JP2752421B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2752421B2 JP1074916A JP7491689A JP2752421B2 JP 2752421 B2 JP2752421 B2 JP 2752421B2 JP 1074916 A JP1074916 A JP 1074916A JP 7491689 A JP7491689 A JP 7491689A JP 2752421 B2 JP2752421 B2 JP 2752421B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41J2202/12Embodiments of or processes related to ink-jet heads with ink circulating through the whole print head

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数の記録ヘッドを備えたインクジェット
記録装置に関する。
[従来の技術] 従来、画像記録装置として、記録紙などの被記録材に
インクなどの着色材を吐出することにより画像形成を行
うインクジェット記録装置が知られている。
インクジェット記録装置は、ノンインパクト型の記録
装置であって騒音が少ないこと、多色にインクを使うこ
とによってカラー画像記録も容易であること等の特長を
有しており、近年急速に普及しつつある。
第13図は従来例に係るインクジェット記録装置の概略
斜視図である。
第13図においてロール状に巻かれた被記録材5は、搬
送ローラ1,2を経て給送ローラ3で挟持され、給送ロー
ラ3に結合した副走査モータ50の駆動に伴って図中f方
向に送られる。この被記録材5を横切ってガイドレール
6,7が平行に置かれており、キャリッジ8に搭載された
記録ヘッドユニット9が左右に走査する。キャリッジ8
にはイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの4色のヘ
ッド9Y,9M,9C9Bkが搭載されており、これに4色のイン
クタンクが配置されている。被記録材5は記録ヘッド9
の印字幅分ずつ間欠送りされるが、被記録材5が停止し
ている間に記録ヘッド9はP方向に走査し、画像信号に
応じたインク滴を吐出する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例では以下に示すような欠点
があった。
すなわち1色ベタ印字した上に、そのインクが未だ乾
かないうちに異なる色で文字などの線画を印字した場
合、線画のエッジがぼけてしまうという欠点である。
第11図は、未だインクが乾かない第1色の上に、第2
色の線画を記録した瞬間のインク層の重なりを模式的に
示したものである。ここで、(a)は上方より見た図、
(b)は(a)の一点鎖線の所で切った断面図である。
第11図示の状態より、第1色および第2色のインクと
も蒸発、ならびに記録紙への吸収があり、第1色と第2
色が混色した状態を模式的に示したものが第12図であ
る。すなわち第1色のインクが乾かないうちに第2色の
インクを載せるので、第12図(b)のように第2色のイ
ンクが流れてしまい、第1色と第2色を混色した色の線
画のエッジが第12図(a)のようにぼけてしまうことに
なる。
また、スループットを上げるために紙の搬送スピード
を上げるなどした場合には、第1色のインクが乾かない
うちに第2色のインクを吐出するということも起こる可
能性があり、その場合にも上述した画像乱れが生ずると
いう問題があった。
よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、互いに色の
異なるエッジ部を有する第1の画像と高濃度部を有する
第2の画像とを重畳する記録を行う場合にも、エッジが
ぼけることなく鮮明な画像が得られるよう構成したイン
クジェット記録装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本発明は、複数の記録
ヘッドからそれぞれ異なった色のインクを吐出して被記
録材上にカラー画像を記録するインクジェット記録装置
において、エッジ部を有する第1の色の第1の画像と第
2の色の高濃度部を有する第2の画像とが重畳する記録
を行うか否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判
別結果に応じて、前記第1の画像と前記第2の画像とが
重畳される領域のうち前記第1の画像のエッジ部および
前記エッジ部周辺に対する第2の色のインクの打込量、
または、前記エッジ部もしくは前記エッジ部周辺のいず
れか一方に対する第2の色のインクの打込量を減少さ
せ、他の部分に対するインク打込量を減少させないよう
に前記記録ヘッドの動作を制御する制御手段とを具備し
たものである。ここで、前記第1および第2の画像の重
畳領域において、第2の色のインクの打込量を減らす制
御手段として、打込ドット数を間引く手段を用いること
が可能である。あるいは、前記第1および第2の画像の
重畳領域において、第2の色のインクの打込量を減らす
制御手段として、第2のインクのドット径を小さくする
手段を用いることも可能である。
さらに、その他の本発明では、複数の記録ヘッドから
それぞれ異なった色のインクを吐出して被記録材上にカ
ラー画像を記録するインクジェット記録装置において、
