JP2001155610A - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
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- JP2001155610A JP2001155610A JP33643599A JP33643599A JP2001155610A JP 2001155610 A JP2001155610 A JP 2001155610A JP 33643599 A JP33643599 A JP 33643599A JP 33643599 A JP33643599 A JP 33643599A JP 2001155610 A JP2001155610 A JP 2001155610A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コイルの断線を防止しつつ小型な電磁継電器
の提供。 【解決手段】 コイルボビン（３）の胴部（３ａ）は２
分割され上部（３ｕ）は鉄心（１）の胴部（１ａ）の上
側の面（１ｕ）を被い、コイルボビンの胴部の下部（３
ｓ）は鉄心の胴部の下側の面（１ｓ）を被うが鉄心の胴
部１ａの左右方向の右側の面（１ｍ）と左側の面（１
ｈ）はコイルボビンの胴部に被われない。コイルボビン
の胴部の上部３ｕと下部３ｓの、それぞれの左右方向の
側面３ｕ’と３ｓ’は鉄心の胴部の左右方向の右側の面
（１ｍ）と左側の面（１ｈ）と面一にされ、鉄心の胴部
の角部（１ｄ）は露出していない。コイルボビンの胴部
の外側の四隅（３ｄ）は丸められている。コイル（１
１）は鉄心の胴部の角部に接することなく巻回される。
の提供。 【解決手段】 コイルボビン（３）の胴部（３ａ）は２
分割され上部（３ｕ）は鉄心（１）の胴部（１ａ）の上
側の面（１ｕ）を被い、コイルボビンの胴部の下部（３
ｓ）は鉄心の胴部の下側の面（１ｓ）を被うが鉄心の胴
部１ａの左右方向の右側の面（１ｍ）と左側の面（１
ｈ）はコイルボビンの胴部に被われない。コイルボビン
の胴部の上部３ｕと下部３ｓの、それぞれの左右方向の
側面３ｕ’と３ｓ’は鉄心の胴部の左右方向の右側の面
（１ｍ）と左側の面（１ｈ）と面一にされ、鉄心の胴部
の角部（１ｄ）は露出していない。コイルボビンの胴部
の外側の四隅（３ｄ）は丸められている。コイル（１
１）は鉄心の胴部の角部に接することなく巻回される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁継電器に関
し、特にはその電磁石部の構造に関する。
し、特にはその電磁石部の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に電磁継電器の電磁石部は、鉄心を
絶縁材料から成るコイルボビンで被い、コイルボビンの
周りにコイルを巻回し、鉄心の一端と他端を接極子で橋
渡しするようにして構成されている。図８は従来の電磁
石部の構造を示す図であって、図８の（Ａ）はコイルを
巻回する前の電磁石（接極子は省略）の正面図で、鉄心
１は胴部１ａと端部１ｂ，１ｃから成り、コイルボビン
３は胴部３ａと，鍔部３ｂと、ブロック状部３ｃから成
り、鉄心１の胴部１ａはコイルボビン３の胴部３ａによ
り被われている。なお、鉄心１とコイルボビン３の結合
は、絶縁性の材料でコイルボビン３を成形する際に鉄心
１を鋳込むことによりおこなわれる。
絶縁材料から成るコイルボビンで被い、コイルボビンの
周りにコイルを巻回し、鉄心の一端と他端を接極子で橋
渡しするようにして構成されている。図８は従来の電磁
石部の構造を示す図であって、図８の（Ａ）はコイルを
巻回する前の電磁石（接極子は省略）の正面図で、鉄心
１は胴部１ａと端部１ｂ，１ｃから成り、コイルボビン
３は胴部３ａと，鍔部３ｂと、ブロック状部３ｃから成
り、鉄心１の胴部１ａはコイルボビン３の胴部３ａによ
り被われている。なお、鉄心１とコイルボビン３の結合
は、絶縁性の材料でコイルボビン３を成形する際に鉄心
１を鋳込むことによりおこなわれる。
【０００３】図８の（Ｂ）は、図８の（Ａ）のVIIIB- V
IIIB線に沿って見た断面図であって、鉄心１の胴部１ａ
は４つの角部１ｄを有する正方形断面であって、その外
面に沿って全周をコイルボビン３の胴部３ａが被ってい
るが、コイルボビン３の胴部３ａは角を有していない。
図８の（Ｃ）はコイルボビン３の胴部３ａの周りにコイ
ル１１を巻回した状態の正面図であり、図８の（Ｄ）
は、図８の（Ｃ）のVIIID- VIIID線に沿って見た断面図
である。なお、コイル１１を巻回する前に、コイルボビ
ン３のブロック状部３ｃには端子４ａ、４ｂが取り付け
られている。図８の（Ｄ）に示されるように、コイルボ
ビン３の胴部３ａの外側に巻回されたコイルの全幅Ｗ２
は大きくなりコイルボビン３の端部１ｃの幅Ｗ１を超え
てしまっており、電磁継電器全体の構造を大きくしてい
る。
IIIB線に沿って見た断面図であって、鉄心１の胴部１ａ
は４つの角部１ｄを有する正方形断面であって、その外
面に沿って全周をコイルボビン３の胴部３ａが被ってい
