JPH10154402A - 建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具 - Google Patents
建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具Info
- Publication number
- JPH10154402A JPH10154402A JP32772596A JP32772596A JPH10154402A JP H10154402 A JPH10154402 A JP H10154402A JP 32772596 A JP32772596 A JP 32772596A JP 32772596 A JP32772596 A JP 32772596A JP H10154402 A JPH10154402 A JP H10154402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- coping
- section
- width direction
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の屋上から吊設された広告等の看板を照
らすための照明器具を設置するため、該屋上のパレペッ
トの笠木部に簡単かつ堅固に取り付けられ、前記照明器
具を確実に支持できる支持具を提供する。 【解決手段】 連結ボルト3で連結された一対のクラン
プ体2により、笠木部61の両端部を幅方向で挟持する
とともに、押圧ボルト5により該笠木部61を厚さ方向
に押圧して笠木部61への堅固な取付けを可能とする。
らすための照明器具を設置するため、該屋上のパレペッ
トの笠木部に簡単かつ堅固に取り付けられ、前記照明器
具を確実に支持できる支持具を提供する。 【解決手段】 連結ボルト3で連結された一対のクラン
プ体2により、笠木部61の両端部を幅方向で挟持する
とともに、押圧ボルト5により該笠木部61を厚さ方向
に押圧して笠木部61への堅固な取付けを可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、建物の屋上から
吊設された広告等の看板を照らすための照明器具を設置
するため、該屋上のパラペットの笠木部に取り付けら
れ、前記照明器具を支持する支持具に関するものであ
る。
吊設された広告等の看板を照らすための照明器具を設置
するため、該屋上のパラペットの笠木部に取り付けら
れ、前記照明器具を支持する支持具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建物の屋上周縁には落下防止のためのパ
ラペットが形成されており、図4に示すように、該パラ
ペット6の上部にはその立上部62に沿って幅方向に突
出する笠木部61が形成されているのが一般的で、当該
笠木部61は通常、金属板を曲げ形成したものを前記立
上部62の上面に固定して形成されている。
ラペットが形成されており、図4に示すように、該パラ
ペット6の上部にはその立上部62に沿って幅方向に突
出する笠木部61が形成されているのが一般的で、当該
笠木部61は通常、金属板を曲げ形成したものを前記立
上部62の上面に固定して形成されている。
【0003】そして従来より、屋上から吊設された広告
等の看板を照らすための照明器具9を該屋上に設置する
には、図4に示すように、照明器具9のポ−ル部91を
固定サドル92を使用して前記パラペット6の笠木部6
1上面にビス等により固定していた。
等の看板を照らすための照明器具9を該屋上に設置する
には、図4に示すように、照明器具9のポ−ル部91を
固定サドル92を使用して前記パラペット6の笠木部6
1上面にビス等により固定していた。
【0004】しかしながら前記従来の設置方法にあって
は、前記笠木部61にビス貫通孔を穿設しなければなら
ず、その穿孔作業が面倒であり、また当該穿孔が笠木部
61の強度を低下させるおそれがあると共に、前記貫通
孔から雨水等が浸透して笠木部61のサビ付きの原因と
なっており、照明器具9等の笠木部61への固定強度の
信頼性が問題となっていた。
は、前記笠木部61にビス貫通孔を穿設しなければなら
ず、その穿孔作業が面倒であり、また当該穿孔が笠木部
61の強度を低下させるおそれがあると共に、前記貫通
孔から雨水等が浸透して笠木部61のサビ付きの原因と
なっており、照明器具9等の笠木部61への固定強度の
信頼性が問題となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するとともに、笠木部への照明器具の設置
が簡単で、しかも照明器具を堅固に支持することができ
る建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具を提供
