JP2001158135A - インクジェットプリントヘッドと感熱式レーザプリントヘッドを用いてカラー像を印刷する方法および装置 - Google Patents

インクジェットプリントヘッドと感熱式レーザプリントヘッドを用いてカラー像を印刷する方法および装置

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JP2001158135A
JP2001158135A JP2000329990A JP2000329990A JP2001158135A JP 2001158135 A JP2001158135 A JP 2001158135A JP 2000329990 A JP2000329990 A JP 2000329990A JP 2000329990 A JP2000329990 A JP 2000329990A JP 2001158135 A JP2001158135 A JP 2001158135A
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エス ケル ロジャー
Seung Ho Baek
ホー ベイク ソン
William L Demarco
エル ディマルコ ウィリアム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱式レーザ印刷とインクジェット印刷の両
者の長所を有するカラープリンタを提供する。 【解決手段】 カラー像を印刷するカラープリンタ10
は、第1印刷媒体と、第1印刷媒体と見当合わせされる
顔料ドナー材料とを支持する像形成真空ドラム300を
備える。像形成真空ドラム300は、モータによって回
転される。光学式プリントヘッド500が像形成真空ド
ラム300の表面に平行に移動され、光学式プリントヘ
ッド500からエネルギーが顔料ドナー材料に向けら
れ、顔料が第1印刷媒体に転写され、カラー像が形成さ
れる。その後、インクジェットプリントヘッド602が
像形成真空ドラム300の表面に平行に移動され、イン
クが像形成真空ドラム300に取り付けられる第2印刷
媒体に塗布される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くはプリンタに
関し、より詳しくは、インクジェットプリントヘッドと
感熱式レーザプリントヘッドを用いてカラー像を印刷す
るカラープリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】高品質カラー印刷市場においては、多数
の像形成技術が用いられている。主要な像形成技術の
内、プリプレスカラー校正刷りに用いられるのは、感熱
式レーザプリンタおよびインクジェットカラープリンタ
であり、前者は米国特許第5,268,708号に開示
されている。
【0003】これらの各像形成技術は、固有の長所およ
び短所を有する。感熱式レーザ印刷によって、多くの場
合、最終校正刷りとして用いられる高品質像が提供さ
れ、これは4色オフセット印刷システムの生成物に匹敵
する。感熱式レーザ印刷では、レーザエネルギーを用い
て、顔料が、顔料ドナー材料から印刷媒体に転写され
る。レーザプリントヘッドはレーザビームをドナーの直
径が僅か数ミクロンの領域に集束することができるた
め、感熱式レーザ印刷は、カラー校正刷りにおける網点
再現に理想的に適する。すなわち、感熱式レーザ印刷
は、「画素化」によるオフセット印刷の網点を模擬する
ものであり、全体として網点の外観を呈する微小な近接
する極微点の群を印刷媒体に印刷する。これらの極微点
の印刷に用いられる露光エネルギーの値は広範囲に変化
させることができるため、感熱式レーザ像形成を用いる
ことによって、プリンタはオフセットプリンタに匹敵す
るインク密度を実現できる。
【0004】感熱式レーザ印刷は、印刷媒体に加えて別
のドナーを用いるため、コストが高いという制約を有す
る。通常、顔料ドナー材料は、フィルム基体に埋め込ま
れる顔料を有するシートまたはロールの形態として提供
され、幾つかの異なるカラーシートを用いて1つの像が
印刷される。感熱式レーザ印刷に関する他の問題は、会
社独自のロゴおよび包装材料に使用される特製の色を用
いることである。特製の色のインクは、別々に調合され
る。特製の色は、シアン、マゼンタ、黄、および黒、あ
るいはCMYKインクを用いる「減色」法ではなくむし
ろ、網点オフセット印刷における色を模倣して実現され
る。商業印刷においては非常に多くの特製のインクが必
要とされるため、用いられるすべての特製の色に対応す
る顔料ドナー材料のロールを作ることは不可能である。
【0005】インクジェットプリンタも、カラー校正刷
りに用いられる。インクジェット印刷は、印刷媒体に別
々の微小液滴を塗布することによって行われる。インク
ジェット装置は、インクの連続流を用いる方式、すなわ
ち液滴は印刷中連続して生成され、不必要な液滴は偏向
され廃棄物収集器に入れられる方式、あるいは、液滴は
プリントヘッドによって必要時のみ放出される「必要時
液滴生成」印刷方式を用いて作動される。インクジェッ
