JP2001159789A - 写真処理装置および写真処理方法 - Google Patents

写真処理装置および写真処理方法

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JP2001159789A JP34316399A JP34316399A JP2001159789A JP 2001159789 A JP2001159789 A JP 2001159789A JP 34316399 A JP34316399 A JP 34316399A JP 34316399 A JP34316399 A JP 34316399A JP 2001159789 A JP2001159789 A JP 2001159789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼き増し処理を行う場合の処理効率を改善す
ることのできる写真処理技術を提供すること。 【解決手段】 現像済みネガフィルムの各画像コマを読
み取るスキャナーと、読み取られた各画像コマを所定単
位づつ順番に画面に表示させるモニターとを備え、表示
された各画像コマに関する判定を行うことができるよう
にした写真処理装置において、各画像コマについてプリ
ントを行うか否かの情報を入力する入力手段と、画面に
表示されるべき所定単位の画像コマがすべてプリント不
要の設定となっている場合には、当該所定単位の画像コ
マの画面への表示を行わないようにする制御手段とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像済み写真フィ
ルムの各画像コマを読み取る読取手段と、前記読み取ら
れた前記各画像コマを所定単位づつ順番に画面に表示さ
せるモニター手段とを備え、表示された前記各画像コマ
に関する判定を行うことができるようにした写真処理装
置および写真処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明は、特に写真処理装置におけるリ
オーダー( 焼き増し)処理の技術に関するものである。
顧客から焼き増し処理の依頼があった場合は、写真店に
おいては顧客から預かった現像済みネガフィルム (写真
フィルムに相当する。) に関するプリントデータをプリ
ントデータ入力装置を用いて入力する。プリントデータ
とは、例えば、プリントサイズ、焼き増し枚数、プリン
トの要否、フィルムのID等である。これらの入力デー
タは、フロッピーディスク等の記憶媒体に記憶させ、こ
のフロッピーディスクを写真処理装置に持ってきて、あ
らためて写真処理装置本体内にプリントデータを入力す
る。
【0003】一方、写真処理装置にはスキャナー等の読
取手段が設けられており、顧客から預かった現像済みネ
ガフィルムを所定の位置に装着して、読取手段により各
画像コマを読み取りその各画像コマをモニター手段に表
示させる。これは、画像コマをプリントする前にまずそ
の画像コマをモニター手段に表示させて色や濃度が適切
な状態でプリントできるか否かをオペレータにより判定
するようにするためである。これを『プレジャッジ』と
称することがある。
【0004】ここで読み取った画像コマをすべてモニタ
ー手段に表示させると、画像コマの大きさも小さくせざ
るを得ず、オペレータによる判定も行いにくい。そこ
で、所定単位の画像コマを例えばコマ番号の若い順に、
順番に表示させるようにしている。例えば、4コマ単
位、6コマ単位で順番に表示させる。6コマ単位で表示
を行う場合には、モニター手段の画面に6コマ分の画像
コマを表示させ、オペレータは必要であれば、色や濃度
の補正データを入力する。補正データの入力が完了する
と、次の6コマ分の画像コマを表示させて同じように補
正データの入力を行い、これを繰り返す。
【0005】これらプレジャッジが終了した時点で、所
定のプリントキー等を押すことにより画像コマのプリン
トを実際に行う。色・濃度の補正データを入力した画像
コマに関しては補正データに基づいてプリントされるか
ら、品質のよい写真プリントを作成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、焼き増し処
理においては、読み取られた画像コマのすべてをプリン
トすることは少なく、焼き増し処理を行うのは全画像コ
マのうちの一部の画像コマに過ぎない。したがって、プ
リントデータにはプリント要否のデータも入力されるよ
うになっている。
【0007】上記のように、6コマ単位でモニター手段
に表示させる場合には、表示させている6コマの画像コ
マのすべてがプリント不要ということもありうる。かか
る場合には、すべてがプリント不要であるから、プレジ
ャッジを行う必要はない。したがって、表示される全画
像コマがプリント不要の場合は、次の6コマの画像コマ
を表示させるためのキー入力をする必要があり、無駄な
操作が増えて写真処理の効率が低下する。
