JP2001149734A - 除湿剤容器及びその連結体 - Google Patents

除湿剤容器及びその連結体

Info

Publication number
JP2001149734A
JP2001149734A JP33372399A JP33372399A JP2001149734A JP 2001149734 A JP2001149734 A JP 2001149734A JP 33372399 A JP33372399 A JP 33372399A JP 33372399 A JP33372399 A JP 33372399A JP 2001149734 A JP2001149734 A JP 2001149734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
dehumidifier
lid
moisture
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33372399A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Abe
敏夫 阿部
Shoichi Enomoto
正一 榎本
Toshimi Kamimura
聡美 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fumakilla Ltd
Original Assignee
Fumakilla Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fumakilla Ltd filed Critical Fumakilla Ltd
Priority to JP33372399A priority Critical patent/JP2001149734A/ja
Publication of JP2001149734A publication Critical patent/JP2001149734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体と容器本体を一体成形することで、部材
点数の低減化かつ作業工程の省力がなされ、廃棄物を減
らし、さらに、製造単価を下げ、安価な除湿剤容器を提
供することである。 【解決手段】 吸湿剤を収容する容器において、蓋体2
と容器本体3が一体成形され、該蓋体には通気部9を設
けた除湿剤容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、湿気を取る除湿
剤容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、塩化カルシウム、塩化マグネシウ
ム等の潮解性吸湿剤を用いて押入やタンス等の収納空間
の湿気を取り湿度を低下させるタイプの簡易且つ安価な
除湿剤容器が市販され広く普及している。従来の代表的
な除湿剤容器1としては、図10及び図11に示すもの
が実用化されている。すなわち、半透明の合成樹脂から
なる蓋体2と容器本体3から構成され、蓋体2は通気部
9が設けられている。図10の容器本体3は複数の小孔
を有する仕切部材7が収納配置されており、上方の吸湿
剤収容部と下方の吸湿剤の潮解水貯留部とが隔成されて
いる。吸湿剤収容部には塩化カルシウム、塩化マグネシ
ウム等の顆粒状の吸湿剤4が収納されており、吸湿剤収
容部の上部には透湿非透水性シート6が熱溶着され閉塞
されている。そして、透湿非透水性シート6上には、ア
ルミシート等の非透湿性シート5が剥離可能に熱溶着等
で密封されている。
【0003】図11の容器本体3は、該容器本体3に収
容される吸湿剤4を収納する上面通気の内容器17から
構成されている。内容器17は、吸湿剤4を収納する多
孔状内袋15と潮解水を収納する水溜め外袋16との二
重袋である。内容器17の上部は透湿非透水性シート6
が熱溶着され閉塞されている。そして、透湿非透水性シ
ート6上には、アルミシート等の非透湿性シート5が剥
離可能に熱溶着等で密封されている。これらの除湿剤容
器1は、使用に際して、非透湿性シート5を取り除いた
後、押入、タンス等の目的箇所に設置することで、空間
中の湿気が透湿非透水性シート6を透過して収容された
吸湿剤4により吸収される。そして、容器本体3が潮解
水で一杯になるか、吸湿剤が無くなるのを目安に、図1
0では蓋体2及び容器本体3が、図11では詰替用の内
