
選択される。なお、蒸着後に接着性、特に、耐水接着性
や耐擦傷性などを付与するため、蒸着面に樹脂保護層を
設けてもよい。
【0024】本発明のフィルム厚みは、通常1〜300
μm、好ましくは2〜75μm、さらに好ましくは5〜
50μmの範囲である。この範囲を超えた場合は、フィ
ルムの取扱性が悪くなったり、製造コストが上昇したり
することがある。ポリエステルフィルムの製造方法とし
ては、公知の方法を採用することができる。例えば、二
軸延伸フィルムの場合は、予め乾燥したポリエステルチ
ップと必要な添加剤を混合して押出機にホッパー投入
し、押出機にて200〜300℃の温度で溶融混練し、
ダイからシート状に押し出して、約70℃以下のキャス
ティングドラム(回転冷却ドラム)上で急冷して未延伸
シートを得、得られたシートを縦およびまたは横方向に
4倍以上、好ましくは9倍以上の面積倍率で延伸し、さ
らに120〜200℃の温度で熱固定を行う方法を採用
することができる。
【0025】ポリエステルフイルムの表面に塗布層を形
成する方法は、特に制限されないが、ポリエステルフイ
ルムを製造する工程中で塗布液を塗布する方法が好適に
採用される。具体的には、未延伸シート表面に塗布液を
塗布して乾燥する方法、一軸延伸フイルム表面に塗布液
を塗布して乾燥する方法、二軸延伸フイルム表面に塗布
液を塗布して乾燥する方法等が挙げられる。これらの中
では、未延伸フィルムまたは一軸延伸フイルム表面に塗
布液を塗布後、フイルムに熱処理を行う過程で同時に塗
布層を乾燥硬化する方法が経済的である。
【0026】また、塗布層を形成する方法として、必要
に応じ、前述の塗布方法の幾つかを併用した方法も採用
し得る。具体的には、未延伸シート表面に第一層を塗布
して乾燥し、その後、一軸方向に延伸後、第二層を塗布
して乾燥する方法等が挙げられる。ポリエステルフイル
ムの表面に塗布液を塗布する方法としては、原崎勇次
著、槙書店、1979年発行、「コーティング方式」に
示されるリバースロールコーター、グラビアコーター、
ロッドコーター、エアドクターコーター等を使用するこ
とができる。
【0027】本発明において用いる塗布液は、通常、安
全性や衛生性の観点から水を主たる媒体として調整され
ていることが好ましい。水を主たる媒体とする限りにお
いて、水への分散を改良する目的あるいは造膜性能を改
良する目的で少量の有機溶剤を含有していてもよい。有
機溶剤は、主たる媒体である水と混合して使用する場
合、水に溶解する範囲で使用することが好ましい。有機
溶剤は単独で用いてもよいが、必要に応じて二種以上を
併用してもよい。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお、本発明におけ
る各種の物性および特性の測定方法、定義は下記のとお
りである。また、実施例および比較例中、「部」および
「%」とあるのは、各「重量部」および「重量%」を意
味する。
【0029】(1)ポリエチレンテレフタレート中のオ
リゴマー(環状3量体)含有量 所定量のポリエチレンテレフタレートをo−クロロフェ
ノールに溶解した後、テトラヒドロフランで再析出して
濾過して線状ポリエチレンテレフタレートを除いた後、
次いで得られた濾液を液体クロマトグラフィー(島津L
C−7A)に供給してポリエチレンテレフタレート中に
含まれるオリゴマー(環状3量体)量を求め、この値を
測定に用いたポリエチレンテレフタレート量で割って、
ポリエチレンテレフタレート中に含まれるオリゴマー量
(環状3量体)とする。
【0030】液体クロマトグラフィーで求めるオリゴマ
ー(環状3量体)量は、標準試料ピーク面積と測定試料
ピーク面積のピーク面積比より求めた(絶対検量線
法)。標準試料の作成は、予め分取したオリゴマー(環
状3量体)を正確に秤量し、正確に秤量したDMFに溶
解し作成した。なお、標準試料の濃度は、0.001〜
0.50mg/mlの範囲とした。液体クロマトグラフ
の条件は下記のとおりである。
【0031】
【表1】 ────────────────────────────── 移動相A:アセトニトリル 移動相B:2%酢酸水溶液 カラム:三菱化学(株)製 MCI GEL ODS 1HU カラム温度:40℃ 流速:1ml/分 検出波長:254nm ──────────────────────────────
【0032】(2)フィルムの熱処理 A4サイズのケント紙と熱処理を行うポリエステルフィ
ルムを重ね合わせ、その際、測定する面が外側になるよ
うにゼムクリップ等で四隅をクリップし、ケント紙とポ
リエステルフィルムを止めた。窒素雰囲気下、180℃
のオーブンに前記ポリエステルフィルムを10分間放置
し熱処理を行った。
【0033】(3)フィルム表面オリゴマー量 上部が開放され、底辺の面積が250cm2 となるよう
に、熱処理後のポリエステルフィルムを折って、四角の
箱を作成した。その際、測定する面が内側となるように
した。次いで、上記の方法で作成した箱の中に、DMF
(ジメチルホルムアミド)10mlを入れ、3分間放置
した後、DMFを回収した。回収したDMFを液体クロ
