JPH10322137A - プリディストーション型歪補償回路付送信装置 - Google Patents
プリディストーション型歪補償回路付送信装置Info
- Publication number
- JPH10322137A JPH10322137A JP9144522A JP14452297A JPH10322137A JP H10322137 A JPH10322137 A JP H10322137A JP 9144522 A JP9144522 A JP 9144522A JP 14452297 A JP14452297 A JP 14452297A JP H10322137 A JPH10322137 A JP H10322137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gain
- amplifier
- distortion compensation
- distortion
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動作環境の変化による増幅器、フィルタ、変
調器、ミキサ等の利得変動を利得制御増幅器によって吸
収するようにする。 【解決手段】 プリディストーション型歪補償回路付送
信装置が、歪補償演算部106、包絡線検波器107、補償デ
ータ生成部108、D/Aコンバータ113、114から成るベース
バンド部101と、直交変調器115、利得制御増幅器116、
バンドパスフィルタ117、119、ミキサ118、方向性結合
器120、電力増幅器121、アンテナ122から成る無線部102
と、電力測定部123、電力比較部124、利得制御部125か
ら成る制御部103とで構成され、電力増幅器121の入力信
号を方向性結合器120で検出し、電力測定部123で電力を
測定し、電力比較部124において所望値との比較を行な
い、この結果に基づいて利得制御部125は利得制御増幅
器116の利得を適正に制御して直交変調器115、バンドパ
スフィルタ117、119、ミキサ118等の各素子の利得変動
を吸収し、補償後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大
を抑制し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件
内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作させる。
調器、ミキサ等の利得変動を利得制御増幅器によって吸
収するようにする。 【解決手段】 プリディストーション型歪補償回路付送
信装置が、歪補償演算部106、包絡線検波器107、補償デ
ータ生成部108、D/Aコンバータ113、114から成るベース
バンド部101と、直交変調器115、利得制御増幅器116、
バンドパスフィルタ117、119、ミキサ118、方向性結合
器120、電力増幅器121、アンテナ122から成る無線部102
と、電力測定部123、電力比較部124、利得制御部125か
ら成る制御部103とで構成され、電力増幅器121の入力信
号を方向性結合器120で検出し、電力測定部123で電力を
測定し、電力比較部124において所望値との比較を行な
い、この結果に基づいて利得制御部125は利得制御増幅
器116の利得を適正に制御して直交変調器115、バンドパ
スフィルタ117、119、ミキサ118等の各素子の利得変動
を吸収し、補償後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大
を抑制し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件
内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信等に使
用する歪補償回路付送信装置に関し、特に動作環境の変
化による増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の利得変
動を利得制御増幅器によって吸収するようにしたプリデ
ィストーション型歪補償回路付送信装置に関する。
用する歪補償回路付送信装置に関し、特に動作環境の変
化による増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の利得変
動を利得制御増幅器によって吸収するようにしたプリデ
ィストーション型歪補償回路付送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリディストーション型歪補償回
路付送信装置の構成を図6に示す。図6において、プリ
ディストーション型歪補償回路付送信装置は、ベースバ
ンド部601と、無線部602とから成り、ベースバンド部60
1は、歪補償演算部605と、包絡線検波器606と、補償デ
ータ生成部607と、D/Aコンバータ612、613とから構成さ
れ、また無線部602は、直交変調器614と、利得制御増幅
器615と、バンドパスフィルタ616と、ミキサ617と、バ
ンドパスフィルタ618と、電力増幅器619と、アンテナ62
0とから構成されている。さらに、ベースバンド部601に
は、ベースバンドI信号入力603、ベースバンドQ信号入
力604、出力電力設定データ入力608、温度データ入力60
9、周波数データ入力610、および電源電圧データ入力61
1の各入力部が用意されている。
路付送信装置の構成を図6に示す。図6において、プリ
ディストーション型歪補償回路付送信装置は、ベースバ
ンド部601と、無線部602とから成り、ベースバンド部60
1は、歪補償演算部605と、包絡線検波器606と、補償デ
ータ生成部607と、D/Aコンバータ612、613とから構成さ
れ、また無線部602は、直交変調器614と、利得制御増幅
器615と、バンドパスフィルタ616と、ミキサ617と、バ
ンドパスフィルタ618と、電力増幅器619と、アンテナ62
0とから構成されている。さらに、ベースバンド部601に
は、ベースバンドI信号入力603、ベースバンドQ信号入
力604、出力電力設定データ入力608、温度データ入力60
9、周波数データ入力610、および電源電圧データ入力61
1の各入力部が用意されている。
【0003】図6を用いて従来のプリディストーション
型歪補償回路付送信装置の動作を説明する。まず歪補償
原理について述べる。なお、歪は電力増幅器619でのみ
発生するものとし、各信号はベースバンド信号に置き換
えて取り扱う。
型歪補償回路付送信装置の動作を説明する。まず歪補償
原理について述べる。なお、歪は電力増幅器619でのみ
発生するものとし、各信号はベースバンド信号に置き換
えて取り扱う。
【0004】電力増幅器619の入出力特性は、入力信号
の振幅値pをパラメータとして以下のように表される。
の振幅値pをパラメータとして以下のように表される。
【数1】
【0005】ここで、Gは、電力増幅器619以外の素子
の総合利得を、Kは、電力増幅器619の線形動作時の利
得を、f(p)は、電力増幅器619の振幅非線形歪(=1で線
形)を、g(p)は、電力増幅器619の位相回転量[rad]
を、歪補償演算部605の入力信号をSin、出力信号をS'
in、電力増幅器619の出力信号をSoutとすると、Sout
は以下のように表される。
の総合利得を、Kは、電力増幅器619の線形動作時の利
得を、f(p)は、電力増幅器619の振幅非線形歪(=1で線
形)を、g(p)は、電力増幅器619の位相回転量[rad]
を、歪補償演算部605の入力信号をSin、出力信号をS'
in、電力増幅器619の出力信号をSoutとすると、Sout
は以下のように表される。
【数2】 ここで、SoutはSinに対して無歪みであるから、上記
式(2)は次のように表される。
式(2)は次のように表される。
【数3】
【数4】
【0006】次に、歪補償演算部605での具体的な歪補
償演算について述べる。いま、Sin、S'inを以下のよ
うに定義する。
償演算について述べる。いま、Sin、S'inを以下のよ
うに定義する。
【数5】
【数6】
【0007】ここで、Iinは、入力I信号を、Qinは、
入力Q信号を、Ioutは、歪補償後I信号を、Qoutは、歪
補償後Q信号を表しているものとする。上記式(5)、
(6)を上記式(4)に代入すると以下のようになる。
入力Q信号を、Ioutは、歪補償後I信号を、Qoutは、歪
補償後Q信号を表しているものとする。上記式(5)、
(6)を上記式(4)に代入すると以下のようになる。
【数7】
【0008】これをIout、Qoutについて解くと、
【数8】
【数9】 上記式(8)、(9)は歪補償演算部605での歪補償演算を
示したものである。なお、CI、CQは歪補償データであ
り、補償データ生成部607において、包絡線検波器606に
より算出された包絡線情報と、出力電力設定データ入力
608からの出力電力設定データ、温度データ入力609から
の温度データ、周波数データ入力610からの周波数デー
タ、電源電圧データ入力611からの電源電圧データより
適切な値が決定され出力される。
示したものである。なお、CI、CQは歪補償データであ
り、補償データ生成部607において、包絡線検波器606に
より算出された包絡線情報と、出力電力設定データ入力
608からの出力電力設定データ、温度データ入力609から
の温度データ、周波数データ入力610からの周波数デー
タ、電源電圧データ入力611からの電源電圧データより
適切な値が決定され出力される。
【0009】次に、信号の流れについて説明する。ベー
スバンドI信号入力603、ベースバンドQ信号入力604に入
力されたI、Q信号に対して、歪補償演算部605では式
(8)、(9)の歪補償演算を行ない、補償後のベースバン
ドI、Q信号はD/Aコンバータ612、613でアナログ値に変
換され、直交変調器614で変調され、利得制御増幅器61
5、バンドパスフィルタ616通過後、ミキサ617によりア
ップコンバートされ、バンドパスフィルタ618通過後、
電力増幅器619により所望の出力電力まで増幅された
後、アンテナ620から送信される。
スバンドI信号入力603、ベースバンドQ信号入力604に入
力されたI、Q信号に対して、歪補償演算部605では式
(8)、(9)の歪補償演算を行ない、補償後のベースバン
ドI、Q信号はD/Aコンバータ612、613でアナログ値に変
換され、直交変調器614で変調され、利得制御増幅器61
5、バンドパスフィルタ616通過後、ミキサ617によりア
ップコンバートされ、バンドパスフィルタ618通過後、
電力増幅器619により所望の出力電力まで増幅された
後、アンテナ620から送信される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリディストーション型歪補償回路付送信装置にお
いては、温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化
による増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の利得変動
をベースバンド信号に対する歪補償演算部ですべて吸収
するので、利得変動が大きい場合には補償後のベースバ
ンドI、Q信号の振幅が増大し、D/Aコンバータや、直交
変調器等の動作条件に合致しないという問題を有してい
た。
来のプリディストーション型歪補償回路付送信装置にお
いては、温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化
による増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の利得変動
をベースバンド信号に対する歪補償演算部ですべて吸収
するので、利得変動が大きい場合には補償後のベースバ
ンドI、Q信号の振幅が増大し、D/Aコンバータや、直交
変調器等の動作条件に合致しないという問題を有してい
た。
【0011】それについて以下、具体的に説明する。温
度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化による電力
増幅器619の利得変動をΔK、電力増幅器619以外の素子
の利得変動をΔG、利得変動に対応した歪補償後の信号
をS"inとすると、上記式(3)より以下のような式が成
り立つ。
度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化による電力
増幅器619の利得変動をΔK、電力増幅器619以外の素子
の利得変動をΔG、利得変動に対応した歪補償後の信号
をS"inとすると、上記式(3)より以下のような式が成
り立つ。
【数10】 よって、
【数11】 が成り立つ。
【0012】また、上記式(4)より、
【数12】 であり、上記式(11)、(12)を比較すると、
【数13】 は明らかである。
【0013】式(6)を式(13)に代入すると、
【数14】 上記式(14)は利得変動追従によって、I、Qベースバンド
信号の振幅が変動することを意味し、ΔG・ΔK<1では
振幅は増大する。
信号の振幅が変動することを意味し、ΔG・ΔK<1では
振幅は増大する。
【0014】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化によ
る増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の利得変動が大
きい場合でも補償後のベースバンドI、Q信号の振幅の増
大を抑制し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条
件内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作するプリディ
ストーション型歪補償回路付送信装置を提供することを
目的とする。
で、温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化によ
る増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の利得変動が大
きい場合でも補償後のベースバンドI、Q信号の振幅の増
大を抑制し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条
件内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作するプリディ
ストーション型歪補償回路付送信装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、温度、周波数、電源電圧などの動作環境の
変化による増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の利得
変動を利得制御増幅器によって吸収するようにしたもの
である。
に本発明は、温度、周波数、電源電圧などの動作環境の
変化による増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の利得
変動を利得制御増幅器によって吸収するようにしたもの
である。
【0016】以上により、補償後のベースバンドI、Q信
号の振幅のダイナミックレンジを縮小し、D/Aコンバー
タや、直交変調器等の動作条件内の振幅のベースバンド
I、Q信号で動作するプリディストーション型歪補償回路
付送信装置が得られる。
号の振幅のダイナミックレンジを縮小し、D/Aコンバー
タや、直交変調器等の動作条件内の振幅のベースバンド
I、Q信号で動作するプリディストーション型歪補償回路
付送信装置が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、プリディストーション型歪補償回路付送信装置が、
歪補償処理を行なう歪補償部を含むベースバンド部と、
利得制御増幅器と歪補償対象の電力増幅器を含む無線部
と、前記利得制御増幅器の利得を制御する制御部とから
構成されており、温度、周波数、電源電圧などの動作環
境の変化による増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の
利得変動を吸収するように前記利得制御増幅器を制御す
るように構成したものである。
は、プリディストーション型歪補償回路付送信装置が、
歪補償処理を行なう歪補償部を含むベースバンド部と、
利得制御増幅器と歪補償対象の電力増幅器を含む無線部
と、前記利得制御増幅器の利得を制御する制御部とから
構成されており、温度、周波数、電源電圧などの動作環
境の変化による増幅器、フィルタ、変調器、ミキサ等の
利得変動を吸収するように前記利得制御増幅器を制御す
るように構成したものである。
【0018】よって、電力増幅器の入力が所望の値に保
たれるので、高精度の歪補償が可能であり、歪補償演算
後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制し、D/A
コンバータや、直交変調器等の動作条件内の振幅のベー
スバンドI、Q信号で動作させることが容易となる。
たれるので、高精度の歪補償が可能であり、歪補償演算
後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制し、D/A
コンバータや、直交変調器等の動作条件内の振幅のベー
スバンドI、Q信号で動作させることが容易となる。
【0019】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置に
おいて、制御部を、電力測定部と、電力比較部と、利得
制御部で構成し、電力増幅器の入力電力を所望の値で一
定に保つように前記利得制御増幅器の利得を制御するよ
うにしたものである。
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置に
おいて、制御部を、電力測定部と、電力比較部と、利得
制御部で構成し、電力増幅器の入力電力を所望の値で一
定に保つように前記利得制御増幅器の利得を制御するよ
うにしたものである。
【0020】よって、電力増幅器の入力が所望の値に保
たれるので、高精度の歪補償が可能であり、歪補償演算
後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制し、D/A
コンバータや、直交変調器等の動作条件内の振幅のベー
スバンドI、Q信号で動作させることが容易となる。
たれるので、高精度の歪補償が可能であり、歪補償演算
後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制し、D/A
コンバータや、直交変調器等の動作条件内の振幅のベー
スバンドI、Q信号で動作させることが容易となる。
【0021】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置に
おいて、制御部を、利得変動補正量データ生成部と、利
得制御部で構成し、電力増幅器の入力電力を所望の値で
一定に保つように前記利得制御増幅器の利得を制御する
ようにしたものである。
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置に
おいて、制御部を、利得変動補正量データ生成部と、利
得制御部で構成し、電力増幅器の入力電力を所望の値で
一定に保つように前記利得制御増幅器の利得を制御する
ようにしたものである。
【0022】よって、電力増幅器の入力が所望の値に保
たれるので、高精度の歪補償が可能であり、歪補償演算
後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制し、D/A
コンバータや、直交変調器等動作条件内の振幅のベース
バンドI、Q信号で動作させることが容易となる。
たれるので、高精度の歪補償が可能であり、歪補償演算
後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制し、D/A
コンバータや、直交変調器等動作条件内の振幅のベース
バンドI、Q信号で動作させることが容易となる。
【0023】また、利得制御増幅器の制御はデータを読
み出して行なうため、高速な応答が可能である。
み出して行なうため、高速な応答が可能である。
【0024】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置に
おいて、制御部に、さらに記憶部を備え、一度使用した
利得制御部の利得制御情報を前記記憶部に記憶し、再利
用するように構成にしたものである。
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置に
おいて、制御部に、さらに記憶部を備え、一度使用した
利得制御部の利得制御情報を前記記憶部に記憶し、再利
用するように構成にしたものである。
【0025】よって、電力増幅器の入力が所望の値で一
定に保たれるので、高精度の歪補償が可能であり、歪補
償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制
し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件内の振
幅のベースバンドI、Q信号で動作させることが容易とな
る。
定に保たれるので、高精度の歪補償が可能であり、歪補
償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制
し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件内の振
幅のベースバンドI、Q信号で動作させることが容易とな
る。
【0026】また、一度使用した利得制御情報を再利用
することで、高精度かつ高速な応答の両立が可能であ
る。
することで、高精度かつ高速な応答の両立が可能であ
る。
【0027】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
乃至請求項4記載のプリディストーション型歪補償回路
付送信装置において、制御部を、利得変動補正量データ
生成部と、利得制御部とで構成し、温度、周波数、電源
電圧などの動作環境の変化による前記電力増幅器の利得
変動のうち一定量を吸収するように前記利得制御増幅器
を制御するようにしたものである。
乃至請求項4記載のプリディストーション型歪補償回路
付送信装置において、制御部を、利得変動補正量データ
生成部と、利得制御部とで構成し、温度、周波数、電源
電圧などの動作環境の変化による前記電力増幅器の利得
変動のうち一定量を吸収するように前記利得制御増幅器
を制御するようにしたものである。
【0028】よって、電力増幅器の利得変動を補正する
場合にも、歪補償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅
の増大を抑制し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動
作条件内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作させるこ
とが容易となる。
場合にも、歪補償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅
の増大を抑制し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動
作条件内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作させるこ
とが容易となる。
【0029】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置に
おいて、制御部を、利得制御部で構成し、前記利得制御
増幅器の利得を適正に制御することで振幅に対する歪補
償を行ない、前記歪補償部では位相に対する歪補償のみ
を行なうようにしたものである。
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置に
おいて、制御部を、利得制御部で構成し、前記利得制御
増幅器の利得を適正に制御することで振幅に対する歪補
償を行ない、前記歪補償部では位相に対する歪補償のみ
を行なうようにしたものである。
【0030】よって、歪補償演算後のベースバンドI、Q
信号の振幅は増大せず、D/Aコンバータや、直交変調器
等の動作条件内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作さ
せることが容易となる。
信号の振幅は増大せず、D/Aコンバータや、直交変調器
等の動作条件内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作さ
せることが容易となる。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。
から図5を用いて説明する。
【0032】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態のプリディストーション型歪補償回路付
送信装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、第1の実施の形態のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置は、ベースバンド部101と、無線部102
と、制御部103とから成り、ベースバンド部101は、歪補
償演算部106と、包絡線検波器107と、補償データ生成部
108と、D/Aコンバータ113、114とから構成されており、
また無線部102は、直交変調器115と、利得制御増幅器11
6と、バンドパスフィルタ117と、ミキサ118と、バンド
パスフィルタ119と、方向性結合器120と、電力増幅器12
1と、アンテナ122とから構成されており、またさらに制
御部103は、電力測定部123と、電力比較部124と、利得
制御部125とから構成されている。なお、ベースバンド
部101には、ベースバンドI信号入力104、ベースバンドQ
信号入力105、出力電力設定データ入力109、温度データ
入力110、周波数データ入力111、および電源電圧データ
入力112の各入力部が用意されている。
1の実施の形態のプリディストーション型歪補償回路付
送信装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、第1の実施の形態のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置は、ベースバンド部101と、無線部102
と、制御部103とから成り、ベースバンド部101は、歪補
償演算部106と、包絡線検波器107と、補償データ生成部
108と、D/Aコンバータ113、114とから構成されており、
また無線部102は、直交変調器115と、利得制御増幅器11
6と、バンドパスフィルタ117と、ミキサ118と、バンド
パスフィルタ119と、方向性結合器120と、電力増幅器12
1と、アンテナ122とから構成されており、またさらに制
御部103は、電力測定部123と、電力比較部124と、利得
制御部125とから構成されている。なお、ベースバンド
部101には、ベースバンドI信号入力104、ベースバンドQ
信号入力105、出力電力設定データ入力109、温度データ
入力110、周波数データ入力111、および電源電圧データ
入力112の各入力部が用意されている。
【0033】以上のように構成された第1の実施の形態
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図1を用いて動作を説明する。
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図1を用いて動作を説明する。
【0034】歪補償の基本動作については上記で説明し
た従来技術とほぼ同じであるので、以下では、従来技術
と異なる事項について説明を加えることにする。
た従来技術とほぼ同じであるので、以下では、従来技術
と異なる事項について説明を加えることにする。
【0035】無線部102の電力増幅器121の入力信号を方
向性結合器120で検出し、これを制御部103の電力測定部
123で電力測定し、電力比較器124において所望の電力値
との比較を行ない、利得制御部125ではその比較結果の
情報を用いて無線部102の電力増幅器121の入力電力が所
望の値になるように無線部102の利得制御増幅器116の利
得を制御する。
向性結合器120で検出し、これを制御部103の電力測定部
123で電力測定し、電力比較器124において所望の電力値
との比較を行ない、利得制御部125ではその比較結果の
情報を用いて無線部102の電力増幅器121の入力電力が所
望の値になるように無線部102の利得制御増幅器116の利
得を制御する。
【0036】なお、一連の電力測定、比較は絶対的な値
ではなく相対的な値である。以下、具体的に説明するこ
とにする。上記した式(10)より利得変動補正前の電力増
幅器121の出力Soutは以下の式で表される。
ではなく相対的な値である。以下、具体的に説明するこ
とにする。上記した式(10)より利得変動補正前の電力増
幅器121の出力Soutは以下の式で表される。
【数15】
【0037】本実施の形態では利得制御増幅器が利得変
動を吸収するので、上記式(15)は次のような式(16)に書
き換えられる。
動を吸収するので、上記式(15)は次のような式(16)に書
き換えられる。
【数16】 よって、上記式(16)、および上記式(4)より、
【数17】 となり、歪補償演算部の処理は利得変動補正前後で不変
である。
である。
【0038】これにより、利得制御増幅器116が温度、
周波数、電源電圧などの動作環境の変化による直交変調
器115、バンドパスフィルタ117、119、ミキサ118の各素
子の利得変動を吸収するので、電力増幅器121の入力が
