JP2001150574A - 積層管 - Google Patents

積層管

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JP2001150574A
JP2001150574A JP33335099A JP33335099A JP2001150574A JP 2001150574 A JP2001150574 A JP 2001150574A JP 33335099 A JP33335099 A JP 33335099A JP 33335099 A JP33335099 A JP 33335099A JP 2001150574 A JP2001150574 A JP 2001150574A
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tube
layer
laminated
prepreg
laminated tube
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JP33335099A
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English (en)
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Hidetoshi Shigefuji
秀俊 重藤
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ強度を維持しつつ、高弾力性及び軽量化
を図り、さらに、振出式竿、中通し竿への応用が可能な
積層管の提供。 【解決手段】 積層管は、内側管と中空構成部と外側管
とによって構成される。内側管は、円筒形状をした最内
層11及び内層12が同軸的に積層され構成されてい
る。外側管は、円筒形状をした外層14及び最外層15
が同軸的に積層され構成されている。中空構成部は、外
側管及び内側管との間に、外側管及び内側管と一体に設
けられたリブ形状をなす。中間部材13は、積層管の周
方向に均等の間隔をおいて設けられるか、螺旋状をな
す。最内層11、内層12、中間部材13は炭素繊維に
より構成される。外層14、及び最外層15は炭素繊維
でもよいが、透明なガラス繊維により構成されれば、装
飾性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層管に関し、特に釣
竿、ゴルフシャフト等に用いられる、所定の曲げ強度及
び弾性力が要求される積層管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、釣竿やゴルフシャフト等を構
成する管材として積層管が用いられている。この種の積
層管には、積層管自体の強度を向上させるために、補強
用リブが設けられる。
【0003】特公昭53−25583号公報には、筒状
物の内周面に、筒状物の軸心方向へ突出する形状の複数
のリブが設けられた積層管が記載されている。リブは、
積層管の補強材の役割を果たすものであり、筒状物の周
方向に等間隔で設けられ、また、積層管の長手方向に長
く設けられており、ガラス繊維とフェノール樹脂系の接
着剤により構成されている。リブが存在することによ
り、積層数の少ない積層管であっても、リブが設けられ
てない積層数の多い積層管と同様の耐曲げ性を得ること
ができる。
【0004】特開平9−117968号公報には、FR
P製管本体の内壁間に掛渡された形状のリブ状の補強部
を有する積層管が記載されている。リブ状の補強部は、
管本体の円形断面で視たとき、略X、I、Y型をなし、
軸方向には所定の長さを有しており、FRP製である。
このリブ状の補強部が設けられているため、積層管は、
高い曲げ強度特性、座屈強度特性を有することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭53−
25583号公報に記載された積層管では、筒状物内面
にリブが突出しているので、より小径の筒状物を積層管
の内部に収納することが容易ではなく、この積層管を釣
竿に応用しようとしても振出式の竿とすることはできな
いという問題があった。中通し竿に応用しようとして
も、筒状物内面にリブが突出しているので、釣糸とリブ
との間に摺動抵抗が生じ、釣糸が積層管内をスムーズに
通過できない。また、積層管の構造が、単に筒状物内面
にリブが設けられているだけのものであるため、積層管