マトグラフィー(島津LC−7A)に供給して、DMF
中のオリゴマー量を求め、この値をDMFを接触させた
フィルム面積で割って、フィルム表面オリゴマー量(m
g/m2 )とした。
【0034】DMF中のオリゴマー量は、標準試料ピー
ク面積と測定試料ピーク面積のピーク面積比より求めた
(絶対検量線法)。標準試料の作成は、予め分取したオ
リゴマー(環状3量体)を正確に秤量し、正確に秤量し
たDMFに溶解し作成した。標準試料の濃度は、0.0
01〜0.01mg/mlの範囲とした。
【0035】液体クロマトグラフの条件は、前記のポリ
エチレンテレフタレート中のオリゴマー(環状3量体)
含有量の測定条件と同じである。 (4)蒸着フィルムの酸素透過率 ASTMD−3985に準拠して、酸素透過率測定装置
(モダンコントロール社製、OX−TRAN100)を
使用し、25℃、相対湿度95%の条件下で測定(cc
/m2 /day/atm)し、次の基準で判定した。
【0036】 10未満;○(良)、10以上;×(不良) (5)生産性 原料の重合工程およびフィルムの製膜工程などにおいて
の製造コストより下記のとおり判断した。 ○:製造工程、製造条件などの問題がなく生産性が高い △:製造工程、製造条件などにある程度の制限があり、
生産性が若干低い ×:製造工程、製膜条件に制限があり生産性が劣る 実施例および比較例において、オリゴマー析出防止層形
成のために用いたシランカップリング剤およびベースフ
ィルムに用いたポリエステル樹脂は下記のとおりであ
る。
【0037】(化合物例) シランカップリング剤(A) N−(βーアミノエチル)ーγ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン 塗布液調整において、濃度調整の希釈液は純水を用い
た。 シランカップリング剤(B) N−(βーアミノエチル)ーγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン 塗布液調整において、濃度調整の希釈液は純水を用い
た。 シランカップリング剤(C) γ−アミノプロピルトリメトキシシラン 塗布液調整において、濃度調整の希釈液は純水を用い
た。 シランカップリング剤(D) N−(βーアミノエチル)ーγ−アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン 塗布液調整において、濃度調整の希釈液は純水を用い
た。 シランカップリング剤(E) γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン 塗布液調整において、純水では溶解し難いので濃度調整
の希釈液は2%酢酸水溶液を用いた。
【0038】(ポリエステルの製造方法) ポリエステル(1) テレフタル酸ジメチル100重量部とエチレングリコー
ル60重量部とを出発原料とし、触媒として酢酸マグネ
シウム・四水塩0.09重量部を反応器にとり、反応開
始温度を150℃とし、メタノールの留去とともに徐々
に反応温度を上昇させ、3時間後に230℃とした。4
時間後実質的にエステル交換反応を終了させた。この反
応混合物にエチルアシッドフォスフェート0.04部を
添加した後、平均粒子径1.6μmのエチレングリコー
ルに分散させたシリカ粒子を0.05部、三酸化アンチ
モン0.04部を加えて、4時間重縮合反応を行った。
すなわち、温度を230℃から徐々に昇温し280℃と
した。一方、圧力は常圧より徐々に減じ、最終的には
0.3mmHgとした。反応開始後、4時間を経た時点
で反応を停止し、窒素加圧下ポリマーを吐出させた。得
られたポリエステル(1)の極限粘度は0.65、オリ
ゴマー(環状3量体)の含有量は1.01重量%であっ
た。
【0039】ポリエステル(2) ポリエステル(1)を結晶化、乾燥した後、窒素下23
0℃で4時間固相重合しポリエステル(2)を得た。得
られたポリエステル(2)の極限粘度は0.75、オリ
ゴマー(環状3量体)の含有量は0.32重量%であっ
た。 ポリエステル(3) ポリエステル(1)を結晶化、乾燥した後、窒素下23
0℃で2時間固相重合しポリエステル(3)を得た。得
られたポリエステル(3)の極限粘度は0.70、オリ
ゴマー(環状3量体)の含有量は0.50重量%であっ
た。
【0040】実施例1 (塗布液−1の調整)シランカップリング剤(A)を固
形分濃度で2重量%含有する塗布液を調整した。 (フィルムの製造)ポリエステル(1)を乾燥後、28
0〜300℃の温度で溶融押し出しし、静電密着法を併
用しながら冷却ドラム上にキャストし、厚さ約170μ
mの無定型フィルムを得た。このフィルムを85℃で縦
方向に約3.7倍延伸し、フィルムの片面にコロナ処理
後、塗布液−1を乾燥前の厚みで約5μmに塗布した
後、100℃で横方向に約3.9倍延伸し、210℃で
熱処理して、厚さ12μmの二軸延伸ポリエステルフィ
ルムを得た。得られたフィルムの一部に、一酸化珪素を
蒸着材料として、真空蒸着機を用いた高周波加熱方式
で、厚さ約30nmの酸化珪素蒸着膜を形成し、特性を