せんとするものである。
問題点を解決するとともに、笠木部への照明器具の設置
が簡単で、しかも照明器具を堅固に支持することができ
る建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具を提供
せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る照
明器具の支持具は、建物の屋上等に形成されたパラペッ
トの笠木部に取付けられ、前記屋上等に設置される照明
器具等を支持するための支持具であって、前記笠木部の
幅方向における両端部と係合する一対のクランプ体と、
前記クランプ体により笠木部を幅方向で挟持すべく、両
クランプ体に貫挿してこれらを連結する連結ボルトと、
照明器具等を支持するための支持手段とを備え、前記ク
ランプ体には、笠木部を押圧すべく該笠木部の厚さ方向
に進退自在な押圧ボルトが螺通されてなることを特徴と
するものである。かかる支持具によれば、パラペットの
笠木部の幅方向における両端部に一対のクランプ体を係
合させ、連結ボルトにより両クランプ体を互いに引き寄
せて該笠木部を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルト
により該笠木部を押圧して該笠木部を厚さ方向で保持す
ることにより、簡単かつ堅固に該笠木部に取り付けるこ
とができる。
明器具の支持具は、建物の屋上等に形成されたパラペッ
トの笠木部に取付けられ、前記屋上等に設置される照明
器具等を支持するための支持具であって、前記笠木部の
幅方向における両端部と係合する一対のクランプ体と、
前記クランプ体により笠木部を幅方向で挟持すべく、両
クランプ体に貫挿してこれらを連結する連結ボルトと、
照明器具等を支持するための支持手段とを備え、前記ク
ランプ体には、笠木部を押圧すべく該笠木部の厚さ方向
に進退自在な押圧ボルトが螺通されてなることを特徴と
するものである。かかる支持具によれば、パラペットの
笠木部の幅方向における両端部に一対のクランプ体を係
合させ、連結ボルトにより両クランプ体を互いに引き寄
せて該笠木部を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルト
により該笠木部を押圧して該笠木部を厚さ方向で保持す
ることにより、簡単かつ堅固に該笠木部に取り付けるこ
とができる。
【0007】また請求項2の発明に係る照明器具の支持
具は、前記クランプ体は、前記押圧ボルトが笠木部の上
面を押圧すべく螺通されてなるとともに、該笠木部の下
面に係合する係合部を備えてなることを特徴とするもの
である。かかる支持具によれば、笠木部の上面が幅方向
において傾斜して形成されている場合であっても、押圧
ボルトが前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部下面
に係合部を密接させるべく該笠木部上面を押圧して取り
付けられるため、該笠木部の上面が傾斜して形成されて
いても照明器具を水平に支持することができる。
具は、前記クランプ体は、前記押圧ボルトが笠木部の上
面を押圧すべく螺通されてなるとともに、該笠木部の下
面に係合する係合部を備えてなることを特徴とするもの
である。かかる支持具によれば、笠木部の上面が幅方向
において傾斜して形成されている場合であっても、押圧
ボルトが前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部下面
に係合部を密接させるべく該笠木部上面を押圧して取り
付けられるため、該笠木部の上面が傾斜して形成されて
いても照明器具を水平に支持することができる。
【0008】また請求項3の発明に係る照明器具の支持
具は、前記支持手段は、クランプ体の上部に形成されて
なることを特徴とするものである。かかる支持具によれ
ば、笠木部に堅固に取り付けられたクランプ体に照明器
具を支持させる構成であるため、照明器具を堅固に支持
することができる。
具は、前記支持手段は、クランプ体の上部に形成されて
なることを特徴とするものである。かかる支持具によれ
ば、笠木部に堅固に取り付けられたクランプ体に照明器
具を支持させる構成であるため、照明器具を堅固に支持
することができる。
【0009】また請求項4の発明に係る照明器具の支持
具は、前記支持手段は、両端部がクランプ体に貫通さ
れ、該両端部に螺合されたナットの絞め付けにより、照
明器具のポ−ル部を支持するU字部材で構成されてなる
ことを特徴とするものである。かかる支持具によれば、
ナットの絞め付け具合を調節することにより、種々の径
のポ−ル部を備えた照明器具をU字部材で挟持して支持
することができる。
具は、前記支持手段は、両端部がクランプ体に貫通さ
れ、該両端部に螺合されたナットの絞め付けにより、照
明器具のポ−ル部を支持するU字部材で構成されてなる
ことを特徴とするものである。かかる支持具によれば、
ナットの絞め付け具合を調節することにより、種々の径
のポ−ル部を備えた照明器具をU字部材で挟持して支持
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明の支持具を示す正面
図であり、図2は同側面図であり、図3はこの支持具を
パラペットの笠木部に取り付けて照明器具を支持させた
状態を示す正面図である。図において支持具1は、笠木
部61の幅方向における両端部と係合する一対のクラン
プ体2と、前記両クランプ体2に貫挿されてこれらを連
結する連結ボルト3と、前記クランプ体2の上面に両端
が貫通されたU字部材4と、前記クランプ体2に螺通さ
れた押圧ボルト5とから構成されている。
いて詳細に説明する。図1は本発明の支持具を示す正面
図であり、図2は同側面図であり、図3はこの支持具を
パラペットの笠木部に取り付けて照明器具を支持させた
状態を示す正面図である。図において支持具1は、笠木
部61の幅方向における両端部と係合する一対のクラン
プ体2と、前記両クランプ体2に貫挿されてこれらを連
結する連結ボルト3と、前記クランプ体2の上面に両端
が貫通されたU字部材4と、前記クランプ体2に螺通さ
れた押圧ボルト5とから構成されている。
【0011】前記一対のクランプ体2は、金属板が折り
曲げられて形成されてなり、笠木部61の上方に配置さ
れる第一上板部21と、該笠木部61の側方に配置され
る第一側板部22と、笠木部61の下方に配置される下
板部23とを備えており、第一上板部21と下板部23
との間隔は、笠木部61の厚さより大きく設けられてい
る。そして前記第一上板部21には螺孔26が設けられ
てなり、該螺孔26に押圧ボルト5が上方から進退自在
に螺通されている。尚、本実施例において該螺孔26
は、第一上板部21上面に溶接によりナット27が取着
されることにより設けられている。またクランプ体2
は、前記第一上板部21の端部から上方に向けて第二側
板部24が延設されてなり、さらに前記第二側板部24
の端部から内方に向けて第二上板部25が略水平に延設
されている。尚、本実施例においてクランプ体2の各屈
曲部には、補強のためのリブが形成されている。
曲げられて形成されてなり、笠木部61の上方に配置さ
れる第一上板部21と、該笠木部61の側方に配置され
る第一側板部22と、笠木部61の下方に配置される下
板部23とを備えており、第一上板部21と下板部23
との間隔は、笠木部61の厚さより大きく設けられてい
る。そして前記第一上板部21には螺孔26が設けられ
てなり、該螺孔26に押圧ボルト5が上方から進退自在
に螺通されている。尚、本実施例において該螺孔26
は、第一上板部21上面に溶接によりナット27が取着
されることにより設けられている。またクランプ体2
は、前記第一上板部21の端部から上方に向けて第二側
板部24が延設されてなり、さらに前記第二側板部24
の端部から内方に向けて第二上板部25が略水平に延設
されている。尚、本実施例においてクランプ体2の各屈
曲部には、補強のためのリブが形成されている。
【0012】連結ボルト3は、少なくとも両端部に雄ね
じが形成された金属棒により構成されてなり、前記一対
のクランプ体2の第二側板部24に対向して設けられた
透孔に貫通され、前記雄ねじに第一ナット7が螺合され
て両クランプ体2を相互に連結している。
じが形成された金属棒により構成されてなり、前記一対
のクランプ体2の第二側板部24に対向して設けられた
透孔に貫通され、前記雄ねじに第一ナット7が螺合され
て両クランプ体2を相互に連結している。
【0013】またU字部材4は、少なくとも両端部に雄
ねじが形成された金属棒により構成されてなり、前記両
端部がクランプ体2の第二上板部24に上方から貫通さ
れ、前記雄ねじに第二ナット8が螺合されている。この
U字部材4は、本発明において照明器具等を支持するた
めの支持手段に該当するものであり、主に照明器具9の
ポ−ル部91を第二ナット8の絞付けにより挟持して、
これを支持するものである。尚、本実施例においては、
前記第一ナット7及び第二ナット8は、前記各雄ねじに
対し二個螺合することにより、これらが緩むのを防止し
ている。
ねじが形成された金属棒により構成されてなり、前記両
端部がクランプ体2の第二上板部24に上方から貫通さ
れ、前記雄ねじに第二ナット8が螺合されている。この
U字部材4は、本発明において照明器具等を支持するた
めの支持手段に該当するものであり、主に照明器具9の
ポ−ル部91を第二ナット8の絞付けにより挟持して、
これを支持するものである。尚、本実施例においては、
前記第一ナット7及び第二ナット8は、前記各雄ねじに
対し二個螺合することにより、これらが緩むのを防止し
ている。
【0014】而して、上記支持具1を笠木部61に取り
付けるには、図3に示すように一対のクランプ体2を笠
木部61の幅方向における両端部に係合させ、連結ボル
ト3に対し第一ナット7を絞め付けてクランプ体2によ
り笠木部61を幅方向で挟持する。その後、第一上板部
21に螺合された押圧ボルト5を絞め付けて笠木部61
の上面を押圧し、下板部23を笠木部61下面に当接さ
せて該笠木部61を保持することにより、支持具1を笠
木部61に堅固に取り付けることができる。この場合、
下板部23が請求項2でいう係合部に該当する。
付けるには、図3に示すように一対のクランプ体2を笠
木部61の幅方向における両端部に係合させ、連結ボル
ト3に対し第一ナット7を絞め付けてクランプ体2によ
り笠木部61を幅方向で挟持する。その後、第一上板部
21に螺合された押圧ボルト5を絞め付けて笠木部61
の上面を押圧し、下板部23を笠木部61下面に当接さ
せて該笠木部61を保持することにより、支持具1を笠
木部61に堅固に取り付けることができる。この場合、
下板部23が請求項2でいう係合部に該当する。
【0015】ここで笠木部61は図3に示すように、そ
の上面が傾斜して設けられることが多いが、押圧ボルト
5は前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部61下面
に下板部23を当接させるべく笠木部61上面を押圧す
るため、笠木部61上面が傾斜していても照明器具9を
略水平に支持することができる利点がある。
の上面が傾斜して設けられることが多いが、押圧ボルト
5は前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部61下面
に下板部23を当接させるべく笠木部61上面を押圧す
るため、笠木部61上面が傾斜していても照明器具9を
略水平に支持することができる利点がある。
【0016】その後、照明器具9のポ−ル部91にU字
部材4を外嵌させ、第二ナット8を絞め付けることによ
り該ポ−ル部91を挟持して、照明器具9を支持具1に
支持させることができる。この際、U字部材4に対する
第二ナット8の絞め付け具合を調整することにより、種
々の径のポ−ル部を備えた照明器具の支持が可能であ
る。
部材4を外嵌させ、第二ナット8を絞め付けることによ
り該ポ−ル部91を挟持して、照明器具9を支持具1に
支持させることができる。この際、U字部材4に対する
第二ナット8の絞め付け具合を調整することにより、種
々の径のポ−ル部を備えた照明器具の支持が可能であ
る。
【0017】以上に述べたように、上記実施例に記載の
支持具1にあっては、パラペット6の笠木部61の幅方
向における両端部に一対のクランプ体2を係合させ、連
結ボルト3により両クランプ体2を互いに引き寄せて該
笠木部61を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルト5
により該笠木部61を押圧して該笠木部61を厚さ方向
で保持することにより、該支持具1を簡単かつ堅固に該
笠木部61に取り付けることができる。
支持具1にあっては、パラペット6の笠木部61の幅方
向における両端部に一対のクランプ体2を係合させ、連
結ボルト3により両クランプ体2を互いに引き寄せて該
笠木部61を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルト5
により該笠木部61を押圧して該笠木部61を厚さ方向
で保持することにより、該支持具1を簡単かつ堅固に該
笠木部61に取り付けることができる。
【0018】また、笠木部61の上面が幅方向において
傾斜して形成されている場合であっても、押圧ボルト5
が前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部61下面に
係合部である下板部23を密接させるべく該笠木部61
上面を押圧して取り付けられるため、該笠木部61の上
面が傾斜して形成されていても照明器具9を水平に支持
することができる。
傾斜して形成されている場合であっても、押圧ボルト5
が前記傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部61下面に
係合部である下板部23を密接させるべく該笠木部61
上面を押圧して取り付けられるため、該笠木部61の上
面が傾斜して形成されていても照明器具9を水平に支持
することができる。
【0019】また、笠木部61に堅固に取り付けられた
クランプ体2に照明器具9を支持させる構成であるた
め、照明器具9を笠木部61に堅固に支持することがで
きる。
クランプ体2に照明器具9を支持させる構成であるた
め、照明器具9を笠木部61に堅固に支持することがで
きる。
【0020】また、U字部材4の端部に螺合された第二