所望の値に保たれ、高精度の歪補償が可能であり、歪補
償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制
し、利得変動を補正する場合にも、D/Aコンバータや、
直交変調器等の動作条件内の振幅のベースバンドI、Q信
号で動作させることが容易となる。
周波数、電源電圧などの動作環境の変化による直交変調
器115、バンドパスフィルタ117、119、ミキサ118の各素
子の利得変動を吸収するので、電力増幅器121の入力が
所望の値に保たれ、高精度の歪補償が可能であり、歪補
償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制
し、利得変動を補正する場合にも、D/Aコンバータや、
直交変調器等の動作条件内の振幅のベースバンドI、Q信
号で動作させることが容易となる。
【0039】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態のプリディストーション型歪補償回路付
送信装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、第2の実施の形態のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置は、ベースバンド部201と、無線部202
と、制御部203とから成り、ベースバンド部201は、歪補
償演算部206と、包絡線検波器207と、補償データ生成部
208と、D/Aコンバータ213、214とから構成されており、
また無線部202は、直交変調器215と、利得制御増幅器21
6と、バンドパスフィルタ217と、ミキサ218と、バンド
パスフィルタ219と、電力増幅器220と、アンテナ221と
から構成されており、またさらに制御部203は、利得補
正量データ生成部222と、利得制御部222とから構成され
ている。なお、ベースバンド部201には、ベースバンドI
信号入力204、ベースバンドQ信号入力205、出力電力設
定データ入力209、温度データ入力210、周波数データ入
力211、および電源電圧データ入力212の各入力部が用意
されている。
2の実施の形態のプリディストーション型歪補償回路付
送信装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、第2の実施の形態のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置は、ベースバンド部201と、無線部202
と、制御部203とから成り、ベースバンド部201は、歪補
償演算部206と、包絡線検波器207と、補償データ生成部
208と、D/Aコンバータ213、214とから構成されており、
また無線部202は、直交変調器215と、利得制御増幅器21
6と、バンドパスフィルタ217と、ミキサ218と、バンド
パスフィルタ219と、電力増幅器220と、アンテナ221と
から構成されており、またさらに制御部203は、利得補
正量データ生成部222と、利得制御部222とから構成され
ている。なお、ベースバンド部201には、ベースバンドI
信号入力204、ベースバンドQ信号入力205、出力電力設
定データ入力209、温度データ入力210、周波数データ入
力211、および電源電圧データ入力212の各入力部が用意
されている。
【0040】以上のように構成された第2の実施の形態
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図2を用いて動作を説明する。
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図2を用いて動作を説明する。
【0041】歪補償の基本動作については上記で説明し
た従来技術とほぼ同じであるので、以下では、従来技術
と異なる事項について説明を加えることにする。
た従来技術とほぼ同じであるので、以下では、従来技術
と異なる事項について説明を加えることにする。
【0042】制御部203の利得補正量データ生成部222で
は温度データ入力210からの温度データ、周波数データ
入力211からの周波数データ、電源電圧データ入力212か
らの電源電圧データより適切な利得補正量データを生成
し、制御部203の利得制御部223ではその利得補正量デー
タを用いて無線部202の電力増幅器220の入力電力が所望
の値になるように利得制御増幅器216の利得を制御す
る。具体的な式の展開は上記した第1の実施の形態で説
明した通りなので、ここでは再説しない。
は温度データ入力210からの温度データ、周波数データ
入力211からの周波数データ、電源電圧データ入力212か
らの電源電圧データより適切な利得補正量データを生成
し、制御部203の利得制御部223ではその利得補正量デー
タを用いて無線部202の電力増幅器220の入力電力が所望
の値になるように利得制御増幅器216の利得を制御す
る。具体的な式の展開は上記した第1の実施の形態で説
明した通りなので、ここでは再説しない。
【0043】これにより、電力増幅器220の入力電力を
所望の一定の値に保ち、利得制御増幅器216が温度、周
波数、電源電圧などの動作環境の変化による直交変調器
215、バンドパスフィルタ217、219、ミキサ218の各素子
の利得変動を吸収するので、電力増幅器220の入力が所
望の値に保たれ、高精度の歪補償が可能であり、歪補償
演算後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制し、
利得変動を補正する場合にも、D/Aコンバータや、直交
変調器等の動作条件内の振幅のベースバンドI、Q信号で
動作させることが容易となる。
所望の一定の値に保ち、利得制御増幅器216が温度、周
波数、電源電圧などの動作環境の変化による直交変調器
215、バンドパスフィルタ217、219、ミキサ218の各素子
の利得変動を吸収するので、電力増幅器220の入力が所
望の値に保たれ、高精度の歪補償が可能であり、歪補償
演算後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制し、
利得変動を補正する場合にも、D/Aコンバータや、直交
変調器等の動作条件内の振幅のベースバンドI、Q信号で
動作させることが容易となる。
【0044】また、利得制御増幅器の制御はあらかじめ
用意されたデータを読み出して行なうため、高速な応答
が可能である。
用意されたデータを読み出して行なうため、高速な応答
が可能である。
【0045】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施の形態のプリディストーション型歪補償回路付
送信装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、第3の実施の形態のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置は、ベースバンド部301と、無線部302
と、制御部303とから成り、ベースバンド部301は、歪補
償演算部306と、包絡線検波器307と、補償データ生成部
308と、D/Aコンバータ313、314とから構成されており、
また無線部302は、直交変調器315と、利得制御増幅器31
6と、バンドパスフィルタ317と、ミキサ318と、バンド
パスフィルタ319と、方向性結合器320と、電力増幅器32
1と、アンテナ322とから構成されている。またさらに制
御部303は、電力測定部323と、電力比較部324と、記憶
部325と、利得制御部326とから構成されている。なお、
ベースバンド部301には、ベースバンドI信号入力304、
ベースバンドQ信号入力305、出力電力設定データ入力30
9、温度データ入力310、周波数データ入力311、および
電源電圧データ入力312の各入力部が用意されている。
3の実施の形態のプリディストーション型歪補償回路付
送信装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、第3の実施の形態のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置は、ベースバンド部301と、無線部302
と、制御部303とから成り、ベースバンド部301は、歪補
償演算部306と、包絡線検波器307と、補償データ生成部
308と、D/Aコンバータ313、314とから構成されており、
また無線部302は、直交変調器315と、利得制御増幅器31
6と、バンドパスフィルタ317と、ミキサ318と、バンド
パスフィルタ319と、方向性結合器320と、電力増幅器32
1と、アンテナ322とから構成されている。またさらに制
御部303は、電力測定部323と、電力比較部324と、記憶
部325と、利得制御部326とから構成されている。なお、
ベースバンド部301には、ベースバンドI信号入力304、
ベースバンドQ信号入力305、出力電力設定データ入力30
9、温度データ入力310、周波数データ入力311、および
電源電圧データ入力312の各入力部が用意されている。
【0046】以上のように構成された第3の実施の形態
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図3を用いて動作を説明する。
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図3を用いて動作を説明する。
【0047】基本動作については上記で説明した第1の
実施の形態とほぼ同じであるので、以下では、第1の実
施の形態と異なる事項について説明を加えることにす
る。
実施の形態とほぼ同じであるので、以下では、第1の実
施の形態と異なる事項について説明を加えることにす
る。
【0048】制御部303の利得制御部326では、一度使用
した利得制御情報を温度データ入力310からの温度デー
タ、周波数データ入力311からの周波数データ、電源電