容器17がそのまま廃棄される。
【0004】廃棄物としての容器構成の部材(品)は、
使い捨てタイプにおいて、蓋体2、容器本体3、仕切部
材7、透湿非透水性シート6、非透湿性シート5であ
り、詰替タイプにおいて、内容器17(透湿非透水性シ
ート6、非透湿性シート5、多孔状内袋15、水溜め外
袋16)であり、いずれの除湿剤容器とも多く、ゴミ問
題としての大きな課題である。しかも、構造が煩雑であ
り、作業にも手間がかかり、コスト的にも不利になる問
題が生じる。
【0005】又、使用に際しては、これら除湿剤容器は
設置場所の広さに応じた吸湿容量の除湿剤容器を設置す
るか、もしくは所望の個数だけ除湿剤容器を設置する必
要がある。設置場所の広さに応じて必要な個数だけ除湿
剤容器を設置する場合、吸湿の進行状況の確認や交換に
手間がかかったり、忘れてしまうことがある。さらに、
出し入れ中に倒したりするなどの問題がある。この問題
に対して、除湿剤容器を複数組み合わせて一体的に使用
する専用の連結用具が提案されている。この連結用具
は、新たな廃棄物として追加される。そして、別部材点
数の増加及び作業手間を負うことになる。
【0006】又、これらの除湿剤容器は殆どが小型簡易
タイプなので設置場所に複数設置され利用されている。
最近、除湿剤容器を複数個購入される客が増えてきたた
め、除湿剤容器の3個を一パックにして市販されること
が多くなっている。現代、市販されている代表的な3個
パックとしては、図12、図13に示すものが実用化さ
れている。図12に示された3個パックは、左右を開放
した角筒状に製箱した包装材18で除湿剤容器1を整列
した状態で包み込み、蓋体2及び容器本体3の周縁を包
装材18の側面開口部分で固定して包装している。図1
3に示された3個パックは、プラスチックの発泡トレー
19の上に除湿剤容器1を並立させてから全体をシュリ
ンク包装20している。これらの包装材18、発泡トレ
ー19等包装物は除湿剤容器を使用するときには不要物
として廃棄される。
【0007】この包装物は新たな廃棄物として追加され
る。又、部材点数の増加及び作業手間が加わることでさ
らにコスト負担が加わる問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の除湿
剤容器にあっては、使用後、容器ごと全部又は詰替用容
器が廃棄される。さらに、連結使用や販売用に使う連結
用具や包装物が余分に廃棄されるものである。又、該容
器の使用材料はプラスチックであり、しかも、多くの構
成部材点数から構成されており、その廃棄処理が社会問
題となっている今日、今後プラスチックの廃棄につい
て、益々その使用量の減量化や構成部材点数の低減化が
要求される。
【0009】又、廃棄物としての容器構造の構成部材点
数についても、上記するように、非常に多く、構造が煩
雑になっている。さらに、それに伴う作業機械や手間が
増えることでコスト的負担が高くなっていることからも
容器構造の単純化や作業回数の削減などの改良及び改善
が要求される。
【0010】そこで、この発明は廃棄物を減らすため
に、容器材料の使用量を減らし、容器構成部材点数を少
なくし、或いは容器連結を可能とし、廃棄物削減に対処
した除湿剤容器並びに安価に製作できる除湿剤容器を提
供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、吸湿剤を収容する容器におい
て、蓋体と容器本体が一体成形され、該蓋体には通気部
が設けたことを特徴とする除湿剤容器である。
【0012】上記目的を達成するために請求項2記載の
発明は、前記蓋体の通気部内面が透湿非透水性シートで
閉塞され、通気部外面が非透湿性シートにより易開封の
状態にて密封された除湿剤容器である。
【0013】上記目的を達成するために請求項3記載の
発明は、前記容器が、蓋体と容器本体との間に仕切部材
を介在して接合させた除湿剤容器である。
【0014】上記目的を達成するために請求項4記載の
発明は、前記一体成形が、真空成形又は圧空成形である
除湿剤容器である。
【0015】上記目的を達成するために請求項5記載の
発明は、前記仕切部材が薄厚シートである除湿剤容器で
ある。
【0016】上記目的を達成するため請求項6記載の発
明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の除湿剤容器
が、蓋体及び/又は容器本体及び/又は仕切部材とで、