ト像形成技術を用いて、網点を模擬することにより、ま
たは連続階調カラー領域を印刷することにより、カラー
校正刷りを生成することができる。
【0006】しかし、インクジェット像形成の場合、感
熱式印刷において露光エネルギーを変化させることによ
って提供される濃度変化の長所は提供されない。しかし
ながら、インクジェットは、たとえば、一般に媒体コス
トが安いなどの他の長所を有する。インクジェット技術
の重要な長所は、特製の色のインクが、感熱式レーザ技
術の場合に可能であるより安い費用で調合できることで
ある。感熱式レーザ印刷とインクジェット印刷の比較に
よって、多くの場合、一方の技術の強みによって他方の
技術の弱点が補完されることが明らかになった。
【0007】高品質印刷物を作製する場合、カラー校正
刷りによって消費者の時間および費用が節減される。カ
ラー校正刷りが印刷機械の最終印刷物により近くなるほ
ど、印刷業務が円滑に実行され、無駄が減少し、消費者
に満足な製品が提供される可能性が高くなる。通常、最
終校正刷りは、契約文書として処理され、印刷システム
の設定および作動の費用のかかる過程が開始される前
に、消費者によって注意深く検査され承認される。
【0008】高品質の印刷ジョブの場合、通常、カラー
校正刷りは、段階に従って行われる。プリプレス過程に
おいて早期に、「下図品質」カラー校正刷りによって、
最終配置構成および全体的外観を十分に確立することが
できる。プリプレス作業の進行と共に、カラー像の効果
を示し、その外観を洗練するため、多くの場合、次第に
より良好な中間品質校正刷りが望まれる。次に、ジョブ
が完了に近づき消費者による契約終了の準備ができる
と、どのようにジョブが印刷されるかをできる限り厳密
に示すため、高品質校正刷りが必要とされる。この過程
の作業の流れの必要条件に応じるため、プリプレス作業
者は、低コストインクジェットプリンタを用いて、早期
「下図品質」校正刷りを安価に調製することができる。
次に、最終校正刷りとして、プリプレス作業者は、高品
質感熱式レーザプリンタによって最終品質校正刷りを作
製することができる。単独のプリンタによって、下図お
よび中間校正刷りと最終カラー校正刷りとの両者を提供
できれば、有利である。
【0009】ディジタル像形成に精通している人々は、
感熱式レーザプリンタとインクジェットプリンタの両者
に対して、用紙または他の印刷媒体を処理する機械サブ
システムは、媒体を供給源ロールまたは用紙供給器から
書込機構に必ず正確に供給し、かつ印刷中、媒体を的確
な解像度に確実に支持できることを十分に理解すること
ができる。大規模様式のプリンタに主に用いられる方法
は、印刷媒体を像形成ドラムに取り付け、真空を用いて
媒体を像形成ドラムに固定し、印刷することである。し
たがって、印刷媒体を捕捉し支持するため、感熱式レー
ザプリンタ用の媒体処理サブシステムは、インクジェッ
トプリンタ用の媒体処理システムと同一の多数の作業を
実行する必要がある。
【0010】また、インクジェットプリントヘッドを用
いて校正刷りを印刷するために必要とされる機械サブシ
ステムは、感熱式レーザ技術を用いて校正刷りを印刷す
る機械サブシステムと同一の作業を実行する必要がある
ことも、ディジタル像形成に精通している人々には理解
される。両者の場合、プリントヘッドは、印刷媒体の表
面上を通過し、像は、印刷媒体に直接に、または中間体
に塗布される。プリントヘッドが、ドラム軸に平行に、
像形成ドラムに沿った線上を移動するとき、像形成ドラ
ムは回転し、像は、らせん帯状に印刷媒体に塗布され
る。プリントヘッドの同じ精密な位置決め機構を用いて
感熱式像形成とインクジェット像形成の両者を実行でき
れば、一層効率がよい。
【0011】複数のプリントヘッドを単独のプリンタに
おいて用いることによって、一定の利益が得られること
は公知である。従来、同じ印刷技術を用いる同一形式の
複数のプリントヘッドの使用は、プリンタ効率を向上す
るために用いられる方策であった。米国特許第5,67
7,719号(Granzow)には、複数のインクジ
ェットプリントヘッドを用い、各プリントヘッドは印刷
媒体の特定領域に印刷して、プリンタ速度を増大させ、
インク乾燥を促進する方法が開示されている。米国特許
第5,184,900号(Eisnerら)には、複数
のドットマトリックスプリントヘッドを有し、郵送のた
め宛名およびバーコードを封筒に同時に印刷することを
可能とする高容量、高速プリンタが開示されている。米
国特許第5,488,397号(Nguyenら)に
は、より幅の広い印刷帯を有効に提供し、プリンタ処理
量を改善する複数のプリントヘッドの配列が開示されて
いる。
【0012】効率の改善に加えて、複数のプリントヘッ
ドを用いて画質を改善することも行われている。たとえ
ば、同一の複数のインクジェットプリントヘッドを画素
インタリービングに用いると、米国特許第5,889,
534号(Johnsonら)および米国特許第5,4
28,375号(Simonら)に開示されているよう
に、プリンタの利用可能な解像度が有効に向上される。
