JP2001152020A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 (A)分子鎖末端に、
一般式:
【化1】
(式中、R1は一価炭化水素基であり、X1は加水分解基であり、Yは二価炭化水素基または酸素原子または一般式:
【化2】
(式中、R 2 は一価炭化水素基であり、Zは二価炭化水素基であり、aは0,1,または2である。)で示される有機基を有し、25℃における粘度が20〜1,000,000mPa・sであるジオルガノポリシロキサン 100重量部、
(B)BET法比表面積が10m2/g以上である軽質炭酸カルシウム
50〜200重量部、
(C)BET法比表面積が8m2/g以下である重質炭酸カルシウム
1〜100重量部、
(D)一般式:R3 bSiX2 4-b
(式中、R3は一価炭化水素基であり、X2は加水分解基であり、bは0または1である。)で示される加水分解性基含有シランまたはその部分加水分解縮合物 1〜25重量部
および
(E)硬化促進触媒 0.01〜10重量部
からなる室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項2】 (A)成分のX1と(D)成分のX2がアルコキシ基である請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物
【請求項3】 (A)成分のYが2価炭化水素基である請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項4】 (B)成分との表面が脂肪酸で処理されたものである請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物である。
【請求項5】 (C)成分の表面が脂肪酸で処理されたものである請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物
【請求項6】 (E)成分が有機チタン化合物である請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項7】 (B)成分と(C)成分の比率が、重量比で(1:1)〜(1.00:0.01)の範囲内にあることを特徴とする請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項8】 建築用シーリング材である請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項1】 (A)分子鎖末端に、
一般式:
【化1】
(式中、R1は一価炭化水素基であり、X1は加水分解基であり、Yは二価炭化水素基または酸素原子または一般式:
【化2】
(式中、R 2 は一価炭化水素基であり、Zは二価炭化水素基であり、aは0,1,または2である。)で示される有機基を有し、25℃における粘度が20〜1,000,000mPa・sであるジオルガノポリシロキサン 100重量部、
(B)BET法比表面積が10m2/g以上である軽質炭酸カルシウム
50〜200重量部、
(C)BET法比表面積が8m2/g以下である重質炭酸カルシウム
1〜100重量部、
(D)一般式:R3 bSiX2 4-b
(式中、R3は一価炭化水素基であり、X2は加水分解基であり、bは0または1である。)で示される加水分解性基含有シランまたはその部分加水分解縮合物 1〜25重量部
および
(E)硬化促進触媒 0.01〜10重量部
からなる室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項2】 (A)成分のX1と(D)成分のX2がアルコキシ基である請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物
【請求項3】 (A)成分のYが2価炭化水素基である請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項4】 (B)成分との表面が脂肪酸で処理されたものである請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物である。
【請求項5】 (C)成分の表面が脂肪酸で処理されたものである請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物
【請求項6】 (E)成分が有機チタン化合物である請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項7】 (B)成分と(C)成分の比率が、重量比で(1:1)〜(1.00:0.01)の範囲内にあることを特徴とする請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【請求項8】 建築用シーリング材である請求項1記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
(A)分子鎖末端に、
一般式:
【化3】
(式中、R1は一価炭化水素基であり、X1は加水分解基であり、Yは二
価炭化水素基または酸素原子または一般式:
【化4】
(式中、R 2 は一価炭化水素基であり、Zは二価炭化水素基であり、aは0,1,または2である。)で示される有機基を有し、25℃における粘度が20〜1,000,000mPa.sであるジオルガノポリシロキサン 100重量部、
(B)BET法比表面積が10m2/g以上である軽質炭酸カルシウム
50〜200重量部、
(C)BET法比表面積が8m2/g以下である重質炭酸カルシウム
1〜100重量部、
(D)一般式:R3 bSiX2 4-b
(式中、R3は一価炭化水素基であり、X2は加水分解基であり、bは0または1である。)で示される加水分解性基含有シランまたはその部分加水分解縮合物 1〜25重量部
および
(E)硬化促進触媒 0.1〜10重量部
からなる室温硬化性シリコーンゴム組成物に関する。
【課題を解決するための手段】
本発明は、
(A)分子鎖末端に、
一般式:
【化3】
(式中、R1は一価炭化水素基であり、X1は加水分解基であり、Yは二
価炭化水素基または酸素原子または一般式:
【化4】
(式中、R 2 は一価炭化水素基であり、Zは二価炭化水素基であり、aは0,1,または2である。)で示される有機基を有し、25℃における粘度が20〜1,000,000mPa.sであるジオルガノポリシロキサン 100重量部、
(B)BET法比表面積が10m2/g以上である軽質炭酸カルシウム
50〜200重量部、
(C)BET法比表面積が8m2/g以下である重質炭酸カルシウム
1〜100重量部、
(D)一般式:R3 bSiX2 4-b
(式中、R3は一価炭化水素基であり、X2は加水分解基であり、bは0または1である。)で示される加水分解性基含有シランまたはその部分加水分解縮合物 1〜25重量部
および
(E)硬化促進触媒 0.1〜10重量部
からなる室温硬化性シリコーンゴム組成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
これを説明するに、本発明に使用される(A)成分のジオルガノポリシロキサンは、本発明組成物の主剤となるものであり、
(A)分子鎖末端に、
一般式:
【化5】
(式中、R1は一価炭化水素基であり、X1は加水分解基であり、Yは二価炭化水素基または酸素原子または一般式:
【化6】
(式中、R 2 は一価炭化水素基であり、Zは二価炭化水素基であり、aは0,1,または2である。)で示される有機基を有し、25℃における粘度が20〜1,000,000mPa・sであるジオルガノポリシロキサンである。上式中、R1およびR2の一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基が例示される。X1の加水分解性基としては、アルコキシ基、ケトオキシモ基、アシロキシ基、アミノキシ基等が例示されるが、一般には、アルコキシ基またはアルコキシ基置換アルキル基が好ましい。アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基;アルコキシ基置換アルキル基としては、メトキシエチル基、エトキシエチル基、メトキシプロピル基、メトキシブチル基等が例示される。また、YおよびZの2価炭化水素基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基等のアルキレン基が例示される。本成分の粘度は20〜1,000,000mPa・sであることが必要であるが、1,000〜100,000mPa・sが好ましい。また、本成分中には、粘度調節のためと硬化後の架橋密度の調節のために、片末端がトリメチルシロキシ基やジメチルビニルシロキシ基等で不活性化されたジオルガノポリシロキサンや、両末端がトリメチルシロキシ基やジメチルビニルシロキシ基等で不活性化されたジオルガノポリシロキサンを含有していてもよい。
【発明の実施の形態】
これを説明するに、本発明に使用される(A)成分のジオルガノポリシロキサンは、本発明組成物の主剤となるものであり、
(A)分子鎖末端に、
一般式:
【化5】
(式中、R1は一価炭化水素基であり、X1は加水分解基であり、Yは二価炭化水素基または酸素原子または一般式:
【化6】
(式中、R 2 は一価炭化水素基であり、Zは二価炭化水素基であり、aは0,1,または2である。)で示される有機基を有し、25℃における粘度が20〜1,000,000mPa・sであるジオルガノポリシロキサンである。上式中、R1およびR2の一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル基が例示される。X1の加水分解性基としては、アルコキシ基、ケトオキシモ基、アシロキシ基、アミノキシ基等が例示されるが、一般には、アルコキシ基またはアルコキシ基置換アルキル基が好ましい。アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基;アルコキシ基置換アルキル基としては、メトキシエチル基、エトキシエチル基、メトキシプロピル基、メトキシブチル基等が例示される。また、YおよびZの2価炭化水素基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基等のアルキレン基が例示される。本成分の粘度は20〜1,000,000mPa・sであることが必要であるが、1,000〜100,000mPa・sが好ましい。また、本成分中には、粘度調節のためと硬化後の架橋密度の調節のために、片末端がトリメチルシロキシ基やジメチルビニルシロキシ基等で不活性化されたジオルガノポリシロキサンや、両末端がトリメチルシロキシ基やジメチルビニルシロキシ基等で不活性化されたジオルガノポリシロキサンを含有していてもよい。
【0021】
【実施例4】
粘度15,000mPa・sのα,ω-ジ(トリエトキシシリルエチレン)ジメチルポリシロキサン40重量部、下記式3で示される粘度15,000mPa・sのα-メチル-ω-トリエトキシシリルエチレンジメチルポリシロキサン34重量部、上記式2で示される粘度100mPa・sのα,ω-ジメチルジメチルポリシロキサン26重量部、表面が脂肪酸処理されたBET法比表面積が18m 2 /gの沈降法炭酸カルシウム110重量部、表面が脂肪酸処理されていないBET法比表面積1m 2 /gの粉砕法炭酸カルシウム10部、架橋剤としてメチルトリメトキシシラン2.8重量部とイソブチルトリメトキシシラン2.8重量部、硬化触媒としてチタニウム-ジ(イソプロポキシ)-ビス(エチルアセトアセテ-ト)2.5重量部、接着付与剤としてγ-アミノプロピルトリメトキシシランとγ-グリシドキシプロピルトリメトキシシランの反応混合物(γ-アミノプロピルトリメトキシシランとγ-グリシドキシプロピルトリメトキシシランをモル比で1:2の割合いで混合した後、室温下、湿度50%の条件下で4週間放置したもの)0.5重量部を加え、湿気遮断下で均一になるまで混合して、室温硬化性シリコーンゴム組成物を製造した。この室温硬化性シリコーンゴム組成物の保存安定性および接着耐久性を測定して後記する表2に示した。
式3:
【化9】
【実施例4】
粘度15,000mPa・sのα,ω-ジ(トリエトキシシリルエチレン)ジメチルポリシロキサン40重量部、下記式3で示される粘度15,000mPa・sのα-メチル-ω-トリエトキシシリルエチレンジメチルポリシロキサン34重量部、上記式2で示される粘度100mPa・sのα,ω-ジメチルジメチルポリシロキサン26重量部、表面が脂肪酸処理されたBET法比表面積が18m 2 /gの沈降法炭酸カルシウム110重量部、表面が脂肪酸処理されていないBET法比表面積1m 2 /gの粉砕法炭酸カルシウム10部、架橋剤としてメチルトリメトキシシラン2.8重量部とイソブチルトリメトキシシラン2.8重量部、硬化触媒としてチタニウム-ジ(イソプロポキシ)-ビス(エチルアセトアセテ-ト)2.5重量部、接着付与剤としてγ-アミノプロピルトリメトキシシランとγ-グリシドキシプロピルトリメトキシシランの反応混合物(γ-アミノプロピルトリメトキシシランとγ-グリシドキシプロピルトリメトキシシランをモル比で1:2の割合いで混合した後、室温下、湿度50%の条件下で4週間放置したもの)0.5重量部を加え、湿気遮断下で均一になるまで混合して、室温硬化性シリコーンゴム組成物を製造した。この室温硬化性シリコーンゴム組成物の保存安定性および接着耐久性を測定して後記する表2に示した。
式3:
【化9】
【0024】
【比較例3】
実施例1において粘度60,000mPa・sのα,ω-ジ(トリエトキシシリルエチレン)ジメチルポリシロキサンのかわりに粘度60000mPa・sのα,ω-ジヒドロキシジメチルポリシロキサンを用いた以外は、実施例1と同様にして、室温硬化性シリコーンゴム組成物を製造した。この室温硬化性シリコーンゴム組成物の保存安定性を実施例1と同様にして測定して、その結果を後記する表1および表2に示した。
【比較例3】
実施例1において粘度60,000mPa・sのα,ω-ジ(トリエトキシシリルエチレン)ジメチルポリシロキサンのかわりに粘度60000mPa・sのα,ω-ジヒドロキシジメチルポリシロキサンを用いた以外は、実施例1と同様にして、室温硬化性シリコーンゴム組成物を製造した。この室温硬化性シリコーンゴム組成物の保存安定性を実施例1と同様にして測定して、その結果を後記する表1および表2に示した。
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ES00310508T ES2220349T3 (es) | 1999-11-29 | 2000-11-27 | Composicion endurecible de caucho de silicona. |
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KR1020000071210A KR100675021B1 (ko) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | 실온 경화성 실리콘 고무 조성물 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001152020A5 true JP2001152020A5 (ja) | 2007-01-18 |
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EP (1) | EP1104787B1 (ja) |
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