ナット8の絞め付け具合を調節することにより、種々の
径のポ−ル部を備えた照明器具をU字部材4で挟持して
支持することができる。
ナット8の絞め付け具合を調節することにより、種々の
径のポ−ル部を備えた照明器具をU字部材4で挟持して
支持することができる。
【0021】尚、本発明の支持具にあっては、その趣旨
を逸脱しない範囲で上記実施例に記載した以外の構成で
適宜実施が可能である。例えば、クランプ体の幅方向の
両端を内方に折曲げ、当該折曲げられた端面が笠木部と
当接するように構成してもよく、さらにクランプ体は板
状体でなくともよい。
を逸脱しない範囲で上記実施例に記載した以外の構成で
適宜実施が可能である。例えば、クランプ体の幅方向の
両端を内方に折曲げ、当該折曲げられた端面が笠木部と
当接するように構成してもよく、さらにクランプ体は板
状体でなくともよい。
【0022】また前記実施例において押圧ボルトは、第
一上板部に螺通して設けられてなるが下板部に螺通させ
てもよく、この場合は第一上板部が笠木部上面に当接し
て請求項2でいう係止部として作用する。
一上板部に螺通して設けられてなるが下板部に螺通させ
てもよく、この場合は第一上板部が笠木部上面に当接し
て請求項2でいう係止部として作用する。
【0023】さらに連結ボルトは、両端に第一ナット7
が螺合される構成であるが、一端に透孔27に対し抜止
めとなる頭部を備えたボルトを使用すれば、一端にのみ
第一ナット7が螺合する構成としてもよい。
が螺合される構成であるが、一端に透孔27に対し抜止
めとなる頭部を備えたボルトを使用すれば、一端にのみ
第一ナット7が螺合する構成としてもよい。
【0024】また本発明でいう支持手段とは、実施例の
U字部材4に限らず、照明器具を支持し得る手段であれ
ば、その構成は何等限定されない。
U字部材4に限らず、照明器具を支持し得る手段であれ
ば、その構成は何等限定されない。
【0025】
【発明の効果】本発明の支持具によれば、パラペットの
笠木部の幅方向における両端部に一対のクランプ体を係
合させ、連結ボルトにより両クランプ体を互いに引き寄
せて該笠木部を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルト
により該笠木部を押圧して該笠木部を厚さ方向で保持す
ることにより、簡単かつ堅固に該笠木部に取り付けるこ
とができる。
笠木部の幅方向における両端部に一対のクランプ体を係
合させ、連結ボルトにより両クランプ体を互いに引き寄
せて該笠木部を幅方向で挟持するとともに、押圧ボルト
により該笠木部を押圧して該笠木部を厚さ方向で保持す
ることにより、簡単かつ堅固に該笠木部に取り付けるこ
とができる。
【0026】また、笠木部の上面が幅方向において傾斜
して形成されている場合であっても、押圧ボルトが前記
傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部下面を係合部に密
接させるべく該笠木部上面を押圧して取り付けられるた
め、該笠木部の上面が傾斜して形成されていても照明器
具を水平に支持することができる。
して形成されている場合であっても、押圧ボルトが前記
傾斜に応じた量だけ螺進して、笠木部下面を係合部に密
接させるべく該笠木部上面を押圧して取り付けられるた
め、該笠木部の上面が傾斜して形成されていても照明器
具を水平に支持することができる。
【0027】また、笠木部に堅固に取り付けられたクラ
ンプ体に照明器具を支持させる構成であるため、照明器
具を笠木部に堅固に支持することができる。
ンプ体に照明器具を支持させる構成であるため、照明器
具を笠木部に堅固に支持することができる。
【0028】また、ナットの絞め付け具合を調節するこ
とにより、種々の径のポ−ル部を備えた照明器具をU字
部材で挟持して支持することができる。
とにより、種々の径のポ−ル部を備えた照明器具をU字
部材で挟持して支持することができる。
【図1】図1は、本発明の一実施例の支持具を示す正面
図である。
図である。
【図2】図2は、図1の支持具を示す側面図である。
【図3】図3は、図1の支持具を笠木部に取り付けて照
明器具を支持させた状態を示す正面図である。
明器具を支持させた状態を示す正面図である。
【図4】図4は、従来において、照明器具を笠木部に取
り付けた状態を示す断面図である。
り付けた状態を示す断面図である。
1 支持具 2 クランプ体 3 連結ボルト 4 U字部材 5 押圧ボルト 6 パラペット 9 照明器具 61 笠木部
Claims (4)
- 【請求項1】 建物の屋上等に形成されたパラペットの
笠木部に取付けられ、前記屋上等に設置される照明器具
等を支持するための支持具であって、 前記笠木部の幅方向における両端部と係合する一対のク
ランプ体と、前記クランプ体により笠木部を幅方向で挟