米国特許第5,764,254号(Nicoloff,
Jr.ら)には、異なる解像度を有する複数のインクジ
ェットプリントヘッドを備えるプリンタが開示されてお
り、この場合、黒色プリントヘッドはカラープリントヘ
ッドより高い解像度を有し、黒色テキスト文字はカラー
インクの場合に利用可能な解像度より高い解像度におい
て提供される。
【0013】プリンタが異なる形式の2つ以上のプリン
トヘッドを用い、各プリンタヘッドはその目的とする用
途に対する特定の長所を有する場合、他の画質利益が存
在する。たとえば、米国特許第4,595,303号
(Kuzuyaら)には、明快で鮮明なテキスト文字を
生成する第1の活字印刷用プリントヘッドと、同じ出力
用紙に、ラスタ像を印刷または別のフォント文字を提供
する第2ドットマトリックスプリントヘッドとを有する
単色プリンタが開示されている。米国特許第5,16
7,456号(Murakoshiら)には、黒色イン
クフィルムを用いる第1のテキスト文字プリンタと、シ
アン、マゼンタ、および黄色を同じ出力用紙に印刷する
第2の感熱式ワックス転写プリンタを有する感熱式カラ
ープリンタが開示されている。米国特許第5,081,
596号(Vincentら)には、第1のインクジェ
ットプリントヘッドはカラーを塗布し、第2のレーザプ
リンタは同じ出力用紙にテキストを印刷するテキストお
よびカラー像印刷システムが開示されている。米国特許
第5,785,435号(Koo)には、第1の顔料昇
華プリントヘッドはカラー像を印刷し、第2のインクジ
ェットプリンタまたはレーザプリンタは同じ出力用紙に
テキストを印刷するテキストおよびカラー像印刷システ
ムが開示されている。米国特許第5,611,629号
(Paranjpe)には、シアン、マゼンタ、および
黄色を印刷する第1の感熱式顔料拡散プリントヘッド
と、同じ出力用紙に黒色を印刷する第2の感熱式インク
転写プリントヘッドを用いるプリンタが開示されてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】複数のプリントヘッド
を有するプリンタは公知であるが、いかなるプリンタも
感熱式レーザプリントヘッドとインクジェットプリント
ヘッドとによって提供される利益を結合していない。前
述した特許に開示されているプリンタは、複数のプリン
トヘッドを用いて同じ印刷媒体に印刷する。これらのプ
リンタのいずれによっても、1つのプリントヘッドまた
は他のプリントヘッドを用いて同じカラー像を印刷する
選択肢は提供されない。第1プリントヘッドを用いて第
1印刷媒体に、第2プリントヘッドを用いて第2印刷媒
体に印刷し、同時に、第1および第2プリントヘッドの
両者を用いて第3印刷媒体に印刷する選択肢を可能とす
る選択肢は存在しない。前述した特許に開示されている
いずれのプリンタでも、第1および第2プリントヘッド
のため同じプリントヘッド転写サブシステムが使用され
ていない。前述した特許は、別々のプリントヘッド装置
を必要とし、ある場合には、像を印刷媒体に塗布するた
め別々の印刷媒体処理装置さえも必要とする。
【0015】感熱式レーザプリントヘッドとインクジェ
ットプリントヘッドの両者を結合して単独の装置内に収
容するプリンタを提供することは、利益がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、感熱式レーザ
印刷とインクジェット印刷の両者の長所を有するカラー
プリンタを提供することを目的とする。
【0017】本発明の一態様によれば、カラー像を印刷
するカラープリンタは、第1印刷媒体を支持する像形成
真空ドラムと、第1印刷媒体と見当合わせされる顔料ド
ナー材料を含む。像形成真空ドラムは、モータによって
回転される。任意のプリントヘッドが像形成真空ドラム
の表面に平行に移動されるとき、この任意のプリントヘ
ッドによって、エネルギーが染料ドナー材料に向けら
れ、このエネルギーによって顔料が顔料ドナー材料から
第1印刷媒体に転写され、第1カラー像が形成される。
顔料ドナー材料および第1印刷媒体が像形成真空ドラム
から取り外された後、インクジェットプリントヘッドが
像形成真空ドラムの表面に平行に移動されるとき、この
インクジェットプリントヘッドによってインクが像形成
真空ドラムに取り付けられる第2印刷媒体に塗布され、
第2カラー像が生成される。好適な実施形態によれば、
任意のプリントヘッドはレーザプリントヘッドである。
【0018】好適な実施形態によれば、感熱式レーザ印
刷のため光学式プリントヘッドとインクジェットプリン
トヘッドの両者は、像形成ドラムの表面の沿って移動さ
れる同一の可動プラットフォームに固定される。印刷媒
体は、像形成ドラム上に位置決めされ、感熱式レーザ顔
料、インクジェット顔料、または感熱式レーザ顔料とイ
ンクジェット顔料の両者を用いて、像を書き込むことが
可能となる。本発明によって、感熱式レーザ印刷とイン
クジェット印刷の両者を用いて生成される像を有する出
力カラープリントも提供される。
【0019】本発明の長所は、感熱式レーザプリントヘ
