JP2001156868A - 非線形歪み補償回路及びそれを用いた送信装置並びに移動通信機 - Google Patents

非線形歪み補償回路及びそれを用いた送信装置並びに移動通信機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局が移動局の送信機に対して送信電力制
御を行っている場合でも、移動局は送信機の非線形性に
よって生じる歪みを正確に補償可能とした送信機を提供
する。 【解決手段】 プレディストーション型リニアライザ9
で非線形歪み補償を実行する際に使用する非線形歪みデ
ータを格納する補償データ格納ROM16のアドレスを
生成するアドレス生成部14にて、送信信号のビット単
位の送信電力と送信電力制御情報とに応じたROMアド
レスを生成し、特に送信電力制御情報は、この送信電力
制御情報が制御対象とするタイムスロットを正しく反映
するように使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非線形歪み補償回路
及びそれを用いた送信装置並びに移動通信機に関し、特
に無線通信に使用される送信機を構成する増幅器や周波
数変換器等の非線形性によって発生する非線形歪みを補
償する非線形歪み補償回路の制御方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線通信に使用される送信機を
構成する増幅器や周波数変換器などの非線形性によって
発生する非線形歪みを補償する非線形歪み補償回路とし
て、リニアライザが知られており、このリニアライザに
は、送信している送信信号から非線形歪み信号のみを取
出し、送信信号から取出した非線形歪み信号を減算して
非線形歪みを補償するものや、送信機で発生する非線形
歪みを考慮し、周波数変換や増幅などの無線処理を行う
前の送信信号に、予め非線形歪みの補償特性を持つ信号
を掛け合わせて非線形歪みを補償するものなどが知られ
ている。
【0003】また、無線通信に使用される送信機を構成
する増幅器や周波数変換器などの非線形性によって発生
する非線形歪みは、送信しているチャネルの周波数帯域
及び送信しているチャネルに隣接するチャネルの周波数
帯域に漏洩電力として現れ、送信電力が増加するに伴っ
て漏洩電力が増加することが知られている。特に、隣接
するチャネルに漏洩する電力は隣接チャネル漏洩電力と
して知られ、送信機の発生した隣接チャネル漏洩電力
が、隣接するチャネルを用いて通信している他の無線機
の受信特性を劣化させる要因になる。
【0004】次に、移動体通信に用いられる通信方式
で、通信する信号のスペクトラムを広帯域に拡散して多
重通信を行うスペクトラム拡散通信方式(CDMA方
式:CodeDivision Multiple Access )に用いられる無
線機が発する隣接チャネル漏洩電力が、他の通信システ
ムに与える影響について説明する。
【0005】CDMA方式では、疑似雑音符号(PN符
号:Pseudo random Noise 符号)などの拡散符号を用い
て、通信する信号のスペクトラムを拡散すると共に、こ
の拡散符号によって通信する信号を識別している。この
ため、CDMA方式は、同一周波数にて、複数の無線機
あるいは複数のチャネルが同時に通信できる特徴を有す
る。CDMA方式は、また、受信した信号を復調する際
に、送信側で拡散に用いた拡散符号と同一の拡散符号
を、送信側と同じタイミングで受信信号に掛け合わせな
いと受信信号の復調ができず、拡散符号が異なる受信信
号あるいは、拡散されたタイミングが異なる受信信号、
すなわち他の無線機が通信している信号や、他のチャネ
ルの信号は、すべて雑音となって受信している受信帯域
に落ち込んでくる、などの特徴を有する。
【0006】ここで、移動体通信の基地局と、基地局の
遠方及び近傍に複数の移動局とが存在し、CDMA方式
で通信している場合について考える。基地局の遠方及び
近傍に存在する移動局が同じ周波数を使用し、同じ送信
電力で基地局と通信している場合、基地局受信端で見る
と、基地局の近傍で通信している移動局の送信電力が遠
方で通信している移動局の送信電力より強く、遠方の移
動局の送信信号が近傍の移動局の送信信号に埋もれてし
まうという問題が発生する。これは遠近問題として知ら
れている。これは、上述したCDMA方式の特徴から考
えると、基地局が遠方の移動局から送信された信号を復
調しても、近傍の移動局の信号が雑音となって受信帯域
に落ち込んでくるので、遠方の移動局の送信信号を正し
く復調できない。
【0007】これに対しCDMA方式では、比較的頻繁
に、緻密且つ高精度な送信電力制御を行い、遠近問題を