るが、コイルボビン３の胴部３ａは角を有していない。
図８の（Ｃ）はコイルボビン３の胴部３ａの周りにコイ
ル１１を巻回した状態の正面図であり、図８の（Ｄ）
は、図８の（Ｃ）のVIIID- VIIID線に沿って見た断面図
である。なお、コイル１１を巻回する前に、コイルボビ
ン３のブロック状部３ｃには端子４ａ、４ｂが取り付け
られている。図８の（Ｄ）に示されるように、コイルボ
ビン３の胴部３ａの外側に巻回されたコイルの全幅Ｗ２
は大きくなりコイルボビン３の端部１ｃの幅Ｗ１を超え
てしまっており、電磁継電器全体の構造を大きくしてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
み、コイルの断線を防止しつつ小型な電磁継電器を提供
することを目的とする。
み、コイルの断線を防止しつつ小型な電磁継電器を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明によれ
ば、断面において外側に角部を有する鉄心の胴部を、断
面において外側に角部を有さないコイルボビンの胴部で
被い、該コイルボビンの外側にコイルを巻回して成る電
磁継電器において、コイルボビンの胴部が、鉄心の胴部
の角部が突き出ないようにしつつ、鉄心の胴部を被う部
分と鉄心の胴部を被わない部分を有するように形成さ
れ、コイル巻回部の、コイルボビンの胴部が鉄心の胴部
を被っていない方向の幅をコイルボビンの胴部が鉄心の
胴部を被っている方向の幅よりも縮小した電磁継電器が
提供される。この様に構成された電磁継電器によれば、
コイルボビンの胴部は鉄心の胴部を部分的にしか被わ
ず、コイルボビンの胴部が鉄心の胴部を被っていない方
向の幅を被っている方向の幅よりも小さくすることがで
き、全体も小型化できるが、鉄心の角部は突き出ていな
いのでコイルの断線は防止される。
ば、断面において外側に角部を有する鉄心の胴部を、断
面において外側に角部を有さないコイルボビンの胴部で
被い、該コイルボビンの外側にコイルを巻回して成る電
磁継電器において、コイルボビンの胴部が、鉄心の胴部
の角部が突き出ないようにしつつ、鉄心の胴部を被う部
分と鉄心の胴部を被わない部分を有するように形成さ
れ、コイル巻回部の、コイルボビンの胴部が鉄心の胴部
を被っていない方向の幅をコイルボビンの胴部が鉄心の
胴部を被っている方向の幅よりも縮小した電磁継電器が
提供される。この様に構成された電磁継電器によれば、
コイルボビンの胴部は鉄心の胴部を部分的にしか被わ
ず、コイルボビンの胴部が鉄心の胴部を被っていない方
向の幅を被っている方向の幅よりも小さくすることがで
き、全体も小型化できるが、鉄心の角部は突き出ていな
いのでコイルの断線は防止される。
【０００６】請求項２の発明によれば、請求項１の発明
において、コイルボビンの胴部が、幅の縮小を所望する
方向に直角な方向にある、鉄心の対向する２つの面のみ
を被っている電磁継電器が提供される。この様に構成さ
れた電磁継電器によれば、コイルボビンの胴部は幅の縮
小を所望する方向の鉄心の胴部は被っておらず、幅の縮
小を所望する方向の幅を小さくすることができ、全体も
小型化できるが、鉄心の角部は突き出ていないのでコイ
ルの断線は防止される。
において、コイルボビンの胴部が、幅の縮小を所望する
方向に直角な方向にある、鉄心の対向する２つの面のみ
を被っている電磁継電器が提供される。この様に構成さ
れた電磁継電器によれば、コイルボビンの胴部は幅の縮
小を所望する方向の鉄心の胴部は被っておらず、幅の縮
小を所望する方向の幅を小さくすることができ、全体も
小型化できるが、鉄心の角部は突き出ていないのでコイ
ルの断線は防止される。
【０００７】請求項３の発明によれば、請求項１の発明
において、鉄心の胴部が幅の縮小を所望する方向に直角
な方向に長い断面長方形であって、コイルボビンの胴部
が断面コの字状で鉄心の胴部の３つの面のみを被ってい
る電磁継電器が提供される。この様に構成された電磁継
電器によれば、幅の縮小を所望する方向の鉄心の幅は小
さく、その方向では、一方のみ、コイルボビンの胴部に
被われているので、幅の縮小を所望する方向の幅を小さ
くすることができ、全体も小型化できるが、鉄心の角部
は突き出ていないのでコイルの断線は防止される。さら
に請求項４の発明のようにコイルボビンの胴部の断面コ
の字の中央部から鉄心の胴部内に腕が延びているように
すれば、コイルボビンと鉄心の結合が強固になる。
において、鉄心の胴部が幅の縮小を所望する方向に直角
な方向に長い断面長方形であって、コイルボビンの胴部
が断面コの字状で鉄心の胴部の３つの面のみを被ってい
る電磁継電器が提供される。この様に構成された電磁継
電器によれば、幅の縮小を所望する方向の鉄心の幅は小
さく、その方向では、一方のみ、コイルボビンの胴部に
被われているので、幅の縮小を所望する方向の幅を小さ
くすることができ、全体も小型化できるが、鉄心の角部
は突き出ていないのでコイルの断線は防止される。さら
に請求項４の発明のようにコイルボビンの胴部の断面コ
