JP2001159791A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001159791A
JP2001159791A JP34247199A JP34247199A JP2001159791A JP 2001159791 A JP2001159791 A JP 2001159791A JP 34247199 A JP34247199 A JP 34247199A JP 34247199 A JP34247199 A JP 34247199A JP 2001159791 A JP2001159791 A JP 2001159791A
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frame
image frame
film
edge
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JP34247199A
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English (en)
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Toshio Ito
俊夫 伊藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真フイルムに記録された画像コマの位置を
精度よく特定する。 【解決手段】 スキャナにより、写真フイルムの1本分
の画像データを取り込む。この画像データからフイルム
ベース濃度を検出する。フイルムベース濃度に閾値を加
えて基準値とする。この基準値を超える画素を写真フイ
ルムの全領域から抽出する。抽出した画素の集合からな
るほぼ矩形状の画素群が標準画像コマサイズに近いか否
かを判定する。標準画像コマサイズに近い画素群を、エ
ッジが明瞭な画像コマとして、その位置データを登録す
る。前記閾値を変えた基準値を用いることにより、画像
コマの位置の特定精度を上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に写真フイルムに記録された画像コマの記録位置
を精度よく特定するための画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムに記録された画像コマを特
定する方法として、写真フイルムの透過濃度を用いる方
法がある。例えばネガフイルムでは、ベース部分は透過
濃度が低く、画像コマの範囲内では透過濃度が高い。こ
の透過濃度の差に基づき、画像コマとベース部分との
境、すなわち画像コマのエッジを検出し、これに基づき
画像コマの記録位置を特定している。このように、画像
コマのエッジに基づき記録位置を特定する場合には、カ
メラによる機差によって、画像コマの長さやピッチなど
が変動した場合でも、これに対応することができる。し
たがって、定量送りによる画像コマの位置決めに比べ
て、精度よく画像コマをプリント位置等へ位置決めする
ことができる。
【0003】ところで、濃度差に基づき画像コマのエッ
ジを特定するとき、画像コマのシーン等によっては、エ
ッジが不明瞭な場合がある。例えば、カメラにおける1
コマ送りの不良によって、隣接する画像が重なって記録
された場合や、オーバー露光によって画像コマとベース
部分との区別がつきにくい場合、アンダー露光のためエ
ッジ部分がぼけたりする場合である。
【0004】このように画像コマのエッジが不明瞭な場
合でその記録位置を特定することができないときに、本
出願人は、明瞭なエッジを有する画像コマの記録傾向に
基づき不明瞭なエッジを予測することを提案している
(特開平5−142661号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案では、既に検出されている明瞭なエッジを有する画像
コマを基準にしているため、不明瞭なエッジを有する画
像コマが先頭にあるときには、対応することができない
という問題がある。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
不明瞭なエッジを有する画像コマの検出精度を上げると
ともに、不明瞭なエッジを有する画像コマが先頭等にあ
る場合でも、確実に記録位置を特定することができる画
像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、写真フイルムに記録され
