JP2001146277A - ペットボトル収納容器 - Google Patents
ペットボトル収納容器Info
- Publication number
- JP2001146277A JP2001146277A JP33296699A JP33296699A JP2001146277A JP 2001146277 A JP2001146277 A JP 2001146277A JP 33296699 A JP33296699 A JP 33296699A JP 33296699 A JP33296699 A JP 33296699A JP 2001146277 A JP2001146277 A JP 2001146277A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pet bottle
- case body
- housing container
- plastic bottle
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 結露によって手や机を濡らすことがなく、適
度な保冷機能を有することはもちろん、ペットボトルの
微妙な形状の変化にも対応できる安価なペットボトル収
納容器を提供すること。 【解決手段】 キャップ８が突出する状態でペットボト
ル７の周囲を被う筒状のケース体１と、ケース体１の上
下の開口を塞ぐ着脱可能な上蓋２及び底蓋３とから成
り、ケース体１の上側の開口４の周囲には断面が逆Ｕ字
状となった折り曲げ壁５が一体で成形してあり、該折り
曲げ壁５と底蓋３の内面側には弾性を有し且つ滑り難い
部材から成る圧接体６ａ，６ｂを備えることを特徴とす
る。
度な保冷機能を有することはもちろん、ペットボトルの
微妙な形状の変化にも対応できる安価なペットボトル収
納容器を提供すること。 【解決手段】 キャップ８が突出する状態でペットボト
ル７の周囲を被う筒状のケース体１と、ケース体１の上
下の開口を塞ぐ着脱可能な上蓋２及び底蓋３とから成
り、ケース体１の上側の開口４の周囲には断面が逆Ｕ字
状となった折り曲げ壁５が一体で成形してあり、該折り
曲げ壁５と底蓋３の内面側には弾性を有し且つ滑り難い
部材から成る圧接体６ａ，６ｂを備えることを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は清涼飲料等の入った
ペットボトルを収納する容器に関する。
ペットボトルを収納する容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、店頭において小売りされる清涼飲
料の包装形態は従来のびんや缶に代わってペットボトル
が主流となっている。ペットボトルは冷蔵庫で保管する
１リットル以上入る大容量のものばかりではなく、短時
間で飲み干すことを前提とした５００ｍｌの容器にも採
用されている。５００ｍｌという量は、一気に飲み干す
には多すぎる量であって、しばらくの間手元に置いて何
度かに分けて飲むことになる。
料の包装形態は従来のびんや缶に代わってペットボトル
が主流となっている。ペットボトルは冷蔵庫で保管する
１リットル以上入る大容量のものばかりではなく、短時
間で飲み干すことを前提とした５００ｍｌの容器にも採
用されている。５００ｍｌという量は、一気に飲み干す
には多すぎる量であって、しばらくの間手元に置いて何
度かに分けて飲むことになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ペットボトルの表面に
は、冷たい清涼飲料が入っている関係上結露が発生する
のは避けられない。よってペットボトルを直接手で持て
ば手が濡れるし、机の上に置けば机が濡れてしまう。ま
た手で直接ペットボトルを持つと、体温によって清涼飲
料がぬるくなるのを早めるといった問題があった。
は、冷たい清涼飲料が入っている関係上結露が発生する
のは避けられない。よってペットボトルを直接手で持て
ば手が濡れるし、机の上に置けば机が濡れてしまう。ま
た手で直接ペットボトルを持つと、体温によって清涼飲
料がぬるくなるのを早めるといった問題があった。
【０００４】こうした不都合を解消することを目的とし
てこれまでにもペットボトルを収納する容器はいくつも
出願されている。そうした容器ではペットボトルのキャ
ップを開ける時のために、ペットボトルが容器の中で空
回りしないように保持する必要があって、構造が複雑と
なり安価に提供することができず、広く普及するには至
っていない。しかもペットボトルの形は、同じ容量のも
のでもかなり違いがあって、すべてのペットボトルに対
応できないものであった。
てこれまでにもペットボトルを収納する容器はいくつも
出願されている。そうした容器ではペットボトルのキャ
ップを開ける時のために、ペットボトルが容器の中で空
回りしないように保持する必要があって、構造が複雑と
なり安価に提供することができず、広く普及するには至
っていない。しかもペットボトルの形は、同じ容量のも
のでもかなり違いがあって、すべてのペットボトルに対
応できないものであった。
【０００５】本発明はこうした実情に鑑みて成されたも
のであって、結露によって手や机を濡らすことがなく、
適度な保冷機能を有することはもちろん、ペットボトル
の微妙な形状の変化にも対応できる安価なペットボトル
収納容器を提供することを目的とする。
のであって、結露によって手や机を濡らすことがなく、
適度な保冷機能を有することはもちろん、ペットボトル
の微妙な形状の変化にも対応できる安価なペットボトル
収納容器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに本発明によるペットボトル収納容器は、キャップが
突出する状態でペットボトルの周囲を被う筒状のケース
体と、ケース体の上下の開口を塞ぐ着脱可能な上蓋及び
底蓋とから成り、ケース体の上側の開口の周囲には断面
が逆Ｕ字状となった折り曲げ壁が一体で成形してあり、
該折り曲げ壁と底蓋の内面側には弾性を有し且つ滑り難
い部材から成る圧接体を備えることを特徴とする。
めに本発明によるペットボトル収納容器は、キャップが
突出する状態でペットボトルの周囲を被う筒状のケース
体と、ケース体の上下の開口を塞ぐ着脱可能な上蓋及び
底蓋とから成り、ケース体の上側の開口の周囲には断面
が逆Ｕ字状となった折り曲げ壁が一体で成形してあり、
該折り曲げ壁と底蓋の内面側には弾性を有し且つ滑り難
い部材から成る圧接体を備えることを特徴とする。
【０００７】このように構成されたペットボトル収納容
器では、底蓋を外した状態でペットボトルをケース体に
底の方から装填した後、底蓋を取り付ければ、ペットボ
トルは圧接体によって上下から保持され、容器内での移
動及び回動が拘束される。よって、ペットボトルのキャ
ップを外す際にペットボトルが空回りすることなく簡単
に外せる。また、圧接体は弾性を有するのでペットボト
ルの形状の違いを問題にしない。
器では、底蓋を外した状態でペットボトルをケース体に
底の方から装填した後、底蓋を取り付ければ、ペットボ
トルは圧接体によって上下から保持され、容器内での移
動及び回動が拘束される。よって、ペットボトルのキャ
ップを外す際にペットボトルが空回りすることなく簡単
に外せる。また、圧接体は弾性を有するのでペットボト
ルの形状の違いを問題にしない。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明のペットボトル収納容器
は、図１と図２に示すように、大まかには筒状のケース
体１と、その上下にそれぞれ取り付けられる上蓋２及び
底蓋３とによって構成される。
に基づいて説明する。本発明のペットボトル収納容器
は、図１と図２に示すように、大まかには筒状のケース
体１と、その上下にそれぞれ取り付けられる上蓋２及び
底蓋３とによって構成される。
【０００９】ケース体１は円筒型であって、その内径は
ペットボトル７の形状が円柱型と角柱型のいずれであっ
ても余裕をもって収まる大きさになっている。ケース体
１の下端側はすっきりと開放され、一方上端側はペット
ボトル７のキャップ８のみが飛び出すような開口４とな
っていて、断面が逆Ｕ字状となった折り曲げ壁５がその
開口４の周囲を取り巻く形で形成され、側壁９に連続す
る形となっている。折り曲げ壁５の内面側にはゴムを使
用したリング状の圧接体６ａが嵌め込まれる。また、折
り曲げ壁５の外周には溝１０が螺旋を描く形で設けてあ
る。さらに側壁９上端部の向かい合う二箇所に、他より
肉厚に形成された部分があり、そこには通し穴１１，１
１があけてあり、その通し穴１１，１１には線材を折り
曲げて形成したリング１２，１２が通され、さらにその
リング１２，１２は吊り下げ紐１３で繋がれている。
ペットボトル７の形状が円柱型と角柱型のいずれであっ
ても余裕をもって収まる大きさになっている。ケース体
１の下端側はすっきりと開放され、一方上端側はペット
ボトル７のキャップ８のみが飛び出すような開口４とな
っていて、断面が逆Ｕ字状となった折り曲げ壁５がその
開口４の周囲を取り巻く形で形成され、側壁９に連続す
る形となっている。折り曲げ壁５の内面側にはゴムを使
用したリング状の圧接体６ａが嵌め込まれる。また、折
り曲げ壁５の外周には溝１０が螺旋を描く形で設けてあ
る。さらに側壁９上端部の向かい合う二箇所に、他より
肉厚に形成された部分があり、そこには通し穴１１，１
１があけてあり、その通し穴１１，１１には線材を折り
曲げて形成したリング１２，１２が通され、さらにその
リング１２，１２は吊り下げ紐１３で繋がれている。
