JP2001160570A - 電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置 - Google Patents
電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置Info
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Abstract
質検査を、装置を停止することなく自動的に行えるとと
もに、この品質検査の結果に基づいて、電子部品実装用
フィルムキャリアテープ上に不良マーキングを効率的に
自動的に実施できる電子部品実装用フィルムキャリアテ
ープの検査装置を提供する。 【解決手段】 電子部品実装用フィルムキャリアテープ
のリードの配線パターンの不良を検知するための不良パ
ターン検知装置と、不良パターン検知装置の検知結果に
基づいて、電子部品実装用フィルムキャリアテープの不
良部分にマーキングを施すマーキング装置とを備え、不
良パターン検知装置において不良が検知された際に、そ
の検知結果に対する確定結果をマーキング装置の制御装
置の記憶部内に一時記憶して、電子部品実装用フィルム
キャリアテープの不良箇所が来た時点でマーキングを実
施する。
Description
ィルムキャリアテープ(TAB(Tape AutomatedBondin
g)テープ、T-BGA(Tape Ball Grid Array)テープ、
ASIC(Application Specific Integrated Circui
t)テープなど)(以下、単に「電子部品実装用フィル
ムキャリアテープ」と言う。)の電気検査を実施する際
に、電子部品実装用フィルムキャリアテープのリードの
配線パターンの不良を検知し、電子部品実装用フィルム
キャリアテープの所定位置に不良マーキングを施すため
の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置に
関する。
C(集積回路)、LSI(大規模集積回路)などの電子
部品を実装するプリント配線板の需要が急激に増加して
いるが、電子機器の小型化、軽量化、高機能化が要望さ
れ、これら電子部品の実装方法として、最近ではTAB
テープ、T-BGAテープおよびASICテープなどを
用いた実装方式が採用されており、特に、パーソナルコ
ンピュータなどのように高精細化、薄型化、液晶画面の
額縁面積の狭小化が要望されている液晶表示素子(LC
D)を使用する電子産業においてその重要性が高まって
いる。
ルムキャリアテープ、例えば、TABテープ200は、
図5に示したように、幅方向の両側端部に、それぞれ長
手方向に連続して複数の移送用のスプロケット孔20
2、202が並設されており、このスプロケット孔20
2の間の略中央部分にICなどのデバイスを装着するデ
バイスホール204が形成されている。そして、デバイ
スホール204のインナーリード206、アウターリー
ド208からなる配線パターン210が形成されてい
る。
において、TABテープ200の品質を検査することが
実施されているが、従来の人による目視検査(透過光検
査)に比較して、より効率的にしかも正確な検査が行え
る方法として、配線パターン210の電気的な断線、短
絡、絶縁抵抗などを電気的に検査して、不良品について
パンチングなどにより不良マーキングを施す方法が提案
され実施されている(特開平6−174774号公報参
照)。
うに、TABテープ200には、テストパッド212が
形成されており、このテストパッド212に電気検査用
接触プローブを当てて、配線パターン210のショート
不良を検査するとともに、デバイスホール204のイン
ナーリード206全体にデバイスホールの大きさの導電
パッドを当てて、断線検査を実施し、不良品について自
動的にパンチングを施している。
中でも、図6に示したように、BGA(Ball Grid Arra
y)と呼ばれるアウターリードの代わりにTABテープ
300に孔302を開けて、この孔302を介してIC
304などをハンダボール306で接続するデバイスホ
ールの設けられていないTABテープ、CSP(ChipSi
ze Package)と呼ばれるICのサイズとTABテープの
パッケージのサイズとが同じであり、その接続方法が主
にBGAと同じであるTABテープも用いられるように
なっている。
は、テストパッドが存在せず、しかも全ての配線が電解
メッキリードで接続されているので、プローブなどで上
記のような電気検査を行うことは不可能である。そのた
め、従来のBGA、CSPの検査方法では、人による目