た画像コマの記録位置を、画像コマ内の濃度とフイルム
ベースの濃度との差に基づき特定し、この特定した記録
位置における画像に基づき画像処理を行う画像処理方法
において、前記写真フイルムの1本分の画像データを取
り込み、この1本分の画像データに基づき、エッジが明
瞭な画像コマの記録位置を特定し、この記録位置を特定
した画像コマに基づき、画像コマのエッジが不明瞭な画
像コマの記録位置を特定している。
【0008】なお、前記フイルムベース濃度に第1の閾
値を加えた第1基準値に基づき、この第1基準値を超え
た画素を抽出し、この画素の集合からなるほぼ矩形状の
画素群が標準画像コマサイズに近いときに、エッジが明
瞭な画像コマとして記録位置を登録し、画像コマの記録
位置を特定することが好ましい。また、前記第1基準値
に基づく画素抽出により登録した画像コマが写真フイル
ムの1本分の全コマに達しない場合に、前記フイルムベ
ース濃度に前記第1の閾値よりも大きな第2の閾値を加
えた第2基準値に基づき、この第2基準値を超えた画素
を抽出し、この画素の集合からなるほぼ矩形状の画素群
が標準画像コマサイズに近いときに、エッジが明瞭な画
像コマとして記録位置を登録し、画像コマの記録位置を
特定している。更に、前記第1基準値又は第2基準値に
基づく画素抽出により登録した画像コマが写真フイルム
の1本分の全コマに達しない場合に、フイルムベース濃
度に前記第1の閾値よりも小さな第3の閾値を加えた第
3基準値に基づき、この第3基準値を超えた画素を抽出
し、この画素の集合からなるほぼ矩形状の画素群が標準
画像コマサイズに近いときに、エッジが明瞭な画像コマ
として記録位置を登録し、画像コマの記録位置を特定す
ることが好ましい。
【0009】前記写真フイルムの1本分の画像データに
基づきコマ番号バーコードの記録位置を特定するととも
に、コマ番号を読み取り、このコマ番号バーコードが位
置する画像コマにこのコマ番号を割り振ることが好まし
い。また、写真フイルムの1本分の画像データの読み取
りに際し、写真フイルムの幅・長さを超えて画像データ
を取り込み、写真フイルムの有無による濃度差に応じ
て、写真フイルムの端縁を特定し、この写真フイルムの
端縁情報に基づき、前記フイルムベース濃度を検出する
ことが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を実施したデジタ
ルプリントシステムの概略構成図である。このプリント
システム10は、ラインCCDスキャナ11、画像処理
装置12、レーザプリンタ13、及びプロセサ14を含
んで構成されている。そして、ラインCCDスキャナ1
1及び画像処理装置12は入力機16として一体化され
ており、レーザプリンタ13及びプロセサ14は出力機
17として一体化されている。
【0011】図3は、ラインCCDスキャナ11の光学
系の概略構成を示している。この光学系は、メタルハラ
イドランプやハロゲンランプ、LED等からなる光源2
1を備えている。光源21はリフレクタ22にその焦点
位置で配置されている。リフレクタ22は赤外光(I
R)を透過する材料により構成されており、その反射面
が放物面状に形成されている。光源21からの光はリフ
レクタ22により反射され、写真フイルム20に向けて
照射される。
【0012】光源21の光射出側には、IRカットフィ
ルタ24、光量調整絞り板25、バランスフィルタ2
6、光拡散ボックス27、拡散板27aが光軸Lに沿っ
て順に配置されている。光量調整絞り板25は光軸Lへ
の挿入位置が可変とされており、これにより光量が調整
される。また、バランスフィルタ26は色温度調整のた
めに、ネガフイルム用フィルタ26aとリバーサルフイ
ルム用フィルタ26bとが設けられており、これらのひ
とつが選択的に光軸Lに挿入される。
【0013】写真フイルム20は、フイルムキャリア2
8によって、画像記録面が光軸Lと垂直になるように搬
送される。フイルムキャリア28は、キャリアベース3
0、フイルムマスク31、搬送ローラ対32等を備えて
おり、写真フイルム20を矢印Aで示す長手方向に送
る。フイルムキャリア28は、135タイプ、IX24
0タイプや、その他の110,120,220タイプ用
にそれぞれ設けられており、フイルム種別に適合するも
のをスキャナ11にセットすることで、各種フイルムの
画像を読み取ることができる。フイルムマスク31は写
真フイルム20の幅方向に沿って配置されており、その
開口31aの長さは、写真フイルム20の幅よりも少し
大きく形成されており、写真フイルム20の先端、後
端、両側端の各エッジを含むように、結像レンズユニッ
ト35を介してイメージセンサ36により撮像される。
【0014】結像レンズユニット35及びイメージセン
サ36は、写真フイルム20を挟んで光源21と反対側
に、光軸Lに沿って順に配置されている。結像レンズユ
ニット35は、写真フイルム20に記録された画像をイ
メージセンサ36の受光面に結像させる。図3では結像
レンズユニット35は単一のレンズのみを示している
が、この結像レンズユニット35は複数枚のズームレン
ズなどであってもよい。
【0015】イメージセンサ36は、R、G、BのCC
Dセル列を写真フイルム20の送り方向(図3の矢印A
方向)に並べて構成されている。各CCDセル列は、C
CDセルを写真フイルム20の幅方向にライン状に並べ
て構成されている。これにより、CCDセルの配列方向
にフイルム画像の読み取りの主走査がなされる。また、
写真フイルム20が送られることによりフイルム画像読
み取りの副走査がなされる。なお、イメージセンサ36
には、3本のCCDセル列が写真フイルム20の送り方
向に沿って所定のピッチで順に配置されているので、同
一の画素におけるR、G、Bの各成分色の検出タイミン
グには時間差が生じる。このため、本実施形態では、各
成分色毎に異なる遅延時間で測光信号の検出タイミング
を遅延しており、これにより同一の画素のR、G、Bの
測光信号がラインCCDから同時に出力される。ライン
CCDからの出力信号は増幅回路37で増幅された後
に、A/D変換器38でデジタル信号に変換され、これ
が画像処理装置12に送られる。
【0016】画像処理装置12では、スキャンデータか
らプリント対象の画像コマを特定し、このプリント対象
画像コマの記録用画像データをレーザプリンタ13に送
る。レーザプリンタ13はR、G、Bのレーザ光源と変
調部とを備えている。そして、記録用画像データに応じ
てレーザ光を変調し、この変調したレーザ光を印画紙に
照射し、走査露光によって印画紙に画像を記録する。ま
た、プロセサ14は、走査露光済みの印画紙に対し、発
色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これに
より印画紙上に画像が形成される。
【0017】次に、画像処理装置12の構成について説
明する。図4に示すように、画像処理装置12は、デー
タ処理部40、対数変換器41、プレスキャンメモリ4
2、ファインスキャンメモリ43、プレスキャン処理部
44、ファインスキャン処理部45、及び条件設定部4
6を有する。この他に、画像処理装置12は、例えばパ
ーソナルコンピュータ等のように、入力部や表示部51
を介して、処理装置14を含むプリントシステム全体の
制御や管理を行う制御部を備えている。
【0018】スキャナ11から画像処理装置12へ供給
されたRGBの各デジタル信号は、先ず、データ処理部
40において、暗時補正、欠陥画素補正、シェーディン
グ補正等の所定のデータ処理が施され、この後に、対数
変換器41によって対数変換されて濃度データとされ
る。この濃度データは画像データとして、プレスキャン
の場合にはプレスキャンメモリ42に記憶され、ファイ
ンスキャンの場合にはファインスキャンメモリ43に記
憶される。
【0019】プレスキャンメモリ42に記憶された画像
データは、条件設定部46及びプレスキャン処理部44
に読み出され処理される。また、ファインスキャンメモ
リ43に記憶された画像データは、ファインスキャン処
理部45に読み出され処理される。プレスキャン処理部
44及びファインスキャン処理部45は、それぞれ画像
データ処理部47,48及び画像データ変換部49,5
0を有する。
【0020】プレスキャン処理部44及びファインスキ
ャン処理部45の各画像データ処理部47,48では、
条件設定部46によって設定される処理条件に応じて、
スキャナ11で読み取られた画像データに所定の画像処
理を施す部位で、解像度が異なること以外には、基本的
に同じ処理が行われる。なお、両処理部における画像処
理は特に限定されず、公知の各種の画像処理が適用可能
である。
【0021】画像処理としては、例えばLUT(ルック
アップテーブル)を用いたグレイバランス調整、階調補
正、および濃度(明るさ)調整、マトリクス(MTX)
による撮影光源種補正や画像の彩度調整(色調整)があ
る。また、ローパスフィルタ、加算器、LUT、MTX
等を用い、または、これらを適宜組み合わせて行う平均