の外部から力が作用したときにはリブに力が集中し、ま
た、強いて振出式の竿にこの積層管を用いたときには、
積層管内に収納した筒状物がリブに衝突し、リブが容易
に破損してしまい、実際にはこのリブが、積層管たる竿
管の補強及び支えとして機能しない。
【0006】また、特開平9−117968号公報に記
載された積層管は、内壁間にリブ状の補強部が掛渡され
ている構造であるため、特公昭53−25583号公報
に記載された積層管と同様に、より小径の筒状物を積層
管の内部に収納することはできず、また、積層管内部に
糸を挿通した場合に釣糸が切れやすく、積層管を釣竿に
応用しようとしても、振出式竿、中通し竿への応用は困
難である。更に、曲げ強度が高くなりすぎてしまうた
め、釣竿やゴルフシャフトのように、ある程度の弾性力
が要求されるものへの応用は適当ではない。
【0007】そこで本発明は、曲げ強度を維持しつつ、
高弾力性及び軽量化を図り、更に、振出式竿、中通し竿
への応用が可能な積層管を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、略円筒状の積層管1であって、外側管1
4、15の内部に中空構成部13、23を介して内側管
11、12を一体に設けた積層管を提供している。
【0009】ここで、該中空構成部13、23は該積層
管1の周方向に均等に放射状に複数設けられ、かつ該積
層管1の軸方向に長く連続していることが好ましい。
【0010】また、該中空構成部13、23は該積層管
1の軸方向に螺旋状に長く連続して設けられていること
が好ましい。
【0011】また、該外側管14、15は透明あるいは
半透明であることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
積層管について図1乃至図4に基づき説明する。
【0013】まず、積層管1の構成について説明する。
積層管1には、図1及び図2に示されるような筒形状を
した最内層11が設けられている。最内層11は筒形状
をした内層12によって環装されており、最内層11の
外周に内層12の内周が溶着されている。最内層11及
び内層12は内側管をなす。内側管の内径は15.00
mmであり、外径は15.29mmである。
【0014】内層12の外周には、図2に示されるよう
に、周方向に等間隔に、即ち、積層管1の軸心から放射
状をなす位置に、中空構成部をなす4つのリブ状の中間
部材13が設けられている。中間部材13は、図2に示
されるように、断面略長方形状をしており、また、図1
に示されているように、内層12の軸方向に平行に長い
略角棒形状をしており、中間部材13の内面13aは内
層12の外周に溶着されている。中間部材13は、積層
管1の補強材の役割を果たすものであり、中間層をな
す。中間層の厚さは0.60mmである。
【0015】4つの中間部材13は、筒形状をした外層
14によって環装されており、外層14の内周は中間部
材13の外面13bに溶着されている。外層14は、筒
形状をした最内層15によって環装されており、外層1
4の外周に最外層15の内周が溶着されている。外層1
4及び最外層15は外側管をなす。外側管の内径は1
6.49mmであり、外径は16.85mmである。
【0016】以上のように、積層管1は、大別して内側
管、外側管、及び、内側管と外側管とを離間し且つ接続
する中空構成部から構成されており、最内層11、内層
12、中間部材13、外層14及び最外層15の各々が
溶着され一体となった5層構造をなしている。これら各
々の層は炭素繊維からなり、最内層11及び最外層15
は炭素繊維が積層管1の周方向に指向し、内層12、中
間部材13、及び、外層14は炭素繊維が積層管1の軸
方向に指向している。また、図2に示されるように、隣
接する2つの中間部材13、13と内層12と外層14
とで囲まれた部分には、中空部13Aが画成されてい
る。中空部13Aが画成されているため、積層管1は5
層構造でありながら非常に軽量化されている。また、補
強材たる中間部材13が内層12と外層14との間に設
けられているため、最内層11の内周にリブを設ける必
要がなく内周を面一とすることができ、より小径の筒状
物を積層管内部に容易に収納することができる。また、
各中空部13A間に設けられたリブ状の中間部材13が
外側管と内側管と一体に設けられているため、積層管に
作用する力を外側管、内側管両方で受けることができ、
外側管と内側管との間で確実に補強材として機能する。
【0017】次に、積層管1の製造方法について説明す
る。先ず、図3に示されるような、断面が円形状をした
略棒状の芯金16の表面に離型剤が塗布され、その上に
接着剤が塗布される。接着剤は、後述する略台形状の最
内層用プレプレグ11′を芯金16に保持する役割を果
たす。次に、芯金16上に、プリプレグ11′を巻回す
る。プリプレグ11′は、製品が完成したときには最内
層11をなすものである。更に、プリプレグ11′上
に、略台形状をした内層用プリプレグ12′を、芯金1
6の周方向に巻回する。プリプレグ12′は積層管1中
の内層12をなすものである。
【0018】次に、巻回されたプリプレグ12′の外周
上に、中間層用プリプレグ13′が、その長手方向が芯
金16の軸方向と平行になるように配置される。プリプ
レグ13′は、中間部材13と同一形状をなす。プリプ
レグ13′が配置される位置は、図1及び図2に示され
ている中間部材13が設けられた位置に等しい。巻回さ
れたプリプレグ12′の外周上のプリプレグ13′の周
方向に隣接する位置には、剥離テープ17が貼付けられ
る。剥離テープ17は、長手方向の長さがプリプレグ1
3′と同一の長方形状をしており、その長手方向が芯金
16の軸方向に平行となるように貼付けられる。剥離テ
ープ17が貼付けられる位置は、図1及び図2に示され
ている中空部13Aが形成されている位置に等しい。そ
して、巻回されたプリプレグ12′の外周上の周方向
の、剥離テープ17に隣接する位置には、プリプレグ1
3′が更に配置される。以下同様にプリプレグ13′の
配置、及び剥離テープ17の貼付けが交互に行われ、プ
リプレグ13′、剥離テープ17が各々4つずつ、プリ
プレグ12′の周方向に隙間なく配置され、貼付けられ
る。プリプレグ13′は積層管1中の中間部材13をな
すものである。剥離テープ17は、ポリビニールアルコ
ール樹脂等の水溶性テープにより構成されており、後述
する焼成の工程において溶融したプリプレグ13′等が
剥離テープ17を貼付けた位置に侵入しないようにし、
中空部13Aを確実に形成する役割を果たすとともに、
プリプレグ13′の位置決めをする役割をも果たす。剥
離テープ17、中間層用プリプレグ13′は、それぞれ
厚さが0.1乃至1.5mmの値を採る。
【0019】次に、略台形状をした外層用プリプレグ1
4′を、中間層用プリプレグ13′の周方向に巻回す
る。プリプレグ14′は積層管1中の外層14をなすも
のである。更に、略台形状をした最外層用プリプレグ1
5′をプリプレグ14′の周方向に巻回する。プリプレ
グ15′は積層管1中の最外層15をなすものである。
プリプレグ11′、プリプレグ12′、プリプレグ1
3′、プリプレグ14′、及び、プリプレグ15′は、
熱硬化性樹脂が含浸された炭素繊維によって構成されて
いる。また、これらのプリプレグの寸法については、図
3の左右方向の長さ、即ち、各プリプレグを芯金16上
に巻回するときに、芯金16の軸心に平行となる方向の
長さは、製造する積層管1の長さよりも多少大きな値と
なっており、図3の上下方向の長さ、即ち、各プリプレ
グを巻回する際に周方向となる長さは、芯金16を軸心
として少なくとも1周巻回できる値となっている。
【0020】次に、図示せぬ加圧テープを、プリプレグ
15′の周りに巻回し、積層管を製造する際に通常採用
されている加圧焼成の工程が行われる。この加圧焼成の
工程によって、各プリプレグは溶融し、また、プリプレ
グに含浸されている熱硬化性樹脂が硬化し、各プリブレ
グは相互に溶着し一体となる。
【0021】加圧焼成の工程の後に、プリプレグ15′
の外周を巻回していた図示せぬ加圧テープが除去され、
芯金16が抜取られ、積層物が得られる。そして、積層
物は、所定の長さで切断され、積層管状物が得られる。
【0022】得られた積層管状物は、一方の端部におい
て、図4に示されるように、最内層11の開口部に内栓
18が装着され、また、最外層15の周囲に外栓19が
装着される。内栓18の断面形状は、最内層11の開口
部と同一形状である。また、外栓19には開口部19
A、及び19Bが形成されており、開口部19Aは円形
状であり、その径は最外層15の外周と同一である。開
口部19Bは円形状をしており、開口部19Bから中空
部13Aへと水が流し込まれる。その後、開口部19B
に、図示せぬ圧縮機に接続された図示せぬホース等が取
付けられ、中空部13A内に圧縮空気が送り込まれ、圧
力が付加される。このとき、剥離テープ17が図4中の