評価した。
【0041】実施例2 実施例1において、シランカップリング剤(A)をシラ
ンカップリング剤(B)に変更した以外は、実施例1と
同様にしてフィルムを得た。 実施例3 実施例1において、シランカップリング剤(A)をシラ
ンカップリング剤(C)に変更した以外は、実施例1と
同様にしてフィルムを得た。
【0042】実施例4 実施例1において、シランカップリング剤(A)をシラ
ンカップリング剤(D)に変更した以外は、実施例1と
同様にしてフィルムを得た。 比較例1 実施例1において、シランカップリング剤(A)をシラ
ンカップリング剤(E)に変更した以外は、実施例1と
同様にしてフィルムを得た。
【0043】比較例2 実施例1において、塗布を行わなかった以外は、実施例
1と同様にしてフィルムを得た。 比較例3 比較例2において、ポリエステル(1)をポリエステル
(2)に変えた以外は比較例2と同様にして二軸延伸ポ
リエステルフィルムを得た。
【0044】比較例4 比較例2において、ポリエステル(1)をポリエステル
(3)に変えた以外は比較例2と同様ににして二軸延伸
ポリエステルフィルムを得た。実施例、比較例で得られ
たフィルムの評価結果をまとめて下記表1に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】本発明のフィルムによれば、加熱処理後
でも接着性、バリアー性の低下の少ない蒸着フィルムを
安価に提供することができ、その工業的価値は高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/40 B65D 65/40 D C08J 7/04 CFD C08J 7/04 CFDF // B29K 67:00 B29K 67:00 B29L 7:00 B29L 7:00 9:00 9:00 C08L 67:00 C08L 67:00 Fターム(参考) 3E086 AD01 BA15 BA24 BA40 BB01 CA01 CA28 4F006 AA35 AB67 AB73 BA01 BA05 CA02 CA07 CA08 DA01 4F100 AA17D AA17E AB01D AB01E AH06A AH06C AK41B BA02 BA03 BA05 BA06 BA07 BA10A BA10C BA10D BA10E BA25A BA25C CC00A CC00C EH462 EH66D EH66E EJ373 EJ672 GB15 GB41 JB09A JB09C JD02 JL11 YY00A YY00C 4F210 AA24L AB22 AC05 AG01 AG03 AH33 AH54 QA02 QA03 QC01 QC06 QD08 QG01 QG18 QW05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミノ基を有するシランカップリング剤
    を含有する塗布液を塗布して形成された塗布層を少なく
    とも片面に有するポリエステルフィルムであって、当該
    フィルムを180℃で10分間処理した後の塗布層表面
    のオリゴマー量が2.80mg/m2 以下であることを
    特徴とする蒸着用ポリエステルフイルム。
  2. 【請求項2】 シランカップリング剤が、下記一般式で
    表される化合物であることを特徴とする請求項1記載の
    蒸着用ポリエステルフィルム。 Y−(CH2 3 −Si−(X)3 (上記式中、Xは、−OCH3 または−OCH2 CH3
    を示し、Yは、−NH2または−NHCH2 CH2 NH
    2 を示す)
  3. 【請求項3】 シランカップリング剤が、下記一般式で
    表される化合物であることを特徴とする請求項1記載の
    蒸着用ポリエステルフィルム。 NH2 CH2 CH2 NH−(CH2 3 −Si−(X)
    3 (上記式中、Xは、−OCH3 または−OCH2 CH3
    を示す)
  4. 【請求項4】 塗布液が水性であり、塗布層が塗布後に
    少なくとも1方向に延伸されて形成されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の蒸着用ポ
    リエステルフィルム。
  5. 【請求項5】 塗布層の厚みが50nm以下であること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の蒸着用ポリ
    エステルフィルム。
  6. 【請求項6】 ポリエステルフィルムのオリゴマー含有
    量が、0.5重量%以上であることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載のフィルム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のフィルムの塗布層上に金
    属または金属酸化物を蒸着してなる蒸着フィルム。
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