JP2001162099A - 衣類の仕上げ加工方法及びその装置 - Google Patents

衣類の仕上げ加工方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯後の材質の異なる複数の衣類をランダム
に送りながら、衣類毎に適当な仕上げ加工剤を噴霧し乾
燥する工程を連続的に行う衣類の仕上げ加工方法及びそ
の装置の提供。 【解決手段】 洗濯後の衣類を類別し、その種類毎に同
一の識別ハンガーへ掛け、且つそのハンガーをスプレー
室、待機室及び乾燥室内に吊下げ状態で搬送するコンベ
ヤをそれぞれ設け、これらのコンベヤを一定軌道を形成
するよう配設且つ駆動させるものとなすと共に、スプレ
ー室の搬入口に前記ハンガーを自動識別するためのセン
サーを、またその室内にはそのセンサーに対応し特定の
仕上げ加工液を噴霧するための流体噴霧ノズルをそれぞ
れ設けて衣類に適切な仕上げ加工液を噴霧するものとな
し、衣類に仕上げ加工液を噴霧後待機室へ移動させて一
定量を収納待機させた後、乾燥室へと移動させ必要な乾
燥及び熱処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は業務用洗濯に於い
て、洗濯後の材質が異なる衣類に適合する仕上げ剤を自
動識別して噴霧し乾燥させる衣類の仕上げ加工方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、クリーニング後の衣類の風合
いを回復させたり、撥水加工や静電気防止加工などを施
して新たな付加価値を付与するために、洗濯中に適当な
仕上げ加工剤を洗剤と一緒に投入したり、洗濯後の乾燥
工程中に適当な仕上げ加工剤を噴霧することが行われて
いる。また、特公平1−60103号公報には、二流体
噴霧ノズルを用いて処理室内に処理薬剤を噴霧する装
置、特公平7−59278号公報には、更に噴霧ノズル
から噴霧される処理薬剤の粒子をできるだけ小さくし
て、扁平状で左右方向に扇形に拡げられるようになした
衣類の仕上げ加工装置がそれぞれ記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の衣類の仕上げ加工方法では、複数の衣類に対してそ
れぞれに必要な異なる仕上げ加工を同時に施すことがで
きず、同一加工ごとに処理する必要があった。とりわ
け、高級衣類に対しては、衣類品を一点ずつフックにか
け、加工剤を手でスプレーする手仕上げが行われてお
り、この場合、作業者が加工剤や溶剤を吸い込む可能性
が高く、また作業効率が悪いことからコストアップにな
るのは否めなかった。また、洗濯中に洗剤と一緒に多量
或いは複数種類の仕上げ加工剤を投入すると、洗濯機内
部のフィルターが目詰まりを起こしたり、蒸留機が故障
したり、或いは洗濯機内部に残った加工剤がホコリなど
に付着して逆に衣類の汚れの原因となることもあった。
洗濯後の乾燥工程中に仕上げ加工剤を噴霧する場合は、
噴霧と乾燥が同一密閉室内で行われることから、引火性
の高い石油系溶剤は扱えず、水溶性溶剤に希釈した加工
液が使用されるため、衣類の硬化や処理時間がかかると
いう欠点もあった。
【0004】本発明は上記従来技術の欠点を解消しよう
とするものであり、特に洗濯後の材質の異なる複数の衣
類をスプレー室、待機室、乾燥室へと自動的に走行さ
せ、衣類毎に適当な仕上げ加工剤を噴霧し乾燥する工程
を連続的に行う衣類の仕上げ加工方法及びその装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の衣類の仕上げ加工方法は、洗濯後の衣
類を類別し、その種類毎に同一の識別ハンガーへ掛け、
且つ該ハンガーをスプレー室、待機室及び乾燥室内に吊
下げ状態で搬送するコンベヤをそれぞれ設け、これらの
コンベヤを一定軌道を形成するよう配設且つ駆動させて
行う衣類の仕上げ加工方法であって、該スプレー室の搬
入口に前記ハンガーを自動識別するためのセンサーを、
またその室内には該センサーに対応し特定の仕上げ加工
液を噴霧するための流体噴霧ノズルをそれぞれ設けて衣
類に適切な仕上げ加工液を噴霧するものとなし、衣類に
仕上げ加工液を噴霧後待機室へ移動させて一定量を収納
待機させた後、乾燥室へと移動させ必要な乾燥及び熱処
理を行うものである。
【0006】この際、識別ハンガーはハンガーの首部に
カラーチューブを取付けたものとなし、識別センサーを
カラーセンサーとなして、カラーチューブの色を識別に
より衣類の類別を行うようになしたりする。
【0007】また、仕上げ加工液は、仕上げ加工剤を石
油系溶剤により希釈したものとなしたりする。
【0008】また、第2の発明である衣類の仕上げ加工
装置は、洗濯後の衣類を類別し、その種類毎に同一の識
別ハンガーへ掛け、且つ該ハンガーをスプレー室、待機
室及び乾燥室内に吊下げ状態で搬送するコンベヤを設
け、これらのコンベヤを関連的に駆動させるものとなす
と共に、スプレー室の搬入口には前記ハンガーを自動識
別するためのセンサーを、またその室内には該センサー
に対応し特定の仕上げ加工液を噴霧するための流体噴霧
ノズルを設け、該噴霧ノズルの前方を通過する衣類に対
し噴霧ノズルから仕上げ加工液を適宜噴霧するものとな
し、続いて待機室へ移動させて一定量を収納待機させた
後、乾燥室へ移動させる構成となしたものである。
【0009】この際、スプレー室内の搬入口から搬出口
に向う対向する側壁面に対し、流体噴霧ノズルの複数個
を配設すると共に、天井面中央にコンベヤを配設し、衣
類を室内中央で側壁面と並列状態に走行させるものとな
したりする。
【0010】また、待機室と乾燥室との間に自動扉を設
け、乾燥室が密閉空間に形成されるものとなしたりす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の仕上げ加工装
置に於ける実施形態の流れを示す正面図、図2は仕上げ
加工装置に於けるスプレー室の側面図である。
【0012】図に示す如く、仕上げ加工装置1は、スプ
レー室2、待機室3及び乾燥室4から構成され、待機室
3と乾燥室4との間には自動扉5が設けられる。該自動
扉5をコンピュータ(図示省略)制御で閉塞することに
より、乾燥室4は必要に応じ密閉空間となされる。ま
た、これら各室内に衣類6を装着した識別ハンガー7を
支持搬送するために、スプレー室2の搬入口2aの手前
に第1スクリューコンベヤ8aを、スプレー室2内にチ
ェーンコンベヤ8bを、待機室3内に二重鋸歯コンベヤ
8cを、そして乾燥室4内に第2スクリューコンベヤ8
dをそれぞれ装備するものとなし、これらコンベヤをス
プレー室2から乾燥室4方向に向けて一定軌道を形成し
且つ関連的に駆動するものとなして配設なさしめるので
ある。この際、コンベヤの駆動はそれぞれに接続したモ
ーターMを自動制御して行われるものとする。
【0013】識別ハンガー7は、その首部にカラーチュ
ーブ9を取付けたものである。該カラーチューブ9は仕
上げ加工の種類に応じるのであり、任意の仕上げ加工に
対し、特定の色を予め設定しておくのである。而して、
必要な仕上げ加工の種類数と同一色数のカラーチューブ
9が用意される。これを後述するカラーセンサー10で
識別して必要な仕上げ加工液を噴霧するのである。該仕
上げ加工液は、例えば、ウール用、化繊用などの繊維の
種類、或いは撥水加工用、光沢用、柔軟用、防シワ用な
どの特殊付加性能の種類などから適宜選択すればよい。
【0014】以下各部について詳細に説明する。まず第
1スクリューコンベヤ8aには、モーターMが接続さ
れており、該モーターMを駆動させると、第1スクリ
ューコンベヤ8aが回転し、該第1スクリューコンベヤ
8aに吊下げられた識別ハンガー7をスプレー室2の搬
入口2aに向けて搬送する。
【0015】11は自動投入機であって、第1スクリュ
ーコンベヤ8aにより移動方向下手側へ搬送された識別
ハンガー7を次のチェーンコンベヤ8bへと自動的に掛
け替えるものである。該チェーンコンベヤ8bは一定間
