JP2001159599A - タッキネス測定装置及びタッキネス測定方法 - Google Patents

タッキネス測定装置及びタッキネス測定方法

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JP2001159599A
JP2001159599A JP34352099A JP34352099A JP2001159599A JP 2001159599 A JP2001159599 A JP 2001159599A JP 34352099 A JP34352099 A JP 34352099A JP 34352099 A JP34352099 A JP 34352099A JP 2001159599 A JP2001159599 A JP 2001159599A
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rotating roller
rotating
measured
speed
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JP34352099A
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Masashi Yano
雅士 矢野
Shiyoushiyo Kihara
祥晶 木原
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Bridgestone Corp
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送中の被測定物のタッキネスを測定するこ
と。 【解決手段】 コンベア14によって搬送されるゴム部
材12に回転ローラ26を接触させて回転させる。制御
装置34は、回転ローラ26の周速度とゴム部材12の
搬送速度とが一致するようにモータ24を制御し、消費
電力検出装置36がモータ24の消費電力を検出する。
モータ24の消費電力はゴム部材12のタッキネスの値
に応じて変化する。制御装置34は、消費電力検出装置
36によるモータ24の消費電力検出結果をタッキネス
の値に変換して表示装置38に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着性を有する部
材、例えば未加硫のゴム材料等の粘着性を測定すること
のできるタッキネス測定装置及びタッキネス測定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】生タイヤの製造に種々の未加硫ゴムシー
トが用いられている。
【0003】未加硫ゴムの粘着性は、配合剤、混練条件
等の種々の要因によって変化することが知られている。
【0004】なお、ゴムとゴムとの間の粘着性をタッキ
ネス、ゴムとゴム以外の材料との間の粘着性をスティッ
キネスと使い分けて呼ぶ場合があるが、本発明では以後
両者をまとめてタッキネスと呼ぶ。
【0005】未加硫ゴムシートをタイヤ部品に巻き付け
て生タイヤを製造する際、未加硫ゴムシートのタッキネ
スが作業性及び、その後の品質に影響を及ぼすため、タ
ッキネスが或る範囲を外れないようにすることが重要で
ある。
【0006】そこで、従来では所定ロット毎等に未加硫
ゴムシートの一部を切り取って、タッキネス測定用の試
料を作製し、その試料のタッキネスの測定を大型のタッ
キネス測定装置を用いて行っていた。
【0007】上記大型のタッキネス測定装置では、測定
端子を未加硫ゴムシートに所定の荷重で押しつけた後、
測定端子をゆっくりと引き上げて測定端子が未加硫ゴム
シートから剥離する瞬間の荷重を読取る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した大型のタッキ
ネス測定装置では、所定荷重の付与、測定端子の移動速
度等を自動制御しており、正確なタッキネスを測定する
ことができる。
【0009】しかしながら、工場のライン(コンベア
等)を一時的に停止し、未加硫ゴムシートの一部を切り
取って試料を作製し、タッキネス測定装置にかけて測定
値が得られるまでには時間(例えば、40分)及び手間
がかかり、結果が出るまではその未加硫ゴムシートを使
用できず、工場のラインを長時間停止させなければなら
ないという問題があった。
【0010】このため、コンベア等で搬送中の未加硫ゴ
ムシートを停止させることなくタッキネスを測定可能な
タッキネス測定装置が望まれていた。
【0011】本発明は上記事実を考慮し、搬送中の被測
定物のタッキネスを測定することができるタッキネス測
定装置及びタッキネス測定方法を提供することが目的で
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】発明者が、種々実験検討
を重ねた結果、粘着性のある被測定物に回転ローラを接
触させて回転させたときに、回転ローラに作用する力が
タッキネスの値と比例することを見いだした。
【0013】図6に示すように、矢印A方向に速度V1
