JP2001153160A - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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Abstract
定化させ、摺動ピンを円滑に摺動できるようにすると共
に、摺動ピンの組付性を高める。 【解決手段】 取付部材2の腕部2Aにはガイド穴4を
設け、このガイド穴4の開口端側にはブーツ取付穴21
を設ける。そして、ブーツ取付穴21には保護ブーツ3
1の一端側に設けた取付筒部33を弾性変形状態で嵌合
して取付ける。また、ブーツ取付穴21の奥所側には環
状溝22を設け、この環状溝22には取付筒部33の端
部外周側に設けた環状鍔部34を嵌合し、取付筒部33
を抜止め状態に保持する。そして、取付筒部33の端部
内周側には、環状鍔部34の径方向内側に位置して、環
状溝22の溝幅Wとほぼ対応した長さ寸法Lをもって軸
方向に延びる環状の切欠部35を設け、取付筒部33の
端部内周側と摺動ピン7との間を非接触状態に保持す
る。
Description
動力を与えるのに好適に用いられるディスクブレーキに
関する。
ブレーキは、車両の非回転部分に取付けられ摺動ピンを
介してキャリパを摺動可能に支持する取付部材と、該取
付部材と前記キャリパのうちいずれか一方の部材に設け
られ前記摺動ピンが摺動可能に挿嵌されるガイド穴とを
備え、ガイド穴と摺動ピンとの間の摺動面を保護するた
めに、両者の間には軸方向に伸縮可能となった保護ブー
ツが設けられている(例えば、実開平1−113633
号公報等)。
ブレーキを図5および図6を参照して説明する。図にお
いて、1は車両の車輪と共に回転するディスク、2は該
ディスク1のインナ側となる位置で車両の非回転部分に
一体的に取付けられる取付部材で、該取付部材2は、デ
ィスク1の周方向に離間して、ディスク1の外周を跨ぐ
ように軸方向に伸長した一対の腕部2A,2Aを有し、
該腕部2A間で後述の摩擦パッド16をディスク1の軸
方向にガイドする構成となっている。
て摺動可能に支持されたキャリパで、該キャリパ3は、
取付部材2の各腕部2A間でディスク1の外周側を跨ぐ
ように延びたブリッジ部3Aと、該ブリッジ部3Aのイ
ンナ側に設けられ、内周側がシリンダボア(図示せず)
となったインナ脚部3Bと、ブリッジ部3Aのアウタ側
に設けられたアウタ脚部3Cとによって構成されてい
る。また、インナ脚部3Bには図5中の左,右方向に向
けてピン取付部3D,3Dが突設され、該各ピン取付部
3Dには摺動ピン7用のボルト挿通穴3E(1個のみ図
示)が穿設されている。
けられた一対のガイド穴(一方のみ図示)で、該ガイド
穴4は、ディスク1の軸方向に沿って延びる有底の円形
穴として形成されている。そして、ガイド穴4はその内
部に摺動ピン7が摺動可能に挿嵌され、該摺動ピン7を
軸方向にガイドしている。
取付部材2の腕部2Aに設けられたブーツ取付穴で、該
ブーツ取付穴5は、図6に示すようにガイド穴4よりも
大きな穴径をもって形成され、取付部材2の腕部2Aか
ら外部に開口している。また、ブーツ取付穴5の奥所側
には環状溝6が設けられ、該環状溝6は、ガイド穴4と
ブーツ取付穴5との境界部側に位置してブーツ取付穴5
の奥所側を拡径するように形成されている。
脱可能に設けられた一対の摺動ピンで、該摺動ピン7
は、一端側がガイド穴4内に摺動可能に挿嵌され、他端
側はピンボルト8,8によってキャリパ3のピン取付部
3Dに固定して取付けられている。また、摺動ピン7の
他端側には図5に示す如くブーツ取付溝7Aが設けられ
ている。
動ピン7との間の摺動面を保護する保護ブーツで、該保
護ブーツ11は、ゴム等の弾性材料により蛇腹状の筒体
として形成されている。そして、保護ブーツ11は、摺
動ピン7の周囲を覆うように配置され軸方向に伸縮可能
となった伸縮部12と、該伸縮部12の一端側に一体形
成された第1の環状鍔部13と、該第1の環状鍔部13
の内周側から軸方向に向けて延設された取付筒部14
と、該取付筒部14の端部外周側に一体形成された第2
の環状鍔部15とによって構成されている。
筒部14がブーツ取付穴5内に嵌合して取付けられ、伸
縮部12の他端側は、図5に示すように摺動ピン7のブ