並列に、少なくとも2個以上を連結部分で連結し、該連
結部分に切断破線部分を備えた除湿剤容器の連結体であ
る。
【0017】
【作 用】請求項1記載の除湿剤容器によれば、蓋体と
容器本体を一体成形することで、部材点数の低減化かつ
作業工程の省力がなされ、廃棄物を減らすことはもちろ
んであるが、さらに、製造単価を下げ、安価な除湿剤容
器となる。又、流通過程で蓋体と容器本体が離散するこ
とが無い。さらに、詰替用容器としても利用でき、例え
ば、吸湿剤を取り替えるだけで済み、より廃棄物が少な
くなり、環境に優しい除湿剤容器となる。
【0018】請求項2記載の除湿剤容器によれば、最初
から蓋体に透湿非透水性シート及び非透湿性シートが装
着されており、従来の蓋を取り、容器本体の非透湿シー
トを剥離し、蓋を被せる使用手間が不要で簡便である。
又、透湿非透水性シートと非透湿シートの重複熱溶着に
よる透湿非透水シートの損傷ロスが皆無となる。
【0019】請求項3記載の除湿剤容器によれば、仕切
部材が蓋体と容器本体に挟まれ接合又は溶着されること
で、流通時の落下や粗雑な扱いによる仕切部材のズレ、
ハズレ等による吸湿剤の落下がない。
【0020】請求項4記載の除湿剤容器によれば、一体
成形に真空成形法が使用でき、金型等投資費用が少なく
て済み、又容器肉厚を薄くできる。さらに、透明度が良
くなり、成形前のシートへの印刷もより可能となる。そ
して、印刷により、ラベル貼着作業が省かれ、余分なゴ
ミ発生を無くすことができる。
【0021】請求項5記載の除湿剤容器によれば、薄厚
シートにすることにより、材料使用量の減量化になり、
又熱溶着も可能となり、製造方法の改善ができる。
【0022】請求項6記載の除湿剤容器らの連結体によ
れば、連結された2個以上の除湿剤容器連結体となり、
複数除湿剤容器の専用連結用具は必要なく、そのままで
使用できる。又、複数個販売用の集積包装材は不要であ
り、余分の廃棄物が発生しない。さらに、1個1個を切
断することもでき、設置場所の広さに応じて使用でき便
利である。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面にし
たがって説明するが、この発明はこれらの実施の形態に
限定されるものではないことはいうまでもない。図1及
び図2に示す図面を参照して詳述する。図1は、この発
明の除湿剤容器の断面側面図である。図2は、この発明
の除湿剤容器の斜視図である。
【0024】図1において除湿剤容器1は、蓋体2と容
器本体3がヒンジ部8で一体に連結して成形された合成
樹脂製2つ折り容器において、仕切部材7がヒンジ部8
を介して、蓋体2と容器本体3の開口縁に配置し、挟み
合わされて、接合又は溶着することで閉塞されている。
吸湿剤4は蓋体2の内部に収容されている。該蓋体2に
通気部9が形成され、該蓋体2内側面に微多孔性の透湿
透水性シート6が熱溶着で閉塞され、蓋体表側面にアル
ミニウム箔等ガスバリヤー性の非透湿性シート5が易開
封の状態で熱溶着等にて密封されている。
【0025】該蓋体2の通気部9の形状は、湿気の出入
口として充分な開口形であれば特に限定されないが、透
湿非透水性シート6を保護する役割を果たす、格子状等
の開口形が好適である。
【0026】除湿剤容器1は商品目的により、内部が透
視可能な透明又は半透明の合成樹脂によって一体成形さ
れると共に、その容器形状が保持できる程度の薄い厚さ
に設定すればよい。成形方法は射出成形法、中空成形
法、真空成形法等と自由に選択でき、特に限定されるも
のではないが、容器の肉厚を薄くしたり、透明性をよく
したりする場合は真空成形法等が好適であり、例えば、
熱可塑性のプラスチックシートをプラグに挟み、シート
の両面又は片面から加熱軟化させたものを、多くの小孔
のある凸型又は凹型の金型の上にのせ、型の反対側から
小孔を通して空気を抜き、シートを金型に密着せしめた
後、冷却して取り出す方法の真空成形法や真空成形と中
空成形との中間的なもので、加熱軟化させたシートを真
空成形するかわりに圧縮空気で吹き込み成形する圧空成
形法等が挙げられる。
【0027】上半分の蓋体2と下半分の容器本体3を合
わせ閉鎖されている。熱溶着等による開封不能な状態、
又は、嵌め込みや挟み止め等による開封可能な状態で閉
鎖して使用する。例えば、使い捨てタイプは開封不能な
状態に、詰め替えタイプは開封可能な状態で閉鎖するの
が好適である。
【0028】蓋体2と容器本体3又は仕切部材7の上方
空間と下方空間の大きさ(体積)の違いについては、特
に限定するものではないが、吸湿速度を速めるには蓋体
2の体積(A)が容器本体3の体積(B)より小さい方
が好ましい。また、例えば、真空成形法等で成形する場
合、底の深い容器は隅の部分が肉薄となり、均肉性に乏
しくなる欠点があるので、できるだけ底浅の容器にする
ことが望ましく、この場合、仕切部材7の下方空間の大
きさを、収容された吸湿剤が潮解し溶解した液の飽和溶
液の液が仕切部材7上に露出する状態にすることで容器
底を浅くすることができる。さらに、除湿剤容器を小型
化することになる。すなわち、仕切部材7の上方空間の
体積(A´)が仕切部材7の下方空間の体積(B´)よ
り小さい方が好ましくA´/B´比では0.4〜0.9
が好適である。
【0029】また、成形前のシート板に商品名、説明
書、キャラクター等の文字、絵等表示を印刷することが
でき、従来のラベル使用は不要となり、より商品性を高
めることができる。さらに、内部を透視可能にすること
やラベルがないので、吸湿状況が見えやすくなる。
【0030】吸湿剤4は、塩化カルシウム、塩化マグネ
シウム、酢酸カリウム等の潮解性の物質であり、特に塩
化カルシウムや塩化マグネシウムが吸湿能力及び価格等
の点から好ましい。また、吸湿剤4は、上記潮解性物質
の他に、例えば、液化しないシリカゲル、活性炭、ホワ
イトカーボン、吸水性ポリマー等を使用目的に応じて単
独又は潮解性物質と併用しても良い。さらに、除湿剤容
器を使用する場所は、臭い、害虫、細菌、黴等でも問題
を抱えており、上記吸湿剤以外に、脱臭剤、消臭剤、芳
香剤、防虫剤、除菌剤、防黴剤等の機能を有する物質と
の併用も有効である。
【0031】蓋体2の外表面は、非透湿性シート5にて
密封されている。非透湿性シート5としては、酸素バリ
ヤ性のプラスチックからなる酸素バリヤフィルムやアル
ミニウム箔等が挙げられる。そして、使用時に容易に剥
がされる易開封性を有するシートが好適である。
【0032】蓋体2の内側通気面は、透湿非透水性シー
ト6にて閉塞されている。透湿非透水性シート6として
は、湿気や空気は通過しても水を通過させない。例え
ば、ポリオレフィン樹脂やポリアミド樹脂、ポリ塩化ビ
ニル樹脂等を物理的或いは化学的に処理して微小な孔を
形成したものが挙げられる。また、閉塞は超音波溶着、
熱板溶着、高周波溶着、熱風溶着等の溶着方法で固着さ
れる。
【0033】仕切部材7は多孔状のフィルム形状、シー
ト形状、ネット形状等のプラスチック、不織布、金属、
織物、合成紙等からなり、吸湿剤4を除湿剤容器内部に
配置保持を担い、吸湿剤4が容器本体3に落下すること
なく、潮解により発生する水を流出する機能を有する。
また、仕切部材7は、従来の肉厚の板形状でも良いが、
吸湿剤重量に耐えうる強度を有する薄厚の形状にするこ
とが廃棄物量の減量化からも好ましい。さらに、蓋体と
容器本体3を固着する場合、薄厚の仕切部材7は一緒に
熱溶着することも可能となり好適である。
【0034】仕切部材7を介在した実施例を記載してい
るが、使用目的によっては介在する必要はない。仕切部
材7は吸湿剤の吸湿能力を高めるため等で通気部分に近
接配置する目的で使用されるが、例えば、平たい容器形
状、側面通気容器、高吸湿剤使用、高密閉小空間内使用
等では仕切部材が無くとも、収容吸湿剤4の機能は充分
発揮される。又、吸湿剤4を吊り下げる方法等もあり、
必ずしも仕切部材7を使用しなくても利用できる。
【0035】これまでの実施例では除湿剤容器が1つだ
けの単独タイプ態様を説明してきたが、複数の除湿剤容
器が並列に連結したタイプの態様のものも使用できる。
【0036】図3は、この発明の第2実施例を示す正面
断面図である。図4は、図3に示した第2実施例の斜視
図である。図5は、図3に示した第2実施例の展開図で
ある。図6及び図7は第3及び第4実施例の展開図であ
る。
【0037】3個の除湿剤容器1が並列に連なり、上半
分の蓋体2と下半分の容器本体3がヒンジ部8で一体に
連結して成形された合成樹脂製2つ折り容器において、
仕切部材7が蓋体2と容器本体3の開口縁の重ね面に挟
み配置し、接合又は溶着することで閉鎖されている。各
除湿剤容器1の並列間には切り目やミシン目等の簡易切
断加工11が施されている。吸湿剤4は多孔状袋10に
収納されて蓋体2の内部に収納されている。
【0038】該蓋体2は通気部9が形成され、蓋体内側
面に微多孔性の透湿非透水性シート6が熱溶着されて閉
