JP2001152199A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

Info

Publication number
JP2001152199A
JP2001152199A JP33773899A JP33773899A JP2001152199A JP 2001152199 A JP2001152199 A JP 2001152199A JP 33773899 A JP33773899 A JP 33773899A JP 33773899 A JP33773899 A JP 33773899A JP 2001152199 A JP2001152199 A JP 2001152199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
weight
acid
liquid detergent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33773899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3634217B2 (ja
Inventor
Akira Ishikawa
石川  晃
Yukiko Fujii
志子 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP33773899A priority Critical patent/JP3634217B2/ja
Publication of JP2001152199A publication Critical patent/JP2001152199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3634217B2 publication Critical patent/JP3634217B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再汚染防止効果及び抗菌効果に優れ、製品保
存安定性に優れる液体洗浄剤を提供する。 【解決手段】 (a)カチオン系抗菌剤及び(b)重量
平均分子量が1000〜10万のポリカルボキシレート
系ポリマーを、それぞれ特定比率で含有し、pH(25
℃)が7.5〜11である液体洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体洗浄剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年公衆衛生上の課題が見直されるべき
事案が発生するに至り、衛生に対する意識が高まってい
る。洗濯用洗剤分野においても、洗濯後衣料の生乾き臭
や洗濯後長期貯蔵による異臭の発生を抑制するという、
抗菌による二次効果を奏した製品が上市されている。漂
白剤の多くは抗菌効果を有することから、洗濯用洗剤に
塩素系や酸素系の漂白剤を添加する試みは以前からなさ
れていた。しかし、抗菌効果の高いことが知られている
塩素系漂白剤は色柄物の色落ちの問題がある。酸素系の
漂白剤は色落ちの問題はないが、一般に弱アルカリ性で
ある衣料用重質液体洗剤に安定配合するのは困難である
ことが当業界では明かである。溶解性に優れ、かつ強固
な汚れにも対応可能な衣料用重質液体洗剤にも、抗菌効
果の付与が望まれている。衛生分野の洗浄剤に広く使用
されているカチオン系の殺菌剤は、抗菌スペクトル帯が
広く速効性に特徴があることから衣料用液体洗浄剤に配
合する試みがなされている。特開平1−197598号
公報には、ノニオン界面活性剤を主成分としてアニオン
界面活性剤、カチオン系界面活性剤タイプの殺菌剤、更
に安息香酸塩を配合した抗菌効果を示す安定な液体洗濯
用洗剤が開示されている。しかし、上記特許公報に開示
されている組成物は、いずれもカチオン系界面活性剤タ
イプの殺菌剤の添加により減じた再汚染防止性を回復さ
せる対策を講じておらず、洗濯浴中の汚れを再付着させ
ない技術の重要度が高いハードな汚れ用の洗剤(重質洗
剤)としての性能は不十分である。
【0003】再汚染防止剤としては、例えばポリアクリ
ル酸やアクリル酸/マレイン酸共重合体等のポリカルボ
キシレート系ポリマーが衣料用粉末洗剤に使用されてい
ることが知られている。しかし、最近濃縮タイプが主流
の衣料用液体洗剤のような界面活性剤を多量に配合し、
かつ水分配合量が少ない系にこれらの化合物を配合する
と、分離・白濁等、相安定性(外観)に問題が生じると
いう問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、再汚
染防止効果及び抗菌効果に優れ、更に製品保存安定性に
優れる衣料用として好適な液体洗浄剤組成物を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)カチオ
ン系抗菌剤を0.1〜20重量%及び(b)重量平均分
子量が1000〜10万のポリカルボキシレート系ポリ
マーを0.1〜20重量%含有し、pH(25℃)が
7.5〜11である液体洗浄剤組成物を提供するもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】(a)成分 本発明における(a)成分のカチオン系抗菌剤は、水溶
性のものが好ましく、通常市販されているものを使用し
てもよく、また周知の方法で合成されたものを用いるこ
とができる。ここで、本発明における水溶性とは、20
℃の水への溶解度が1g/100g以上、好ましくは2
g/100g以上であることをいう。更に抗菌剤として
は、木綿金巾#2003に該化合物1重量%を均一に付
着させた布を用いJIS L 1902「繊維製品の抗
菌性試験法」に準じた方法で抗菌性試験を行い阻止帯が
見られる化合物が好ましい。
