JP2001152419A - 発光式道路鋲 - Google Patents

発光式道路鋲

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JP2001152419A
JP2001152419A JP33308699A JP33308699A JP2001152419A JP 2001152419 A JP2001152419 A JP 2001152419A JP 33308699 A JP33308699 A JP 33308699A JP 33308699 A JP33308699 A JP 33308699A JP 2001152419 A JP2001152419 A JP 2001152419A
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JP
Japan
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light emitting
led
light
road
angle
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JP33308699A
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Inventor
Takeshi Kaneko
健 金子
Hachiro Kasano
八朗 笠野
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Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高輝度LEDを光源とする発光式道路鋲はL
EDの指向角が狭くなるので至近距離における視認性が
悪くなるという問題がある。本発明は、遠距離から見た
場合と至近距離から見た場合との視認性の違いを改善
し、遠距離からでも近距離からでも良好な視認性を有す
る発光式道路鋲を提供することを目的課題とする。 【解決手段】 カバー部材に設けられた発光部を上下2
段に配設されたLEDにより構成すると共に、その上下
2段のLEDの取付角度を、下段のものが上段のものよ
りも上向きの角度にセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車道のセンターラ
イン、外側線、縁石上、カーブ、分岐点、合流点、停止
線、ならびに立体駐車場等に利用される発光式道路鋲に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】発光式道路鋲は、路面に埋設設置される
ベース部材と、該ベース部材と別体をなすと共に通電発
光体を内蔵したカバー部材とにより構成され、そのカバ
ー部材を上部方向よりベース部材に対しボルトで固定す
る方式のものが一般的である。
【0003】ところで、この種の発光式道路鋲は、近
年、発光部を高輝度LEDで構成することが望まれる傾
向にあるが、LEDは高輝度になればなるほど指向角が
狭くなるので、走行車輌等から見ると、遠距離から見た
場合と至近距離から見た場合とで明るさに違いが生ずる
という問題がある。すなわち、遠距離では指向性の高い
もの、至近距離では指向性が低くて面発光のようなもの
が視認性がよいので、高輝度LEDを使用すると、遠距
離では明るく見えるが、至近距離になると、図4に示す
ように運転者のアイポイントが高輝度LEDの指向角の
範囲から外れて若干暗くなる。このため、例えばタイト
なカーブ地点、あるいは停止線などに高輝度LEDを使
用した発光式道路鋲を設置すると、遠距離では視認性が
良いが、至近距離では若干暗くなるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の如き
従来技術の問題点、すなわち、遠距離から見た場合と至
近距離から見た場合との視認性の違いを改善し、遠距離
からでも至近距離からでも視認性が良好な発光式道路鋲
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の如き目
的を達成するため、カバー部材に設けられた発光部を上
下2段に配設されたLEDにより構成すると共に、その
上下2段のLEDの取付角度を、下段のものが上段のも
のより上向きの角度にセットされていることを特徴とす
る。これをさらに具体的に云うと、路面等に対する上段
LEDからの光出射角をα、下段LEDからの光出射角
をβとしたとき、一般道路においては、α=1〜10
°、β=15〜45°、高速道路においてはα=0.2
5〜2.5°、β=3.75〜11.25°となるよう
に上下段LEDの取付角度を設定する。
【0006】また本発明は、前記の如く、上下2段のL
EDの取付角度を、下段のものが上段のものより上向き
の角度にセットすると共に、その上下2段のLEDの背
後に面反射手段を設け、上段LEDと下段LEDの発光
に加えて、前記面反射手段による反射光を利用するよう
にしたことを特徴とする。
【0007】本発明の発光式道路鋲は、前記の如く、カ
バー部材に設けられた発光部を上下2段に配置されたL
EDにより構成すると共に、その上下2段のLEDの取
付角度を、下段のものが上段のものより上向きにセット
されているので、遠距離からの視認性は主として上段L
EDにより分担すると共に、至近距離からの視認性は主
として下段LEDにより分担し、かくして、図5に示す
ように、遠距離からでも至近距離からでも視認性が良好
な発光式道路鋲を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の発光式道路鋲の一
実施例を示す平面図、図2は図1のA−A断面図、図3
は埋設設置状態を示す図2と同様の断面図である。
【0009】これらの図において、1は発光式道路鋲を
示し、アルミ合金鋳物もしくはアルミ合金ダイキャスト
製などのベース部材2とポリカーボネート製などのカバ
ー部材3とにより構成されている。ベース部材2は、図
3に示すように、接着剤8を介して路面7中に埋設設置
される。カバー部材3には発光部31が設けられてい
て、その上面が路面上に露出して前記発光部31から所
要の方向に光を出射し得るようにベース部材2を覆って
組み付けられており、ベース部材2とカバー部材3とは
ボルト4により上下方向より共止めされている。
【0010】なお、この種の発光式道路鋲は周知である
ので、ベース部材2およびカバー部材3並びに発光制御
機能などの詳細な図示および説明は省略した。また、図
示実施例においては、複数の鋲と鋲とが地中に敷設した
フラット電線5により連結されてコネクタ6を介して発
光部31に給電し得るようにしたものを示したが、本発
明はこのような実施例に限定されるものではなく、一般
に知られている、カバー部材に太陽電池を内蔵し、単独
で発光する道路鋲にも適用することができる。
【0011】本発明においては、発光部31を、上下2
段に配設された上段LED32と下段LED33とによ
り構成すると共に、その上段LED32の取付角度α′
に対し下段LED33の取付角度β′を大きくして最大
90°までの角度とする。
【0012】さらに詳細に云うと、指向角度約10°の
高輝度LEDを使用した場合の光出射角はカバー部材3
の内部屈折を受けて図3に示すように上段LEDの出射
角はα、下段LEDの出射角はβとなるが、その場合の
角度αが一般道路においては1〜10°、βが15〜4
5°、高速道路においてはαが0.25〜2.5°、β
が3.75〜11.25°となるように、上段LEDの
取付角度α′と下段LEDの取付角度β′を設定する。
例えば、一般道路の場合、α′は45°程度、β′は8
0°程度とする。
【0013】また、図示の実施例においては、上記の構
成に加えて、LED32,33の背後に、凹形状ないし
平面形状の反射板34、または再帰反射シート(両者を
含めて面反射手段という)を取付け、上段LED32と
下段LED33の指向角でカバーできない範囲を前記反
射手段によってカバーし、あるいはLEDの発光に加え
て面反射手段による反射光を利用して視認性をさらに向
上させるようにする。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、指
向角が狭い高輝度LEDを使用した発光式道路鋲であっ
ても、遠距離から見た場合と至近距離から見た場合との
視認性の違いを改善し、遠距離から至近距離にわたって
良好な視認性を発揮することができる発光式道路鋲を提
供することができる。
【0015】また、請求項3に記載の発明によれば、上
記の効果に加えて、上下2段のLEDでカバーできない
範囲を面反射手段によってカバーして視認性をさらに向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す発光式道路鋲の平面図
である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の発光式道路鋲を路面に埋設した状態の
一例を示す図2と同様の断面図である。
【図4】従来の発光式道路鋲の視認性を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の発光式道路鋲の視認性を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…発光式道路鋲、2…ベース部材、3…カバー部材、
31…発光部、32…上段LED、33…下段LED、
α…上段LEDの光出射角、β…下段LEDの光出射
角、α′…上段LEDの取付角度、β′…下段LEDの
取付角度、34…反射板(面反射手段)、4…ボルト、
5…フラット電線、6…コネクタ、7…路面、8…接着
剤。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路等に埋設設置する発光式道路鋲にお
    いて、カバー部材に設けられた発光部を上下2段に配設
    されたLEDにより構成すると共に、その上下2段のL
    EDの取付角度を、下段のものが上段のものより上向き
    の角度にセットされていることを特徴とする発光式道路
    鋲。
  2. 【請求項2】 路面等に対する上段LEDからの光出射
    角をα、下段LEDからの光出射角をβとしたとき、一
    般道路においては、α=1〜10°、β=15〜45
    °、高速道路においてはα=0.25〜2.5°、β=
    3.75〜11.25°となるように上下段LEDの取
    付角度を設定したことを特徴とする請求項1に記載の発
    光式道路鋲。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の発光式
    道路鋲において、上段LEDおよび下段LEDの背後に
    面反射手段を設け、上段LEDと下段LEDからの発光
    に加えて前記面反射手段による反射光を利用するように
    したことを特徴とする発光式道路鋲。
JP33308699A 1999-11-24 1999-11-24 発光式道路鋲 Pending JP2001152419A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220102092A (ko) * 2021-01-12 2022-07-19 솔라로 주식회사 Led 도로 표지병

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220102092A (ko) * 2021-01-12 2022-07-19 솔라로 주식회사 Led 도로 표지병
KR102538328B1 (ko) 2021-01-12 2023-05-31 솔라로 주식회사 Led 도로 표지병

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