【００１０】上蓋２はケース体１の上面を被うカップ状
のものであって、下部内面側には前記ケース体１の溝１
０に対応した螺旋形の凸条１４が設けてあり、これによ
って上蓋２は回転させることでケース体１に着脱自在と
なっている。
のものであって、下部内面側には前記ケース体１の溝１
０に対応した螺旋形の凸条１４が設けてあり、これによ
って上蓋２は回転させることでケース体１に着脱自在と
なっている。
【００１１】連結リング１５はケース体１と底蓋３を繋
ぐものであって、いったんケース体１の下端に嵌め込め
ば内面側の係止溝１６がケース体側壁９の外周に設けた
凸条１７に係止するので離脱不能となる。底蓋３は連結
リング１５の下端側にヒンジ１８によって連結されてい
るので、扉のように開け閉めでき、ヒンジ１８の反対側
に延設した係止片１９を連結リング１５の対応部位に設
けたボス２０に引っ掛けることで底蓋３を閉じた状態に
維持できる。また、底蓋３の内面側にもゴムを使用した
円柱状の圧接体６ｂが固着してある。
ぐものであって、いったんケース体１の下端に嵌め込め
ば内面側の係止溝１６がケース体側壁９の外周に設けた
凸条１７に係止するので離脱不能となる。底蓋３は連結
リング１５の下端側にヒンジ１８によって連結されてい
るので、扉のように開け閉めでき、ヒンジ１８の反対側
に延設した係止片１９を連結リング１５の対応部位に設
けたボス２０に引っ掛けることで底蓋３を閉じた状態に
維持できる。また、底蓋３の内面側にもゴムを使用した
円柱状の圧接体６ｂが固着してある。
【００１２】以上の構成となったペットボトル収納容器
は、底蓋３を開いてペットボトル７をキャップ８を上に
して装填し、その後底蓋３を閉じれば、図１に示すよう
にキャップ８がケース体１から顔を出し、上下の圧接体
６ａ，６ｂがペットボトル７の傾斜面と底面とにそれぞ
れ圧接し、ペットボトル７を上下から挟むようにして保
持する。ペットボトル７の周壁とケース体１の内面との
間には常に一定の隙間が保たれる。
は、底蓋３を開いてペットボトル７をキャップ８を上に
して装填し、その後底蓋３を閉じれば、図１に示すよう
にキャップ８がケース体１から顔を出し、上下の圧接体
６ａ，６ｂがペットボトル７の傾斜面と底面とにそれぞ
れ圧接し、ペットボトル７を上下から挟むようにして保
持する。ペットボトル７の周壁とケース体１の内面との
間には常に一定の隙間が保たれる。
【００１３】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明によるペットボ
トル収納容器は、弾性を有し且つ滑り難い部材からなる
圧接体によって、ペットボトルを上下から挟むようにし
て保持するのでキャップを開けるときにペットボトルが
空回りすることもなく、ペットボトルの形状の違いにも
対応できる。また、ペットボトルの周壁とケース体の内
面との間の空気の層が断熱層となることと、体温が直接
伝わらないことから、とくに保冷材を備えていなくても
３０分程度は十分な保冷効果が得られる。このように本
容器は利便性に非常に優れるものでありながらも、部品
点数が少なく簡潔な構成となっているので安価に提供す
ることができ、よって広く一般に普及することが期待で
きる。
トル収納容器は、弾性を有し且つ滑り難い部材からなる
圧接体によって、ペットボトルを上下から挟むようにし
て保持するのでキャップを開けるときにペットボトルが
空回りすることもなく、ペットボトルの形状の違いにも
対応できる。また、ペットボトルの周壁とケース体の内
面との間の空気の層が断熱層となることと、体温が直接
伝わらないことから、とくに保冷材を備えていなくても
３０分程度は十分な保冷効果が得られる。このように本
容器は利便性に非常に優れるものでありながらも、部品
点数が少なく簡潔な構成となっているので安価に提供す
ることができ、よって広く一般に普及することが期待で
きる。
【図１】本発明のペットボトル収納容器の実施形態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図２】本発明のペットボトル収納容器を分解した状態
での縦断面図である。
での縦断面図である。
１ ケース体 ２ 上蓋 ３ 底蓋 ４ 開口（上） ５ 折り曲げ壁 ６ａ，６ｂ 圧接体 ７ ペットボトル ８ キャップ
Claims (1)
- 【請求項１】 キャップ（８）が突出する状態でペット
ボトル（７）の周囲を被う筒状のケース体（１）と、ケ
ース体（１）の上下の開口を塞ぐ着脱可能な上蓋（２）
及び底蓋（３）とから成り、ケース体（１）の上側の開
口（４）の周囲には断面が逆Ｕ字状となった折り曲げ壁
（５）が一体で成形してあり、該折り曲げ壁（５）と底
蓋（３）の内面側には弾性を有し且つ滑り難い部材から
成る圧接体（６ａ，６ｂ）を備えることを特徴とするペ
