JP2001032909A - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

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JP2001032909A
JP2001032909A JP11203455A JP20345599A JP2001032909A JP 2001032909 A JP2001032909 A JP 2001032909A JP 11203455 A JP11203455 A JP 11203455A JP 20345599 A JP20345599 A JP 20345599A JP 2001032909 A JP2001032909 A JP 2001032909A
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thin film
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Tomoya Saeki
智也 佐伯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械装置を安全,安定に動作できるベルト張
力の検知ならびにベルト駆動伝達力の検出を容易に行
う。 【解決手段】 ベルトの張力による伸びがなく、かつ、
たるみのない状態を示している。駆動プーリ1には接触
子Xが、従動プーリ2には接触子Yが配置され、巻き掛
けられているベルト3上に形成された薄膜抵抗に接触し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルト駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、機械装置に置いては、動力部
と、この動力部によって駆動され所望の動作を行う動機
構部を有し、この動力部と動機構部をつなぐ駆動伝達部
を有する。
【0003】前記駆動伝達部は、ギヤ、チェーン、ベル
トなどが一般的に利用される。一例として、電子写真プ
リンタにおいては、ステップモータあるいはDCモー
タ、ACモータなどの駆動部を有し、転写ローラ、定着
ローラ、感光体ローラなどの動機構部を有し、これらを
つなぐギヤ、ベルトなどの駆動伝達部を有する。あるい
は前記動機構部として転写ベルト、定着ベルト、感光体
ベルトなどを有する場合もある。
【0004】このような駆動伝達部、あるいは動機構部
に利用されるベルトにおいては、駆動精度や寿命など所
期の設計性能を発揮するために、張力の管理が重要であ
る。これは、ベルトの張力が設計どおりでない場合は、
駆動力の伝達が不安定または不十分となり、機械動作が
不安定または不良となるためである。
【0005】また同様に、機械装置駆動時の動力部の出
力状態、あるいは駆動伝達部の伝達力状態、あるいは動
機構部の負荷状態を検出することも、機械の異常状態の
検知には重要である。もしも機械装置がこれらの検知手
段のいずれも有していない場合には、動力部の異常のた
めに駆動伝達部あるいは動機構部が異常または危険な動
作状態となったり、駆動伝達部または動機構部の異常の
ために動力部が破損するなど、機械故障のみならず人体
やその他の資産に対しても危険を及す可能性があるため
である。
【0006】従来のベルト駆動装置について図面を参照
して詳細に説明する。
【0007】図10は第1の従来例を示す断面図であ
る。(例えば、特開平10−009368号公報参
照)。図10に示すベルト駆動装置は、シャフトに固定
されるシャフト固定部101と、外周にベルト102が
掛けられるベルト懸架部103と、シャフト固定部10
1とベルト懸架部103とを接続するように設けられる
薄肉部104とを具備する。そして、薄肉部104のね
じれ歪みを検出する歪みゲージ105を設ける。ベルト
102をベルト懸架部103に懸架して駆動すると、ベ
ルト102に負荷される荷重に応じてシャフト固定部1
01とベルト懸架部103の間の薄肉部104がねじれ
変形し、この薄肉部104のねじれ歪みを歪みゲージ1
05で検出することによってベルト102に負荷される
荷重を導き出すことができる。
【0008】図11は第2の従来例を示す断面図であ
る。(例えば、特開昭62−240827号公報参
照)。図11において、駆動プーリPrと従動プーリP
nとの間に歯付ベルト201が巻き掛けられており、歯
