JP2001161976A - 遊技機の制御装置 - Google Patents

遊技機の制御装置

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JP2001161976A JP35207199A JP35207199A JP2001161976A JP 2001161976 A JP2001161976 A JP 2001161976A JP 35207199 A JP35207199 A JP 35207199A JP 35207199 A JP35207199 A JP 35207199A JP 2001161976 A JP2001161976 A JP 2001161976A
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誠 保谷
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辰徳 武臣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源の切断によって有価物体の払い出しが中
断されても、その払い出しを確実に行うことができる遊
技機の制御装置を提供すること。 【解決手段】 残賞球数カウンタの値が0である場合に
賞球の払い出しが行われても(S11:Yes,S1
2:Yes)、電源投入時フラグがオンされていれば
(S14:Yes)、その賞球の払い出しはパチンコ機
の電源投入時におけるものである。即ち、賞球の払い出
し中に停電等が発生してパチンコ機Pの電源が切断さ
れ、その後、電源が再投入された状態である。かかる場
合には、S16〜S18の各処理をスキップして賞球オ
ーバーエラーの発生を禁止し、且つ、電源投入により再
開された賞球の払い出しを確実に行うために、10秒カ
ウンタへ10秒分のカウント値をセットして(S1
5)、電源投入時フラグのオン時間を延長する。これに
より、電源の切断によって中断された賞球の払い出し
を、電源の投入後、確実に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、パチンコ機やス
ロットマシンに代表される遊技機の制御装置に関し、特
に、電源の切断によって有価物体の払い出しが中断され
ても、その払い出しを確実に行うことができる遊技機の
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 パチンコ機の遊技の制御は、主に主制
御基板により行われる。この主制御基板には、賞球や貸
し球の払い出し制御を行う払出制御基板や、効果音の出
力制御を行う効果音制御基板、図柄の変動表示等の表示
制御を行う表示用制御基板などが接続されている。これ
ら各制御基板の制御は、主制御基板から各制御基板へ一
方向に送信されるコマンドにより行われる。
【0003】賞球の払い出しは、停電等の発生によって
パチンコ機の電源が突然切断された場合にも確実に行う
必要がある。そこで、本願出願人は、払出制御基板のデ
ータをパチンコ機の電源切断後も保持し(バックアップ
し)、電源が再投入された後で未払いの賞球を払い出す
ことを試みた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、賞球
の払い出し数は、払出制御基板のみならず主制御基板に
おいても管理しているが、主制御基板のデータはバック
アップされていないので、未払いの賞球が電源の再投入
後に払出制御基板によって払い出されると、主制御基板
は、コマンドで指示していない賞球の払い出しが行われ
たと判断してエラー処理を実行してしまう。このため払
出制御基板のデータをバックアップしても、電源の投入
後に未払いの賞球を払い出すことができないという問題
点がある。主制御基板と払出制御基板との送受信は、主
制御基板から払出制御基板への一方向にのみ行われ、払
出制御基板から主制御基板へは行うことができない。よ
って、電源の再投入時に、払出制御基板から主制御基板
へ未払いの賞球があることを報せることはできない。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、電源の切断によって有価物体の払
い出しが中断されても、その払い出しを確実に行うこと
ができる遊技機の制御装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の遊技機の制御装置は、遊技の制御を
行う主制御基板と、その主制御基板から送信されるコマ
ンドに基づいて所定の有価価値を有する有価物体を払い
出す払出制御基板と、その払出制御基板による前記有価
物体の払い出しを検出する払出検出手段と、その払出検
出手段により前記主制御基板から前記払出制御基板へ指
示した数以上の前記有価物体の払い出しが検出された場
合にエラー処理を実行する前記主制御基板に設けられた
エラー実行手段とを備えると共に、前記払出制御基板
は、電源の切断後においても前記有価物体の払い出し残
数を記憶すると共に、電源の投入時に前記払い出し残数
分の有価物体を払い出すものであり、前記主制御基板
は、電源の投入時に前記エラー実行手段によるエラー処
理の実行を所定時間禁止するエラー禁止手段を備えてい
る。
【0007】この請求項1記載の遊技機の制御装置によ
れば、主制御基板から払出制御基板へ有価物体の払い出
しに関するコマンドが送信されると、そのコマンドに基
づいて、払出制御基板により有価物体が払い出される。
払い出された有価物体は、払出検出手段によって検出さ
れ、主制御基板および払出制御基板へ報される。払出検
出手段によって主制御基板から払出制御基板へ指示した
数以上の有価物体の払い出しが検出されると、主制御基
板に設けられたエラー実行手段によってエラー処理が実
行される。
【0008】ここで、有価物体の払い出し途中で電源が
切断されたために未払いの有価物体が生じた場合、電源
が再投入されると、その未払いの有価物体は払出制御基
板によって払い出される。主制御基板が払出制御基板へ
指示した有価物体の払い出し数の記憶は、電源の切断に
よりクリアされるが、電源の投入時には、エラー禁止手
段によって、エラー実行手段によるエラー処理の実行が
所定時間禁止されるので、未払いの有価物体の払い出し
が払出検出手段によって検出されても、エラー処理が実
行されることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。本実施例で
は、遊技機の一例として弾球遊技機の一種であるパチン
コ機、特に、第1種パチンコ遊技機を用いて説明する。
なお、本発明を第3種パチンコ遊技機や、コイン遊技
機、スロットマシン等の他の遊技機に用いることは、当
然に可能である。
【0010】図1は、本実施例のパチンコ機Pの遊技盤
の正面図である。遊技盤1の周囲には、打球が入賞する
ことにより5個から15個の球が払い出される複数の入
賞口2が設けられている。また、遊技盤1の中央には、
複数種類の識別情報としての図柄などを表示する液晶
(LCD)ディスプレイ3が設けられている。このLC
Dディスプレイ3の表示画面は横方向に3分割されてお
り、3分割された各表示領域において、それぞれ右から
左へ横方向にスクロールしながら図柄の変動表示が行わ
れる。
【0011】LCDディスプレイ3の下方には、図柄作
動口(第1種始動口)4が設けられ、打球がこの図柄作
動口4を通過することにより、前記したLCDディスプ
レイ3の変動表示が開始される。図柄作動口4の下方に
は、特定入賞口(大入賞口)5が設けられている。この
特定入賞口5は、LCDディスプレイ3の変動後の表示
結果が予め定められた図柄の組み合わせの1つと一致す
る場合に、大当たりとなって、打球が入賞しやすいよう
に所定時間(例えば、30秒経過するまで、あるいは、
打球が10個入賞するまで)開放される入賞口である。
【0012】この特定入賞口5内には、Vゾーン5aが
設けられており、特定入賞口5の開放中に、打球がVゾ
ーン5a内を通過すると、継続権が成立して、特定入賞
口5の閉鎖後、再度、その特定入賞口5が所定時間(又
は、特定入賞口5に打球が所定個数入賞するまで)開放
される。この特定入賞口5の開閉動作は、最高で16回
(16ラウンド)繰り返し可能にされており、開閉動作
の行われ得る状態が、いわゆる所定の遊技価値の付与さ
れた状態(特別遊技状態)である。
【0013】図2は、パチンコ機Pの電気的構成を示し
たブロック図であり、特に、パチンコ機Pの遊技内容の
制御を行う主制御基板Cと、賞球や貸し球の払出制御を
行う払出制御基板Hとの電気的構成を示したブロック図
である。
【0014】パチンコ機Pの主制御基板Cは、演算装置
であるMPU11と、そのMPU11により実行される
各種の制御プログラムや固定値データ等を記憶したRO
M12と、ワークメモリ等として使用されるRAM13
とを備えている。図3に示すフローチャートのプログラ
ムは、ROM12内に記憶されている。
【0015】RAM13には、残賞球数カウンタ13a
と、電源投入時フラグ13bと、10秒カウンタ13c
と、遊技停止フラグ13dとが設けられている。残賞球
数カウンタ13aは、未払いの賞球数を記憶するカウン
タであり、払出制御基板Hによって払い出される賞球数
を主制御基板Cで管理するためのカウンタである。残賞
球数カウンタ13aの値は、主制御基板Cが払出制御基
板Hへ賞球の払い出しを指示する毎に、その指示した個
数が加算され、逆に、払出制御基板Hによって賞球の払
い出しが行われて、その払い出された賞球を賞球カウン
トスイッチ22が検出する毎に「1」ずつ減算される。
残賞球数カウンタ13aの値が「0」である場合に賞球
の払い出しが行われると、即ち、残賞球数カウンタ13
aの値が「0」である場合に賞球カウントスイッチ22
が賞球の払い出しを検出すると、払い出すべき賞球数を
上回った賞球が行われたということであるので、賞球オ
ーバーエラーを発生させて遊技を中断する。
【0016】電源投入時フラグ13bは、パチンコ機P
の電源投入時にオンされるフラグである。払出制御基板
Hのデータはバックアップされるので(パチンコ機Pの
電源切断後も保持されるので)、賞球の払い出しの途中
でパチンコ機Pの電源が切断された場合、電源が再投入
されると、払出制御基板Hによって残りの賞球(未払い
の賞球)が払い出される。主制御基板Cのデータはバッ
クアップされておらず、残賞球数カウンタ13aの値は
電源投入により「0」クリアされるので、かかる払出制
御基板Hによる未払いの賞球の払い出しは、賞球オーバ
ーエラーを発生させてしまう。そこで、パチンコ機Pの
電源投入時にオンされる電源投入時フラグ13bを設
け、該フラグ13bがオンされている場合には、賞球オ
ーバーエラーを発生させないようにして、未払いの賞球
の払い出しを可能にしている。この電源投入時フラグ1
3bは、パチンコ機Pの電源投入後10秒間オンされ
る。電源投入時フラグ13bがオンされている間に賞球
の払い出しが検出された場合には、その時点から更に1
0秒間、電源投入時フラグ13bのオンが延長される。
【0017】10秒カウンタ13cは、前記した電源投
入時フラグ13bがオンされる10秒の時間をカウント
するためのカウンタである。この10秒カウンタ13c
には、電源投入時に10秒分のカウント値である「50
00」がセットされ、その後は、2ms(ms:ミリ
秒)毎に実行されるリセット割込処理において「1」ず
つ減算される。また、前記した通り、電源投入時フラグ
13bがオンされている場合に、賞球の払い出しが検出
されると(賞球カウントスイッチ22がオンされる
と)、10秒カウンタ13cには初期値の「5000」
がセットされる。
【0018】遊技停止フラグ13dは、賞球オーバーエ
ラーが発生した場合にオンされるフラグであり、この遊
技停止フラグ13dがオンされることにより、パチンコ
機Pの遊技の進行が停止される。
【0019】これらMPU11、ROM12、RAM1
3は、アドレスバス及びデータバスで構成されるバスラ
イン14を介して相互に接続されている。バスライン1
4は、また、入出力ポート15にも接続されている。入
出力ポート15は、入力および出力が固定的なバッファ
(インバータゲート)16,37を介して払出制御基板
Hと接続されるほか、複数の普通入賞スイッチ17と、
第1種始動口スイッチ18と、Vカウントスイッチ19
と、10カウントスイッチ20と、賞球カウントスイッ
チ22と、空切れ防止スイッチ23と、オーバーフロー
検出スイッチ24と、他の入出力装置25とそれぞれ接
続されている。
【0020】普通入賞スイッチ17は、遊技領域1内の
複数の普通入賞口2へ入賞した球をそれぞれ検出するた
めのスイッチであり、各普通入賞口2の入口近傍に設け
られている。第1種始動口スイッチ18は、図柄作動口
(第1種始動口)4を通過した球を検出するためのスイ
ッチであり、図柄作動口4の近傍に設けられている。普
通入賞スイッチ17のいずれか又は第1種始動口スイッ
チ18によって球が検出されると、払出制御基板Hによ
って6個の賞球が払い出される。Vカウントスイッチ1
9は、特定入賞口5内のVゾーン5aへ入賞した球を検
出するためのスイッチであり、また、10カウントスイ
ッチ20は、特定入賞口5内のVゾーン5a以外へ入賞
した球を検出するためのスイッチである。Vカウントス
イッチ19又は10カウントスイッチ20により球が検
出されると、払出制御基板Hによって15個の賞球が払
い出される。
【0021】賞球カウントスイッチ22は、賞球払出用
モータ21によって払い出された賞球を検出するための
スイッチであり、賞球払出用モータ21と共に賞球払出
ユニットSに搭載されている。賞球払出用モータ21は
賞球を払い出すためのモータであり、賞球払出用モータ
21の駆動は、払出制御基板Hによって制御される。
【0022】空切れ防止スイッチ23は、賞球払出ユニ
ットSに球が正常に供給されているか否かを検出するた
めのスイッチであり、賞球払出ユニットSの上部に配設
されている。賞球払出ユニットSへ供給される球が無
く、空切れ防止スイッチ23がオンされている場合に
は、例え賞球の払い出し要求があっても、払出制御基板
Hは賞球の払い出しを行わないが、同様に、空切れ防止
スイッチ23がオンされている場合には、前記した10
秒カウンタ13cの減算は行われないので、電源投入時
フラグ13bは、払出制御基板Hが賞球の払い出しが可
能な状態で、確実に10秒以上オンされ続ける。
【0023】オーバーフロー検出スイッチ24は、払い
出された賞球を遊技台の下皿(図示せず)に正常に排出
できるか否かを監視するためのスイッチであり、下皿の
奥寄りに配設されている。オーバーフロー検出スイッチ
24がオンされている場合には、下皿に払い出された賞
球が一杯になっているので、払出制御基板Hは、例え賞
球の払い出し要求があっても、賞球の払い出しを行わな
い。なお、オーバーフロー検出スイッチ24がオンされ
ている場合には、空切れ防止スイッチ23の場合と同様
に、10秒カウンタ13cの減算は行われないので、電
源投入時フラグ13bは、払出制御基板Hが賞球の払い
出しが可能な状態で、確実に10秒以上オンされ続け
る。
【0024】前記した通り主制御基板Cは、入力および
出力が固定的なバッファ(インバータゲート)16,3
7を介して、払出制御基板Hと接続されている。このた
め主制御基板Cと払出制御基板Hとの間における賞球数
データ等のコマンドの送受信は、主制御基板Cから払出
制御基板Hへの一方向にのみ行われ、払出制御基板Hか
ら主制御基板Cへ行うことはできない。なお、主制御基
板Cと払出制御基板Hとは、8本のデータ線と1本のス
トローブ線とにより接続されており、ストローブ線のデ
ータがアクティブになった時に、8本のデータ線上に出
力されているデータが主制御基板Cから払出制御基板H
へコマンドとして送信される。
【0025】払出制御基板Hは、賞球や貸し球の払出制
御を行うものであり、演算装置であるMPU31と、そ
のMPU31により実行される制御プログラムや固定値
データ等を記憶したROM32と、ワークメモリ等とし
て使用されるRAM33とを備えている。MPU31、
ROM32及びRAM33は、アドレスバス及びデータ
バスで構成されるバスライン35により互いに接続され
ている。バスライン35は、また、入出力ポート36に
も接続されている。入出力ポート36は、前述した入力
および出力が固定的なバッファ(インバータゲート)1
6,37を介して主制御基板Cと接続されるほか、賞球
払出ユニットSの賞球払出用モータ21および賞球カウ
ントスイッチ22と、他の入出力装置38とそれぞれ接
続されている。
【0026】払出制御基板HのRAM33は、残賞球数
カウンタ33aを備えると共に、バックアップ用のコン
デンサ34が接続されてバックアップ可能に構成されて
いる。よって、RAM33の残賞球数カウンタ33aの
値は、パチンコ機Pの電源が切断された場合にも保持さ
れるのである。
【0027】残賞球数カウンタ33aは、主制御基板C
の残賞球数カウンタ13aと同様に、未払いの賞球数を
記憶するカウンタである。残賞球数カウンタ33aの値
は、コマンドによって主制御基板Cから払出制御基板H
へ賞球の払い出しが指示される毎に、その指示された個
数が加算される。逆に、賞球払出用モータ21が駆動さ
れて払い出された賞球を賞球カウントスイッチ22が検
出する毎に「1」ずつ減算される。前記した通り、この
残賞球数カウンタ33aの値はバックアップされるの
で、賞球の払い出し途中でパチンコ機Pの電源が切断さ
れた場合にも、そのパチンコ機Pの電源を再投入するこ
とにより、払出制御基板Hは、残りの賞球(即ち、未払
いの賞球)を正確に払い出すことができるのである。
【0028】次に、図3を参照して、2ms毎に主制御
基板Cで実行されるリセット割込処理について説明す
る。このリセット割込処理では、まず、その処理が電源
投入後、最初に実行された処理であるか否かを調べ(S
1)、最初に実行された処理であれば(S1:Ye
s)、S2〜S4の各処理によって、RAM13の初期
化処理を実行する。具体的には、まず、RAM13の内
容をクリアした後で初期値を設定する(S2)。次に、
電源の投入時であることを示すべく電源投入時フラグ1
3bをオンし(S3)、更に、その電源投入時フラグ1
3bのオン時間をカウントする10秒カウンタ13cへ
10秒分のカウント値である「5000」をセットして
(S4)、RAM13の初期化処理を終了する。S4の
処理の実行後は、次のリセット割込処理が発生するまで
処理の実行を待機する。
【0029】S1の処理において電源投入後2回目以降
に実行されたリセット割込処理であると判断された場合
には(S1:No)、遊技停止フラグ13dがオンされ
ているか否かを判断し(S5)、オンされていなければ
(S5:No)、更に、電源投入時フラグ13bがオン
されているか否かを判断する(S6)。電源投入時フラ
グ13bがオンされていれば(S6:Yes)、次のS
7〜S9の各処理によって、電源投入時フラグ13bを
オフするタイミングを検出する。
【0030】S7〜S9の各処理では、まず、空切れ防
止スイッチ23及びオーバーフロー検出スイッチ24が
共にオフであれば(S7:No)、賞球払出ユニットS
へ球が正常に供給されており、且つ、下皿は一杯になっ
ていないので、払出制御基板Hは賞球を払い出すことが
できる。よって、かかる場合には、電源投入時フラグ1
3bのオン時間をカウントする10秒カウンタ13cの
値を「1」減算し(S8)、減算後の10秒カウンタ1
3cの値が「0」であるか否かを調べる(S9)。減算
後の値が「0」でなければ(S9:No)、パチンコ機
Pの電源投入後、未だ10秒が経過していないので、電
源投入時フラグ13bのオンを維持するためにS10の
処理をスキップする。一方、S9の減算処理により、1
0秒カウンタ13cの値が「0」になれば(S9:Ye
s)、パチンコ機Pの電源投入後、既に10秒が経過し
たので、電源投入時フラグ13bをオフする(S1
0)。
【0031】なお、空切れ防止スイッチ23又はオーバ
ーフロー検出スイッチ24のいずれかがオンされている
場合には(S7:Yes)、賞球払出ユニットSへ球が
供給されていないか、或いは、下皿が一杯になっている
ので、払出制御基板Hは賞球を払い出すことができな
い。よって、かかる場合には、10秒カウンタ13cの
減算処理等(S8〜S10)をスキップする。これによ
りパチンコ機Pの電源投入後、賞球の払い出しが可能な
状態で、電源投入時フラグ13bを10秒間確実にオン
しておくことができる。また、S6の処理において、電
源投入時フラグ13bが既にオフされている場合には
(S6:No)、S7〜S10の各処理をスキップす
る。
【0032】S11の処理では、賞球の払い出しがある
か否かを賞球カウントスイッチ22により判断する(S
11)。賞球カウントスイッチ22がオンであれば(S
11:Yes)、賞球の払い出しが行われたということ
であるので、賞球の払い出し残数(未払いの賞球数)を
記憶する残賞球数カウンタ13aの値が「0」であるか
否かを判断する(S12)。残賞球数カウンタ13aの
値が「0」でなければ(S12:No)、1個の賞球の
払い出しに対応して、その残賞球数カウンタ13aの値
を「1」減算する(S13)。
【0033】一方、賞球カウントスイッチ22のオンを
検出したにも拘わらず(S11:Yes)、残賞球数カ
ウンタ13aの値が「0」であれば(S12:Ye
s)、電源投入時フラグ13bがオンされているか否か
を判断する(S14)。電源投入時フラグ13bがオン
されていなければ(S14:No)、賞球オーバーエラ
ーである。よって、かかる場合には、賞球オーバーコマ
ンドをインバータゲート16,37を介して払出制御基
板Hへ送信して(S16)、払出制御基板Hへ賞球オー
バーエラーの発生を報せると共に、遊技の進行を停止す
るために遊技停止フラグ13dをオンし(S17)、更
に、賞球オーバーエラーの発生を遊技者やホールの店員
に報知するべくエラー表示処理を行う(S18)。な
お、エラー表示処理(S18)は、LCDディスプレイ
3で図柄の変動表示が行われている場合には、その変動
表示の終了後に行われる。
【0034】賞球カウントスイッチ22のオン時に(S
11:Yes)、残賞球数カウンタ13aの値が「0」
であっても(S12:Yes)、電源投入時フラグ13
bがオンされていれば(S14:Yes)、かかる賞球
の払い出しは、パチンコ機Pの電源投入時におけるもの
である。即ち、賞球の払い出し中に停電などが発生して
パチンコ機Pの電源が切断され、その後、電源が再投入
された状態である。よって、かかる場合には、賞球オー
バーエラーを発生させないために、S16〜S18の各
処理をスキップすると共に、電源投入により再開された
賞球の払い出しを確実に行うために電源投入時フラグ1
3bのオン時間を延長するべく、10秒カウンタ13c
へ10秒分のカウント値である「5000」をセットす
る(S15)。これにより電源投入時フラグ13bのオ
ン時間は、賞球の払い出しが検出される毎に10秒ずつ
更新されるので、賞球の払い出しに長時間を要する場合
であっても、その払い出しを確実に行うことができるの
である。
【0035】S5の処理において、遊技停止フラグ13
dがオンされていれば(S5:Yes)、賞球オーバー
エラーが発生しており、遊技を停止しなければならな
い。よって、かかる場合にはS6〜S18の各処理をス
キップして処理をS19へ移行する。また、S11の処
理において、賞球カウントスイッチ22がオフであれば
(S11:No)、賞球は払い出されていないので、S
12〜S18の各処理をスキップして処理をS19へ移
行する。更に、S13、S15、S18の各処理の実行
後は、処理をS19へ移行する。S19の処理では、主
制御基板Cにおけるその他の各処理を実行する(S1
9)。なお、遊技停止フラグ13dがオンされている場
合には、S19の処理において殆どの処理が中止される
が、打球の入賞検出処理と、主制御基板Cから各種制御
基板へのコマンド送信処理は実行される。
【0036】次に、図4を参照して第2実施例について
説明する。第2実施例のパチンコ機Pは、払出制御基板
HのRAM33のみならず、主制御基板CのRAM13
にもバックアップ用のコンデンサ(図示せず)を接続し
て、両制御基板C,Hのデータを共にバックアップする
ように構成している。かかる構成によれば、賞球の払い
出し中にパチンコ機Pの電源が切断されても、両制御基
板C,Hがそれぞれ未払いの賞球数を記憶しているの
で、電源の再投入時には、確実に残りの賞球の払い出し
を行えるかのように思われる。しかしながら、パチンコ
機Pの電源切断により、両制御基板C,Hが停止するタ
イミングは必ずしも一致しないので、両制御基板C,H
が記憶する残りの賞球数が異なる場合がある。払出制御
基板Hが記憶する残りの賞球数が、主制御基板Cが記憶
する残りの賞球数より大きい場合には、賞球オーバーエ
ラーが発生する。
【0037】そこで、第2実施例では、払出制御基板H
に加えて主制御基板CのRAM13をバックアップした
場合であっても、電源の切断により中断された賞球の払
い出しを、電源の再投入後に確実に行えるようにしてい
る。なお、第2実施例のパチンコ機Pは、主制御基板C
のRAM13がバックアップされる点を除いて、前記し
た第1実施例のパチンコ機Pと同一である。よって、か
かる同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省
略し、異なる部分のみについて説明する。
【0038】図4は、2ms毎に主制御基板Cで実行さ
れる第2実施例のリセット割込処理である。このリセッ
ト割込処理では、まず、その処理が電源投入後、最初に
実行された処理であるか否かを調べ(S1)、最初に実
行された処理であれば(S1:Yes)、バックアップ
が有効であるか否かを判断する(S21)。バックアッ
プが有効であれば(S21:Yes)、バックアップさ
れている残賞球数カウンタ13aの値を「0」クリアし
(S22)、逆に、バックアップが有効でなければ(S
21:No)、すべてのRAM13のデータをクリアし
た後で初期値を設定する(S2)。
【0039】その後は、第1実施例と同様に、電源の投
入時であることを示すべく電源投入時フラグ13bをオ
ンし(S3)、更に、その電源投入時フラグ13bのオ
ン時間をカウントする10秒カウンタ13cへ10秒分
のカウント値である「5000」をセットして(S
4)、次のリセット割込処理が発生するまで処理の実行
を待機する。
【0040】このように第2実施例のパチンコ機Pで
は、払出制御基板Hに加えて主制御基板CのRAM13
もバックアップしているが、電源の投入時に残りの賞球
数(未払いの賞球数)を記憶する残賞球数カウンタ13
aの値を「0」クリアするので、S5〜S18の各処理
を第1実施例の場合と同様に実行することができる。よ
って、電源の切断により中断された賞球の払い出しを、
電源の再投入後に確実に行うことができるのである。
【0041】なお、上記各実施例において、請求項1記
載の所定の有価価値を有する有価物体としては払出制御
基板Hによって払い出される賞球が、エラー実行手段と
しては図4のS16〜S18の処理が、エラー禁止手段
としては図4のS14のYesの分岐が、それぞれ該当
する。