解決している。すなわち、送信電力制御を実施し、近傍
の移動局の送信電力を弱電力になるように制御し、遠方
の移動局の送信電力を強電力になるように制御してい
る。移動局が強電力で送信するためには、移動局の送信
機を構成する周波数変換器や増幅器を、周波数変換器や
増幅器の非線形領域で動作させることになり、送信電力
が強電力になるに従って送信信号の非線形歪みが増加す
る。すなわち、送信機が発する隣接チャネル漏洩電力が
増加することになる。図6を用いて隣接チャネル漏洩電
力が他のシステムに与える影響について説明する。
【0008】図6は移動局101と、移動局102と、
基地局103と、基地局104と、セル105と、セル
106とにより構成される。基地局103と基地局10
4とが同じCDMA方式を使用して通信しており、基地
局103と基地局104の事業者が異なる場合について
考える。セル105は基地局103のサービスエリアを
表し、図3の様に、基地局104の近傍まで拡がってい
る。セル106は基地局104のサービスエリアを表
す。
【0009】移動局102が基地局104の近傍で、基
地局104と通信し、また、移動局101は基地局10
3の近傍から遠方に移動しつつ基地局103と通信して
いる場合、基地局103が移動局101に施す送信電力
制御によって、移動局101が遠方に移動するに従い移
動局101の送信電力及び隣接チャネル漏洩電力が増加
する。移動局101が基地局104の近傍まで移動して
くると、基地局104には移動局101の送信電力と隣
接チャネル漏洩電力が強電力で到来することになる。
【0010】ここで、基地局103の使用している通信
周波数と基地局104の使用している通信周波数が隣接
し合う周波数の関係にあると、移動局101の発する隣
接チャネル漏洩電力に移動局102の送信電力が埋もれ
てしまい、基地局104で移動局102の信号を正しく
受信できなくなるという問題が生じる。これは移動局1
02も基地局104により送信電力制御が施され、移動
局102の送信電力が弱電力であるためである。
【0011】上述した問題を解決するために、送信機の
非線形歪みを補償するリニアライザが用いられる。前述
したようにリニアライザは、送信信号から送信機が発生
する非線形歪み成分を取り出して、送信する信号から取
り出した非線形歪み成分を減算し、非線形歪み補償する
ものや、送信機で発生する非線形歪みを考慮して、周波
数変換や増幅といった無線処理を施す前の送信信号に、
予め非線形歪みの逆特性を持つ信号を掛け合わせて非線
形歪み補償するものなどがある。前者は回路規模の増加
による消費電流の増加や、処理の複雑さから実用的でな
く、主に後者が非線形歪み補償回路として用いられる。
特に、後者のリニアライザをプレディストーション型リ
ニアライザと呼ぶ。
【0012】この様なプレディストーション型リニアラ
イザを使用した従来例を図7に示している。尚、この図
7に示した構成は特開平10−23095号公報に開示
のものである。図7を参照すると、送信信号はディジタ
ルIデータとQデータとの2系統のデータとされ、夫々
入力端子21,22に供給される。これ等入力データは
FIRフィルタ23,24を介してプレディストータ2
5へ供給され、可変電力増幅器29で発生する非線形歪
みの逆成分が重畳されたディジタルIデー及びQデータ
が得られる。
【0013】ここで、このプレディストータ25には、
I及びQデータの他に、送信電力制御器34から送信電
力制御信号が供給され、この送信電力制御信号とI及び
Qデータに基づいた演算処理で、非線形歪みの逆成分が
算出され、その算出された逆成分がI及びQデータに重
畳されるものである。そして、プレディストータ25の
出力データはD/A変換器26にてアナログ信号とな
り、変調器27において発振器28の出力によりI及び
Q信号が直交変調される。また、CDMA方式のため
に、拡散符号による拡散処理がこの変調器27にて行わ
れる様になっている。
【0014】そして、拡散変調された送信信号は可変電
力増幅器29に供給され、送信電力制御器34からの送
信電力制御信号により決定された増幅利得でもって増幅
される。この増幅器29により非線形歪みが発生する。
この増幅出力はミキサ30において周波数シンセサイザ
31からの発振周波数と混合されて所定の送信周波数に
周波数変換され、増幅器32により一定の利得で増幅さ
れてアンテナ33から無線送信される様になっている。
【0015】尚、送信電力制御器34から出力される送
信電力制御信号は、端子35から入力される電力制御情
報ビットと、端子36から入力される受信レベル情報信