の字の中央部から鉄心の胴部内に腕が延びているように
すれば、コイルボビンと鉄心の結合が強固になる。
【０００８】請求項５の発明によれば、請求項１の発明
において、鉄心の胴部の断面が幅の縮小を所望する方向
に直角な方向に長い長方形の四隅を切り取った十字形で
あってであって、四分割されたコイルボビンの胴部が鉄
心の隣接する腕の間を埋めるように配設されている電磁
継電器が提供される。この様に構成された電磁継電器に
よれば、幅の縮小を所望する方向の鉄心の幅は小さく、
その方向もコイルボビンの胴部で被われないので、幅の
縮小を所望する方向の幅を小さくすることができ、全体
も小型化できるが、鉄心の角部は突き出ていないのでコ
イルの断線は防止される。
において、鉄心の胴部の断面が幅の縮小を所望する方向
に直角な方向に長い長方形の四隅を切り取った十字形で
あってであって、四分割されたコイルボビンの胴部が鉄
心の隣接する腕の間を埋めるように配設されている電磁
継電器が提供される。この様に構成された電磁継電器に
よれば、幅の縮小を所望する方向の鉄心の幅は小さく、
その方向もコイルボビンの胴部で被われないので、幅の
縮小を所望する方向の幅を小さくすることができ、全体
も小型化できるが、鉄心の角部は突き出ていないのでコ
イルの断線は防止される。
【０００９】請求項６の発明によれば、請求項２、３、
５の発明において、コイルボビンの鍔部の互いに直交す
る方向の一方の幅が、他方の幅よりも小さく、幅の縮小
を所望する方向は、コイルボビンの鍔部の幅の狭い方向
である電磁継電器が提供される。この様に構成された電
磁継電器によれば、コイルボビンの鍔部の幅の小さい方
向のコイル部分の幅を小さくすることができる。
５の発明において、コイルボビンの鍔部の互いに直交す
る方向の一方の幅が、他方の幅よりも小さく、幅の縮小
を所望する方向は、コイルボビンの鍔部の幅の狭い方向
である電磁継電器が提供される。この様に構成された電
磁継電器によれば、コイルボビンの鍔部の幅の小さい方
向のコイル部分の幅を小さくすることができる。
【００１０】請求項７の発明によれば、請求項１の発明
において、コイルボビンの鍔部の互いに直交する方向の
一方の幅が、他方の幅よりも小さく、コイル巻回部の幅
が小さい方向の幅はコイルボビンの鍔部の小さい方の幅
よりも小さく、コイル巻回部の幅が大きい方向の幅はコ
イルボビンの鍔部の大きい方の幅よりも小さい電磁継電
器が提供される。この様に構成された電磁継電器によれ
ば、コイル巻回部は幅に大きい方向と、幅の小さい方向
を有するが、いずれも、コイルボビンの鍔部の幅よりは
小さい。
において、コイルボビンの鍔部の互いに直交する方向の
一方の幅が、他方の幅よりも小さく、コイル巻回部の幅
が小さい方向の幅はコイルボビンの鍔部の小さい方の幅
よりも小さく、コイル巻回部の幅が大きい方向の幅はコ
イルボビンの鍔部の大きい方の幅よりも小さい電磁継電
器が提供される。この様に構成された電磁継電器によれ
ば、コイル巻回部は幅に大きい方向と、幅の小さい方向
を有するが、いずれも、コイルボビンの鍔部の幅よりは
小さい。
【００１１】請求項８の発明によれば、請求項１の発明
において、鉄心の胴部を被っているコイルボビンの胴部
の外向きの表面が、コイルボビンの胴部に被われない鉄
心の胴部の外向きの表面と面一にされている電磁継電器
が提供される。請求項９の発明によれば、請求項１の発
明において、鉄心の胴部を被っているコイルボビンの胴
部の外向きの表面が、コイルボビンの胴部に被われない
鉄心の胴部の外向きの表面よりも、外側にある電磁継電
器が提供される。
において、鉄心の胴部を被っているコイルボビンの胴部
の外向きの表面が、コイルボビンの胴部に被われない鉄
心の胴部の外向きの表面と面一にされている電磁継電器
が提供される。請求項９の発明によれば、請求項１の発
明において、鉄心の胴部を被っているコイルボビンの胴
部の外向きの表面が、コイルボビンの胴部に被われない
鉄心の胴部の外向きの表面よりも、外側にある電磁継電
器が提供される。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を説明する。初めに、第１の実施形態につ
いて説明する。図１が第１の実施形態の電磁継電器の電
磁石部の構造を示す断面図であって、従来技術と同様
に、鉄心１の胴部１ａはコイルボビン３の胴部３ａによ
り被われている。図１は図８の（Ｄ）と同様にみた断面
図を拡大した図であって、鉄心１、コイルボビン３の端
部詳細は含まれていないが、この第１の実施形態（及び
後述の第２〜第４の実施形態）の鉄心１は従来技術に関
して図８で示した端部１ｂ，１ｃと同じ構造の端部１
ｂ，１ｃを有し、コイルボビン３は従来技術に関して図
８で示した鍔部３ｂ、ブロック部３ｃと同じ鍔部３ｂ、
ブロック部３ｃを有する。
明の実施形態を説明する。初めに、第１の実施形態につ
いて説明する。図１が第１の実施形態の電磁継電器の電
磁石部の構造を示す断面図であって、従来技術と同様
に、鉄心１の胴部１ａはコイルボビン３の胴部３ａによ
り被われている。図１は図８の（Ｄ）と同様にみた断面
図を拡大した図であって、鉄心１、コイルボビン３の端
部詳細は含まれていないが、この第１の実施形態（及び
後述の第２〜第４の実施形態）の鉄心１は従来技術に関
して図８で示した端部１ｂ，１ｃと同じ構造の端部１
ｂ，１ｃを有し、コイルボビン３は従来技術に関して図
８で示した鍔部３ｂ、ブロック部３ｃと同じ鍔部３ｂ、
ブロック部３ｃを有する。
【００１３】しかしながら、コイルボビン３の胴部３ａ
は２分割されていて上部３ｕと下部３ｓから成り、鉄心
１の胴部１ａの図中上下方向の上側の面１ｕはコイルボ
ビン３の胴部３ａの上部３ｕで被われ、下側の面１ｓは
コイルボビン３の胴部３ａの下部３ｓで被われている
が、鉄心１の胴部１ａの図中左右方向の右側の面１ｍと
左側の面１ｈはコイルボビン３の胴部３ａに被われてい
ない。ただし、コイルボビン３の胴部３ａの上部３ｕと
下部３ｓの、それぞれの図中左右方向の側面３ｕ’と３
ｓ’は鉄心１の胴部１ａの図中左右方向の右側の面１ｍ
と左側の面１ｈと面一にされ、鉄心１の胴部１ａの角部
１ｄは露出していない。また、コイルボビン３の胴部３
ａの外側の四隅３ｄは勿論丸められている。
は２分割されていて上部３ｕと下部３ｓから成り、鉄心
１の胴部１ａの図中上下方向の上側の面１ｕはコイルボ
ビン３の胴部３ａの上部３ｕで被われ、下側の面１ｓは
コイルボビン３の胴部３ａの下部３ｓで被われている
が、鉄心１の胴部１ａの図中左右方向の右側の面１ｍと
左側の面１ｈはコイルボビン３の胴部３ａに被われてい
ない。ただし、コイルボビン３の胴部３ａの上部３ｕと
下部３ｓの、それぞれの図中左右方向の側面３ｕ’と３
ｓ’は鉄心１の胴部１ａの図中左右方向の右側の面１ｍ
と左側の面１ｈと面一にされ、鉄心１の胴部１ａの角部
１ｄは露出していない。また、コイルボビン３の胴部３
ａの外側の四隅３ｄは勿論丸められている。
【００１４】上記のように構成された鉄心１とコイルボ
ビン３の組み立て体の周りにコイル１１が巻回されてお
り、コイル１１は鉄心１の胴部１ａの角部１ｄに接する
ことなく巻回されるので断線のおそれはなく、しかも、
コイル１１の全体の幅Ｗ２はコイルボビン３の鍔部３ｂ
の幅Ｗ１より小さく納まっており、従来技術の場合より
も縮小されており、電磁継電器全体の小型化が可能であ
る。電磁石としての能力は、鉄心の太さとコイルの巻回
数で決まるので、図８に示したのと同じ断面積の鉄心を
用い、同じ数だけ巻回すれば同じ能力を発揮することが
できる。
ビン３の組み立て体の周りにコイル１１が巻回されてお
り、コイル１１は鉄心１の胴部１ａの角部１ｄに接する
ことなく巻回されるので断線のおそれはなく、しかも、
コイル１１の全体の幅Ｗ２はコイルボビン３の鍔部３ｂ
の幅Ｗ１より小さく納まっており、従来技術の場合より
も縮小されており、電磁継電器全体の小型化が可能であ
る。電磁石としての能力は、鉄心の太さとコイルの巻回
数で決まるので、図８に示したのと同じ断面積の鉄心を
用い、同じ数だけ巻回すれば同じ能力を発揮することが
できる。
【００１５】次に、本発明の第２の実施形態について説
明する。図２が第２の実施形態の電磁継電器の電磁石部
の構造を示す断面図である。図２から明らかなように、
この第２の実施形態では、鉄心１の胴部１ａは断面長方
形で、コイルボビン３の胴部３ａは、断面コの字状に形
成されていて、鉄心１の胴部１ａの、図中上側の面１ｕ
はコイルボビン３の胴部３ａの上部３ｕに被われ，下側
の面１ｓはコイルボビン３の胴部３ａの下部３ｓに被わ
れ，鉄心１の胴部１ａの図中左右方向の右側の面１ｍは
コイルボビン３の胴部３ａの右側部３ｍで被われている
が、図中左右方向の左側の面１ｈは被われていない。
明する。図２が第２の実施形態の電磁継電器の電磁石部
の構造を示す断面図である。図２から明らかなように、
この第２の実施形態では、鉄心１の胴部１ａは断面長方
形で、コイルボビン３の胴部３ａは、断面コの字状に形
成されていて、鉄心１の胴部１ａの、図中上側の面１ｕ
はコイルボビン３の胴部３ａの上部３ｕに被われ，下側
の面１ｓはコイルボビン３の胴部３ａの下部３ｓに被わ
れ，鉄心１の胴部１ａの図中左右方向の右側の面１ｍは
コイルボビン３の胴部３ａの右側部３ｍで被われている
が、図中左右方向の左側の面１ｈは被われていない。
【００１６】しかし、コイルボビン３の胴部３ａの上部
３ｕ、下部３ｓの図中左側の側面３ｕ’，および、３
ｓ’は鉄心１の胴部１ａの左側の面１ｈと面一にされ、
鉄心１の胴部１ａの４つの角部１ｄのいずれも露出して
いない。コイルボビン３の胴部３ａの外側の四隅３ｄは
勿論丸められている。
３ｕ、下部３ｓの図中左側の側面３ｕ’，および、３
ｓ’は鉄心１の胴部１ａの左側の面１ｈと面一にされ、
鉄心１の胴部１ａの４つの角部１ｄのいずれも露出して
いない。コイルボビン３の胴部３ａの外側の四隅３ｄは
勿論丸められている。
【００１７】上記のように構成された鉄心１とコイルボ
ビン３の組み立て体の周りにコイル１１が巻回されてい
るのでこの第２の実施形態においてもコイル１１は鉄心
１の胴部１ａの角部１ｄに接することなく巻回され断線
のおそれはなく、しかも、コイル１１の全体の幅Ｗ２は