ーツ取付溝7Aに嵌合して取付けられている。そして、
保護ブーツ11の一端側は、第2の環状鍔部15が環状
溝6内に嵌合した状態で、第1の環状鍔部13がブッシ
ュ取付穴5の開口側端面に締代をもって当接し、ブーツ
取付穴5の周壁側を第1,第2の環状鍔部13,15間
で挟持することにより、ブーツ取付穴5に対して取付筒
部14を抜止め状態に保持している。
方向に突出する一対のシール部15A,15Aが環状溝
6に締代をもって当接することにより、ガイド穴4と摺
動ピン7との摺動面間をシールし、両者の摺動面間に外
部からゴミ、雨水等の異物が侵入するのを防止してい
る。
て取付部材2の各腕部2A間に設けられた一対の摩擦パ
ッドで、該各摩擦パッド16は、取付部材2の各腕部2
A間でディスク1の軸方向に摺動可能にガイドされ、キ
ャリパ3によりディスク1の両面に押圧されるものであ
る。
スクブレーキでは、キャリパ3のインナ脚部3B(シリ
ンダボア)内に外部からブレーキ液圧が供給されること
により、このシリンダボア内に挿嵌されたピストン(図
示せず)が摺動し、インナ側の摩擦パッド16をディス
ク1に向けて押圧する。
1のインナ側から離間する方向に反力を受け、この方向
に向けてキャリパ3と一体となった摺動ピン7が取付部
材2のガイド穴4内を摺動することにより、キャリパ3
はアウタ側の摩擦パッド16をディスク1に押圧する。
この結果、ディスク1は各摩擦パッド16により両面側
から制動力を付与される。
ブーツ11の取付筒部14をブーツ取付穴5に嵌合して
取付けておき、この状態で摺動ピン7を図6中に示す矢
示A方向へと保護ブーツ11内に挿入すると共に、ガイ
ド穴4内に挿嵌して取付けるものである。
工誤差が例え大きくなった場合でも、ガイド穴4と摺動
ピン7との間に配設した取付筒部14によって両者間の
がた付きを吸収し、走行時にこのようながた付きに起因
してディスクブレーキから異音が生じるのを防止できる
等の利点がある。
来技術によるディスクブレーキでは、摺動ピン7の組付
時に、この摺動ピン7をガイド穴4内へと図6中に示す
矢示A方向に挿嵌すると、第2の環状鍔部15を含めた
取付筒部14の端部側が、図6中に示す矢示F1方向へ
と環状溝6内を径方向の外側へと拡開するように弾性変
形し、環状鍔部15の先端が環状溝6の周壁に突き当た
ることがある。
6からの押付け反力が矢示F1 ′方向へと径方向内向き
に作用し、取付筒部14が摺動ピン7に強く押付けられ
る。これにより、摺動ピン7と取付筒部14との間の摺
動抵抗が必要以上に増大し、摺動ピン7の組付性が低下
するという問題がある。
4との間の摺動抵抗が増大すると、ブレーキ操作時に摺
動ピン7がガイド穴4内を摺動するときに、取付筒部1
4は第2の環状鍔部15側となる端部側が摺動ピン7に
追従して図6中に示す矢示F2 ,F2 ′方向へと軸方向
に引き摺られるように動き、摺動抵抗が不安定になっ
て、ディスクブレーキの操作性が低下するという問題が
ある。
されたもので、ブレーキ操作時に保護ブーツと摺動ピン
との間の摺動抵抗を安定化させ、摺動ピンを円滑に摺動
させることができると共に、摺動ピンの組付性を向上で
きるようにしたディスクブレーキを提供することを目的
としている。
ために本発明によるディスクブレーキは、車両の非回転
部分に取付けられ摺動ピンを介してキャリパを摺動可能
に支持する取付部材と、該取付部材と前記キャリパのう
ちいずれか一方の部材に設けられ前記摺動ピンが摺動可
能に挿嵌されるガイド穴と、該ガイド穴と前記摺動ピン
との間の摺動面を保護するため一端側が前記ガイド穴の
開口端内周側に取付けられ他端側が前記摺動ピンの外周
側に取付けられた保護ブーツとを備えている。
特徴は、前記ガイド穴が設けられる一方の部材には、前
記ガイド穴の開口端側に位置し該ガイド穴よりも大きな
穴径をもって外部に開口したブーツ取付穴と、該ブーツ
取付穴の奥所側を拡径するように形成された環状溝とを
設け、前記保護ブーツの一端側には、前記ブーツ取付穴
の穴径よりも大なる外径をもって形成され前記ブーツ取
付穴に嵌合して取付けられることにより内周側が前記摺
動ピンに摺接する取付筒部と、該取付筒部の端部外周側
に一体形成され前記環状溝内に抜止め状態で嵌合される
環状鍔部と、該環状鍔部の径方向内側に位置して前記取
付筒部の端部内周側を軸方向に切欠くことにより形成さ
れた環状の切欠部とを設ける構成としたことにある。
ツは、取付筒部の端部内周側が環状鍔部の径方向内側の
位置で軸方向に延びる環状の切欠部として形成されるか
ら、摺動ピンの組付時に摺動ピンを保護ブーツの取付筒
部からガイド内に挿嵌したときには、前記切欠部により
取付筒部の端部内周側と摺動ピンとの間を非接触の状態
に保つことができ、摺動ピンと取付筒部との間の摺動抵
抗を小さくできる。
たるような場合でも、取付筒部の端部内周側が径方向内
向きに弾性変形して摺動ピンに押付けられる等の不具合
をなくすことができる。
ディスクブレーキを添付図面に従って詳細に説明する。
なお、本実施の形態では、前述した従来技術と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものと
する。
位置して取付部材2の腕部2Aに設けられた本実施の形
態に用いるブーツ取付穴で、該ブーツ取付穴21は、前
述した従来技術によるブーツ取付穴5とほぼ同様に、ガ
イド穴4よりも大きな穴径をもって形成されている。
ド穴4との境界部側を径方向に拡径して環状溝22が形
成されている。そして、この環状溝22は、周壁面22
Aと、該周壁面22Aとガイド穴4との間に径方向に配
置された一方側の側壁面22Bと、周壁面22Aとブー
ツ取付穴21との間に径方向に配置された他方側の側壁
面22Cとを有している。
護する本実施の形態に用いる保護ブーツを示し、該保護
ブーツ31は、従来技術による保護ブーツ11とほぼ同
様に、軸方向に伸縮可能となった伸縮部32と、該伸縮
部32の一端側に一体形成され取付筒部33と、該取付
筒部33の端部外周側に一体形成された環状鍔部34と
によって構成され、伸縮部32の他端側は摺動ピン7の
ブーツ取付溝7Aに嵌合して取付けられている。
は、図3に示すようにブーツ取付穴21の穴径d1 (図
2参照)よりも大きな外径d2 (d2 >d1 )をもって
形成され、これにより取付筒部33はブーツ取付穴21
内に弾性変形状態(圧入状態)で嵌合して取付けられて
いる。また、保護ブーツ31の環状鍔部34は環状溝2
2内に径方向に隙間S1 をもって嵌合し、取付筒部33
をブーツ取付穴21に対して抜止め状態に保持してい
る。
向に突出する環状のシール部33Aが設けられると共
に、環状鍔部34の外周側には、軸方向に突出する環状
のシール部34Aが設けられ、これらのシール部33
A,34Aは環状溝22の側壁面22B,22Cにそれ
ぞれ締代をもって当接し、ガイド穴4と摺動ピン7との
摺動面間をシールしている。
置して、保護ブーツ31を構成する取付筒部33の端部
内周側に設けられた環状の切欠部を示し、該切欠部35
は、取付筒部33の端部内周側を全周に亘りほぼ一定の
内径をもって軸方向に切欠くことにより形成されてい
る。
うに環状溝22の溝幅Wとほぼ対応した長さ寸法Lをも
って軸方向に延び、摺動ピン7との間で径方向の隙間S
2 を全周に亘って形成している。
けられたテーパ面部で、該テーパ面部36は、シール部
33Aの位置から環状鍔部34の外周側に向けて斜めに
傾斜して形成され、環状溝22の側壁面22Bとの間で
軸方向または径方向に隙間S1 の一部を形成している。
述の如き構成を有するもので、その基本的作動について
は従来技術によるものと格別差異はない。
1の取付筒部33をブーツ取付穴21の穴径d1 よりも
大なる外径d2 をもって形成し、取付筒部33を環状鍔
部34と共にブーツ取付穴21内、環状溝22内に取付
けるときには、取付筒部33を径方向内向きに弾性変形
させ、この状態で取付筒部33、環状鍔部34をブーツ
取付穴21、環状溝22内に強く押込むようにして装着
でき、環状鍔部34を環状溝22内に嵌合させることに
より、取付筒部33をブーツ取付穴21に対して抜止め
状態で取付けることができる。
面がブーツ取付穴21の周壁に締代をもって嵌合し、両
者は摩擦接触状態を保つために、この摩擦力によっても
取付筒部33に対する抜止め力を付与することができ
る。また、弾性変形状態の取付筒部33は、その内周側
で摺動ピン7の外周面に接触するため、取付筒部33の
内周側で摺動ピン7を摺動可能に支持でき、摺動ピン7
がガイド穴4に対してがたつく等の不具合を解消するこ
とができる。
状鍔部34の径方向内側に位置して環状溝22の溝幅W
とほぼ対応した長さを有する切欠部35を設ける構成と
したので、摺動ピン7と取付筒部33の端部内周側との
間に環状の隙間S2 を形成し、両者を環状鍔部34の径
方向内側の位置で互いに非接触の状態に保つことができ
る。
組付時に、この摺動ピン7を保護ブーツ31の取付筒部
33からガイド穴4内へと矢示A方向に挿嵌するときに
は、従来技術で述べたように、取付筒部33が径方向の
外側に弾性変形して環状鍔部34が環状溝22の周壁面
22Aに突き当たることがなくなり、取付筒部33の端
部内周側から摺動ピン7に向けて付加される径方向内向
きの押付力を排除でき、摺動ピン7と取付筒部33との
間の摺動抵抗を小さくできる。これにより摺動ピン7を
ガイド穴4内に円滑に挿嵌することができ、組付時の作
業性を高めることができる。
は径方向に環状の隙間S1 を設ける構成としたので、前
述の如く摺動ピン7を取付筒部33内に挿入するとき
に、例え取付筒部33の端部側が環状溝22内で径方向
外側へと拡開するように弾性変形したとしても、環状鍔
部34が環状溝22の周壁面22Aに突き当たって反力
を受けることはなく、これにより摺動ピン7と取付筒部
33との間の摺動抵抗をより効果的に低減することがで
きる。
は、その端部内周側が摺動ピン7に対して非接触の状態
におかれるから、ブレーキ操作時に摺動ピン7がガイド
穴4内を摺動するときには、従来技術で述べたように、
環状鍔部34を含めた取付筒部33の端部側が環状溝2
2内で摺動ピン7に追従して軸方向に動くことがなくな
り、摺動ピン7と取付筒部33との間の摺動抵抗を安定
化させ、ディスクブレーキの操作性等を高めることがで
きる。
環状鍔部34に設けたシール部33A,34Aを、環状
溝22に安定して当接させることができ、ガイド穴4と
摺動ピン7との摺動面間を良好にシールし続けることが
できる。これにより、ガイド穴4と摺動ピン7との間に
予め給脂したグリース等の潤滑油が保護ブーツ31の環
状鍔部34と環状溝22(ブーツ取付穴21)との間か
ら外部に漏洩するのを防止でき、外部からの異物侵入も
阻止することができる。
側を環状の切欠部35により径方向で薄肉に形成できる
から、図3に示すように取付筒部33を径方向の内側へ
と矢示B方向に容易に撓ませることができる。これによ
り、保護ブーツ31の組付時には、取付筒部33を矢示
B方向に撓ませた状態でブーツ取付穴21内に容易に嵌
合して取付けることができ、保護ブーツ31の組付性を
高めることができる。
ブーツ取付穴21内に締代をもって弾性変形状態で取付
ける構成としたので、ブーツ取付穴21の周壁面と取付
筒部33の外周面との間を全周に亘って気液密にシール
することができ、保護ブーツ31が有するシール機能を
一層高めることができる。
リパ3のうち取付部材2側にガイド穴4を設け、キャリ
パ3側に一体に設けた摺動ピン7をガイド穴4内に挿嵌
する構成とした場合を例示したが、これに替えて、取付
部材側に一体に設けられた摺動ピンをキャリパ側のガイ
ド穴内に挿嵌する構成としてもよい。
向の長さ寸法Lを環状溝22の溝幅Wとほぼ同等の大き
さ(L≒W)に設定する場合を例示したが、この切欠部
35の長さ寸法Lは、取付筒部33の端部から摺動ピン
7に向けて付加される径方向内向きの押圧力を排除でき
る程度の大きさであればよく、例えば切欠部35の長さ
寸法Lを環状溝22の溝幅Wよりも大きく(L>W)設
定してもよいし、小さく(L<W)設定してもよい。
明によれば、保護ブーツの取付筒部をブーツ取付穴に弾
性変形状態で嵌合して取付け、この取付筒部の端部外周
側に設けた環状鍔部を、ブーツ取付穴の奥所側に設けた
環状溝に嵌合して取付けると共に、前記取付筒部の端部
内周側には環状鍔部の径方向内側に位置して軸方向に延
びる環状の切欠部を設ける構成としたので、この切欠部
により摺動ピンと取付筒部の端部内周側との間を互いに
非接触状態に保つことができ、摺動ピンと取付筒部との
間の摺動抵抗を小さくできる。
ブーツをブーツ取付穴に取付けた状態で摺動ピンを保護
ブーツの取付筒部からガイド穴内に円滑に挿嵌すること
ができ、組付時の作業性を高めることができる。また、
保護ブーツの取付筒部は、その端部内周側が摺動ピンに
対して非接触の状態におかれるから、ブレーキ操作時に
摺動ピンがガイド穴内を摺動するときには、従来技術で
述べたように、取付筒部の端部側が摺動ピンに追従して
軸方向に動くことがなくなり、摺動ピンと取付筒部との
間の摺動抵抗を安定化させ、ディスクブレーキの操作性
等を高めることができる。
付穴の穴径よりも大なる外径をもって形成したことによ
り、取付筒部をブーツ取付穴内に締代をもって弾性変形
状態で取付けることができるから、取付筒部をブーツ取
付穴に強く摩擦接触させ、これによって抜止め性を付与
できると共に、ブーツ取付穴の周壁面と取付筒部の外周
面との間を全周に亘って気液密にシールすることがで
き、保護ブーツが有するシール機能を一層高めることが
できる。
正面図である。
大して示す縦断面図である。
る。
示す拡大断面図である。
る。
大して示す縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の非回転部分に取付けられ摺動ピン
を介してキャリパを摺動可能に支持する取付部材と、該
取付部材と前記キャリパのうちいずれか一方の部材に設
けられ前記摺動ピンが摺動可能に挿嵌されるガイド穴
と、該ガイド穴と前記摺動ピンとの間の摺動面を保護す
るため一端側が前記ガイド穴の開口端内周側に取付けら
れ他端側が前記摺動ピンの外周側に取付けられた保護ブ
ーツとを備えてなるディスクブレーキにおいて、 前記ガイド穴が設けられる一方の部材には、前記ガイド
穴の開口端側に位置し該ガイド穴よりも大きな穴径をも
って外部に開口したブーツ取付穴と、該ブーツ取付穴の
奥所側を拡径するように形成された環状溝とを設け、 前記保護ブーツの一端側には、前記ブーツ取付穴の穴径
よりも大なる外径をもって形成され前記ブーツ取付穴に
嵌合して取付けられることにより内周側が前記摺動ピン
に摺接する取付筒部と、該取付筒部の端部外周側に一体
形成され前記環状溝内に抜止め状態で嵌合される環状鍔
部と、該環状鍔部の径方向内側に位置して前記取付筒部
の端部内周側を軸方向に切欠くことにより形成された環
状の切欠部とを設ける構成としたことを特徴とするディ
スクブレーキ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33858099A JP4343363B2 (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | ディスクブレーキ |
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JP33858099A JP4343363B2 (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | ディスクブレーキ |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005315403A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-11-10 | Hitachi Ltd | ディスクブレーキ |
KR101526257B1 (ko) * | 2013-12-12 | 2015-06-05 | 주식회사 만도 | 디스크 브레이크 |
CN114321218A (zh) * | 2020-09-29 | 2022-04-12 | 比亚迪股份有限公司 | 盘式制动器和具有其的车辆 |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33858099A patent/JP4343363B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101526257B1 (ko) * | 2013-12-12 | 2015-06-05 | 주식회사 만도 | 디스크 브레이크 |
CN114321218A (zh) * | 2020-09-29 | 2022-04-12 | 比亚迪股份有限公司 | 盘式制动器和具有其的车辆 |
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