号とに基づき生成される様になっている。ここで、電力
制御情報ビットはこの無線送信装置が通信を行う相手
(一般に基地局である)から伝送されて受信した信号に
含まれる電力制御情報ビットデータである。また、受信
レベル情報信号は基地局から伝送されてきた受信信号の
受信レベルの情報である。
【0016】こうすることにより、増幅利得が変化する
電力増幅器29での非線形歪みの発生状態をプレディス
トータ25にて正確に判断でき、その判断した非線形歪
みの発生状態に基づいて、非線形歪みの逆成分てある補
償成分を生成することができ、この補償成分により電力
増幅器29での増幅利得を変化させた場合にも、その増
幅利得に対応して正確な歪み補償が可能となるのであ
る。
【0017】次に、図7に示した従来の送信機と、基地
局が移動局(移動通信機)に施す送信電力制御との関係
について説明する。CDMA方式の場合、基地局は、拡
散符号によって受信しているチャネルもしくは、通信し
ている移動局を識別できるので、受信信号から、受信し
ている希望波の電力と、その他の受信信号の電力とを求
めることができ、受信しているチャネルのS/N比を求
めることができる。送信電力制御は受信しているチャネ
ルのS/N比によって実行される。つまり、基地局は受
信した信号から希望波の電力と妨害波の電力を求め、受
信しているチャネルのS/N比を求める。
【0018】S/N比が所定の値以下の場合、基地局
は、移動局の送信信号を増加させる制御情報を移動局に
対して送信する。また、S/N比が所定の値以上の場合
は、通信している移動局の送信電力が、他の通信してい
る移動局の妨害にならないように、送信電力を減少させ
る情報を移動局に対して送信する。基地局が実行するS
/N比の算出は、基地局が送信する送信フレームを構成
するタイムスロット単位で行われ、送信制御情報はタイ
ムスロット単位で更新される。基地局が送信する送信フ
レームと送信される送信電力制御情報の関係を図8に示
し、送信電力制御が実行される過程を説明する。
【0019】図8を参照すると、送信する1フレームは
n個のタイムスロットTS1 〜TSn より構成されてお
り、1タイムスロットは制御情報と、送信電力制御情報
と、通信データで構成される。基地局が送信した信号を
受信した移動局は受信信号を復調し、復調した受信信号
から送信電力制御情報を取出し、タイムスロット単位で
送信機の送信電力制御を行う。
【0020】この場合、ある時刻におけるタイムスロッ
トTSi で送信される信号の送信電力を検出した電力に
基づいて行われる非線形歪み補償は、その次のタイムス
ロットTS(i+1) に送信される送信信号の歪み補償をす
ることになるが、タイムスロットTS(i+1) に送信され
る送信信号には、送信電力制御によって、送信する電力
がタイムスロットTSi の送信電力と異なるため、正し
く非線形歪み補償が実行されないことになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術では、ある時刻におけるタイムスロットTSi で
送信される信号の送信電力を検出した電力に基づいて行
われる非線形歪み補償は、その次のタイムスロットTS
(i+1) に送信される送信信号の歪み補償をすることにな
るが、このタイムスロットTS(i+1) に送信される送信
信号には、送信電力制御によって、送信する電力がタイ
ムスロットTSi の送信電力と異なるため、正しく非線
形歪み補償が実行されないという問題が生じる。
【0022】また、プレディストータにての歪み補償
は、送信信号の各タイムタイムスロットにおける送信デ
ータを構成するビット(シンボル)単位での補償を行う
ことが正確性を期す上では重要となるが、従来の図7に
示した構成では、かかるビット(シンボル)単位での補
償は全く考慮されていないという問題がある。
【0023】本発明の目的は、基地局が移動局の送信機
に対して送信電力制御を行っている場合でも、移動局は
送信機の非線形性によって生じる歪みを、ビット(シン
ボル)単位に、正確に補償可能とした非線形歪み補償回
路及びそれを用いた送信装置並びに移動通信機を提供す
ることである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ディジ
タル信号の送信時に、外部からの送信電力制御情報に応
じて送信電力を制御するようにした送信装置における非
線形歪み補償回路であって、前記ディジタル信号のビッ
ト単位の送信電力と送信電力制御情報とに応じて非線形
歪みの補償成分を生成する補償成分生成手段と、この補
償成分により送信信号の前記非線形歪みの補償をなす補
償手段とを含むことを特徴とする非線形歪み補償回路が
得られる。
【0025】そして、前記補償成分生成手段は前記ビッ
ト単位の補償成分を生成し、前記補償手段はこのビット
単位の補償成分に従って前記非線形歪みの補償をなすよ
うにしたことを特徴としている。また、前記補償成分生
成手段は、瞬時送信電力値と送信電力の平均値とにより
前記ビット単位の送信電力を算出し、この算出結果と前
記送信電力制御情報とに従って、前記ビット単位の補償
成分を生成するようにしたことを特徴としている。更
に、前記補償成分生成手段は、前記補償成分である補償
データを予め格納した記憶手段と、前記ビット単位の送
信電力と前記送信電力制御情報とにより前記記憶手段の
アドレスを生成するアドレス生成手段とを有することを
特徴としている。
【0026】そして、前記アドレス生成手段は、前記ビ
ット単位の送信電力と前記送信電力制御情報との加算に
より前記アドレスを生成する様に構成されていることを
特徴としている。また、前記アドレス生成手段は、前記
ビット単位の送信電力を、瞬時送信電力値と送信電力の
平均値とを加算することにより算出するようにしたこと
を特徴としている。
【0027】そして、前記送信信号はタイムタイムスロ
ット形式であり、外部からの前記送信電力制御情報は送
信タイムタイムスロット毎の送信電力の制御をなす様に
設定されており、前記アドレス生成手段は、ある時刻の
送信タイムタイムスロットの平均電力値と、それに続く
次の送信タイムタイムスロットの各ビット毎の瞬時電力
値とを加算することにより前記ビット単位の送信電力を
算出するようにしたことを特徴としている。また、前記
送信電力制御情報は前記次の送信タイムタイムスロット
の送信電力制御のための情報であることを特徴としてい
る。
【0028】また本発明によれば、上述した非線形歪み
補償回路を送信電力増幅器よりも前段に有することを特
徴とする送信装置が得られる。更に本発明によれば、上
記送信装置を有することを特徴とする移動通信機が得ら
れる。そして、前記送信電力制御情報は基地局から送信
される信号のタイムタイムスロット毎に夫々重畳されて
いることを特徴としている。
【0029】本発明の作用を述べる。本発明では、プレ
ディストーション型リニアライザで非線形歪み補償を実
行する際に使用する非線形歪みデータを格納する補償デ
ータ格納ROMのアドレスを生成するアドレス生成部に
て、送信信号のビット単位の送信電力と送信電力制御情
報とに応じたROMアドレスを生成し、特に送信電力制
御情報は、この送信電力制御情報が制御対象とするタイ
ムスロットを正しく反映するように使用する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
実施例につき詳述する。図1は本発明による移動局の全
体を示す概略ブロックを示す図である。図1を参照する
と、アンテナ1からの受信信号はアンテナ共用器2を介
して受信部3へ入力されて受信処理され、ベースバンド
信号のI及びQ成分が導出される。しかる後に復調部4
へ入力されて復調処理(逆拡散処理)され、誤り訂正部
5において誤り訂正が施されてスピーカ6から可聴音と
して導出される。
【0031】一方、マイク7からの音声信号は送信信号
生成部8にて、ディジタル信号とされて一次変調処理
(一般には、QPSK変調処理)されることにより、I
及びQ成分の信号となって導出される。その後、プレデ
ィストーション型リニアライザ9にて非線形歪みの補償
がなされ、送信部10で送信処理される。そして、方向
性結合器11及びアンテナ共用器2を介してアンテナ1
より無線送信される。
【0032】方向性結合器11にて分岐された送信信号
は平均電力計算部12へ入力されて送信信号の1タイム
スロット当りの平均電力値が算出される。また、送信信
号生成部8の出力であるI及びQ成分は瞬時電力計算部
13へ入力され、ビット(シンボル)単位の瞬時送信電
力が計算される。更に、誤り訂正部5の出力から送信電
力制御情報が検出抽出される。尚、この送信電力制御情
報はスピーカ6へは供給されない様になっているものと
する。
【0033】これ等平均電力計算部12、瞬時電力計算
部13及び送信電力制御情報検出部15の各出力はアド
レス生成部14へ供給されて、補償データ格納ROM1
6をアクセスするためのアドレスが生成される。この生
成アドレスによりROM16の補償データが読出されて
プレディトーション型リニアライザ9へ供給される様に
なっている。
【0034】送信部10の構成を図2に示す。送信部1
0は、D/A変換器501と、直交変調器502と、可
変利得増幅器503と、中間周波数帯域通過ろ波器50
4と、周波数変換器(ミキサー)505と、第1の無線
周波数帯域通過ろ波器506と、増幅器507と、第2
の無線周波数帯域通過ろ波器508と、送信増幅器50
9と、第1局部発振器510と、第2局部発振器511
とにより構成される。D/A変換器501はI及びQ成
分の送信信号をディジタル信号からアナログ信号に変換
するものであり、直交変調器502はベースバンド帯域
の送信信号を直交変調すると共に、中間周波数帯域の送
信信号に周波数変換するものである。可変利得増幅器5
03は受信した送信電力制御情報に従って送信信号を増
幅する増幅器であり、中間周波数帯域通過ろ波器504
は中間周波数帯域の送信信号のみを通過させるろ波器で
ある。
【0035】周波数変換器505は中間周波数帯域の送
信信号を無線周波数帯域の送信信号に周波数変換するも
のであり、第1の無線周波数帯域通過ろ波器506及び
第2の無線周波数帯域通過ろ波器508は送信帯域の信
号のみを通過させ、周波数変換器505や増幅器507
で発生する不要輻射を抑圧するろ波器である。
【0036】増幅器507は送信信号を増幅する増幅器
であり、送信増幅器509は送信信号をアンテナ209
で送信する電力まで増幅する増幅器である。第1局部発
振器510は周波数変換器505で周波数変換の際に用
いられる局部発振信号を発振する発振器であり、第2局
部発振器511は直交変調器502で周波数変換の際に
用いられる局部発振信号を発振する発振器である。
【0037】D/A変換器501のI成分及びQ成分信
号入力端は送信部10のI成分及びQ成分信号入力端に
一致し、送信増幅器509の出力端は送信部10の出力
端に一致する。D/A変換器501のI成分及びQ成分
信号出力端は直交変調器502のI成分及びQ成分信号
入力端に供給され、直交変調器502の中間周波数帯域
信号出力端は可変利得増幅器503の入力端に接続さ
れ、可変利得増幅器503の出力端は中間周波数帯域通
過ろ波器504の入力端に接続される。中間周波数帯域
通過ろ波器504の出力端は周波数変換器505の中間
周波数帯域信号入力端に接続され、周波数変換器505
の無線周波数帯域出力端は第1の無線周波数帯域通過ろ
波器506の入力端に接続される。
【0038】第1の無線周波数帯域通過ろ波器506の
出力端は増幅器507の入力端に接続され、増幅器50
7の出力端は第2の無線周波数帯域通過ろ波器508の
入力端に接続され、第2の無線周波数帯域通過ろ波器5
08の出力端は送信増幅器509の入力端に接続され
る。また、第1局部発振器510の出力端は周波数変換
器505の局部信号入力端に接続され、第2局部発振器
511の出力端は直交変調器502の局部信号入力端に
接続され、可変利得増幅器503の利得制御信号入力端
は送信電力制御情報復調器401の送信電力制御情報出
力端に接続される。
【0039】以下、本実施例の動作につき、図3のフロ
ーチャートを参照して説明する。受信部3において、基
地局からのタイムスロットTSi が受信され(ステップ
S11)、復調部4においてこのタイムスロットTSi
の復調処理がなされる(ステップS12)。その後、誤
り訂正部5において当該タイムスロットTSi の誤り訂
正処理がなされ(ステップS13)、次のタイムスロッ
トTS(i+1) の受信となる(ステップS14)。ステッ
プS13の誤り訂正後に送信電力制御情報検出部15に
おいて、タイムスロットTSi の受信信号から送信電力
制御情報が抽出検出され(ステップS31)、アドレス
生成部14へ出力される。尚、この送信電力制御情報は
送信側における送信タイムスロットTS(i+1) の送信電
力を制御するための制御情報である。
【0040】受信側において、ステップS11でタイム
スロットTSi の受信がなされているとき、送信側の送
信信号生成部8では、送信タイムスロットTS(i+1) の
ために、音声などの送信データに誤り訂正などの信号処
理が行われ、送信フレームフォーマットに従って送信フ
レームが生成された後、拡散符号を用いて送信信号が拡
散され、拡散された送信信号はI成分及びQ成分信号に
分けて出力される(ステップS21)。送信信号生成部
8より出力されたI成分及びQ成分の送信信号はプレデ
ィストーション型リニアライザ9に入力されると共に、
瞬時電力計算部13にも入力される。瞬時電力計算部1
3では、入力されたI成分及びQ成分信号の瞬時電力が
求められ(ステップS32)、アドレス生成部14に対
して出力される。
【0041】また、プレディストーション型リニアライ
ザ9に入力されたI成分及びQ成分信号は補償データ格
納ROM16から読出された(ステップS36)非線形
歪み補償データで、非線形歪み補償がなされ、送信部1
0に対して出力される。送信部10の動作は図2を参照
して説明する。送信部10に入力されたI成分及びQ成
分信号はD/A変換器501でディジタル信号からアナ
ログ信号へ変換される。
【0042】直交変調器502は、D/A変換器501
より出力されたI成分及びQ成分信号に対して第2局部
発振器511が発振する局部発振信号を用いて直交変調
すると共に、ベースバンド帯域の送信信号を中間周波数
帯域の送信信号に周波数変換して出力する。中間周波数
帯域の送信信号に周波数変換された送信信号は可変利得
増幅器503で、送信電力制御情報に従って増幅され、
中間周波数帯域通過ろ波器504を通過し、周波数変換
器505に入力される。
【0043】可変利得増幅器503の利得は、送信電力
制御情報検出部15が出力する送信電力制御情報によっ
て変動する。周波数変換器505は、入力された中間周
波数帯域の送信信号に対して第1局部発振器510が発
振する局部発振信号を用いて中間周波数帯域の送信信号
を無線周波数帯域の送信信号に周波数変換する。周波数
変換された無線周波数帯域の送信信号は、第1の無線周
波数帯域通過ろ波器506、増幅器507、第2の無線
周波数通過ろ波器508を通過し、送信増幅器509に
て、アンテナ1で送信する電力まで増幅され、送信部1
0より出力される。
【0044】こうして送信部10より出力された送信信
号は方向性結合器11に入力されてその挿入方向出力端
から出力され、アンテナ1より送信されると共に、結合
方向出力端から出力され、平均電力計算部12に入力さ
れる。この平均電力計算部12では、入力された送信信
号の単位スロット当たりの平均電力を求め、アドレス生
成部14に対して検出結果を出力する。このとき、送信
側では、送信タイムスロットTSi の送信が行われてお
り(ステップS23)、よってこの送信タイムスロット
TSi の送信電力の平均値が平均電力算出部12にて算
出され(ステップS34)、アドレス生成部14へ出力
されるようになっている。
【0045】アドレス生成部14では、瞬時電力計算部
13より出力される計算結果と、平均電力計算部12よ
り出力される計算結果と、送信電力制御情報検出部15
より出力される送信電力制御情報とを用いて、補償デー
タ格納ROM16をアクセスするアドレスが生成され
(ステップS35)、ROM16のアドレスが指定され
る。ROM16はアドレス生成部14より指定されたア
ドレスに従って非線形歪み補償データをプレディストー
ション型リニアライザ9に対して出力する。
【0046】プレディストーション型リニアライザ9で
は、補償データ格納ROM16より入力される非線形歪
み補償データを用いて、送信するI成分及びQ成分信号
に非線形歪みを補償する処理が施される(ステップS2
3)。そして、次のタイムスロットTS(i+1) の送信準
備がなされるのである(ステップS24)。
【0047】次に、補償データ格納ROM16に格納さ
れている補償データとそのアドレスについて説明する。
送信される信号は振幅及び位相の関数として表現するこ
とができ、送信部10での電力増幅器の特性は振幅及び
位相の両特性として図4の様に表される。すなわち、出
力電力が増大すれば、それに従って生じる振幅及び位相
の特性は劣化して線形歪みとなる。よってこの非線形歪
みは送信信号の振幅に対する振幅歪みと、送信信号の位
相に対する位相歪みであると言える。送信部10で発生
する振幅歪みをΔA、位相歪みをΔPすると、送信信号
に−ΔA及び−ΔPの成分を持たせれば、送信機206
で生じる非線形歪みを除去することが可能である。すな
わち、補償データ格納ROM16に格納される非線形歪
み補償データは送信部10で生じる振幅歪み及び位相歪
みの逆特性を持つデータを格納すれば良いと言える。
【0048】換言すれば、送信電力が分かれば、それに
対する振幅及び位相量が図4に示す様に一義的に定ま
り、結果的に振幅歪みΔA、位相歪みΔPが一義的に定
まることになる。よって、送信電力に対する補償データ
−ΔA及び−ΔPを予めROM16に格納しておき、こ
の算出送信電力をアドレスとしてこのROM16から対
応する補償データを読出せば良いことになる。
【0049】そこで、本発明では、あるタイムスロット
TSi の平均送信電力と、次のタイムスロットTS(i+
1) の送信I成分及びQ成分の瞬時電力(ビット単位)
と、更にはタイムスロットTS(i+1) の送信電力制御情
報との3つのパラメータを使用して、送信タイムスロッ
トTS(i+1) のビット単位の送信電力を求めている。す
なわち、1つ前の送信タイムスロットTSi の平均送信
電力値に、補償すべき送信タイムスロットTS(i+1) の
瞬時電力値(ビット単位)を加算して、ビット単位での
送信電力値を求め、更に当該送信タイムスロットTS(i
+1) に対する送信電力制御情報を加算して、最終的に送
信される正しいビット単位の送信電力値を求めているの
である。
【0050】例えば、平均送信電力値が“10”、ビッ
ト単位の瞬時電力値が“15”であれば、ビット単位送
信電力値は“10”+“15”=“25”となる。更
に、この値に、送信電力制御情報である“±1”または
“0”(この制御情報は送信電力を+1するか、−1す
るか、なにもしないかの3種の情報となっている)を加
算することになるが、送信電力制御情報が“+1”とす
ると、正しいビット単位送信電力値は“26”となる。
これをROMアドレスとすることで、図4に示した特性
の横軸の電力値をこの“26”とすることと等価とな
り、上述した如く、それに対応する振幅及び位相の各値
が得られるから、ROM16からこれ等各値に対する非
線形歪みの逆成分が読出されて、プレディストーション
が可能となるのである。
【0051】上記を踏まえて、プレディストーション型
リニアライザ202の動作について図5を参照しつつ説
明する。尚、図5において、(1)は制御情報を、
(2)は送信電力制御情報を、(3)は通信データを夫
々示しており、また、上段が受信タイムスロットを表
し、下段が送信タイムスロットを表している。
【0052】受信タイムスロットTS(i+1) で受信され
た送信電力制御情報は送信タイムスロットTS(i+1) で
有効になる。現在、送信している信号は送信タイムスロ
ットTSi の送信信号であるとすると、平均電力計算部
12が算出する平均電力は送信タイムスロットTSi の
平均電力ということになる。ところが、送信タイムスロ
ットTSi の送信信号は送信中であり、当然プレディス
トーション型リニアライザ9は通過しており、リニアラ
イザ9及び瞬時電力計算部13には、次の送信タイムス
ロットTS(i+1) の送信信号が入力されて、歪み補償が
なされることになる。
【0053】このとき、歪み補償データの取出しのため
のROMアドレスは、上述した様に、送信信号の平均電
力と、送信信号の瞬時電力と、送信電力制御情報と(の
加算)により生成しており、従って、結果的に、送信信
号の平均電力は送信タイムスロットTSi の平均電力で
あり、送信信号の瞬時電力は送信タイムスロットTS(i
+1) の瞬時電力となり、更にこれ等を補間すべく、送信
タイムスロットTS(i+1) のための送信電力制御情報を
使用しているのである。
【0054】このように、送信部10の非線形性によっ
て送信信号に生じる非線形歪みに対してプレディストー
ション型リニアライザ9を用いて補償する場合、送信部
10の非線形歪み補償データを予め求め、非線形歪み補
償データとして送信電力と非線形歪み補償データとを1
対1に対応させ、さらに送信電力と補償データROM1
6のアドレスを対応させておく。送信するI成分及びQ
成分信号より計算した瞬時電力と、送信信号の単位スロ
ット当たりの平均送信電力と、基地局が移動局に行う送
信電力制御で使用する送信電力制御情報とを用いて、ア
ドレス生成部14にて、非線形歪みを補償するデータを
格納する補償データ格納ROM16のアドレスを発生
し、補償データ格納ROM16より非線形歪み補償デー
タを取出し、プレディストーション型リニアライザ9で
送信信号に非線形歪み補償を施すのである。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、移
動機の送信部における非線形歪みをプレディストーショ
ン型リニアライザを用いて、ビット(シンボル)単位の
送信電力を補償するようにし、更に、基地局からの送信
電力制御情報も加味して補償をなすようにしたので、よ
り正確な非線形歪みの補償動作が可能になるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1の送信機の具体例を示す図である。
【図3】本発明の動作を示す概略フローチャートであ
る。
【図4】電力増幅器の出力電力に対する振幅及び位相特
性を示す図である。
【図5】受信側の受信タイムスロットと送信側の送信タ
イムスロットとの関係を示す図である。
【図6】隣接チャネル漏洩電力が他のシステムに与える
影響について説明する図である。
【図7】従来の移動局の従来例を示すブロック図であ
る。
【図8】基地局が送信する送信フレームと送信される送
信電力制御情報との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ共用器 3 受信部 4 復調部 5 誤り訂正部 6 スピーカ 7 マイク 8 送信信号生成部 9 プレデトーション型リニアライザ 10 送信部 11 方向性結合器 12 平均電力計算部 13 瞬時電力計算部 14 アドレス生成部 15 送信電力制御情報検出部 16 補償データ格納ROM 501 D/A変換器 502 直交変調器 503 可変利得増幅器 504 IF帯域ろ波器 505 ミキサー 506,508 RF帯域ろ波器 507 増幅器 509 送信増幅器 510,511 局部発振器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号の送信時に、外部からの
    送信電力制御情報に応じて送信電力を制御するようにし
    た送信装置における非線形歪み補償回路であって、前記
    ディジタル信号のビット単位の送信電力と送信電力制御
    情報とに応じて非線形歪みの補償成分を生成する補償成
    分生成手段と、この補償成分により送信信号の前記非線
    形歪みの補償をなす補償手段とを含むことを特徴とする
    非線形歪み補償回路。
  2. 【請求項2】 前記補償成分生成手段は前記ビット単位
    の補償成分を生成し、前記補償手段はこのビット単位の
    補償成分に従って前記非線形歪みの補償をなすようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の非線形歪み補償回
    路。
  3. 【請求項3】 前記補償成分生成手段は、瞬時送信電力
    値と送信電力の平均値とにより前記ビット単位の送信電
    力を算出し、この算出結果と前記送信電力制御情報とに
    従って、前記ビット単位の補償成分を生成するようにし
    たことを特徴とする請求項2記載の非線形歪み補償回
    路。
  4. 【請求項4】 前記補償成分生成手段は、前記補償成分
    である補償データを予め格納した記憶手段と、前記ビッ
    ト単位の送信電力と前記送信電力制御情報とにより前記
    記憶手段のアドレスを生成するアドレス生成手段とを有
    することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の非線
    形歪み補償回路。
  5. 【請求項5】 前記アドレス生成手段は、前記ビット単
    位の送信電力と前記送信電力制御情報との加算により前
    記アドレスを生成する様に構成されていることを特徴と
    する請求項4記載の非線形歪み補償回路。
  6. 【請求項6】 前記アドレス生成手段は、前記ビット単
    位の送信電力を、瞬時送信電力値と送信電力の平均値と
    を加算することにより算出するようにしたことを特徴と
    する請求項5記載の非線形歪み補償回路。
  7. 【請求項7】 前記送信信号はタイムスロット形式であ
    り、外部からの前記送信電力制御情報は送信タイムスロ
    ット毎の送信電力の制御をなす様に設定されており、前
    記アドレス生成手段は、ある時刻の送信タイムスロット
    の平均電力値と、それに続く次の送信タイムスロットの
    各ビット毎の瞬時電力値とを加算することにより前記ビ
    ット単位の送信電力を算出するようにしたことを特徴と
    する請求項6記載の非線形歪み補償回路。
  8. 【請求項8】 前記送信電力制御情報は前記次の送信タ
    イムスロットの送信電力制御のための情報であることを
    特徴とする請求項7記載の非線形歪み補償回路。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段は読出し専用メモリである
    ことを特徴とする請求項4〜8いずれか記載の非線形歪
    み補償回路。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9いずれか記載の非線形歪
    み補償回路を送信電力増幅器よりも前段に有することを
    特徴とする送信装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の送信装置を有するこ
    とを特徴とする移動通信機。
  12. 【請求項12】 前記送信電力制御情報は基地局から送
    信される信号のタイムスロット毎に夫々重畳されている
    ことを特徴とする請求項11記載の移動通信機。
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