ットボトル収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33296699A JP2001146277A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | ペットボトル収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33296699A JP2001146277A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | ペットボトル収納容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001146277A true JP2001146277A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18260818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33296699A Pending JP2001146277A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | ペットボトル収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001146277A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004217275A (ja) * | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Thermos Kk | 飲料容器収納用断熱容器 |
| JP2007045440A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Credere:Kk | 携帯用飲料容器収納具 |
| JP6149184B1 (ja) * | 2016-07-07 | 2017-06-21 | 央 軽部 | 飲料容器保温具 |
| KR101783025B1 (ko) * | 2015-11-24 | 2017-09-29 | 최상돈 | 음료수병 보온 용기 |
| CN109414138A (zh) * | 2016-05-03 | 2019-03-01 | Pi-设计公开股份公司 | 用于储存可饮用液体的双壁器皿 |
-
1999
- 1999-11-24 JP JP33296699A patent/JP2001146277A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004217275A (ja) * | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Thermos Kk | 飲料容器収納用断熱容器 |
| JP2007045440A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Credere:Kk | 携帯用飲料容器収納具 |
| JP4549257B2 (ja) * | 2005-08-09 | 2010-09-22 | 株式会社クレーデレ | 携帯用飲料容器収納具 |
| KR101783025B1 (ko) * | 2015-11-24 | 2017-09-29 | 최상돈 | 음료수병 보온 용기 |
| CN109414138A (zh) * | 2016-05-03 | 2019-03-01 | Pi-设计公开股份公司 | 用于储存可饮用液体的双壁器皿 |
| JP2019521917A (ja) * | 2016-05-03 | 2019-08-08 | ピーアイ デザイン アーゲー | 飲用液を保存するための二重壁ポット |
| JP2021165175A (ja) * | 2016-05-03 | 2021-10-14 | ピーアイ デザイン アーゲー | 飲用液を保存するための二重壁ポット |
| JP7174813B2 (ja) | 2016-05-03 | 2022-11-17 | ピーアイ デザイン アーゲー | 飲用液を保存するための二重壁ポット |
| JP6149184B1 (ja) * | 2016-07-07 | 2017-06-21 | 央 軽部 | 飲料容器保温具 |
| JP2018000773A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | 央 軽部 | 飲料容器保温具 |
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