圧データ入力312からの電源電圧データをパラメータと
して記憶部325に記憶し、同じ条件下では記憶された利
得制御情報を再利用し、それ以外の条件では第1の実施
の形態と同様の動作をする。具体的な式の展開は上記し
た第1の実施の形態で説明した通りなので、ここでは再
説しない。
した利得制御情報を温度データ入力310からの温度デー
タ、周波数データ入力311からの周波数データ、電源電
圧データ入力312からの電源電圧データをパラメータと
して記憶部325に記憶し、同じ条件下では記憶された利
得制御情報を再利用し、それ以外の条件では第1の実施
の形態と同様の動作をする。具体的な式の展開は上記し
た第1の実施の形態で説明した通りなので、ここでは再
説しない。
【0049】これにより、無線部302の利得制御増幅器3
16が温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化によ
る直交変調器315、バンドパスフィルタ317、319、ミキ
サ318などの各素子の利得変動を吸収するので、無線部3
02の電力増幅器321の入力が所望の値に保たれ、高精度
の歪補償が可能であり、歪補償演算後のベースバンド
I、Q信号の振幅の増大を抑制し、利得変動を補正する場
合にも、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件内
の振幅のベースバンドI、Q信号で動作させることが容易
となる。
16が温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化によ
る直交変調器315、バンドパスフィルタ317、319、ミキ
サ318などの各素子の利得変動を吸収するので、無線部3
02の電力増幅器321の入力が所望の値に保たれ、高精度
の歪補償が可能であり、歪補償演算後のベースバンド
I、Q信号の振幅の増大を抑制し、利得変動を補正する場
合にも、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件内
の振幅のベースバンドI、Q信号で動作させることが容易
となる。
【0050】また、一度使用した利得制御情報を再利用
することで、高精度かつ高速な応答の両立が可能であ
る。
することで、高精度かつ高速な応答の両立が可能であ
る。
【0051】(第4の実施の形態)図4(a)は、本発明
の第4の実施の形態のプリディストーション型歪補償回
路付送信装置の構成を示すブロック図である。本実施の
形態は前述した第1の実施の形態乃至第3の実施の形態
に図4(a)に示す構成を付加したものであるが、便宜上
従来技術の構成を示すブロック図に付加したものについ
て説明する。図4(a)において、第4の実施の形態のプ
リディストーション型歪補償回路付送信装置は、ベース
バンド部401と、無線部402と、制御部403とから成り、
ベースバンド部401は、歪補償演算部406と、包絡線検波
器407と、補償データ生成部408と、D/Aコンバータ413、
414とから構成されており、また無線部402は、直交変調
器415と、利得制御増幅器416と、バンドパスフィルタ41
7と、ミキサ418と、バンドパスフィルタ419と、電力増
幅器420と、アンテナ421とから構成されている。さらに
また制御部403は、利得補正量データ生成部422と、利得
制御部423とから構成されている。なお、ベースバンド
部401には、ベースバンドI信号入力404、ベースバンドQ
信号入力405、出力電力設定データ入力409、温度データ
入力410、周波数データ入力411、および電源電圧データ
入力412の各入力部が用意されている。
の第4の実施の形態のプリディストーション型歪補償回
路付送信装置の構成を示すブロック図である。本実施の
形態は前述した第1の実施の形態乃至第3の実施の形態
に図4(a)に示す構成を付加したものであるが、便宜上
従来技術の構成を示すブロック図に付加したものについ
て説明する。図4(a)において、第4の実施の形態のプ
リディストーション型歪補償回路付送信装置は、ベース
バンド部401と、無線部402と、制御部403とから成り、
ベースバンド部401は、歪補償演算部406と、包絡線検波
器407と、補償データ生成部408と、D/Aコンバータ413、
414とから構成されており、また無線部402は、直交変調
器415と、利得制御増幅器416と、バンドパスフィルタ41
7と、ミキサ418と、バンドパスフィルタ419と、電力増
幅器420と、アンテナ421とから構成されている。さらに
また制御部403は、利得補正量データ生成部422と、利得
制御部423とから構成されている。なお、ベースバンド
部401には、ベースバンドI信号入力404、ベースバンドQ
信号入力405、出力電力設定データ入力409、温度データ
入力410、周波数データ入力411、および電源電圧データ
入力412の各入力部が用意されている。
【0052】以上のように構成された第4の実施の形態
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図4(a)、(b)を用いて動作を説明する。
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図4(a)、(b)を用いて動作を説明する。
【0053】歪補償の基本動作については上記で説明し
た従来技術とほぼ同じであるので、以下では、従来技術
と異なる事項について説明を加えることにする。
た従来技術とほぼ同じであるので、以下では、従来技術
と異なる事項について説明を加えることにする。
【0054】制御部403の利得補正量データ生成部422で
は、温度データ入力410からの温度データ、周波数デー
タ入力411からの周波数データ、電源電圧データ入力412
からの電源電圧データに基づいて無線部402の電力増幅
器420の温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化
による利得変動のうち一定量を無線部402の利得制御増
幅器416で吸収するように適切な利得補正量データを生
成し、制御部403の利得制御部423ではその利得補正量デ
ータを用いて無線部402の利得制御増幅器416の利得を制
御する。
は、温度データ入力410からの温度データ、周波数デー
タ入力411からの周波数データ、電源電圧データ入力412
からの電源電圧データに基づいて無線部402の電力増幅
器420の温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化
による利得変動のうち一定量を無線部402の利得制御増
幅器416で吸収するように適切な利得補正量データを生
成し、制御部403の利得制御部423ではその利得補正量デ
ータを用いて無線部402の利得制御増幅器416の利得を制
御する。
【0055】図4(b)は従来技術と本実施の形態のみか
けの電力増幅器420の入出力特性を示したものであり、
利得変動の一定量を吸収することにより利得変動が減少
していることがわかる。
けの電力増幅器420の入出力特性を示したものであり、
利得変動の一定量を吸収することにより利得変動が減少
していることがわかる。
【0056】これにより、無線部402の利得制御増幅器4
16が温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化によ
る無線部402の電力増幅器420の利得変動の一定量を吸収
するので、歪補償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅
の増大を抑制し、利得変動を補正する場合にも、D/Aコ
ンバータや、直交変調器等の動作条件内の振幅のベース
バンドI、Q信号で動作させることが容易となる。
16が温度、周波数、電源電圧などの動作環境の変化によ
る無線部402の電力増幅器420の利得変動の一定量を吸収
するので、歪補償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅
の増大を抑制し、利得変動を補正する場合にも、D/Aコ
ンバータや、直交変調器等の動作条件内の振幅のベース
バンドI、Q信号で動作させることが容易となる。
【0057】(第5の実施の形態)図5は、本発明の第
5の実施の形態のプリディストーション型歪補償回路付
送信装置の構成を示すブロック図である。図5におい
て、第5の実施の形態のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置は、ベースバンド部501と、無線部502
と、制御部503とから成り、ベースバンド部501は、歪補
償演算部506と、包絡線検波器507と、補償データ生成部
508と、D/Aコンバータ513、514とから構成されており、
また無線部502は、直交変調器515と、利得制御増幅器51
6と、バンドパスフィルタ517と、ミキサ518と、バンド
パスフィルタ519と、電力増幅器520と、アンテナ521と
から構成されている。またさらに、制御部503は、利得
制御部522を有するように構成されている。なお、ベー
スバンド部501には、ベースバンドI信号入力504、ベー
スバンドQ信号入力505、出力電力設定データ入力509、
温度データ入力510、周波数データ入力511、および電源
電圧データ入力512の各入力部が用意されている。
5の実施の形態のプリディストーション型歪補償回路付
送信装置の構成を示すブロック図である。図5におい
て、第5の実施の形態のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置は、ベースバンド部501と、無線部502
と、制御部503とから成り、ベースバンド部501は、歪補
償演算部506と、包絡線検波器507と、補償データ生成部
508と、D/Aコンバータ513、514とから構成されており、
また無線部502は、直交変調器515と、利得制御増幅器51
6と、バンドパスフィルタ517と、ミキサ518と、バンド
パスフィルタ519と、電力増幅器520と、アンテナ521と
から構成されている。またさらに、制御部503は、利得
制御部522を有するように構成されている。なお、ベー
スバンド部501には、ベースバンドI信号入力504、ベー
スバンドQ信号入力505、出力電力設定データ入力509、
温度データ入力510、周波数データ入力511、および電源
電圧データ入力512の各入力部が用意されている。
【0058】以上のように構成された第5の実施の形態
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図5を用いて動作を説明する。
のプリディストーション型歪補償回路付送信装置につい
て、図5を用いて動作を説明する。
【0059】歪補償の基本動作については上記で説明し
た従来技術とほぼ同じであるので、以下では、従来技術
と異なる事項について説明を加えることにする。
た従来技術とほぼ同じであるので、以下では、従来技術
と異なる事項について説明を加えることにする。
【0060】ベースバンド部501の歪補償演算部506で
は、位相に関する歪補償演算のみを行ない、ベースバン
ド部501の補償データ生成部508では振幅に関する補償デ
ータを制御部503の利得制御部522に送出し、制御部503
の利得制御部522はこの補償データに基づいて無線部502
の利得制御増幅器516の利得を制御することで振幅に関
する歪補償を行なう。
は、位相に関する歪補償演算のみを行ない、ベースバン
ド部501の補償データ生成部508では振幅に関する補償デ
ータを制御部503の利得制御部522に送出し、制御部503
の利得制御部522はこの補償データに基づいて無線部502
の利得制御増幅器516の利得を制御することで振幅に関
する歪補償を行なう。
【0061】以下、具体的に説明することにする。上記
した式(6)、式(8)、式(9)より、従来から歪補償演算
部では以下のような演算が行なわれる。
した式(6)、式(8)、式(9)より、従来から歪補償演算
部では以下のような演算が行なわれる。
【0062】入力ベースバンドI、Q信号をIin、Qin、
歪補償演算部506の出力をS'inとすると、
歪補償演算部506の出力をS'inとすると、
【数18】 と表される。
【0063】ここで、本実施の形態の歪補償演算部506
は位相に対しての歪補償演算のみを行なうので、上記式
(18)において、f(p)=1と置いて、
は位相に対しての歪補償演算のみを行なうので、上記式
(18)において、f(p)=1と置いて、
【数19】
【数20】 が得られ、さらに歪補償演算部506において前後の振幅
を比較すると、歪補償演算前においては、
を比較すると、歪補償演算前においては、
【数21】 であり、歪補償演算後においては、
【数22】 となり、比較の結果において、振幅は変化しない。
【0064】これにより、ベースバンド部501における
歪補償演算によるI、Qベースバンド信号の振幅の増大は
無いので、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件
内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作させることが容
易となる。
歪補償演算によるI、Qベースバンド信号の振幅の増大は
無いので、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件
内の振幅のベースバンドI、Q信号で動作させることが容
易となる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明は、プリディストー
ション型歪補償回路付送信装置が、歪補償処理を行なう
歪補償部を含むベースバンド部と、利得制御増幅器と歪
補償対象の電力増幅器を含む無線部と、前記利得制御増
幅器の利得を制御する制御部とから構成され、温度、周
波数、電源電圧などの動作環境の変化による増幅器、フ
ィルタ、変調器、ミキサ等の各素子の利得変動を吸収す
るように前記利得制御増幅器を制御することにより、前
記電力増幅器の入力が所望の値に保たれるので、高精度
の歪補償が可能である。
ション型歪補償回路付送信装置が、歪補償処理を行なう
歪補償部を含むベースバンド部と、利得制御増幅器と歪
補償対象の電力増幅器を含む無線部と、前記利得制御増
幅器の利得を制御する制御部とから構成され、温度、周
波数、電源電圧などの動作環境の変化による増幅器、フ
ィルタ、変調器、ミキサ等の各素子の利得変動を吸収す
るように前記利得制御増幅器を制御することにより、前
記電力増幅器の入力が所望の値に保たれるので、高精度
の歪補償が可能である。
【0066】また、利得変動を補正する場合にも、歪補
償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制
し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件内の振
幅のベースバンドI、Q信号で動作させることが容易とな
る。
償演算後のベースバンドI、Q信号の振幅の増大を抑制
し、D/Aコンバータや、直交変調器等の動作条件内の振
幅のベースバンドI、Q信号で動作させることが容易とな
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるプリディス
トーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブロッ
ク図、
トーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブロッ
ク図、
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるプリディス
トーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブロッ
ク図、
トーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブロッ
ク図、
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるプリディス
トーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブロッ
ク図、
トーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブロッ
ク図、
【図4】(a)本発明の第4の実施の形態におけるプリデ
ィストーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブ
ロック図、(b)本発明の第4の実施の形態におけるプリ
ディストーション型歪補償回路付送信装置の動作説明の
ための電力増幅器のみかけの入出力特性図、
ィストーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブ
ロック図、(b)本発明の第4の実施の形態におけるプリ
ディストーション型歪補償回路付送信装置の動作説明の
ための電力増幅器のみかけの入出力特性図、
【図5】本発明の第5の実施の形態におけるプリディス
トーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブロッ
ク図、
トーション型歪補償回路付送信装置の構成を示すブロッ
ク図、
【図6】従来技術におけるプリディストーション型歪補
償回路付送信装置の構成を示すブロック図である。
償回路付送信装置の構成を示すブロック図である。
101、201、301、401、501、601 ベースバンド部 102、202、302、402、502、602 無線部 103、203、303、403、503 制御部 104、204、304、404、504、603 ベースバンドI信号入
力 105、205、305、405、505、604 ベースバンドQ信号入
力 106、206、306、406、506、605 歪補償演算部 107、207、307、407、507、606 包絡線検波器 108、208、308、408、508、507 補償データ生成部 109、209、309、409、509、608 出力電力設定データ入
力 110、210、310、410、510、609 温度データ入力 111、211、311、411、511、610 周波数データ入力 112、212、312、412、512、611 電源電圧データ入力 113、114、213、214、313、314 DAコンバータ 413、414、513、514、612、613 DAコンバータ 115、215、315、415、515、614 直交変調器 116、216、316、416、516、615 利得制御増幅器 117、119、217、219、317、319 バンドパスフィルタ 417、419、517、519、616、618 バンドパスフィルタ 118、218、318、418、518、617 ミキサ 120、320 方向性結合器 121、220、321、420、520、619 電力増幅器 122、221、322、421、521、620 アンテナ 123、323 電力測定部 124、324 電力比較部 125、223、326、423、522 利得制御部 222、422 利得補正量データ生成部 325 記憶部
力 105、205、305、405、505、604 ベースバンドQ信号入
力 106、206、306、406、506、605 歪補償演算部 107、207、307、407、507、606 包絡線検波器 108、208、308、408、508、507 補償データ生成部 109、209、309、409、509、608 出力電力設定データ入