付ベルト201の背面は、アーム203に取付けられた
テンションプーリ202により押圧され歯付ベルト20
1に張力が付与されている。
【0009】アーム203にはボルト用ねじを設けた支
持台206に、その先端に固体板205を一体化したね
じ付ボルト204を通してアーム203を押圧しベルト
張力を調整しており、固体板205の上に感圧導電性ゴ
ムGが固着され、アーム203と接触している。
【0010】テンションプーリ202の押圧力による変
形により、感圧導電性ゴムGの電気抵抗値が変化し、表
示機構に表示される。
【0011】図12は第3の従来例を示す断面図であ
る。(例えば、特開昭59−167403号公報参
照)。図12に示すベルト駆動装置は、一対の光学セン
サ326,238がベルト310の動く方向に沿って所
定間隔をもって配置され、ベルト310には光学センサ
326,238により検出される一対の表示線332,
334が塗布されている。表示線332,334の動き
は光学センサ326,238により読み取られ、負荷状
態で動いている最中にベルト310が受ける伸長または
張力の度合が計算され表示される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の従来の
従来のベルト駆動装置では、機械装置駆動時の動力部の
出力状態、あるいは動機構部の負荷状態を検出する事は
可能だが、駆動伝達部の伝達力状態を検出することがで
きない。また前述の張力の管理も不可能である。さら
に、検出部の構成が動力伝達経路に弾性変形を起しやす
い形状を設けるようになっているため、駆動伝達力の変
動に伴ってシャフト回転速度にむらを生じ高精度回転に
対しては不向きである。またこの薄肉部の破損時または
スリップリングの摩耗時の交換作業に手間がかかるとい
う問題もある。
【0013】第2の従来の従来のベルト駆動装置では、
簡単な構成で前述の張力を管理することが可能である
が、間接的な検出であるために条件によっては精度が悪
化する。例えばテンションプーリの押込み量の変化に伴
うベルトの曲げ角度の変化すなわち張力方向の分力成分
の変化がある。
【0014】また複数の点でベルトに張力付勢する場合
には、複数の検出部を構成する必要があり、また複数の
検出結果から間接的に張力を類推する必要があり、結果
として構成が複雑になってしまう。
【0015】また前述の機械装置駆動時の動力部の出力
状態、あるいは駆動伝達部の伝達力状態、あるいは動機
構部の負荷状態を検出することは不可能である。
【0016】第3の従来の従来のベルト駆動装置では、
張力の管理も可能であり、機械装置駆動時の動力部の出
力状態、あるいは駆動伝達部の伝達力状態、あるいは動
機構部の負荷状態を検出する事も可能である。ただし、
ベルトの伸長量をベルト上に設けた標識手段が光学セン
サを通過する時間間隔をもってベルトの伸長量を算出し
ているため、一般的にはベルトの駆動においては速度変
動があるため、これをベルトの伸長量として検出してし
まうという問題がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明のベルト駆動
装置は、駆動プーリと従動プーリと前記駆動プーリと従
動プーリに巻き掛けられたベルトと前記ベルトに張力を
与える付勢機構と含むベルト駆動装置において、前記ベ
ルトの歪みを電気的に検出する手段を備える。第2の発
明のベルト駆動装置は、第1の発明において、前記ベル
ト上に形成された薄膜抵抗と、この薄膜抵抗に複数箇所
で電気的に接触する接触子と、前記接触子間の抵抗値を
測定する回路とを備える。第3の発明のベルト駆動装置
は、第1の発明において、前記ベルトの材質がスチール
である。第4の発明のベルト駆動装置は、第1,第2,
または第3の発明において、前記ベルト上の原点標識
と、前記原点標識を検出する原点検出器とを有すること
により、前記ベルトの部分張力を検出する。第5の発明
のベルト駆動装置は、第2の発明において、前記薄膜の
材料がスチールよりも歪−で電気抵抗値変化率の大きい
物質である。第6の発明のベルト駆動装置は、第2の発
明において、前記接触子を断続的に前記薄膜に接触させ
て、前記薄膜の摩耗を減少させる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施形態を示す模式
側面図であり、ベルトの張力による伸びがなく、かつ、
たるみのない状態を示している。駆動プーリ1には接触
子Xが、従動プーリ2には接触子Yが配置され、巻き掛
けられているベルト3上に形成された薄膜抵抗に接触し
ている。
【0020】図2は図1のS−S断面図であり、厚さT
B 、幅WB のベルト5の全周にわたって厚さTC 、WC
の薄膜抵抗5が一様に形成されている。
【0021】図3は図1の機械構成の電気的等価回路で
ある。接触子X,Y間は巻き掛けられたベルト3上に形
成された薄膜抵抗5を介して接続されており、2つの電
気抵抗R01,R02の並列接続と等価である。
【0022】図4は図1で省略された付勢機構4の詳細
を示す模式断面図である。
【0023】図5は図4の電気的等価回路である。次
に、本発明の動作について説明する。図1におけるベル
トの張力、たるみのない状態を変数の添字0 で表す。図
4におけるベルトの付勢機構の付勢力Fが従動プーリに
働いている状態を変数の添字1 で表す。いま、図1にお
ける張力T01、T02は、ベルトに張力がかかっていない
状態であるので、次の関係がある。
【0024】T01=T02=0 プーリ軸間距離L01、L02は自然長状態であるので、こ
れを改めてL0 とすると、次の関係がある。
【0025】L01=L02=L0 ここで、図2における薄膜抵抗のヤング率をEC 、ポア
ソン比をνC 、体積抵抗率をρ、断面積をAC とし、ベ
ルトのヤング率をEB 、ポアソン比をνB 、断面積をA
B とすると、図3に示す抵抗R01、R02は以下の関係が
ある。 R01=R02=ρ(L0 +πh)/AC0 ここで、hは駆動プーリならびに従動プーリの半径であ
る。
【0026】図3に示すように、接触子XY間の抵抗が
上記R01、R02からなるとすると、その合成抵抗R0 は
以下の式で表される。 R0 =1/(1/R01+1/R02)=R01/2=ρ(L
0 +πh)/2AC0 次に、図4に示す状態において、付勢力Fによってベル
トにかかる張力がT11、T12に変化し、これに伴ってベ
ルトが伸びプーリ軸間距離が図1の状態からδ11、δ12
だけ伸びたとする。
【0027】T11=T12=T1 T11+T12=2T1 =F δ11=δ12=δ1 上記のδ1 は、ベルトのバネ定数が薄膜抵抗のバネ定数
より十分大きいすなわち EC AC <<EB AB の関係があるとき、フックの法則から、下記の式で表さ
れる。 δ1 =L0 T1 /EB AB0 このときのベルトの断面積の変化をみるために、上記条
件でのベルト断面積AB1を 求めると、 AB1=TB1×WB1 =TB0(1−νB T1 /EB AB0)×WB0(1−νB T1 /EB AB0) =TB0×WB0{1−2(νB T1 /EB AB0)+(νB T1 /EB AB0)^ 2} ≒TB0×WB0=AB0 上記近似の妥当性を検討するために、ベルトが鋼材であ
ったとして下記の物性をもっている場合に試算してみる
と、 WB0=10mm、 TB0=0.1mm、 νB =0.3、 EB =21000Kgf/mm2 、 σBmax=100Kgf/mm2 、 ベルトの許容張力T1maxは、 T1max=σmax ×WB0×TB0=100Kgf よって、 (νB T1max/EB AB0)=0.001 となり、T1 がT1max以下であればこの値以下となるこ
とから、上記の近似が妥当であることがわかる。
【0028】同様にして薄膜抵抗の断面積の変化には以
下の関係がある。
【0029】 AC1=TC1×WC1 ≒TC0×WC0=AC0 以上から、付勢力Fによって図1の状態から図4の状態
へ変化した場合のベルト及び薄膜抵抗の断面積変化は無
視して良いことがわかる。上記の近似をもって、図4の
状態における接触子XY間の電気抵抗値R1 、すなわち
図5におけるR11、R12を求めると、下記のように表さ
れる。 R11=R12=ρ(L0 +πh+δ1 )/AC1 ≒ρ(L0 +πh+δ1 )/AC0 =R01+ρδ1 /AC0 =R01+(ρL0 /EB AB0AC0)T1 ∴ R1 =1/(1/R11+1/R12) =R11/2 ={R01+(ρL0 /EB AB0AC0)T1 }/2 =R0 +(ρL0 /EB AB0AC0)T1 /2 以上のことから、接触子XY間の抵抗値R1 を測定し、
ベルトならびに薄膜抵抗の物性値を用いて計算すること
により、付勢力Fによって発生しているベルト張力T1
を求めることができることがわかる。一般的に上記の抵
抗値R1 の変化量は微少であるため、ホイーストンブリ
ッジ回路を用いてその変化量を求める必要がある。ま
た、上記の式は抵抗値の測定のみでその他は物性値を用
いることで張力の算出が可能であることを示している
が、実用上は製造上のばらつきなどを考慮して必要であ
ればあらかじめ既知である付勢力Fを変化させてそのと
きの抵抗値R1 を測定することにより、上記のR0なら
びに(ρL0 /EB AB0AC0)を実測することも可能で
ある。上述の例でベルトに静的な付勢力Fがかかってい
る状態でのベルトの張力T1を薄膜抵抗の電気抵抗値R1
の測定によって算出する事が可能であることを示し
た。
【0030】次に、図6に示すとおり、駆動トルクτで
駆動プーリを駆動し、従動プーリに駆動対象機構(図示
せず)の負荷トルクかかっている場合について述べる。
この状態を変数の添字2 で表す。
【0031】駆動トルクが図中に示すとおり時計回りに
かかっているとして、従動プーリにかかっている負荷ト
ルクの影響で静止状態からベルトの張力T22は増加し、
T21は減少する。これに伴いベルトの伸びδ11はδ21に
減少し、δ12はδ22に増加する。この状態で、前述の計
算と同様にδを計算すると、フックの法則から下記の式
であらわされる。 δ21=L0 /EB AB0×T21 δ22=L0 /EB AB0×T22 また前述の近似をもって、図6の状態における接触子X
Y間の電気抵抗値R2、すなわち図7におけるR21、R2
2を求めると、下記のように表される。 R21=ρ(L0 +πh+δ21)/AC2 ≒ρ(L0 +πh+δ21)/AC0 =R01+ρδ21/AC0 =R01+(ρL0 /EB AB0AC0)T21 同様に、 R22≒R01+(ρL0 /EB AB0AC0)T22 ∴ R2 =1/(1/R21+1/R22) =1/(1/(R01+(ρL0 /EB AB0AC0)T21) +1/(R01+(ρL0 /EB AB0AC0)T22)) 一方、駆動プーリのトルクτは下記の式で表される。
【0032】 τ=(T22−T21)h =(hEB AB0AC0/ρL0 )×(R22−R21) 上記の式は、R22ならびにR21から駆動トルクτが算出
できることを示しているが、図6において測定可能であ
るのはR2 の値であり、前述のR2 の式を見てもわかる
とおりR21、R22を個別に求めることは不可能である。
従ってこの構成では駆動プーリのトルクτを算出する事
はできない。
【0033】図8(a),(b)は本発明の第2の実施
形態を示す模式側面図である。図7に対して、ベルト上
に形成されている薄膜抵抗が周上で開放端を有している
こと、ベルトの原点標識とこの原点標識を検出する原点
検出器を有していること、ならびにベルト駆動手段(図
示せず)、これらを制御する制御手段(図示せず)、と
を有することが異なっている。図8(a)に示した状態
では、ベルト上の薄膜抵抗はベルト張力T21がかかって
いる側で接触子XY間を接続しており、その抵抗値R2
は回路図中のR22が開放状態であるため、R21に等し
い。同様に図8(b)に示した状態では、ベルト上の薄
膜抵抗はベルト張力T22がかかっている側で接触子XY
間を接続しており、その抵抗値R2は回路図中のR21が
開放状態であるため、R22に等しい。
【0034】ベルト駆動状態での接触子XY間の抵抗値
の変化と原点検出器の信号を図9に示す。
【0035】従って図8(a)、(b)に示す構成にお
いては、前述のR21ならびにR22が個別に測定可能であ
るため、T21ならびにT22を算出することが可能とな
る。
【0036】さらに算出されたT21、T22を用いて駆動
トルクτを算出することが可能となる。上記の方式では
R21を検出するタイミングとR22を検出するタイミング
が時間的にずれているため、算出されたトルクτは厳密
には実際の値とは異なっており、R21とR 22との検出
期間内にベルトに過渡的な張力変動があった場合には、
算出されたトルクτには大きな誤差を含むことになる。
【0037】実用上この誤差が問題となる場合には、ベ
ルト上に互いに電気的に接続されていない薄膜抵抗をベ
ルト周上で逆位相となるよう2系統用意し、またそれぞ
れ個別に接触子を設けることにより、図8(a)の状態
において、R21ならびにR22を同時に測定することが可
能となり、この構成によれば上記の誤差を避けることも
可能である。
【0038】これまでの説明では、簡単のためプーリ径
は駆動プーリ従動プーリとも等しくhであると仮定した
