JP4258477B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シートクッション下方に物品載置スペースが形成される車体構造に関する。
自動車(車両)の車体は、別途、機器を設置するためのスペースが用意されていない。
そのため、自動車に搭載される制御用の機器やユーザーが使用するツールなどは、パワーユニットやその他の車載機器を考慮して、車体に搭載する工夫が求められる。
そこで、自動車では、特許文献1に開示されているように、別途、シート装置のシートクッション下のフロアを加工して、フロア下面に収納スペースを確保する構造が提案されている。
実開平6−344955号公報
ところが、こうしたフロア下面に収納スペースを形成する構造は、自動車のフロア部分に特別な加工を施さないと、求められるスペースが確保できない。
このため、収納スペースの確保は、構造的にも、コスト的にもかなりの負担が強いられる。
そこで、負担が軽くてすむ構造として、シートクッション下方のフロア上面には、物品を載置するための物品載置スペースを確保しておき、シートクッション下面を凹ませて、フロア上面とシートクッション下面との間で、物品の収納が行えるようにした構造が提案されている。
しかしながら、同構造は、シートクッション下面を凹ませただけなので、シートクッションに大きな荷重が加わるような場合、シートクッションが撓んで、収納した物品を傷つけてしまうおそれがある。
そこで、本発明の目的は、床部分に特別な加工を施すことなく、シートクッションに作用する荷重から、シートクッション下方の物品載置スペースに収納された物品の保護ができる車体構造を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、シートクッション下方の床部分に形成した物品載置スペースを、断面凸状のカバー部材で、床部分との間で閉断面を形成するように覆い、シートクッションの下面を、当該カバー部材の形状に合わせた凹部とした。つまり、カバー部材により、物品載置スペースの収納物品が、シートクッションに作用する荷重から保護される構成とした。
本発明の車体構造は、物品載置スペースと、カバー部材とを具備する。物品載置スペースは、シート装置のシートクッション下方の床部分である台部の平坦な上面に形成する。カバー部材は、断面が上方に凸状となるハット形に折り曲げたパネル部材から形成する。このカバー部材は、パネル部材の前後の方向の両端部がそれぞれ床部分に結合されて物品載置スペースを覆い、パネル部材の凸状の部分が収納部となるように、この床部分との間に閉断面を形成する。そして、カバー部材に嵌り合うようカバー部材の形状に合わせた凹部をシートクッションの下面に形成し、シートクッションの凹部をカバー部材で支持するとともに、床部分となる台部の上面とシートクッションの下面の凹部との間に収納部を配置する車体構造とする。
らにシートクッションに加わる荷重に十分に耐えられるよう、カバー部材は、床部分に延設されるクロスメンバを介して床部分に結合される構成とした。
また、カバー部材自身が、車体剛性を向上させる部材として機能、さらにはシートクッションの座り心地を設定する設定手段として機能もするよう、カバー部材には、前方部を他の部分よりも高く隆起させ、後方部に行くにしたがって徐々に下がるように傾斜させた構成を採用した。
そして、リヤシートのシートクッション下方の床部分に物品載置スペースを形成するという特殊な構造下で物品載置スペースの収納物品の保護が行なえるよう、リヤシートのシートクッション下方に物品載置スペースを形成した構造に、カバー部材で収容物品を保護する技術を採用した。
発明によれば、断面凸状のカバー部材で、床部分の物品載置スペースを覆い、カバー部材の凸状部分が収納部となる構造を採用したことにより、構造的、コスト的な負担が大きい床部分の特別な加工を必要とせずに、シートクッションに作用する荷重から、物品載置スペースの収納物品を保護することができる。ートクッション下面に形成される凹部は、断面が上方に凸状となるハット形に折り曲げたパネル部材から形成されるカバー部材の形状に合わせてあるうえ、カバー部材は、床部分との間で閉断面を形成して取付けられるので、カバー部材で、高い強度(車体剛性)を確保しながら、シートクッションを確実に支持することができ、十分な物品の保護ができる。