エッジ部を有する第1の色の第1の画像と第2の色の高
濃度部を有する第2の画像とが重畳する記録を行うか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に応
じて、前記第1の色の第1の画像と前記第2の色の第2
の画像とが重畳される領域に対し、前記第1の色のイン
クおよび第2の色のインクを用いる記録に替えて、2次
色インクを用いる記録に置き換える置換手段とを具備し
たものである。
[作用] 上記の構成を有する本発明では、第1の画像のエッ
ジ部および前記エッジ部周辺に対する第2の色のインク
の打込量、または、前記エッジ部もしくは前記エッジ部
周辺のいずれか一方に対する第2の色のインクの打込量
を減少させ、かつ他の部分に対するインク打込量を減少
させないようにし、あるいは、第1の色の第1の画像
と前記第2の色の第2の画像とが重畳される領域に対
し、前記第1の色のインクおよび第2の色のインクを用
いる記録に替えて、2次色インクを用いる記録に置き換
えるようにすることができる。
[実施例] 以下、図面に基いて本発明の実施例を説明する。
実施例1 第1図は本発明の一実施例によるインクジェット記録
装置の概略断面図である。まず概略の構成について説明
する。本図において、301は原稿を読み取りそれを電気
信号に変換するスキャナ部であり、その信号はプリンタ
部302の記録ヘッド部305にドライブ信号として与えられ
る。給紙部303にはその際の記録媒体としての記録紙が
収納されると共に必要時一枚ずつベルト搬送部304へ向
かって送り出される。記録紙は前記ベルト搬送部304を
通過する際、前記記録ヘッド部305により印字画像記録
がなされ定着排紙部307を経てトレイ420へ送り出され
る。
なお、306は回復キャップ部であり、記録ヘッド部305
が常時印字可能な状態を維持するための機能をもつ。
スキャナ部301において、401は原稿、402は原稿を走
査する原稿走査ユニットである。原稿走査ユニット402
にはロッドアレイレンズ403,等倍型色分解ラインセンサ
(カラーイメージセンサ)404および露光ランプ405が内
蔵されている。原稿走査ユニット402が原稿台上の原稿4
01の画像を読み取るべく矢印の方向に移動走査すると同
時に、原稿走査ユニット402内の露光ランプ405が点灯さ
れ、原稿401からの反射光がロッドアレイレンズ403によ
り導かれてカラー情報の読み取りセンサである等倍型色
分解ラインセンサ(以下読み取りセンサと呼ぶ)404に
集光し、原稿のカラー画像情報をカラー別に読み取り、
電気的なデジタル信号に変換する。このデジタル信号は
図示しない画像判別部に送られ、領域がエッジ成分を有
する文字部であるか、高濃度のベタ部であるか、それ以
外の部分であるかが判別される。そして、後述する処理
が施され、プリンタ部302に送り出され、各カラー別に
記録ヘッドの吐出印字信号が得られる。
次に、本実施例の装置に用いるインクジェット記録ヘ
ッドの吐出原理について説明する。
インクジェット記録装置に適用される記録ヘッドは、
一般に微細な液体吐出口(オリフィス),液体流路およ
びこの液体流路の一部に設けられるエネルギー作用部
と、該作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギ
ーを発生するエネルギー発生手段を具えている。
このようなエネルギーを発生するエネルギー発生手段
としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記録方
法,レーザ等の電磁波を照射して、そこにある液体に吸
収させて発熱させ、該発熱による作用で液滴を吐出,飛
翔させるエネルギー発生手段を用いた記録方法、あるい
は電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させ
るエネルギー発生手段を用いた記録方法等がある。
その中でも熱エネルギーによって液体を吐出させるイ
ンクジェット記録方法に用いられる記録ヘッドは、記録
用の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するための液体吐
出口(オリフィス)を高密度に配列することができるた
めに高解像力の記録をすることが可能である。また、電
気熱変換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッ
ドは、記録ヘッドとして全体的なコンパクト化も容易
で、かつ、最近の半導体分野における技術の進歩と信頼
性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十
二分に活用でき、長尺化および面状化(2次元化)が容
易であること等から、マルチノズル化/高密度実装化が
容易で、しかも大量に生産性よく、製造コストも安価な
インクジェット記録用ヘッドを提供することが可能であ
る。
このようにエネルギー発生手段に電気熱変換体を用
い、半導体製造プロセスを経て製造されたインクジェッ
ト用記録ヘッドは、一般には各オリフィスに対応した液
体流路を設け、該液体流路毎に該液体流路を満たす液体
に熱エネルギーを作用させて、対応するオリフィスより
液体を吐出して飛翔用液滴を形成する手段としての電気
熱変換体が設けられ、各液体流路には、各液体流路に連
通している共通液質より液体が供給される構造となって
いる。
第9図は上述したインクジェット記録ヘッドの概略構
