JP2001149767A - 超臨界水処理装置及び超臨界水処理方法 - Google Patents

超臨界水処理装置及び超臨界水処理方法

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JP2001149767A JP33926899A JP33926899A JP2001149767A JP 2001149767 A JP2001149767 A JP 2001149767A JP 33926899 A JP33926899 A JP 33926899A JP 33926899 A JP33926899 A JP 33926899A JP 2001149767 A JP2001149767 A JP 2001149767A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機性固形物を容易に、かつ安定して超臨界
水処理できる超臨界水処理装置及び超臨界水処理方法を
提供する。 【解決手段】 本超臨界水処理装置10は、超臨界流体
を生成する圧縮機を備えた有機化合物の抽出装置12
と、有機化合物の溶解装置14と、超臨界水反応を行う
処理装置本体16とから構成される。抽出装置は、CO
2 ガスを圧縮してCO2 超臨界流体を生成する圧縮機1
8と、有機性固形物を収容し、CO2 超臨界流体を導入
して、有機性固形物から有機化合物を抽出する抽出器2
0と、抽出器20から出た超臨界抽出流体を減圧する減
圧機構22とを備える。溶解装置14は、溶剤を収容
し、抽出された有機化合物を溶剤に溶解して溶液を調製
する溶解槽30と、溶解槽から溶液を処理装置本体16
に圧入する溶液ポンプ32と、溶剤供給管34から溶剤
を溶解槽30に供給する溶剤供給装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機化合物を含む
固形物及び固形物状の有機化合物の少なくとも一方を超
臨界水処理する超臨界水処理装置及び超臨界水処理方法
に関し、更に詳細には、ポンプ等の故障発生率が低く、
容易に、かつ安定して運転できる超臨界水処理装置及び
超臨界水処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】環境問題に対する認識の高まりと共に、
有機物の酸化、分解能力の高い超臨界水反応を利用し
て、環境汚染物質を分解、無害化する試みが注目されて
いる。すなわち、超臨界水の高い反応性を利用した超臨
界水反応により、従来技術では分解することが難しかっ
た有害な難分解性の有機物、例えば、PCB(ポリ塩素
化ビフェニル)、ダイオキシン、有機塩素系溶剤等を分
解して、二酸化炭素、水、無機塩などの無害な生成物に
転化する試みである。その試みの一つとして、最近で
は、このような有害な有機化合物を含む、様々な下水汚
泥、都市ゴミ、産業廃棄物、汚染土壌等の固体状の廃棄
物の処理にも、超臨界水反応の利用した超臨界水処理が
試みられている。
【0003】超臨界水処理装置とは、超臨界水の高い反
応性を利用して有機物を分解処理する装置であって、例
えば、難分解性の有害な有機物を分解して無害な二酸化
炭素と水に転化したり、難分解性の高分子化合物を分解
して有用な低分子化合物に転化したりするために、現
在、その実用的な実施化が盛んに研究されている。超臨
界水とは、超臨界状態にある水、即ち、水の臨界点を越
えた状態にある水を言い、詳しくは、374.1℃以上
の温度で、かつ22.04MPa以上の圧力下にある状
態の水を言う。超臨界水は、有機物を溶解する溶解能が
高く、有機化合物に多い非極性物質をも完全に溶解する
ことができる一方、逆に、金属、塩等の無機物に対する
溶解能は著しく低い。また、超臨界水は、酸素や窒素な
どの気体と任意の割合で混合して単一相を構成すること
ができる。
【0004】ところで、前述の廃棄物のように、有機化
合物を含む固形物、或いは固形物状の有機化合物(以
下、簡単に有機性固形物と言う)を超臨界水処理する際
には、従来、有機性固形物を粉砕して水等の液体に懸濁
させたスラリーとし、そのスラリーを超臨界水処理して
いる。尚、本明細書では、有機化合物等の反応物を超臨
界水反応によって分解処理することを超臨界水処理と言
う。
【0005】ここで、図2を参照して、有機性固形物を
