JP2001157337A - ケーブルラックのセパレータ連結構造 - Google Patents
ケーブルラックのセパレータ連結構造Info
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Abstract
ータを連結可能として強固に子桁に取付することのでき
るケーブルラックのセパレータ連結構造を提供するこ
と。 【解決手段】 ケーブルラック1上に布設される複数の
ケーブルを、ケーブルラック1の一対の親桁2,2間に
その下端が支持された子桁3上で、一縁を折曲させ形成
された取着片42を有して長手方向にわたって仕切る長
尺状の仕切片41を備えたセパレータ4を、連結板7を
介して該子桁3にねじ等の固定具6にて固定させてその
端部同士を連結させるケーブルラックのセパレータ連結
構造である。セパレータ4の前記連結板7を接続する接
続孔43を、そのセパレータ4の仕切片41の幅寸法と
は無関係に前記子桁3の下端から一定距離に穿設させ
る。
Description
線のケーブル等の配管、配線材を布設するケーブルラッ
クにおいて、そのケーブルラックの子桁上で複数のケー
ブルを仕切るセパレータを備えたケーブルラックのセパ
レータ連結構造に関するものである。
線、情報配線のケーブル等の配管、配線材を布設する場
合、ケーブルラックを使用して行う方法が一般的であ
る。このケーブルラックとして、図3に示す如く、動力
配線及び情報配線のケーブルを1つのケーブルラックの
みを用いて布設可能な、ケーブルラック1の一対の親桁
2,2間にその下端が支持されるよう掛け渡された子桁
3上に長手方向にわたってセパレータAを複数設けてそ
の布設スペースを仕切るものが提案されている。
は、所定長さを有し、ケーブルラック1上に布設される
複数のケーブルをそのケーブルラック1の子桁3上で仕
切る長尺状の仕切片Bと、同仕切片Bの一縁を折曲させ
形成された取着片Cとを有しており、このセパレータA
は、図4(b)に示すように、上記子桁3に固定具6と
して皿ねじを用いて金具本体Dを固定させて、図4
(a)に示すように、その子桁3及び金具本体D間に該
取着片Cが狭持され取り付けられるようになっている。
また、このセパレータA,A同士の連結は、具体的に
は、図5(a)に示すようにその折曲片を折り曲げて相
互に連結する連結板F1、図5(b)に示すようにその
連結孔にねじ等の固定具を挿通して相互に連結する連結
板F2を、セパレータA,A端部の接続孔H,Hを介し
て連結されている。
させてその周囲に補強リブをもって形成され、その補強
リブの段差部分が図4(a)に示すように取着片42を
狭持する押さえ部Eとなっており、中央には、上記皿ね
じのねじ頭を収容するよう凹所を有する固定孔が設けら
れている。この金具本体Dは、図4(b)に示すよう
に、子桁3の溝部31内方に挿入される、上記皿ねじに
螺合させる固定片Gとともに溝縁部を狭持するようにし
て子桁3に固定される。
親桁2,2間に掛け渡された子桁3上にて、その長手方
向に沿った所望位置にセパレータAを取り付けて連結さ
せ、動力配線及び情報配線のケーブルを分離離隔させ、
1つのケーブルラックのみを用いて布設することができ
る。
来の技術においては、図6に示すように、サイズの異な
るケーブルラック1,1において、上記連結板F1の折
曲片あるいは連結板F2ねじを挿通する、セパレータA
の端部に設けられている接続孔Hが、それぞれのセパレ
ータA、Aの上端から所定寸法位置に穿設されて構成さ
れている(図7参照)。そのため、サイズの異なるケー
ブルラック1,1の親桁2,2同士を連結させて設置
し、ケーブルを分離離隔させようとしたときに、上記連
結板を用いてセパレータA、Aを連結させることができ
ない。したがって、ケーブルを布設する際にセパレータ
に力が加わったときに、子桁3に沿ってセパレータAが
滑って金具本体Dから離脱し易いという問題があった。
で、その目的とするところは、サイズの異なるケーブル
ラック同士のセパレータを連結可能として強固に子桁に
取付することのできるケーブルラックのセパレータ連結
構造を提供することにある。
に、本発明のケーブルラックのセパレータ連結構造にあ
っては、ケーブルラック上に布設される複数のケーブル
を、ケーブルラックの一対の親桁間にその下端が支持さ
れた子桁上で、一縁を折曲させ形成された取着片を有し
て長手方向にわたって仕切る長尺状の仕切片を備えたセ
パレータを、連結板を介して該子桁にねじ等の固定具に
て固定させてその端部同士を連結させるケーブルラック
のセパレータ連結構造において、前記セパレータの前記
連結板を接続する接続孔を、そのセパレータの仕切片の
幅寸法とは無関係に前記子桁の下端から一定距離に穿設
させたことを特徴としている。
るセパレータが、その幅寸法とは無関係に子桁の下端か
ら一定距離に端部に穿設された接続孔を介して同一の連
結板にて連結できる。
続孔をはさんで前記取着片から遠い側の他縁に長手方向
に伸びる補強用の折曲部を連設させることが好ましい。
この場合、長手方向に伸びる折曲部にて補強された仕切
片がその端部に穿設された接続孔を介して連結板にて連
結される。
2に対応する一実施の形態を示し、図1は、本発明の一
実施の形態の、ケーブルラックのセパレータ連結構造の
概略を示し、(a)は概略構成の正面断面図、(b)は
セパレータの側面図である。図2は、同ケーブルラック
のセパレータ連結構造の説明用の斜視図である。
ータ連結構造は、ケーブルラック1上に布設される複数
のケーブルを、ケーブルラック1の一対の親桁2,2間