コイルボビン３の鍔部３ｂの幅Ｗ１よりも小さく納まっ
ており、従来技術の場合よりも縮小され、電磁継電器全
体の小型化が可能である。この鉄心１の胴部１ａの長方
形の断面積を、従来技術の鉄心１の胴部１ａの正方形の
断面積と同じにし、コイル１１の巻回数を従来技術と同
じにすれば、従来技術と同じ能力を得ることができる。
ビン３の組み立て体の周りにコイル１１が巻回されてい
るのでこの第２の実施形態においてもコイル１１は鉄心
１の胴部１ａの角部１ｄに接することなく巻回され断線
のおそれはなく、しかも、コイル１１の全体の幅Ｗ２は
コイルボビン３の鍔部３ｂの幅Ｗ１よりも小さく納まっ
ており、従来技術の場合よりも縮小され、電磁継電器全
体の小型化が可能である。この鉄心１の胴部１ａの長方
形の断面積を、従来技術の鉄心１の胴部１ａの正方形の
断面積と同じにし、コイル１１の巻回数を従来技術と同
じにすれば、従来技術と同じ能力を得ることができる。
【００１８】次に第３の実施形態について説明する。図
３，４がこの第３の実施形態を説明する図であって、図
３がこの第３の実施形態を図２と同じ様に見た断面図で
あって、図４は図３のIV-IV 線に沿って見た断面図であ
る。図３、４から明らかなように、この第３の実施形態
は、第２の実施形態におけるコイルボビン３の右側部３
ｍから鉄心１の胴部１ａを貫通して、鉄心１の左側の面
１ｈに達する腕３ｅを複数個設け、鉄心１とコイルボビ
ン３の結合性を高めた点が第２の実施形態と異なるだけ
で、他の部分は第２の実施形態と同じであるので説明は
省略する。
３，４がこの第３の実施形態を説明する図であって、図
３がこの第３の実施形態を図２と同じ様に見た断面図で
あって、図４は図３のIV-IV 線に沿って見た断面図であ
る。図３、４から明らかなように、この第３の実施形態
は、第２の実施形態におけるコイルボビン３の右側部３
ｍから鉄心１の胴部１ａを貫通して、鉄心１の左側の面
１ｈに達する腕３ｅを複数個設け、鉄心１とコイルボビ
ン３の結合性を高めた点が第２の実施形態と異なるだけ
で、他の部分は第２の実施形態と同じであるので説明は
省略する。
【００１９】次に第４の実施形態について説明する。図
４がこの第４の実施形態の構造を説明する図であって、
第４の実施形態においては、鉄心１の胴部１ａの断面
は、４角形から四隅を切り取り、中央１ｉの周りに、上
側部１ｊ，下側部１ｋ，右側部１ｐ，左側部１ｑを有す
る十文字形状を有している。そして、コイルボビン３の
胴部３ａは、４分割されていて、上右部３ｉ、下右部３
ｐ、下左部３ｋ、上左部３ｑから成り、上右部３ｉが鉄
心１の胴部１ａの上側部１ｊと右側部１ｐの間を埋め、
下右部３ｐが鉄心１の胴部１ａの右側部１ｐと下側部１
ｋの間を埋め、下左部３ｋが鉄心１の胴部１ａの下側部
１ｋと左側部１ｑの間を埋め、上左部３ｑが鉄心１の胴
部１ａの左側部１ｑと上側部１ｊの間を埋めている。
４がこの第４の実施形態の構造を説明する図であって、
第４の実施形態においては、鉄心１の胴部１ａの断面
は、４角形から四隅を切り取り、中央１ｉの周りに、上
側部１ｊ，下側部１ｋ，右側部１ｐ，左側部１ｑを有す
る十文字形状を有している。そして、コイルボビン３の
胴部３ａは、４分割されていて、上右部３ｉ、下右部３
ｐ、下左部３ｋ、上左部３ｑから成り、上右部３ｉが鉄
心１の胴部１ａの上側部１ｊと右側部１ｐの間を埋め、
下右部３ｐが鉄心１の胴部１ａの右側部１ｐと下側部１
ｋの間を埋め、下左部３ｋが鉄心１の胴部１ａの下側部
１ｋと左側部１ｑの間を埋め、上左部３ｑが鉄心１の胴
部１ａの左側部１ｑと上側部１ｊの間を埋めている。
【００２０】より、詳細には、コイルボビン３の胴部３
ａの上右部３ｉの上面３ｉ’と上左部３ｑの上面３ｑ’
がそれぞれ鉄心１の胴部１ａの上側部１ｊの上面１ｕよ
り外側にあるようにされ、コイルボビン３の胴部３ａの
上右部３ｉの右側面３ｉ”と下右部３ｐの右側面３ｐ”
がそれぞれ鉄心１の胴部１ａの右側部１ｐの右側面１ｍ
より外側にあるようにされ、コイルボビン３の胴部３ａ
の下右部３ｐの下面３ｐ’と下左部３ｋの左側面３ｋ”
がそれぞれ鉄心１の胴部１ａの下側部１ｓの下面１ｓよ
り外側にあるようにされ、コイルボビン３の胴部３ａの
下左部３ｋの左側面３ｋ”と上左部３ｑの左側面３ｑ”
がそれぞれ鉄心１の胴部１ａの左側部１ｑの左側面１ｈ
より外側にあるようにされている。したがって、鉄心１
の外側の８個の角部１ｄはコイルボビン１の胴部１ａよ
り外側に出ていない。
ａの上右部３ｉの上面３ｉ’と上左部３ｑの上面３ｑ’
がそれぞれ鉄心１の胴部１ａの上側部１ｊの上面１ｕよ
り外側にあるようにされ、コイルボビン３の胴部３ａの
上右部３ｉの右側面３ｉ”と下右部３ｐの右側面３ｐ”
がそれぞれ鉄心１の胴部１ａの右側部１ｐの右側面１ｍ
より外側にあるようにされ、コイルボビン３の胴部３ａ
の下右部３ｐの下面３ｐ’と下左部３ｋの左側面３ｋ”
がそれぞれ鉄心１の胴部１ａの下側部１ｓの下面１ｓよ
り外側にあるようにされ、コイルボビン３の胴部３ａの
下左部３ｋの左側面３ｋ”と上左部３ｑの左側面３ｑ”
がそれぞれ鉄心１の胴部１ａの左側部１ｑの左側面１ｈ
より外側にあるようにされている。したがって、鉄心１
の外側の８個の角部１ｄはコイルボビン１の胴部１ａよ
り外側に出ていない。
【００２１】上記のように構成された鉄心１とコイルボ
ビン３の組み立て体の周りにコイル１１が巻回されてい
るのでこの第４の実施形態においてもコイル１１は鉄心
１の胴部１ａの角部１ｄに接することなく巻回され断線
のおそれはなく、しかも、コイル１１の全体の幅Ｗ２は
コイルボビン３の鍔部３ｂの幅Ｗ１よりも小さく納まっ
ており、従来技術の場合よりも縮小されている。この鉄
心１の胴部１ａの十字形の断面積を、従来技術の鉄心１
の胴部１ａの正方形の断面積と同じにし、コイル１１の
巻回数を従来技術と同じにすれば、従来技術と同じ能力
を得ることができる。
ビン３の組み立て体の周りにコイル１１が巻回されてい
るのでこの第４の実施形態においてもコイル１１は鉄心
１の胴部１ａの角部１ｄに接することなく巻回され断線
のおそれはなく、しかも、コイル１１の全体の幅Ｗ２は
コイルボビン３の鍔部３ｂの幅Ｗ１よりも小さく納まっ
ており、従来技術の場合よりも縮小されている。この鉄
心１の胴部１ａの十字形の断面積を、従来技術の鉄心１
の胴部１ａの正方形の断面積と同じにし、コイル１１の
巻回数を従来技術と同じにすれば、従来技術と同じ能力
を得ることができる。
【００２２】なお、第１〜第３の実施形態の場合も、こ
の第４の実施形態のようにコイルボビン３の胴部３ａの
外表面が鉄心１の胴部１ａの外表面よりも外側にあるよ
うに段差を設けてもよいし、逆に、第４の実施形態を第
１〜第３の実施形態の場合のように、コイルボビン３の
胴部３ａの外表面と鉄心１の胴部１ａの外表面を面一に
してもよい。
の第４の実施形態のようにコイルボビン３の胴部３ａの
外表面が鉄心１の胴部１ａの外表面よりも外側にあるよ
うに段差を設けてもよいし、逆に、第４の実施形態を第
１〜第３の実施形態の場合のように、コイルボビン３の
胴部３ａの外表面と鉄心１の胴部１ａの外表面を面一に
してもよい。
【００２３】次に、上記、第１〜４の実施形態で説明し
たように鉄心１の胴部１ａをコイルボビン３の胴部３ａ
で部分的に被ったものの外側にコイル１１を巻回した状
態から電磁継電器製品として完成させるまでの組み立て
について説明する。図６の（Ａ）の部分が、上記の鉄心
１の胴部１ａをコイルボビン３の胴部３ａで部分的に被
ったものの外側にコイル１１を巻回した状態である。
たように鉄心１の胴部１ａをコイルボビン３の胴部３ａ
で部分的に被ったものの外側にコイル１１を巻回した状
態から電磁継電器製品として完成させるまでの組み立て
について説明する。図６の（Ａ）の部分が、上記の鉄心
１の胴部１ａをコイルボビン３の胴部３ａで部分的に被
ったものの外側にコイル１１を巻回した状態である。
【００２４】ヒンジばね５の嵌合孔５ａが、接極子２の
突起部２ａに嵌合され（（Ｂ）と（Ｃ）参照）、かしめ
られ接極子２とヒンジばね５とが一体となって接極子ア
センブリ（図示せず）が形成されて、接極子アセンブリ
は、前記の（Ａ）の状態の電磁石に取り付けられる。す
なわち、（Ａ）＋（Ｂ）＋（Ｃ）のアセンブリが作られ
る。
突起部２ａに嵌合され（（Ｂ）と（Ｃ）参照）、かしめ
られ接極子２とヒンジばね５とが一体となって接極子ア
センブリ（図示せず）が形成されて、接極子アセンブリ
は、前記の（Ａ）の状態の電磁石に取り付けられる。す
なわち、（Ａ）＋（Ｂ）＋（Ｃ）のアセンブリが作られ
る。
【００２５】次に、（Ａ）＋（Ｂ）＋（Ｃ）のアセンブ
リと、（Ｄ）の固定接点７ａを有する固定接点ばね７と
（Ｅ）の可動接点６ａを有する可動接点ばね６とをベー
スブロック８に挿入して固定し、その後、（Ｆ）のカー
ド９を接極子２と可動接点ばね６に係止して取り付け
る。この状態が、図７に示される状態である。そして、
（Ｇ）のケース１０を被せて電磁継電器の組立は完了す
る。なお、ヒンジばね５はコイルボビン３をベースブロ
ック８に固定後、取り付けることもできる。
リと、（Ｄ）の固定接点７ａを有する固定接点ばね７と
（Ｅ）の可動接点６ａを有する可動接点ばね６とをベー
スブロック８に挿入して固定し、その後、（Ｆ）のカー
ド９を接極子２と可動接点ばね６に係止して取り付け
る。この状態が、図７に示される状態である。そして、
（Ｇ）のケース１０を被せて電磁継電器の組立は完了す
る。なお、ヒンジばね５はコイルボビン３をベースブロ
ック８に固定後、取り付けることもできる。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、断面において外側に角
部を有する鉄心の胴部を、断面において外側に角部を有
さないコイルボビンの胴部で被い、該コイルボビンの外
側にコイルを巻回して成る電磁継電器において、コイル
ボビンの胴部が、鉄心の胴部の角部が突き出ないように
しつつ、鉄心の胴部を被う部分と鉄心の胴部を被わない
部分を有するように形成され、コイル巻回部の、コイル
ボビンの胴部が鉄心の胴部を被っていない方向の幅がコ
イルボビンの胴部が鉄心の胴部を被っている方向の幅よ
