JP2001152825A - エンジンのオイルパン - Google Patents

エンジンのオイルパン

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JP2001152825A
JP2001152825A JP33370799A JP33370799A JP2001152825A JP 2001152825 A JP2001152825 A JP 2001152825A JP 33370799 A JP33370799 A JP 33370799A JP 33370799 A JP33370799 A JP 33370799A JP 2001152825 A JP2001152825 A JP 2001152825A
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oil storage
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Tetsuro Ishida
哲朗 石田
Kiyoshi Hatano
清 波多野
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのオイルパンにおいて、使用する潤
滑オイルの放熱を低減して暖機運転中の潤滑オイルの温
度上昇の促進を可能とする。 【解決手段】 オイルパン11内に断熱部材43を有す
る区画板21を装着して第1オイル貯溜室Aと第2オイ
ル貯溜室Bとを区画すると共に区画板21の縦壁部21
aに連通孔24を形成して連通可能とし、第1オイル貯
溜室Aの潤滑オイルが所定量より少なくなると連通孔2
4を開放する第1開閉弁28と、第1オイル貯溜室Aの
潤滑オイルの温度が所定温度以上になると連通孔24を
開放する第2開閉弁30とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潤滑オイルを貯溜
するエンジンのオイルパンに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン本体の下部には潤滑オイルを貯
溜するオイルパンが設けられており、このオイルパン内
の潤滑オイルはオイルポンプによって供給路から各軸受
部や摺動部などに供給されている。そして、余剰のオイ
ルは、エンジン本体内の戻り通路を通ってオイルパンに
戻される。
【0003】このようなエンジンのオイルパンでは、暖
機運転中の潤滑オイルの温度上昇を促進するために、内
部を2室に分割して一方の部屋からのみ潤滑油をエンジ
ンに供給するようにしたものがある。
【0004】例えば、特公平5−43850号公報に開
示された「エンジンのオイルパン」は、オイルパン内を
主室と副室に2分割し、2室の仕切板に連通口を設ける
と共にこの連通口を開閉する弁装置を設け、この弁装置
により、潤滑油温度が低温側設定温度以下の極寒時と高
温側設定温度以上の温感時に連通口を開放し、低温側設
定温度と高温側設定温度との間にあるときは連通口を遮
断するようにしたものである。従って、適温時には主室
のみの潤滑油がエンジン各部に供給されて潤滑オイルの
温度上昇を促進できる一方、極寒時や温感時には潤滑油
が副室から主室に供給されて主室内の潤滑オイル量の不
足を補い、また、潤滑オイルの温度が適温となる。
【0005】なお、その他のものとして、例えば、特開
平10−288024号公報に開示された「内燃機関の
オイルパン」がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のエンジンのオイルパンにあっては、主室と副室とを
オイルパンと同様な鋼板の仕切部材により区画してい
る。そのため、昇温された主室内の潤滑オイルは熱伝導
によりこの仕切部材を介して副室内の潤滑オイルに熱を
奪われてしまい、オイルパンの分割構造としても、暖機
運転中に潤滑オイルを早期昇温することができないとい
う問題がある。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、使用する潤滑オイルの放熱を低減して暖機運転
中の潤滑オイルの温度上昇の促進を可能とするエンジン
のオイルパンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のエンジンのオイルパンでは、オイルポンプ
へオイルを供給するオイル通路が設けられた第1オイル
貯溜室と、この第1オイル貯溜室に連通孔を介して連通
可能な第2オイル貯溜室とを設け、機関温度検出手段に
より検出された機関温度が所定温度より低いときに連通
孔を閉止して第1オイル貯溜室と第2オイル貯溜室とを
分割する制御弁を設けると共に、第1オイル貯溜室と第
2オイル貯溜室との分割壁面を断熱部材により形成して
ある。
【0009】従って、機関温度が所定温度より低いとき
には、制御弁が連通孔を閉止して両オイル貯溜室間のオ
イルの流通が阻止されることで、第1オイル貯溜室にあ
る少量のオイルがオイル通路を介してエンジン各部へ供
給されることとなり、エンジン暖機運転時のオイル温度
上昇を促進できる。この場合、各オイル貯溜室間の分割
壁面が断熱部材であるため、第1オイル貯溜室内で昇温
した潤滑オイルの熱が第2オイル貯溜室内の潤滑オイル
に奪われることはなく、第1オイル貯溜室内の潤滑オイ
ルを効率よく昇温できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1に本発明の第1実施形態に係るエンジ
ンのオイルパンの断面、図2に潤滑オイルの循環系路を
表す概略を示す。
【0012】本実施形態において、エンジン本体はシリ
ンダブロックの上部にシリンダヘッド等が一体に固定さ
れて構成され、シリンダブロックの下部にはオイルパン
が固定されいる。このエンジン本体内にはピストンを駆
動するためのクランクシャフトや吸排気弁を駆動するた
めのカムシャフト等が回転自在に支持されている。従っ
て、オイルパン内に溜められている潤滑オイルをオイル
ポンプによって供給通路を通って各軸受部や摺動部など
に供給できるようになっている。
【0013】即ち、図2に示すように、オイルパン11
内に貯留されている潤滑オイルは、オイルストレーナ1
2を介してオイルポンプ13により汲み上げられ、オイ
ルフィルタ14で不純物が除去され、且つ、オイルクー
ラ15で冷却されてからエンジンの潤滑部16に供給さ
れ、余剰の潤滑オイルは戻し通路17を通してオイルパ
ン11に戻される。なお、オイルフィルタ14及びオイ
ルクーラ15をバイパスする通路にはバイパスバルブ1
8,19が設けられ、また、オイルポンプ13の吐出側
からオイルパン11への戻し通路には供給圧を制御する
プレッシャレギュレータ20が設けられている。
【0014】ここで、上述した本実施形態のオイルパン
11について詳細に説明する。図1に示すように、オイ
ルパン11は鋼板を絞り加工して上方が開放した箱型に
形成され、底深部11aと底浅部11bとが形成されて
いる。このオイルパン11の底深部11aには内部を2
つに区画する区画板21が立設され、下端部が底面に連
結固定される一方、上端部が底浅部11b側に折曲され
て外壁上端部に連結固定されている。この区画板21
は、2枚の鋼板41,42の間に断熱部材43を介在し
た3層構造とした板材を所望の形状に加工したものとな
っている。このようにしてオイルパン11内に第1オイ
ル貯溜室Aと第2オイル貯溜室Bが形成されている。そ
して、第1オイル貯溜室Aに上方からオイル通路として
のオイルストレーナ12の先端部が配設されると共に、
底部にオイル交換用孔22が形成されてドレンプラグ2
3によって閉塞されている。
【0015】オイルパン11内を第1オイル貯溜室Aと
第2オイル貯溜室Bとに区画する区画板21の縦壁部2
1aには両貯溜室A,Bを連通する連通孔24が形成さ
れている。そして、この縦壁部21aには連通孔24の
上方に位置して回動片25の中間部が支持軸26によっ
て回動自在に支持され、第1オイル貯溜室A側へ延出し
た回動片25の一端部にはオイル量検出手段としてのフ
ロート27が装着される一方、第2オイル貯溜室Bの他
端部には連通孔24を開閉可能な制御弁としての第1開
閉弁28が装着されている。更に、第1開閉弁28には
開口29が形成されると共に、この開口29を開閉可能
な第2開閉弁30が装着されている。
【0016】従って、第1オイル貯溜室A内のオイル貯
溜量が所定量以上のときには、潤滑オイルの液面がフロ
ート27と共に上昇し、回動片25を図1にて時計回り
方向に回動することで、第1開閉弁28により連通孔2
4を閉止する。一方、第1オイル貯溜室A内のオイル貯
溜量が所定量より少ないときには、潤滑オイルの液面が
フロート27と共に下降し、回動片25を図1にて反時
計回り方向に回動することで、第1開閉弁28により連
通孔24を開放する。また、第2開閉弁30はバイメタ
ル弁であって、第1オイル貯溜室A内のオイル温度が所
定温度より低いときには開口29を閉止し、所定温度を
越えると熱膨張により変位して開口29を開放する。
【0017】なお、31はオイルパン11の上部に取付
けられたバッフルプレートである。また、区画板21に
はエア抜き孔32が形成されて第1オイル貯溜室A及び
第2オイル貯溜室Bの内圧を同等としている。これによ
り第1オイル貯溜室Aと第2オイル貯溜室Bとの潤滑オ
イルの流通が円滑に行われる。
【0018】このように構成されたオイルパン11で
は、第1オイル貯溜室A内に潤滑オイルが十分、つま
り、所定量以上あるときには、潤滑オイルの液面がフロ
ート27と共に上昇して第1開閉弁28が連通孔24を
閉止することで、第1オイル貯溜室Aと第2オイル貯溜
室Bとの潤滑オイルの流通を阻止している。また、エン
ジンを始動してから間もないときには、第1オイル貯溜
室A内の潤滑オイルは低温、つまり、所定温度より低い
ため、第2開閉弁(バイメタル弁)30は開口29を閉
止している。従って、第1オイル貯溜室Aと第2オイル
貯溜室Bとで潤滑オイルの流通はなく、第1オイル貯溜
室A内にある少量のオイルがエンジンの潤滑部16に供
給されて循環することとなり、エンジン暖機運転時の潤
滑オイルの温度上昇を促進できる。そして、この場合、
各オイル貯溜室A,B間の区画板21に断熱部材43を
用いているため、第1オイル貯溜室A内で昇温した潤滑
オイルの熱が第2オイル貯溜室B内の潤滑オイルに奪わ
れることはなく、第1オイル貯溜室A内の潤滑オイルを
効率よく昇温できる。
【0019】一方、エンジンの潤滑部16でのオイル消
費により第1オイル貯溜室A内のオイルが減少して所定
量より少なくなったときには、潤滑オイルの液面がフロ
ート27と共に下降して第1開閉弁28が連通孔24を
開放することで、第1オイル貯溜室Aと第2オイル貯溜
室Bとが連通孔24により連通し、第2オイル貯溜室B
内の潤滑オイルが第1オイル貯溜室Aに流動する。従っ
て、第1オイル貯溜室A内に潤滑オイルが補充されてエ
ンジンの潤滑部16への供給オイル量が適量に保たれ、
潤滑オイルの消費による早期のオイル補充やオイル交換
が防止される。また、オイルパン11内の潤滑オイルの
汚れによるオイル交換時にも、ドレンプラグ23を取り
外してオイル交換用孔22から第1オイル貯溜室A内の
潤滑オイルを排出すると、この第1オイル貯溜室A内の
潤滑オイルが減少するため、第1開閉弁28が連通孔2
4を開放して第2オイル貯溜室B内の潤滑オイルが第1
オイル貯溜室Aに流動し、オイルパン11内の全ての潤
滑オイルを排出し、交換できる。
【0020】更に、エンジンの高負荷運転等により、第
1オイル貯溜室A内のオイル温度が所定温度以上になる
と、第2開閉弁(バイメタル弁)30が熱膨張により変
位して開口29を開放することで、第1オイル貯溜室A
と第2オイル貯溜室Bとが連通し、第2オイル貯溜室B
内の低温の潤滑オイルが第1オイル貯溜室Aに流動す
る。従って、第1オイル貯溜室A内の高温の潤滑オイル
は流入する低温の潤滑オイルにより冷却できる。
【0021】図3に本発明の第2実施形態に係るエンジ
ンのオイルパンの断面を示す。なお、前述した実施形態
で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符
号を付して重複する説明は省略する。
【0022】本実施形態において、オイルパン51は、
2枚の鋼板52,53の間に断熱部材54を介在した3
層構造の板材を絞り加工することで、第1オイル貯溜室
Aを有する主オイルパン55を形成し、鋼板を絞り加工
して主オイルパン55の側部に固着することで、第2オ
イル貯溜室Bを有する副オイルパン56を形成して構成
されている。そして、第1オイル貯溜室Aにオイルスト
レーナ12の先端部が配設されると共に、主オイルパン
55の底部のオイル交換用孔57がドレンプラグ58に
よって閉塞されている。
【0023】オイルパン51の第1オイル貯溜室Aと第
2オイル貯溜室Bとを区画する主オイルパン55の縦壁
部55aには両貯溜室A,Bを連通する連通孔59が形
成されている。そして、この縦壁部55aには回動片2
5の中間部が支持軸26により回動自在に支持され、第
1オイル貯溜室A側の一端部にはフロート27が装着さ
れる一方、第2オイル貯溜室Bの他端部には連通孔59
を開閉可能な第1開閉弁28が装着されている。更に、
第1開閉弁28には開口29が形成されると共に、この
開口29を開閉可能な第2開閉弁(バイメタル弁)30
が装着されている。なお、60はオイルパン11の上部
に取付けられたバッフルプレートであり、第2オイル貯
溜室Bの上方にはエア抜き孔61が形成されている。
【0024】従って、このように構成されたオイルパン
51では、第1オイル貯溜室A内に潤滑オイルが所定量
以上あるとき、潤滑オイルの液面がフロート27と共に
上昇して回動片25が回動することで、第1開閉弁28
が連通孔59を閉止する。また、第1オイル貯溜室A内
の潤滑オイルが所定温度より低いとき、第2開閉弁(バ
イメタル弁)30が開口29を閉止する。従って、第1
オイル貯溜室A内にある少量のオイルがエンジンの潤滑
部16に供給されて循環することとなり、潤滑オイルの
温度上昇を促進できる。そして、この場合、第1オイル
貯溜室Aを構成する主オイルパン55に断熱部材54を
用いているため、第1オイル貯溜室A内で昇温した潤滑
オイルの熱が第2オイル貯溜室B内の潤滑オイルやオイ
ルパン51の外部に奪われることはなく、第1オイル貯
溜室A内の潤滑オイルを効率よく昇温できる。
【0025】一方、第1オイル貯溜室A内のオイルが所
定量より少ないときには、潤滑オイルの液面がフロート
27と共に下降して回動片45を回動することで、第1
開閉弁28が連通孔59を開放する。従って、第2オイ
ル貯溜室B内の潤滑オイルが連通孔59を通って第1オ
イル貯溜室Aに流動して補充され、エンジンの潤滑部1
6への供給オイル量が適量に保たれ、潤滑オイルの消費
による早期のオイル補充やオイル交換が防止される。ま
た、オイル交換時にも、第1オイル貯溜室A内の潤滑オ
イルが排出されて減少するため、第1開閉弁28が連通
孔59を開放して第2オイル貯溜室B内の潤滑オイルが
第1オイル貯溜室Aに流動し、オイルパン11内の全て
の潤滑オイルを排出し、交換できる。
【0026】更に、第1オイル貯溜室A内のオイル温度
が所定温度以上になると、第2開閉弁(バイメタル弁)
30が熱膨張により変位して開口29を開放すること
で、第2オイル貯溜室B内の低温の潤滑オイルが連通孔
59を通って第1オイル貯溜室Aに流動するため、第1
オイル貯溜室A内の高温の潤滑オイルは流入する低温の
潤滑オイルにより冷却できる。
【0027】なお、上述の実施形態では、区画板21に
断熱部材43を、また、主オイルパン55に断熱部材5
4を用いたため、第1オイル貯溜室Aの潤滑オイルの熱
が第2オイル貯溜室Bの潤滑オイルに奪われるのを防止
できるが、付随効果として、断熱部材54には遮音効果
や制振効果もあり、オイルパン11,51での騒音を低
減することができる。また、この断熱部材43,54を
ベークライトのような断熱性の高い樹脂材料を用いても
よい。
【0028】また、上述の実施形態では、オイルパン1
1内の縦壁部21a,55aに回動片25を回動自在に
支持し、一端部にフロート27を装着して他端部に第1
開閉弁28を装着したが、第1開閉弁28を縦壁部21
a,55aに平行状態で接近離反自在としてもよい。ま
た、第2開閉弁30をバイメタル弁としたが、オイルク
ーリングシステムなどに用いられる周囲の温度により形
態が変化して開閉するワックス弁としてもよい。更に、
第1開閉弁28に開口29を形成してこの開口29を開
閉自在な第2開閉弁30としたが、縦壁部21a,55
aに2つの連通孔を並べて形成してこのを開閉自在な第
1、第2開閉弁を設けてもよい。
【0029】更に、第1オイル貯溜室Aと第2オイル貯
溜室Bとを連通する2つの連通孔を形成し、これを開閉
する2つの開閉弁をアクチュエータによりそれぞれ駆動
可能とすると共に、第1オイル貯溜室Aの潤滑オイルの
温度を検出する温度センサと、第1オイル貯溜室Aの潤
滑オイルの流量を検出する流量センサの検出結果により
各アクチュエータを駆動して各開閉弁により各連通孔を
開閉するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように本発明のエンジンのオイルパンによれば、オイル
ポンプへオイルを供給するオイル通路が設けられた第1
オイル貯溜室に連通孔を介して連通可能な第2オイル貯
溜室を設け、機関温度が所定温度より低いときに制御弁
により連通孔を閉止して第1オイル貯溜室と第2オイル
貯溜室とを分割すると共に、第1オイル貯溜室と第2オ
イル貯溜室との分割壁面を断熱部材により形成したの
で、機関温度が所定温度より低いときには、制御弁が連
通孔を閉止して両オイル貯溜室間のオイルの流通を阻止
することで、第1オイル貯溜室にある少量のオイルがオ
イル通路を介してエンジン各部へ供給されることとな
り、エンジン暖機運転時のオイル温度上昇を促進でき、
この場合、各オイル貯溜室間の分割壁面が断熱部材であ
るため、第1オイル貯溜室内で昇温した潤滑オイルの熱
が第2オイル貯溜室内の潤滑オイルに奪われることはな
く、第1オイル貯溜室内の潤滑オイルを効率よく昇温で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るエンジンのオイル
パンの断面図である。
【図2】潤滑オイルの循環系路を表す概略図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るエンジンのオイル
パンの断面図である。
【符号の説明】
11 オイルパン 12 オイルストレーナ(オイル通路) 21 区画板 21a 縦壁部(分割壁面) 24 連通孔 25 回動片 27 フロート 28 第1開閉弁 29 開口 30 第2開閉弁(機関温度検出手段、制御弁) 43 断熱部材 51 オイルパン 54 断熱部材 55 主オイルパン 55a 縦壁部(分割壁面) 56 副オイルパン 59 連通孔 A 第1オイル貯溜室 B 第1オイル貯溜室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルポンプへオイルを供給するオイル
    通路が設けられた第1オイル貯溜室と、該第1オイル貯
    溜室に連通孔を介して連通可能な第2オイル貯溜室と、
    機関温度を検出する機関温度検出手段と、該機関温度検
    出手段により検出された機関温度が所定温度より低いと
    きに前記連通孔を閉止して前記第1オイル貯溜室と前記
    第2オイル貯溜室とを分割する制御弁と、前記第1オイ
    ル貯溜室と前記第2オイル貯溜室との分割壁面を形成す
    る断熱部材とを具えたことを特徴とするエンジンのオイ
    ルパン。
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