JP3917696B2 - 建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具 - Google Patents

建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、主に、建物の屋上から吊設された広告等の看板を照らすための照明器具を設置するため、該屋上のパラペットの笠木部に取り付けられ、前記照明器具を支持する支持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の屋上周縁には落下防止のためのパラペットが形成されており、図4に示すように、該パラペット6の上部にはその立上部62に沿って幅方向に突出する笠木部61が形成されているのが一般的で、当該笠木部61は通常、金属板を曲げ形成したものを前記立上部62の上面に固定して形成されている。
【0003】
そして従来より、屋上から吊設された広告等の看板を照らすための照明器具9を該屋上に設置するには、図4に示すように、照明器具9のポ−ル部91を固定サドル92を使用して前記パラペット6の笠木部61上面にビス等により固定していた。
【0004】
しかしながら前記従来の設置方法にあっては、前記笠木部61にビス貫通孔を穿設しなければならず、その穿孔作業が面倒であり、また当該穿孔が笠木部61の強度を低下させるおそれがあると共に、前記貫通孔から雨水等が浸透して笠木部61のサビ付きの原因となっており、照明器具9等の笠木部61への固定強度の信頼性が問題となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来の問題点を解決するとともに、笠木部への照明器具の設置が簡単で、しかも照明器具を堅固に支持することができる建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る照明器具の支持具は、建物の屋上等に形成されたパラペットの笠木部に取付けられ、前記屋上等に設置される照明器具等を支持するための支持具であって、前記笠木部の幅方向における両端部と係合する一対のクランプ体と、前記クランプ体により笠木部を幅方向で挟持すべく、両クランプ体に貫挿してこれらを連結する連結ボルトと、照明器具等を支持するための支持手段とを備え、前記クランプ体には、笠木部を押圧すべく該笠木部の厚さ方向に進退自在な押圧ボルトが螺通されてなることを特徴とするものである。
かかる支持具によれば、パラペットの笠木部の幅方向における両端部に一対のクランプ体を係合させ、連結ボルトにより両クランプ体を互いに引き寄せて該笠木部を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルトにより該笠木部を押圧して該笠木部を厚さ方向で保持することにより、簡単かつ堅固に該笠木部に取り付けることができる。
【0007】
また請求項2の発明に係る照明器具の支持具は、前記クランプ体は、前記押圧ボルトが笠木部の上面を押圧すべく螺通されてなるとともに、該笠木部の下面に係合する係合部を備えてなることを特徴とするものである。
かかる支持具によれば、笠木部の上面が幅方向において傾斜して形成されている場合であっても、押圧ボルトが前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部下面に係合部を密接させるべく該笠木部上面を押圧して取り付けられるため、該笠木部の上面が傾斜して形成されていても照明器具を水平に支持することができる。
【0008】
また請求項3の発明に係る照明器具の支持具は、前記支持手段は、クランプ体の上部に形成されてなることを特徴とするものである。
かかる支持具によれば、笠木部に堅固に取り付けられたクランプ体に照明器具を支持させる構成であるため、照明器具を堅固に支持することができる。
【0009】
また請求項4の発明に係る照明器具の支持具は、前記支持手段は、両端部がクランプ体に貫通され、該両端部に螺合されたナットの絞め付けにより、照明器具のポ−ル部を支持するU字部材で構成されてなることを特徴とするものである。
かかる支持具によれば、ナットの絞め付け具合を調節することにより、種々の径のポ−ル部を備えた照明器具をU字部材で挟持して支持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の支持具を示す正面図であり、図2は同側面図であり、図3はこの支持具をパラペットの笠木部に取り付けて照明器具を支持させた状態を示す正面図である。
図において支持具1は、笠木部61の幅方向における両端部と係合する一対のクランプ体2と、前記両クランプ体2に貫挿されてこれらを連結する連結ボルト3と、前記クランプ体2の上面に両端が貫通されたU字部材4と、前記クランプ体2に螺通された押圧ボルト5とから構成されている。
【0011】
前記一対のクランプ体2は、金属板が折り曲げられて形成されてなり、笠木部61の上方に配置される第一上板部21と、該笠木部61の側方に配置される第一側板部22と、笠木部61の下方に配置される下板部23とを備えており、第一上板部21と下板部23との間隔は、笠木部61の厚さより大きく設けられている。
そして前記第一上板部21には螺孔26が設けられてなり、該螺孔26に押圧ボルト5が上方から進退自在に螺通されている。尚、本実施例において該螺孔26は、第一上板部21上面に溶接によりナット27が取着されることにより設けられている。
またクランプ体2は、前記第一上板部21の端部から上方に向けて第二側板部24が延設されてなり、さらに前記第二側板部24の端部から内方に向けて第二上板部25が略水平に延設されている。尚、本実施例においてクランプ体2の各屈曲部には、補強のためのリブが形成されている。
【0012】
連結ボルト3は、少なくとも両端部に雄ねじが形成された金属棒により構成されてなり、前記一対のクランプ体2の第二側板部24に対向して設けられた透孔に貫通され、前記雄ねじに第一ナット7が螺合されて両クランプ体2を相互に連結している。
【0013】
またU字部材4は、少なくとも両端部に雄ねじが形成された金属棒により構成されてなり、前記両端部がクランプ体2の第二上板部24に上方から貫通され、前記雄ねじに第二ナット8が螺合されている。
このU字部材4は、本発明において照明器具等を支持するための支持手段に該当するものであり、主に照明器具9のポ−ル部91を第二ナット8の絞付けにより挟持して、これを支持するものである。
尚、本実施例においては、前記第一ナット7及び第二ナット8は、前記各雄ねじに対し二個螺合することにより、これらが緩むのを防止している。
【0014】
而して、上記支持具1を笠木部61に取り付けるには、図3に示すように一対のクランプ体2を笠木部61の幅方向における両端部に係合させ、連結ボルト3に対し第一ナット7を絞め付けてクランプ体2により笠木部61を幅方向で挟持する。
その後、第一上板部21に螺合された押圧ボルト5を絞め付けて笠木部61の上面を押圧し、下板部23を笠木部61下面に当接させて該笠木部61を保持することにより、支持具1を笠木部61に堅固に取り付けることができる。この場合、下板部23が請求項2でいう係合部に該当する。
【0015】
ここで笠木部61は図3に示すように、その上面が傾斜して設けられることが多いが、押圧ボルト5は前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部61下面に下板部23を当接させるべく笠木部61上面を押圧するため、笠木部61上面が傾斜していても照明器具9を略水平に支持することができる利点がある。
【0016】
その後、照明器具9のポ−ル部91にU字部材4を外嵌させ、第二ナット8を絞め付けることにより該ポ−ル部91を挟持して、照明器具9を支持具1に支持させることができる。
この際、U字部材4に対する第二ナット8の絞め付け具合を調整することにより、種々の径のポ−ル部を備えた照明器具の支持が可能である。
【0017】
以上に述べたように、上記実施例に記載の支持具1にあっては、パラペット6の笠木部61の幅方向における両端部に一対のクランプ体2を係合させ、連結ボルト3により両クランプ体2を互いに引き寄せて該笠木部61を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルト5により該笠木部61を押圧して該笠木部61を厚さ方向で保持することにより、該支持具1を簡単かつ堅固に該笠木部61に取り付けることができる。
【0018】
また、笠木部61の上面が幅方向において傾斜して形成されている場合であっても、押圧ボルト5が前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部61下面に係合部である下板部23を密接させるべく該笠木部61上面を押圧して取り付けられるため、該笠木部61の上面が傾斜して形成されていても照明器具9を水平に支持することができる。
【0019】
また、笠木部61に堅固に取り付けられたクランプ体2に照明器具9を支持させる構成であるため、照明器具9を笠木部61に堅固に支持することができる。
【0020】
また、U字部材4の端部に螺合された第二ナット8の絞め付け具合を調節することにより、種々の径のポ−ル部を備えた照明器具をU字部材4で挟持して支持することができる。
【0021】
尚、本発明の支持具にあっては、その趣旨を逸脱しない範囲で上記実施例に記載した以外の構成で適宜実施が可能である。
例えば、クランプ体の幅方向の両端を内方に折曲げ、当該折曲げられた端面が笠木部と当接するように構成してもよく、さらにクランプ体は板状体でなくともよい。
【0022】
また前記実施例において押圧ボルトは、第一上板部に螺通して設けられてなるが下板部に螺通させてもよく、この場合は第一上板部が笠木部上面に当接して請求項2でいう係止部として作用する。
【0023】
さらに連結ボルトは、両端に第一ナット7が螺合される構成であるが、一端に透孔27に対し抜止めとなる頭部を備えたボルトを使用すれば、一端にのみ第一ナット7が螺合する構成としてもよい。
【0024】
また本発明でいう支持手段とは、実施例のU字部材4に限らず、照明器具を支持し得る手段であれば、その構成は何等限定されない。
【0025】
【発明の効果】
本発明の支持具によれば、パラペットの笠木部の幅方向における両端部に一対のクランプ体を係合させ、連結ボルトにより両クランプ体を互いに引き寄せて該笠木部を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルトにより該笠木部を押圧して該笠木部を厚さ方向で保持することにより、簡単かつ堅固に該笠木部に取り付けることができる。
【0026】
また、笠木部の上面が幅方向において傾斜して形成されている場合であっても、押圧ボルトが前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部下面を係合部に密接させるべく該笠木部上面を押圧して取り付けられるため、該笠木部の上面が傾斜して形成されていても照明器具を水平に支持することができる。
【0027】
また、笠木部に堅固に取り付けられたクランプ体に照明器具を支持させる構成であるため、照明器具を笠木部に堅固に支持することができる。
【0028】
また、ナットの絞め付け具合を調節することにより、種々の径のポ−ル部を備えた照明器具をU字部材で挟持して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の支持具を示す正面図である。
【図2】図2は、図1の支持具を示す側面図である。
【図3】図3は、図1の支持具を笠木部に取り付けて照明器具を支持させた状態を示す正面図である。
【図4】図4は、従来において、照明器具を笠木部に取り付けた状態を示す断面図である。
【符号の簡単な説明】
1 支持具
2 クランプ体
3 連結ボルト
4 U字部材
5 押圧ボルト
6 パラペット
9 照明器具
61 笠木部

Claims (4)

  1. 建物の屋上等に形成されたパラペットの笠木部に取付けられ、前記屋上等に設置される照明器具等を支持するための支持具であって、
    前記笠木部の幅方向における両端部と係合する一対のクランプ体と、前記クランプ体により笠木部を幅方向で挟持すべく、両クランプ体に貫挿してこれらを連結する連結ボルトと、照明器具等を支持するための支持手段とを備え、
    前記クランプ体には、笠木部を押圧すべく該笠木部の厚さ方向に進退自在な押圧ボルトが螺通されてなることを特徴とする照明器具等の支持具。
  2. 前記クランプ体は、前記押圧ボルトが笠木部の上面を押圧すべく螺通されてなるとともに、該笠木部の下面に係合する係合部を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の照明器具等の支持具。
  3. 前記支持手段は、クランプ体の上部に形成されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明器具等の支持具。
  4. 前記支持手段は、両端部がクランプ体に貫通され、該両端部に螺合されたナットの絞め付けにより、照明器具等のポ−ル部を支持するU字部材で構成されてなることを特徴とする請求項3に記載の照明器具等の支持具。
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