JP2001152556A - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JP2001152556A
JP2001152556A JP33810799A JP33810799A JP2001152556A JP 2001152556 A JP2001152556 A JP 2001152556A JP 33810799 A JP33810799 A JP 33810799A JP 33810799 A JP33810799 A JP 33810799A JP 2001152556 A JP2001152556 A JP 2001152556A
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JP
Japan
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building unit
floor
building
bolt
view
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Pending
Application number
JP33810799A
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English (en)
Inventor
Masanori Morita
賢範 森田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物ユニットを下階建物ユニット、基礎等の
下部構造体に簡易に連結すること。 【解決手段】 ユニット建物10において、建物ユニッ
ト10に取付けられた連結ボルト51と、下部構造体
(下階建物ユニット10A)に取付けられた連結ボルト
51とが、両端のそれぞれに左めねじ72と右めねじ7
3を備える連結具70により連結されてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユニット建物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上階建物ユニットを下階建物ユニ
ットの上に据付けるに際しては、特開平10-280552 号公
報に記載の如く、上階建物ユニットの床構造体の内部に
格納される床金物を用い、上階建物ユニットに取付けら
れた連結ボルトを床金物に挿通してナットで締結すると
ともに、下階建物ユニットに取付けられた連結ボルトを
床金物に挿通してナットで締結することとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 上階建物ユニット側の連結ボルトと下階建物ユニット
側の連結ボルトを連結するために、特殊構造の床金物と
2個のナットを必要とし、部品コストが高い。
【0004】上階建物ユニット側の連結ボルトのナッ
ト締結作業と、下階建物ユニット側の連結ボルトのナッ
ト締結作業がそれぞれ必要であり、作業時間が長い。
【0005】本発明の課題は、建物ユニットを下階建物
ユニット、基礎等の下部構造体に簡易に連結することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、建物ユニットを下部構造体の上に据付けてなるユニ
ット建物において、建物ユニットに取付けられた連結ボ
ルトと、下部構造体に取付けられた連結ボルトとが、両
端のそれぞれに左めねじと右めねじを備える連結具によ
り連結されてなるようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記連結具がターンバックル
であるようにしたものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば下記、の作用があ
る。 建物ユニットの側の連結ボルトと下部構造体の側の連
結ボルトを、唯1個の単純な連結具だけで連結でき、部
品コストを低減できる。
【0009】連結具が左めねじと右めねじを両端に備
えるものであり、連結具を回すだけで建物ユニットの側
の連結ボルトと下部構造体の側の連結ボルトを同時に連
結でき、作業時間が短くなる。
【0010】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 単純なターンバックルを連結具として用いることによ
り、連結具の部品コストをより低減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の建築構造を
示す断面図、図2は図1のII-II 線に沿う断面図、図3
は図2のIII-III 線に沿う断面図、図4は建築金物を示
し、(A)は正面図、(B)は側面図、図5はボルトを
示し、(A)は正面図、(B)は側面図、図6は連結具
を示す斜視図、図7は連結具の使用手順を示す正面図、
図8は連結具の他の例を示す斜視図、図9は第2実施形
態の建築構造を示す断面図、図10は図9のX-X 線に沿
う断面図、図11は建築金物を示し、(A)は正面図、
(B)は側面図である。
【0012】(第1実施形態) (建物ユニット)(図1〜図8) 建物ユニット10は、図1〜図3に示す如く、床構造体
としての床パネル11の上部に壁パネル21を立設して
構成される。
【0013】床パネル11は、図1〜図3に示す如く、
根太12と端根太13とを釘打ち及び/又は接着剤によ
り接合した床枠組の下面に下枠14を釘打ち及び/又は
接着剤により取着され、該床枠組の上面に床面材15を
釘打ち及び/又は接着剤により取着されて構成される。
【0014】壁パネル21は、図1〜図3に示す如く、
下枠22と縦枠23と上枠24(不図示)とを釘打ち及
び/又は接着剤により接合した壁枠組の両面に外壁面材
25、内壁面材26を釘打ち及び/又は接着剤により取
着されて構成される。
【0015】そして、建物ユニット10には、上建築金
物31が取着されている。上建築金物31は、図4に示
す如く、壁パネル21の縦枠23の下端部に取付けられ
る長尺平板状の取付板32と、取付板32の下端部側の
正面から垂直に立設して溶接された平行な 2枚の係止板
33と、取付板32の上端部側の背面の複数位置から突
設して溶接された取付ピン34とを有してなる。上建築
金物31は、壁パネル21の縦枠23に設けた取付孔2
3Aに取付ピン34を係入し、取付板32を該縦枠23
に釘打ち固定することにて、該縦枠23に固定される。
尚、第1実施形態では、上建築金物31は壁パネル21
の相隣る縦枠23、23の間の狭い間隔内に配置された
ものである。
【0016】尚、建物ユニット10にあっては、工場生
産段階で、床パネル11と壁パネル21を、床パネル1
1の下面と壁パネル21の外面とに添設されるL字プレ
ート、もしくは床パネル11から壁パネル21に渡る面
材渡り張り等により仮接合する。
【0017】(建物ユニットと下階建物ユニットの接合
構造)図1〜図3のユニット建物100は、上述の建物
ユニット10を下階建物ユニット10Aの上に据付けた
ものである。このとき、下階建物ユニット10Aの壁パ
ネル21の壁枠23の上端部には、上述の上建築金物3
1と実質的に同一構成の下建築金物61が固定される。
そして、建物ユニット10と下階建物ユニット10Aは
ボルト51、連結具70を用いて以下の如くにより接合
される。
【0018】このとき、連結具70は、図6に示す如
く、ターンバックル71からなり、両端のそれぞれに左
めねじ72と右めねじ73のそれぞれを備える。また、
ボルト51は、図5に示す如く、偏平(矩形)な頭部5
1Aとねじ棒51Bからなり、ねじ棒51Bに左ねじを
備えるものと、右ねじを備えるものの2種からなる。
【0019】(1) 建物ユニット10において、上建築金
物31の2枚の係止板33、33の間にボルト51を挿
入しておく。ボルト51は、左ねじを備えるねじ棒51
Bを2枚の係止板33、33の間から壁パネル21の下
枠22と床パネル11の床面材15とに予め設けてある
ボルト挿通孔22A、15Aに挿通して床内に通し、頭
部51Aを2枚の係止板33、33の上端面に掛け渡す
ようになる。
【0020】(2) 下階建物ユニット10Aにおいて、壁
パネル21の縦枠23に設けた取付孔23Aに下建築金
物61の取付ピン34を係入し、下建築金物61の取付
板32を該縦枠23に釘打ち固定する。
【0021】(3) ボルト51の右ねじを備えるねじ棒5
1Bを下階建物ユニット10Aに固定した下建築金物6
1の 2枚の係止板33、33の間から、下階建物ユニッ
ト10Aの壁パネル21の上枠24と建物ユニット10
の床パネル11の下枠14に予め設けられているボルト
挿通孔24A、14Aに挿通し、建物ユニット10の床
内に通す。
【0022】(4) 建物ユニット10の床内で、上記(1)
の建物ユニット10の側のボルト51の左ねじのねじ棒
51Bと、上記(3) の下階建物ユニット10Aの側のボ
ルト51の右ねじのねじ棒51Bとを、連結具70の左
めねじ72、右めねじ73に同時に螺合する。連結具7
0の回転により、建物ユニット10の側のボルト51と
下階建物ユニット10Aの側のボルト51とが図7に示
す如くに同時に締結され、建物ユニット10と下階建物
ユニット10Aの接合がなされる。
【0023】尚、連結具70は、両端のそれぞれに左め
ねじ82と右めねじ83を備える図8に示す如くの角パ
イプ81からなるものであっても良い。
【0024】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 建物ユニット10Aの側の連結ボルト51と下階建物
ユニット10Aの側の連結ボルト51を、唯1個の単純
な連結具70だけで連結でき、部品コストを低減でき
る。
【0025】連結具70が左めねじ72と右めねじ7
3を両端に備えるものであり、連結具70を回すだけで
建物ユニット10Aの側の連結ボルト51と下階建物ユ
ニット10Aの側の連結ボルト51を同時に連結でき、
作業時間が短くなる。
【0026】単純なターンバックル71を連結具70
として用いることにより、連結具70の部品コストをよ
り低減できる。
【0027】(第2実施形態)(図9〜図11) 第2実施形態は建物ユニット10を基礎1に接合したも
のであり、第1実施形態と実質的に異なる点は以下の通
りである。 (1) 第2実施形態の建築金物31は、図11に示す如
く、2枚の係止板33、33の上端面における取付板3
2から離隔する側の外縁部に垂直板35を立設して溶接
したものである。この垂直板35の採用により、工場か
ら現場への輸送時等に、建築金物31に予め挿通したボ
ルト51の脱落を防止できる。
【0028】(2) 建物ユニット10を基礎1に載置し、
基礎1に植設してある右ねじのアンカーボルト2により
固定する。建物ユニット10を基礎1に据付けるとき、
床パネル11の下枠14に設けてあるボルト挿通孔14
Aにアンカーボルト2を貫通し、建物ユニット10の床
内に通す。
【0029】(3) 建物ユニット10の床内で、上記(1)
において挿通してある建物ユニット10の側のボルト5
1の左ねじのねじ棒51Bと、上記(2) の右ねじのアン
カーボルト2とを、連結具70の左めねじ72、右めね
じ73に同時に螺合する。連結具70の回転により、ボ
ルト51とアンカーボルト2が同時に締結され、建物ユ
ニット10が基礎1に固定される。
【0030】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、建物ユニ
ットを下階建物ユニット、基礎等の下部構造体に簡易に
連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の建築構造を示す断面図で
ある。
【図2】図2は図1のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】図3は図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図4は建築金物を示し、(A)は正面図、
(B)は側面図である。
【図5】図5はボルトを示し、(A)は正面図、(B)
は側面図である。
【図6】図6は連結具を示す斜視図である。
【図7】図7は連結具の使用手順を示す正面図である。
【図8】図8は連結具の他の例を示す斜視図である。
【図9】図9は第2実施形態の建築構造を示す断面図で
ある。
【図10】図10は図9のX-X 線に沿う断面図である。
【図11】図11は建築金物を示し、(A)は正面図、
(B)は側面図である。
【符号の説明】
1 基礎(下部構造体) 10 建物ユニット 10A 下階建物ユニット(下部構造体) 70 連結具 71 ターンバックル 72、82 左めねじ 73、83 右めねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物ユニットを下部構造体の上に据付け
    てなるユニット建物において、 建物ユニットに取付けられた連結ボルトと、下部構造体
    に取付けられた連結ボルトとが、両端のそれぞれに左め
    ねじと右めねじを備える連結具により連結されてなるこ
    とを特徴とするユニット建物。
  2. 【請求項2】 前記連結具がターンバックルである請求
    項1記載のユニット建物。
JP33810799A 1999-11-29 1999-11-29 ユニット建物 Pending JP2001152556A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33810799A JP2001152556A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 ユニット建物

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ID=18314989

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006083585A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Sekisui Chem Co Ltd 木質系ユニット建物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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