【0008】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、焼き増し処理を行う場合の処理効率
を改善することのできる写真処理装置および写真処理方
法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る写真処理装置は、現像済み写真フィルムの
各画像コマを読み取る読取手段と、前記読み取られた前
記各画像コマを所定単位づつ順番に画面に表示させるモ
ニター手段とを備え、表示された前記各画像コマに関す
る判定を行うことができるようにした写真処理装置にお
いて、前記各画像コマについてプリントを行うか否かの
情報を入力する入力手段と、前記画面に表示されるべき
前記所定単位の前記画像コマがすべてプリント不要の設
定となっている場合には、当該所定単位の前記画像コマ
の画面への表示を行わないようにする制御手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0010】この構成による写真処理装置の作用・効果
は以下の通りである。 (1)現像済み写真フィルムの各画像コマに関するプリ
ントデータを入力する。このプリントデータにはプリン
トの要不要のデータが含まれる。 (2)現像済み写真フィルムの各画像コマをスキャナー
等の読取手段により読み取る。なお、(1)と(2)の
順序は逆でもよい。 (3)読み取られた画像コマを所定単位 (例えば6コ
マ) づつ順番にモニター手段に表示させる。 (4)オペレータは表示された画像コマを見て適切なプ
リントがなされるか否かを判定する。適切なプリントが
できないと判断した場合には、色・濃度の補正データを
入力する。
【0011】(5)補正データの入力作業が終了すると
次の所定単位の画像コマを画面に表示させる。そして、
同様の判定・補正データの入力作業を行う。 (6)なお、モニター表示手段の表示されるべき所定単
位の画像コマがすべてプリント不要の設定になっている
場合には、画面への表示を行わずに、その次の所定単位
の画像コマの表示に直ちに切り替わるようにする。
【0012】したがって、無駄なキー入力等の操作が減
るので、焼き増し処理を行う場合の処理効率を改善する
ことのできる写真処理装置を提供することができた。な
お、上記(6)における「画面への表示を行わない。」
と言う概念には、きわめて短時間だけ画面への表示を行
うと言う内容も含まれるものとする。
【0013】本発明の好適な実施形態として、前記所定
単位の前記画像コマがすべてプリント不要であっても前
記画面への表示を可能にする設定手段を備えたものがあ
げられる。
【0014】オペレータによっては、たとえ、表示され
る全画像コマがプリント不要であっても表示することを
要望するようなケースもありうる。たとえば、プリント
要否のデータ入力が正確だったか否かを確認するためで
ある。そこで、設定手段を設けて、切り替えを可能にす
ることによりユーザーフレンドリーな写真処理装置とす
ることができる。
【0015】上記本発明の目的を達成するため本発明に
係る写真処理方法は、現像済み写真フィルムの各画像コ
マを読み取る工程と、各画像コマについてプリントを行
うか否かの情報を入力しておく工程と、前記読み取られ
た前記各画像コマを所定単位づつ順番にモニター画面に
表示させる工程と、画面に表示された前記各画像コマに
関する判定を行う工程とを有する写真処理方法におい
て、前記画面に表示されるべき前記所定単位の前記画像
コマがすべてプリント不要の設定となっている場合に
は、前記判定を行う工程において、当該所定単位の前記
画像コマの前記画面への表示を行わないようにすること
を特徴とするものである。
【0016】かかる構成を有する写真処理方法の作用・
効果は、上記(1)〜(6)と同様である。したがっ
て、無駄なキー入力等の操作が減るので、焼き増し処理
を行う場合の処理効率を改善することのできる写真処理
方法を提供することができた。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、写真処理装置の実施形態の構
成を示す模式図である。 <写真処理装置の全体構成>この写真処理装置は、写真
フィルムの1例であるネガフィルム1の画像コマをペー
パーマガジン3から引き出されたペーパー2に投影露光
する投影露光部10と、インデックスプリントを主に露
光するデジタル露光ヘッド20(デジタル露光部に相当
する。)と、露光済みのペーパー2を現像処理する現像
処理部11及び乾燥する乾燥処理部12と、装置の各部
の作動を制御するコントローラ13とを備えている。乾
燥されたペーパー2は、1枚1枚の写真プリント2aに
切断された状態でプリント排出部23から排出される。
なお、この写真処理装置で取り扱うネガフィルム1は1
35タイプであれば、同時プリントの場合はカットされ
る前の長尺状であり、焼き増し処理の場合は4コマ又は
6コマ毎にカットされたピースネガとなる。また、AP
Sによるネガフィルム1であれば、ネガフィルム1はカ
ットされずにカートリッジ24 (図1参照) に収納され
た状態で取り扱われる。本実施形態では、APSによる
ネガフィルム1の焼き増し処理に関して説明する。
【0018】コントローラ13(制御手段に相当す
る。)には、各種の制御指示を入力するためのキーボー
ド14と、画像コマの読取手段として機能するスキャナ
ー15(例えば、1次元のCCDラインセンサーや2次
元のエリアセンサーで構成される。)と、スキャナー1
5により読み取った画像コマ情報を表示するモニター1
6(モニター手段に相当する。) と、フロッピーディス
クFが挿入・駆動されプリントデータを読み取るための
フロッピー駆動部25 (入力手段に相当する。) とが接
続されている。
【0019】投影露光部10には、ネガフィルム1の搬
送ユニットとして機能するネガキャリア17と、露光用
光源4と、露光用光路に、イエロー、シアン、マゼンタ
の各色のフィルタが出入りすることにより露光用光源4
からの照射光の色バランスを調整する調光フィルタ5
と、調光フィルタ5で色バランスを調整した光を均一に
混色するミラートンネル6と、ネガフィルム1の画像コ
マをペーパー2上に結像する露光用レンズ7と、ネガフ
ィルム1の画像コマをスキャナー15の方向に導く反射
ミラー8と、シャッター9と、ペーパー2を搬送する搬
送ローラ18と、搬送ローラ18を駆動するモータ19
とを備えている。
【0020】また、露光用レンズ7と反射ミラー8とは
1つのユニット21になっており、このユニット21全
体が矢印A方向に移動可能に構成されている。スキャナ
ー15により画像コマを読み取るときにはユニット21
を図1の右側に移動させ、反射ミラー8を光路中に臨ま
せるようにすれば良い。デジタル露光ヘッド20は、例
えばPLZTシャッターがペーパー2の幅方向に沿って
ライン状に配列された構成のものや、その他CRTプリ
ンタや、蛍光プリンタを用いても良い。デジタル露光ヘ
ッド20は、コントローラ13によりその作動を制御さ
れ、図1の矢印B方向に相対移動することで1ライン毎
にデジタル画像をペーパー2に露光することができる。
【0021】調光フィルタ5とシャッター9とはコント
ローラ13により制御され、コントローラ13が最終的
に決定した露光条件に基づいて、調光フィルタ5の各フ
ィルタの位置や、シャッター9の開放時間すなわち露光
時間が制御されるようになっている。また、モータ19
はコントローラ13の制御によってペーパー2をコマ送
りの状態で搬送する。
【0022】処理を行うべきカートリッジ24が、投影
露光部10にセットされたネガキャリア17に挿入され
ると、カートリッジ24から引き出されたネガフィルム
1の画像コマを各コマ毎に順番にスキャナー15により
読み取り、その情報はコントローラ13の記憶装置に送
られて記憶される。コントローラ13は、読み取られた
ネガフィルム1の画像コマをモニター16にシミュレー
ト画像コマとして表示することができる。
【0023】ネガキャリア17には、複数の搬送ローラ
26が設けられており、所定の搬送経路に沿ってネガフ
ィルム1を搬送する。また、露光光路には、マスクユニ
ット27が設けられており、このマスクユニット27に
形成された開口部に露光するべき画像コマが位置決めさ
れるようになっている。このネガキャリア17の作動も
コントローラ13により制御される。
【0024】<制御ブロック図>次に、本実施形態にか
かる写真処理装置の制御ブロック図を図2に示す。コン
トローラ13は、写真処理装置の各部の作動を制御する
機能を有するものであるが、図2ではその主要な機能の
みが示されている。コントローラ13は、CPU等のハ
ードウェアおよび各部の作動制御を行うためのプログラ
ムを中核として構成されている。
【0025】表示制御部28は、モニター16に表示さ
れる表示画面の内容を制御するものである。キーボード
14には種種の情報を入力するためのキーが備えられて
いる。プリントキー14aは、実際にプリント処理を実
行開始するためのキーである。設定キー14b (設定手
段に相当する。) は、モニター画面に表示されるべき画
像コマが全部プリント不要の場合に、画面に表示させる
か、或いは表示させないかを設定するためのモード設定
キーである。補正データ入力キー14cは、写真プリン
トを行うために必要な補正データを入力するためのキー
である。切り換えキー14dは、表示画面を切り換える
ためのキーである。その他にも種種の機能を有するキー
が備えられているが、本発明とは直接関係がないので説
明を省略する。
【0026】プリントデータ入力装置30は、ネガフィ
ルム1の焼き増し処理を行う場合に必要なプリントデー
タを入力するために写真処理装置とは別個に設けられて
いる装置である。プリントデータとは、焼き増し枚数、
プリントサイズ、プリントの要否等焼き増し処理を行う
ために必要なデータのことである。データを入力すると
フロッピーディスクFに保存される。なお、記憶媒体と
してはフロッピーディスクFに限らず、CR−ROM、
MOディスク等の他の種類のものを使用してもよい。
【0027】記憶装置29は、フロッピー駆動部25に
挿入されたフロッピーディスクFから読み取られたプリ
ントデータを記憶するために設けられている。記憶装置
29としては、ハードディスクや半導体メモリ等が用い
られる。
【0028】<作動フローチャート>次に、焼き増し処
理を行う場合の作動手順を説明する。図3は、全体の概
略フローチャートである。まず、写真店において顧客か
らカートリッジ24に収納された状態のネガフィルム1
の焼き増し処理を行うためのプリントデータを入力す
る。オペレータは、プリントデータ入力装置30を用い
て各画像コマについてのプリントデータを入力する(#
01)。そして、フロッピーディスクFをプリントデー
タ入力装置30に装着して、入力したプリントデータを
保存する。プリントデータの保存されたフロッピーディ
スクFを今度は写真処理装置のフロッピー駆動部25に
装着する。そして、写真処理装置本体内の記憶装置29
にプリントデータを取り込み保存する。
【0029】次に、ネガキャリア17に焼き増し処理を
行うべきカートリッジ24を装着する(#02)。カー
トリッジ24が装着されると、その内部に収納されてい
る現像済みネガフィルム1を引き出していき、各画像コ
マの読み取りをスキャナー15により行う(#03)。
そして、全画像コマの読み取りが終了したか否かを判定
し(#04)、終了しておればモード設定を行う(#0
5)。
【0030】モード設定とは、例えば、モニター16に
表示させる画像コマの表示数を4コマモードにするか、
6コマモードにするか、或いはその他のモードにするか
を設定するものである。本説明では4コマモードにて説
明する。また、表示される4コマ分の画像コマがすべて
プリント不要になっている場合に、当該4コマ分の画像
コマを画面に表示させるか否かの設定も行うことができ
る。モード設定は、キーボード14の設定キー14bの
操作により行うことができる。
【0031】モード設定が終了するとプレジャッジ処理
を行う(#06)。プレジャッジ処理は、画像コマをペ
ーパー2にプリントする前にあらかじめモニター16に
表示させてオペレータによる色・濃度の判定を行う処理
である。プレジャッジ処理のフローチャートを図4によ
り説明する。
【0032】まず、全画像コマの判定を終了したか否か
を判定し(#10)、終了していなければ、最初に (次
に) 表示されるべき4コマ分の画像コマはすべてプリン
ト不要か否かを判定する(#11)。プリント要否のデ
ータは、プリントデータとして記憶装置29に記憶され
ている。このような判定を行う理由は、表示される4コ
マの画像コマがプリント不要であれば、プレジャッジを
行う必要もないと考えられるので、当該4コマについて
は画面表示を行わないようにして処理効率を改善しよう
とするものである。
【0033】ステップ#11にてYesであれば、ステ
ップ#10に戻り、Noであれば次のステップ#12に
進み、次の (最初の) 4コマ分の画像コマをモニター1
6の画面に表示させる。この表示画面例を図5に示す。
図5では、上段に2コマ下段に2コマの画像コマ51が
表示されている。この画像コマ51は、スキャナー15
により読み取られたものである。
【0034】各画像コマ51の下側に配置されたデータ
表示領域52には、スキャナー15の測光値から求めた
平均濃度値と、その画像コマ51のコマ番号と、プリン
ト枚数とが表示されている。また、各画像コマ51の右
側に配置されたデータ表示領域53には、Y,M,Cの
各色に対するキーボード14の補正データ入力キー14
cから入力された色補正値と濃度補正値が表示される。
また、各画像コマ51がペーパー2にプリントするとき
のタイプを表示するタイプ表示領域54が設けられてい
る。タイプ表示領域54における、”C”はクラシック
タイプ、”P”はパノラマタイプ、”H”はハイビジョ
ンタイプを示すものである。また、画面の左上の画像コ
マ51の左上肩部には『パス』の表示がされている。こ
れは、この画像コマ51はプリント不要であることを示
している。
【0035】オペレータは、画面を見ながら適切な色・
濃度でプリントが作成されるか否かを判定する(#1
3)。このままでは適切なプリントが作成できない、つ
まり、色や濃度の補正が必要と判断した場合には(#1
4)、補正データの入力を行う(#15)。画面上でプ
リントが必要とされている画像コマ51の判定がすべて
終了したら切り換えキー14dにより次の表示画面に切
り換えるようにするために、ステップ#10に戻り、1
オーダー分の全画像コマ51の判定を終了すると、プレ
ジャッジ処理のサブルーチンから図3のメインルーチン
に戻る。
【0036】プレジャッジ処理が終了すると、キーボー
ド14のプリントキー14aを押すとプリント処理を開
始する(#07)。さきほど、補正データを入力した画
像コマについては色・濃度が適切に補正されているので
品質のよい写真プリントを作成することができる。
【0037】図4、5の実施形態では、画面に表示され
るべき4コマ分の画像コマがすべてプリント不要の場合
には、当該4コマ分の画像コマを表示させないようにし
ているが、オペレータの都合により、これを表示させる
ようにモード設定を行うこともできる。参考のため、す
べての画像コマ51がプリント不要の場合の表示例を図
6に示す。図6に示すように、すべての画像コマ51に
『パス』という表示がされている。なお、このような画
面を表示できるように選択することによりプリントデー
タの入力ミスの確認等を行うことができる。
【0038】<別実施形態> (1)写真処理装置としては、ネガフィルムの画像コマ
を投影露光するアナログタイプでもよいし、スキャナー
で読み取った画像データに基づいてデジタル画像を露光
するデジタルタイプでもよい。 (2)モニター手段としては、CRTディスプレイ、液
晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等適宜のものを
採用することができる。
【0039】(3)本実施形態ではプリントデータ入力
装置30を写真処理装置とは別個に設けているが、これ
に代えて写真処理装置本体にプリントデータを直接入力
するように構成してもよい。 (4)スキャナーを写真処理装置本体とは別体に設けて
もよい。
【0040】(5)本実施形態では、表示されるべき画
像コマがすべてプリント不要の場合は、画面表示を行わ
ないようにしているが、これに代えて通常のプレジャッ
ジを行う場合の表示時間に比べてきわめて短時間だけ画
面表示を行うようにしてもよい。このようなきわめて短
時間の表示も、本発明にいう「画面表示を行わない」と
言う概念に含まれるものと定義する。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理装置の構成を示す図
【図2】写真処理装置の制御ブロックを示す図
【図3】全体の作動フローチャート
【図4】プレジャッジ処理の作動フローチャート
【図5】表示画面を示す図
【図6】表示画面を示す図
【符号の説明】 1 ネガフィルム 13 コントローラ 14 キーボード 14b 設定キー 15 スキャナー 25 フロッピー駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像済み写真フィルムの各画像コマを読
    み取る読取手段と、 前記読み取られた前記各画像コマを所定単位づつ順番に
    画面に表示させるモニター手段とを備え、表示された前
    記各画像コマに関する判定を行うことができるようにし
    た写真処理装置において、 前記各画像コマについてプリントを行うか否かの情報を
    入力する入力手段と、 前記画面に表示されるべき前記所定単位の前記画像コマ
    がすべてプリント不要の設定となっている場合には、当
    該所定単位の前記画像コマの前記画面への表示を行わな
    いようにする制御手段とを備えたことを特徴とする写真
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定単位の前記画像コマがすべてプ
    リント不要であっても画面への表示を可能にする設定手
    段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の写真処理
    装置。
  3. 【請求項3】 現像済み写真フィルムの各画像コマを読
    み取る工程と、 各画像コマについてプリントを行うか否かの情報を入力
    しておく工程と、 前記読み取られた前記各画像コマを所定単位づつ順番に
    モニター画面に表示させる工程と、 画面に表示された前記各画像コマに関する判定を行う工
    程とを有する写真処理方法において、 前記画面に表示されるべき前記所定単位の前記画像コマ
    がすべてプリント不要の設定となっている場合には、前
    記判定を行う工程において、当該所定単位の前記画像コ
    マの前記画面への表示を行わないようにすることを特徴
    とする写真処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034237A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007034237A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置

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JP2000221610A (ja) 写真焼付装置及び写真焼付方法

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