にその下端が支持された子桁3上で、一縁を折曲させ形
成された取着片42を有して長手方向にわたって仕切る
長尺状の仕切片41を備えたセパレータ4を、連結板7
を介して該子桁3にねじ等の固定具6にて固定させてそ
の端部同士を連結させるケーブルラックのセパレータ連
結構造において、前記セパレータ4の前記連結板7を接
続する接続孔43を、そのセパレータ4の仕切片41の
幅寸法とは無関係に前記子桁3の下端から一定距離に穿
設させてなる。
にて説明した図3に示すものと同一のもので、一定断面
形状のアルミニウム材料等の押出成形体や鋼板を折曲さ
せて形成された親桁2,2と、この親桁2,2相互間に
その下端が支持された状態で架設された複数の子桁3
と、その子桁3上の中間位置に配設されるセパレータ4
と、このセパレータ4を子桁3に固定する固定金具5と
を備えている。そして、このセパレータ4が固定金具5
を介して固定具6となる皿子ねじにて子桁3上に固定さ
れ、またその相互に連結する連結板7にて連結されて、
全体が梯子状に形成されている。この子桁3は、従来の
技術の項にて説明した図5(b)に示す如く、溝部31
を有するよう、所定長さの鋼板材料を断面略C字状に折
曲させ中空状に形成されている。そして、上記親桁2,
2下部を折曲させた支持片にて両端が支持されて所定間
隔に配設されている。
のケーブルの本数によって、上記親桁2,2の高さ及
び、子桁3の断面の大きさを変えて形成される。すなわ
ち、ケーブル本数の多いときには、そのケーブル全てが
親桁2を乗り越えることの無いよう高く形成し、また、
重量の重いケーブルをそれ自体が変形することの無いよ
うに子桁3の略C字状断面の大きさを大きくして形成し
ている。
仕切片41と、同仕切片41の一縁を断面視略L字状に
折曲させ形成された取着片42とを有して形成されてい
る。このセパレータ4は、ケーブル本数の多いときに使
用されるものにおいては、そのケーブル全てが親桁2を
乗り越えることの無いよう高く形成されたケーブルラッ
ク1におい動力配線、情報配線のケーブル相互が、その
仕切片41を乗り越えないよう上記親桁2と略同一高さ
寸法に形成され、且つ、上記接続孔43を仕切片41の
略中間位置に穿設している。また、ケーブル本数の少な
いときに使用されるものにおいては、上記のものの高さ
より低い高さの親桁2に合わせて仕切片41の高さを低
くして形成されて、接続孔43が穿設されている。すな
わち、このケーブル本数の少ないときに使用されるセパ
レータ4の接続孔43は、図1(a)に示すように仕切
片41の上部となって、セパレータの仕切片の幅寸法と
は無関係に前記子桁3の下端から一定距離に穿設され
る。
んで仕切片41の上部及び下部及び取着片42の略中間
位置を折曲させて、長手方向に伸びる凸部41a,41
a、42aが突出形成されており、全体がこの凸部41
a、42aにて補強されることとなって外力にて変形し
にくいものとなっている。なお、取着片42の凸部42
aは、その高さ寸法を仕切片41の凸部41aより低く
してある。したがって、金具本体51にて、その凸部4
2aをばね性をもたせて変位させ、且つ、食い込むよう
に変形させて金具本体51と子桁3との間にその取着片
42を狭持することとなり固定具6としてねじを使用し
たときに緩むこと無くより強固に狭持される。なお、凸
部41aは、上記による他、少なくとも前記接続孔43
をはさんで取着片42から遠い側のみであっても良く、
また、L字状に折曲させても良い。
子桁3に固定されてその子桁3との間に前記取着片42
を狭持させる金具本体51と、子桁3の溝部31内方に
挿入されてこの金具本体51を上記固定具6に螺合させ
る、図4(b)に示す固定片Gと同一の固定片52とを
備えている。
の周囲に補強リブをもって略四角状に形成されている。
この金具本体51の中心には、固定具6を挿通させるそ
の皿ねじのねじ頭を収容するよう凹所を有する固定孔が
設けられている。したがって、金具本体51を固定具6
を用いて上記子桁3に固定させたときにそのねじ頭が突
出せず、ケーブルラック1上に布設されるケーブルの外
皮を傷つけることが無い。この金具本体51は、その補
強リブの段差部分を設けて図4(a)に示すように取着
片42を狭持する押さえ部としてある。
た図4(b)に示すものと同一のもので、鋼板材料を折
曲させてその周囲に補強リブをもって略四角状に形成さ
れている。この固定片52は、その中央位置に、同図に
示すように固定具6を螺合させて上記金具本体51とと
もに、取着片42と子桁3の溝部31の縁部とを狭持す
る。
連結板F1と同様のもので、四角状の鋼板の内側にその
一部を切り欠いた後切り起こして折曲片71,71を設
けて形成されている。この連結板7は、折曲片71,7
1を上記接続孔43、43に挿通させた後、仕切片41
を抱き込むように折り曲げて図1(a)に示すように、
セパレータ4,4相互を連結させる。
連結構造においては、金具本体51に固定具6を挿通さ
せて固定片52へ螺合させ、締め付けてセパレータ4を
取り付けた状態で、金具本体51が、上記の段差部分を
長手方向に伸びる取着片42に位置決めされて子桁3と
の間に該取着片42を狭持させる。そして、セパレータ
4,4を連結するときには、セパレータ4,4の端面同
士を当接させて、連結板7の折曲片71,71をセパレ
ータ4,4の端部に設けられている、接続孔43、43
に挿通させ折り曲げて接続させる。すなわち、図2に示
すように、異なる幅寸法の仕切片41を有するセパレー
タ4,4同士を連結するときにおいても、その幅寸法と
は無関係に子桁3の下端から一定距離に端部に穿設され
た接続孔43,43を介して図1(a)に示すように同
一の連結板7を用いて連結されるのである。このとき、
例えば隣り合う子桁3,3の一方に偏った位置にて連結
するときにおいても、長手方向に伸びる折曲部となる凸
部41aにて補強された仕切片41がその端部に穿設さ
れた接続孔43を介して連結板7にてより確実に連結さ
せることが可能となる。
のセパレータ連結構造によると、異なる幅寸法の仕切片
41を有するセパレータ4が、その幅寸法とは無関係に
子桁の下端から一定距離に端部に穿設された接続孔43
を介して同一の連結板7にて連結できるので、サイズの
異なるケーブルラック1,1同士のセパレータ4,4が
連結可能となり、以て、セパレータ4を強固に子桁3に
取付することができる。また、長手方向に伸びる折曲部
となる凸部41aにて補強された仕切片41がその端部
に穿設された接続孔43を介して連結板7にて連結され
るので、より確実に連結させることができる。
外に、例えば、図5(b)に示すように、連結板をその
連結孔にねじ等の固定具を挿通して相互に連結するもの
とした構成等、各種実施形態のものを含むことは言うま
でもない。
れて、請求項1記載のケーブルラックのセパレータ連結
構造にあっては、異なる幅寸法の仕切片を有するセパレ
ータが、その幅寸法とは無関係に子桁の下端から一定距
離に端部に穿設された接続孔を介して同一の連結板にて
連結できるので、サイズの異なるケーブルラック同士の
セパレータが連結可能となり、以て、セパレータを強固
に子桁3に取付することができる。
パレータ連結構造にあっては、長手方向に伸びる折曲部
にて補強された仕切片がその端部に穿設された接続孔を
介して連結板にて連結されるので、より確実に連結させ
ることができる。
パレータ連結構造の概略を示し、(a)は概略構成の正
面断面図、(b)はセパレータの側面図である。
用の斜視図である。
略構成図である。
(a)は側面図、(b)は正面断面図である。
ータ連結構造を示す説明図である。
説明図である。
を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーブルラック上に布設される複数のケ
ーブルを、ケーブルラックの一対の親桁間にその下端が
支持された子桁上で、一縁を折曲させ形成された取着片
を有して長手方向にわたって仕切る長尺状の仕切片を備
えたセパレータを、連結板を介して該子桁にねじ等の固
定具にて固定させてその端部同士を連結させるケーブル
ラックのセパレータ連結構造において、 前記セパレータの前記連結板を接続する接続孔を、その
セパレータの仕切片の幅寸法とは無関係に前記子桁の下
端から一定距離に穿設させたことを特徴とするケーブル
ラックのセパレータ連結構造。 - 【請求項2】 前記仕切片を、少なくとも前記接続孔を
はさんで前記取着片から遠い側の他縁に長手方向に伸び
る補強用の折曲部を連設させたことを特徴とする請求項
1記載のケーブルラックのセパレータ連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33518199A JP3557971B2 (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | ケーブルラックのセパレータ連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33518199A JP3557971B2 (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | ケーブルラックのセパレータ連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001157337A true JP2001157337A (ja) | 2001-06-08 |
JP3557971B2 JP3557971B2 (ja) | 2004-08-25 |
Family
ID=18285673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33518199A Expired - Fee Related JP3557971B2 (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | ケーブルラックのセパレータ連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3557971B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7025069B1 (ja) * | 2021-04-23 | 2022-02-24 | カナフジ電工株式会社 | セパレータ固定具、子桁へのセパレータ固定構造 |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33518199A patent/JP3557971B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7025069B1 (ja) * | 2021-04-23 | 2022-02-24 | カナフジ電工株式会社 | セパレータ固定具、子桁へのセパレータ固定構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3557971B2 (ja) | 2004-08-25 |
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