で水平搬送される被測定物100の上側表面に回転ロー
ラ102を接触させると回転ローラ102は被測定物1
00に接触しながら矢印B方向に回転する。
【0014】ここで、回転ローラ102には、タッキネ
スの大きさに応じた鉛直方向の反力fが作用することが
分かった。したがって、回転ローラ102に作用する反
力fを測定することによってタッキネスを求めることが
できる。
【0015】また、回転ローラ102の接地部は、図6
に示すように接触してから或る範囲の粘着域(図6の角
度θ0 の領域。)と滑り域(図6の角度θ1 の領域。)
とで構成される。
【0016】滑り域では、回転ローラ102は、被測定
物100から剥離する事で被測定物100から解放され
る。被測定物100の回転ローラ102から剥離しよう
とする部分では、被測定物100がタッキネスによって
引っ張られて表面に盛り上がり104を生じ、回転ロー
ラ102の表面を略下方に引っ張る剥離力Rが発生す
る。
【0017】この剥離力Rが回転ローラ102に作用す
ることで、回転ローラ102には矢印B方向とは反対方
向へ回転させようとする抵抗トルクM(回転ローラ10
2の半径r×剥離力R)が作用する。
【0018】このため、回転ローラ102の外周面の速
度V2 は、被測定物100の搬送速度V1 よりも遅くな
る。
【0019】ここで、回転ローラ102に作用する抵抗
トルクMと、回転ローラ102と被測定物100との間
のスリップ率S=(V1 −V2 )/V1 と、タッキネス
との関係をまとめると、図7に示すようなグラフが得ら
れる。
【0020】ここで、図7のグラフにおいて、スリップ
率Sを或る値で固定して見ると、タッキネスの値の変化
により抵抗トルクMが変化することが分かる。また、ス
リップ率Sを大きくすると、抵抗トルクMの変化量が大
きくなることが分かる。
【0021】即ち、タッキネスが変化すると、剥離力R
及び抵抗トルクMが変化するので、剥離力Rまたは抵抗
トルクMを直接または間接的に測定することによりタッ
キネスを求めることができる。
【0022】なお、図7において、ドライブ力発生と記
載された領域はスリップ率Sを小さくするために回転ロ
ーラにドライブ力が必要となる領域であり、ブレーキン
グ力発生と記載された領域はスリップ率Sを大きくする
ためにブレーキング力が必要となる領域である。
【0023】ちなみに、ドライブ力発生とブレーキング
力発生の境界は、回転ローラをフリー回転させた時の状
態である。
【0024】ここで、回転ローラ102の外周面の速度
V2 を被測定物100の搬送速度V1 と同じ速度にする
には、回転ローラ102をモータ等でドライブする必要
がある。
【0025】回転ローラ102のドライブに必要とされ
るエネルギー、即ち、消費エネルギーはタッキネスに比
例するので、回転ローラ102の外周面の速度V2 を被
測定物100の搬送速度V1 と同じ速度にするための消
費エネルギーを測定することによって被測定物100の
タッキネスを求めることが可能となる。
【0026】また、回転ローラ102に一定のスリップ
率Sを付与するように、回転ローラ102にドライブ力
またはブレーキング力を付与しても良い。
【0027】この場合、一定のスリップ率Sとするため
のドライブまたはブレーキングに必要とされるエネルギ
ー、即ち、消費エネルギーがタッキネスに比例するの
で、一定のスリップ率Sとするための消費エネルギーを
測定することによって被測定物100のタッキネスを求
めることが可能となる。
【0028】なお、スリップ率Sを大きくして行くと、
あるところ(S1 )以降で被測定物表面に塑性破壊が生
じて抵抗トルクMが急激に低下し不安定になると共に、
被測定物表面が荒れるため、抵抗トルクMが急激に低下
する前のスリップ率Sで計測を行う。
【0029】さらに、被測定物に接触して回転する回転
ローラにスリップ角を与えた場合、図8に示すように、
タッキネスの値の変化により、回転ローラに生じるサイ
ドフォースの値が変化することが分かった。したがっ
て、スリップ角を与えた回転ローラに作用するサイドフ
ォースを測定することによって被測定物のタッキネスを
求めることが可能となる。
【0030】本発明は、上記事実に鑑みてなされたもの
である。
【0031】請求項1に記載のタッキネス測定装置は、
粘着力の測定を行う被測定物に接触させる回転自在に支
持された回転ローラと、前記回転ローラに作用する前記
被測定物の測定表面と交差する方向の力を検出する力検
出手段と、を有することを特徴としている。
【0032】次に、請求項1に記載のタッキネス測定装
置の作用を説明する。
【0033】先ず、タッキネスの測定を行う被測定物、
例えばコンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に回転ロ
ーラを接触させて回転させる。
【0034】回転ローラには、被測定物のタッキネスに
応じた力が、被測定物の測定表面と交差する方向に作用
するので、その力を力検出手段によって検出することに
よって搬送中の被測定物のタッキネスを求めることがで
きる。
【0035】なお、力検出手段によって検出された力を
タッキネスの値に変更する変更手段を設ければ、力をタ
ッキネスの値に変更する手間が省ける。
【0036】請求項2に記載のタッキネス測定装置は、
粘着力の測定を行う被測定物に接触させる回転ローラ
と、前記回転ローラを回転させる回転手段と、前記回転
ローラの回転を検出する回転検出手段と、前記被測定物
の搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、前記回転検
出手段及び前記搬送速度検出手段に接続され、前記回転
ローラの周速度と前記搬送速度とが一致するように前記
回転手段を制御する制御手段と、前記回転手段の消費エ
ネルギーを検出する消費エネルギー検出手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0037】次に、請求項2に記載のタッキネス測定装
置の作用を説明する。
【0038】先ず、タッキネスの測定を行う被測定物、
例えばコンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に回転ロ
ーラを接触させる。被測定物との接触により回転ローラ
は回転するが、被測定物のタッキネスにより回転ローラ
の外周面の速度は被測定物の搬送速度よりも遅れる。
【0039】制御手段は、回転ローラの周速度と被測定
物の搬送速度とが一致するように回転手段を制御し(即
ち、剥離仕事に応じたエネルギーを回転手段に供給す
る)、消費エネルギー検出手段は回転手段の消費エネル
ギーを検出する。
【0040】剥離仕事の量、即ち、タッキネスの大きさ
に応じて消費エネルギーが変化するので、消費エネルギ
ーを検出することによって被測定物のタッキネスを求め
ることができる。
【0041】なお、消費エネルギー検出手段によって検
出された消費エネルギーをタッキネスの値に変更する変
更手段を設ければ、消費エネルギーをタッキネスの値に
変更する手間が省ける。
【0042】また、回転手段が消費するエネルギーは、
制御手段が回転手段を制御中に回転手段へ供給するエネ
ルギーと同じであるから、供給エネルギーを検出してタ
ッキネスを求めることもできる。
【0043】請求項3に記載のタッキネス測定装置は、
粘着力の測定を行う被測定物に接触させる回転ローラ
と、前記回転ローラを回転させる回転手段と、前記回転
ローラの回転を検出する回転検出手段と、前記被測定物
の搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、前記回転検
出手段及び前記搬送速度検出手段に接続され、前記回転
ローラの周速度と前記搬送速度とが所定の速度差となる
ように前記回転手段を制御する制御手段と、前記所定の
速度差を得るために前記回転手段が消費する消費エネル
ギーを検出する消費エネルギー検出手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0044】次に、請求項3に記載のタッキネス測定装
置の作用を説明する。
【0045】先ず、タッキネスの測定を行う被測定物、
例えばコンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に回転ロ
ーラを接触させる。
【0046】回転検出手段からの回転ローラの回転検出
結果より回転ローラの外周面の速度が分かるので、制御
手段は回転ローラの外周面の速度と搬送速度検出手段か
らの被測定物の搬送速度とを比較して回転ローラの外周
速度と搬送速度とが所定の速度差となるように回転手段
を制御する(即ち、所定の速度差となるようにエネルギ
ーを回転手段に供給する)。
【0047】ここで、被測定物のタッキネスにより回転
ローラは回転速度が遅くなる方向に抵抗を受ける。即
ち、回転ローラに粘着した被測定物が剥がれる際に剥離
部分で仕事が行われるため、剥離仕事が行われる分だけ
回転ローラは抵抗を受け回転が遅れる。
【0048】回転ローラの周速度と被測定物の搬送速度
とが所定の速度差となるように被測定物に接触している
回転ローラの回転を制御する場合、タッキネスの大きさ
に応じて消費エネルギーは変化するので、消費エネルギ
ー検出手段により回転手段が消費する消費エネルギーを
検出することによって被測定物のタッキネスを求めるこ
とができる。
【0049】なお、消費エネルギー検出手段によって検
出された消費エネルギーをタッキネスの値に変更する変
更手段を設ければ、消費エネルギーをタッキネスの値に
変更する手間が省ける。
【0050】請求項4に記載のタッキネス測定装置は、
搬送される被測定物と接触して回転し、前記被測定物の
搬送方向とはスリップ角を設けた回転ローラと、前記回
転ローラに作用するサイドフォースを検出するサイドフ
ォース検出手段と、を有することを特徴としている。
【0051】次に、請求項4に記載のタッキネス測定装
置の作用を説明する。
【0052】先ず、タッキネスの測定を行う被測定物、
例えばコンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に回転ロ
ーラを接触させる。このとき、回転ローラは、被測定物
