JP2001155206A - 円板体選別装置 - Google Patents

円板体選別装置

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JP2001155206A
JP2001155206A JP33802899A JP33802899A JP2001155206A JP 2001155206 A JP2001155206 A JP 2001155206A JP 33802899 A JP33802899 A JP 33802899A JP 33802899 A JP33802899 A JP 33802899A JP 2001155206 A JP2001155206 A JP 2001155206A
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保幸 古澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】予め設定された外径とは異なる他の外径の円板
体を真円板体として選別する場合でも、部品点数が少な
く、製造コストを低くすることができる円板体選別装置
を提供する。 【解決手段】装置本体2と、該装置本体2とともに投入
された円板体が通過する円板体案内通路A、Bを形成す
るゲートプレート21を備え、円板体を適正な真円板体
Xと不適正な偽円板体とに選別する円板体選別装置は、
ゲートプレート21に、円板体案内通路Aの通路幅W、
円板体案内通路Bの通路高さHを、それぞれ真円板体X
の外径と略同一であって真円板体Xが通過可能な範囲に
設定する規制部30と31、規制部32と25が設けら
れ、真円板体Xの外径dに応じた各ゲートプレート21
は装置本体2に着脱自在に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬貨、代用硬貨
(トークン)、あるいは遊戯用メダル等の円板体の真偽
を判別し、それを選別する円板体選別装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、スロットマシーン等の遊技機
には、円板体投入口から投入された円板体(硬貨、ある
いは遊技用メダル等)の真偽を判別し、真円板体と見な
された円板体を収容するとともに、偽円板体と見なされ
た円板体を排除するようにした円板体選別装置が配設さ
れている。
【0003】すなわち、円板体選別装置は、装置本体と
ゲートプレートとから構成されており、この円板体選別
装置内には、円板体を案内する円板体案内通路が設けら
れている。この従来の円板体案内通路は、ゲートプレー
ト及び装置本体に突設された各突起物によって形成され
ている。また、円板体案内通路の通路幅及び通路高さ
は、前記各突起物によって規制されており、真円板体の
外径と略同一に設定されている。そして、円板体選別装
置は、投入された円板体が円板体案内通路を通過する際
に、該円板体の真偽を判別し、選別する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の円板体
選別装置は、円板体案内通路の通路幅及び通路高さが判
別対象の真円板体の外径と略同一に設定されているた
め、この設定された外径とは異なる他の外径の円板体を
真円板体として真偽判別する場合には、円板体案内通路
の通路幅及び通路高さをそれぞれ前記他の外径に応じた
幅、高さに設定した装置本体及びゲートプレートを用意
しなければならなかったので、部品点数が増えることに
より、製造コストが高くなるという問題があった。
【0005】この発明は、上述した事情に鑑み、予め設
定された外径とは異なる他の外径の円板体を真円板体と
して選別する場合でも、部品点数が少なく、製造コスト
を低くすることができる円板体選別装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明の円板体選別装置では、装置本体と、該
装置本体とともに、投入された円板体が通過する円板体
案内通路を形成するゲートプレートとを備え、前記円板
体を適正な真円板体と不適正な偽円板体とに選別する円
板体選別装置において、前記ゲートプレートには、前記
円板体案内通路の通路幅および通路高さを、前記真円板
体の外径と略同一であって、前記真円板体が通過可能な
範囲に設定する規制部が設けられており、前記装置本体
には、前記真円板体の外径に応じた各ゲートプレートが
着脱自在に装着される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる円板体選
別装置について、第1の実施例の円板体選別装置および
第2の実施例の円板体選別装置で詳述する。
【0008】まず、複数種類の円板体を、適正な真円板
体Xとそれ以外の不適正な偽円板体とに選別する第1の
実施例の円板体選別装置について説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施例の円板体選別装置の概念正面図で
ある。この第1の実施例の円板体選別装置1は、プラス
チック等の合成樹脂で形成された矩形状の装置本体2
と、この装置本体2の略上方を開閉自在に覆うステンレ
ス等の金属板により形成されたゲートプレート21とか
ら構成されている。
【0009】このうち、ゲートプレート21には、ゲー
トプレート21の概念平面図を示す図2のように、その
表面22の右側方に軸23が差し渡されており、該軸2
3にはコイルバネ24が巻回されている。
【0010】また、ゲートプレート21には、後述する
傾斜転送レール32に沿って形成された切り欠25と、
表面22側へ傾斜した傾斜面26とが形成されており、
切り欠25は、傾斜転送レール32から上縁25aまで
の高さLが、真円板体Xの外径dよりも若干短く設定さ
れるように形成されている。
【0011】また、このゲートプレート21には、ゲー
トプレート21の概念背面図を示す図3のように、その
裏面29に、図面下方に向け配設され、互いに対向する
一対の外径規制爪30、31と、図面左下方へ向け直線
状に延設された1本の傾斜転送レール32とが配設され
ている。
【0012】このうち、一対の外径規制爪30、31
は、ゲートプレート21の裏面29に、真円板体Xの外
径dと略同一幅を隔てて突設されている。
【0013】また、傾斜転送レール32は、ゲートプレ
ート21の下端21aを裏面29側へ折り曲げ形成され
たリブから構成されている。
【0014】一方、装置本体2には、装置本体2の概念
正面図で示す図4のように、その表面3に、後述する第
1の円板体案内通路Aおよび第2の円板体案内通路Bを
形成する外径規制爪30、31等の突起物は形成されて
いない。
【0015】また、装置本体2には、一対の外径規制爪
30、31(図2)間と対向する位置の表面3に、シッ
クネススクリュー4が突設されている。
【0016】なお、図4の符号6は、ソレノイドで、符
号7は、該ソレノイド6により作動する円板体排除レバ
ーである。また符号9は、ソレノイド6と円板体排除レ
バー7から構成される円板体強制排除手段を示してい
る。また、符号10は、円板体の通過枚数を検出する円
板体検出センサである。
【0017】このような装置本体2とゲートプレート2
1によると、装置本体2の上方をゲートプレート21で
覆うとともに、装置本体2の軸受部11にゲートプレー
ト21の軸23を係合させると、装置本体2にゲートプ
レート21を装着することができ、これにより、第1の
実施例の円板体選別装置1が組み立てられる。なお、こ
のように組み立てられた第1の実施例の円板体選別装置
1では、ゲートプレート21は軸23を介し装置本体2
に回動自在に支承され、また、ゲートプレート21は軸
23に巻回されたコイルバネ24の付勢力により常時は
装置本体2の上方を覆っている。
【0018】また、このように組み立てられた第1の実
施例の円板体選別装置1では、図1で示すように、装置
本体2とゲートプレート21との間に、上端が円板体投
入口34に連通し、下端が下方に向け延設された第1の
円板体案内通路Aと、第1の円板体案内通路Aの下端に
連通し、図面右下方へ向け直線状に延設された第2の円
板体案内通路Bとが形成される。
【0019】すなわち、装置本体2の表面3(図4)と
ゲートプレート21の裏面29(図3)からなる一対の
側壁と、一対の外径規制爪30、31とによって第1の
円板体案内通路Aが形成され、また、装置本体2の表面
3(図4)とゲートプレート21の裏面29(図3)か
らなる一対の側壁と、一本の傾斜転送レール32によっ
て第2の円板体案内通路Bが形成される。
【0020】また、このうちの第1の円板体案内通路A
では、円板体の外径を規制する通路幅Wは、一対の外形
規制爪30、31間の配設距離で規定され、この実施例
では、真円板体Xの外径dと略同一幅である。
【0021】また、第2の円板体案内通路Bでは、円板
体の外径を案内する通路高さHは、転送レール32から
切り欠25の上縁25a以上に位置するゲートプレート
21の裏面29までの高さで規定され、この実施例で
は、真円板体Xの外径dと略同一である。
【0022】また、このように組み立てられた第1の実
施例の円板体選別装置1では、装置本体2の軸受部11
とゲートプレート21の軸23との係合を解除すると、
装置本体2からゲートプレート21を離脱できる。
【0023】また、このように組み立てられた第1の実
施例の円板体選別装置1では、以下に説明するように、
複数種類の円板体を、適正な真円板体Xとそれ以外の不
適正な偽円板体とに選別することができる。
【0024】たとえば、真円板体Xの外径dよりも外径
が大きい偽円板体が円板体投入口34に投入されると、
第1の円板体案内通路Aの通路幅Wは真円板体Xの外径
dと略同一であるから、当該偽円板体は第1の円板体案
内通路A内に突設された一対のガイド壁30、31に係
合し、そのため、当該偽円板体は第1の円板体案内通路
A内下方への落下が阻止される。また、真円板体Xの外
径dよりも外径は小さいが、その板厚が真円板体Xの板
厚よりも大きい偽円板体が円板体投入口34に投入され
ると、その偽円板体は、シックネススクリュー4と当接
し、これにより、第1の円板体案内通路A内の下方への
落下が阻止される。
【0025】また、真円板体Xが円板体投入口34に投
入されると、該真円板体Xは、一対の外径規制爪30、
31間を通過し、その後シックネススクリュー4(図
4)を通過して第1の円板体案内通路Aの下流側へ案内
され、さらにその後、真円板体Xは第2の円板体案内通
路Bの始端に達する。一方、第2の円板体案内通路Bの
側方に形成された切り欠25では、傾斜転送レール32
から上縁25aまでの高さLが、選別する真円板体Xの
外径dよりも若干短く設定されているから、第2の円板
体案内通路Bの始端に達した真円板体Xは、外径の下端
が一本の傾斜転送レール32に当接し、外径の上端が切
り欠25の上縁25a以上に位置するゲートプレート2
1の裏面29に当接して、切り欠25側へ倒れることな
く傾斜転送レール32に沿って第2の円板体案内通路B
の下流へ案内され、通常は円板体排除手段9を通過し
て、第2の円板体案内通路Bの下流に形成された円板体
排出孔69から排出され、図示せぬ金庫内に収容され
る。一方、真円板体Xよりも外径が小さく、しかも板厚
が真円板体よりも薄い偽円板体が円板体投入口34に投
入されると、当該偽円板体は一対の外径規制爪30、3
1間を通過した後、シックネススクリュー4を通過し
て、第1の円板体案内通路Aの下流側へ案内され、その
後、第2の円板体案内通路Bの始端に達する。一方、第
2の円板体案内通路Bの側方に形成された切り欠25
は、傾斜転送レール32から上縁25aまでの高さL
が、選別する真円板体Xの外径dよりも若干短く設定さ
れているから、当該偽円板体は外径の上端が切り欠25
の上端25a以下の位置に達し、該偽円板体は円板体押
し付けレバー12によって傾斜面26側へ倒され姿勢を
変更し、円板体の外径の下端が傾斜転送レール32から
脱落して、その左側方に沿って形成された図示せぬスリ
ットから下方へ落下し排除される。
【0026】なお、図2の符号65は、ゲートプレート
21に軸70を介して回動自在に支承され、かつ、先端
65aがゲートプレート21のガイド孔66を介し裏面
29側の第1の円板体案内通路Aへ突出するスイングレ
バーであって、該先端65aはバネ67によって軸70
を中心として常時時計方向に付勢されている。このスイ
ングレバー65によると、第1の円板体案内通路A内を
案内される円板体は、一対の外径規制爪30、31間を
通過する際スイングレバー65の先端65aに衝突して
該先端65aをバネ67の付勢力に抗し軸70を中心に
反時計方向へ回動させるので、これにより、該円板体の
落下速度が緩和されることとなる。なお、図4の符号6
8は、スイングレバー65の先端65aが嵌挿する嵌挿
溝である。
【0027】なお、円板体押し付けレバー12は、装置
本体2の背面に回動自在に支承されたレバーであって、
第1の円板体案内通路A内を落下する円板体を切り欠2
5が形成されたゲートプレート21の裏面29へ押し付
け、常に一定の姿勢で第2の円板体案内通路Bの始端へ
案内するレバーである。また、図1の符号33は、図3
で示すゲートプレート21の裏面29に突設され、か
つ、装置本体2のゲートレバー嵌挿孔5(図4)に嵌挿
するゲートレバーであって、表面22側に押圧された
際、装置本体2とゲートプレート21との間を強制的に
押し広げ、シックネススクリュー4等によって落下が阻
止された円板体を下方に落下させ排除するレバーであ
る。また、符号13は、装置本体2の左側方に配設さ
れ、かつ、第1の円板体案内通路A内に突出する円板体
排除爪であって、円板体投入口34から投入された円板
体が一対の外径規制爪30、31間に係合した際、ゲー
トレバー33を押圧して装置本体2とゲートプレート2
1との間を押し広げた場合に、当該円板体に係合して当
該円板体をゲートプレート21から剥離し、該円板体を
落下させて排除する円板体排除爪である。なお、符号2
7は、ゲートプレート21に形成され、円板体排除爪1
3を嵌挿する円板体排除爪嵌挿用切り欠である。なお、
符号28は、ゲートプレート21に支承され、かつ、第
2の円板体案内通路Bに向け配設されたレバーであっ
て、常時は第2の円板体案内通路B内を転送される円板
体をスムーズに下流へ案内するとともに、円板体の強制
排除時には排除対象である円板体をスムーズに下方へ落
下させて排除する円板体案内レバーである。
【0028】なお、このように第1の実施例の円板体選
別装置1では、ゲートプレート21に配設された一対の
外径規制爪30、31は、円板体案内通路Aの通路幅W
を、真円板体Xの外径dと略同一であって、真円板体X
が通過可能な範囲に設定する規制部を構成し、ゲートプ
レート21に形成された転送レール32および切り欠2
5は、円板体案内通路Bの通路高さHを、真円板体Xの
外径dと略同一であって、真円板体Xが通過可能な範囲
に設定する規制部を構成している。
【0029】次に、上述した第1の実施例の円板体選別
装置1で選別を行った真円板体Xと異なる種類の適正な
真円板体Yと、それ以外の不適正な偽円板体とに選別す
る第2の実施例の円板体選別装置について説明する。
【0030】この第2の実施例の円板体選別装置41で
選別する真円板体Yは、前記真円板体X(図3)と種類
が異なり、その外径Dは、図5で示すように、真円板体
Xの外径dより大きい円板体である(D>d)。
【0031】この第2の実施例の円板体選別装置41で
は、上述した装置本体2(図4)と、図5で示すゲート
プレート51とから構成されている。なお、図5は、第
2の実施例の円板体選別装置41を構成するゲートプレ
ートの概念背面図であり、図3と同一部分を同一符号で
示している。
【0032】このゲートプレート51には、前記切り欠
25(図3)に相当する切り欠55が、後述する傾斜転
送レール62に沿って形成されており、この切り欠55
は、傾斜転送レール62から上縁55aまでの高さL
が、真円板体Yの外径Dよりも若干短く設定されるよう
に形成されている。
【0033】また、このゲートプレート51には、その
裏面59に、前記一対の外径規制爪30、31(図3)
に相当する一対の外径規制爪60、61と、前記傾斜転
送レール32(図3)に相当する傾斜転送レール62と
が配設されている。このうち、一対の外径規制爪60、
61は、ゲートプレート51の裏面59に、真円板体Y
の外径Dと略同一幅を隔てて突設されている。
【0034】このようなゲートプレート51で、図4で
示す装置本体2の上方を覆うとともに、装置本体2の軸
受部11にゲートプレート51の軸23を係合させる
と、図6で示すように、装置本体2にゲートプレート5
1を装着することができ、これにより第2の実施例の円
板体選別装置41が組み立てられる。
【0035】また、このように組み立てられた第2の実
施例の円板体選別装置41では、図6で示すように、装
置本体2とゲートプレート51との間に、上端が円板体
投入口34に連通し、下端が下方に向け延設された第1
の円板体案内通路Aと、第1の円板体案内通路Aの下端
に連通し、図面右下方へ向け直線状に延設された第2の
円板体案内通路Bとが形成される。
【0036】すなわち、装置本体2の表面3(図4)と
ゲートプレート51の裏面59(図5)からなる一対の
側壁と、一対の外径規制爪60、61とによって第1の
円板体案内通路Aが形成され、また、装置本体2の表面
3(図4)とゲートプレート51の裏面59(図5)か
らなる一対の側壁と、一本の傾斜転送レール62とによ
って第2の円板体案内通路Bが形成される。
【0037】また、このうちの第1の円板体案内通路A
では、円板体の外径を規制する通路幅Wは、一対の外形
規制爪60、61間の配設距離で規定され、この実施例
では、真円板体Yの外径D(D>d)と略同一幅であ
る。また、第2の円板体案内通路Bでは、円板体の外径
を案内する通路高さHは、転送レール62から切り欠5
5の上縁55a以上に位置するゲートレバー51の裏面
59までの高さで規定され(H>L)、この実施例で
は、真円板体Yの外径D(D>d)と略同一である。
【0038】このように構成された第2の実施例の円板
円板体選別装置41では、第1の円板体選別装置1の作
用で説明した場合と同様に円板体の選別処理が行うこと
ができるが、第2の実施例の円板円板体選別装置41で
は、選別の対象となる真円板体Yが、前記真円板体Xと
種類が異なり、その外径Dが真円板体Xの外径dより大
きい円板体であって、第1の円板体案内通路Aの通路幅
Wおよび第2の円板体案内通路Bの通路高さHは、この
円板体Yに応じて形成されているので、これにより、円
板体を、真円板体Xと異なる種類の適正な真円板体Y
と、それ以外の不適正な円板体とに選別することができ
る。
【0039】なお、この第2の実施例の円板体選別装置
41では、ゲートプレート51に配設された一対の外径
規制爪60、61は、第1の円板体案内通路Aの通路幅
Wを、真円板体Yの外径Dと略同一であって、真円板体
Yが通過可能な範囲に設定する規制部を構成し、ゲート
プレート51に形成された転送レール62および切り欠
55は、第2の円板体案内通路Bの通路高さHを、真円
板体Yの外径Dと略同一であって、真円板体Yが通過可
能な範囲に設定する規制部を構成する。
【0040】なお、第2の実施例の円板体選別装置41
では、装置本体2の軸受部11(図4)とゲートプレー
ト51の軸23との係合を解除することにより、装置本
体2からゲートプレート51を離脱することができるこ
とは言うまでもない。
【0041】以上で説明したように、この発明に係わる
円板体選別装置では、第1の円板体案内通路A、第2の
円板体案内通路Bを形成する装置本体2およびゲートプ
レート21のうち、ゲートプレート21に、第1の円板
体案内通路Aの通路幅Wを真円板体Xの外径dと略同一
であって真円板体Xが通過可能な範囲に設定する規制部
である一対の外径規制爪30、31を配設するととも
に、第2の円板体案内通路Bの通路高さHを真円板体X
の外径dと略同一であって真円板体Xが通過可能な範囲
に設定する規制部である転送レール32および切り欠2
5を形成して、ゲートプレート21に対向する装置本体
2の表面3には、前記規制部を構成する外径規制爪3
0、31や転送レール32等の突起物および切り欠25
を形成しないこととし、さらに、装置本体2は真円板体
の外径に応じた各種ゲートプレートを着脱自在に装着す
るものとしたから、この設定された外径dとは異なる他
の外径Dの円板体Yを適正な真円板体として真偽判別す
る場合には、第1の円板体案内通路Aの通路幅W、第2
の円板体案内通路Bの通路高さHをそれぞれ前記他の外
径Dに応じた幅、高さに設定したゲートプレート51の
みを新たに用意し、該ゲートプレート51を、1つの装
置本体2に対し着脱自在に装着することにより、この設
定された外径dとは異なる他の外径Dの円板体Yを真円
板体として真偽判別する円板体製造装置を、簡単に製造
することができる。
【0042】また、この設定された外径dとは異なる他
の外径Dの円板体Yを真円板体として真偽判別する円板
体選別装置41を製造する際、装置本体2は1つ用意す
ればよいから、判別対象である円板体の外径に応じて各
種装置本体2を用意していた従来の円板体選別装置に比
し、装置本体2の分、部品点数を少なくすることがで
き、そのため、製造コストを低下させることができる。
【0043】したがって、この発明の円板体装置を複数
種類の円板体の選別を行うことができる装置として使用
できるとともに、予め設定された外径とは異なる他の外
径の円板体を真円板体として選別する場合でも、部品点
数が少なく製造コストを低くすることができる。
【0044】なお、上述した第1、2の実施例の円板体
選別装置1、41では、円板体を案内する円板体案内通
路を、通路幅Wが形成された第1の円板体案内通路A
と、通路高さHが形成された第2の円板体案内通路Bと
から構成することとしたが、この発明の円板体選別装置
では、円板体案内通路はこれに限定せず、円板体案内通
路は、通路幅Wまたは通路高さHのいずれかが形成され
たものであればよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
円板体選別装置では、円板体案内通路を形成する装置本
体とゲートプレートのうち、ゲートプレートのみに、円
板体案内通路の通路幅および通路高さを真円板体の外径
と略同一であって真円板体が通過可能な範囲に設定する
規制部を配設して、装置本体には当該規制部を配設しな
いこととし、さらに、装置本体は真円板体の外径に応じ
た各種ゲートプレートを着脱自在に装着するものとした
から、設定された外径とは異なる他の外径の円板体を真
円板体として真偽判別する場合には、円板体案内通路の
通路幅及び通路高さをそれぞれ前記他の外径に応じた
幅、高さに設定したゲートプレートのみを新たに用意
し、該ゲートプレートを、1つの装置本体に対し装着す
ればよく、これにより、設定された外径とは異なる他の
外径の円板体を真円板体として真偽判別する円板体製造
装置を、簡単に製造することができる。
【0046】また、この設定された外径とは異なる他の
外径の円板体を真円板体として真偽判別する円板体選別
装置を製造する際、装置本体は1つ用意すればよいか
ら、判別対象である円板体の外径に応じて各種装置本体
を用意していた従来の円板体選別装置に比し、装置本体
の分、部品点数を少なくすることができ、そのため、製
造コストを低下させることができる。
【0047】したがって、この発明の円板体装置を複数
種類の円板体の選別を行うことができる装置として使用
でき、また、予め設定された外径とは異なる他の外径の
円板体を真円板体として選別する場合でも、部品点数が
少なく製造コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係わる第1の実施例の円板体
選別装置の概念正面図。
【図2】図2はこの発明に係わる第1の実施例の円板体
選別装置を構成するゲートプレートの概念正面図。
【図3】図3はこの発明に係わる第1の実施例の円板体
選別装置を構成するゲートプレートの概念背面図。
【図4】図4はこの発明に係わる第1の実施例の円板体
選別装置を構成する装置本体の概念正面図。
【図5】図5はこの発明に係わる第2の実施例の円板体
選別装置を構成するゲートプレートの概念背面図。
【図6】図6は、この発明に係わる第2の実施例の円板
体選別装置の概念正面図。
【符号の説明】
1、41…円板体選別装置 2…装置本体 21、51…ゲートプレート 25、55…切り欠 25、30、31、32、55、60、61、62…規
制部 32、62…傾斜転送レール X、Y…円板体 d、D…外径 W…通路幅 H…通路高さ A、B…円板体案内通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 良治 東京都千代田区内幸町2丁目2番2号 株 式会社日本コンラックス内 Fターム(参考) 2C088 BC72 BC78 3E001 AB02 BA01 BA03 FA07 FA22 FA57 3E002 AA01 AA18 BA01 EA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、該装置本体とともに、投入さ
    れた円板体が通過する円板体案内通路を形成するゲート
    プレートとを備え、前記円板体を適正な真円板体と不適
    正な偽円板体とに選別する円板体選別装置において、 前記ゲートプレートには、前記円板体案内通路の通路幅
    および通路高さを、前記真円板体の外径と略同一であっ
    て、前記真円板体が通過可能な範囲に設定する規制部が
    設けられており、 前記装置本体には、前記真円板体の外径に応じた各ゲー
    トプレートが着脱自在に装着されることを特徴とする円
    板体選別装置。
  2. 【請求項2】前記規制部は、傾斜転送レールと、該傾斜
    転送レールに沿って形成された切り欠からなり、前記傾
    斜転送レールから前記切り欠の上縁までの高さLは、前
    記真円板体の外径よりも若干短く設定され、これによ
    り、前記円板体案内通路の前記通路高さを、前記真円板
    体の外径と略同一であって、前記真円板体が通過可能な
    範囲に設定していることを特徴とする請求項(1)記載
    の円板体選別装置。
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