成図であり、エッチング・蒸着・スパッタリング等の半
導体製造プロセス工程を経て、基板102上に成膜された
電気熱変換体103,電極104,ノズル壁105,天板106から構
成されている。記録用液体112は図示していない液体貯
蔵室から液体供給管107を通して記録ヘッド101の共通液
室108内に供給される。図中109は液体供給管用コネクタ
である。共通液室108内に供給された液体112は毛管現象
によりノズル110内に供給され、ノズル先端のオリフィ
ス面でメニスカスを形成することにより安定に保持され
る。ここで電気熱変換体103に通電することにより、電
気熱変換体面上の液体が加熱され、発泡現象が発生し、
その発泡のエネルギーによりオリフィス面111から液滴
が吐出する。上述したような構成により、ノズル密度16
ノズル/mmといった高密度のノズル配管でマルチノズル
のインクジェット記録ヘッドを形成する。
このマルチノズル化された長尺記録ヘッドとインクの
供給手段の構成を示したのが第8図である。本図におい
て、1はその記録ヘッド、52は記録ヘッド1内の共通液
室、53は記録液吐出面54に配列された液体吐出用の吐出
口(オリフィス)である。本図に示した吐出口53は、対
象とされる被記録材の記録可能幅いっぱいにその数が配
列されており、その個々の吐出口53に通じる不図示の液
路に設けられた発熱素子を選択的に駆動させることによ
って記録液を吐出させ、ヘッド自体の主走査なしに記録
を実施することができる。
55は記録液を記録ヘッド1に供給する記録液供給タン
ク、56は供給タンク55に記録液を補充するためのメイン
タンクであり、供給タンク55から供給管57により記録液
を記録ヘッド1の共通液室52に供給し、また、記録液補
充のときにはメインタンク56から一方交通の補充用整流
弁58を介して回復用ポンプ59により供給タンク5に記録
液を補充可能である。
60は記録ヘッド1の吐出機能回復のためになされる回
復動作時に使用される一方交通の回復用整流弁、61は回
復整流弁10が介装されている循環用管、さらにまた62は
先に述べた第1の供給管57に介装されている電磁弁、63
は供給タンク用空気抜弁である このように構成された記録ヘッド1とその記録液供給
系および回復系においては、記録実施時において、電磁
弁62は開の状態に保たれており、供給タンク55から液の
自重により記録液が共通液室52に補給され、液室52から
不図示の液路を介してオリフィス53に導かれる。
また、共通液室52や供給系に残留する気泡の除去と共
に記録ヘッド1を冷却するために実施される回復動作時
には、回復ポンプ59を駆動して記録液を、循環管61によ
り共通液室52に送り込み、共通液室52から第1供給管57
により記録液を供給タンク55に戻して循環させることが
できる。
さらにまた、液路等の初期充填時には電磁弁62を閉成
した状態でポンプ59により循環管61を経て記録液を共通
液室52に圧送し、気泡の排出と共に記録液をオリフィス
53から吐出させることができる。
被記録材として用いられる記録紙は、第5図に示すコ
ロナ発生手段106によって帯電された搬送ベルト101上に
密着保持され、駆動ローラ102の回転によって搬送され
る。ヘッド吐出面と記録紙のギャップは、ピン116を当
接することによって保持されている。この状態で記録ヘ
ッド1C,1M,1Y,1Bkの下を記録紙が通過すると、各色の印
字を開始し、順次シアン画像,マゼンタ画像,イエロー
画像,ブラック画像の印字を行う。
第2図は、本実施例における判別部の処理の一例のア
ルゴリズムを示すフローチャートである。まず、読取り
開始後プレスキャン等によって高濃度ベタ部のような単
位面積当りの打込量の大きい印字を行った後に、他色で
エッジ成分を有する線画の印字を行う領域を抽出する。
抽出された領域では高濃度ベタ部の打込ドットを間引
き、打込量を減らす。
第3図(a),(b)は第2色の線画の下地の高濃度
ベタ部を間引いた印字のインク層の重なりを模式的に示
した。
第3図より明らかなように、第1色および第2色の両
インクとも蒸発と紙への吸収があり、第1色と第2色が
混色した状態を模式的に示したのが第4図である。しか
し、線画のエッジ部でのインクあふれがないため、エッ
ジがぼけることはない。
ここで、線画のエッジ抽出部分をエッジ部の周辺部の
どの程度の範囲とするか、またベタ部の間引きをどの程
度とするか、につてはインクの乾き速度,次色が打たれ
るまでの時間,記録紙のインク吸収速度等によって最適
の値を決定する。
特に、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)用の被記
録材のように被記録材内部へのインクの浸透および吸収
が少なく、かつ一層のインク層が乾くのに長い時間を要
する被記録材を使用する場合に本実施例は有効である。
また、上述した実施例では、高濃度ベタの上に線画を
印字した例を示したが、本発明はベタ部と線画を重ね打
ちする印字全般に適用され得るものであり、線画の上に
ベタ印字する場合にも有効である。
次に、その他の実施例について説明する。
実施例2 先に述べた第1の実施例において、高濃度ベタ部印字
を行った後に線画の印字を行う領域では、高濃度ベタ部
の打込ドットを間引くことによって打込量を減らした
が、第2の実施例では、抽出領域において高濃度ベタ部
を小ドットで形成することによって打込量を減らすこと
ができる。第6図にそのアルゴリズムを示した。
