JP2001152674A - 仮囲い用パネルの取付金具 - Google Patents
仮囲い用パネルの取付金具Info
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Abstract
って、取付時にパネルを傷つけたりすることがなく、し
かも取付けが簡単で確実に構築することができる安全性
の高い仮囲い用パネルの取付金具を提供する。 【解決手段】 仮囲い用のパネル本体1の巾方向両端
部に折曲片12、13を形成し、この折曲片12、13
の適宜位置に挟持部材4を係合させ、かつ折曲片12、
13の外面にパイプ16掛止用のフック部材2に設けた
係合部6を係合させると共に、前記折曲片12、13を
挟持部材4とフック部材2の係合部6で挟持させながら
ボルト等の締付部材5で締付け挟持させた仮囲い用パネ
ルの取付金具である。
Description
建設する作業現場などの安全を確保するために設けられ
る仮囲い用パネル取付用の取付金具に関する。
プなどによって構成した支持枠組に取付けるには、例え
ば、仮囲い用板の折曲片に取付穴を設け、この取付穴に
支持パイプに掛設するフック片の端部を係合状態で取付
け、または、フック片を仮囲い用板の折曲片にボルト・
ナットで固着し、このフック片を支持枠組の支持パイプ
に掛設して仮囲い用板を構築するようにしている。
状態で枠組する場合であって、例えば、傾斜地に仮囲い
用板を構築する場合は、現状のパネルでは構築が困難で
あるため、従来より各種の取付金具が提案されている。
公報がある。同公報によると、仮囲い板の両端部を内側
に折り曲げて側面体を形成し、この側面体を支持枠組の
パイプに沿って突き合わせて並べるようにして設け、こ
のパイプをまたぐようにしてU字形の把持体を取付け、
この把持体の中央部にパイプへの固定手段であるボルト
を螺合し、更に、把持体の両端部を鉤状に切り欠いて側
面体に係止するようにした取付金具である。
許第2764520号公報の仮囲い板取付金具は、取付
時に把持体に設けた鉤状の係止部を側面体に係止した状
態でパイプを押圧するので側面体に傷をつけたり、変形
させたりするおそれがあった。また、ボルトの締付によ
る把持体の取付手段によると、締付時にボルトの先端部
分で直接パイプを押圧するようにしているので、押圧す
る箇所に集中して締付力が加わってパイプを変形させた
りするなど、取付後の締付力に関して十分ではない場合
があった。
にした取付け金具であっても、勾配がある場所に取り付
けることが難しく、仮囲い板の掛設時にはパイプに対し
て仮囲い用板を垂直の状態に掛設するようにしなけなけ
ればならなかった。このため、支持枠組の構築に際して
は、パイプを傾斜させて設けることができず、各パイプ
が地面と平行になるようにして構築する必要があった。
従って、傾斜した場所への設置は、傾斜に合わせて横枠
を適宜の長さに分割する必要性が生じ、分割する際に
は、掛設するパネルの数にあわせて各横枠の長さを調節
しながら形成しなければならなかった。
に仮囲い板を保持した状態で止めボルト等で締め付けな
ければならず、取付け作業においては、仮囲い板を支持
枠組に保持する者と止めボルトを締付ける者が別々に必
要になり、取付作業を一人で行うことができなかった。
めに開発されたものであり、その目的とするところは、
傾斜地にパネルを構築可能な取付金具であって、取付時
にパネルを傷つけたりすることがなく、しかも取付けが
簡単で確実に構築することができる安全性の高い仮囲い
用パネルの取付金具を提供することを目的とする。
め、本発明は、仮囲い用のパネル本体の巾方向両端部に
折曲片を形成し、この折曲片の適宜位置に挟持部材を係
合させ、かつ折曲片の外面にパイプ掛止用のフック部材
に設けた係合部を係合させると共に、前記折曲片を挟持
部材とフック部材の係合部で挟持させながらボルト等の
締付部材で締付け挟持させるようにした。
心に回動調整できるようにしており、また、これらの仮
囲い用パネルの取付金具は、断面コ字形状の挟持部材の
一面で折曲片の内面を係合し、かつフック部材の基端部
の係合部で折曲片の外面を係合すると共に、ボルトを挟
持部材に螺合させながらフック部材を押圧して折曲片を
締付部材とフック部材で締付固定する。
取付金具の好ましい実施形態を図面に従って説明する。
図1において、1は、仮囲い用のパネル本体10をパイ
プ16に係止可能にするためにパネル本体10に取付可
能に設けた金具本体である。パネル本体10は巾方向の
両端部に略L字形状の折曲片12、13を形成し、併設
した際に隣接するパネル本体10の折曲片12、13同
志が嵌まりあって係止するようにしている。この場合、
折曲片の形状は、本体の場合に限定されることなく、金
具本体1が取付けられる形状であればよく、例えば折曲
片の端部がやや折曲していても良い。
形状に設けた挟持部材4、及び、おねじ部5aを有する
締付部材5より構成されている。フック部材2の上部に
はパイプ16に掛止可能な形状にした掛止部2aを形成
し、また、フック部材2の基端部には係合部6を設けて
いる。更に下部付近には略円柱形状を呈し、おねじ部5