また、床部分に延設されるクロスメンバを介してカバー部材を床部分に結合する車体構造によれば、シートクッションを介してカバー部材に作用する荷重を、クロスメンバから車体の骨格部材へ逃がすことができ、これにより、一層、優れた物品保護が期待できる。
また、前方部を他の部分よりも高く隆起させた車体構造によれば、カバー部材の形状から、床部分の車体剛性を向上させることができるうえ、シートクッションの座り心地の設定ができる。特にカバー部材の形状や大きさを変えて、シートクッションの各部の厚み寸法や形状を調整すると、座り心地(硬さ)を容易にコントロールすることができる。
さらに、この車体構造のシートクッションがリアシートのものである場合、リヤシートのシートクッション下方の床部分となる台部の平坦な上部とシートクッションとの間に物品載置スペースを形成するという特殊な構造下で、収納物品の保護を行なうことができる。
[一実施形態]
以下、本発明を図1〜図5に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1は、車両、例えば自動車の車室構造の側断面図を示していて、図中1は車体、2は同車体1の床部を形成するフロアパネルを示している。フロアパネル2のリヤ側は、図2および図3にも示されるように段状に隆起した台部3、同台部3から斜め上側に傾斜する傾斜部4を経て、車体1の後部へ水平方向に延びている。このフロアパネル2のうちの台部3および傾斜部4の上面部分から、リヤシート設置部5を形成している。
図2に示されるようにフロアパネル2の車幅方向両側は、一対のサイドフレーム7(車体前後方向に延びる部材)で支えられている。また台部3の角部3a内には、サイドフレーム7間に結合されたクロスメンバ8(車幅に延びる部材)が沿わせてある。
リヤシート設置部5には、図2にも示されるようにシート装置、例えばベンチ式のリヤシート10が取付けられる。リヤシート10は、台部3の上面および傾斜部4の下側に配置されるシートクッション11(例えばウレタンなどクッション部材で形成された本体部に表皮を設けた構造)と、傾斜部4の上段に固定されてシートクッション11の後部に配置されたシートバック12とを有して構成してある。シートクッション11は、例えば左右(車幅方向)両側にそれぞれ座面11a,11b(二人分)をもつ。このシートクッション11は、図1および図2に示されるように例えばシートクッション11の前部下端に有る係止部13が、台部3の上面と回動(前後)可能に係止されることにより固定してある。なお、14は、各係止部13と回動可能に係止する床部側のブラケットを示す(角部3aの上面に設置)。これにより、シートクッション11は、係止部13の回動点を支点として前起し可能に据え付けられる。このシートクッション11の各座面11a,11bに、図1中の二点鎖線に示されるようにそれぞれ乗員Aが着座される。一般的には、着座は、乗員Aの大腿部A1が座面11a,11bの前部に載り、乗員Aの臀部A2が座面11a,11bの後側に載る姿勢で行なわれる。
一方、図1および図2に示されるようにシートクッション11の下方の床部分である台部3の上面には、物品を載置するための物品載置スペース20が形成されている。具体的には、図3に示されるように物品載置スペース20は、座面11aから座面11bまでの台部3の上面部分に形成されている。またシートクッション11の下面のうち、物品載置スペース20と向き合う下面部分の全域には、凹部21が形成されていて、物品載置スペース20上に物品収納用の空間を確保している。この物品載置スペース20は、シートクッション11を前方へ起こす操作(図1中の矢印αで示すブラケット14を支点としたシートクッション11の前起し操作)にて、開放されるようになっている(開閉)。
図3に示されるように物品載置スペース20の片側、例えば座面11aの下側となる部位には、物品として、パンク修理キット22が設置され、残る座面11bの下側となる部位には、物品として、ECU23(制御機器)が設置されている。つまり、シートクッション11の凹部21内に車載物品を納めている。これで、シートクッション下方のデッドスペースに、各種の車載物品を収納させている。
図1〜図3に示されるように台部3の上面(シートクッション下方の床部分)には、カバー部材25,26が取付けられている。これらカバー部材25,26には、いずれも断面が凸状に形成された部材が用いてある。これらカバー部材25,26は、物品載置スペース20の各部を、上側からパンク修理キット22およびECU23と一緒に覆うように、台部3の上面(床部分)に配置させてある。そして、カバー部材25,26が、いずれも台部3の上面(床部分)との間で閉断面をなすように、台部3の上面に取付けてある。
具体的には、図1〜図3に示されるようにカバー部材25,26には、いずれも例えばハット形に折り曲げて断面凸状としたパネル部材31が用いられている。このパネル部材31が、物品載置スペース20の各部に、前後に向いた姿勢でそれぞれ配置され、パンク修理キット22やECU23を上側からそれぞれ覆っている。このパネル部材31の前後方向の両縁部が、それぞれ台部3(床部分)に結合されている。例えばパネル部材31の前・後側の縁部には、それぞれ固定座31a,31bが形成されている。そして、前側の固定座31aが、固定具、例えばボルト・ナット32により、台部3の上面(床部分)に着脱可能に結合され、後側の固定座31bが、固定具、例えばボルト・ナット34により、傾斜部4との境界をなす上面(床部分)に着脱可能に結合されている。こうした結合構造により、パネル部材31は、台部30との間で、高い剛性強度をもたらす閉断面構造を形成しながら、台部30の上面に固定させてある。なお、パネル部材31には、自身で高い剛性強度が確保されるよう、波形形状に成形した部材が用いてある。
シートクッション下面の凹部21は、このパネル部材31の形状と合うように形成されていて、パネル部材31(カバー部材25,26)自身の剛性強度、さらには閉断面がもたらす剛性強度により、シートクッション11に作用する荷重から、物品載置スペース20に納めた物品(パンク修理キット22やECU23)を保護する構造としている。特にパネル部材31(カバー部材25,26)は、シートクッション11の凹部21を下側から支えるように構成されている。
またパネル部材31(カバー部材25,26)に作用する荷重を分散させるために、パネル部材31(カバー部材25,26)の支持の仕方には工夫が施してある。具体的には、図1に示されるように該パネル部材31のうち、前側の縁部となる固定座31aは、床部分に延設されたクロスメンバ、例えば台部3の角部3a内を挿通しているクロスメンバ8を介して、台部3に結合してある。残る後側の縁部となる固定座31bは、図1〜図3に示されるように床部分に延設されたクロスメンバ、例えば車体1の傾斜部4の上面に設置されたクロスメンバ33を介して、台部3に結合されている。このクロスメンバ8,33を介在させた結合から、パネル部材31(カバー部材25,26)へ作用する荷重が、車体1の骨格部材(サイドフレーム7)へ分散される構造にしている(パネル部材31の負担:小)。なお、クロスメンバ33は、フロアパネル2の両側を通るサイドフレーム7に結合される部材である。
さらにパネル部材31(カバー部材25,26)には、パネル部材31自身がシートクッション11の座り心地を設定する手段を兼ねる工夫も施されている。
この点を説明すると、図1〜図3に示されるようにパネル部材31(カバー部材25,26)は、シートクッション11を下側から支える上面30の各部を起伏させて、通常時に求められる座り心地、ここでは各座面11a,11bの前部を、各座面11a,11bの後部側より硬くした座り心地(硬さ具合)を確保している。すなわち、シートクッション11の座面高さは、車両により定まる一定な規定値である。このため、パネル部材31(カバー部材25,26)の上面30の各部が座面11a,11bに接近する方向に隆起すれば、その部分では、座面11a,11bと上面部分との間の距離が短くなる。つまり、同部分におけるシートクッション11のクッション材の厚み寸法は、それにならって薄くなり、乗員Aの座り心地としては硬くなるという体感が生まれる。逆にパネル部材31(カバー部材25,26)の上面30の各部が下降し、座面11a,11bから遠ざかれば、その部分では、座面11a,11bと上面部分との間の距離が長くなる。つまり、同部分におけるシートクッション11のクッション材の厚み寸法は、それにならって厚くなり、乗員Aの座り心地としては軟らかくなるという体感が生まれる。
この挙動を利用して、標準的な座り心地を得るために、パネル部材31(カバー部材25,26)の上部のうち、座面11a,11bの前部(乗員の大腿部が載る部位)を支える前パネル部分35には、同パネル部分を他の部分より高く隆起させた受け部36が形成してある。なお、受け部36は、後側へ向かうにしたがい、若干、下っている。36aはその下り部分を示している。また座面11a,11bの後部(乗員の臀部が載る部位)を支える後パネル部分37は、下り部分36aから後部側へ向かうにしたがって急激に下降する斜面37aよりなる受け部38が形成されている。シートクッション11の凹部21は、こうしたパネル部材31(カバー部材25,26)の形状、すなわち前方部を他の部分よりも高く隆起させ、後方部にいくにしたがって徐々に下がる形状(傾斜)と嵌まり合うように形成されていて、シートクッション11に、例えば標準的な、前部は硬く、後部側は軟らかいという座り心地を確保している。
つまり、カバー部材25,26は、物品載置スペース20の保護、シートクッション11の支持部材を兼用するだけでなく、車体剛性(床部分)を向上させたり、シートクッション11の座り心地の設定も行なえる設定手段としての機能を兼ね備えさせてある。
このように構成されたシートクッション下方の構造によると、シートクッション下方の物品載置スペース20は、断面が凸状のカバー部材25,26で覆う(カバー部材の凸状部分が収納部となる構造)という、構造的、コスト的にも負担が強いられる床部分の特別な加工を必要としない構造で、物品載置スペース20の収納物品(パンク修理キット22やECU23)が保護できる。これにより、たとえシートクッション11に大きな荷重が作用しても、収納物品(パンク修理キット22やECU23)がシートクッション11の撓みにより、傷つけられることはなくなる。特にシートクッション11の凹部21はカバー部材25,26に合わせてあるうえ、カバー部材25,26は閉断面を形成しながら台部3に取付けてあるので、シートクッション11の支持は確実、さらには高い剛性強度(カバー部材25,26および台部3共)が確保でき、収納物品の保護には十分である。
しかも、カバー部材25,26の据え付けは、直接、台部3(床部分)に結合するのではなく、クロスメンバ8,33を介して、台部3(床部分)に結合させる構造を採用したので、カバー部材25,26に作用する荷重をクロスメンバ8,33から車体1の骨格部材へ逃がすことができ、カバー部材25,26の負担は軽くてすむ。
そのうえ、カバー部材25,26には、断面凸状としたパネル部材31の前後両縁部を台部3(床部分)に結合する構造が用いてあるので、収納物品の保護は簡単な構造ですむ。
また、カバー部材25,26は、シートクッション11の凹部21を支持する構造を採用したので、カバー部材25,26自身が、シートクッション11を支持する支持部材を兼ねることができ、その分、シートクッション11の支持構造が簡素化できる。
加えて、カバー部材25,26には、前方部を他の部分よりも高く隆起させ、後方部に行くにしたがって徐々に下がるように傾斜させた構造を採用したことで、シートクッション11の座り心地の設定ができる。
すなわち、今、標準的な、前部は硬く、後部側は軟らかいという座り心地が、図1に示されるようなカバー部材25,26の前方部を他の部分よりも高く隆起させ、後方部に行くにしたがって徐々に下がる傾斜により得られたとする(各座面11a,11bの下側のクッション材の厚みが、乗員Aの大腿部A1が載る座面11a,11bの前部で薄く、乗員Aの臀部A2が乗る座面11a,11bの後側で厚く調整)。
このとき、この標準的な座り心地より、硬い座り心地に調整するときは、例えば図4に示されるように受け部36の形状を、標準的な形状に比べ、例えば座面11a、11bの最前部と接近するよう、高く隆起した頂き部36bと、若干下る下り部分36aとを有した形状とし、受け部38の形状を、受け部36から下る斜面37aで形成し、それに合わせてシートクッション11の厚みや形状を調整(標準的な場合に比べ座面前部のクッション部分が小)することにより、硬めの座り心地に調整される。
また標準的な座り心地より、軟らかい座り心地に調整するときは、例えば図5に示されるように受け部36の形状を、標準的な形状に比べ、例えば座面11a,11bの前部から遠ざかるよう、低い隆起部36cと、若干下る下り部分36aとを有した形状とし、受け部38の形状を、受け部36から下る斜面37aで形成し、それに合わせてシートクッション11の厚みや形状を調整(標準的な場合に比べ座面前部のクッション部分が大)することにより、柔らかめの座り心地に調整される。
このようにカバー部材25,26の形状や大きさを変えることで、シートクッション11の厚みや形状の調整から、座り心地(硬さ)が設定されるから、容易に座り心地をコントールすることができる。しかも、カバー部材25,26の形状や大きさから、台部3(床部分)の剛性を向上させることができる。
特にリヤシート10の下方に物品載置スペース20を形成する特殊な車体構造でも、カバー部材25,26を用いる構造により、容易に、収納物品の保護、支持部材(シートクッション11)の兼用、車体剛性の向上、座り心地のコントロールなどができる。
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。例えば上述した一実施形態は、シートクッション下方の床部分の物品載置スペースに、パンク修理キットやECUを収容したが、これに限らず、他の物品でもよく、さらには収納容器でも構わない。また一実施形態では、リヤシート下に物品載置スペースを形成したが、フロントシート下に物品載置スペースを形成しても構わない。
本発明の一実施形態の要部となるシートクッション回りの車体構造を示す側断面図。 シートクッション下の、カバー部材で覆った床部分上の物品載置スペースを示す斜視図。 そのカバー部材を取外した状態を示す斜視図。 カバー部材によって、標準より、硬めに座り心地が設定されたときを示す側断面図。 カバー部材によって、標準より、軟らかめに座り心地が設定されたときを示す側断面図。
符号の説明
1…車体、2…フロアパネル、3…台部(床部分)、8,33…クロスメンバ、10…リヤシート、11…シートクッション、11a,11b…座面、20…物品載置スペース、21…凹部、25,26…カバー部材、31…パネル部材、31a,31b…固定座(前後両縁部)、A…乗員。

Claims (4)

  1. シート装置のシートクッション下方の床部分である台部の平坦な上面に形成された物品載置スペースと、
    断面が上方に凸状となるハット形に折り曲げたパネル部材から形成され、前記物品載置スペースを覆うとともに、前記パネル部材の前後方向の両端部がそれぞれ前記床部分に結合されて前記床部分とで閉断面を形成し、前記凸状の部分が収納部となるように設けられたカバー部材と、を具備し、
    前記カバー部材に嵌り合うよう前記カバー部材の形状に合わせた凹部を前記シートクッションの下面に形成し、前記カバー部材で前記凹部を支持するとともに、前記上面と前記凹部との間に前記収納部を配置したことを特徴とする車体構造。
  2. 前記カバー部材は、前記床部分に延設されるクロスメンバを介して前記床部分に結合されることを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記カバー部材は、前方部を他の部分よりも高く隆起させ、後方部に行くにしたがって徐々に下がるように傾斜させてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体構造。
  4. 前記シートクッションは、リヤシートのクッションであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の車体構造。
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