JP2001151101A - トロリコンベヤ - Google Patents

トロリコンベヤ

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JP2001151101A
JP2001151101A JP33529899A JP33529899A JP2001151101A JP 2001151101 A JP2001151101 A JP 2001151101A JP 33529899 A JP33529899 A JP 33529899A JP 33529899 A JP33529899 A JP 33529899A JP 2001151101 A JP2001151101 A JP 2001151101A
Authority
JP
Japan
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trolley
roller
frame
conveyor
rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP33529899A
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English (en)
Inventor
Seiji Kakimura
誠治 垣村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakanishi Metal Works Co Ltd
Original Assignee
Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Application filed by Nakanishi Metal Works Co Ltd filed Critical Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Publication of JP2001151101A publication Critical patent/JP2001151101A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単であり、製造および組立作業を容
易に行うことができ、しかも、意匠性に優れたトロリコ
ンベヤを提供する。 【解決手段】 トロリコンベヤは、レール11にそって走
行するトロリ12と、トロリ12に接触してトロリ12との摩
擦力によってトロリ推進力をトロリ12に作用させる駆動
ローラ51とを備えている。ローラ51が、支持体53の一端
に取付けられている。支持体53の他端が、ローラ51の一
部をトロリ12の移動経路内に進入させうるように固定さ
れている。支持体53が、ローラ51を同移動経路に対し進
退させうる弾性を有している。ローラ51を同移動経路か
ら退去させたときの支持体53の弾性力が、トロリ推進力
を生み出すようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、自動車
工場において、車ボディを台車に載せて一定経路にそっ
て搬送するために用いられるトロリコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のトロリコンベヤとしては、米国
特許No.3、530、800号に開示されているように、レールに
そって走行するトロリと、トロリに接触してトロリとの
摩擦力によってトロリ推進力を連結ロッドに作用させる
駆動ローラとを備えており、ローラがアームの先端に取
付けられ、ローラの一部をトロリの移動経路に対し進退
させうるようにアームの基端が水平揺動自在に支持さ
れ、ローラの一部を同移動経路内に進入させるようにア
ームがばねによって付勢されているものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記トロリコンベヤで
は、ローラを支持するために、アームの支持構造、ばね
の取付構造等を必要とし、そのため、部品点数が多く、
構造も複雑となり、製造および組立作業が容易でないと
いう問題点があった。
【0004】この発明は、構造が簡単であり、製造およ
び組立作業を容易に行うことができ、しかも、意匠性に
優れたトロリコンベヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるトロリコ
ンベヤは、レールにそって走行するトロリと、トロリに
接触してトロリとの摩擦力によってトロリ推進力をトロ
リに作用させる駆動ローラとを備えているトロリコンベ
ヤにおいて、ローラが、支持体の一端に取付けられ、支
持体の他端が、ローラの一部を同移動経路内に進入させ
うるように固定され、支持体が、ローラを同移動経路に
対し進退させうる弾性を有しており、ローラを同移動経
路から退去させたときの支持体の弾性力が、トロリ推進
力を生み出すようになされていることを特徴とするもの
である。
【0006】この発明によるトロリコンベヤでは、ロー
ラが、支持体の一端に取付けられ、支持体の他端が、ロ
ーラの一部をトロリの移動経路内に進入させるように固
定され、支持体が、ローラを同移動経路に対し進退させ
うる弾性を有しており、ローラを同移動経路から退去さ
せたときの支持体の弾性力が、トロリ推進力を生み出す
ようになされているから、ローラを支持体のみの簡単構
造で支持することができる。したがって、製造および組
立作業を容易に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0008】図1〜図3を参照すると、台車走行レール
11と、レール11に載せられているトロリ12を有する台車
13と、レール11にそって台車13を移動させる台車駆動装
置14とが示されている。
【0009】図面には、トロリ12が1つだけ示されてい
るが、レール11にそって複数のトロリが順次配置されて
いる。図面には、先頭トロリ12が示されている。隣り合
う2つのトロリに、搬送物(図示しない)を積載する台
車本体13A(図2)が渡されることにより、台車13が構
成されている。さらに、台車駆動装置14も1つだけ示さ
れているが、台車移動経路にそって台車13の全長より若
干小さい間隔で所要数の図示しない台車駆動装置14が配
置されている。
【0010】レール11は、床Fにヨーク21によって支持
されている左右一対のレール部材22によって構成されて
いる。両レール部材22は、互いに間隔をおいて開口同士
を向合わせた横断面コの字状のもので、上下フランジ2
3,24を有している。上フランジ23対向縁部には上向き折
曲げ縁部25がそれぞれ設けられている。
【0011】トロリ12は、左右方向を厚みとする垂直扁
平ブロック状トロリ本体31と、トロリ本体31の下端部に
前後一対の水平ローラ軸32を介してそれぞれ取付けられ
ている前後二対の垂直支持ローラ33と、トロリ本体31の
高さの中程に垂直ローラ軸34を介して取付けられている
前後一対の水平案内ローラ35とを備えている。
【0012】支持ローラ33がレール11の下フランジ24で
受けられ、案内ローラ35がその折曲げ縁部25で挟まれて
おり、この状態で、トロリ本体31の両側面の上部は、レ
ール11より上方に突出させられている。これら両側面の
突出部に、垂直状ローラ受け面36が設けられている。両
ローラ受け面36の前縁部を連絡するように水平断面略V
字状先端面37が設けられている。
【0013】トロリ本体31の上方突出部後端には水平連
結ロッド41の前端部が上下および左右方向に揺動自在に
連結されている。連結ロッド41の後端部は、先頭トロリ
12に続く第2トロリ(図示しない)に連結されている。
トロリ本体31のローラ受け面36と連結ロッド41の両側面
は、面一となされている。
【0014】台車駆動装置14は、駆動ローラ51と、駆動
ローラ51が出力軸に固定されている減速機付モータ52
と、駆動ローラ51の右端部を両レール部材22の上方に臨
ませるようにモータ52を支持しているフレーム53とを備
えている。
【0015】フレーム53は、図4に詳しく示すように、
前後に長い水平断面略方形状のもので、垂直板状の前壁
61、左壁62、右壁63および後壁64よりなる。後壁64の左
右方向中程には壁無部65が後壁64を上下全長にわたって
切欠くように形成されている。
【0016】前壁61外面にブラケット71が添えられると
ともに、前壁61内面に前当板72が添えられ、これら前壁
61、ブラケット71および前当板72をボルト73およびナッ
ト74で締付けることにより、フレーム53前端にモータが
53固定されている。一方、後壁64を内外から一対の後当
板75で挟むとともに、これら後壁64および両当板75に加
えて、ヨーク21をボルト76およびナット77で締付けるこ
とにより、フレーム53後端がヨーク21に固定されてい
る。この状態で、右壁53は、左レール部材21とほぼ接す
るように広がっている。右壁53と左レール部材21の間に
は、ゴムのような弾性材よりなるクッション材78が介在
させられている。
【0017】前当板72には作動片81が後方突出状に設け
られるとともに、リミットスイッチ82がその接触子83を
作動片81に当接させうるように後当板64に取付部材84を
介して前方突出状に取付けられている。
【0018】前壁61、左壁62、右壁63および後壁64は、
厚さを1.5mmとする1枚のステンレス鋼板の折曲げ
加工により形成されたものである。フレーム53の後端部
が上記の通りヨーク21に固定された状態で、フレーム53
の前端部に左右方向の力が作用すると、フレーム53がそ
の後端部を中心として曲げ作用を起こすようになってお
り、これにより、駆動ローラ51がその右端部を両レール
部材21の上方に対し進退させうるようになっている。
【0019】いま、図3に示すように、駆動ローラ51が
その右端部を両レール部材21の上方に突出させているも
のとする。この状態で、台車13が前進してきて、トロリ
12が駆動ローラ51のところに差し掛かると、トロリ12の
先端面37が駆動ローラ51に当接し、続いて、トロリ12が
前進させられることにより、トロリ12によって駆動ロー
ラ51が左方に押動され、フレーム53に曲げ作用を起こさ
せることにより、駆動ローラ51の右端部が両レール部材
21の上方にから退去させられる。この状態で、駆動ロー
ラ51は、フレーム53の曲げ作用の反作用に基づく、フレ
ーム53の弾性力によって駆動ローラ51がトロリ12に押圧
される。フレーム53の曲げ作用にともない、フレーム53
の前端部が左方に揺動させられると、これとともに、作
動片81も揺動させられ、作動片81がリミットスイッチ82
の接触子83を作動させる。すると、モータ52が起動させ
られ、駆動ローラ51が回転駆動される。駆動ローラ51が
トロリ12に押圧された状態で回転させられることによ
り、トロリ12が前向きに推進させられる。
【0020】図示しないが、台車13の全体が駆動ローラ
51のところを通過すると、駆動ローラ51が押圧力を失っ
て、フレーム53が曲げ作用を起こす前の状態に復帰し、
リミットスイッチ82の作動によりモータ52が停止させら
れる。
【0021】つぎに、図5〜図8を参照して、フレーム
の変形例を様々に説明する。
【0022】図5に示すフレーム101は、図5に示すフ
レーム53と同様に、前壁111、左壁112、右壁113および
後壁114よりなるが、後壁114に壁無し部115が設けられ
ているだけでなく、前壁111にも壁無し部116が設けられ
ている。
【0023】図6に示すフレーム102は、図5に示すフ
レーム53とは異なり、左壁を欠いていて、前壁121、右
壁122および後壁123よりなる。
【0024】図7に示すフレーム103は、所定間隔をお
いて相対させられた左右一対のばね鋼製側板131、132
と、これら側板131、132の前後両縁に添わされたアング
ル鋼製コーナ金具材133とよりなる。これら側板131、132
およびコーナ金具133は、それぞれにボルト134およびナ
ット135によって連結されている。
【0025】図8に示すフレーム104は、図5に示すフ
レームと同様に、前壁141、左壁142、右壁143および後
壁144よりなり、後壁144にのみ壁無し部145が設けられ
ているが、フレーム104全体が側方より見て台形状をな
している。言うならば、丁度、図5に示すフレーム53の
前壁61高さの中程から後壁64の上端にかけての上方部分
が切り欠かれたようなものである。
【0026】図6〜図8に示すフレーム101〜104に対す
るモータ52の取付け態様および同フレーム101〜104のヨ
ーク21に対する取付け態様は、図5に示すフレーム53の
場合に準じる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、構造が簡単であり、
製造および組立作業を容易に行うことができ、しかも、
意匠性に優れたトロリコンベヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるトロリコンベヤの斜視図であ
る。
【図2】同コンベヤの垂直横断面図である。
【図3】同コンベヤの平面図である。
【図4】同コンベヤのフレームの斜視図である。
【図5】同フレームの変形例を示す斜視図である。
【図6】同フレームの他の変形例を示す斜視図である。
【図7】同フレームのさらに他の変形例を示す斜視図で
ある。
【図8】同フレームのさらに他の変形例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】 11 レール 12 トロリ 51 駆動ローラ 53 フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール11にそって走行するトロリ12と、
    トロリ12に接触してトロリ12との摩擦力によってトロリ
    推進力をトロリ12に作用させる駆動ローラ51とを備えて
    いるトロリコンベヤにおいて、 ローラ51が、支持体53の一端に取付けられ、支持体53の
    他端が、ローラ51の一部をトロリ12の移動経路内に進入
    させうるように固定され、支持体53が、ローラ51を同移
    動経路に対し進退させうる弾性を有しており、ローラ51
    を同移動経路から退去させたときの支持体53の弾性力
    が、トロリ推進力を生み出すようになされていることを
    特徴とするトロリコンベヤ。
JP33529899A 1999-11-26 1999-11-26 トロリコンベヤ Pending JP2001151101A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116003A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Nakanishi Metal Works Co Ltd フリクション駆動ホイールを備えた搬送装置
WO2017045905A1 (de) * 2015-09-18 2017-03-23 Eisenmann Se Fördervorrichtung zum fördern von transportstrukturen

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030204