持すべく、両クランプ体に貫挿してこれらを連結する連
結ボルトと、照明器具等を支持するための支持手段とを
備え、 前記クランプ体には、笠木部を押圧すべく該笠木部の厚
さ方向に進退自在な押圧ボルトが螺通されてなることを
特徴とする照明器具等の支持具。 - 【請求項2】 前記クランプ体は、前記押圧ボルトが笠
木部の上面を押圧すべく螺通されてなるとともに、該笠
木部の下面に係合する係合部を備えてなることを特徴と
する請求項1に記載の照明器具等の支持具。 - 【請求項3】 前記支持手段は、クランプ体の上部に形
成されてなることを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の照明器具等の支持具。 - 【請求項4】 前記支持手段は、両端部がクランプ体に
貫通され、該両端部に螺合されたナットの絞め付けによ
り、照明器具等のポ−ル部を支持するU字部材で構成さ
れてなることを特徴とする請求項3に記載の照明器具等
の支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32772596A JP3917696B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32772596A JP3917696B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10154402A true JPH10154402A (ja) | 1998-06-09 |
JP3917696B2 JP3917696B2 (ja) | 2007-05-23 |
Family
ID=18202297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32772596A Expired - Fee Related JP3917696B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3917696B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP32772596A patent/JP3917696B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3917696B2 (ja) | 2007-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2964338B1 (ja) | 部材の取付構造 | |
KR200197016Y1 (ko) | 케이블 트레이 고정장치 | |
JPH10154402A (ja) | 建物の屋上等に設置される照明器具等の支持具 | |
JP2011002059A (ja) | ワイヤー張設具 | |
JP4850146B2 (ja) | 手摺用ブラケット | |
JP3041544U (ja) | パイプ支持具 | |
KR970000445B1 (ko) | 평판고정장치 | |
US4759481A (en) | Cycle lamp and attachment therefor | |
JP3587801B2 (ja) | 取付け金具用脱落防止具 | |
JP3526423B2 (ja) | 仮囲い用パネルの取付金具 | |
CN219794228U (zh) | 一种建筑钢结构用紧固扣件 | |
JP6462495B2 (ja) | 太陽電池ケーブルの保持構造、及び外設部材の取付構造 | |
KR0118392Y1 (ko) | 버스용 시트의 고정구조 | |
CN213425734U (zh) | 一种快速自锁式耐张线夹 | |
US6394693B1 (en) | Fixing clamp | |
KR0134920Y1 (ko) | 천정 패널 고정 장치 | |
JP3406876B2 (ja) | 雨樋支持具 | |
JP2004198541A (ja) | 機器銘板等の取付構造 | |
JP3016281U (ja) | 棚取付具 | |
JPH0439853Y2 (ja) | ||
JP2001098718A (ja) | 折板屋根用の樋吊り具 | |
KR200296079Y1 (ko) | 건축용 행거 | |
JPS6133146Y2 (ja) | ||
KR0127801Y1 (ko) | 고강재의 용접너트 설치구조 | |
JP2007330042A (ja) | 螺旋状ケーブルハンガーの支持線固定金具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20070209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |