JP2001152199A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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Abstract
存安定性に優れる液体洗浄剤を提供する。 【解決手段】 (a)カチオン系抗菌剤及び(b)重量
平均分子量が1000〜10万のポリカルボキシレート
系ポリマーを、それぞれ特定比率で含有し、pH(25
℃)が7.5〜11である液体洗浄剤組成物。
Description
関する。
事案が発生するに至り、衛生に対する意識が高まってい
る。洗濯用洗剤分野においても、洗濯後衣料の生乾き臭
や洗濯後長期貯蔵による異臭の発生を抑制するという、
抗菌による二次効果を奏した製品が上市されている。漂
白剤の多くは抗菌効果を有することから、洗濯用洗剤に
塩素系や酸素系の漂白剤を添加する試みは以前からなさ
れていた。しかし、抗菌効果の高いことが知られている
塩素系漂白剤は色柄物の色落ちの問題がある。酸素系の
漂白剤は色落ちの問題はないが、一般に弱アルカリ性で
ある衣料用重質液体洗剤に安定配合するのは困難である
ことが当業界では明かである。溶解性に優れ、かつ強固
な汚れにも対応可能な衣料用重質液体洗剤にも、抗菌効
果の付与が望まれている。衛生分野の洗浄剤に広く使用
されているカチオン系の殺菌剤は、抗菌スペクトル帯が
広く速効性に特徴があることから衣料用液体洗浄剤に配
合する試みがなされている。特開平1−197598号
公報には、ノニオン界面活性剤を主成分としてアニオン
界面活性剤、カチオン系界面活性剤タイプの殺菌剤、更
に安息香酸塩を配合した抗菌効果を示す安定な液体洗濯
用洗剤が開示されている。しかし、上記特許公報に開示
されている組成物は、いずれもカチオン系界面活性剤タ
イプの殺菌剤の添加により減じた再汚染防止性を回復さ
せる対策を講じておらず、洗濯浴中の汚れを再付着させ
ない技術の重要度が高いハードな汚れ用の洗剤(重質洗
剤)としての性能は不十分である。
ル酸やアクリル酸/マレイン酸共重合体等のポリカルボ
キシレート系ポリマーが衣料用粉末洗剤に使用されてい
ることが知られている。しかし、最近濃縮タイプが主流
の衣料用液体洗剤のような界面活性剤を多量に配合し、
かつ水分配合量が少ない系にこれらの化合物を配合する
と、分離・白濁等、相安定性(外観)に問題が生じると
いう問題があった。
染防止効果及び抗菌効果に優れ、更に製品保存安定性に
優れる衣料用として好適な液体洗浄剤組成物を提供する
ことにある。
ン系抗菌剤を0.1〜20重量%及び(b)重量平均分
子量が1000〜10万のポリカルボキシレート系ポリ
マーを0.1〜20重量%含有し、pH(25℃)が
7.5〜11である液体洗浄剤組成物を提供するもので
ある。
性のものが好ましく、通常市販されているものを使用し
てもよく、また周知の方法で合成されたものを用いるこ
とができる。ここで、本発明における水溶性とは、20
℃の水への溶解度が1g/100g以上、好ましくは2
g/100g以上であることをいう。更に抗菌剤として
は、木綿金巾#2003に該化合物1重量%を均一に付
着させた布を用いJIS L 1902「繊維製品の抗
菌性試験法」に準じた方法で抗菌性試験を行い阻止帯が
見られる化合物が好ましい。
(1)〜(3)で表される化合物から選ばれる1種以上
が好ましい。
キル基又はアルケニル基であり、R2、R3は炭素数1〜
3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Xは
−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−
又は、
基であり、R5は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O
−R7)n−である。ここでR7はエチレン基もしくはプロ
ピレン基であり、nは1〜10の数である。mは0又は
1である。さらにY-は陰イオン基、好ましくはハロゲ
ンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオン又は脂肪
酸イオンである。〕
しくは2つは、炭素数8〜14、好ましくは8〜10の
アルキル基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基、好ましくはメチル基、エ
チル基、ヒドロキシエチル基である。Y-は陰イオン
基、好ましくはハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキ
ル硫酸イオン又は脂肪酸イオンである。〕。
レン基(−C6H4−)でm=1の場合、R1は好ましく
は炭素数5〜16、更に好ましくは炭素数6〜13、最
も好ましくは炭素数7〜10のアルキル基であり、R5
は好ましくは−(O−R7)n−基であり、R7は好ましく
はエチレン基であり、nは好ましくは1〜5の数であ
り、R2及びR3は好ましくはメチル基又はヒドロキシエ
