JP2001149171A - シート・バック・フレーム - Google Patents

シート・バック・フレーム

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Publication number
JP2001149171A
JP2001149171A JP33710199A JP33710199A JP2001149171A JP 2001149171 A JP2001149171 A JP 2001149171A JP 33710199 A JP33710199 A JP 33710199A JP 33710199 A JP33710199 A JP 33710199A JP 2001149171 A JP2001149171 A JP 2001149171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
seat back
cut
back frame
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP33710199A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Nagasawa
洋一 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP33710199A priority Critical patent/JP2001149171A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム・サイドがスプリング・リテーナを
切り起す箇所に強度を確保できて板厚を薄くでき、そし
て、それに伴って軽量化が図られる。 【解決手段】 複数のスプリング・リテーナ18が、所
定の位置において両フレーム・サイド12,13のそれ
ぞれに適宜の間隔で切り込まれてそのフレーム・サイド
12,13の内側面に突き起され、そして、そのスプリ
ング・リテーナ18の切起し跡の穴19が、その開口縁
20にバーリング成形21を施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、乗り物シート、特
に、自動車シートに使用されるシート・バック・フレー
ムに関し、さらに詳細には、軽量化を図るシート・バッ
ク・フレームに関する。
【0002】
【背景技術】通常、ジグザグ・スプリング、所謂、Sば
ねを用いる自動車シートのシート・バック・フレームで
は、両フレーム・サイドが鋼板からプレス加工され、そ
して、スプリング・リテーナを切り起してそのスプリン
グ・リテーナでそのSばねの両端を引っ掛け、そして、
保持する構造を採用するのが一般である。そのような構
造のシート・バック・フレームでは、そのフレーム・サ
イドは、そのスプリング・リテーナの切起し箇所に強度
を確保する上で板厚を薄くできず、軽量化が困難であっ
た。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、フレーム・サイドが
スプリング・リテーナを切り起す箇所に強度を確保でき
て板厚を薄くでき、そして、それに伴って軽量化が図ら
れるところのシート・バック・フレームの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
複数のスプリング・リテーナが所定の位置において両フ
レーム・サイドのそれぞれに適宜の間隔で切り込まれて
そのフレーム・サイドの内側面に突き起され、そして、
そのスプリング・リテーナの切起し跡の穴がその開口縁
にバーリング成形を施されるところの構造にあってその
スプリング・リテーナを切り起す箇所においてその両フ
レーム・サイドに強度を確保してその両フレーム・サイ
ドの板厚を薄くする。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明のシート・バック・フレームを説明
するに、図1ないし図3は、乗用車のドライバ・シート
のシート・バックに活用されるところのこの発明のシー
ト・バック・フレームの具体例10を示し、そして、こ
のシート・バック・フレーム10では、複数のスプリン
グ・リテーナ18,18および18,18が、所定の位
置において両フレーム・サイド12,13のそれぞれに
上下方向に適宜の間隔で切り込まれてそのフレーム・サ
イド12,13の内側面に突き起され、また、そのスプ
リング・リテーナ18,18および18,18の切起し
跡の穴19,19および19,19が、その開口縁2
0,20および20,20にバーリング成形21,21
および21,21を施される。
【0006】具体的には、そのスプリング・リテーナ1
8,18および18,18の切起し跡の穴19,19お
よび19,19は、その開口の全周縁20,20および
20,20をバーリング形状21,21および21,2
1に加工される。また、その両フレーム・サイド12,
13において、左のフレーム・サイド12はフリー・ヒ
ンジ(図示せず)で、右のフレーム・サイド13はリク
ライニング・デバイス(図示せず)でそれぞれそのドラ
イバ・シートのシート・クッション(図示せず)にヒン
ジ結合される。そして、その右のフレーム・サイド13
は、そのリクライニング・デバイスに連結される箇所に
おいてその内側面に補強パッチ22が溶接される。
【0007】また、このシート・バック・フレーム10
において、11はアッパ・パイプ・フレーム、14はフ
レーム・トップ、15はフレーム・ボトム・パネル、1
6はSばね、そして、17はステイ・ホルダである。
【0008】したがって、そのシート・バック・フレー
ム10では、その両フレーム・サイド12,13はその
切起し跡の穴19,19および19,19がその開口の
全周縁20,20および20,20にそのバーリング成
形21,21および21,21を施されてそのバーリン
グ形状21,21および21,21で補強されるので、
そのスプリング・リテーナ18,18および18,18
を切り起す箇所に強度が確保されて板厚が薄くでき、そ
して、フレーム全体の軽量化が図られ、さらに、そのシ
ート・バックに曲げ荷重が作用する際、その切起し跡の
穴19,19および19,19に応力集中が緩和されて
亀裂の発生が避けられ、そしてさらに、そのスプリング
・リテーナ18,18および18,18を切り起す部位
から座屈されるのが未然に回避される。
【0009】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0010】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
シート・バック・フレームは、複数のスプリング・リテ
ーナが所定の位置において両フレーム・サイドのそれぞ
れに適宜の間隔で切り込まれてそのフレーム・サイドの
内側面に突き起され、そして、そのスプリング・リテー
ナの切起し跡の穴がその開口縁にバーリング成形を施さ
れるので、この発明のシート・バック・フレームでは、
そのスプリング・リテーナを切り起す箇所においてその
フレーム・サイドに強度が確保されてそのフレーム・サ
イドに板厚が薄くでき、そして、フレーム全体が軽量化
を図られ、さらに、シート・バックに曲げ荷重が作用す
る際、その切起し跡の穴に応力集中が緩和されて亀裂の
発生が避けられ、そしてさらに、そのフレーム・サイド
がそのスプリング・リテーナを切り起す部位から座屈さ
れるのが未然に回避され、その結果、自動車シートにと
って非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車のドライバ・シートのシート・バックに
活用されるところのこの発明のシート・バック・フレー
ムの具体例を示した斜視図である。
【図2】図1に示されたそのシート・バック・フレーム
を部分的に拡大して示した部分斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
11 アッパ・パイプ・フレーム 12 フレーム・サイド 13 フレーム・サイド 18 スプリング・リテーナ 19 スプリング・リテーナの切起し跡の穴 20 開口縁/開口の全周縁 21 バーリング成形/バーリング形状

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスプリング・リテーナが、所定の
    位置において両フレーム・サイドのそれぞれに適宜の間
    隔で切り込まれてそのフレーム・サイドの内側面に突き
    起され、そして、そのスプリング・リテーナの切起し跡
    の穴が、その開口縁にバーリング成形を施されるところ
    のシート・バック・フレーム。
JP33710199A 1999-11-29 1999-11-29 シート・バック・フレーム Pending JP2001149171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33710199A JP2001149171A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 シート・バック・フレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33710199A JP2001149171A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 シート・バック・フレーム

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JP2001149171A true JP2001149171A (ja) 2001-06-05

Family

ID=18305453

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33710199A Pending JP2001149171A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 シート・バック・フレーム

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