の搬送方向とはスリップ角が付けられる。
【0053】ここで、スリップ角が付けられた回転ロー
ラが、搬送される被測定物に接触して回転力を受ける場
合、回転ローラには被測定物のタッキネスに応じたサイ
ドフォースが作用する。
【0054】したがって、回転ローラに作用するサイド
フォースをサイドフォース検出手段により検出すること
によって被測定物のタッキネスを求めることができる。
【0055】なお、サイドフォース検出手段によって検
出されたサイドフォースをタッキネスの値に変更する変
更手段を設ければ、サイドフォースをタッキネスの値に
変更する手間が省ける。
【0056】請求項5に記載のタッキネス測定装置は、
搬送される被測定物と接触して回転し、前記被測定物の
搬送方向とはスリップ角を設けた一対の回転ローラと、
前記一対の回転ローラを連結する連結部と、前記連結部
に作用するトルクを検出するトルク検出手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0057】次に、請求項5に記載のタッキネス測定装
置の作用を説明する。
【0058】先ず、タッキネスの測定を行う被測定物、
例えばコンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に一対の
回転ローラを接触させる。このとき、一対の回転ローラ
は、被測定物の搬送方向とはスリップ角が付けられる。
【0059】ここで、スリップ角が付けられた一対の回
転ローラが、搬送される被測定物に接触して回転力を受
ける場合、一対の回転ローラを連結する連結部には、被
測定物のタッキネスに応じたトルクが作用する。
【0060】したがって、連結部に作用するトルクをト
ルク検出手段により検出することによって被測定物のタ
ッキネスを求めることができる。
【0061】なお、トルク検出手段によって検出された
トルクをタッキネスの値に変更する変更手段を設けれ
ば、トルクをタッキネスの値に変更する手間が省ける。
【0062】請求項6に記載のタッキネスの測定方法
は、回転ローラを搬送される被測定物に接触させて回転
させ、前記回転ローラに作用する前記被測定物の測定表
面と交差する方向の力からタッキネスを求めることを特
徴としている。
【0063】次に、請求項6に記載のタッキネス測定方
法を説明する。
【0064】タッキネスの測定を行う被測定物、例えば
コンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に回転ローラを
接触させて回転させると、回転ローラには、被測定物の
タッキネスに応じた力が被測定物の測定表面と交差する
方向に作用するので、その力を力検出手段等によって検
出することによって搬送中の被測定物のタッキネスを求
めることができる。
【0065】請求項7に記載のタッキネスの測定方法
は、回転ローラを搬送される被測定物に接触させ、前記
回転ローラの外周面の速度と搬送される前記被測定物の
搬送速度とが同一速度となるように前記回転ローラに回
転力を付与し、前記回転力を得るためのエネルギーから
タッキネスを求めることを特徴としている。
【0066】次に、請求項7に記載のタッキネス測定方
法を説明する。
【0067】タッキネスの測定を行う被測定物、例えば
コンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に回転ローラを
接触させると、被測定物との接触により回転ローラは回
転するが、被測定物のタッキネスにより回転ローラの外
周面の速度は被測定物の搬送速度よりも遅れる。回転ロ
ーラに粘着した被測定物が剥がれる際に剥離部分で仕事
が行われるため、剥離仕事が行われる分だけ回転ローラ
の回転が遅れる。
【0068】回転ローラの周速度と被測定物の搬送速度
とを一致させるために、回転ローラが発生する回転力の
元となるエネルギーの消費量を検出することにより、搬
送中の被測定物のタッキネスを求めることができる。
【0069】請求項8に記載のタッキネスの測定方法
は、回転ローラを搬送される被測定物に接触させ、前記
回転ローラの外周面の速度と搬送される前記被測定物の
搬送速度とが所定の異なる速度となるように前記回転ロ
ーラに回転力を付与し、前記所定の異なる速度となるた
めに必要となる前記回転力を得るためのエネルギーから
タッキネスを求めることを特徴としている。
【0070】次に、請求項8に記載のタッキネス測定方
法を説明する。
【0071】タッキネスの測定を行う被測定物、例えば
コンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に回転ローラを
接触させると、被測定物との接触により回転ローラは回
転するが、被測定物のタッキネスにより回転ローラの外
周面の速度は被測定物の搬送速度よりも遅れる。回転ロ
ーラに粘着した被測定物が剥がれる際に剥離部分で仕事
が行われるため、剥離仕事が行われる分だけ回転ローラ
の回転が遅れる。
【0072】回転ローラの周速度と被測定物の搬送速度
とを所定の速度差とするために、回転ローラが発生する
回転力の元となるエネルギーの消費量を検出することに