矢印で示される方向に押されるとともに、少しずつ溶出
する。そして、剥離テープ17が全て溶出した後に、積
層管1内の中空部13Aに滞留している水分が乾燥させ
られ、所望の積層管1が製造される。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態による積
層管2について図5乃至図7に基づき説明する。第2の
実施の形態による積層管2は、中間部材23及び中空部
23Aの形状が第1の実施の形態による中間部材13及
び中空部13Aとは異なっており、これに伴い、積層管
2の製造方法も異なる。なお、第1の実施の形態と同一
のものについては、符号を同一とし、説明を省略する。
【0024】先ず、積層管2の構成について説明する。
第2の実施の形態における中間部材23は、炭素繊維か
らなる点で、第1の実施例の中間部材13と同一である
が、内層12上に螺旋状に環装されている点で直線上に
延びる中間部材13とは異なる。中間部材23の内面2
3a及び外面23bは、図5及び図6に示されているよ
うに、内層12の外周と外層14の内周とに溶着され、
内面23aと外面23bとの距離(中間層の厚さ)は
0.1mmである。中間部材23を構成する炭素繊維
は、積層管2の略周方向に指向している。
【0025】次に、積層管2の製造方法について説明す
る。第1の実施の形態同様に、芯金16に離型剤と接着
剤とが塗布され、最内層用プリプレグ11′、内層用プ
リプレグ12′を巻回する。その後、巻回された内層用
プリプレグ12′上に、図7に示されるような、中間層
用プリプレグ(中間層用ヤーン)23′と剥離テープ2
7とが配置される。中間層用プリプレグ23′は、断面
略長方形状をした角棒形状をしているが、長手方向の長
さが中間部材13よりも長い。剥離テープ27は、第1
の実施の形態の剥離テープ17と同様の素材からなり、
長方形状をしているが、長手方向の長さが剥離テープ1
7よりも長い。また、剥離テープ27の厚さは0.1m
mである。中間層用プリプレグ23′、剥離テープ27
は、それぞれ、図5及び図6に示される中間部材23、
中空部23Aの位置に配置される。この配置について
は、次のようである。内層用プリプレグ12′上に、巻
回され略筒状となっている内層用プリプレグ12′の一
端から中間層用プリプレグ23′をピッチが0.2mm
で、芯金16の軸方向に他端へ向かって螺旋状に巻回す
る。その後、巻回された中間層用プリプレグ23′に隣
接して剥離テープ27を螺旋状に巻回する。従って、内
層用プリプレグ12′の外周面が、中間層用プリプレグ
23′及び剥離テープ27によって螺旋状に交互に覆わ
れる。
【0026】この後、外層用プリプレグ14′、最外層
用プリプレグ15′を巻回する等の、第1の実施の形態
と同様の工程を経て、積層管2が製造される。
【0027】次に、本発明の第3の実施の形態による積
層管について図8乃至図12に基づき説明する。第3の
実施の形態による積層管の構成は、第1の実施の形態に
よる積層管1の構成と同一であり、積層管の製造方法の
みが異なる。
【0028】積層管を製造するに際して、第1の実施形
態で用いられた芯金16に加えて、芯金36が用いられ
る。芯金36は、外層用プリプレグ14′が巻かれるも
のであり、図8に示されるように、第1の実施の形態に
よる芯金16と略同一形状をしているが、4つの溝部3
6Aが形成されている点で異なる。溝部36Aは、芯金
36の外周において周方向に等間隔で形成され、断面略
長方形状の、軸方向に長い略直方体形状をしており、第
1の実施の形態における中間部材13と同一形状であ
る。また、溝部36Aの深さは、4つの溝部36Aの底
を通る仮想円の形状が、後述する積層管内側筒部31a
の外周円と一致する値となっている。
【0029】先ず、芯金16に、離型剤と接着剤とが塗
布された後に、芯金16上に、最内層用プリプレグ1
1′と内層用プリプレグ12′とを順に芯金16の周方
向に巻つける。更に、内層用プリプレグ12′上に図示
せぬ加圧テープを周方向に巻きつけ、加圧焼成する。こ
の工程を経ることによって、最内層用プリプレグ11′
と内層用プリプレグ12′とが各々溶融し一体となり、
図9及び図10に示されるような、最内層11、内層1
2により構成される積層管内側筒部31aが得られる。
【0030】一方、芯金36には、外層用プリブレグ1
4′が巻回され、その上に、最外層用プリプレグ15′
が巻回される。そして、図示せぬ加圧テープを最外層用
プリプレグ14′上に巻回して、加圧焼成する。これら
の工程を経ることによって、外層用プリプレグ14′と
最外層用プリプレグ15′とが各々溶融し一体となり、
また、溶融した外層用プリプレグ14′が溝部36Aに
侵入し凝固して、中間部材13が形成され、図11及び
図12に示されるような、中間部材13、外層14、最
外層15からなる積層管外側筒部31bが得られる。
【0031】最後に、積層管外側筒部31bの内部に積
層管内側筒部31aが挿入され接着固定されることによ
って、積層管が得られる。本実施の形態では、第1の実
施の形態で必要とされた水溶性の剥離テープは不要とな
るため、製造が容易となり、安価で高品質な積層管を製
造することができる。
【0032】本発明の第4の実施の形態による積層管に
ついて図13乃至図16に基づき説明する。第4の実施
の形態による積層管の構成は、第1の実施の形態による
積層管1の構成と同一であり、積層管の製造方法のみが
異なる。
【0033】積層管を製造するに際しては、2本の芯
金、即ち、第1の実施の形態の芯金16及び図示せぬ芯
金が用いられる。図示せぬ芯金は、外層用プリプレグ1
4′が巻回されるものであり、第3の実施の形態による
芯金36と略同一形状をしているが、溝部36Aは形成
されていない。換言すれば、図示せぬ芯金は、形状は芯
金16と同一であるが、径が積層管1の外層14の内径
と同一である。
【0034】芯金16に、離型剤と接着剤とが塗布され
てから中間層用プリプレグ13′及び剥離テープ17が
配置されるまでの工程は、第1の実施の形態と同様であ
る。これらの工程を経た後に、中間層用プリプレグ1
3′の上に、図示せぬ加圧テープを巻回し、加圧焼成す
る。最後に、図示せぬ加圧テープ及び剥離テープ17が
除去される。これらの工程を経ることによって、最内層
用プリプレグ11′と内層用プリプレグ12′と中間層
用プリプレグ13′とが各々溶融し一体となり、図13
及び図14に示されるような最内層11、内層12、中
間層13からなる積層管内側筒部41aが得られる。
【0035】一方、図示せぬ芯金には、外層用プリブレ
グ14′を巻回し、更に、最外層用プリプレグ15′を
巻回する。そして、外層用プリプレグ14′上に図示せ
ぬ加圧テープを巻回し、加圧焼成する。最後に、図示せ
ぬ加圧テープが除去される。これらの工程を経ることに
よって、外層用プリプレグ14′と最外層用プリプレグ
15′とが各々溶融し一体となり、図15及び図16に
示されるような積層管外側筒部41bが得られる。
【0036】最後に、積層管外側筒部41bの内部に積
層管内側筒部41aが挿入され接着固定されることによ
って、積層管が得られる。本実施の形態では、剥離テー
プを除去するために水を流し込んだり、圧縮空気によっ
て圧力をかけたりする必要はないため、製造が容易とな
り、安価な積層管を製造することができる。また、第3
の実施の形態で用いられた芯金36に溝部36Aを形成
するといった特殊な加工をする必要がないため、製品製
造に係るコストダウンを図ることができる。
【0037】次に、本発明の第5の実施の形態による積
層管について図17乃至図20に基づき説明する。第5
の実施の形態による積層管の構成は、第2の実施の形態
による積層管2の構成と同一であり、積層管の製造方法
のみが異なる。
【0038】積層管を製造するに際しては、2本の芯
金、即ち、第1の実施の形態で用いられた芯金16、及
び、第4の実施の形態で用いられた図示せぬ芯金が用い
られる。
【0039】芯金16に、離型剤と接着剤とが塗布され
てから中間層用プリプレグ23′及び剥離テープ27が
配置されるまでの工程は、第2の実施の形態と同様であ
る。これらの工程を経た後に、配置された中間層用プリ
プレグ13′上に、図示せぬ加圧テープを巻回し、加圧
焼成する。最後に、図示せぬ加圧テープ及び剥離テープ
17が除去される。これらの工程を経ることによって、
最内層用プリプレグ11′と内層用プリプレグ12′と
中間層用プリプレグ13′とが各々溶融し一体となり、
図17及び図18に示されるような最内層11、内層1
2、中間層13からなる積層管内側筒部51aが得られ
る。
【0040】一方、図示せぬ芯金上に外層用プリブレグ
14′、最外層用プリプレグ15′を巻回し、更に、最
外層用プリプレグ15′上に図示せぬ加圧テープを巻回
して、加圧焼成する。最後に、図示せぬ加圧テープが除
去される。これらの工程を経ることによって、図19及
び図20に示されるような積層管外側筒部51bが得ら
れる。
【0041】最後に、積層管外側筒部51bの内部に積
層管内側筒部51aが挿入され接着固定されることによ
って、第2の実施の形態と同様の積層管が得られる。本
実施の形態では、剥離テープの除去が極めて容易となる
ため、製造が容易となり、安価な積層管を製造すること
ができる。
【0042】次に、第1の実施の形態による積層管の試
験方法、及び試験結果について図21乃至図22に基づ
き説明する。
【0043】試験方法は、従来技術による積層管たる比
較材と本発明による積層管たる本発明材1乃至3とを製
造し、比較材の重量を100として、本発明材1乃至3
の重量比を求めることにより行った。
【0044】
【表1】
【0045】表1中の比較材は、図21に示される積層
管100であり、内径はd1、外径はD1で示される値
を採る。表1中の本発明材1乃至3は、比較材と同一の
種類のプリプレグが使用されて製造されており、比較材
と同一の厚さ樹脂量を有する。また、比較材、本発明材
1乃至3は、外径D1は互いに異なるが、内径d1の値
は同一とし、全て同一の曲げ剛性を具備するようにし
た。本発明材1乃至3は図22に示される積層管10で
あり、最内層11及び内層12からなる内側管の内径、
外径は、それぞれd1、D1で示される値を採る。ま
た、外層14及び最外層15からなる外側管の内径、外
径は、それぞれd2、D2で示される値を採る。中間部
材13からなる中間層の高さ(厚さ)は、Sで示される
値を採る。本発明材1乃至3は、第1の実施の形態によ
る製造方法によって製造されたものである。
【0046】試験結果は、表1に示される通りであり、
比較材と比べて本発明材1乃至3は、積層数が多く積層
管の外径が大きくなっているにも関わらず、同等の曲げ
剛性を有しながら軽量化が図られている。特に、本発明
材2では比較材と比べて約1割も軽量化されており、本
発明材3に至っては約15%も軽量化されていることが
判明した。
【0047】本発明による積層管は上述した実施の形態
に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の
変形や改良が可能である。例えば、第1の実施の形態で
は、中空積層管の一端面に装着された外栓19に形成さ
れた開口19Bから水が流込まれ、更に、圧縮空気が送
込まれることによって、剥離テープ17が図4の左方向
へ押されるとともに少しずつ溶出するようにしたが、剥
離テープ17の剥離した部分を引張って抜取るようにし
てもよい。
【0048】また、第3の実施の形態では、芯金36に
外層用プリプレグ14′を巻回したが、外層用プリプレ
グ14′を巻回する前に、溝部36Aと略同一の大きさ
のプリプレグテープを4ヶ所の溝部36Aに、予め挿入
しておいてもよい。
【0049】また、第5の実施の形態においては、先ず
芯金に中間層用プリプレグと剥離テープとを交互に巻回
し、その上から外層用プリプレグ14′と最外層用プリ
プレグ15′とを巻回して外側管と中間層とを一体成形
物とし、この一体成形物の内周に別途作成した円筒形状
の内層を接着することによって、積層管を製造してもよ
い。
【0050】また、上述の各実施の形態では、最外層、
外層、中間層、内層、最内層から構成される5層構造の
積層管としたが、これらに限定されるものではなく、少
なくとも外層、中間層及び内層を有するものであればよ
い。例えば、外層、中間層及び内層を設けた3層構造で
もよく、外層を2層、中間層を1層、内層を1層設けた
4層構造でもよく、また、外層を3層、中間層を1層、
内層を3層設けた7層構造でもよい。
【0051】また、中間層2中に形成された中空部が略
直方体形状をしており軸方向に長く設けられている第
1、3、4の実施の形態においては、中間層をなす中間
部材が4本設けられた構成となっていたが、これに限定
されるものではない。但し、積層管の外部から作用する
力が1つの中間部材に集中しないようにするため、4、
6、8本設けられた構成とするのが望ましい。
【0052】また、第2、5の実施の形態による積層管
をテーパ管にする場合には、径の値に応じた曲げ強度、
弾力性を得るため、螺旋状に設けられた中間層2の高さ
(厚さ)を、テーパ管の小径側よりも大径側の方が大き
な値となるようにすることが望ましい。
【0053】また、上述の各実施の形態では、剥離テー
プ17、27として水溶性テープを用いたが、これに限
定されるものではなく、焼成時の温度である130℃以
上で粉末となる物質がバインダーによって結合されて構
成された崩壊性フィルムで代用してもよい。この場合、
崩壊性フィルムは、積層管の焼成時に粉末状に変化する
ので、焼成後に、粉末状となったフィルムを積層管内か
ら外部に排出するようにすればよい。
【0054】また、上述の各実施の形態では、積層管の
製造工程で芯金が用いられたが、芯金に代えて、炭素繊
維等に樹脂が含浸された芯棒が用いられてもよい。この
場合、製品製造の際に芯棒は抜取られず、製品は積層管
中に心棒が存在する中実のいわゆるソリッドタイプとす
る。
【0055】また、上述した各実施の形態では、少なく
とも外側管と、該外側管の内側に配置された内側管とか
らなる略円筒状の積層管において、該外側管と該内側管
との間には、該外側管及び該内側管と一体に構成された
中間部材が設けられ、該外側管と該内側管と該中間部材
とにより中空部が画成されている積層管であり、また、
該中間部材はリブ状であり、該内側管の周方向に均等の
間隔で複数設けられ、該内側管の軸方向に連続した形状
である積層管であるか、または、該中間部材は該内側管
の軸心を軸として該内側管の軸方向に連続した螺旋形状
である積層管である。これらリブ状の中間部材に代え
て、筒状部材の内周面又は外周面に軸方向に延びる多数
の溝又は螺旋溝を形成したものを中空構成部としてもよ
い。
【0056】また、上述した各実施の形態において、外
側管を透明又は半透明としてもよい。具体的には、外層
用プリプレグ14′と最外層用プリプレグ15′とを透
明なガラス繊維により構成し、最内層用プリプレグ1
1′と内層用プリプレグ12′と中間層用プリプレグ1
3′、23′とを炭素繊維により構成するようにしても
よい。この場合、焼成後に得られた積層管の最外層15
の外周には、透明あるいは半透明のクリアー塗装が施さ
れる。
【0057】このようにして製造された積層管は、外側
管をなす外層14、最外層15が透明であるため、最外
層15の外側から中間部材13、23及び内層12が視
認可能となっている。このため、装飾性の向上を図るこ
とができる。更に、内層12に、予め金属光沢を含む着
色をしておけば、より装飾性の向上を図ることができ
る。また、内層12あるいは中間部材13、23に蓄光
塗料を塗っておけば、夜間でも釣竿が視認可能となり、
釣竿を見失うことがなく、釣竿の紛失等を防止すること
ができる。更に、穂先竿に応用すれば、夜間の釣りにお
いても、魚のあたりを見逃すことはない。
【0058】塗布される蓄光塗料としては、懐中電灯の
光等の任意の照明度を有する光が2〜3秒間照射される
ことによる刺激が与えられてエネルギーを蓄え、照射に
よる刺激が停止された後に、蓄えたエネルギーにより発
光する物質であり、且つ、蓄光塗料から略5m離れた場
所でも、釣人がその発光を確認し得るものが好ましい。
例えば、硫化カルシウム、硫化カルシウム−硫化ストロ
ンチウム、硫化亜鉛及び硫化亜鉛−硫化カドミウム等が
好適である。蓄光塗料自体を内層12又は中間部材1
3、23に直接塗布してもよいが、微粒粉体の蓄光塗料
を、硬化後に透明になる合成樹脂、例えば、フェノー
ル、ポリエステル、エポキシ系等の熱硬化性樹脂に対し
て、5〜20重量%の割合にて混入したものを塗布して
もよい。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の積層管によれば、外側管
の内部に中空構成部を介して内側管を一体に設けたの
で、一定の強度を保ちながら厚さの割に軽量な積層管を
得ることができる。
【0060】また、中空構成部は外側管と内側管との間
に形成された構造であるため、内側管の内面を面一とす
ることができ、リブ状の補強材等が突出することはな
い。このため、より小径の筒状物を積層管内部に収納す
ることが容易となり、振出式の竿に積層管を使用するこ
とができ、また、中通し竿のように内部に糸を挿通する
ことも容易となり、種々の釣竿に応用することができ
る。
【0061】また、リブ状の補強材が内側管の内面から
突出していないため、より小径の筒状物を積層管内部に
収納した場合に、筒状物が補強材に衝突することはな
く、衝突による補強材の破損が生ずることはない。
【0062】請求項2記載の積層管によれば、中空構成
部は積層管の周方向に均等に放射状に複数設けられ、か
つ軸方向に長く連続しているので、軸方向に均一な強度
を保ちながら、軽量化を図ることができる。
【0063】請求項3記載の積層管によれば、中空構成
部は積層管の軸方向に螺旋状に長く連続して設けられて
いるので、軸方向にも周方向にも略均一な強度を保ちな
がら、軽量化を図ることができる。
【0064】請求項4記載の積層管によれば、外側管
が、透明あるいは半透明であるため、中空構成部や内側
管が視認可能となり、装飾性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による積層管を示す
断面図。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態による積層管の製造
に用いられる部材を示す正面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態による積層管を製造
する工程において、内栓及び外栓が積層管に装着された
状態を示す断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態による積層管を示す
断面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態による積層管の製造
に用いられる部品を示す正面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態による積層管の製造
に用いられる芯金を示す正面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態による積層管の積層
管内側筒部を示す断面図。
【図10】図9のX−X線に沿った断面図。
【図11】本発明の第3の実施の形態による積層管の積
層管外側筒部を示す断面図。
【図12】図11のXII−XII線に沿った断面図。
【図13】本発明の第4の実施の形態による積層管の積
層管内側筒部を示す断面図。
【図14】図13のXIV−XIV線に沿った断面図。
【図15】本発明の第4の実施の形態による積層管の積
層管外側筒部を示す断面図。
【図16】図15のXVI−XVI線に沿った断面図。
【図17】本発明の第5の実施の形態による積層管の積
層管内側筒部を示す断面図。
【図18】図17のXVIII−XVIII線に沿った
断面図。
【図19】本発明の第4の実施の形態による積層管の積
層管外側筒部を示す断面図。
【図20】図19のXX−XX線に沿った断面図。
【図21】積層管の特性試験に使用される、従来技術に
よる積層管たる比較材を示す要部断面図。
【図22】積層管の特性試験に使用される、本発明の第
1の実施の形態による積層管の要部断面図。
【符号の説明】
1 積層管 11 最内層 12 内層 13、23 中間部材 13A、23A 中空部 14 外層 15 最外層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 1/10 A01K 87/00 630A 3/26 B29C 67/14 B Fターム(参考) 2B019 AB12 AB13 2C002 AA05 CS01 MM02 PP01 4F100 AD11 AR00A BA03 BA04 BA05 BA10A BA10C BA14 BA32 CB00 DA11 DC24B DD27B DG01 DH01A DH01B DH01C EH51 EJ17 GB87 JK04 JK07 JL03 JN01A 4F205 AA36 AD16 AG03 AG08 AG27 AH59 HA02 HB01 HC17 HL02 HT22 4F213 AA36 AD16 AG03 AG08 AG27 AH59 WA17 WB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状の積層管であって、外側管の内
    部に中空構成部を介して内側管を一体に設けたことを特
    徴とする積層管。
  2. 【請求項2】 該中空構成部は該積層管の周方向に均等
    に放射状に複数設けられ、かつ該積層管の軸方向に長く
    連続していることを特徴とする請求項1記載の積層管。
  3. 【請求項3】 該中空構成部は該積層管の軸方向に螺旋
    状に長く連続して設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の積層管。
  4. 【請求項4】 該外側管は透明あるいは半透明であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3記載の積層管。
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