チル基であり、R4は好ましくはメチレン基である。ま
た、一般式(1)において、m=0の場合(1−2−
a)あるいはXが−COO−、−OCO−、−CON
H−、−NHCO−でm=1の場合(1−2−b)、R
1は好ましくは炭素数7〜18、更に好ましくは炭素数
9〜17、最も好ましくは炭素数11〜16のアルキル
基であり、R5は好ましくはメチレン基であり、R2及び
R3は好ましくはメチル基又はヒドロキシエチル基であ
り、R4は好ましくはメチレン基である。
炭素数8〜18、更に好ましくは炭素数11〜17のア
ルキル基である。
効果の点で好ましい。また、一般式(3)において、好
ましくはR8〜R11のうち2つが炭素数8〜10のアル
キル基であり、残りの2つがメチル基又はヒドロキシエ
チル基である。
でも使用できるが、一般式(1)及び/又は一般式
(2)の化合物と併用することが効果の点で好ましく、
重量比は〔一般式(3)の化合物〕/〔一般式(1)の
化合物+一般式(2)の化合物〕=1/10〜10/
1、特に1/5〜5/1が好ましい。
〜10万のポリカルボキシレート系ポリマーは市販のも
のを使用しても良く、また常法にしたがって合成された
もの、天然物から誘導したものいずれも使用でき、ポリ
アクリル酸、ポリマレイン酸、アクリル酸−マレイン酸
共重合体、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメ
チル化デンプン、アルギン酸、無水マレイン酸−ペンテ
ン共重合体、無水マレイン酸−ジイソブチレン共重合
体、無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体、
無水マレイン酸−イソブチレン共重合体、無水マレイン
酸−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル化合物とモノエ
チレン性不飽和単量体とを重合させたポリマー、特開昭
59−62614号公報記載のポリマーなどが使用でき
る。尚、重量平均分子量は、ポリエチレングリコールを
標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)により求められる。この中で、ポリアクリル
酸、アクリル酸−マレイン酸共重合体、無水マレイン酸
−ペンテン共重合体、ポリエーテル化合物とモノエチレ
ン性不飽和単量体とを重合させたポリマーから選ばれる
1種以上が好ましい。
ノエチレン性不飽和単量体とを重合させたポリマー(以
後高分子化合物b1とする)が液安定性の点で好まし
い。モノエチレン性不飽和単量体としては、アクリル
酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸及び無水マレイン酸を挙げることができ、特にアクリ
ル酸、マレイン酸又はメタクリル酸が好ましい。
ジル基、好ましくはメチル基又はフェニル基であり、n
は平均付加モル数であり、2〜200の数である。)で
表されるものが好ましい。
ル化合物に対して、モノエチレン性不飽和単量体を重量
比で少なくとも1/4以上の割合で反応させることによ
って得られるものが最も好ましい。また、本発明で好ま
しい高分子化合物b1は上記モノエチレン性不飽和単量
体とポリエーテル化合物とを通常のラジカル重合反応に
よって製造することができ、重合開始剤としては、公知
のラジカル開始剤を使用することができる。具体的な高
分子化合物b1の製造方法としては、窒素気流下で、9
0℃以上、好ましくは100〜200℃でポリエーテル
化合物を攪拌しながら、モノエチレン性不飽和単量体と
開始剤を別々に、且つゆっくりと滴下することによっ
て、酸型の高分子化合物b1を得ることができる。塩に
する場合は、冷却後水酸化ナトリウム等のアルカリ剤で
中和することによって、容易に得ることができ、また陰
イオン界面活性剤と同じく、酸型のままで添加し組成物
の調製時に中和してもよい。
℃)である。該pHに必要な量のアルカリ剤を配合する
ことが好ましい。アルカリ剤としては、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
メチルモノエタノールアミン、ジメチルエタノールアミ
ン、3−アミノプロパノール等のアルカノールアミン
類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等、珪酸ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム等の無機塩類を使用することがで
き、特にモノエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムから選ばれる1種以上が好ましい。
(a)成分を0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜
15重量%、更に好ましくは1〜10重量%含有する。
また(b)成分を0.1〜20重量%、好ましくは0.
2〜10重量%、更に好ましくは0.5〜8重量%含有
する。また、(a)成分と(b)成分の洗浄剤組成物中
の比率は、[{(a)重量%/(a)分子量}×(a)
1分子中のカチオン価電数]/[{(b)重量%/(b)
重量平均分子量}×(b)1分子中の数平均カルボキシ
ル基数]=10/1〜1/1が好ましく、更に好ましく
は8/1〜2/1である。
ら(c)成分として非イオン界面活性剤を配合すること
が好ましい。非イオン界面活性剤は、例えばアルキル基
の炭素数が8〜20の脂肪族アルコール、アルキル基の
炭素数が9〜21の脂肪酸及び脂肪酸アルキルエステ
ル、アルキル基の炭素数が8〜20の脂肪族アミン等
の、非共有電子対を持つ原子を1つ以上有する化合物に
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドを常法に従
い付加させたもの、糖由来のポリオールを親水基とする
もの、あるいは脂肪酸アミド系のものが一般的である。
は、次の一般式(4)及び/又は(5)にて示される非
イオン界面活性剤が好ましい。 R12O(EO)mH (4) 〔式中、R12は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜
18の一級の分岐鎖アルキル基及び/又は二級のアルキ
ル基である。EOはエチレンオキサイドであり、mは平
均付加モル数として5〜20である。〕 R13(EO)k/(PO)lH (5) 〔式中、R13は平均炭素数8〜20、好ましくは10〜
18の一級のアルキル基である。EOはエチレンオキサ
イド、POはプロピレンオキサイドを示す。k及びlは
平均付加モル数であり、kは5〜15、lは1〜5であ
る。EOとPOはランダム付加又はEOを付加した後、
POを付加してもよく、またその逆のようなブロック付
加体でもよい。〕。
常市販されているものを使用してもよく、また周知の方
法で合成されたもしくは天然油脂から誘導されたR12の
アルキル基を有するアルコールにEOを公知の方法で付
加することによって製造することができる。
は、通常市販されているものを使用してもよく、また周
知の方法で合成されたもしくは天然油脂から誘導された
R13のアルキル基を有するアルコールにEO及びPOを
公知の方法で付加することによって製造することができ
る。EOとPOの付加方法がランダムであるか、ブロッ
クであるか又はブロック付加の際の末端がEOである
か、POであるかの違いによって、本発明の(液体)洗
浄剤組成物の性質は変わってくるが、本発明においてこ
れらの性質の違いは、基本的には既に知られている通り
である。
示される非イオン界面活性剤を用いることで、特にエリ
・そで口汚れに対する高洗浄力を得ることができる。 R14O(EO)p(PO)q(EO)rH (6) 〔式中、R14は炭素数8〜20の直鎖のアルキル基又は
アルケニル基である。EOはオキシエチレン基、POは
オキシプロピレン基を示す。p、q及びrは平均付加モ
ル数を表しp>0、q=1〜4、r>0、p+q+r=
6〜14、p+r=5〜12である。好ましくはp+q
+r=7〜14、p+r=6〜12、q=1〜2であ
る。〕。
知の方法で合成された、もしくは天然油脂から誘導され
たR14のアルキル基を有するアルコールにEO、POの
順序で付加した後、再度EOを付加することで合成され
る。
たもの以外に次の一般式(7) R15−(OR16)xGy (7) 〔式中、R15は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアル
キル基、アルケニル基、又はアルキルフェニル基、R16
は炭素数2〜4のアルケニル基、Gは炭素数5又は6の
還元糖に由来する残基、xは平均値0〜6の数、yは平
均値1〜10の数を示す。〕で表されるアルキル多糖界
面活性剤、脂肪酸アルカノールアミド、ポリヒドロキシ
脂肪酸アミド等が配合できる。
の非イオン界面活性剤を5〜40重量%含有することが
好ましい。
外に洗浄性能の点から、(d)成分として陰イオン界面
活性剤を配合することが好ましい。(d)成分である陰
イオン界面活性剤のうち、アルキルベンゼンスルホン酸
及び/又はアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。アル
キルベンゼンスルホン酸塩としては、洗剤用界面活性剤
市場に一般に流通しているものの中で、アルキル鎖の平
均炭素数が8〜16のものであればいずれも用いること
ができ、例えば花王(株)製のネオペレックスF25、
Shell社製のDobs102等を用いることができ
る。また、工業的には、洗剤用原料として広く流通して
いるアルキルベンゼンをクロルスルホン酸、亜硫酸ガス
等の酸化剤を用いてスルホン化して得ることもできる。
アルキル基の平均炭素数は10〜14が好ましい。ま
た、アルキルエーテル硫酸塩としては、平均炭素数1
0〜18の直鎖もしくは分岐鎖1級アルコール又は直鎖
2級アルコールに、EOを1分子当たり平均0.5〜5
モル付加させ、これを例えば特開平9−137188号
記載の方法を用いて硫酸化して得ることができる。アル
キル基の平均炭素数は10〜16が好ましい。本発明の
液体洗浄剤組成物は、(d)成分の陰イオン界面活性剤
を0.5〜10重量%含有することが洗浄性能の点で好
ましく、特に(d)成分として及びから選ばれる少
なくとも1種をその合計でこの範囲で含有することが好
ましい。
成分〕>〔(d)成分×1.5〕、特に〔(a)成分〕
>〔(d)成分×2〕のモル比で組成物中に配合される
のが好ましい。
記以外の界面活性剤を使用することができる。(d)成
分以外の陰イオン界面活性剤としては、アルキル硫酸エ
ステル塩、アルケニル硫酸エステル塩、アルファスルホ
脂肪酸メチルエステル塩、オレフィンスルホン酸塩、ア
ルカンスルホン酸、牛脂やヤシ由来の脂肪酸塩等を少量
用いても良い。その際、抗菌性の点から、〔(a)成
分〕>〔((d)成分+その他の陰イオン界面活性剤)
×1.5〕、特に〔(a)成分〕>〔((d)成分+そ
の他の陰イオン界面活性剤)×2〕のモル比で組成物中
に配合されるのが好ましい。
トリウム、カリウム等のアルカリ金属以外に、マグネシ
ウム等のアルカリ土類金属及び/又はモノ、ジ、トリエ
タノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられ、
特にアルカノールアミンを用いることで液安定性が向上
する。また、陰イオン界面活性剤を酸形態で組成中に配
合してもよく、別途添加したアルカリ剤(アルカノール
アミン等)で中和してもよい。
鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤
を併用することが好ましい。
ド、アルキルカルボベタイン、アルキルスルホベタイ
ン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン、アルキ
ルアミドアミン型ベタイン、アルキルイミダゾリン型ベ
タイン等が配合できる。
を総量で組成物中1〜60重量%、更に2〜50重量
%、特に10〜50重量%含有することが好ましい。
水でもよいが、水が少なくても比較的安定である。本発
明の液体洗浄剤組成物の水分量は洗浄力の点で5〜50
重量%、特には5〜40重量%である。
に配合することが知られている成分を配合することがで
きる。このような任意成分として、エタノール等のアル
コール類、エチレングリコール、分子量200以上〜数
千位の低分子量のポリエチレングリコール及びプロピレ
ングリコール等のグリコール類、パラトルエンスルホン
酸、安息香酸塩(防腐剤としての効果もある)並びに尿
素等の減粘剤や可溶化剤;相調整剤及び洗浄力の向上の
ためのポリオキシアルキレンベンジルエーテル、ポリオ
キシアルキレンフェニルエーテル;2価金属イオン捕捉
能を有する多価カルボン酸塩としてニトリロ三酢酸塩、
エチレンジアミン四酢酸塩、イミノ二酢酸塩、ジエチレ
ントリアミン五酢酸塩、グリコールエーテルジアミン四
酢酸塩、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸塩及びトリエチ
レンテトラミン六酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩、マロン
酸、コハク酸、ジグリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、ク
エン酸等の塩;ポリビニルピロリドン等の色移り防止
剤;アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ
等の酵素;塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホ
ウ酸(ホウ素化合物)等の酵素安定化剤;チノパールC
BS(チバスペシャルティケミカルス社製)、ホワイテ
ックスSA(住友化学社製)等の蛍光染料;柔軟性付与
を目的としたシリコーン;消泡剤としてのシリカ、シリ
コーン;ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレ
ゾール、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の
酸化防止剤;そのほか蛍光染料;青味付け剤;香料;抗
菌防腐剤等が挙げられる。
れに対する再汚染防止効果及び抗菌効果に優れ、且つ製
品保存安定性に優れる。
れた組成物を用いて下記のように殺菌性、汚れ再付着防
止性及び液安定性の評価を行った。その結果を表1に示
す。
した菌(Staphylococcus aureus
IFO12732)を滅菌蒸留水に懸濁し、約107
〜108Cells/mLを0.1mL採取し、滅菌蒸
留水で所定の濃度(抗菌剤濃度1、5、10、25、5
0、75、100、200、300、500ppm)に
希釈した液10mLに接種し、室温にて作用させた。一
定時間(5、10、15、30分)毎に菌接触液を一白
金耳量採取し、後培養用のSCDLP培地0.3mLの
入ったミクロシャーレ(CORNING社製、96−C
ells Wells)へ接種した〔各洗浄剤組成物に
ついて希釈率10種(濃度)×菌接触時間4種(時間)
=40カ所〕。37℃2日間培養し、菌の発育を肉眼で
観察し、効果の強度を殺菌エリア数で判定した。すなわ
ち、ミクロプランター上で菌の生育していない箇所を測
定することで判定した(最大40)。
裁断し、5枚1組とした。評価用洗剤水溶液1Lに20
0meshの篩いを通過した園芸用鹿沼赤土2.5gを
加え、ターゴトメーターにて洗浄(洗浄時間10分、液
体洗浄剤組成物濃度0.07%、水の硬度71.2mg
CaCO3/L、水温20℃)した後、20℃水道水に
て5分間流水すすぎを行った。 再汚染防止率 洗浄前の原布(白布)及び試験後の汚染布の460nm
における反射率を日本電色工業(株)300Aにて測定
し、次式によって再汚染防止率を求める。 再汚染防止率(%)=(試験後の反射率/原布の反射
率)×100 評価法 上記式にて得られた再汚染防止率より、汚れ再付着防止
性を下記のごとく評価した。 ◎;再汚染防止率が70%以上である。 ○;再汚染防止率が60%以上70%未満である。 △;再汚染防止率が50%以上60%未満である。 ×;再汚染防止率が50%未満である。
ン(No.6広口規格ビン、ガラス製、直径40mm、
高さ80mmの円筒形)に、表1の液体洗浄剤組成物を
40mL充填し、蓋をした後、25℃の恒温室で30日
間静置した。液体の安定性は目視で外観を下記の基準で
判定した。 ◎;均一液体相であり、液安定性に優れる。 ○;やや分離又は析出しているように見えるが気になら
ない程度である。 ×;分離又は析出が認められる。
(平均炭素数12.0)のアルキル基、R2、R3がメチ
ル基、mが0、R4、R5がメチレン基、Y-が塩化物イ
オンである化合物 ・化合物b:一般式(1)のR1が1,1,3,3−テ
トラメチルブチル基、R2、R3がメチル基、Xが
(OCH2CH2)2−、Y-が塩化物イオンである化合物 ・化合物c:一般式(2)のR6が平均炭素数16のア
ルキル基、Y-が塩化物イオンである化合物 ・化合物d:一般式(3)のR8、R9が平均炭素数10
のアルキル基、R10、R 11がメチル基、Y-が塩化物イ
オンである化合物 ・高分子化合物e:ポリアクリル酸(重量平均分子量5
000、固形分40.5%) ・高分子化合物f:無水マレイン酸ペンテン共重合体
(モル比50/50、重量平均分子量6000、固形分
40.1%) ・高分子化合物g:特開平10−60476の11頁6
行〜13行記載の方法で合成したフェノキシポリエチレ
ングリコール、アクリル酸、マレイン酸共重合体(重量
平均分子量10000、固形分51.2%) ・非イオン界面活性剤h:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均5モル、POを平均2モル、
EOを平均3モルの順にブロック付加させたもの ・非イオン界面活性剤i:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均12モル付加させたもの ・非イオン界面活性剤j:炭素数10〜14の直鎖第2
級アルコールにEOを平均8モル付加させたもの ・非イオン界面活性剤k:炭素数10〜14の直鎖第1
級アルコールにEOを平均10モル、POを平均2モル
ランダム付加させたもの ・陰イオン界面活性剤l:炭素数10〜14の直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸(平均分子量323) ・陰イオン界面活性剤m:平均炭素数12の直鎖第1級
アルコールにEOを1分子当たり平均4モル付加させた
アルキルエーテル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤n:平均炭素数12の分岐鎖第1
級アルコールにEOを1分子当たり平均3モル付加させ
たアルキルエーテル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤o:平均炭素数14の直鎖第1級
アルキル硫酸ナトリウム塩 ・陰イオン界面活性剤p:平均炭素数16の分岐鎖第1
級アルキル硫酸マグネシウム塩 ・脂肪酸:炭素数12〜16のヤシ油系脂肪酸(平均分
子量220) ・ベタイン:ラウリルカルボキシメチルヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムベタ イン(アンヒトール20YB/花王(株)社製) ・ポリエチレングリコールフェニルエーテル:ポリオキ
シエチレンモノフェニルエーテル(EO平均3モル付
加) ・酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボ
ノルディスクバイオインダストリー株式会社製) 蛍光染料:チノパールCBS−X(チバスペシャリティ
ケミカルス社製)
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)カチオン系抗菌剤を0.1〜20
重量%及び(b)重量平均分子量が1000〜10万の
ポリカルボキシレート系ポリマーを0.1〜20重量%
含有し、pH(25℃)が7.5〜11である液体洗浄
剤組成物。 - 【請求項2】 (a)カチオン系抗菌剤が下記一般式
(1)〜(3)で表される化合物から選ばれる1種以上
である請求項1記載の液体洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中R1及びR6は炭素数5〜19のアルキル基又はア
ルケニル基であり、R2、R3は炭素数1〜3のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基である。Xは−COO−、
−OCO−、−CONH−、−NHCO−又は、 【化2】 である。R4は炭素数1〜3のアルキレン基であり、R5
は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R7)n−であ
る。ここでR7はエチレン基もしくはプロピレン基であ
り、nは1〜10の数である。mは0又は1である。さ
らにY-は陰イオン基である。〕 【化3】 〔式中、R8〜R11の中で2つ以上は炭素数8〜14の
アルキル基であり、それ以外は炭素数1〜3のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基である。Y-は陰イオン基
である。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33773899A JP3634217B2 (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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