隔にフック12が設けられ、モーターMで駆動するよ
うになされている。而して、このフック12が自動投入
機11に近づくと、センサーでタイミングを図り、識別
ハンガー7が第1スクリューコンベヤ8aから該フック
12へと自動的に掛け替えられるのである。
【0016】無端状となされるチェーンコンベヤ8b
は、その一部分がスプレー室2内の天井面中央に於いて
搬入口2aから搬出口2bに向って駆動するようになさ
れる。この際、フック12に吊下げられた衣類6は、該
スプレー室2内の側壁面2c、2dと並列状態に一定間
隔で走行するようになされることから、後述する仕上げ
加工液の噴霧が効率よく行われるものとなる。
【0017】一方、スプレー室2内には、仕上げ加工液
を噴霧する流体噴霧ノズル13が設けられ、該室内の中
央を走行する衣類6に仕上げ加工液を噴霧するようにな
される。ここに、該流体噴霧ノズル13は噴霧口を中央
に向けて、側壁面2c、2dへ縦方向にそれぞれ2〜6
箇所(図には4箇所の場合を示す)設けられるのであ
る。この流体噴霧ノズル13は特定の仕上げ加工液を噴
霧する別々の噴霧口を有するのであり、例えば1つの噴
霧ノズルを噴霧口13a、13b、13c、・・・(図
には3個の場合を示す)から構成されるものとなし、該
噴霧口13a、13b、13cをそれぞれ、各仕上げ加
工液が供給されるタンク(図示省略)に接続するのであ
る。
【0018】他方、スプレー室2の搬入口2aには、上
記カラーチューブ9の色を識別するカラーセンサー10
が設けられている。而して、上記噴霧ノズル13の手前
に衣類6が到達すると、コンピューター(図示省略)に
より、該カラーセンサー10で識別した色に対応して、
各噴霧口13a、13b、13c・・・から必要な仕上
げ加工液が選択され、衣類6の前後面から挟むように自
動的に噴霧し、更に衣類6が通過した後は噴霧を自動的
に停止するようになされる。この噴霧所要時間は任意に
設定できるが、通常凡そ2〜5秒程度となされる。
【0019】本発明に於いて、上記仕上げ加工液は仕上
げ加工剤を適宜石油系溶剤で希釈して使用される。従来
法では、仕上げ加工液の噴霧とその乾燥が同一室内で行
われるため、石油系溶剤は引火の危険性が高いことか
ら、仕上げ加工剤は専ら水で希釈されていた。しかしな
がら、本発明では、後述する如く、上記スプレー室2と
は別室に於いて乾燥及び熱処理工程が行われることか
ら、石油系溶剤を噴霧しても引火することはないのであ
る。また、石油系溶剤が有する揮発性の特性より、衣類
の乾燥及び熱処理工程が比較的短時間、且つ低温度で行
えるのである。
【0020】一方、噴霧された仕上げ加工液のうち衣類
6に未付着のものは、搬入口2a或いは搬出口2bから
導入される空気により換気され、図2に示す如く、スプ
レー室2の下部に設けたエリミネーター14で液体と気
体に分離され、気体は排気ファン15より排気ダクト
(図示省略)を介して屋外へ排出されるのである。ここ
に、スプレー室2の搬出口2bは後述する待機室3の搬
入口と連通していることから、該待機室3内も同時に換
気されるのであり、従って、衣類6から蒸発した仕上げ
加工液が待機室3内にこもらなくなる。
【0021】他方、待機室3内には、上記チェーンコン
ベヤ8bが一部経由するようになされ、更に該部から乗
り換えライン16を介して二重鋸歯形コンベヤ8cと連
繋するようになされている。該二重鋸歯形コンベヤ8c
は、図3に示す如く、同一の鋸歯形となした固定歯17
と可動歯18とからなり、両者は鋸歯が半山分ずれた状
態に重ね合わせたものとなされる。この二重鋸歯形コン
ベヤ8cによる搬送は、上記可動歯18が上下動を反復
繰り返すことにより、被搬送体を固定歯17の1山ずつ
移動方向下手側へ移動して行われるのである。
【0022】以下、チェーンコンベヤ8cを図により詳
細に説明する。まず、チェーンコンベヤ8cのフック1
2から外れたハンガー7は乗り換えライン16より固定
歯の谷部17aに一旦停止する(図3A)。これをセン
サー(図示省略)が確認すると、可動歯18が固定歯1
7より上へ摺動し、この際、ハンガー7は固定歯17a
から可動歯の谷部18aへと移される(図3B)。引き
続き、可動歯18が固定歯17より下へ摺動すると、ハ
ンガー7は可動歯18aより固定歯17bに移され(図
3C)、実質的に可動歯18が1回上下に摺動すること
により、ハンガー7を移動方向下手側へ固定歯17の1
山分移動させるものとなる。ここに、この作動は、固定
歯17上へハンガー7が一定量収納されるまで繰り返し
行われるのである。
【0023】乾燥室4の内部では、第2スクリューコン
ベヤ8dが乗り換えライン20を介して上記二重鋸歯形
コンベヤ8cと連繋するように設けられ、モーターM
により駆動するようになされている。この際、該モータ
ーMは、上記自動扉5及び二重鋸歯形コンベヤ8cと
連動するようになされる。即ち、該二重鋸歯形コンベヤ
8cにハンガー7が一定量収納されると、コンピュータ
(図示省略)により自動扉5が開き、モーターMが回
転して第2スクリューコンベヤ8dが駆動し、更にそれ
に引き続き二重鋸歯コンベヤ8cの可動歯18が一定回
数上下に摺動する。この上下動により識別ハンガー7は
二重鋸歯形コンベヤ8cの先端からはずれ、乗り換えラ
イン19上を滑動して第2スクリューコンベヤ8dへ一
定間隔で配置される。そして、該第2スクリューコンベ
ヤ8dに識別ハンガー7が一定量収納されると、モータ
ーMが自動的に停止し、更に自動扉5が閉塞するよう
になされているのである。
【0024】こうして、乾燥室4内に於いて衣類の乾燥
及び熱処理が密閉状態で行われる。この際、該乾燥室4
には、給気ファン(図示省略)及び排気ファン(図示省
略)を設けて、該乾燥室4内の圧力が±0付近となるよ
うに制御して温風を送るのである。従って、自動扉5の
開放時に於いても、温風或いは乾燥中に蒸発した加工液
が屋内に飛散することは殆どなくなる。また、この乾燥
及び熱処理はタイマー制御されており、一定時間が経過
すると自動扉5が開き、上記モーターM及び第2スク
リューコンベヤ8dが再び作動し、識別ハンガー7が乾
燥室4から外部へ排出されストックライン20へ格納さ
れるものとなる。この乾燥及び熱処理は、凡そ80℃前
後の比較的低温のもとで10分〜30分間ほどで行うこ
とができる。
【0025】本発明に於いては、上述の如く、仕上げ加
工液の噴霧、衣類の乾燥及び熱処理が待機工程を介して
それぞれの室に於いて関連的に行われるのである。即
ち、衣類6が待機室3で待機中にあるときは、スプレー
加工工程は停止しているが、待機室3内の衣類6が乾燥
室4へ送り込まれて乾燥及び熱処理が開始すると、スプ
レー室2では次のスプレー加工工程が開始して、待機室
3内へと処理済の衣類6を順次送り次の待機状態に入り
のである。一方、乾燥室4内に於ける熱処理が終了して
衣類6が搬出されると、待機室3内で待機状態の衣類6
が乾燥室4内へ搬入されるのであり、これらの全ては図
示しない自動制御装置を介し、適宜必要な一定時間自動
的に連続して行われるのである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成することによ
り、従来では扱えなかった石油系溶剤を用いた仕上げ加
工液で、高品質の仕上げ加工を効果的に行えるものとな
すのであり、また異種類の衣類が混在してもスプレー加
工工程では、衣類を自動識別して異なる仕上げ加工液を
噴霧するようになしてあることから、選別に要する時間
を不要となし、且つ作業者が危険な仕上げ加工剤及び溶
剤に触れなくて済み、格段に作業性能の向上と、将又安
全性の向上に寄与するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の仕上げ加工装置に於ける実施形
態の流れを示す正面図である。
【図2】図2は仕上げ加工装置に於けるスプレー室の側
面図である。