スラリー化した有機性固形物スラリーを被処理液として
超臨界水処理する従来の超臨界水処理装置の基本的な構
成を説明する。図2は従来の超臨界水処理装置の構成を
示すフローシートである。超臨界水処理装置40は、微
粒の有機性固形物を懸濁させた有機性固形物スラリーを
超臨界水反応により処理する装置であって、図2に示す
ように、有機性固形物をスラリー化するスラリー化装置
42と、超臨界水反応を行う処理装置本体44とから構
成されている。スラリー化装置42は、図示しないが、
有機性固形物を粉砕する粉砕機と、粉砕した有機性固形
物に水を注入してスラリー化するスラリー化槽と、調製
した有機性固形物スラリーを収容する有機性固形物スラ
リー槽とを備えている。
【0006】処理装置本体44は、図2に示すように、
スラリー化装置42の有機性固形物スラリー槽から反応
器に有機性固形物スラリーを圧入するスラリーポンプ4
6と、超臨界水反応を行う反応器として設けられた、チ
ューブ状の長い耐圧密閉型反応器48を有し、反応器4
8の下流に、順次、反応生成物流体を冷却する冷却器5
0と、反応生成物流体をガスとスラリーとに気液分離す
る気液分離器52を備えている。また、冷却器50と気
液分離器52との間に、反応器48内の圧力を計測する
圧力計54と、圧力調節弁56とを有し、圧力計54の
計測値に基づいて圧力調節弁56を圧力制御装置58に
よって調節することにより、反応器48内の圧力を所定
圧力に制御する。
【0007】更に、処理装置本体44は、気液分離器5
2の下流に、気液分離器52で分離されたスラリー状の
反応生成物を固液分離して、無機固形物を反応生成物か
ら分離する固液分離器60を備えている。固液分離器6
0で分離された無機固形物は、主として、反応物中に含
まれた固形物中の反応に寄与しなかった無機物であっ
て、加えて、超臨界水酸化反応により生成した塩を含む
こともある。
【0008】反応器48は、反応物の超臨界水反応に要
する反応時間を確保できる長尺のチューブ状反応器であ
って、その全域に超臨界水を滞留させて、超臨界水領域
を構成している。反応器48には、有機性固形物スラリ
ーをスラリー・ポンプ46によって反応器48に送入す
る被処理液ライン62が接続され、被処理液ライン62
には、有機物を酸化する酸化剤、例えば空気を空気圧縮
機64によって圧縮、送入する空気ライン66が合流し
ている。
【0009】有機性固形物スラリーと空気とからなる反
応物流体は、反応器48に入り、反応器48の入口から
出口に向かって流れる過程で、反応物流体中の有機化合
物が、超臨界水反応により、主として、水と窒素と二酸
化炭素とに転化し、反応生成物として反応器48から流
出する。反応器48は、反応開始温度から反応温度まで
の加熱を有機性固形物スラリー中の有機化合物の酸化熱
で賄われる。反応器48から流出した反応生成物流体
は、冷却器52に流入し、冷媒体、例えば冷却水により
冷却されて流出する。
【0010】冷却器52で冷却された反応生成物は、圧
力調節弁56によって減圧されて気液分離器52に流入
し、ガス状の反応生成物とスラリー状の反応生成物とに
気液分離される。ガス状の反応生成物は、大気放出又は
次の処理工程に移行し、スラリー状の反応生成物は、固
液分離器60に導入される。スラリー状の反応生成物
は、固液分離器60で液状の処理液と無機固形物とに固
液分離され、それぞれ、外部に送出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した、有
機性固形物を超臨界水処理する従来の超臨界水処理装置
には、以下のような問題があった。第1には、有機性固
形物の性状によっては、粉砕することが技術的に難しい
ものが多く、粉砕してスラリー化すること自体に解決す
べき技術的課題が多いことである。第2には、スラリー
を取り扱う機器として特殊な機器を必要とし、市販品が
ないという問題、更には、スラリーを取り扱う機器の損
傷が激しくて、短寿命のために、経済性に問題がある。
第3には、粉砕された有機性固形物が、沈降分離した
り、浮上分離したりするために、固形物スラリーを安定
して超臨界水処理装置に送入することが難しいという問
題である。第4には、固形物スラリーの流動性を確保す
るためには、スラリー濃度を高くすることが難しく、従
って多量の水に少量の有機性固形物を懸濁させてる結
果、多量の有機性固形物スラリーを超臨界水処理装置に
送入することになるので、有機性固形物の量に比べて大
きな超臨界水処理装置が必要になり、経済的に引き合わ
ないという問題である。
【0012】そこで、本発明の目的は、従来に比べて、
有機性固形物を、容易に、かつ安定して超臨界水処理で
きる超臨界水処理装置及び超臨界水処理方法を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、有機性固形
物をスラリー化する代わりに、抽出性能の高い超臨界流
体であって、有機化合物に対して非反応性であって、か
つ標準状態(105 Pa、25℃)でガス状の物質、例
えばCO2 、N2 O等の超臨界流体を用いて有機性固形
物から有機化合物を抽出し、次いで抽出した有機化合物
を溶剤に溶解して有機化合物溶液を調製し、次いでその
有機化合物溶液を超臨界水処理することを考え、実験を
重ねて、本発明を完成するに到った。
【0014】上記目的を達成するために、有機化合物を
含む固形物及び固形物状の有機化合物の少なくとも一方
(以下、簡単に有機性固形物と言う)を超臨界水処理す
る超臨界水処理装置であって、有機化合物に対して非反
応性であって、かつ標準状態(105 Pa、25℃)で
ガス状の物質を用いて超臨界流体を生成する超臨界流体
生成装置と、有機性固形物を収容し、超臨界流体を導入
して有機性固形物から有機化合物を抽出し、有機化合物
抽出流体を流出させる抽出器と、有機化合物抽出流体を
減圧する減圧機構と、有機化合物を溶解する溶剤を収容
し、有機化合物抽出流体を溶剤中に導入し、有機化合物
を溶剤に溶解あるいは分散させて有機化合物溶液を調製
すると共にガスを流出させる溶解装置と、溶解装置から
圧入された有機化合物溶液を超臨界水反応により超臨界
水処理する処理装置本体とを備えることを特徴としてい
る。
【0015】本発明に係る超臨界水処理装置では、有機
化合物抽出流体を連続的に溶解装置に流入させるように
することもできる。それには、抽出器が、並列に配置さ
れた複数個のバッチ式抽出器群で構成され、少なくとも
一つの抽出器を抽出運転状態に維持して、抽出器群から
連続して有機化合物抽出流体を流出させるようにする。
また、別法として、抽出器に断続して有機性固形物を投
入できる固形物投入機構を抽出器に設け、抽出器に断続
して有機性固形物を投入しつつ、有機化合物抽出流体を
連続して流出させるようにする。
【0016】本発明に係る有機性固形物の超臨界水処理
方法は、有機化合物を含む固形物及び固形物状の有機化
合物の少なくとも一方(以下、簡単に有機性固形物と言
う)を超臨界水処理する方法であって、有機化合物に対
して非反応性で、かつ標準状態(105 Pa、25℃)
でガス状の物質を用いて超臨界流体を生成し、得た超臨
界流体によって有機性固形物から有機化合物を抽出し、
有機化合物抽出流体を流出させる抽出工程と、有機化合
物抽出液を減圧する減圧工程と、有機化合物抽出流体を
溶剤中に導入し、有機化合物を溶剤に溶解させて有機化
合物溶液を調製すると共にガスを流出させる溶解工程
と、溶解工程で得た有機化合物溶液を超臨界水反応によ
って超臨界水処理する工程とを備えることを特徴として
いる。
【0017】本発明方法では、有機化合物に対して非反
応性で、かつ標準状態(105 Pa、25℃)でガス状
の超臨界流体である限り、超臨界流体として使用でき
る。例えばCO2 又はN2 Oガスの超臨界流体使用す
る。また、本発明方法の好適な実施態様では、超臨界流
体に有機溶剤、例えばメタノール、エタノール等のアル
コール、ベンゼン、トルエン等の有機溶剤を加えて超臨
界流体の有機化合物抽出性能を高めるようにすることも
できる。
【0018】なお、減圧工程及び溶解工程に代えて、有
機化合物抽出流体を冷却する工程と、冷却した有機化合
物抽出流体を溶剤中に導入して、有機化合物を溶剤に溶
解させて有機化合物溶液を調製すると共に超臨界流体を
構成したガスを流出させる溶解工程とを備え、溶解工程
に移行する際に、有機化合物抽出流体を冷却して、溶剤
に導入することもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に
説明する。超臨界水処理装置の実施形態例 本実施形態例は、本発明に係る超臨界水処理装置の実施
形態の一例であって、図1は、本実施形態例の超臨界水
処理装置の構成を示すフローシートである。本実施形態
例の超臨界水処理装置10は、CO2 超臨界流体を使っ
て有機化合物を有機性固形物から抽出し、次いで抽出し
た有機化合物を溶剤に溶解して溶液を調製し、その溶液
を超臨界水処理装置に送って超臨界水処理する装置であ
って、図1に示すように、有機化合物の抽出装置12
と、有機化合物の溶解装置14と、処理装置本体16と
から構成されている。
【0020】有機化合物の抽出装置12は、超臨界流体
を生成する超臨界流体生成装置として設けられ、CO2
ガスを圧縮してCO2 超臨界流体を生成する圧縮機18
と、有機性固形物を収容し、CO2 超臨界流体を導入し
て、有機性固形物から有機化合物を抽出する抽出器20
と、抽出器20から出た超臨界抽出液を減圧する減圧機
構22とを備えている。なお炭酸ガスの原料として液体
炭酸ガスを用いる場合は、圧縮機18の代わりに圧入ポ
ンプを用い、炭酸圧力ポンプの後段に加熱器を備けるこ
ととなる。抽出器20は、圧力容器とし形成され、有機
性固形物を投入し、炭酸ガスの臨界温度および臨界圧力
以上の条件、例えば、400×9.8×104 Pa、4
0℃の条件で、CO2 超臨界流体によって有機性固形物
から有機化合物をバッチ式で抽出するバッチ式抽出器で
ある。なお、抽出器20に有機溶媒を注入する注入管
(図示せず)を設け、アルコール、ベンゼン、トルエン
等の有機溶媒を注入して、有機化合物の抽出効率を高め
るようにしても良い。減圧機構22は、抽出器20の圧
力を計測する圧力計24と、減圧弁として機能する圧力
調節弁26と、圧力計24の計測値に基づいて抽出器2
0の圧力を設定圧力に維持するように圧力調節弁26を
調節する圧力制御装置28とを備えている。
【0021】溶解装置14は、溶剤を収容し、抽出され
た有機化合物を溶剤に溶解して有機化合物溶液を調製す
る溶解槽30と、溶解槽30から有機化合物溶液を処理
装置本体16に圧入する溶液ポンプ32と、溶剤供給管
34から溶剤を溶解槽30に供給する溶剤供給装置(図
示せず)とを備えている。溶解槽30は、臨界圧力以下
の圧力に維持されている。また、CO2 ガス管36が、
溶解槽30の上部から圧縮機18の吸入側まで設けら
れ、溶解槽30で分離したCO2 ガスを圧縮機18に導
入する。また、不足するCO2 を補給管35から補給す
る。
【0022】有機化合物を抽出したCO2 超臨界流体か
らなる有機化合物抽出流体は、減圧機構22によって減
圧され、CO2 ガスと、主として抽出した有機化合物か
らなる流体となって、溶解槽30に流入する。CO2
スは、気液分離して溶解槽30から流出してCO2 36
を通って圧縮機18に導入される。一方、有機化合物は
溶剤に溶解して有機化合物溶液となる。溶剤には、例え
ば、メタノール、エタノール等のアルコール、ベンゼ
ン、トルエン等の有機溶剤が使用される。有機化合物が
水溶性有機化合物であるときには、溶剤として水を使用
することもできる。処理対象となる有機化合物の種類あ
るいは溶剤の種類によっては、有機化合物が溶剤に完全
に溶解することなく、溶剤中に微粒子状として分散され
ることもある。
【0023】処理装置本体16の構成は、固液分離器6
0が必要でないことを以外は、基本的には、前述した従
来の超臨界水処理装置40と同じである。尤も、反応器
は、チューブラー反応器に限らず、縦型圧力容器の反応
器でも、或いは反応器下部に亜臨界水域を有する2ゾー
ン型反応器でも良い。
【0024】超臨界水処理装置の実施形態例の改変例 本改変例の超臨界水処理装置は、実施形態例の超臨界水
処理装置の改変例であって、複数個のバッチ式抽出器2
0を並列に設け、一つのバッチ式抽出器20を開放して
有機性固形物を投入するときでも、少なくとも他の一つ
の抽出器20では有機化合物の抽出を行って有機化合物
抽出流体を流出させることにより、抽出器群から連続し
て有機化合物抽出流体を流出させるようにしたことを除
いて、実施形態例の超臨界水処理装置10と同じ構成を
備えている。よって、本改変例では、抽出器20から有
機化合物抽出流体を連続して溶解槽30に流入させ、連
続的に有機化合物溶液を調製し、処理装置本体16に供
給することができる。
【0025】別の改変例は、高圧シリンダポンプ等の特
殊な機構(図示せず)を使って有機性固形物を断続的に
抽出器に投入して、連続的に有機化合物抽出流体を流出
させるようにした連続式抽出器を抽出器20として備え
ていることを除いて、実施形態例の超臨界水処理装置1
0と同じ構成を備えている。本改変例でも、抽出器20
から有機化合物抽出流体を連続して溶解槽30に流入さ
せ、連続的に有機化合物溶液を調製し、処理装置本体1
6に供給することができる。尚、高圧シリンダポンプ
は、シリンダ内に液体、例えば有機溶媒と共に有機性固
形物を収容し、ピストンで液体を押圧して抽出器内に液
体と共に有機性固形物を圧入するポンプである。
【0026】有機性固形物の超臨界水処理方法の実施形
態例 本実施形態例は、本発明に係る有機性固形物の超臨界水
処理方法の実施形態の一例であって、上述の超臨界水処
理装置10を使って有機性固形物をバッチ式で超臨界水
処理する際に適用する例である。以下に、図1を参照し
て、本実施形態例の有機性固形物のバッチ式の超臨界水
処理方法を説明する。本実施形態例の有機性固形物の超
臨界水処理方法では、先ず、抽出器20に有機性固形物
を収容し、次いで圧縮機18でCO2 ガスを例えば、4
00×9.8×104 Pa、40℃の条件で圧縮して得
たCO2 超臨界流体を導入して、有機性固形物から有機
化合物をCO2 超臨界流体に抽出する。有機化合物を抽
出したCO2 超臨界流体を減圧機構22で減圧した後、
気相のCO2 ガスと有機化合物からなる流体として、有
機溶剤、例えばアルコールを収容している溶解槽30に
導入する。
【0027】溶解槽30では、CO2 ガスは、気液分離
して溶解槽30から流出してCO2ガス管36を通って
圧縮機18に流入する。圧縮機18に流入したCO2
スを圧縮機18で圧縮して、再びCO2 超臨界流体とし
て抽出器20に導入する。一方、有機化合物は溶剤に溶
解して有機化合物溶液となる。また不足するCO2 ガス
は圧縮機18の前で補給する。有機化合物溶液を溶液ポ
ンプ32によって処理装置本体16に圧入して、超臨界
水反応により処理する。同時に、溶液ポンプ32によっ
て抜き出す有機化合物溶液の量に見合う溶剤を溶剤注入
管34から溶解槽30に注入する。抽出器20での抽出
操作が完了し、溶解槽30内の有機化合物溶液を処理装
置本体16に圧入し終わったとき、本実施形態例の有機
性固形物の超臨界水処理方法は、終了する。尚、CO2
超臨界流体に代えて、N2 O超臨界流体を使用しても良
い。
【0028】本実施形態例の方法では、スラリーを取り
扱っていないので、ポンプ、減圧機構、配管等に、閉塞
及び損傷等の問題が生じない。そして、CO2 ガスを圧
縮して超臨界流体として使用することにより、温度40
℃〜100℃で有機化合物を抽出できるので、抽出に要
するエネルギー消費量が少ない。また、超臨界流体によ
り有機化合物を抽出する際に要する抽出時間が、2時間
位であり、有機溶媒による抽出を行う際に要する20時
間位の抽出時間に比べて、抽出時間が短い。また、本実
施形態例では、従来の有機性固形物スラリーを調製する
際に要する水量に比べて、有機化合物を溶解して溶液を
調製するのに要する溶剤の量が少ないので、有機性固形
物スラリーを超臨界水処理する従来の超臨界水処理装置
より超臨界水処理装置本体を著しく小型化することがで
きる。また、有機化合物溶液を調製した溶剤を超臨界水
反応の際の補助燃料として使用することができる。
【0029】有機性固形物の超臨界水処理方法の実施形
態例の改変例 本改変例は、本発明に係る有機性固形物の超臨界水処理
方法の実施形態例の別の例であって、上述の超臨界水処
理装置10の改変例を使って超臨界水処理する際に適用
する例である。本改変例では、超臨界水処理装置10の
改変例が、有機性固形物を断続的に投入しつつ連続的に
有機化合物抽出流体を流出させる方式の抽出器、又は複
数個のバッチ式抽出器を設け、少なくとも一つの抽出器
から有機化合物抽出流体を流出させるようにする抽出器
群を備えているので、連続して有機化合物抽出流体を溶
解槽30に流入させることができる。これにより、溶解
槽30から連続して溶液を溶液ポンプ32によって処理
装置本体16に圧入し、超臨界水処理することができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、有機性固形物を収容
し、CO2 、N2 O等の超臨界流体を導入して有機化合
物を抽出し、有機化合物抽出流体を流出させる抽出器
と、有機化合物抽出流体を減圧して、溶剤中に導入し、
有機化合物を溶剤に溶解させて有機化合物溶液を調製す
ると共にガスを流出させる溶解装置と、有機化合物溶液
を超臨界水反応により超臨界水処理する処理装置本体と
を備えることにより、従来、超臨界水処理の困難であっ
た有機性固形物を容易に、かつ安定して超臨界水処理で
きる処理装置を実現している。本発明方法によれば、C
2 、N2 O等の抽出性能の高い超臨界流体を用いて有
機性固形物から有機化合物を抽出し、次いで抽出した有
機化合物を溶剤に溶解して有機化合物溶液を調製し、次
いでその有機化合物溶液を超臨界水処理することによ
り、従来、超臨界水処理の困難であった有機性固形物を
容易に、かつ安定して超臨界水処理できる処理方法を実
現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例の超臨界水処理装置の構成を示すフ
ローシートである。
【図2】従来の有機性固形物の超臨界水処理装置の構成
を示すフローシートである。
【符号の説明】
10 実施形態例の超臨界水処理装置 12 有機化合物の抽出装置 14 有機化合物の溶解装置 16 処理装置本体 18 圧縮機 20 抽出器 22 減圧機構 24 圧力計 26 圧力調節弁 28 圧力制御装置 30 溶解槽 32 溶液ポンプ 34 溶剤供給管 35 補給管 36 CO2 ガス管 40 従来の超臨界水処理装置 42 スラリー化装置 44 処理装置本体 46 スラリーポンプ 48 反応器 50 冷却器 52 気液分離器 54 圧力計 56 圧力調節弁 58 圧力制御装置 60 固液分離器 62 被処理液ライン 64 空気圧縮機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月11日(2000.8.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】有機性固形物スラリーと空気とからなる反
応物流体は、反応器48に入り、反応器48の入口から
出口に向かって流れる過程で、反応物流体中の有機化合
物が、超臨界水反応により、主として、水と窒素と二酸
化炭素とに転化し、反応生成物として反応器48から流
出する。反応器48は、反応開始温度から反応温度まで
の加熱を有機性固形物スラリー中の有機化合物の酸化熱
で賄われる。反応器48から流出した反応生成物流体
は、冷却器50に流入し、冷媒体、例えば冷却水により
冷却されて流出する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】冷却器50で冷却された反応生成物は、圧
力調節弁56によって減圧されて気液分離器52に流入
し、ガス状の反応生成物とスラリー状の反応生成物とに
気液分離される。ガス状の反応生成物は、大気放出又は
次の処理工程に移行し、スラリー状の反応生成物は、固
液分離器60に導入される。スラリー状の反応生成物
は、固液分離器60で液状の処理液と無機固形物とに固
液分離され、それぞれ、外部に送出される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した、有
機性固形物を超臨界水処理する従来の超臨界水処理装置
には、以下のような問題があった。第1には、有機性固
形物の性状によっては、粉砕することが技術的に難しい
ものが多く、粉砕してスラリー化すること自体に解決す
べき技術的課題が多いことである。第2には、スラリー
を取り扱う機器として特殊な機器を必要とし、市販品が
ないという問題、更には、スラリーを取り扱う機器の損
傷が激しくて、短寿命のために、経済性に問題がある。
第3には、粉砕された有機性固形物が、沈降分離した
り、浮上分離したりするために、固形物スラリーを安定
して超臨界水処理装置に送入することが難しいという問
題である。第4には、固形物スラリーの流動性を確保す
るためには、スラリー濃度を高くすることが難しく、従
って多量の水に少量の有機性固形物を懸濁させる結果、
多量の有機性固形物スラリーを超臨界水処理装置に送入
することになるので、有機性固形物の量に比べて大きな
超臨界水処理装置が必要になり、経済的に引き合わない
という問題である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA01 AA02 AA41 AA46 AB06 AB07 CA12 CA32 CA39 CA40 CA41 CA50 CB05 CB44 CC01 CC03 CC04 4D056 AB17 AC01 AC02 AC03 AC06 AC24 BA01 BA16 CA05 CA11 CA20 CA21 CA22 CA31 CA37 DA01 DA02 4D059 AA03 BC01 BH01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機化合物を含む固形物及び固形物状の
    有機化合物の少なくとも一方(以下、簡単に有機性固形
    物と言う)を超臨界水処理する超臨界水処理装置であっ
    て、 有機化合物に対して非反応性であって、かつ標準状態
    (105 Pa、25℃)でガス状の物質を用いて超臨界
    流体を生成する超臨界流体生成装置と、 有機性固形物を収容し、超臨界流体を導入して有機性固
    形物から有機化合物を抽出し、有機化合物抽出流体を流
    出させる抽出器と、 有機化合物抽出流体を減圧する減圧機構と、 有機化合物を溶解する溶剤を収容し、有機化合物抽出流
    体を溶剤中に導入し、有機化合物を溶剤に溶解あるいは
    分散させて有機化合物溶液を調製すると共にガスを流出
    させる溶解装置と、 溶解装置から圧入された有機化合物溶液を超臨界水反応
    により超臨界水処理する処理装置本体とを備えることを
    特徴とする超臨界水処理装置。
  2. 【請求項2】 抽出器が、並列に配置された複数個のバ
    ッチ式抽出器群で構成され、少なくとも一つの抽出器を
    抽出運転状態に維持して、抽出器群から連続して有機化
    合物抽出流体を流出させるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の超臨界水処理装置。
  3. 【請求項3】 抽出器に断続して有機性固形物を投入で
    きる固形物投入機構を抽出器に設け、抽出器に断続して
    有機性固形物を投入しつつ、有機化合物抽出流体を連続
    して流出させるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の超臨界水処理装置。
  4. 【請求項4】 有機化合物を含む固形物及び固形物状の
    有機化合物の少なくとも一方(以下、簡単に有機性固形
    物と言う)を超臨界水処理する方法であって、 有機化合物に対して非反応性で、かつ標準状態(105
    Pa、25℃)でガス状の物質を用いて超臨界流体を生
    成し、得た超臨界流体によって有機性固形物から有機化
    合物を抽出し、有機化合物抽出流体を流出させる抽出工
    程と、 有機化合物抽出流体を減圧する減圧工程と、 気液二相流の有機化合物抽出流体を溶剤中に導入し、有
    機化合物を溶剤に溶解あるいは分散させて有機化合物溶
    液を調製すると共にガスを流出させる溶解工程と溶解工
    程で得た有機化合物溶液を超臨界水反応によって超臨界
    水処理する工程とを備えることを特徴とする超臨界水処
    理方法。
  5. 【請求項5】 CO2 ガス又はN2 Oガスの超臨界流体
    を使用することを特徴とする請求項4に記載の超臨界水
    処理方法。
  6. 【請求項6】 超臨界流体に有機溶剤を加えて超臨界流
    体の有機化合物抽出性能を高めることを特徴とする請求
    項4又は5に記載の超臨界水処理方法。
  7. 【請求項7】 減圧工程、及びそれに続く溶解工程に代
    えて、 有機化合物抽出流体を冷却する工程と、 冷却した有機化合物抽出流体を溶剤中に導入して、有機
    化合物を溶剤に溶解させて有機化合物溶液を調製すると
    共に超臨界流体を構成したガスを流出させる溶解工程と
    を備えることを特徴とする請求項4から6のうちのいず
    れか1項に記載の超臨界水処理方法。
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