【0042】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0043】例えば、上記各実施例では、賞球の払出制
御を例に説明したが、本発明は必ずしも該制御に限定さ
れるものではなく、本発明を貸し球の払出制御に適用す
ることも当然に可能である。
【0044】以下に本発明の変形例を示す。請求項1記
載の遊技機の制御装置において、前記エラー禁止手段の
作動中に前記払出検出手段によって前記有価物体の払い
出しが検出された場合、そのエラー禁止手段の作動時間
を延長する延長手段を備えていることを特徴とする遊技
機の制御装置1。
【0045】請求項1記載の遊技機の制御装置、また
は、遊技機の制御装置1において、前記払出制御基板に
よる有価物体の払い出しが可能な状態であるか否かを判
断する判断手段と、その判断手段により前記有価物体の
払い出しが不可能な状態であると判断された場合に、前
記エラー禁止手段の作動時間の計時を停止する停止手段
とを備えていることを特徴とする遊技機の制御装置2。
【0046】請求項1記載の遊技機の制御装置、また
は、遊技機の制御装置1若しくは2において、前記主制
御基板は、電源の切断後においてもその電源の切断前の
遊技状態を記憶するバックアップ手段と、そのバックア
ップ手段により電源切断前の遊技状態が有効に記憶され
た電源の投入時に、電源の切断前に前記払出制御基板へ
指示した前記有価物体の払い出し数のうち未払いの払い
出し数の値をクリアするクリア手段とを備えていること
を特徴とする遊技機の制御装置3。
【0047】請求項1記載の遊技機の制御装置、また
は、遊技機の制御装置1から3のいずれかにおいて、前
記コマンドを前記主制御基板から前記払出制御基板への
一方向にのみ送信する一方向手段を備えていることを特
徴とする遊技機の制御装置4。
【0048】
【発明の効果】 本発明の遊技機の制御装置によれば、
遊技機の電源投入時には、有価物体の払い出しに関する
エラー処理の実行が所定時間禁止されるので、電源の切
断前に未払いであった有価物体の払い出しを、電源の投
入時に行うことができる。よって、電源の切断によって
有価物体の払い出しが中断されても、その払い出しを確
実に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるパチンコ機の遊技盤
の正面図である。
【図2】 パチンコ機の電気的構成を示したブロック図
である。
【図3】 主制御基板で実行されるリセット割込処理の
フローチャートである。
【図4】 主制御基板で実行される第2実施例のリセッ
ト割込処理のフローチャートである。
【符号の説明】 13 主制御基板のRAM 13a 主制御基板の残賞球数カウンタ 13b 電源投入時フラグ 13c 10秒カウンタ 13d 遊技停止フラグ 17 普通入賞スイッチ 21 賞球払出用モータ 22 賞球カウントスイッチ(払出検出手
段) 23 空切れ防止スイッチ 24 オーバーフロー検出スイッチ 33 払出制御基板のRAM 33a 払出制御基板の残賞球数カウンタ 34 バックアップ用のコンデンサ C 主制御基板 H 払出制御基板 P パチンコ機(遊技機) S 賞球払出ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 哲也 名古屋市千種区春岡通7丁目49番地 株式 会社ジェイ・ティ内 Fターム(参考) 2C088 BA32 BC56 BC58 EA10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技の制御を行う主制御基板と、その主
    制御基板から送信されるコマンドに基づいて所定の有価
    価値を有する有価物体を払い出す払出制御基板と、その
    払出制御基板による前記有価物体の払い出しを検出する
    払出検出手段と、その払出検出手段により前記主制御基
    板から前記払出制御基板へ指示した数以上の前記有価物
    体の払い出しが検出された場合にエラー処理を実行する
    前記主制御基板に設けられたエラー実行手段とを備えた
    遊技機の制御装置において、 前記払出制御基板は、電源の切断後においても前記有価
    物体の払い出し残数を記憶すると共に、電源の投入時に
    前記払い出し残数分の有価物体を払い出すものであり、 前記主制御基板は、電源の投入時に前記エラー実行手段
    によるエラー処理の実行を所定時間禁止するエラー禁止
    手段を備えていることを特徴とする遊技機の制御装置。
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