【0007】本発明の(a)成分としては、一般式
(1)〜(3)で表される化合物から選ばれる1種以上
が好ましい。
【0008】
【化4】
【0009】〔式中R1及びR6は炭素数5〜19のアル
キル基又はアルケニル基であり、R2、R3は炭素数1〜
3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Xは
−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−
又は、
【0010】
【化5】
【0011】である。R4は炭素数1〜3のアルキレン
基であり、R5は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O
−R7)n−である。ここでR7はエチレン基もしくはプロ
ピレン基であり、nは1〜10の数である。mは0又は
1である。さらにY-は陰イオン基、好ましくはハロゲ
ンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオン又は脂肪
酸イオンである。〕
【0012】
【化6】
【0013】〔式中、R8〜R11の中で2つ以上、好ま
しくは2つは、炭素数8〜14、好ましくは8〜10の
アルキル基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基、好ましくはメチル基、エ
チル基、ヒドロキシエチル基である。Y-は陰イオン
基、好ましくはハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキ
ル硫酸イオン又は脂肪酸イオンである。〕。
【0014】一般式(1)において、Xがパラフェニ
レン基(−C64−)でm=1の場合、R1は好ましく
は炭素数5〜16、更に好ましくは炭素数6〜13、最
も好ましくは炭素数7〜10のアルキル基であり、R5
は好ましくは−(O−R7)n−基であり、R7は好ましく
はエチレン基であり、nは好ましくは1〜5の数であ
り、R2及びR3は好ましくはメチル基又はヒドロキシエ
チル基であり、R4は好ましくはメチレン基である。ま
た、一般式(1)において、m=0の場合(1−2−
a)あるいはXが−COO−、−OCO−、−CON
H−、−NHCO−でm=1の場合(1−2−b)、R
1は好ましくは炭素数7〜18、更に好ましくは炭素数
9〜17、最も好ましくは炭素数11〜16のアルキル
基であり、R5は好ましくはメチレン基であり、R2及び
3は好ましくはメチル基又はヒドロキシエチル基であ
り、R4は好ましくはメチレン基である。
【0015】一般式(2)において、R6は好ましくは
炭素数8〜18、更に好ましくは炭素数11〜17のア
ルキル基である。
【0016】本発明では、一般式(1)の化合物が殺菌
効果の点で好ましい。また、一般式(3)において、好
ましくはR8〜R11のうち2つが炭素数8〜10のアル
キル基であり、残りの2つがメチル基又はヒドロキシエ
チル基である。
【0017】本発明では、一般式(3)の化合物を単独
でも使用できるが、一般式(1)及び/又は一般式
(2)の化合物と併用することが効果の点で好ましく、
重量比は〔一般式(3)の化合物〕/〔一般式(1)の
化合物+一般式(2)の化合物〕=1/10〜10/
1、特に1/5〜5/1が好ましい。
【0018】(b)成分 本発明における(b)成分の重量平均分子量が1000
〜10万のポリカルボキシレート系ポリマーは市販のも
のを使用しても良く、また常法にしたがって合成された
もの、天然物から誘導したものいずれも使用でき、ポリ
アクリル酸、ポリマレイン酸、アクリル酸−マレイン酸
共重合体、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チル化デンプン、アルギン酸、無水マレイン酸−ペンテ
ン共重合体、無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合
体、無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体、
無水マレイン酸−イソブチレン共重合体、無水マレイン
酸−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル化合物とモノエ
チレン性不飽和単量体とを重合させたポリマー、特開昭
59−62614号公報記載のポリマーなどが使用でき
る。尚、重量平均分子量は、ポリエチレングリコールを
標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)により求められる。この中で、ポリアクリル
酸、アクリル酸−マレイン酸共重合体、無水マレイン酸
−ペンテン共重合体、ポリエーテル化合物とモノエチレ
ン性不飽和単量体とを重合させたポリマーから選ばれる
1種以上が好ましい。
【0019】本発明では特に、ポリエーテル化合物とモ
ノエチレン性不飽和単量体とを重合させたポリマー(以
後高分子化合物b1とする)が液安定性の点で好まし
い。モノエチレン性不飽和単量体としては、アクリル
酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸及び無水マレイン酸を挙げることができ、特にアクリ
ル酸、マレイン酸又はメタクリル酸が好ましい。
【0020】ポリエーテル化合物としては、 Z−O(CH2CH2O)nH (式中、Zは水素原子、メチル基、フェニル基又はベン
ジル基、好ましくはメチル基又はフェニル基であり、n
は平均付加モル数であり、2〜200の数である。)で
表されるものが好ましい。
【0021】本発明の高分子化合物b1は、ポリエーテ
ル化合物に対して、モノエチレン性不飽和単量体を重量
比で少なくとも1/4以上の割合で反応させることによ
って得られるものが最も好ましい。また、本発明で好ま
しい高分子化合物b1は上記モノエチレン性不飽和単量
体とポリエーテル化合物とを通常のラジカル重合反応に
よって製造することができ、重合開始剤としては、公知
のラジカル開始剤を使用することができる。具体的な高
分子化合物b1の製造方法としては、窒素気流下で、9
0℃以上、好ましくは100〜200℃でポリエーテル
化合物を攪拌しながら、モノエチレン性不飽和単量体と
開始剤を別々に、且つゆっくりと滴下することによっ
て、酸型の高分子化合物b1を得ることができる。塩に
する場合は、冷却後水酸化ナトリウム等のアルカリ剤で
中和することによって、容易に得ることができ、また陰
イオン界面活性剤と同じく、酸型のままで添加し組成物
の調製時に中和してもよい。
【0022】液体洗浄剤組成物 本発明の液体洗浄剤組成物のpHは7.5〜11(25
℃)である。該pHに必要な量のアルカリ剤を配合する
ことが好ましい。アルカリ剤としては、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
メチルモノエタノールアミン、ジメチルエタノールアミ
ン、3−アミノプロパノール等のアルカノールアミン
類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等、珪酸ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム等の無機塩類を使用することがで
き、特にモノエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムから選ばれる1種以上が好ましい。
【0023】また、本発明の液体洗浄剤組成物は、
(a)成分を0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜
15重量%、更に好ましくは1〜10重量%含有する。
また(b)成分を0.1〜20重量%、好ましくは0.
2〜10重量%、更に好ましくは0.5〜8重量%含有
する。また、(a)成分と(b)成分の洗浄剤組成物中
の比率は、[{(a)重量%/(a)分子量}×(a)
1分子中のカチオン価電数]/[{(b)重量%/(b)
重量平均分子量}×(b)1分子中の数平均カルボキシ
ル基数]=10/1〜1/1が好ましく、更に好ましく
は8/1〜2/1である。
【0024】本発明では上記成分以外に洗浄性能の点か
ら(c)成分として非イオン界面活性剤を配合すること
が好ましい。非イオン界面活性剤は、例えばアルキル基
の炭素数が8〜20の脂肪族アルコール、アルキル基の
炭素数が9〜21の脂肪酸及び脂肪酸アルキルエステ
ル、アルキル基の炭素数が8〜20の脂肪族アミン等
の、非共有電子対を持つ原子を1つ以上有する化合物に
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドを常法に従
い付加させたもの、糖由来のポリオールを親水基とする
もの、あるいは脂肪酸アミド系のものが一般的である。
【0025】(c)成分の非イオン界面活性剤として
は、次の一般式(4)及び/又は(5)にて示される非
イオン界面活性剤が好ましい。 R12O(EO)mH (4) 〔式中、R12は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜
18の一級の分岐鎖アルキル基及び/又は二級のアルキ
ル基である。EOはエチレンオキサイドであり、mは平
均付加モル数として5〜20である。〕 R13(EO)k/(PO)lH (5) 〔式中、R13は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜
18の一級のアルキル基である。EOはエチレンオキサ
イド、POはプロピレンオキサイドを示す。k及びlは
平均付加モル数であり、kは5〜15、lは1〜5であ
る。EOとPOはランダム付加又はEOを付加した後、
POを付加してもよく、またその逆のようなブロック付
加体でもよい。〕。
【0026】一般式(4)の非イオン界面活性剤は、通
常市販されているものを使用してもよく、また周知の方
法で合成されたもしくは天然油脂から誘導されたR12
アルキル基を有するアルコールにEOを公知の方法で付
加することによって製造することができる。
【0027】また、一般式(5)の非イオン界面活性剤
は、通常市販されているものを使用してもよく、また周
知の方法で合成されたもしくは天然油脂から誘導された
13のアルキル基を有するアルコールにEO及びPOを
公知の方法で付加することによって製造することができ
る。EOとPOの付加方法がランダムであるか、ブロッ
クであるか又はブロック付加の際の末端がEOである
か、POであるかの違いによって、本発明の(液体)洗
浄剤組成物の性質は変わってくるが、本発明においてこ
れらの性質の違いは、基本的には既に知られている通り
である。
【0028】非イオン界面活性剤は下記一般式(6)で
示される非イオン界面活性剤を用いることで、特にエリ
・そで口汚れに対する高洗浄力を得ることができる。 R14O(EO)p(PO)q(EO)rH (6) 〔式中、R14は炭素数8〜20の直鎖のアルキル基又は
アルケニル基である。EOはオキシエチレン基、POは
オキシプロピレン基を示す。p、q及びrは平均付加モ
ル数を表しp>0、q=1〜4、r>0、p+q+r=
6〜14、p+r=5〜12である。好ましくはp+q
+r=7〜14、p+r=6〜12、q=1〜2であ
る。〕。
【0029】一般式(6)の非イオン界面活性剤は、周
知の方法で合成された、もしくは天然油脂から誘導され
たR14のアルキル基を有するアルコールにEO、POの
順序で付加した後、再度EOを付加することで合成され
る。
【0030】非イオン界面活性剤としては、上記に示し
たもの以外に次の一般式(7) R15−(OR16)xy (7) 〔式中、R15は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアル
キル基、アルケニル基、又はアルキルフェニル基、R16
は炭素数2〜4のアルケニル基、Gは炭素数5又は6の
還元糖に由来する残基、xは平均値0〜6の数、yは平
均値1〜10の数を示す。〕で表されるアルキル多糖界
面活性剤、脂肪酸アルカノールアミド、ポリヒドロキシ
脂肪酸アミド等が配合できる。
【0031】本発明の液体洗浄剤組成物は、(c)成分
の非イオン界面活性剤を5〜40重量%含有することが
好ましい。
【0032】本発明の液体洗浄剤組成物は、上記成分以
外に洗浄性能の点から、(d)成分として陰イオン界面
活性剤を配合することが好ましい。(d)成分である陰
イオン界面活性剤のうち、アルキルベンゼンスルホン酸
及び/又はアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。アル
キルベンゼンスルホン酸塩としては、洗剤用界面活性剤
市場に一般に流通しているものの中で、アルキル鎖の平
均炭素数が8〜16のものであればいずれも用いること
ができ、例えば花王(株)製のネオペレックスF25、
Shell社製のDobs102等を用いることができ
る。また、工業的には、洗剤用原料として広く流通して
いるアルキルベンゼンをクロルスルホン酸、亜硫酸ガス
等の酸化剤を用いてスルホン化して得ることもできる。
アルキル基の平均炭素数は10〜14が好ましい。ま
た、アルキルエーテル硫酸塩としては、平均炭素数1
0〜18の直鎖もしくは分岐鎖1級アルコール又は直鎖
2級アルコールに、EOを1分子当たり平均0.5〜5
モル付加させ、これを例えば特開平9−137188号
記載の方法を用いて硫酸化して得ることができる。アル
キル基の平均炭素数は10〜16が好ましい。本発明の
液体洗浄剤組成物は、(d)成分の陰イオン界面活性剤
を0.5〜10重量%含有することが洗浄性能の点で好
ましく、特に(d)成分として及びから選ばれる少
なくとも1種をその合計でこの範囲で含有することが好
ましい。
【0033】(d)成分は、抗菌性の点から、〔(a)
成分〕>〔(d)成分×1.5〕、特に〔(a)成分〕
>〔(d)成分×2〕のモル比で組成物中に配合される
のが好ましい。
【0034】更に本発明の効果を損なわない範囲で、上
記以外の界面活性剤を使用することができる。(d)成
分以外の陰イオン界面活性剤としては、アルキル硫酸エ
ステル塩、アルケニル硫酸エステル塩、アルファスルホ
脂肪酸メチルエステル塩、オレフィンスルホン酸塩、ア
ルカンスルホン酸、牛脂やヤシ由来の脂肪酸塩等を少量
用いても良い。その際、抗菌性の点から、〔(a)成
分〕>〔((d)成分+その他の陰イオン界面活性剤)
×1.5〕、特に〔(a)成分〕>〔((d)成分+そ
の他の陰イオン界面活性剤)×2〕のモル比で組成物中
に配合されるのが好ましい。
【0035】陰イオン界面活性剤の対イオンとしてはナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属以外に、マグネシ
ウム等のアルカリ土類金属及び/又はモノ、ジ、トリエ
タノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられ、
特にアルカノールアミンを用いることで液安定性が向上
する。また、陰イオン界面活性剤を酸形態で組成中に配
合してもよく、別途添加したアルカリ剤(アルカノール
アミン等)で中和してもよい。
【0036】また風合いを向上させるためには、モノ長
鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤
を併用することが好ましい。
【0037】両性界面活性剤としてはアミンオキサイ
ド、アルキルカルボベタイン、アルキルスルホベタイ
ン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン、アルキ
ルアミドアミン型ベタイン、アルキルイミダゾリン型ベ
タイン等が配合できる。
【0038】本発明の液体洗浄剤組成物は、界面活性剤
を総量で組成物中1〜60重量%、更に2〜50重量
%、特に10〜50重量%含有することが好ましい。
【0039】本発明組成物の液体洗浄剤組成物は残部は
水でもよいが、水が少なくても比較的安定である。本発
明の液体洗浄剤組成物の水分量は洗浄力の点で5〜50
重量%、特には5〜40重量%である。
【0040】本発明には、任意成分として従来より洗剤
に配合することが知られている成分を配合することがで
きる。このような任意成分として、エタノール等のアル
コール類、エチレングリコール、分子量200以上〜数
千位の低分子量のポリエチレングリコール及びプロピレ
ングリコール等のグリコール類、パラトルエンスルホン
酸、安息香酸塩(防腐剤としての効果もある)並びに尿
素等の減粘剤や可溶化剤;相調整剤及び洗浄力の向上の
ためのポリオキシアルキレンベンジルエーテル、ポリオ
キシアルキレンフェニルエーテル;2価金属イオン捕捉
能を有する多価カルボン酸塩としてニトリロ三酢酸塩、
エチレンジアミン四酢酸塩、イミノ二酢酸塩、ジエチレ
ントリアミン五酢酸塩、グリコールエーテルジアミン四
酢酸塩、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸塩及びトリエチ
レンテトラミン六酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩、マロン
酸、コハク酸、ジグリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、ク
エン酸等の塩;ポリビニルピロリドン等の色移り防止
剤;アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ
等の酵素;塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホ
ウ酸(ホウ素化合物)等の酵素安定化剤;チノパールC
BS(チバスペシャルティケミカルス社製)、ホワイテ
ックスSA(住友化学社製)等の蛍光染料;柔軟性付与
を目的としたシリコーン;消泡剤としてのシリカ、シリ
コーン;ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレ
ゾール、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の
酸化防止剤;そのほか蛍光染料;青味付け剤;香料;抗
菌防腐剤等が挙げられる。
【0041】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は、特に泥汚
れに対する再汚染防止効果及び抗菌効果に優れ、且つ製
品保存安定性に優れる。
【0042】
【実施例】表1に示す液体洗浄剤組成物を調製し、得ら
れた組成物を用いて下記のように殺菌性、汚れ再付着防
止性及び液安定性の評価を行った。その結果を表1に示
す。
【0043】〔殺菌性の評価〕SCDLP培地に前培養
した菌(Staphylococcus aureus
IFO12732)を滅菌蒸留水に懸濁し、約107
〜108Cells/mLを0.1mL採取し、滅菌蒸
留水で所定の濃度(抗菌剤濃度1、5、10、25、5
0、75、100、200、300、500ppm)に
希釈した液10mLに接種し、室温にて作用させた。一
定時間(5、10、15、30分)毎に菌接触液を一白
金耳量採取し、後培養用のSCDLP培地0.3mLの
入ったミクロシャーレ(CORNING社製、96−C
ells Wells)へ接種した〔各洗浄剤組成物に
ついて希釈率10種(濃度)×菌接触時間4種(時間)
=40カ所〕。37℃2日間培養し、菌の発育を肉眼で
観察し、効果の強度を殺菌エリア数で判定した。すなわ
ち、ミクロプランター上で菌の生育していない箇所を測
定することで判定した(最大40)。
【0044】〔汚れ再付着防止性の評価〕 処理法 木綿の白布(金巾2003布)を10cm×10cmに
裁断し、5枚1組とした。評価用洗剤水溶液1Lに20
0meshの篩いを通過した園芸用鹿沼赤土2.5gを
加え、ターゴトメーターにて洗浄(洗浄時間10分、液
体洗浄剤組成物濃度0.07%、水の硬度71.2mg
CaCO3/L、水温20℃)した後、20℃水道水に
て5分間流水すすぎを行った。 再汚染防止率 洗浄前の原布(白布)及び試験後の汚染布の460nm
における反射率を日本電色工業(株)300Aにて測定
し、次式によって再汚染防止率を求める。 再汚染防止率(%)=(試験後の反射率/原布の反射
率)×100 評価法 上記式にて得られた再汚染防止率より、汚れ再付着防止
性を下記のごとく評価した。 ◎;再汚染防止率が70%以上である。 ○;再汚染防止率が60%以上70%未満である。 △;再汚染防止率が50%以上60%未満である。 ×;再汚染防止率が50%未満である。
【0045】〔液安定性の評価〕50mLのサンプルビ
ン(No.6広口規格ビン、ガラス製、直径40mm、
高さ80mmの円筒形)に、表1の液体洗浄剤組成物を
40mL充填し、蓋をした後、25℃の恒温室で30日
間静置した。液体の安定性は目視で外観を下記の基準で
判定した。 ◎;均一液体相であり、液安定性に優れる。 ○;やや分離又は析出しているように見えるが気になら
ない程度である。 ×;分離又は析出が認められる。
【0046】
【表1】
【0047】(注)表1中の成分を下記に示す。 ・化合物a:一般式(1)のR1が炭素数11〜15
(平均炭素数12.0)のアルキル基、R2、R3がメチ
ル基、mが0、R4、R5がメチレン基、Y-が塩化物イ
オンである化合物 ・化合物b:一般式(1)のR1が1,1,3,3−テ
トラメチルブチル基、R2、R3がメチル基、Xが
【0048】
【化7】
【0049】で、mが1、R4がメチレン基、R5が−
(OCH2CH2)2−、Y-が塩化物イオンである化合物 ・化合物c:一般式(2)のR6が平均炭素数16のア
ルキル基、Y-が塩化物イオンである化合物 ・化合物d:一般式(3)のR8、R9が平均炭素数10
のアルキル基、R10、R 11がメチル基、Y-が塩化物イ
オンである化合物 ・高分子化合物e:ポリアクリル酸(重量平均分子量5
000、固形分40.5%) ・高分子化合物f:無水マレイン酸ペンテン共重合体
(モル比50/50、重量平均分子量6000、固形分
40.1%) ・高分子化合物g:特開平10−60476の11頁6
行〜13行記載の方法で合成したフェノキシポリエチレ
ングリコール、アクリル酸、マレイン酸共重合体(重量
平均分子量10000、固形分51.2%) ・非イオン界面活性剤h:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均5モル、POを平均2モル、
EOを平均3モルの順にブロック付加させたもの ・非イオン界面活性剤i:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均12モル付加させたもの ・非イオン界面活性剤j:炭素数10〜14の直鎖第2
級アルコールにEOを平均8モル付加させたもの ・非イオン界面活性剤k:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均10モル、POを平均2モル
ランダム付加させたもの ・陰イオン界面活性剤l:炭素数10〜14の直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸(平均分子量323) ・陰イオン界面活性剤m:平均炭素数12の直鎖第1級
アルコールにEOを1分子当たり平均4モル付加させた
アルキルエーテル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤n:平均炭素数12の分岐鎖第1
級アルコールにEOを1分子当たり平均3モル付加させ
たアルキルエーテル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤o:平均炭素数14の直鎖第1級
アルキル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤p:平均炭素数16の分岐鎖第1
級アルキル硫酸マグネシウム塩 ・脂肪酸:炭素数12〜16のヤシ油系脂肪酸(平均分
子量220) ・ベタイン:ラウリルカルボキシメチルヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムベタ イン(アンヒトール20YB/花王(株)社製) ・ポリエチレングリコールフェニルエーテル:ポリオキ
シエチレンモノフェニルエーテル(EO平均3モル付
加) ・酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボ
ノルディスクバイオインダストリー株式会社製) 蛍光染料:チノパールCBS−X(チバスペシャリティ
ケミカルス社製)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H003 AB14 AB19 AB31 AC08 AC09 AC23 AD04 AE05 AE06 AE08 BA12 DA02 DB01 EB06 EB07 EB30 EB32 EC02 ED02 ED29 FA06 FA16 FA28 FA34

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)カチオン系抗菌剤を0.1〜20
    重量%及び(b)重量平均分子量が1000〜10万の
    ポリカルボキシレート系ポリマーを0.1〜20重量%
    含有し、pH(25℃)が7.5〜11である液体洗浄
    剤組成物。
  2. 【請求項2】 (a)カチオン系抗菌剤が下記一般式
    (1)〜(3)で表される化合物から選ばれる1種以上
    である請求項1記載の液体洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中R1及びR6は炭素数5〜19のアルキル基又はア
    ルケニル基であり、R2、R3は炭素数1〜3のアルキル
    基又はヒドロキシアルキル基である。Xは−COO−、
    −OCO−、−CONH−、−NHCO−又は、 【化2】 である。R4は炭素数1〜3のアルキレン基であり、R5
    は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R7)n−であ
    る。ここでR7はエチレン基もしくはプロピレン基であ
    り、nは1〜10の数である。mは0又は1である。さ
    らにY-は陰イオン基である。〕 【化3】 〔式中、R8〜R11の中で2つ以上は炭素数8〜14の
    アルキル基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル
    基又はヒドロキシアルキル基である。Y-は陰イオン基
    である。〕
JP33773899A 1999-11-29 1999-11-29 液体洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JP3634217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33773899A JP3634217B2 (ja) 1999-11-29 1999-11-29 液体洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33773899A JP3634217B2 (ja) 1999-11-29 1999-11-29 液体洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001152199A true JP2001152199A (ja) 2001-06-05
JP3634217B2 JP3634217B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=18311505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33773899A Expired - Fee Related JP3634217B2 (ja) 1999-11-29 1999-11-29 液体洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3634217B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315691A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Kao Corp 殺菌洗浄剤組成物
JP2007522264A (ja) * 2003-10-24 2007-08-09 イーコラブ インコーポレイティド 胞子、細菌、および/または真菌の安定な組成物
JP2014221859A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 ライオン株式会社 液体洗浄剤
WO2017022781A1 (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 花王株式会社 抗菌型衣料用液体洗浄剤組成物
WO2017022779A1 (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 花王株式会社 衣料用液体洗浄剤組成物
JP2018002881A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 株式会社ニイタカ 液体洗浄剤組成物

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315691A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Kao Corp 殺菌洗浄剤組成物
JP2007522264A (ja) * 2003-10-24 2007-08-09 イーコラブ インコーポレイティド 胞子、細菌、および/または真菌の安定な組成物
JP2014221859A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 ライオン株式会社 液体洗浄剤
WO2017022781A1 (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 花王株式会社 抗菌型衣料用液体洗浄剤組成物
WO2017022779A1 (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 花王株式会社 衣料用液体洗浄剤組成物
CN107922886A (zh) * 2015-08-03 2018-04-17 花王株式会社 衣物用液体洗涤剂组合物
CN107922887A (zh) * 2015-08-03 2018-04-17 花王株式会社 抗菌型衣物用液体洗涤剂组合物
CN107922887B (zh) * 2015-08-03 2020-08-07 花王株式会社 抗菌型衣物用液体洗涤剂组合物
CN107922886B (zh) * 2015-08-03 2020-12-25 花王株式会社 衣物用液体洗涤剂组合物
JP2018002881A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 株式会社ニイタカ 液体洗浄剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3634217B2 (ja) 2005-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2421506C2 (ru) Жидкие моющие средства для стирки, содержащие катионный полимер гидроксиэтилцеллюлозы
JP2024507041A (ja) 両親媒性アルコキシル化ポリアルキレンイミン又はアルコキシル化ポリアミン
JP2002060786A (ja) 硬質表面用殺菌防汚剤
KR20140007407A (ko) 액체 세정제
JP2007238921A (ja) 食器洗浄機用洗浄剤組成物
JP3953750B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP3398286B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2002060788A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2021531383A (ja) 洗剤組成物
JP3264837B2 (ja) 濃厚系液体洗浄剤組成物
JP4267156B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2002060787A (ja) 洗浄剤組成物
JP2001152199A (ja) 液体洗浄剤組成物
JPH11241094A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP3269748B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2002060791A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP3253271B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2001214196A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP3619100B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2002294284A (ja) 衣料用液体洗剤組成物
JP2001214197A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP6684547B2 (ja) 液体洗浄剤
JP6945442B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP3556554B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP3279455B2 (ja) 液体洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041222

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3634217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees