JP2001162063A - カッター刃ホルダ - Google Patents

カッター刃ホルダ

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JP2001162063A
JP2001162063A JP37639699A JP37639699A JP2001162063A JP 2001162063 A JP2001162063 A JP 2001162063A JP 37639699 A JP37639699 A JP 37639699A JP 37639699 A JP37639699 A JP 37639699A JP 2001162063 A JP2001162063 A JP 2001162063A
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JP
Japan
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cutter blade
slit
plate
blade holder
cutter
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Pending
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JP37639699A
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English (en)
Inventor
Takeshi Inoue
武 井上
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INOUE SHOKAI KK
Original Assignee
INOUE SHOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯性に優れ且つ面取作業が容易に行える新規
なカッターホルダを提供する。 【解決手段】平坦な面部を有する板状体へ薄板状のカッ
ター刃を前記板状体の表面から裏面へ且つ表面と略平行
に挿入できる第1のスリットを形成し、該第1のスリッ
トから所定の間隔を置いて薄板状のカッター刃を前記板
状体の表面と略平行に挿出できる第2のスリットを形成
すると共に、該第2のスリットから所定の間隔を置いて
露出したカッター刃の先端部を当接させる壁部を形成し
た。この壁部は平面において略V字状の当接縁を備えて
おり、また、第1のスリットと第2のスリットとの間に
当該スリット間を挿通させるカッター刃に沿って磁性体
が添着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、新規なカッター刃ホル
ダに関するものであり、詳細には、面取作業が行える把
持部が平坦面を形成する換刃式のカッター刃ホルダに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特にペン型等の換刃式の各種
のカッター刃ホルダが知られている。これらは、薄板長
尺のカッター刃を保持すると共に先端方向に向けてカッ
ター刃の後方部の穴に取付けられた摘体をスライドさせ
ることで、刃先の若干部分を露出させて使用する態様の
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカッ
ター刃ホルダは、安全性を鑑みてカッター刃の脇部を覆
う形状に形成されているため、直接的にカッター刃に触
れること無く使用できる等の利点を有しているが、壁面
に付着したゴミ等を取り外すような面取作業の様に、当
てがう面に対してカッター刃を平行に近い状態で使用す
る場合には、カッターホルダ自体が邪魔に成って、その
結果、面取作業を行うことが困難であった。
【0004】また、隙間や際などの面取作業において
は、さらに作業行為の自由度が狭められるために、その
不便さが一層顕著に表れてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、前記の
課題に鑑みて、携帯性に優れ且つ面取作業が容易に行え
る新規なカッターホルダを提供することを目的としてい
る。
【0006】即ち、本発明のカッターホルダは、平坦な
面部を有する板状体へ薄板状のカッター刃を前記板状体
の表面から裏面へ且つ表面と略平行に挿入できる第1の
スリットを形成し、該第1のスリットから所定の間隔を
置いて薄板状のカッター刃を前記板状体の表面と略平行
に挿出できる第2のスリットを形成すると共に、該第2
のスリットから所定の間隔を置いて露出したカッター刃
の先端部を当接させる壁部を形成したことを特徴とす
る。
【0007】上記の構成により、カッター刃とそれを保
持する板状体は、全体として平坦面を形成するため、カ
ッター刃を当てがう面と平行に保つことができ、その結
果、面取作業を容易に行うことができる。更に、本発明
では、上記の板状体を容器の一部として形成すること
で、内部に換刃を持ち、且つ、手に持ち易いカッターと
した。
【0008】また、本発明では、前記第1のスリットと
第2のスリットとの間に当該スリット間を挿通させるカ
ッター刃に沿って磁性体を添着させたことを特徴として
いる。これにより、カッター刃を差し込んだ際、スリッ
ト間の固定に加え磁力作用によりカッター刃が吸着して
強固な固定とすることができる。この磁性体は、実施例
では、板状の磁石を使用しているが、その他、カッター
刃を保持するプラッスチックに混入させた磁性粉であっ
ても良い。
【0009】また、前記磁性体は、その吸着力により第
1のスリットから挿入されたカッター刃が円滑に第2の
スリットから露出されるためのガイドともなっている。
【0010】本発明の他の特徴は、カッター刃を保持す
る板状体を容器の一部とした場合に、その容器へフック
を設けたことである。これにより、面取作業等の頻繁な
移動を要する作業においては、フック部をベルトに引っ
掛けて使用できるので、作業性に優れた特徴を備えてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1〜図7は、図中において各図と
同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0012】本発明の構造の詳細を説明する。図1に図
示の如く、本発明のカッターは、主に板状体1と二つの
スリット2.3と、カッター刃7とで構成されている。
本発明の実施例の如く、前記板状体1を容器の一部とし
て構成した場合には、内部には新品のカッター刃や刃が
磨耗して切断された切断刃等を収納することができる。
【0013】図示の通り、平坦な面部を有する板状体1
は、一方の端縁付近に薄板状のカッター刃7を横方向か
ら挿入できる第1のスリット2が板状体1の端縁と平行
に形成されている。この第1のスリット2は、例えば、
カッター刃7の挿入方向からスリットに向けて徐々に深
彫りとなる凹陥部を形成し、その凹陥部の壁面に挿入方
向に対して細長の開口を形成することで、カッター刃7
を表面から裏面へ且つ表面と略平行に挿入できる構造と
したものである。
【0014】そして、この第1のスリット2から所定の
間隔を置いて第2のスリット3が第1のスリット2と同
様に、つまり、第1のスリット2と左右対称な凹陥部及
び壁面の開口として形成されており、この第2のスリッ
ト3から若干離れた位置に凹陥部の壁面として第2のス
リット3から露出するカッター刃7の先端部を当接させ
る壁部3aが形成されている。この壁部3aは平面にお
いて略V字状の当接縁を備えていて、これにより、端縁
が斜めに形成されているカッター刃7を左右のどちらの
向きでも装着できるようになっている。
【0015】図2及び図5に図示の如く、前記第1のス
リット2と第2のスリット3との間には当該スリット
2.3間を挿通させるカッター刃7に沿って磁性体4が
添着されている。この磁性体4は、金属製のカッター刃
7を吸着して固定する役割がある。また、上記の第1の
スリット2と第2のスリット3の構成では、カッター刃
7を挿通させる際に、スリット2.3の特に水平方向の
位置の精度が問われるが、磁性体4があることで、多少
の誤差が生じてもカッター刃7が磁性体4に吸着しなが
ら移動するため、挿入したカッター刃7が円滑に第2の
スリット3から露出させることができるのである。
【0016】本発明は、前記板状体1は容器の一部で構
成している。この容器には、図6及び図7に図示の如
く、フック部2を形成し、移動時または不使用時におい
てはフック部2をベルトなどに引っ掛けて携帯できるよ
うにした。
【0017】本発明のカッター刃ホルダを用いて面取作
業を行うには、ベルトに引っ掛けられている本体を取り
外し、カッター刃7を第1のスリット2から第2のスリ
ット3に向けて差し込んで使用する。この際、上述の如
く、磁性体4によりカッター刃7は円滑に挿入されて固
定される。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上の内容により、カッター
刃は板状体と略同一面内に配置されるので、面取作業を
行う面に対してはカッター刃7を平行に近い状態で保つ
ことが可能となった。加えて、本発明は、カッター刃の
収納ケースとしての機能をも付帯させることができるの
で、機能性に対して優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカッター刃ホルダに係わる板状体の
装着時の正面図である。
【図2】 本発明のカッター刃ホルダに係わる板状体の
カッター刃非装着時の正面図である。
【図3】 本発明のカッター刃ホルダに係わる板状体の
カッター刃装着時の要部断面図である。
【図4】 本発明のカッター刃ホルダに係わる板状体の
カッター刃非装着時の背面図である。
【図5】 本発明のカッター刃ホルダを容器とした実施
例を示す図である。
【図6】 本発明のカッター刃ホルダを容器とした実施
例を示す図である。
【符号の説明】
1 板状体 2 スリット 3 スリット 3a 壁部 4 磁性体 7 カッター刃

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平坦な面部を有する板状体へ薄板状のカッ
    ター刃を前記板状体の表面から裏面へ且つ表面と略平行
    に挿入できる第1のスリットを形成し、該第1のスリッ
    トから所定の間隔を置いて薄板状のカッター刃を前記板
    状体の表面と略平行に挿出できる第2のスリットを形成
    すると共に、該第2のスリットから所定の間隔を置いて
    露出したカッター刃の先端部を当接させる壁部を形成し
    たことを特徴とするカッター刃ホルダ。
  2. 【請求項2】前記壁部が平面において略V字状の当接縁
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のカッタ
    ー刃ホルダ。
  3. 【請求項3】前記第1のスリットと第2のスリットとの
    間に当該スリット間を挿通させるカッター刃に沿って磁
    性体を添着させたことを特徴とする請求項1に記載のカ
    ッター刃ホルダ。
  4. 【請求項4】前記板状体が容器の一部であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3に記載のカッター刃ホル
    ダ。
  5. 【請求項5】前記容器へフックを設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4に記載のカッター刃ホルダ。
JP37639699A 1999-12-09 1999-12-09 カッター刃ホルダ Pending JP2001162063A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101457484B1 (ko) * 2011-12-27 2014-11-06 주식회사 이에스엔디 탄성 칼날돌출식 안전커터
WO2021020508A1 (ja) * 2019-08-01 2021-02-04 オルファ株式会社 替刃ケース

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