【図3】図3は二重鋸歯形コンベヤの作動状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 仕上げ加工装置 2 スプレー室 3 待機室 4 乾燥室 5 自動扉 7 ハンガー 8a 第1スクリューコンベヤ 8b チェーンコンベヤ 8c 二重鋸歯形コンベヤ 8d 第2スクリューコンベヤ 10 カラーセンサー 11 自動投入機 12 フック 13 流体噴霧ノズル 14 エリミネーター 15 排気ファン 16、19 乗り換えライン 17 固定歯 18 可動歯 20 ストックライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田畑 章次 大阪市東住吉区中野1丁目2番5号 日商 商事 株式会社内 Fターム(参考) 3B154 AB31 BA19 BA60 BB34 BB47 BB76 BB77 BC08 BC16 BC42 BD06 BD07 BD08 BD15 CA01 DA28 DA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯後の衣類を類別し、その種類毎に同
    一の識別ハンガーへ掛け、且つ該ハンガーをスプレー
    室、待機室及び乾燥室内に吊下げ状態で搬送するコンベ
    ヤをそれぞれ設け、これらのコンベヤを一定軌道を形成
    するよう配設且つ駆動させて行う衣類の仕上げ加工方法
    であって、該スプレー室の搬入口に前記ハンガーを自動
    識別するためのセンサーを、またその室内には該センサ
    ーに対応し特定の仕上げ加工液を噴霧するための流体噴
    霧ノズルをそれぞれ設けて衣類に適切な仕上げ加工液を
    噴霧するものとなし、衣類に仕上げ加工液を噴霧後待機
    室へ移動させて一定量を収納待機させた後、乾燥室へと
    移動させ必要な乾燥及び熱処理を行うことを特徴とする
    衣類の仕上げ加工方法。
  2. 【請求項2】 識別ハンガーは、ハンガーの首部にカラ
    ーチューブを取付けたものとなし、また識別センサーを
    カラーセンサーとなして、カラーチューブの色を識別し
    て衣類を類別するようになしたことを特徴とする請求項
    1記載の衣類の仕上げ加工方法。
  3. 【請求項3】 仕上げ加工液は、仕上げ加工剤を石油系
    溶剤により希釈したものとなしたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の衣類の仕上げ加工方法。
  4. 【請求項4】 洗濯後の衣類を類別し、その種類毎に同
    一の識別ハンガーへ掛け、且つ該ハンガーをスプレー
    室、待機室及び乾燥室内に吊下げ状態で搬送するコンベ
    ヤをそれぞれ設け、これらのコンベヤを関連的に駆動さ
    せるものとなすと共に、スプレー室の搬入口には前記ハ
    ンガーを自動識別するためのセンサーを、またその室内
    には該センサーに対応し特定の仕上げ加工液を噴霧する
    ための流体噴霧ノズルを設け、該噴霧ノズルの前方を通
    過する衣類に対し噴霧ノズルから仕上げ加工液を適宜噴
    霧するものとなし、続いて待機室へ移動させて一定量を
    収納待機させた後、乾燥室へ移動させる構成となしたこ
    とを特徴とする衣類の仕上げ加工装置。
  5. 【請求項5】 スプレー室内の搬入口から搬出口に向う
    対向する側壁面に対し、流体噴霧ノズルの複数個を配設
    すると共に、天井面中央にコンベヤを配設し、衣類を室
    内中央で側壁面と並列状態に走行させるものとなしたこ
    とを特徴とする請求項4記載の衣類の仕上げ加工装置。
  6. 【請求項6】 待機室と乾燥室との間に自動扉を設け、
    乾燥室が密閉空間に形成されるものとなしたことを特徴
    とする請求項4又は5記載の衣類の仕上げ加工装置。
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