ッドとインクジェットプリントヘッドの両者に用いられ
る単独のプリントヘッド平行移動および位置決めサブシ
ステムの使用によって、共通の設計解法が強化され、コ
ストが節減されることである。
【0020】本発明によって、操作者がインクジェット
印刷または感熱式レーザ印刷のいずれかの技術を用いて
カラープリントを生成することが可能となり、プリプレ
ス校正刷り作業の必要条件に適合する単独の装置が提供
されることも、本発明の長所である。
【0021】さらに、操作者が、同じプリンタにおいて
インクジェット印刷技術と感熱式レーザ印刷技術の両者
を用いて、カラープリントを生成することが可能となる
ことも本発明の長所である。
【0022】本発明ならびにその目的および長所は、以
下の好適な実施形態の詳細な説明によって明らかにな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下の説明は、特に、本発明によ
る装置の部分を形成する要素、または本発明による装置
とより直接的に共同して作用する要素について述べる。
特に図示または説明してない要素は、当業者には公知で
ある多様な形態をとることができることを理解すべきで
ある。
【0024】以下の説明において、用語「印刷媒体」
は、顔料が塗布される媒体を指す。例示のための実に示
すと、印刷媒体材料は、用紙とすることができ、シート
またはロールのいずれの形態でも提供できるが、これに
限定されるものではない。多種多様な印刷用紙をディジ
タルプリプレス校正刷りに用いることができる。印刷媒
体は、シートまたはロールの形態で供給することができ
る。一例を挙げれば、フィルムを基材とする印刷媒体が
用いられる。像は、別々の装置を用いて熱および圧力を
加えることによって印刷媒体から用紙に転写される。
【0025】用語「顔料」は、印刷操作において印刷媒
体に塗布されるインク、染料、または他の着色材料を指
す。
【0026】図1は、感熱式レーザ像形成技術を用いる
従来技術のカラープリンタ10の断面図である。この形
式のシステムは、同一出願人による米国特許第5,26
8,708号により徹底的に開示されている。しかし、
本発明を説明するため、このシステムの特徴的な構成要
素および操作態様、特に媒体処理について以下に述べ
る。
【0027】本発明によるカラープリンタ10は、保護
カバーを備えるハウジング12を有する。可動開き戸1
4は、ハウジング12の前部に固定され、下部シート類
トレイ50aおよび上部シート類トレイ50bにアクセ
スすることが可能となる。シート類トレイ50aおよび
50bは、ハウジング12の内部に位置し、感熱印刷媒
体32を支持する。下部シート類トレイ50aは、その
上に目的とする像を生成する感熱印刷媒体32を供給す
る。もう1つの上部シート類トレイ50bは、別の形態
の媒体、追加の感熱印刷媒体32を支持するか、または
予備シート類トレイとして機能する。より詳しくは、下
部シート類トレイ50aは下部媒体リフトカム52aを
備え、下部媒体リフトカム52aによって、下部シート
類トレイ50aおよび最後に感熱印刷媒体32は回転可
能な下部媒体ローラ54aに向かって、また第2の回転
可能上部媒体ローラ54bに向かって上方に持ち上げら
れる。ローラ54aと54bの両者が回転されると、ロ
ーラ54aおよび54bによって、下部シート類トレイ
50a内の感熱印刷媒体32を可動式媒体案内56に向
かって上方に引き寄せることが可能となる。上部シート
類トレイ50bは、上部シート類トレイ50bと、最後
にトレイ50b内のシート媒体を上部媒体ローラ54b
に向かって持ち上げる上部媒体リフトカム52bを備
え、リフトカム52bによって用紙媒体は媒体案内56
に向けられる。
【0028】媒体案内56によって、感熱印刷媒体32
は、一対の媒体案内ローラ58の下に向けられる。媒体
案内ローラ58は、感熱印刷媒体32を媒体輸送トレイ
60上に向けるように、感熱印刷媒体32と係合し、上
部媒体ローラ54bを補助する。媒体案内56の一端
は、図示の位置において示されるように、下向きに回転
し、上部媒体ローラ54bの回転方向は逆である。上部
媒体ローラ54bの回転方向を逆転することによって、
媒体輸送トレイ60上にある感熱印刷媒体32は、一対
の媒体案内ローラ58の下の位置に移動され入口経路2
04を通って上方に向けられ、回転式像形成真空ドラム
300の回りに送られる。この時点において、感熱印刷
媒体32は、像形成真空ドラム300上に位置する。
【0029】顔料ドナー材料26のほぼ円柱状の染料媒
体スプール24は、ハウジング12の下部内の媒体回転
ラック100に結合される。好ましくは、4個の媒体ス
プール24が用いられるが、明瞭に示すため1個のみを
図示してある。4個の媒体スプール24のそれぞれは、
異なる色、たとえば、シアン、マゼンタ、黄、および黒
(CMYK)の顔料ドナー材料26を含む。また、媒体
スプール24は、印刷媒体を巻き付けられたスプールを
受け入れる適切な構造を有するプリンタにおいて用いる
ため、顔料ドナー材料26ではなく、その回りに巻き付
けられるこのような印刷媒体材料を有することができる
ことは、本明細書の開示から理解することができる。顔
料ドナー材料26は、最後に切断されてドナー含有シー
ト類36となり、像形成真空ドラム300に送られ、ド
ナー媒体を形成し、ドナー媒体の中に埋め込まれた顔料
がドナー媒体から感熱印刷媒体32に転写される。
【0030】媒体駆動機構110は、各媒体スプール2
4に固定され、3個の媒体駆動ローラ112を備え、こ
の駆動ローラ112によって、ドナー材料26は上方の
媒体ナイフ組立部品120に計量しながら供給される。
顔料ドナー材料26が所定の位置に達すると、媒体駆動
ローラ112は顔料ドナー材料26の駆動を終了する。
この時点において、2個の媒体ナイフブレード122
は、媒体ナイフ組立部品120の底部に位置し、顔料ド
ナー材料26を切断してドナー含有シート類36とす
る。次に、下部媒体ローラ54aと上部媒体ローラ54
bと媒体案内56によって、ドナー含有シート類36は
媒体輸送トレイ60に送られ、最後に像形成真空ドラム
300に送られる。ドナー含有シート類36は、感熱印
刷媒体32と見当合わせして送られる。この時点におい
て、ドナー含有シート類36は、今度は感熱印刷媒体3
2の上に存在する。ドナー含有シート類36の像形成真
空ドラム300への受け渡しのこの過程は、感熱印刷媒
体32の像形成真空ドラム300への受け渡しについて
前述した過程と実質上同じである。
【0031】図1および図2において、レーザ組立部品
400は、多数のレーザダイオード402を備える。レ
ーザダイオード402は、光ファイバーケーブル404
によって、分配ブロック406に結合され、最後に光学
式プリントヘッド500に結合される。好適な実施形態
によれば、光学式プリントヘッド500は、レーザプリ
ントヘッドである。光学式プリントヘッド500によっ
て、レーザダイオード402から受け取られる熱エネル
ギーは方向を定められ、所望の色がドナー含有シート類
36から感熱印刷シート32に転写される。光学式プリ
ントヘッド500は像形成真空ドラム300に対して可
動であり、光のビームをドナー含有シート類36に向け
るように配列される。各レーザダイオード402に対し
て、光学式プリントヘッド500からの光ビームは、元
の像の形状および色を表す変調電子信号によって個別に
変調される。この方法によって、ドナー含有シート類3
6は、元の像の形状および色を再構築するために必要と
される、感熱印刷媒体32の領域においてのみ加熱され
揮発が発生する。
【0032】光学式プリントヘッド500は、親ねじ駆
動ナット254および駆動軸継手(図示してない)によ
って親ねじ250に結合され、像形成真空ドラム300
の長軸に沿って移動し、データを転写して目的とする像
を感熱印刷媒体32上に生成する。
【0033】書込のため、像形成真空ドラム300は、
一定の速度で回転する。光学式プリントヘッド500の
動程は、感熱印刷媒体32の一端から始まり、感熱印刷
媒体32の全長を横断して顔料転写過程を完了し、ドナ
ー含有シート類36が感熱印刷媒体32上に置かれる。
光学式プリントヘッド500が転写過程を完了後、ドナ
ー含有シート類36が感熱印刷媒体32上に置かれる
と、次に、ドナー含有シート類36は像形成真空ドラム
300から取り除かれ、排出シュート16によってハウ
ジング12の外に移動される。ドナー含有シート類36
は、最後には、廃棄物容器18に置かれ、カラープリン
タ10の操作者によって除去されことになる。次に、前
述した過程は、顔料ドナー材料26の他の3個の媒体ス
プール24に対して反復される。
【0034】顔料が4個の媒体スプール24から転写さ
れ、ドナー含有シート類36が像形成真空ドラム300
から取り外された後、感熱印刷媒体32は像形成真空ド
ラム300から取り外され、移送機構80によってカラ
ー結合組立部品180に移送される。カラー結合組立部
品180の媒体入口ドア182は、感熱印刷媒体32が
カラー結合組立部品180に入ることを可能とするため
開放され、感熱印刷媒体32がカラー結合組立部品18
0内に置かれると閉じられる。カラー結合組立部品18
0は、感熱印刷媒体32を処理し、転写されたカラーを
より強く感熱印刷媒体32に結合させる。カラー結合過
程が完了後、媒体出口ドア184が開放され、目的とす
る像をその上に有する感熱印刷媒体32は、結合組立部
品180およびハウジング12を通り外に出され、媒体
停止装置20にもたせ掛けられる。
【0035】図2は、旋盤下部構造型走査サブシステム
200の斜視図であり、サブシステム200は、像形成
真空ドラム300と、光学式プリントヘッド500と、
旋盤下部構造型走査フレーム202に組み込まれる親ね
じ250とを備える。像形成真空ドラム300は、旋盤
下部構造型フレーム202内において軸Xの回りを回転
するように取り付けられる。光学式プリントヘッド50
0は、可動式平行移動ステージ部材220に取り付けら
れ、部材220は後部平行移動軸受けロッド206およ
び前部平行移動軸受けロッド208上において低摩擦滑
動運動ができるように支持される。平行移動軸受けロッ
ド206および208は、たるみまたはゆがみを生じな
い程度に十分に剛性であり、像形成真空ドラム300の
軸Xに可能な限り平行であるように配置され、その結
果、光学式プリントヘッド500の軸は像形成真空ドラ
ム300の軸Xと直交する。前部平行移動軸受けロッド
208によって、平行移動ステージ部材220は、像形
成真空ドラム300の軸Xに対して垂直かつ水平方向に
置かれる。後部平行移動軸受けロッド206によって、
平行移動ステージ部材220は、前部平行移動軸受けロ
ッド208の回りにおける平行移動ステージ部材220
の回転に関してのみ、目的とする像の生成中、平行移動
ステージ部材220の過剰拘束状態が存在しないように
置かれる。過剰拘束状態においては、平行移動ステージ
部材220によって、光学式プリントヘッド500に対
する拘束、震動が生じ、またはそうではなく望ましくな
い振動または震動が伝達される場合がある。
【0036】光学式プリントヘッド500は、親ねじ駆
動ナット254によって動かされ、同時に像形成真空ド
ラム300の回転と同期し書込帯の幅に比例する速度に
おいて動かされて、像形成真空ドラム300に沿った経
路を移動し、この時、複数の整列されたレーザダイオー
ドに同時に電圧を印加することができる。光学式プリン
トヘッド500が像形成真空ドラム300に沿って感熱
印刷媒体32に転写するパターンは、らせん形である。
【0037】図3は、本発明による結合型感熱レーザ兼
インクジェットプリンタ600を示す図であり、結合型
プリンタ600は、光学式プリントヘッド500とイン
クジェットプリントヘッド602の両者を用いる。分か
りやすくするため、図3は、カバーを外した状態におけ
る主要構成要素を示す斜視図である。(本発明のための
構成要素および構造を見やすくするため、プリンタ当業
者にはよく知られた多数の支持構成要素は図示してな
い。より詳しくは、媒体処理構成要素は図示してない
が、後述してある。)
【0038】感熱式レーザカラープリンタ10について
前述したものと類似の構造が、結合型感熱式レーザ兼イ
ンクジェットプリンタ600に対して用いられる。すな
わち、旋盤下部構造型走査サブシステム200は、平行
移動ステージ部材220の運動を制御する親ねじ250
と、前部平行移動軸受けロッド208と、後部平行移動
軸受けロッド206を支持する旋盤下部構造型走査フレ
ーム202を備える。像形成媒体シート630は、像形
成真空ドラム300の回りに巻き付けられる。像形成真
空ドラム300が回転するとき、平行移動ステージ部材
220は、像形成真空ドラム300の軸に平行な方向に
移動され、像が連続したらせんパターンの形で書き込ま
れる。
【0039】平行移動ステージ部材220は、両形式の
プリントヘッドのための取付機構を備える。前述したよ
うに、光学式プリントヘッド500は、光ファイバケー
ブル404によって光学式プリントヘッド500に送ら
れるレーザ信号を用いて、レーザ組立部品400からの
レーザエネルギーを集束する光学組立部品を備える。平
行移動ステージ部材220は、インクジェットプリント
ヘッド602も支持する。インクはインク貯蔵器608
a〜608dから供給される。通常、これらのインク
は、4色のCMYKプロセスカラーである。インクジェ
ットプリンタ技術上公知の確立された技術を用いて、対
応するポンプ入口管610a〜610d、ポンプ612
a〜612d、およびポンプ出口管614a〜614d
によって、各カラーインクはインクジェットプリントヘ
ッド602に送られる。
【0040】インクジェットプリントヘッド602保守
は、旋盤下部構造型走査フレーム202の左側に示され
るクリーニング器606において実施される。クリーニ
ング器ディスペンサ604は、適切なプリントヘッド性
能を維持するために必要とされるクリーニング溶液を含
む。使用済みクリーニング液および廃棄インクは、廃棄
物管618によって廃棄物瓶616に収集される。光学
式プリントヘッド500校正は、旋盤下部構造型走査フ
レーム202の右側に取り付けられる校正センサ310
によって実施される。感熱レーザ兼インクジェットプリ
ンタ600の機能の低レベル操作を制御する機械論理制
御プロセッサ622と共に、校正センサ310を用いる
ことによって、レーザ組立部品400によって供給され
る出力電力の測定およびその後の調整が可能となる。
【0041】印刷するため、機械制御論理プロセッサ6
22は、選択されるプリントヘッドに対する適切なプロ
グラムに従って作動する。光学式プリントヘッド500
を用いて印刷することを命令された場合、平行移動ステ
ージ組立部品220の運動は、図1に示す従来技術シス
テムについて前述したように、機械制御論理プロセッサ
622によって制御される。インクジェットプリントヘ
ッド602を用いて印刷することを命令された場合、平
行移動ステージ組立部品220の運動は、機械制御論理
プロセッサ622により同様な様式によって制御され、
種々の帯幅、像形成真空ドラム300の速度、およびイ
ンクジェットプリントヘッド602に適用される書込パ
ターンに対して必要とされるタイミング調整が実施され
る。
【0042】図3は、好適な実施形態を示す図であり、
インクジェット構成要素には連続流技術が用いられる。
必要時液滴生成(ドロップ オン デマンド)(インパ
ルス)技術を用いるインクジェットプリントヘッド60
2に関する別の配列を、図4に示す。この場合、インク
カートリッジ624a〜624dは、図示のように、各
色、通常CMYKについて用いられる。この配列によっ
て、同じ走査サブシステムを用いてインクジェットプリ
ントを生成するよりコストの安い方法が提供される。
【0043】本発明によって、結合型感熱レーザ兼イン
クジェットプリンタ600から所望される出力に応じ
て、媒体処理の多数の選択肢が可能となる。好適な実施
形態によれば、光学式プリントヘッド500と感熱印刷
媒体32を供給する下部シート類トレイ50aとを用い
る像形成のため、図1について前述した装置が用いられ
る。インクジェットプリントヘッド602を用いる像形
成のため、別の上部シート類トレイ50bはインクジェ
ット印刷媒体620を保持する。インクジェット印刷媒
体620を供給するため、感熱印刷媒体32の供給につ
いて前述したものと同様なシーケンスの操作が適用され
る。インクジェットプリントヘッド602は直接に印刷
媒体上に像を形成するため、ドナー含有シート類36を
供給するために必要とされるシーケンスは用いられな
い。
【0044】本発明を用いる利用可能な1つの選択肢
は、感熱レーザ兼インクジェットプリンタ600を用い
て、たとえばカラー校正刷りの初期プリプレス段階中に
用いられるようなインクジェットプリントを提供するこ
とである。後で、同じ感熱レーザ兼インクジェットプリ
ンタ600を用いて、カラー校正刷りの最終段階中に感
熱レーザプリントが提供される。このことによって、単
独のプリンタによって、プリプレスカラー校正刷り処理
の特定の段階において必要とされる品質の出力プリント
を顧客に提供するという利益が得られる。
【0045】別の実施形態によれば、感熱レーザプリン
トヘッドとインクジェットプリントヘッドを用いて、同
じプリント上に像形成される。たとえば、感熱レーザ兼
インクジェットプリンタ600は、カラープリンタ10
について前述した印刷シーケンスを用い、感熱レーザ印
刷を用いて、感熱印刷媒体32上に像形成するように命
令することはできる。しかし、感熱レーザ兼インクジェ
ットプリンタ600は、最終顔料ドナーカラーを塗布
後、像形成真空ドラム300から像形成された感熱印刷
媒体32を排出する代わりに、顔料ドナー材料のシート
を取り外した後、インクジェットプリントヘッド602
によって塗布される1つ以上のインクを用いて像形成す
ることによってプリントを完成することになる。塗布さ
れるこれらのインクは、たとえば、顔料ドナー材料26
において利用できない色を塗布する特製品のカラーイン
クとすることができる。この方法によれば、感熱レーザ
兼インクジェットプリンタ600から出力される感熱印
刷媒体32のシートは、感熱レーザ技術とインクジェッ
ト技術の両者を用いて塗布される色を有することにな
る。
【0046】作動中、感熱レーザ兼インクジェットプリ
ンタは、以下の様式によって作動する。第1の印刷媒体
が像形成真空ドラムに取り付けられ、像形成真空ドラム
が回転される。インクジェット像が、通常、低解像度に
おいて第1印刷媒体上に印刷され、カラー校正刷りが生
成される。低解像度カラー像は、像形成真空ドラムから
取り外され、第2印刷媒体が像形成真空ドラムに取り付
けられる。顔料ドナー材料のシートが、第2印刷媒体と
見当合わせして取り付けられ、像形成真空ドラムが回転
される。感熱レーザプリントヘッドによって、第2像
が、通常、高解像度において第2印刷媒体に印刷され、
4版印刷方式から得られる出力により近いカラー校正刷
りが生成される。
【0047】図5は、光学式プリントヘッド500を用
いて印刷された階調付け像654を有し、同時にインク
ジェットプリントヘッド602を用いて印刷された会社
ロゴ652も有する出力プリント650を示す。会社ロ
ゴ652は、特製品のカラーインク、たとえばPANT
ONE Color 812Cを印刷するために調製さ
れるインクなどを用いて印刷される。
【0048】以上、本発明を好適な実施形態を特に参照
して述べたが、本発明の範囲を逸脱することなく、多様
な変化が可能であり、また同等物によって好適な実施形
態の構成要素を代替できることは当業者には理解され
る。たとえば、好適な実施形態においては、像形成真空
ドラムが用いられるが、印刷媒体に対する代替の支持構
造、たとえば平らな圧盤を用いることができる。インク
ジェットプリントヘッド自体は、カラープリントに対す
る要求に応じて、単独のカラーを用いるように構成する
こともできるし、複数のカラーインクを用いるように構
成することもできる。インクジェットプリントヘッドに
よって用いられるプリントパターンは、たとえば感熱レ
ーザプリントヘッドに用いられるらせんパターン以外を
用いるように変形することができる。たとえば、印刷シ
ーケンスは、プリントヘッドが直線位置に進められ(割
り出され)、そこで停止され、ドラムが回転されるとき
その位置で印刷する「割り出し(Index)−停止−
印刷」シーケンスを用いることができる。または、イン
クジェットプリントヘッドは、水平帯において印刷する
ように進められ、その結果、像形成ドラムは連続して適
所に割り出され、水平帯が完全に印刷されるまでそこで
停止することができる。したがって、インクジェットプ
リントヘッドと感熱レーザプリントヘッドの両者を有す
るプリンタと、インクジェット像と感熱レーザ像の両者
を有する出力プリントが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の感熱式レーザプリンタの縦断面図
である。
【図2】 従来技術の感熱式プリンタ用のプリントヘッ
ド平行移動サブシステムの斜視図である。
【図3】 本発明による装置の斜視図であり、感熱式レ
ーザプリンタとインクジェットプリンタが結合された主
要構成要素を、見やすくするためカバーを取り外した状
態で示す斜視図である。
【図4】 感熱式レーザプリンタと結合されたインクジ
ェットカートリッジを用いるプリントヘッド構成要素の
代替方法の配列を示す図である。
【図5】 感熱式レーザプリントヘッドを用いて印刷さ
れたカラー網点画像と、インクジェットプリントヘッド
を用いて印刷されたインク画像との表現を有する出力プ
リントを示す図である。
【符号の説明】
10 カラープリンタ(従来技術)、12 ハウジン
グ、14 可動開き戸、16 排出シュート、18 廃
棄物容器、20 媒体停止装置、24 顔料媒体スプー
ル、26 顔料ドナー材料、32 感熱式印刷媒体、3
6 ドナー含有シート類、50a 下部シート類トレ
イ、50b 上部シート類トレイ、52a下部媒体リフ
トカム、52b 上部媒体リフトカム、54a 下部媒
体ローラ、54b 上部媒体ローラ、56 可動式媒体
案内、58 媒体案内ローラ、60媒体輸送トレイ、8
0 移送機構、100 媒体回転ラック、110 媒体
駆動機構、112 媒体駆動ローラ、120 媒体ナイ
フ組立部品、122 媒体ナイフブレード、180 カ
ラー結合組立部品、182 媒体入口ドア、184媒体
出口ドア、200 旋盤下部構造型走査サブシステム、
202 旋盤下部構造型走査フレーム、204 入口経
路、206 後部平行移動ステージ部材、208 前部
平行移動ステージ部材、220 可動式平行移動ステー
ジ部材、250 親ねじ、254 親ねじ駆動ナット、
300 像形成真空ドラム、310校正センサ、400
レーザ組立部品、402 レーザダイオード、404
光ファイバケーブル、406 分配ブロック、500
光学式プリントヘッド、600 結合型感熱式レーザ兼
インクジェットプリンタ、602 インクジェットプリ
ントヘッド、604 クリーニング器ディスペンサ、6
06 クリーニング器、608a〜608d インク貯
蔵器、610a〜610d ポンプ入口管、612a〜
612d ポンプ、614a〜614d ポンプ出口
管、616廃棄物瓶、618 廃棄物管、620 イン
クジェット印刷媒体、622 機械制御論理プロセッ
サ、624a〜624d インクカートリッジ、630
像形成媒体シート、650 出力プリント、652
会社ロゴ、654 階調付け像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 ウィリアム エル ディマルコ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター ウェスタール アベニュー 23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー像を印刷するカラープリンタであ
    って、 第1印刷媒体と前記第1印刷媒体と見当合わせされる顔
    料ドナー材料を支持する像形成真空ドラムと、 前記像形成ドラムを回転させるモータと、 第1カラー像を生成するため前記像形成真空ドラムの表
    面に平行に移動されたとき、露光エネルギーを前記顔料
    ドナー材料に向け、このエネルギーによって顔料を前記
    顔料ドナー材料から前記第1印刷媒体に転写する光学式
    プリントヘッドと、 第2カラー像を生成するため前記像形成真空ドラムの前
    記表面に平行に移動されるとき、インクを、前記像形成
    真空ドラムに取り付けられる第2印刷媒体に直接塗布す
    るインクジェットプリントヘッドと、を備えることを特
    徴とするカラープリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラープリンタであっ
    て、前記第2印刷媒体を前記像形成真空ドラムに取り付
    ける前に、前記顔料ドナー材料および前記第1印刷媒体
    は、前記像形成ドラムから取り外されることを特徴とす
    るカラープリンタ。
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