より、搬送中の被測定物のタッキネスを求めることがで
きる。
【0073】請求項9に記載のタッキネスの測定方法
は、回転ローラを搬送される被測定物にスリップ角を設
けて接触させ、前記回転ローラに作用するサイドフォー
スからタッキネスを求めることを特徴としている。
【0074】次に、請求項9に記載のタッキネス測定方
法を説明する。
【0075】先ず、タッキネスの測定を行う被測定物、
例えばコンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に回転ロ
ーラを接触させる。このとき、回転ローラは、被測定物
の搬送方向とはスリップ角が付けられる。
【0076】ここで、スリップ角が付けられた回転ロー
ラが、搬送される被測定物に接触して回転力を受ける場
合、回転ローラには被測定物のタッキネスに応じたサイ
ドフォースが作用する。
【0077】したがって、回転ローラに作用するサイド
フォースを、例えばセンサ等により検出することによ
り、搬送中の被測定物のタッキネスを求めることができ
る。
【0078】請求項10に記載のタッキネスの測定方法
は、一対の回転ローラを搬送される被測定物にスリップ
角を設けて接触させ、前記一対の回転ローラ間に作用す
るトルクからタッキネスを求めることを特徴としてい
る。
【0079】次に、請求項10に記載のタッキネス測定
方法を説明する。
【0080】先ず、タッキネスの測定を行う被測定物、
例えばコンベアで搬送される未加硫ゴムの表面に一対の
回転ローラを接触させる。このとき、一対の回転ローラ
は、被測定物の搬送方向とはスリップ角が付けられる。
【0081】ここで、スリップ角が付けられた一対の回
転ローラが、搬送される被測定物に接触して回転力を受
ける場合、一対の回転ローラを連結する連結部には、被
測定物のタッキネスに応じたトルクが作用する。
【0082】したがって、連結部に作用するトルクをセ
ンサ等により検出することにより、搬送中の被測定物の
タッキネスを求めることができる。
【0083】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明のタッ
キネス測定装置の第1の実施形態を図1乃至図3にした
がって説明する。
【0084】図1に示すように、本実施形態のタッキネ
ス測定装置10は、被測定物である未加硫のゴム部材
(例えば、トップトレッド、サイドトレッド、インナー
ライナー等)12を水平に搬送するコンベア14の上方
に設けられている。
【0085】コンベア14の上方には、フレーム16が
水平に配置されている。
【0086】フレーム16の側面には、ブラケット18
を介して金属製のアーム20が支持されている。
【0087】アーム20は、コンベア14の搬送方向
(矢印A方向)に沿って水平に延びる本体部20Aの先
端側に、一対の軸受部20Bが一体的に設けられてい
る。
【0088】軸受部20Bにはロータリーエンコーダ2
2を備えたモータ24が取り付けられている。なお、こ
のモータ24は例えば直流モータであり、印加電圧によ
って回転数及び回転方向が変更可能である。
【0089】モータ24の回転軸(図示せず)には、一
定径の金属製の回転ローラ26が取り付けられている。
【0090】なお、モータ24の回転軸は水平に配置さ
れており、かつ、その向きはコンベア14の搬送方向に
対して直角である。
【0091】回転ローラ26の直径は、30mmから40
mm程度、幅が10mm程度が好ましい。
【0092】図2に示すように、回転ローラ26には、
放射方向及び軸方向に沿って延びる幅が0.1mm〜2.
0mm程度、実用上好ましくは0.4〜1.0mmのスリッ
ト28が周方向に間隔をおいて複数形成されており、ス
リット28の底部には回転ローラ26を軸方向に貫通す
る貫通孔30が連結されている。
【0093】図1に示すように、アーム20の本体部2
0Aには、歪ゲージ32が貼り付けられている。
【0094】この歪ゲージ32、前述したモータ24及
びロータリーエンコーダ22は図示しない配線を介して
制御装置34に接続されている。
【0095】なお、モータ24と制御装置34との間に
は、モータ24の消費電力を検出する消費電力検出装置
36が設けられており、この電力検出装置36も制御装
置34に接続されている。
【0096】ここで、回転ローラ26に鉛直方向の力f
が作用すると、アーム20の本体部20Aにこの力fに
応じた曲げが生じる。
【0097】本体部20Aに曲げが生じると、歪ゲージ
32の抵抗が曲げ量に応じて変化するため、制御装置3
4は、歪ゲージ32の抵抗から回転ローラ26に作用す
る鉛直方向の力fの大きさを演算することができる。
【0098】また、前述したコンベア14のコンベアベ
ルト14Aは、図示しないロータリーエンコーダ付きの
モータによって回転される駆動ローラによって駆動され
るようになっており、これらのロータリーエンコーダ及
びモータも制御装置34に接続されている。
【0099】制御装置34は、モータ24に印加する電
圧を制御して回転ローラ26の回転数を変更することが
できる。また、制御装置34は、ロータリーエンコーダ
22による回転ローラ26の回転数検出結果に基づいて
回転ローラ26の回転数を一定に制御することができ
る。
【0100】さらに、制御装置34は、回転ローラ26
の直径とロータリーエンコーダ22による回転ローラ2
6の回転数検出結果から回転ローラ26の外周面の速度
を演算することができる。
【0101】さらに、制御装置34は、コンベア14の
ロータリーエンコーダによる駆動ローラの回転数検出結
果と、この駆動ローラの直径とからコンベアベルト14
Aの移動速度、即ち、未加硫のゴム部材12の搬送速度
を演算することができ、搬送速度を一定の速度に制御す
ることができる。
【0102】さらに、制御装置34には、モータ24の
消費電力と未加硫のゴム部材12のタッキネスの値とを
対応させたマップが記憶されており、モータ24消費電
力をタッキネスの値に変換して表示装置38に表示する
ことができる。
【0103】また、制御装置34には、回転ローラ26
に作用する鉛直方向の力f(歪ゲージ32の抵抗)と未
加硫のゴム部材12のタッキネスの値とを対応させたマ
ップが記憶されており、鉛直方向の力f(歪ゲージ32
の抵抗)をタッキネスの値に変換して表示装置38に表
示することもできる。
【0104】次に、本実施形態のタッキネス測定装置1
0を用いたタッキネスの測定方法を説明する。
【0105】なお、本実施形態のタッキネス測定装置1
0では、以下の3つの方法によってタッキネスの測定を
行うことができる。
【0106】先ず第1の方法を説明する。
【0107】コンベア14によってゴム部材12が搬送
されると、ゴム部材12に接触している回転ローラ26
が回転する。
【0108】回転ローラ26には、ゴム部材12のタッ
キネスに応じた上方に向かう力fが作用してアーム20
の本体部20Aには力fに応じた曲げが生じる。
【0109】本体部20Aの曲げ量に応じて歪ゲージ3
2の抵抗が変化し、制御装置34は歪ゲージ32の抵抗
から力fの大きさを演算し、これをタッキネスの値に変
換して表示装置38に表示する。
【0110】次に、第2の方法を説明する。
【0111】コンベア14によってゴム部材12が搬送
されると、ゴム部材12に接触している回転ローラ26
が回転する。
【0112】制御装置34は、回転ローラ26の周速度
とゴム部材12の搬送速度とが一致するようにモータ2
4を制御し、消費電力検出装置36がモータ24の消費
電力(エネルギー)を検出する。
【0113】制御装置34は、消費電力検出装置36に
よるモータ24の消費電力検出結果をタッキネスの値に
変換して表示装置38に表示する。
【0114】次に、第3の方法を説明する。
【0115】第3の方法では、制御装置34は、回転ロ
ーラ26の周速度とゴム部材12の搬送速度との間に予
め設定した速度差、即ち、スリップ率が生じるようにモ
ータ24の制御を行う。
【0116】回転ローラ26の周速度とゴム部材12の
搬送速度とが所定の速度差となるように回転ローラ26
の回転を制御する場合も、第2の方法と同様に、タッキ
ネスの大きさに応じてモータ24の消費エネルギーが変
化するので、制御装置34は、消費電力検出装置36に
よるモータ24の消費電力検出結果をタッキネスの値に
変換して表示装置38に表示する。
【0117】なお、回転ローラ26をフリー回転可能な
状態(モータ24に電圧を印加しない状態)としたとき
の回転ローラ26の外周面の速度は、ゴム部材12の搬
送速度よりも遅くなる。このときの回転ローラ26を外
周面の速度を基準とし、この基準速度よりも回転ローラ
26を速く回転させる、即ち、モータ24を制御してド
ライブ力を付与することによってスリップ率を小さくし
たり、基準速度よりも回転ローラ26を遅く回転させ
る、即ち、モータ24を制御してブレーキング力を付与
することによってスリップ率を大きくすることもでき
る。
【0118】このように、本実施形態のタッキネス測定
装置10では、搬送中のゴム部材12のタッキネスをリ
アルタイム計測できる、という優れた効果を有する。
【0119】なお、回転ローラ26は、ブレーキング力
を付与する方が、ドライブ力を付与するよりも安定して
ゴム部材12に接触することができる。
【0120】また、回転ローラ26の外周表面に、ゴム
部材12の一部分が剥がれて付着する場合が考えられ
る。外周表面のゴム付着量が多いと、タッキネスの測定
値に影響を及ぼす虞れがあるが、本実施形態では、図3
に示すように回転ローラ26の外周表面に付着した付着
ゴム12Aは、矢印B方向に移動する回転ローラ表面と
ゴム部材12の表面との間に挟持されると、回転ローラ
26とゴム部材12との間に作用する挟持圧力によって
回転ローラ26の外周表面に開口するスリット28へと
流動し、さらにスリット28内を回転ローラ26の軸方
向へ移動して最終的には貫通孔30へと排出される。
【0121】したがって、付着ゴム12Aの付着量が一
定量以上になることは無く、タッキネスの計測値に生じ
る誤差を最小限に抑えることができる。
【0122】なお、本実施形態では、回転ローラ26に
作用する力fを、アーム20の本体部20Aの歪ゲージ
32によって間接的に検出したが、図9に示すように、
回転ローラ26の軸受27とフレーム16との間に圧力
センサ29を設けて力fを直接検出しても良い。[第2
の実施形態]次に、本発明のタッキネス測定装置の第2
の実施形態を図4及び図5にしたがって説明する。な
お、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。
【0123】図4及び図5に示すように、本実施形態の
タッキネス測定装置40では、フレーム16の側面に水
平に延びるアーム42が支持されている。
【0124】アーム42の先端側の下面には、トルクセ
ンサ44を介してシャフト46が取り付けられている。
このトルクセンサ44は、シャフト46に作用するトル
クを検出し電気信号を制御装置34に出力する。
【0125】シャフト46の下端には、軸受48が取り
付けられている。軸受48には、シャフト50が水平に
設けられており、軸受48を挟んで両側には、各々回転
ローラ26が回転自在に設けられている。
【0126】このシャフト46は、コンベア14の搬送
方向とは直交する方向に対して一定の角度が付与されて
いる。即ち、回転ローラ26には、図5に示すように、
スリップ角θ2 が付けられている。
【0127】なお、本実施形態の制御装置34は、シャ
フト46に作用するトルクをタッキネスの値に変換し、
表示装置38にはタッキネスの値が表示される。
【0128】次に、本実施形態のタッキネス測定装置4
0を用いたタッキネスの測定方法を説明する。
【0129】コンベア14によってゴム部材12が搬送
されると、ゴム部材12に接触している回転ローラ26
が各々回転する。
【0130】スリップ角θ2 の付けられた回転ローラ2
6には、各々ゴム部材12のタッキネスに応じたサイド
フォースが作用し、これによって両回転ローラ26の中
央に位置するシャフト46にサイドフォースに対応した
トルクmが作用する。
【0131】このトルクmは、トルクセンサ44によっ
て検出され、さらにタッキネスの値に変換されて表示装
置38に表示される。
【0132】なお、スリップ角θ2 は、2°〜3°程度
が好ましく、実用的には15°〜20°までである。な
お、スリップ角θ2 が30°以上になるとゴム部材12
の表面に破壊を生じ、タッキネスの測定が不可能とな
る。
【0133】本実施形態では、回転ローラ26を一対用
い、サイドフォースをトルクmに変換して検出したが、
単一の回転ローラ26を用い、回転ローラ26に作用す
るサイドフォースを力センサで直接検出しても良い。
【0134】したがって、本実施形態のタッキネス測定
装置10においても、搬送しながら被測定物のタッキネ
スを正確かつ容易に計測できる、という優れた効果を有
する。 [その他の実施形態]上記の実施形態では、被測定物の
タッキネスを測定するのみであったが、製造不良を未然
に防ぐために、予めタッキネスの値の適正範囲を装置に
記憶しておき、適正範囲外の値が示された時に、警報を
出したり、被測定物の搬送ライン(または製造ライン)
を停止しても良い。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
タッキネス測定装置は上記の構成としたので、搬送中の
被測定物のタッキネスの測定を行うことができる、とい
う優れた効果を有する。
【0136】請求項2に記載のタッキネス測定装置は上
記の構成としたので、被測定物をスムーズに搬送させる
ことができ、また、正確にタッキネスを測定できる、と
いう優れた効果を有する。
【0137】請求項3に記載のタッキネス測定方法は、
搬送中の被測定物であってもタッキネスの測定を行うこ
とができる、という優れた効果を有する。
【0138】請求項4に記載のタッキネス測定装置は上
記の構成としたので、搬送中の被測定物であってもタッ
キネスの測定を行うことができる、という優れた効果を
有する。
【0139】請求項5に記載のタッキネス測定方法は、
搬送中の被測定物であってもタッキネスの測定を行うこ
とができる、という優れた効果を有する。
【0140】また、請求項6に記載のタッキネス測定方
法は、搬送中の被測定物であってもタッキネスの測定を
行うことができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るタッキネス測定
装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】被測定物に接触して回転する回転ローラの側面
図である。
【図3】被測定物に接触して回転する回転ローラの側面
図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るタッキネス測定
装置の概略構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るタッキネス測定
装置の平面図である。
【図6】被測定物及び被測定物に接触して回転する回転
ローラに作用する力を示す説明図である。
【図7】タッキネスと、抵抗トルクとスリップ率との関
係を示したグラフである。
【図8】タッキネスと、サイドフォースとスリップ角と
の関係を示したグラフである。
【図9】本発明の第1の実施形態に係るタッキネス測定
装置の変形例を示す要部の側面図である。
【符号の説明】
10 タッキネス測定装置 12 ゴム部材(被測定物) 22 ロータリーエンコーダ(回転検出手段) 26 回転ローラ 24 モータ(回転手段) 32 歪ゲージ(力検出手段) 34 制御装置(制御手段、変更手段) 36 消費電力検出装置(消費エネルギー検出手段) 44 トルクセンサ(サイドフォース検出手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着力の測定を行う被測定物に接触させ
    る回転自在に支持された回転ローラと、 前記回転ローラに作用する前記被測定物の測定表面と交
    差する方向の力を検出する力検出手段と、 を有することを特徴とするタッキネス測定装置。
  2. 【請求項2】 粘着力の測定を行う被測定物に接触させ
    る回転ローラと、 前記回転ローラを回転させる回転手段と、 前記回転ローラの回転を検出する回転検出手段と、 前記被測定物の搬送速度を検出する搬送速度検出手段
    と、 前記回転検出手段及び前記搬送速度検出手段に接続さ
    れ、前記回転ローラの周速度と前記搬送速度とが一致す
    るように前記回転手段を制御する制御手段と、 前記回転手段の消費エネルギーを検出する消費エネルギ
    ー検出手段と、 を有することを特徴とするタッキネス測定装置。
  3. 【請求項3】 粘着力の測定を行う被測定物に接触させ
    る回転ローラと、 前記回転ローラを回転させる回転手段と、 前記回転ローラの回転を検出する回転検出手段と、 前記被測定物の搬送速度を検出する搬送速度検出手段
    と、 前記回転検出手段及び前記搬送速度検出手段に接続さ
    れ、前記回転ローラの周速度と前記搬送速度とが所定の
    速度差となるように前記回転手段を制御する制御手段
    と、 前記所定の速度差を得るために前記回転手段が消費する
    消費エネルギーを検出する消費エネルギー検出手段と、 を有することを特徴とするタッキネス測定装置。
  4. 【請求項4】 搬送される被測定物と接触して回転し、
    前記被測定物の搬送方向とはスリップ角を設けた回転ロ
    ーラと、 前記回転ローラに作用するサイドフォースを検出するサ
    イドフォース検出手段と、 を有することを特徴とするタッキネス測定装置。
  5. 【請求項5】 搬送される被測定物と接触して回転し、
    前記被測定物の搬送方向とはスリップ角を設けた一対の
    回転ローラと、 前記一対の回転ローラを連結する連結部と、 前記連結部に作用するトルクを検出するトルク検出手段
    と、 を有することを特徴とするタッキネス測定装置。
  6. 【請求項6】 回転ローラを搬送される被測定物に接触
    させて回転させ、前記回転ローラに作用する前記被測定
    物の測定表面と交差する方向の力からタッキネスを求め
    ることを特徴とするタッキネス測定方法。
  7. 【請求項7】 回転ローラを搬送される被測定物に接触
    させ、前記回転ローラの外周面の速度と搬送される前記
    被測定物の搬送速度とが同一速度となるように前記回転
    ローラに回転力を付与し、前記回転力を得るためのエネ
    ルギーからタッキネスを求めることを特徴とするタッキ
    ネス測定方法。
  8. 【請求項8】 回転ローラを搬送される被測定物に接触
    させ、前記回転ローラの外周面の速度と搬送される前記
    被測定物の搬送速度とが所定の異なる速度となるように
    前記回転ローラに回転力を付与し、前記所定の異なる速
    度となるために必要となる前記回転力を得るためのエネ
    ルギーからタッキネスを求めることを特徴とするタッキ
    ネス測定方法。
  9. 【請求項9】 回転ローラを搬送される被測定物にスリ
    ップ角を設けて接触させ、前記回転ローラに作用するサ
    イドフォースからタッキネスを求めることを特徴とする
    タッキネス測定方法。
  10. 【請求項10】 一対の回転ローラを搬送される被測定
    物にスリップ角を設けて接触させ、前記一対の回転ロー
    ラ間に作用するトルクからタッキネスを求めることを特
    徴とするタッキネス測定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010507803A (ja) * 2006-10-23 2010-03-11 ジョン サミュエル バチェルダー 表面エネルギー測定装置および測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010507803A (ja) * 2006-10-23 2010-03-11 ジョン サミュエル バチェルダー 表面エネルギー測定装置および測定方法

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