が、これらがそれぞれha 、hb という異なる寸法であ
ってもその条件下で計算することにより、やはりベルト
張力ならびに駆動トルクを算出することが可能である。
また同様にベルト張力T01のかかっているベルト長をπ
h+L01、ベルト張力T0 2 のかかっているベルト長を
πh+L02とし、その後の計算ではL01とL02は等しい
と仮定して計算したが、ベルト走行経路の違いなどによ
りこれらがそれぞれ異なる長さであってもそれぞれ一様
な張力がかかっているならば、その条件下で計算するこ
とにより、やはりベルト張力ならびに駆動トルクを算出
することが可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明のベルト駆動装置は、ベルト張力
の検知ならびにベルト駆動伝達力の検知を行うことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す模式側面図であ
る。
【図2】図1のS−S断面図である。
【図3】図1の機械構成の電気的等価回路である。
【図4】図1で省略された付勢機構4の詳細を示す模式
断面図である。
【図5】図4の電気的等価回路である。
【図6】ベルトに駆動トルクがかかった状態を示す模式
側面図である。
【図7】図6と電気的等価回路である。
【図8】(a),(b)は本発明の第2の実施形態を示
す模式側面図である。
【図9】図8(a),(b)における接触子X,Y間抵
抗値ならびに原点検出信号の変化を示すグラフである。
【図10】第1の従来例を示す断面図である。
【図11】第2の従来例を示す断面図である。
【図12】第3の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 駆動プーリ 2 従動プーリ 3 ベルト 4 付勢機構 5 薄膜抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動プーリと従動プーリと前記駆動プー
    リと従動プーリに巻き掛けられたベルトと前記ベルトに
    張力を与える付勢機構と含むベルト駆動装置において、
    前記ベルトの歪みを電気的に検出する手段を備えること
    により前記ベルトの張力を検出することを特徴とするベ
    ルト駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルト上に形成された薄膜抵抗と、
    この薄膜抵抗に複数箇所で電気的に接触する接触子と、
    前記接触子間の抵抗値を測定する回路とを備える請求項
    1記載のベルト駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルトの材質がスチールである請求
    項1記載のベルト駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記ベルト上の原点標識と、前記原点標
    識を検出する原点検出器とを有することにより、前記ベ
    ルトの部分張力を検出する請求項1,2または3記載の
    ベルト駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記薄膜の材料がスチールよりも歪−で
    電気抵抗値変化率の大きい物質である請求項2記載のベ
    ルト駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記接触子を断続的に前記薄膜に接触さ
    せて、前記薄膜の摩耗を減少させる請求項2記載のベル
    ト駆動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055863A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Hytem Co Ltd 除糞用コンベアベルトの監視装置
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WO2016104125A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 コニカミノルタ株式会社 搬送ベルトの張力調整方法、搬送装置及びインクジェット記録装置

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