力 110、210、310、410、510、609 温度データ入力 111、211、311、411、511、610 周波数データ入力 112、212、312、412、512、611 電源電圧データ入力 113、114、213、214、313、314 DAコンバータ 413、414、513、514、612、613 DAコンバータ 115、215、315、415、515、614 直交変調器 116、216、316、416、516、615 利得制御増幅器 117、119、217、219、317、319 バンドパスフィルタ 417、419、517、519、616、618 バンドパスフィルタ 118、218、318、418、518、617 ミキサ 120、320 方向性結合器 121、220、321、420、520、619 電力増幅器 122、221、322、421、521、620 アンテナ 123、323 電力測定部 124、324 電力比較部 125、223、326、423、522 利得制御部 222、422 利得補正量データ生成部 325 記憶部
Claims (6)
- 【請求項1】 プリディストーション型歪補償回路付送
信装置が、歪補償処理を行なう歪補償部を含むベースバ
ンド部と、利得制御増幅器と歪補償対象の電力増幅器を
含む無線部と、前記利得制御増幅器の利得を制御する制
御部とから構成されており、温度、周波数、電源電圧な
どの動作環境の変化による増幅器、フィルタ、変調器、
ミキサ等の各素子の利得変動を吸収するように前記利得
制御増幅器を制御するプリディストーション型歪補償回
路付送信装置。 - 【請求項2】 前記制御部を、電力測定部と、電力比較
部と、利得制御部とで構成し、前記電力増幅器の入力電
力を所望の値で一定に保つように前記利得制御増幅器の
利得を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記
載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置。 - 【請求項3】 前記制御部を、利得変動補正量データ生
成部と、利得制御部とで構成し、前記電力増幅器の入力
電力を所望の値で一定に保つように前記利得制御増幅器
の利得を制御するようにしたことを特徴とする請求項1
記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装置。 - 【請求項4】 前記制御部に、さらに記憶部を備え、一
度使用した前記利得制御部の利得制御情報を前記記憶部
に記憶し、再利用しうるようにしたことを特徴とする請
求項2記載のプリディストーション型歪補償回路付送信
装置。 - 【請求項5】 前記制御部を、利得変動補正量データ生
成部と、利得制御部とで構成し、温度、周波数、電源電
圧などの動作環境の変化による前記電力増幅器の利得変
動のうち一定量を吸収するように前記利得制御増幅器を
制御するようにしたことを特徴とする請求項2乃至請求
項4のいづれかに記載のプリディストーション型歪補償
回路付送信装置。 - 【請求項6】 前記制御部を、利得制御部で構成し、前
記利得制御増幅器の利得を適正に制御することで振幅に
対する歪補償を行ない、前記歪補償部では位相に対する
歪補償のみを行なうようにしたことを特徴とする請求項
1記載のプリディストーション型歪補償回路付送信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9144522A JPH10322137A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | プリディストーション型歪補償回路付送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9144522A JPH10322137A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | プリディストーション型歪補償回路付送信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10322137A true JPH10322137A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15364301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9144522A Withdrawn JPH10322137A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | プリディストーション型歪補償回路付送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10322137A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001069877A1 (fr) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de reglage de gain de transmission et dispositif radio |
WO2002025808A1 (fr) * | 2000-09-19 | 2002-03-28 | Japan Science And Technology Corporation | Amplificateur de puissance a compensation de distorsion non lineaire |
JP2003500875A (ja) * | 1999-05-14 | 2003-01-07 | ハリス・コーポレーション | 分配補正放送送信システム |
JP2003516013A (ja) * | 1999-11-24 | 2003-05-07 | テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線周波数信号の発生方法と装置 |
WO2003103167A1 (ja) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | 富士通株式会社 | テーブル参照型プリディストータ |
US6741867B1 (en) | 1999-11-30 | 2004-05-25 | Nec Corporation | Non-linear distortion compensation circuit, transmitter device to be employed in the same and mobile communication unit |
JP2006270797A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 歪み補償装置及び歪み補償方法 |
US7248644B2 (en) | 2003-02-21 | 2007-07-24 | Nec Corporation | Circuit and method for compensating for nonliner distortion of power amplifier |
JP2007243423A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Stanley Electric Co Ltd | マイクロ波供給源装置 |
JP2008125133A (ja) * | 1999-12-28 | 2008-05-29 | Fujitsu Ltd | 歪補償装置 |
WO2009016686A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Fujitsu Limited | 歪補償装置および方法 |
US7551687B2 (en) | 1999-12-28 | 2009-06-23 | Fujitsu Limited | Distortion compensating apparatus |
US8014736B2 (en) | 2008-05-27 | 2011-09-06 | Fujitsu Limited | Distortion compensating apparatus, wireless communicating apparatus, and distortion compensating method |
JP2012142840A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Mitsubishi Electric Corp | 歪み補償回路装置 |
JP2012175573A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Toshiba Corp | マイクロ波送信装置 |
JP2014225850A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | Necプラットフォームズ株式会社 | データ伝送装置、データ伝送システム、伝送制御値の算出方法、データ伝送方法、プログラムおよび記録媒体 |
JP2015026968A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 富士通株式会社 | 歪補償装置および歪補償方法 |
JP2015061204A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 三菱電機株式会社 | 歪補償回路および歪補償方法 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9144522A patent/JPH10322137A/ja not_active Withdrawn
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4723726B2 (ja) * | 1999-05-14 | 2011-07-13 | ハリス・コーポレーション | 分配補正放送送信システム |
JP2003500875A (ja) * | 1999-05-14 | 2003-01-07 | ハリス・コーポレーション | 分配補正放送送信システム |
