JP2001150320A - 球面創成用砥石 - Google Patents

球面創成用砥石

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JP2001150320A
JP2001150320A JP33232899A JP33232899A JP2001150320A JP 2001150320 A JP2001150320 A JP 2001150320A JP 33232899 A JP33232899 A JP 33232899A JP 33232899 A JP33232899 A JP 33232899A JP 2001150320 A JP2001150320 A JP 2001150320A
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grinding wheel
radius
grinding
lens
spherical surface
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Naoyuki Kishida
尚之 岸田
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物の形状に応じた適正な形状を得ら
れ、精度の高い安定した球面研削を行うことができる球
面創成用砥石を提供する。 【解決手段】 曲率半径R=12.345mm、レンズ
外径19mmの凸レンズ11を創成する球面創成用砥石
12の砥石先端部を半径rの球面とする。レンズ半角
αはα=sin−1(D/2R)=sin−1〔19/
(2×12.345)〕=50.3°で求められ、ここ
で工具厚角係数i=0.1,工具角係数n=0.6とす
ると、砥石厚t≒r=Rsinβ=Rsin(iα)
=12.345×sin(0.5×50.3°)≒1.
1、砥石半径r=Rsinθ=Rsin(nα)=1
2.345×sin(0.6×50.3°)≒6.2、
砥石12の筒状をなす研削部分の外径Dw=2×(r+
t)=2×(6.2+1.1)=14.6、内径dw=
2×(r−t)=2×(6.2−1.1)=10.6で
求められ、凸レンズ11を研削するのに最適な砥石12
を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は被加工物の球面研
削に用いられる球面創成用砥石に関する。
【0002】
【従来の技術】従来レンズなどの球面を創り出す所謂球
面創成の手段として図8に示すようなものがある。
【0003】すなわち、このものは主軸A上に配設され
た被加工物たるレンズGに対して角度θだけ傾いた砥石
軸B上に研削部分を筒状にした砥石Tを配設し(この場
合レンズGおよび砥石Tは凹面研削では添字1,凸面研
削では添字2を付している。)、この状態でレンズGを
主軸Aを中心にゆっくり回転させるとともに砥石Tを軸
Bを中心に高速回転させることによりレンズG面に球面
を創成するようにしている。この場合、砥石Tとして半
径rおよび先端の半径rのものを用い、これにより数
2の関係から創成される球面の半径、つまり曲率半径R
を決定するようにしている。
【0004】sinθ=r/R±r (式中、+は凸面加工、−は凹面加工の場合である。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述してき
た、従来の球面創成手段にて使用される球面研削用砥石
Tは加工されるレンズ形状のうちレンズ外径に対しては
全く考慮されていない。そこで、従来ではR,r,r
を各種組み合わせた砥石を予め多種用意しておき、所望
するレンズ形状に対して経験的に多種の中から一つを選
択し、これを使用するなどしている。
【0006】このため、仮に選択ミスにより砥石半径r
が大きすぎるとレンズ外径の大小にかかわらず数2より
明らかなようにθを大きくしなければならないが、一般
に球面創成のための装置(CG機)では傾斜可能な角度
が45°〜50°程度でありこのためθが大きいと装置
の限界を超えてしまう。また逆に砥石半径rが小さすぎ
ると、特にレンズの外径が大きい場合レンズの外周部ま
で研削できずに研削残しを発生することがあり、さらに
砥石の研削面が全てレンズ面に接触してしまうので砥石
軸に沿って研削液を供給しているような場合、研削液の
流路がしゃ断され、研削液が逆流するおそれもあった。
【0007】一方、砥石先端の半径rが小さすぎると
砥石摩耗が早くレンズを多数連続して加工する場合曲率
半径Rの維持性が悪化し、安定した加工ができない欠点
があった。
【0008】この発明は上記欠点を除去するためなされ
たもので、被加工物の形状に応じた適正な形状を得られ
精度の高い安定した球面研削を行うことが出来る球面創
成用砥石を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明は、主軸を中心に回転させる被加工物を上
記主軸に対し所定角傾いた砥石軸を中心に回転しつつ球
面研削するものにおいて、上記被加工物の形状をα=s
in(D/2R)(式中、D:被加工物外径、R:被加
工物曲率半径、α:被加工物半角)としたとき、砥石厚
t、砥石半径rを t=Rsinβ=Rsin(iα) r=Rsinγ=Rsin(nα) (式中、β:砥石厚角、γ:砥石半角、i:工具保数で
あり、i=0.05〜0.15、n=工具角保数であ
り、n=0.53〜0.67)により求め且つ外径D
w,内径dwを (イ)0.5≦t≦2.0の場合 Dw=2(r+t) dw=2(r−t) (ロ)t<0.5の場合 加工面が凹状の場合 Dw=2(r+t) dw=Dw−2 加工面が凸状の場合 Dw=dw+2 dw=2(r−t) (ハ)t>2.0の場合 Dw=2(r+2.0) dw=2(r−2.0) に設定したことを特徴とする
【0010】又、請求項2の発明の球面創成用砥石を、
上記請求項1の球面創成用砥石において、砥石先端部を
砥石厚tを半径とする球面としたことを特徴とする。
【0011】そして、請求項3の発明は、上記請求項1
の球面創成用砥石において、砥石先端部の研削加工面を
砥石軸を中心とする被加工物の曲率半径を同じ曲率半径
の球面としたことを特徴とする。
【0012】さらに、請求項4の発明は、上記請求項1
〜3のいずれかの球面創成用砥石において、加工面が凹
状の場合dwが2mm以下のときは中実状としたことを
特徴とする。
【0013】
【作用】まずこの発明の考え方を説明する。いま図1に
示すように主軸Aを中心に回転する被加工物としての凸
レンズ1を、主軸Aに対して所定角度傾いた砥石軸Bを
中心に回転される砥石2を用いて研削する場合、かかる
レンズ1の加工すべき径、つまりレンズ外径をD、所望
する曲率半径をRとすると、レンズ半角αは α=sin−1(D/2R)…(1) となる。一方、砥石2は研削部分を筒状にしたもので半
径をr、厚さtとしたとき、これらがレンズ1の球面上
に接する部分のレンズ1の球心からの角度、つまり砥石
半角をγ、砥石厚角をβとするとγはγ=nα、βはβ
=iαによって表される。
【0014】ここで、nは工具角係数で、n=0.53
〜0.67の範囲で設定される。この場合かかる範囲に
したのはnが0.67を越えると一般的なCG機の砥石
の傾斜可能な角度45°〜50°を超えてしまうことが
あり、さらにレンズ表面の加工精度が低下して多数個の
レンズを研削すると加工精度にバラツキを生じるからで
あり、またnが0.53より小さいと砥石の摩耗が早
く、砥石先端の形状が変化しやすくなるからである。ち
なみにα<75.9°では0.6程度に設定される。
【0015】一方iは工具厚角係数でi=0.05〜
0.15の範囲で設定される。この場合かかる範囲にし
たのはiが0.15を越えるとnが大きい場合と同様の
現象が生じるからであり、またiが0.05より小さい
とnが小さい場合と同様の現象が生じるからである。ち
なみにiは0.1程度に設定される。
【0016】このことから予め加工すべきレンズの外径
D及び曲率半径Rが与えられれば次式よりレンズ角αが
求められ、さらに予め設定された工具角係数n、工具厚
係数iをもとに砥石半角γ、砥石厚角βが求められるの
で、このときの砥石2の半径rおよび厚さtは r=Rsinγ…(2) t=Rsinβ…(3) にて求められることになる。
【0017】この結果、式(2),(3)より求められ
た半径r、厚さtの球面創成用砥石を用いれば精度の高
い安定した球面研削を行うことが出来る。
【0018】なお、砥石の厚さtについては強度の点か
らも最小0.5mm程度にするのが好ましく、また加工
精度上最大2.0mm程度を目安にするのが好ましいと
される。
【0019】しかして、本発明の請求項2の発明は、砥
石先端部を砥石厚tを半径とする球面にしたことを特徴
とするとともに請求項4の発明は、加工面が凹状の場合
dwが2mm以下のときは、中実状としたことを特徴と
するもので、前述してきた作用を得られることに比し、
請求項3の発明は、砥石先端部の研削加工面を砥石軸を
中心とする被加工物の曲率半径と同じ曲率半径の球面と
したことを特徴とし、砥石先端の形状が加工するレンズ
の曲率半径Rと等しい方が接触面積が大きくなって耐摩
耗性が向上し、多量生産性に適するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従い説明する。
【0021】(実施の形態1)図2は本発明の実施の形
態1を示すもので、曲率半径R=12.345mm、レ
ンズ外径19mmの凸レンズ11を創成する砥石先端部
を半径rの球面にした砥石12を示している。
【0022】ここで砥石12としてはメタルボンド砥
石、レジンボンド砥石、セラミックス砥石などが考えら
れる。
【0023】この場合、まずレンズ半角αは α=sin−1(D/2R)=sin−1〔19/(2
×12.345)〕=50.3° で求められる。
【0024】ここで工具厚角係数i=0.1,工具角係
数n=0.6とすると、砥石厚tは t=r=Rsinβ=Rsin(iα)=12.34
5×sin(0.1×50.3°)≒1.1 砥石半径rは r=Rsinθ=Rsin(nα)=12.345×s
in(0.6×50.3°)≒6.2 となり、これより砥石12の筒状をなす研削部分の外径
Dwは Dw=2×(r+t)=2×(6.2+1.1)=1
4.6 また内径dwは dw=2×(r−t)=2×(6.2−1.1)=1
0.2 で求められ図2に示す凸レンズ11を研削するのに最適
な形状を有する砥石12が得られることになる。この場
合砥石12の先端半径rは砥石厚tにも対応するもの
で、ここでは1.1となる。
【0025】したがって、図2に示す凸レンズ11の球
面研削に上述した形状の砥石12を用いれば砥石半径r
を最適なものに設定できるのでCG機の傾斜角限界を超
えることがなく、研削残りが発生したり研削液の逆流と
言った不都合もなくすことが出来る。
【0026】また、砥石厚tに対応する先端半径r
最適なものに設定できるので、仮にrが小さすぎると
砥石の摩耗が激しく、このためレンズの曲率半径の精度
が狂いやすく砥石の調整を例えば100回に1度とかな
り頻繁に必要としたものが500回に1度程度とするこ
とができ、作業能率の著しい向上を図ることができ、逆
にrが大きすぎると図1で述べた砥石軸Bと主軸Aの
なす角度θや砥石軸Bの調整時レンズ中心に研削残りを
生じたり、加工面に傷が残り球面でなくなるおそれがあ
ったものが、これらを除去し曲率半径の安定加工を行う
ことができる。
【0027】(実施の形態2)次に、図3はこの発明の
実施の形態2を示す概略的構成図である。
【0028】図3は曲率半径R=13.57,レンズ外
径D=16mmの凹レンズ21を創成する砥石先端部を
半径rの球面にした砥石22を示している。この場合
まずレンズ半角αは α=sin−1〔16/(2×13.57)〕≒36.
12° で求められる。
【0029】ここで工具厚角係数i=0.13,工具角
係数0.6とすると、砥石厚tは t=r=13.57×sin(0.13×36.12
°)≒1.1 砥石半径rは r=13.57×sin(0.6×36.12°)≒
5.0 となり、これより筒状の研削部分の外径Dwは Dw=2×(5.0+1.1)=12.2 また内径dwは dw=2×(5.0−1.1)=7.8 で求められ、図3に示す凹レンズ21を研削するのに最
適な形状を有する砥石22が得られることになる。この
場合砥石22の先端半径rは砥石厚tに対応するもの
で、ここでは1.1となる。
【0030】したがって、このようにしても上述と同様
の効果が得られる。
【0031】(実施の形態3)次に図4はこの発明の実
施の形態3を示す概略的構成図である。
【0032】ところで、図2および図3では砥石先端半
径rを有するものについて述べたが、多量生産を考え
ると砥石先端の形状は加工するレンズの曲率半径Rと等
しい方が接触面積が大きくなって耐摩耗性が向上するの
で好ましい。
【0033】図4の実施の形態3はこのような考えに基
づくもので曲率半径R=24.68,レンズ外径D=2
4mmの凸レンズ31を創成する砥石32について示し
ている。
【0034】この場合まずレンズ半角αは α=sin−1〔24/(2×24.68)〕≒29.
09° で求められる。
【0035】ここで工具厚角係数i=0.1,工具角係
数n=0.6とすると、砥石厚tは t=24.68×sin(0.1×29.09°)≒
1.3 砥石半径rは r=24.68×sin(0.6×29.09°)≒
7.4 となり、これより筒状の研削部分の外径Dwは Dw=2×(7.4+1.3)=17.4 また内径dwは dw=2×(7.4−1.3)=12.2 で求められ、図4で示す凸レンズ31を研削するのに最
適な形状を有する砥石32が得られる。この場合砥石3
2先端の研削加工面形状はレンズ31と同一の曲率半径
24.68の凹状をなし、その中心軸が砥石32の回転
軸上に位置するようにする。
【0036】(実施の形態4)次に、図5はこの発明の
実施の形態4を示す概略的構成図である。
【0037】図5はリセス皿41の座グリ部に多数貼付
けられる曲率半径R=50mmのレンズ42を創成する
砥石43について示している。この場合レンズ貼付最外
径D=86mmとする。
【0038】この場合もレンズ半角αは α=sin−1〔86/(2×50)〕=59.3° で求める。
【0039】ここで工具厚角係数i=0.1,工具角係
数n=0.6とすると、砥石厚tは t=50×sin(0.1×59.3°)=5.2 砥石半径rは r=50×sin(0.6×59.3°)=29.1 となる。
【0040】この場合砥石厚t=5.2で上述したよう
に加工精度から制約されたtmax=2.0を大きく上
回る。
【0041】そこで、ここではt=2.0として筒状研
削部分の外径Dw内径dwを求めれば Dw=2×(29.1+2.0)=62.2 dw=2×(29.1−2.0)=54.2 となり、図5に示すリセス皿41上のレンズ42を研削
するのに最適な形状を有する砥石43が得られる。
【0042】したがって、このようにしても上述と同様
の効果が期待できる。
【0043】(実施の形態5)次に、図6はこの発明の
実施の形態5を示す概略的構成図である。
【0044】図6は曲率半径R=1.8mm、レンズ外
径D=3mmの凹レンズ51を創成する砥石52を示し
ている。
【0045】この場合、まずレンズ半径αは α=sin−1〔3/(2×1.8)〕=56.4° で求められる。
【0046】ここで、工具厚角係数i=0.1,工具角
係数n=0.6とすると、砥石厚tは t=1.8×sin(0.1×56.4°)≒0.2 砥石半径tは r=1.8×sin(0.6×56.4°)≒1.0 となる。
【0047】ところが、この場合砥石厚t=0.2は上
述したように強度から制約されるtmin=0.5をか
なり下回る。
【0048】したがって外径Dwは Dw=2(r+t)=2×(1.0+0.2)=2.4 となるのに対し、内径dwは dw=Dw−(4×0.5)=2.4−(4×0.5)
=0.4 で求めた。
【0049】ところがdw=0.4では穴加工精度が得
にくいだけでなく穴内にガラス研磨粉が滞留し研削液に
より排出がしにくく、レンズ面の加工精度が低下するお
それがある。そこで、ここではdw=0つまり砥石52
の研削部分を中実状としてこれの先端外周縁にレンズ5
1の曲率半径Rと等しいR=1.8の曲率部を形成し、
実質のdw=2×(1.0−0.2)=1.6を得るよ
うにした。
【0050】したがって、このようにしても上述と同様
の効果が得られる。
【0051】(実施の形態6)次に図7はこの発明の実
施の形態6を示す概略的構成図である。
【0052】図7は曲率半径R=1.8mm、レンズ外
径D=3mmの凸レンズ61を創成する砥石62を示し
ている。
【0053】この場合、レンズ半角α、砥石厚t、砥石
半径rは上述と同様であるが、この場合も砥石厚t=
0.2は上述した強度から制約されるtmin=0.5
をかなり下回る。
【0054】したがって、内径dwは dw=2×(r−t)=2×(1.0−0.2)=1.
6 となるのに対し外径Dwは Dw=dw+(4×0.5)=1.6+(4×0.5)
=3.6 で求められこれの先端内周縁にレンズ61の曲率半径R
と等しいR=1.8の曲率部を形成し実質のDw=2×
(1.0+0.2)=2.4を得るようにした。
【0055】このようにしても上述と同様の効果が得ら
れる。
【0056】なお、この発明は上記各実施の形態にのみ
限定されず要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施で
きる。例えば上述した各実施の形態では一貫して被加工
物としてレンズの場合を述べたが、これ以外の加工物に
も適用することができる。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば被加工物の形状に応じ
た適正な形状の球面創成用砥石が得られるので精度の高
い安定した球面研削を行うことができ、しかも研削作業
の能率向上をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の考え方を説明するための概
略的構成図である。
【図2】図2は、この発明の実施の形態1を示す概略的
構成図である。
【図3】図3は、この発明の実施の形態2を示す概略的
構成図である。
【図4】図4は、この発明の実施の形態3を示す概略的
構成図である。
【図5】図5は、この発明の実施の形態4を示す概略的
構成図である。
【図6】図6は、この発明の実施の形態5を示す概略的
構成図である。
【図7】図7は、この発明の実施の形態6を示す概略的
構成図である。
【図8】図8は、従来の一例を示す概略的構成図であ
る。
【符号の説明】
G レンズ T 砥石 1,11,21,31,42,51,61 レンズ 2,12,22,32,43,52,62 砥石 41 リセス皿

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸を中心に回転させる被加工物を上記
    主軸に対し所定角傾いた砥石軸を中心に回転しつつ球面
    研削するものにおいて、上記被加工物の形状をα=si
    n(D/2R) (式中、D:被加工物外径、R:被加工物曲率半径、
    α:被加工物半角)としたとき、砥石厚t、砥石半径r
    を t=Rsinβ=Rsin(iα) r=Rsinγ=Rsin(nα) (式中、β:砥石厚角、γ:砥石半角、i:工具保数で
    あり、i=0.05〜0.15、n=工具角保数であ
    り、n=0.53〜0.67)により求め且つ外径D
    w,内径dwを (イ)0.5≦t≦2.0の場合 Dw=2(r+t) dw=2(r−t) (ロ)t<0.5の場合 加工面が凹状の場合 Dw=2(r+t) dw=Dw−2 加工面が凸状の場合 Dw=dw+2 dw=2(r−t) (ハ)t>2.0の場合 Dw=2(r+2.0) dw=2(r−2.0) に設定したことを特徴とする球面創成用砥石。
  2. 【請求項2】 砥石先端部を砥石厚tを半径とする球面
    としたことを特徴とする請求項1記載の球面創成用砥
    石。
  3. 【請求項3】 砥石先端部の研削加工面を砥石軸を中心
    とする被加工物の曲率半径を同じ曲率半径の球面とした
    ことを特徴とする請求項1記載の球面創成用砥石。
  4. 【請求項4】 加工面が凹状の場合、dwが2mm以下
    のときは中実状としたことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の球面創成用砥石。
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