視検査によって不良検査を行い、不良マーキングも人の
手によるインキ、マジックなどの塗布により実施してい
るのが現状である。
よる不良検査、不良マーキングを実施ししなればならな
いので、煩雑な作業が必要で、時間もコストもかかり大
量生産には不向きであり、また、検査不良の見落としも
発生し、品質検査の精度が低下するおそれもある。この
ため、従来より、図7に示したような自動的にTABテ
ープの配線パターンの不良を検査して、TABテープの
不良箇所に自動的にパンチングによるマーキングを行う
検査装置が開発されている。
巻装されたTABテープ104を送り出すための送り出
し部106と、TABテープ104の不良箇所を検知す
るための不良検知部108と、不良が検知されたTAB
テープ104の表面にパンチングによるマーキングを施
すマーキング部110と、TABテープ104を巻き取
る巻き取り部112が一体的に構成されている。
の電子部品実装部の配線パターンをラインセンサカメラ
と呼ばれるCCDカメラ114を走査することによっ
て、配線パターンを撮像(取り込む)することによって
得られた撮像情報を、予め良品と判断され取り込まれた
たTABテープの配線パターンのマスターパターンと比
較すること、例えば、A/D変換器でデジタル情報化す
るとともに、濃淡画像処理し、二値化に変換してエッジ
データを得ることによって、配線パターンの不良を自動
的に検査し、この不良情報に基づいて、マーキング部1
10において、TABテープ104の表面にパンチング
によるマーキングを施すように構成されている。
機械による自動的な検査装置では、どうしても配線パタ
ーンに付着するゴミと配線パターンのショートとの違
い、または配線パターンのしみと断線との区別ができな
いために品質検査の精度が劣ることになる。このため
に、図7に示したように、従来では、不良検知部108
で撮像(取り込む)された配線パターンとマスターパタ
ーンとを、CRT116上で表示して、両者を重ね合わ
せることによって、検査者が目視で判断して良品、不良
品、ゴミを判断(ベリファイ検査)している。
結果、検査者が検査装置の制御装置にベリファイ検査の
結果を入力する(確定信号を入力)まで、検査装置にお
けるTABテープの搬送は、制御装置によって停止した
状態となる。従って、このような検査装置では、ベリフ
ァイ検査の確定信号が入力するまでの停止時間があるの
で、検査効率が低下し、大量に生産されるTABテープ
を検査するには、時間とコストがかかってしまうことに
なる。
子部品実装用フィルムキャリアテープの配線パターンの
電気的な断線、短絡などの品質検査を、装置を停止する
ことなく自動的に行えるとともに、この品質検査の結果
に基づいて、電子部品実装用フィルムキャリアテープ上
にパンチング、インキング、レーザーマーキングなどの
不良マーキングを効率的に自動的に実施できる電子部品
実装用フィルムキャリアテープの検査装置を提供するこ
とを目的とする。
キャリアテープの種類に応じて、パンチング、インキン
グ、レーザーマーキングなどの不良マーキングを選択的
に実施できる電子部品実装用フィルムキャリアテープの
検査装置を提供することを目的とする。また、本発明
は、検査者一人で、複数台の検査装置を集中的に監視す
うることが可能で、電子部品実装用フィルムキャリアテ
ープの電気的な断線、短絡などの品質検査を自動的に行
えるとともに、この品質検査の結果に基づいて、電子部
品実装用フィルムキャリアテープ上にパンチング、イン
キング、レーザーマーキングなどの不良マーキングを自
動的に実施できる電子部品実装用フィルムキャリアテー
プの検査装置を提供することを目的とする。
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の電子部品実装用フィル
ムキャリアテープの検査装置は、電子部品実装用フィル
ムキャリアテープのリードの配線パターンの不良を検知
するための不良パターン検知装置と、前記不良パターン
検知装置の検知結果に基づいて、電子部品実装用フィル
ムキャリアテープの不良部分にマーキングを施すマーキ
ング装置とを備え、前記不良パターン検知装置において
不良が検知された際に、その検知結果に対する確定結果
をマーキング装置の制御装置の記憶部内に一時記憶し
て、前記不良パターン検知装置からの確定信号が発生す
るまで、マーキング装置での電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープの搬送をマーキング装置の直前で一時停止
するように構成されていることを特徴とする。
ターン検知装置において不良が検知された際に、その検
知結果に対する確定結果をマーキング装置の制御装置の
記憶部内に一時記憶され、この不良パターン検知装置か
らの確定信号が発生するまで、マーキング装置での電子
部品実装用フィルムキャリアテープの搬送をマーキング
装置の直前で一時停止するので、不良パターン検知装置
において電子部品実装用フィルムキャリアテープの搬送
を停止することなく、不良パターンの検知をひきつづき
続行することができるので、検査時間が短縮され、検査
効率が向上する。
定の時間があるので、常に検査装置を監視する必要がな
く、この所定時間の間に別の検査装置を監視することが
できるので、一人の検査者で複数台の検査装置を管理す
ることができる。また、本発明の電子部品実装用フィル
ムキャリアテープの検査装置は、前記不良パターン検知
装置と前記マーキング装置とが、別々に分離されており
相互に組み合わせ可能に構成されていることを特徴とす
る。
ターン検知装置とマーキング装置とが、別々に分離され
ているので、不良パターン検知装置に供給される電子部
品実装用フィルムキャリアテープの種類、仕様に応じ
て、パンチング、インキング、レーザーマーキングなど
の各種不良マーキング装置を選択的に選んで接続するだ
けで、各種の不良マーキングを実施できるので、仕様の
変更が短時間に行える。
ャリアテープの検査装置は、複数台の不良パターン検知
装置の検知結果を選択的に表示する表示装置を備え、該
表示装置の表示結果に対する確定結果を、表示装置の記
憶部内に一時記憶するように構成されていることを特徴
とする。このように構成することによって、複数台の不
良パターン検知装置の検知結果を表示装置に選択的に表
示して、ベリファイ検査を実施して、表示装置の表示結
果に対する確定結果を、各不良パターン検知装置の記憶
部内に一時記憶するので、検査者(オペレータ)一人
で、一つの表示装置で、複数台の検査装置を管理するこ
とができる。
の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本
発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装
置の正面図である。図1に示したように、10は全体で
本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査
装置を示している。
検査装置10は、図1に示したように、送り出し装置2
0と、不良パターン検知装置30と、マーキング装置4
0と、巻き取り装置50とを備えている。送り出し装置
20には、例えば、CSP、BGAのようなタイプの電
子部品実装用フィルムキャリアテープ(以下、単に「T
ABテープと言う」)であって、その製造工程が終了し
たTABテープTが、スペーサSを介して巻装されたリ
ールRが、送り出し駆動軸22に装着されている。そし
て、図示しない駆動モータの駆動により、送り出し駆動
軸22が回転して、TABテープTがリールRからスペ
ーサSとともに繰り出されて、案内ローラ21を介し
て、不良パターン検知装置30へと供給されるようにな
っている。
たように、上下方向に3個の位置センサー28が設けら
れており、下方の位置センサーによって、TABテープ
Tの弛み部分の下端T’が検知された際には、送り出し
装置20の駆動モータの駆動を停止して、TABテープ
が弛みすぎて床に接触して損傷するのを防止するように
なっている。また、上方の位置センサーによって、TA
BテープTの弛み部分の下端T’が検知された際には、
送り出し装置20の駆動モータの駆動を開始して一定の
TABテープの弛みを維持するようになっている。
たTABテープTは、案内ローラ31を介して、不良パ
ターン検知装置30内に配設されたバックテンションギ
ア32とドライブギア34の間を通過する際に、ドライ
ブギア34の駆動が一時停止されて、TABテープの送
給が停止されるとともに、TABテープのスプロケット
孔に係合するバックテンションギア32の逆転によっ
て、TABテープが正確に所定の位置に位置決めされ
る。
のTABテープTの下方に配置された反射光照射装置3
6から投射された反射光が、TABテープTに照射され
る。そして、TABテープTに反射した反射光が、不良
パターン検知装置30内のTABテープTの下方に配置
されたラインセンサーと呼ばれるCCDカメラ38によ
って受光されるようになっている。なお、本実施例で
は、反射光を利用したパターン検査について述べたが、
本発明は、何らこれに限定されるものではなく、例え
ば、透過光を用いたパターン検査にも用いることができ
る。
と判断した場合には、不良部分の位置、すなわち、不良
部分のTABテープの長手方向の位置、幅方向の位置
が、別途インキング、パンチングなどによってTABテ
ープに不良マークを施すマーキング装置40の制御装置
70へ出力されるようになっている。このように、不良
パターン検知装置30によって、配線パターンの不良が
検査されたTABテープTは、続いて、案内ローラ3
3、41を介して、マーキング装置40に供給されるよ
うになっている。
TABテープTは、図1に示したように、案内ローラ4
1から案内ローラ42を通過する間に、不良パターン検
知装置30で検知された不良箇所の検知情報に基づい
て、不良箇所(TABテープの表面または裏面に)にイ
ンキ、パンチングなどによるマーキングが施されるよう
になっている。
て、TABテープTの表面または裏面の不良箇所の所定
位置に、マーキングが施された後、TABテープTは、
案内ローラ42を通過して、次の巻き取り装置50に供
給される。図1に示したように、巻き取り装置50に供
給されたTABテープTは、巻き取り駆動軸52に装着
されたリールRに、案内ローラ53を介して、図示しな
い駆動モータの駆動により巻き取り軸52が回転するこ
とにより、TABテープTが巻き取られる。
繰り出されたスペーサSが、案内ローラ57、56及び
ダンサーローラ59を介して、巻き取り装置50のリー
ルRに供給されTABテープの間に介装され、TABテ
ープ同士が接触してインキが別の部分に付着したり、T
ABテープが損傷しないように保護するようになってい
る。
たように、送り出し装置20と同様に、上下方向に3個
の位置センサー51が設けられており、下方の位置セン
サーによって、TABテープTの弛み部分の下端T’が
検知された際には、巻き取り装置50の駆動モータの駆
動を停止して、TABテープが弛みすぎて床に接触して
損傷するのを防止するようになっている。また、上方の
位置センサーによって、TABテープTの弛み部分の下
端T’が検知された際には、巻き取り装置50の駆動モ
ータの駆動を開始して一定のTABテープの弛みを維持
するようになっている。
では、図2に示したように、CCDカメラ38によって
認識されたリードの配線パターン情報が、制御装置60
に入力されるようになっている。この制御装置60内で
は、入力された情報が、RAMなどの記憶部62内に記
憶されるとともに、記憶部62内に予め入力された正常
な配線パターン(マスターパターン)と、比較演算部6
4において比較される。比較演算部64において、不良
と判断された場合、その結果が、CRTなどの表示装置
66に出力される。
と判断された場合には、RAMなどの記憶部62内から
不良と判断された配線パターンと、正常なマスターパタ
ーンとの情報が、画像処理回路61によってパターンマ
ッチングの方法によって画像処理が行われ、CRTなど
の表示装置66に出力され、表示装置66上で画像が位
置あわせされ重ね合わされるようになっている。
した(取り込んだ)配線パターンの情報は、例えば、特
開平6−27312号公報、特開平7−110863号
公報のようにA/D変換器でデジタル情報化するととも
に、濃淡画像処理して二値化に変換してエッジデータを
得、これと予め記憶された良品のマスターパターンのエ
ッジデータ(二値化情報)と比較することなどによっ
て、配線パターンの不良を検査するようになっている。
66上に表示され、重ね合わされた不良と判断された配
線パターンの画像と、正常なマスターパターンの画像と
を検査者が目視によって、不良品であるか、ゴミ、シミ
などのダストであるかを判断(ベリファイ検査)して、
良品(OK)、不良品(NG)、ダスト(DUST)の
確定信号を不良パターン検知装置30の制御装置60内
にキーボードなどの入力装置63を介して入力して、こ
れを不良パターン検知装置30の制御装置60内のバッ
ファーなどの記憶部68内に一時記憶するようになって
いる。
置66に表示される不良画像は、TABテープのピース
(電子部品実装部)の搬送されてくる順番通りには必ず
しも表示されないようになっている。従って、マーキン
グ装置へは、ピースの順番通りに確定信号が出力される
必要が有るので、ピースの順番通り確定信号が出るま
で、不良パターン検知装置30の制御装置60内のバッ
ファーなどの記憶部68内に一時記憶するようになって
いる。
品(OK)、ダスト(DUST)、または不良品(N
G)の確定信号と、これに対応した不良箇所のTABテ
ープTの長手方向の位置、幅方向の位置の情報が、ピー
スの順番通りマーキング装置40の制御装置70内に出
力され、TABテープTの不良箇所がある場合には、不
良箇所がマーキング装置40のマーキング位置に搬送さ
れた際に、不良箇所にインキ、パンチングなどによるマ
ーキングが施されるようになっている。
憶部68から、マーキング装置40の制御装置70へ確
定信号として、そのピースが、OK/NGか(DUST
は、良品として出力される)と位置情報(何番目の何列
目か)が、出力され、マーキング40の制御装置70の
記憶部内に一時記憶されるようになっている。この際、
マーキング装置40が、一時停止するか/しないかは、
そのピースが、マーキング装置40のマーキング位置ま
で搬送されているか/いないかにより決定されるように
なっている。
搬送される前に、不良パターン検知装置30の記憶部6
8から、マーキング装置40の制御装置70へ確定信号
が出力されていない場合には、そのピースをOK品かN
G品か判断出来ないので、マーキング位置直前で、一時
停止するようになっている。そして、この状態で、不良
パターン検知装置30の記憶部68から、マーキング装
置40の制御装置70へ確定信号を受信すれば、その結
果を基にマーキングし、再び搬送が開始されるようにな
っている。
憶部内では、マーキング装置40の制御装置70へ送信
された位置情報を一時記憶し、その製品が、マーキング
するまで位置情報を保持しており、マーキングした時点
で、その情報をクリア(消去)する様になっている。従
って、このように構成することによって所定の余裕時間
が維持されることになる。すなわち、不良パターン検知
装置30で、不良検出した情報を不良パターン検知装置
30で保持し、その不良検知された製品が、マーキング
装置40のマーキング位置に搬送されるまでにOK/N
G/DUSTの確定信号を出すまで余裕時間がもてるこ
とになる。
ターン検知装置ーマーキング装置間隔と、歩留まりによ
り左右されるので、この所定時間は、不良パターン検知
装置30とマーキング装置40までの距離によって、適
宜設定できるものであるが、各所の設置スペースにより
決定されれば良い。実施例では、TABテープの搬送速
度を考慮すれば、2〜3分、TABテープTの滞留長さ
に換算して、2〜3mとしている。
いて不良が検知された際に、その検知結果に対する確定
結果をマーキング40の制御装置70の記憶部内に一時
記憶され、不良パターン検知装置30からの確定信号が
発生するまで、マーキング装置40の直前でTABテー
プTの搬送を一時停止するので、不良パターン検知装置
30においてTABテープの搬送を停止することなく、
不良パターンの検知をひきつづき続行することができる
ので、検査時間が短縮され、検査効率が向上する。
キャリアテープの検査装置の別の実施例の概略図であ
る。この実施例では、図3に示したように、不良パター
ン検知装置30の制御装置60に記憶された、TABテ
ープの種類、仕様に応じて、その情報を、パンチング装
置30a、インクマーキング装置30a、レーザーマー
キング装置30bなどの各種不良マーキング装置の制御
装置70に入力することによって、TABテープの種
類、仕様に応じて、マーキング装置を変更することがで
きる。これによって、TABテープの種類、仕様に応じ
て、パンチング、インキング、レーザーマーキングなど
の各種不良マーキング装置を選択的に選んで接続するだ
けで、各種の不良マーキングを実施できるので、仕様の
変更が短時間に行え、その汎用性が飛躍的に拡大する。
キャリアテープの検査装置の別の実施例の概略図であ
る。この実施例では、図1に示したような構成の電子部
品実装用フィルムキャリアテープの検査装置10が、複
数台、本実施例では、3台の検査装置10a〜10cが
設けられており、これらの不良パターン検知装置30a
〜30cの制御装置60a〜60cに、共通のCRTな
どの表示装置80が接続されている。
ン検知装置30a〜30cの検知結果を選択的に表示す
るように制御装置90で制御されるようになっており、
複数台の不良パターン検知装置30a〜30cの検知結
果を表示装置に選択的に表示するように構成されてい
る。これによって、検査者は表示装置を目視することに
よって、ベリファイ検査を実施して、表示装置の表示結
果に対する確定結果を、キーボードなどの入力装置92
を介して、各不良パターン検知装置30a〜30cの確
定信号を各検査装置10a〜10cに接続されているマ
ーキング装置へ出力されるようになっている。
動は、上記の図1の実施例と同様に、良品(OK)、ダ
スト(DUST)、または不良品(NG)の確定信号
と、これに対応した不良箇所のTABテープTの長手方
向の位置、幅方向の位置の情報が、マーキング装置40
a〜40cに、マーキング装置40の制御装置70内に
入力されTABテープTの不良箇所がある場合には、不
良箇所がマーキング装置40のマーキング位置に搬送さ
れた際に、不良箇所にインキ、パンチングなどによるマ
ーキングが施されるようになっている。
一人で、一つの表示装置で、複数台の検査装置を管理す
ることができる。なお、上記実施例では、3台の検査装
置10a〜10cが設けられ、検査者一人で、一つの表
示装置で、3台の検査装置を監視するようにしたが、T
ABテープの搬送速度、製品の歩留まりにより、この数
は例えば、6台にするなど適宜変更可能である。
してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、本
発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。
において不良が検知された際に、その検知結果に対する
確定結果をマーキング装置の制御装置の記憶部内に一時
記憶され、不良パターン検知装置からの確定信号が発生
するまで、マーキング装置での電子部品実装用フィルム
キャリアテープの搬送をマーキング装置の直前で一時停
止するので、不良パターン検知装置において電子部品実
装用フィルムキャリアテープの搬送を停止することな
く、不良パターンの検知をひきつづき続行することがで
きるので、検査時間が短縮され、検査効率が向上する。
で、所定の時間があるので、常に検査装置を監視する必
要がなく、この所定時間の間に別の検査装置を監視する
ことができるので、一人の検査者で複数台の検査装置を
管理することができる。また、本発明によれば、不良パ
ターン検知装置とマーキング装置とが、別々に分離され
ているので、不良パターン検知装置に供給される電子部
品実装用フィルムキャリアテープの種類、仕様に応じ
て、パンチング、インキング、レーザーマーキングなど
の各種不良マーキング装置を選択的に選んで接続するだ
けで、各種の不良マーキングを実施できるので、仕様の
変更が短時間に行える。
ターン検知装置の検知結果を表示装置に選択的に表示し
て、ベリファイ検査を実施して、表示装置の表示結果に
対する確定結果を、表示装置の記憶部内に一時記憶する
ので、検査者一人で、一つの表示装置で、一人の検査者
で複数台の検査装置を管理することができるなどの幾多
の作用効果を奏する極めて優れた発明である。
リアテープの検査装置の正面図である。
リアテープの検査装置の概略構成図である。
リアテープの検査装置の別の実施例の概略図である。
リアテープの検査装置の別の実施例の概略図である。
部分拡大断面図である。
アテープの検査装置の概略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 電子部品実装用フィルムキャリアテープ
のリードの配線パターンの不良を検知するための不良パ
ターン検知装置と、 前記不良パターン検知装置の検知結果に基づいて、電子
部品実装用フィルムキャリアテープの不良部分にマーキ
ングを施すマーキング装置とを備え、 前記不良パターン検知装置において不良が検知された際
に、その検知結果に対する確定結果をマーキング装置の
制御装置の記憶部内に一時記憶して、前記不良パターン
検知装置からの確定信号が発生するまで、マーキング装
置での電子部品実装用フィルムキャリアテープの搬送を
マーキング装置の直前で一時停止するように構成されて
いることを特徴とする電子部品実装用フィルムキャリア
テープの検査装置。 - 【請求項2】 前記不良パターン検知装置と前記マーキ
ング装置とが、別々に分離されており相互に組み合わせ
可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載
の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置。 - 【請求項3】 複数台の不良パターン検知装置の検知結
果を選択的に表示する表示装置を備え、該表示装置の表
示結果に対する確定結果を、表示装置の記憶部内に一時
記憶するように構成されていることを特徴とする請求項
1または2に記載の電子部品実装用フィルムキャリアテ
ープの検査装置。
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JP34095299A JP3786552B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置 |
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