塞され、蓋表側面にアルミニウム箔等ガスバリヤ性の非
透湿性シート5が易開封の状態で熱溶着等にて密封され
ている。又、除湿剤容器の側面等表面に印刷を施すこと
もできる。前記切断加工として、切断をより容易にする
ため、上半分の蓋体又は下半分の容器本体で接続並列面
を切り離すことができる。
【0039】3個の除湿剤容器1の連結実施例を示した
が、それ以上の個数の連結も勿論可能である。又、異な
った容器の除湿剤容器1の連結も可能であり、いろいろ
な使い方ができ、用途範囲が拡大できる。さらに、除湿
剤容器1の形状も四角形状に限定されず、丸形状、三角
形状、多角形状等自由であり、また、上下が異なった形
状の組み合わせも可能である。
【0040】切断破線手段としては、切取り線の表示、
ミシン目、切り込み等が挙げられる。吸湿剤4の収容形
態は、図3のように袋10に収納することもできる。袋
材としては、紙、不織布、樹脂フィルム、ネット等が挙
げられる。さらに、水溶性樹脂、生分解性樹脂の使用も
有望である。
【0041】仕切部材7は、除湿剤容器1の3個分であ
る大きさのシートを挟み溶着し閉鎖した実施例である
が、容器1個の大きさシートを各容器毎に嵌め込み全面
を閉鎖することも勿論可能であり、製造設備、使用材料
等に応じて選択すればよい。また、仕切部材7の固着は
嵌め込み、溶着等と限定されないが流通過程等で簡単に
とれないように固定されていることが望ましい。
【0042】除湿剤容器の使用期間中、吸湿剤の潮解液
が仕切部材7を通して落下する前に、潮解液からの結晶
析出により、吸湿剤が一つの塊になり(ブロッキング現
象)、仕切部材7の通水孔を塞ぎ、潮解液が上方に溜ま
り液漏れを引き起こす問題がある。このような事態に備
えて、蓋体2の所定の箇所に、凹凸部13などを設け、
溜まり液が流出する隙間を形成し通水部14を設けてお
くこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の除湿剤容器の断面側面図である。
【図2】この発明の除湿剤容器の斜視図である。
【図3】この発明の第2実施例を示す正面断面図であ
る。
【図4】図3に示した第2実施例の斜視図である。
【図5】図3に示した第2実施例の展開図である。
【図6】第3実施例の展開図である。
【図7】第4実施例の展開図である。
【図8】この発明の第5実施例を示す斜視図である。
【図9】図8に示した第5実施例の展開図である。
【図10】従来の一例である除湿剤容器の断面正面図で
ある。
【図11】従来の他例である除湿剤容器の断面正面図で
ある。
【図12】従来の3個パックの一例を示す斜視図であ
る。
【図13】従来の3個パックの他例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…除湿剤容器 2…蓋体 3…容器本体 4…吸湿剤 5…非透湿性シート 6…透湿非透水性シート 7…仕切部材 8…ヒンジ部 9…通気部 10…多孔状袋 11…切断破線 13…凹凸部 14…通水部 15…多孔状内袋 16…水溜め外袋 17…内容器 18…集積包装材 19…発泡トレー 20…シュリンク包装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA10 AB10 AC29 BA39 DA13 DA26 4D052 AA09 CA04 CA06 CA07 CA09 FA01 FA03 HA11 HA12 HA13 HA21 HA27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸湿剤を収容する容器において、蓋体と
    容器本体が一体成形され、該蓋体には通気部を設けたこ
    とを特徴とする除湿剤容器。
  2. 【請求項2】 前記蓋体の通気部の内面が透湿非透水性
    シートで閉塞され、通気部の外面が非透湿性シートによ
    り易開封の状態にて密封された請求項1記載の除湿剤容
    器。
  3. 【請求項3】 前記容器が、蓋体と容器本体との間に仕
    切部材を介在して接合させた請求項1又は2記載の除湿
    剤容器。
  4. 【請求項4】 前記一体成形が、真空成形又は圧空成形
    である請求項1〜3のいずれか1項記載の除湿剤容器。
  5. 【請求項5】 前記仕切部材が薄厚シートである請求項
    3又は4記載の除湿剤容器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の除湿
    剤容器が、蓋体及び/又は容器本体及び/又は仕切部材
    とで、並列に、少なくとも2個以上を連結部分で連結
    し、該連結部分に切断破線部分を備えた除湿剤容器の連
    結体。
JP33372399A 1999-11-25 1999-11-25 除湿剤容器及びその連結体 Pending JP2001149734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33372399A JP2001149734A (ja) 1999-11-25 1999-11-25 除湿剤容器及びその連結体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33372399A JP2001149734A (ja) 1999-11-25 1999-11-25 除湿剤容器及びその連結体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001149734A true JP2001149734A (ja) 2001-06-05

Family

ID=18269247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33372399A Pending JP2001149734A (ja) 1999-11-25 1999-11-25 除湿剤容器及びその連結体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001149734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101253674B1 (ko) * 2010-12-27 2013-04-11 주식회사 엘지생활건강 내용물 넘침 방지 커버 및 이를 이용한 내용물 넘침 방지 용기
CN113580787A (zh) * 2020-07-28 2021-11-02 广东聚华印刷显示技术有限公司 真空干燥设备及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101253674B1 (ko) * 2010-12-27 2013-04-11 주식회사 엘지생활건강 내용물 넘침 방지 커버 및 이를 이용한 내용물 넘침 방지 용기
CN113580787A (zh) * 2020-07-28 2021-11-02 广东聚华印刷显示技术有限公司 真空干燥设备及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1068591A (en) Method of making a product for dispensing a volatile substance
US4998671A (en) Multiple compartment flexible package
MXPA01000185A (es) Recipiente con un material absorbente.
JP2001149734A (ja) 除湿剤容器及びその連結体
JP2001206429A (ja) 除湿剤容器
JP2001158476A (ja) 除湿剤容器の連結体
CA2538074C (en) Package for a fragrance containing tablet
JP5393012B2 (ja) 除湿器
JP3162278U (ja) 包装袋
WO2001030658A1 (en) Container for odor remover and ethylene absorbent
JP2022057079A (ja) 除湿剤容器
JP3743684B2 (ja) 詰め替え用除湿剤
JP4850347B2 (ja) 除湿器
JP7322319B2 (ja) 液体充填容器
JPH0235656Y2 (ja)
CN220501547U (zh) 一种具有内腔的除湿袋
JPH035580Y2 (ja)
JP2606625Y2 (ja) 除湿装置
JPH0725208Y2 (ja) 除湿装置
JP2017018865A (ja) 除湿器と取り替え用除湿剤収容袋
KR20190040771A (ko) 저장팩
JP3018058U (ja) 簡易除湿器
JPH092528A (ja) 包装袋
JPH0212201Y2 (ja)
JPS6221319Y2 (ja)