ここで、抽出領域のみを小ドットで印字する手段とし
ては、一例として、第9図に示したインクジェット記録
ヘッドの電気熱変換体に供給する電気エネルギーを減ず
る手段を設ければよい。このような構成とすることによ
って、間引き処理を行うよりも、より細かい打込量制御
が可能となり、最適画像を得ることが容易になる。
実施例3 第3の実施例では、第10図に示すように2次色(ここ
では、シアンとマゼンタを混色したブルーを用いる)イ
ンクを充填したヘッド1Bを搭載する。そして第7図に示
したアルゴリズムの如く、シアンが高濃度ベタ部にあ
り、かつマゼンタがエッジ部にあると判断されると、シ
アンおよびマゼンタの両者を間引き、ブルー印字を行う
ものである。
このように、2色のインクを重ねる替わりに2次色イ
ンクを使用することによって、単位面積当りのインク打
込量を半分とすることができる。かくして、2次色線画
のエッジにはボケがなくなり、その2次色の色味も安定
してくるという利点が得られる。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明では、第1の画像のエッ
ジ部および前記エッジ部周辺に対する第2の色のインク
の打込量、または、前記エッジ部もしくは前記エッジ部
周辺のいずれか一方に対する第2の色のインクの打込量
を減少させ、かつ他の部分に対するインク打込量を減少
させないようにし、あるいは、第1の色の第1の画像
と前記第2の色の第2の画像とが重畳される領域に対
し、前記第1の色のインクおよび第2の色のインクを用
いる記録に替えて、2次色インクを用いる記録に置き換
えるようにしているので、互いに色の異なるエッジ部を
有する第1の画像と高濃度部を有する第2の画像とを重
畳する記録を行う場合にも、エッジがぼけることなく鮮
明な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したインクジェット記録装置の全
体構成を示す図、 第2図は本発明の第1の実施例のアルゴリズムを示すフ
ローチャート、 第3図および第4図は改良された混色線画を模式的に示
す図、 第5図は本発明を適用した記録ヘッド部の構成例を示す
図、 第6図は本発明の第2の実施例のアルゴリズムを示すフ
ローチャート、 第7図は本発明の第3の実施例のアルゴリズムを示すフ
ローチャート、 第8図は本発明を適用したインクジェット記録装置のイ
ンク供給系を示す図、 第9図は本発明を適用した記録ヘッドの詳細を示す図、 第10図は本発明の第3の実施例に用いる記録ヘッド部の
一例を示す図、 第11図および第12図は従来の混色した部分の線画のボケ
を模式的に示す図、 第13図は従来から知られているインクジェット記録装置
の一例を示す図である。 301……スキャナ部、302……プリンタ部、305……記録
ヘッド部、306……回復キャップ部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の記録ヘッドからそれぞれ異なった色
    のインクを吐出して被記録材上にカラー画像を記録する
    インクジェット記録装置において、 エッジ部を有する第1の色の第1の画像と第2の色の高
    濃度部を有する第2の画像とが重畳する記録を行うか否
    かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に応じて、前記第1の画像と前
    記第2の画像とが重畳される領域のうち前記第1の画像
    のエッジ部および前記エッジ部周辺に対する第2の色の
    インクの打込量、または、前記エッジ部もしくは前記エ
    ッジ部周辺のいずれか一方に対する第2の色のインクの
    打込量を減少させ、他の部分に対するインク打込量を減
    少させないように前記記録ヘッドの動作を制御する制御
    手段と を具備したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】前記第1および第2の画像の重畳領域にお
    いて、第2の色のインクの打込量を減らす制御手段とし
    て、打込ドット数を間引く手段を用いることを特徴とす
    る請求項1に機材のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の画像の重畳領域にお
    いて、第2の色のインクの打込量を減らす制御手段とし
    て、第2のインクのドット径を小さくする手段を用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録
    装置。
  4. 【請求項4】複数の記録ヘッドからそれぞれ異なった色
    のインクを吐出して被記録材上にカラー画像を記録する
    インクジェット記録装置において、 エッジ部を有する第1の色の第1の画像と第2の色の高
    濃度部を有する第2の画像とが重畳する記録を行うか否
    かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に応じて、前記第1の色の第1
    の画像と前記第2の色の第2の画像とが重畳される領域
    に対し、前記第1の色のインクおよび第2の色のインク
    を用いる記録に替えて、2次色インクを用いる記録に置
    き換える置換手段と を具備したことを特徴とするインクジェット記録装置。
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