aが挿入可能な挿入孔3aを設けた挿入部3を溶着等の
手段で固着している。なお、フック部材2と狭持部材4
の形状と組み合わせは、後述するように各種の例があ
る。
には、先ず折曲片12、13の適宜位置に断面コ字形状
の挟持部材4の内面を係合させ、かつ折曲片12、13
の外面にフック部材2の基端部に形成した係合部6を係
合させると共に、折曲片12、13を挟持部材4とフッ
ク部材2の係合部6で挟持させながら締付部材5のおね
じ部5aを締付部材4に形成しためねじ部4aに螺入し
て締付けることによって各折曲片12、13を押圧挟持
して固定させるようにする。
や大きい径にしためくら孔であり、おねじ部5aは挿入
孔3aに対して回動自在になるので、フック部材2は、
図2に示すように締付部材5を中心に回動調節できるよ
うにしている。従って、挟持部材4は、回動可能であり
コ字状の開口部位をフック部材2に対して左右の何れか
の方向に設けることができるので、金具本体1は、パネ
ル本体10の折曲片12、13のいずれにも取付け可能
で、パイプ16が傾斜状態に構築されていてもフック部
材2を掛設できる。
この挿入孔3aによって締付部材5の軸心を調整しなが
ら折曲片12、13を軸心方向へ押圧することができ、
無駄のない押圧力を加えることができる。また、折曲片
12、13から金具本体1を取り外したときには挿入孔
3aにおねじ部5aが挿入した状態に保つことができる
ので、フック部材2と挟持部材4を仮止め状態で一体に
しておくことができ、保管・管理上において便利であ
る。また、挿入孔3aに対して締付部材5を締め付けて
フック部材2を挟持部材4に押圧するようにすれば、む
やみに挟持部材4が回動することがなく、コンパクトに
することができる。
ク部材2の掛止部2aをパイプ16に掛設してパイプ1
6にパネル本体10を固定する。隣接するパネル本体1
0の取付けは、パネル本体10の両端のいずれかの折曲
片12、13側に別のパネル本体10の折曲片12、1
3を突き合わせた状態にしながらパイプ16にフック部
材2を掛設することによって順次パネル本体10をパイ
プ16に取付けることができる。取付金具1は、本実施
形態に拘ることなくパネル本体10の取付箇所に応じて
適宜の個数を、または折曲片12、13の一方或は双方
を使用するようにすればよく、例えば、最端部に掛設す
るパネル本体10などのように、取付箇所によっては折
曲片12、13のいずれか一方側のみに使用するように
してもよい。
ネル本体10を掛設する前に組み付けるようにしてお
き、各パイプ16同志を接続する際には、図示しないク
ランプなどの適宜の接続部材を使用して通常の方法によ
って構築するようにする。
の例として、図10に示すようにフック部材2の基端部
付近を断面コ字形状に成形し、端部に設けた曲折部6a
に締付部材5を螺合してフック部材2を押圧してフック
部材2の係合部6と狭持部材4の一面で折曲片12、1
3を係合するようにしてもよく、この場合は、パネル本
体10とパイプ16とが近接状態となる。その他にも、
フック部材2に設けた係合部6と挟持部材4で挟持させ
ながら締付部材5で締付挟持させるようにすれば、本実
施の形態にかかわらず、その形状にこだわることはな
い。
体10を押圧し、フック部材2の途中にめねじ部を設
け、狭持部材に螺合した締付部材をめねじ部に螺合して
フック部材2を押圧してパネル本体を狭持固定しても良
い。
挟持部材4とフック部材2の係合部6でパネル本体10
の両端に形成した各折曲片12、13を挟んで締付部材
5で締付け挟持することによって金具本体1をパネル本
体10に取付けており、折曲片12、13を略面接触に
よって押圧しているのでパネル本体10を傷をつけたり
変形させたりすることがない。
材4によってパネル本体10の各折曲片12、13を押
圧して挟持するようにしているので、挟持する際には接
触面積が大きくなりパネル本体10に金具本体1を強固
に取付けることができる。なお、仮に折曲片12、13
の挟持される部位が略平坦でない場合には、係合部6又
は挟持部材4を折曲片12、13との接触面に係合可能
な形状に適宜設けるようにすればよく、あらゆる形状の
折曲片12、13に対応して挟持することができる。
にパイプ16を略水平にして構築した場合は勿論のこ
と、フック部材2を回動調節可能にしてフック部材2の
向きを調整可能にしているので、傾斜したパイプ16に
パネル本体10を掛設することができ、図8に示すよう
にパイプ16が水平でない場合においても、図2の一点
鎖線に示すように、フック部材2を締付部材5を中心に
して地面の傾斜角度に合わせて回動させてパイプ16に
取付金具1を取付できるようにしているので、パイプ1
6が傾斜した場合においても取付けることができ、ま
た、ガタツキや隙間を生じることなく掛設することがで
きる。
定した後に夫々のパネル本体10をパイプ16に掛設す
ればよいので、締付部材5の締付け作業とパネル本体1
0のパイプ16への取付け作業を別々にして行うことが
でき、従って、一人でパイプ16への取付作業を簡単に
行うことができ、しかも、フック部材2の向きも簡単に
調整することができる。
2、13を工事現場側になるように掛設するようにして
いるので、各パネル16、16同志の接続部位や金具本
体1が工事現場の外側に突設することがなく、パネル本
体10の外側を歩行中の歩行者の衣類等が引っ掛ったり
することがない。また、工事現場の外側からの見栄えも
よくなるという利点がある。
によると、取付時にパネルをむやみに傷つけるようなこ
とがなく、また、傾斜した場所に設ける場合においても
支持枠組にパネルを強固に取り付けることができる仮囲
い用パネルの取付金具であり、しかも、パネルへの取付
を簡単に行うことができると共に、確実に、かつ堅固に
取付けることができる安全性の高い仮囲い用パネルの取
付金具を提供することが可能となる。
向きを調整してパネルの取付け場所に応じた最適な状態
で取付けることが可能な取付け金具である。
取付け金具は、コンパクトに形成することができ、収納
・保管時などの管理を簡単に行うことができるようにし
ているなどのメリットがある。
例を示した斜視図である。
を示す参考図である。
状態を示す参考図である。
状態を示す参考図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 仮囲い用のパネル本体の巾方向両端部に
折曲片を形成し、この折曲片の適宜位置に挟持部材を係
合させ、かつ折曲片の外面にパイプ掛止用のフック部材
に設けた係合部を係合させると共に、前記折曲片を挟持
部材とフック部材の係合部で挟持させながらボルト等の
締付部材で締付け挟持させたことを特徴とする仮囲い用
パネルの取付金具。 - 【請求項2】 上記フック部材は、締付部材を中心に回
動調整できるようにした請求項1記載の仮囲い用パネル
の取付金具。 - 【請求項3】 断面コ字形状の挟持部材の一面で折曲片
の内面を係合し、かつフック部材の基端部の係合部で折
曲片の外面を係合すると共に、ボルトを挟持部材に螺合
させながらフック部材を押圧して折曲片を締付部材とフ
ック部材で締付固定した請求項1又は2に記載の仮囲い
用パネルの取付金具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33558899A JP3526423B2 (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 仮囲い用パネルの取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33558899A JP3526423B2 (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 仮囲い用パネルの取付金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001152674A true JP2001152674A (ja) | 2001-06-05 |
JP3526423B2 JP3526423B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=18290274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33558899A Expired - Fee Related JP3526423B2 (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | 仮囲い用パネルの取付金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3526423B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002038880A1 (en) * | 2000-11-08 | 2002-05-16 | Bhp Steel Limited | Metal decking |
KR200480717Y1 (ko) * | 2016-01-14 | 2016-06-28 | 김창윤 | 클램프 |
JP7447057B2 (ja) | 2021-06-28 | 2024-03-11 | 良弘 佐藤 | シート折りたたみ補助具 |
-
1999
- 1999-11-26 JP JP33558899A patent/JP3526423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2002038880A1 (en) * | 2000-11-08 | 2002-05-16 | Bhp Steel Limited | Metal decking |
WO2002038885A1 (en) * | 2000-11-08 | 2002-05-16 | Bhp Steel Limited | Metal decking |
KR200480717Y1 (ko) * | 2016-01-14 | 2016-06-28 | 김창윤 | 클램프 |
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