りも縮小され、全体を小型化できるが、鉄心の角部は突
き出ていないのでコイルの断線は防止される。特に、請
求項６の発明によれば、コイルボビンの鍔部の幅の狭い
方向のコイル巻回部の幅を縮小することができる。特
に、請求項７の発明によれば、コイル巻回部は幅に大き
い方向と、幅の小さい方向を有するが、いずれも、コイ
ルボビンの鍔部の幅よりは小さい。
部を有する鉄心の胴部を、断面において外側に角部を有
さないコイルボビンの胴部で被い、該コイルボビンの外
側にコイルを巻回して成る電磁継電器において、コイル
ボビンの胴部が、鉄心の胴部の角部が突き出ないように
しつつ、鉄心の胴部を被う部分と鉄心の胴部を被わない
部分を有するように形成され、コイル巻回部の、コイル
ボビンの胴部が鉄心の胴部を被っていない方向の幅がコ
イルボビンの胴部が鉄心の胴部を被っている方向の幅よ
りも縮小され、全体を小型化できるが、鉄心の角部は突
き出ていないのでコイルの断線は防止される。特に、請
求項６の発明によれば、コイルボビンの鍔部の幅の狭い
方向のコイル巻回部の幅を縮小することができる。特
に、請求項７の発明によれば、コイル巻回部は幅に大き
い方向と、幅の小さい方向を有するが、いずれも、コイ
ルボビンの鍔部の幅よりは小さい。
【図１】本発明の第１の実施形態の電磁継電器の電磁石
部の構造を示す断面図である。
部の構造を示す断面図である。
【図２】本発明の第２の実施形態の電磁継電器の電磁石
部の構造を示す断面図である。
部の構造を示す断面図である。
【図３】本発明の第３の実施形態の電磁継電器の電磁石
部の構造を示す断面図である。
部の構造を示す断面図である。
【図４】図３のIV-IV 線に沿って見た断面図である。
【図５】本発明の第４の実施形態の電磁継電器の電磁石
部の構造を示す断面図である。
部の構造を示す断面図である。
【図６】本発明の各実施形態の電磁継電器の全体の組み
立て図である。
立て図である。
【図７】本発明の各実施形態の電磁継電器の電磁石部の
組み立て状態の斜視図である。
組み立て状態の斜視図である。
【図８】従来技術の電磁継電器の電磁石部の構造を説明
する図であって、（Ａ）はコイルを巻回する前の正面
図、（Ｂ）は（Ａ）のVIIIB-VIIIB 線に沿って見た断面
図、（Ｃ）はコイルを巻回した後の正面図、（Ｄ）は
（Ｃ）のVIIID-VIIID 線に沿って見た断面図、である。
する図であって、（Ａ）はコイルを巻回する前の正面
図、（Ｂ）は（Ａ）のVIIIB-VIIIB 線に沿って見た断面
図、（Ｃ）はコイルを巻回した後の正面図、（Ｄ）は
（Ｃ）のVIIID-VIIID 線に沿って見た断面図、である。
１…鉄心 １ａ…鉄心の胴部 １ｂ，１ｃ…鉄心の端部 １ｄ…鉄心の角部 ３…コイルボビン ３ａ…コイルボビンの胴部 ３ｂ…コイルボビンの鍔部 ３ｃ…コイルボビンのブロック状部 ４…コイル端子 １１…コイル
Claims (9)
- 【請求項１】 断面において外側に角部を有する鉄心の
胴部を、断面において外側に角部を有さないコイルボビ
ンの胴部で被い、該コイルボビンの外側にコイルを巻回
して成る電磁継電器において、 コイルボビンの胴部が、鉄心の胴部の角部が突き出ない
ようにしつつ、鉄心の胴部を被う部分と鉄心の胴部を被
わない部分を有するように形成され、コイル巻回部の、
コイルボビンの胴部が鉄心の胴部を被っていない方向の
幅をコイルボビンの胴部が鉄心の胴部を被っている方向
の幅よりも縮小した、ことを特徴とする電磁継電器。 - 【請求項２】 コイルボビンの胴部が、幅の縮小を所望
する方向に直角な方向にある鉄心の胴部の対向する２つ
の面のみを被っていることを特徴とする請求項１に記載
の電磁継電器。 - 【請求項３】 鉄心の胴部が、幅の縮小を所望する方向
に直角な方向に長い、断面長方形であって、コイルボビ
ンの胴部が断面コの字状で鉄心の胴部の３つの面のみを
被っていることを特徴とする請求項１に記載の電磁継電
器。 - 【請求項４】 コイルボビンの胴部の断面コの字の中央
部から鉄心の胴部内に腕が延びていることを特徴とする
請求項３に記載の電磁継電器。 - 【請求項５】 鉄心の胴部の断面が、幅の縮小を所望す
る方向に直角な方向に長い長方形の四隅を切り取った十
字形であって、四分割されたコイルボビンの胴部が鉄心
の隣接する腕の間を埋めるように配設されていることを
特徴とする請求項１に記載の電磁継電器。 - 【請求項６】 コイルボビンの鍔部の互いに直交する方
向の一方の幅が、他方の幅よりも小さく、幅の縮小を所
望する方向は、コイルボビンの鍔部の幅の狭い方向であ
ることを特徴とする請求項２、３、５のいずれか一項に
記載の電磁継電器。 - 【請求項７】 コイルボビンの鍔部の互いに直交する方
向の一方の幅が、他方の幅よりも小さく、コイル巻回部
の幅が小さい方向の幅はコイルボビンの鍔部の小さい方
の幅よりも小さく、コイル巻回部の幅が大きい方向の幅
はコイルボビンの鍔部の大きい方の幅よりも小さい、こ
とを特徴とする請求項１に記載の電磁継電器。 - 【請求項８】 コイルボビンの胴部に被われない鉄心の
胴部の外向きの表面が、鉄心の胴部を被っているコイル
ボビンの胴部の外向きの表面と面一にされていることを
特徴とする請求項１に記載の電磁継電器。 - 【請求項９】 鉄心の胴部を被っているコイルボビンの
胴部の外向きの表面が、コイルボビンの胴部に被われな
い鉄心の胴部の外向きの表面よりも、外側にあることを
特徴とする請求項１に記載の電磁継電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33643599A JP2001155610A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33643599A JP2001155610A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 電磁継電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001155610A true JP2001155610A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18299114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33643599A Pending JP2001155610A (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001155610A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1592037A1 (en) * | 2004-04-30 | 2005-11-02 | Omron Corporation | Electromagnetic relay |
| WO2007023792A1 (ja) | 2005-08-25 | 2007-03-01 | Omron Corporation | 電磁継電器 |
| KR101097588B1 (ko) * | 2008-10-20 | 2011-12-22 | 삼성전기주식회사 | 인버터 트랜스 포머용 보빈 |
| JP2013118300A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 内燃機関用の点火コイル |
| CN103943413A (zh) * | 2013-01-21 | 2014-07-23 | 富士通电子零件有限公司 | 电磁继电器 |
-
1999
- 1999-11-26 JP JP33643599A patent/JP2001155610A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1592037A1 (en) * | 2004-04-30 | 2005-11-02 | Omron Corporation | Electromagnetic relay |
| US6995639B2 (en) | 2004-04-30 | 2006-02-07 | Omron Corporation | Electromagnetic relay |
| CN1333418C (zh) * | 2004-04-30 | 2007-08-22 | 欧姆龙株式会社 | 电磁继电器 |
| WO2007023792A1 (ja) | 2005-08-25 | 2007-03-01 | Omron Corporation | 電磁継電器 |
| JP2007059240A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Omron Corp | 電磁継電器 |
| KR101097588B1 (ko) * | 2008-10-20 | 2011-12-22 | 삼성전기주식회사 | 인버터 트랜스 포머용 보빈 |
| CN101728068B (zh) * | 2008-10-20 | 2012-10-03 | 三星电机株式会社 | 用于逆变变压器的骨架 |
| JP2013118300A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 内燃機関用の点火コイル |
| CN103943413A (zh) * | 2013-01-21 | 2014-07-23 | 富士通电子零件有限公司 | 电磁继电器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060302 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080910 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081007 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081204 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090113 |