化処理や補間演算等を用いた、電子変倍処理、覆い焼き
処理(濃度ダイナミックレンジの圧縮/伸長)、シャー
プネス(鮮鋭化)処理等が挙げられる。
【0022】プレスキャン処理部44の画像データ変換
部49は、画像データ処理部47からの画像データを、
必要に応じて間引いて、例えば3次元LUT等を用い、
表示部51による表示用の画像データに変換して表示部
51に供給する。同様に、ファインスキャン処理部45
の画像データ変換部50は、画像データ処理部48によ
って処理された画像データを、3次元LUT等を用い、
レーザープリンタ13用の画像データに変換してレーザ
ープリンタ13に供給する。
【0023】条件設定部46はセットアップ部55、キ
ー補正部56、及びパラメータ統合部57を有する。こ
の条件設定部46は、プレスキャン処理部44及びファ
インスキャン処理部45における各種の処理条件や、プ
レスキャン及びファインスキャンの読み取り条件やスキ
ャンの読み取り条件を設定する。例えば、写真フイルム
20のバーコードに記録されたフイルム種情報から、予
め保持しているフイルム種に対応するフイルムベースの
濃度情報に基づきプレスキャンの読み取り条件を決定す
る。また、プレスキャンした画像データから、写真フイ
ルム20の濃度ヒストグラムの作成や、平均濃度、ハイ
ライト(最低濃度)、シャドー(最高濃度)等の画像特
徴量の算出を行って、ファインスキャンの読み取り条件
を決定し、必要に応じて行われるオペレータからの指示
等に応じて、グレイバランス調整、濃度調整、階調補正
等を行うLUTの作成、MTX演算式の作成、先鋭度補
正係数の算出を行い、プレスキャン処理部44及びファ
インスキャン処理部45における各種の画像処理条件を
設定する。更には、プレスキャンの画像データに基づ
き、写真フイルム20に記録されている各画像コマのエ
ッジ位置を特定する。
【0024】キー補正部56は、キーボード58にあら
かじめ設定されている濃度(明るさ)、色、コントラス
ト、シャープネス、彩度等を調整するキーや、マウス等
の入力部から入力された各種の指示等に応じて、画像処
理条件の調整量を算出し、これをパラメータ統合部57
に供給する。
【0025】パラメータ統合部57は、セットアップ部
55によって設定された画像処理条件を受け取って、こ
れをプレスキャン処理部44及びファインスキャン処理
部45に設定する。また、キー補正部56で算出された
調整量に応じて、各部位に設定した画像処理条件を補正
したり、再設定する。
【0026】図1は、セットアップ部55における画像
コマのエッジ位置を特定する処理を示すフローチャート
である。このエッジ位置の特定処理は、プレスキャンデ
ータに基づき行われる。図5は、プレスキャンデータの
一例を表示したものである。このプレスキャンデータ5
9は、写真フイルム20よりも1周り大きい撮像範囲で
撮像されており、これにより、写真フイルム画像60の
周囲に、何も無い背景画像61が含まれている。
【0027】先ず、プレスキャンデータ59に基づき、
写真フイルム画像60の先端60a及び後端60bが検
出される。プレスキャンデータ59は、写真フイルム2
0よりも1周り大きい撮像範囲とされているので、この
データ内には、写真フイルム画像60とその周りの何も
無い背景画像61とが存在している。そして、背景画像
は写真フイルム画像よりも濃度が低い画素の集合にな
る。このため、写真フイルム画像60とそれ以外の何も
無い背景画像61との濃度変化により、写真フイルム画
像60の先端60a、後端60b、両側端60c,60
dを検出する。すなわち、プレスキャンデータの各端6
0a〜60dに直交する方向で、各端60a〜60dか
らの濃度変化を求める。そして、背景画像61の濃度か
ら一定の閾値以上の濃度を有する画素を見つけ、この画
素が見つかったところをそれぞれのフイルム端60a〜
60dとする。
【0028】次に、フイルム先端60aを基準にして、
写真フイルム画像60内の幅方向の中央部の領域(例え
ば標準コマ画像の面積の1/4の面積を有する領域)内
の一番低い濃度を抽出し、この一番低い濃度をフイルム
ベースの濃度Dfbとする。
【0029】次に、フイルム送り方向(副走査方向)の
全領域に渡って、フイルムベース濃度Dfbよりも一定閾
値A1 (例えばA1=0.1(濃度値))以上の濃度を
有する画素を抽出する。この画素の抽出により、各画像
コマが矩形枠として現れる。この矩形枠が、標準の画像
コマのサイズに近い値である場合には、これを画像コマ
Fとして判定し、その画像コマFの位置データを登録す
る。判定基準は、標準画像コマの矩形枠の長辺をLS
a、短辺をLSbとし、検出した矩形枠の長辺をFL
a、短辺をFLbとしたときに、下記の条件式を満たす
ときに画像コマFとして各エッジの位置を登録する。 LSa−LC1≦FLa≦LSa+LC1 LSb−LC2≦FLb≦LSb+LC2 なお、LC1,LC2は、判定に際して許容範囲を与え
る数値であり、mmに換算して、0.5〜3.0mmの範囲
で好ましく用いられる。また、短辺LSbの判定は省略
し、長辺LSaのみの判定により、各エッジの位置を登
録してもよい。
【0030】本実施形態では、画像コマFの各エッジ位
置を特定するために、写真フイルム画像60の先端60
aを基準にして、各エッジ位置までの副走査方向の画素
数を用いているが、これはその他の距離データ等の位置
を特定することができるものであればよい。例えば、画
素数をフイルム送りのための送りモータの駆動パルス数
に換算したものを用いてもよい。
【0031】次に、各登録画像コマFが所定の隙間を持
って、つながっているか否かを判定する。すなわち、登
録した画像コマFが標準の隙間G1で連続しているか否
かを判定する。不連続部分がある場合には、閾値をA1
から僅かに上げた閾値A2(例えば、A2=0.3(濃
度値))を用いて、再度、不連続部分について、画素の
抽出を行う。この閾値A1よりも僅かに大きい閾値A2
を用いることにより、露光過多で撮影されたコマのコマ
画像を正しく認定することができる。
【0032】例えば、カメラによる撮影時に露光過多で
撮影された場合には、コマとコマとの間にも画像と判定
することができる濃度が存在する。この場合に閾値A1
を用いると、この濃度部分も拾ってしまい、結果として
各コマが連続した大きなコマ画像となる。閾値を上げる
ことで、この隙間部分の濃度画素をキャンセルすること
ができ、連続した大きなコマ画像を正規の複数のコマ画
像として認識することができる。
【0033】なお、本実施形態では、閾値をA1,A2
の二段階に設定して、これら露光過多で撮影されたコマ
に起因するエッジ不明瞭によるコマ画像を識別可能にし
ているが、これは、1回又は3回以上の閾値変更により
識別してもよい。
【0034】これら閾値を上げて画素を抽出をした後
に、未だ不連続部分がある場合には、閾値A1よりも僅
かに小さい閾値A3(例えばA3=0.05(濃度
値))を用いて、コマ画像Fの抽出を行う。このコマ画
像Fの抽出により、夜景等の絵柄で1コマの画像の中に
複数の画像が散在している場合に、これらを1まとまり
の矩形枠として検出することができる場合がある。これ
により、コマ画像の検出精度が向上する。
【0035】図6は、閾値A1,A2,A3を用いた各
基準値により抽出した各登録画像コマを示すもので、
(A)は基準値Dfb+A1による登録画像コマF1を示
し、(B)は基準値Dfb+A2による登録画像コマF2
を示し、(C)は基準値Dfb+A3による登録画像コマ
F3を示している。
【0036】このようにして、全ての画像コマFが検出
された場合には、画像コマFの位置を特定する処理を終
える。また、閾値を変更しての再度の画素の抽出でも、
図6(C)に示すように、画像コマFを抽出することが
できない場合には、図7に示すように、上記確定した画
像コマF1〜F3に基づき、未登録画像コマの位置を推
測し、登録する。位置の推測は、確定した各画像コマF
1〜F3に基づき、画像コマF1〜F3の長さ平均FL
ave 、及び隙間平均Gave を求め、この長さ平均FLav
e 及び隙間平均Gave を用いて、確定したコマF1〜F
3のエッジを基準にして決定する。
【0037】図7は、確定した画像コマF1、F2の間
に、未確定画像コマF5がある場合を示したものであ
る。未確定画像コマF5は、例えば図示のように、2つ
の濃度エリアDA1,DA2を有するように分断されて
おり、しかも濃度エリアDA2中の後端側のエッジが不
明瞭になっている。カメラでは、写真フイルム20の送
り量にバラツキが発生することがあるが、撮影する画面
の大きさには変化が無いことに着目し、この撮影画面サ
イズを判断基準として、不明瞭なエッジを有する画像コ
マの記録位置を特定する。
【0038】先ず、不明瞭なエッジ位置の画像コマF5
に対するエッジ位置候補Ep1,Ep2を抽出する。次
に、不明瞭なエッジ位置候補Ep1,Ep2と、明瞭な
エッジEf1,Ef2を有する画像コマF1,F2との
位置関係を求める。すなわち、既に確定した画像コマF
1,F2のエッジEf1,Ef2を基準にして、この確
定エッジEf1,Ef2から不明瞭なエッジ位置候補E
p1,Ep2までの距離(本実施形態では画素数)を求
める。図7では、先頭側確定コマF1の後端確定エッジ
Ef1から不明瞭な画像コマF5のエッジ位置候補Ep
1,Ep2までの距離La、Lbを求める。また、後端
側確定コマF2の先端確定エッジEf2から不明瞭な画
像コマF5のエッジ位置候補Ep1,Ep2までの距離
Lc、Ldを求める。そして、これらの距離La〜Ld
のうち、最も標準寸法との差が少ないものを選択し、こ
れを画像のエッジ位置と特定する。図7では、Laが最
も標準寸法に近いので、このLaとなるエッジ位置候補
Ep1を確定エッジEf3として特定する。次に、確定
したエッジに対して1コマ分の平均長さFLave を加算
し、この値を有する位置を他方の確定エッジEf4とし
て登録する。
【0039】なお、上記実施形態では、不明瞭なエッジ
位置候補Ep1,Ep2を特定する際に、隣接する確定
エッジEf1,Ef2を有する登録画像コマF1,F2
を用いたが、本発明はこれに限定されることなく、他の
離れた位置にある登録画像コマF1,F2,F3を用い
てもよい。また、先端側の確定エッジを用いて、不明瞭
な連続コマの先端側エッジを特定し、後端側の確定エッ
ジを用いて同様に不明瞭な連続コマの後端側エッジを特
定してもよい。このように、先端側又は後端側でのエッ
ジの特定に際して、同じサイドのエッジを用いること
で、判定精度をより一層上げることができる。
【0040】コマ番号をプリント写真の裏面に記録する
場合には、プレスキャンデータに基づきコマ番号バーコ
ード位置を特定する。そして、先頭コマについて、この
コマ番号バーコードを解析し、コマ番号を求める。この
解析したコマ番号に基づき、各コマ画像のコマ番号を割
り振る。なお、先頭コマのコマ番号がカブリや汚れ等に
よって読み取りできない場合には、解析可能なコマ番号
及びこのコマ番号が記録されているコマ画像とに基づ
き、その他のコマ画像のコマ番号を割り振る。
【0041】ファインスキャンでは、プレスキャンデー
タで特定した各コマの位置データに基づきファインスキ
ャンデータから、各コマの画像データを抽出する。そし
て、この抽出した画像データに基づき、各種の画像処理
を行い、この画像処理後の記録データをプリンタに出力
する。
【0042】図8は、撮影時のフイルム送り不良によ
り、隣接する画像コマの一部が絵重なり状態となってい
る場合を示している。この場合にも、確定データに基づ
きコマ位置を推定するため、これを正確に検出すること
ができる。すなわち、確定した画像コマの確定エッジE
f1,Ef2に基づき、未確定画像コマF4,F5のエ
ッジ位置候補Ep3,Ep4を上記と同様にして確定さ
せ、この確定したエッジEf3,Ef4に対して1コマ
分の平均長さFLave を加算した位置を他方の確定エッ
ジEf5,Ef6として登録する。このように、絵が重
なって連続した画像コマに対しても、確実にエッジ位置
を特定することができる。この絵重なり画像コマの場合
には、絵重なり部分を含んだ画像コマとしてプリントを
行うが、この他に、絵重なり部分の画像データを用いる
ことなく、プリントを行ってもよい。
【0043】なお、上記実施形態では、プレスキャン画
像データに基づき画像コマの位置を特定しているが、フ
ァインスキャン画像データに基づき画像コマの位置を特
定してもよい。
【0044】上記実施形態では、デジタルプリントシス
テムに本発明を実施したが、この他に写真フイルムの透
過光を焼付レンズで感光材料に結像し焼付露光するアナ
ログ方式のプリントシステムに本発明を実施してもよ
い。この場合には、先ずプレスキャンを行って、このプ
レスキャン画像データに基づき各画像コマの位置を特定
し、この特定した位置データに基づきプリント時に焼付
位置に各画像コマを位置決めする。
【0045】上記実施形態ではDXコードをバーコード
センサで検出し、このDXコードによるフイルム種別情
報に基づきプレスキャン時の読み取り条件を変更した
が、この他に、フイルム種別は他の方法で入力してもよ
い。また、フイルム種別を用いることなく、予め設定し
た読み取り条件でプレスキャンしてもよい。また、上記
実施形態では、画像処理装置において画像コマの記録位
置を特定したが、フイルムカッタにおいて画像コマの記
録位置を特定する場合に、本発明を実施してもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、写真フイルムの1本分
の画像データを取り込み、この1本分の画像データに基
づき、エッジが明瞭な画像コマの記録位置を特定し、こ
の記録位置を特定した画像コマに基づき、画像コマのエ
ッジが不明瞭な画像コマの記録位置を特定したから、エ
ッジが不明瞭な画像コマが先頭にあっても、これの記録
位置を確実に特定することができる。
【0047】請求項2記載の発明では、フイルムベース
の濃度に第1の閾値を加えた第1基準値に基づき、この
第1基準値を超えた画素を抽出し、この画素の集合から
なるほぼ矩形状の画素群が標準画像コマサイズに近いか
否かで、エッジが明瞭な画像コマか否かを判定するの
で、判定を確実に行うことができる。しかも、閾値を変
えることで、画像コマの特定精度を上げることができ
る。
【0048】特に、請求項3記載の発明のように、前記
第1基準値に基づく画素抽出により登録した画像コマが
写真フイルムの1本分の全コマに達しない場合に、フイ
ルムベース濃度に前記第1の閾値よりも大きな第2の閾
値を加えた第2基準値に基づき、この第2基準値を超え
た画素を抽出し、この画素の集合からなるほぼ矩形状の
画素群が標準画像コマサイズに近いときに、エッジが明
瞭な画像コマとして記録位置を登録することにより、オ
ーバー露光コマの記録位置の検出精度を上げることがで
きる。
【0049】また、請求項4記載の発明のように、前記
第1基準値又は第2基準値に基づく画素抽出により登録
した画像コマが写真フイルムの1本分の全コマに達しな
い場合に、フイルムベース濃度に前記第1の閾値よりも
小さな第3の閾値を加えた第3基準値に基づき、この第
3基準値を超えた画素を抽出し、この画素の集合からな
るほぼ矩形状の画素群が標準画像コマサイズに近いとき
に、エッジが明瞭な画像コマとして記録位置を登録する
ことにより、アンダー露光コマの記録位置の検出精度を
上げることができる。
【0050】請求項5記載の発明のように、写真フイル
ムの1本分の画像データに基づきコマ番号バーコードの
記録位置を特定するとともに、コマ番号を読み取り、こ
のコマ番号バーコードが位置する画像コマにこのコマ番
号を割り振ることにより、各コマ画像にコマ番号を確実
に割り振ることができる。
【0051】また、写真フイルムの1本分の画像データ
の読み取りに際し、写真フイルムの幅・長さを超えて画
像データを取り込り、写真フイルムの有無による濃度差
に応じて、写真フイルムの端縁を特定し、この写真フイ
ルムの端縁情報に基づき、前記フイルムベース濃度を検
出することにより、フイルムベース濃度を確実に検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置における画像コマの記録
位置を特定する手順を示すフローチャートである。
【図2】デジタルプリントシステムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】スキャナの概略構成を示す斜視図である。
【図4】画像処理装置を示す機能ブロック図である。
【図5】プレスキャンデータの一例を示す説明図であ
る。
【図6】基準値を変えて抽出された登録画像コマを示す
説明図である。
【図7】既に確定した登録画像コマを用いた不明瞭なエ
ッジの特定方法を示す説明図である。
【図8】連続する画像コマが絵重なり状態のときにエッ
ジの特定方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 デジタルプリントシステム 11 ラインCCDスキャナ 12 画像処理装置 20 写真フイルム 28 フイルムキャリア 31 フイルムマスク 35 結像レンズユニット 59 プレスキャンデータ 60 写真フイルム画像 61 背景画像 F1〜F5 画像コマ Ep1〜Ep4 エッジ位置候補 Ef1〜Ef6 確定エッジ La,Lb,Lc,Ld 距離 FLave コマの平均長さ GLave コマの平均隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/40 H04N 1/40 Z 5C077 Fターム(参考) 2H106 AB04 AB15 AB46 BA11 BA47 2H110 AA25 AC02 CB38 CD05 5B057 AA20 BA30 CA01 CA08 CA12 CB01 CB08 CB12 CC01 CE09 DA08 DB02 DB06 DB09 DC16 5C062 AA05 AB03 AB17 AC02 AC24 AC61 AC65 5C072 AA01 BA04 RA01 RA06 UA07 VA03 WA04 5C077 MP07 PP27 PP41 PP47 PP54 PP57 PP58 PP60 PP68 PQ20 RR15 TT09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムに記録された画像コマの記
    録位置を、画像コマ内の濃度とフイルムベースの濃度と
    の差に基づき特定し、この特定した記録位置における画
    像に基づき画像処理を行う画像処理方法において、 前記写真フイルムの1本分の画像データを取り込み、こ
    の1本分の画像データに基づき、エッジが明瞭な画像コ
    マの記録位置を特定し、この記録位置を特定した画像コ
    マに基づき、画像コマのエッジが不明瞭な画像コマの記
    録位置を特定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記フイルムベースの濃度に第1の閾値
    を加えた第1基準値に基づき、この第1基準値を超えた
    画素を抽出し、この画素の集合からなるほぼ矩形状の画
    素群が標準画像コマサイズに近いときに、エッジが明瞭
    な画像コマとして記録位置を登録し、画像コマの記録位
    置を特定することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1基準値に基づく画素抽出により
    登録した画像コマが写真フイルムの1本分の全コマに達
    しない場合に、前記フイルムベース濃度に前記第1の閾
    値よりも大きな第2の閾値を加えた第2基準値に基づ
    き、この第2基準値を超えた画素を抽出し、この画素の
    集合からなるほぼ矩形状の画素群が標準画像コマサイズ
    に近いときに、エッジが明瞭な画像コマとして記録位置
    を登録し、画像コマの記録位置を特定することを特徴と
    する請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1基準値又は第2基準値に基づく
    画素抽出により登録した画像コマが写真フイルムの1本
    分の全コマに達しない場合に、前記フイルムベース濃度
    に前記第1の閾値よりも小さな第3の閾値を加えた第3
    基準値に基づき、この第3基準値を超えた画素を抽出
    し、この画素の集合からなるほぼ矩形状の画素群が標準
    画像コマサイズに近いときに、エッジが明瞭な画像コマ
    として記録位置を登録し、画像コマの記録位置を特定す
    ることを特徴とする請求項2又は3記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記写真フイルムの1本分の画像データ
    に基づきコマ番号バーコードの記録位置を特定するとと
    もに、コマ番号を読み取り、このコマ番号バーコードが
    位置する画像コマにこのコマ番号を割り振ることを特徴
    とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記写真フイルムの1本分の画像データ
    の読み取りに際し、写真フイルムの幅・長さを超えて画
    像データを取り込み、写真フイルムの有無による濃度差
    に応じて、写真フイルムの端縁を特定し、この写真フイ
    ルムの端縁情報に基づき、前記フイルムベース濃度を検
    出することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1つ
    記載の画像処理装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111007076A (zh) * 2018-10-05 2020-04-14 柯尼卡美能达株式会社 图像检查装置、图像检查方法以及图像检查程序

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CN111007076A (zh) * 2018-10-05 2020-04-14 柯尼卡美能达株式会社 图像检查装置、图像检查方法以及图像检查程序
CN111007076B (zh) * 2018-10-05 2022-08-23 柯尼卡美能达株式会社 图像检查装置、图像检查方法以及记录介质

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