JP4679021B2 (ja) * | 1999-11-24 | 2011-04-27 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線周波数信号の発生方法と装置 |
JP2003516013A (ja) * | 1999-11-24 | 2003-05-07 | テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線周波数信号の発生方法と装置 |
US6741867B1 (en) | 1999-11-30 | 2004-05-25 | Nec Corporation | Non-linear distortion compensation circuit, transmitter device to be employed in the same and mobile communication unit |
US7551687B2 (en) | 1999-12-28 | 2009-06-23 | Fujitsu Limited | Distortion compensating apparatus |
JP2008125133A (ja) * | 1999-12-28 | 2008-05-29 | Fujitsu Ltd | 歪補償装置 |
WO2001069877A1 (fr) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de reglage de gain de transmission et dispositif radio |
US6859099B2 (en) | 2000-09-19 | 2005-02-22 | Japan Science And Technology Corporation | Nonlinear distortion compensation power amplifier |
WO2002025808A1 (fr) * | 2000-09-19 | 2002-03-28 | Japan Science And Technology Corporation | Amplificateur de puissance a compensation de distorsion non lineaire |
EP1335489A4 (en) * | 2000-09-19 | 2007-03-28 | Japan Science & Tech Corp | POWER AMPLIFIER WITH COMPENSATION OF NONLINEAR DISTORTIONS |
EP1335489A1 (en) * | 2000-09-19 | 2003-08-13 | Japan Science and Technology Corporation | Nonlinear distortion compensation power amplifier |
WO2003103167A1 (ja) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | 富士通株式会社 | テーブル参照型プリディストータ |
US7392020B2 (en) | 2002-05-31 | 2008-06-24 | Fujitsu Limited | Table reference type predistorter |
US7248644B2 (en) | 2003-02-21 | 2007-07-24 | Nec Corporation | Circuit and method for compensating for nonliner distortion of power amplifier |
JP4697778B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-06-08 | パナソニック株式会社 | 歪み補償装置及び歪み補償方法 |
JP2006270797A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 歪み補償装置及び歪み補償方法 |
JP2007243423A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Stanley Electric Co Ltd | マイクロ波供給源装置 |
WO2009016686A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Fujitsu Limited | 歪補償装置および方法 |
JP4935906B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2012-05-23 | 富士通株式会社 | 歪補償装置および方法 |
US8565697B2 (en) | 2007-07-31 | 2013-10-22 | Fujitsu Limited | Distortion compensation apparatus and method |
US8014736B2 (en) | 2008-05-27 | 2011-09-06 | Fujitsu Limited | Distortion compensating apparatus, wireless communicating apparatus, and distortion compensating method |
JP2012142840A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Mitsubishi Electric Corp | 歪み補償回路装置 |
JP2012175573A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Toshiba Corp | マイクロ波送信装置 |
JP2014225850A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | Necプラットフォームズ株式会社 | データ伝送装置、データ伝送システム、伝送制御値の算出方法、データ伝送方法、プログラムおよび記録媒体 |
JP2015026968A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 富士通株式会社 | 歪補償装置および歪補償方法 |
JP2015061204A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 三菱電機株式会社 | 歪補償回路および歪補償方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10322137A (ja) | プリディストーション型歪補償回路付送信装置 | |
US7058139B2 (en) | Transmitter with transmitter chain phase adjustment on the basis of pre-stored phase information | |
US6587513B1 (en) | Predistorter | |
US5574994A (en) | Method of correcting carrier leak in a transmitter | |
US8526896B2 (en) | Feedback compensation detector for a direct conversion transmitter | |
CN1121092C (zh) | 纠正功率放大器中线性环路中相位误差的方法和设备 | |
KR950013611B1 (ko) | 선형 송신기에서 초기 위상 보정 방법 및 장치 | |
RU2189116C2 (ru) | Цифровая калибровка приемопередатчика | |
CN1918798B (zh) | 发送功率控制装置 | |
JP2001268150A (ja) | リニアライザ | |
US7164313B2 (en) | Method and apparatus for opening a feedback loop | |
JP2005217911A (ja) | 直交変調器の調整装置及び調整方法並びに通信装置とプログラム | |
JP3939888B2 (ja) | 非線形歪み補償電力増幅器 | |
JP4168259B2 (ja) | 非線形歪補償回路および非線形歪補償方法ならびに送信回路 | |
JP4638268B2 (ja) | 歪み補償装置及び無線通信装置 | |
JP4642272B2 (ja) | 送信出力補正装置 | |
WO2000010247A1 (en) | Error correction in amplifiers | |
JP2004336470A (ja) | 補償値算出方法及び受信電界強度測定装置 | |
US6970684B2 (en) | Method for reducing interference in transmitter and transmitter | |
JP5069211B2 (ja) | 温度補償回路および温度補償方法 | |
JP2004200767A (ja) | 歪み補償装置及び方法、無線通信装置 | |
US20060083330A1 (en) | Distortion compensation table creation method and distortion compensation method | |
JP2001268151A (ja) | プリディストーション歪補償装置 | |
JPH04291829A (ja) | 歪み補償回路 | |
JP2001326541A (ja) | 振幅位相変化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060224 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |