JP2001146213A - 袋結束機における送りユニットの送り停止機構 - Google Patents
袋結束機における送りユニットの送り停止機構Info
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Abstract
ユニット11の送りを停止させる送り停止機構。 【解決手段】ハンドル操作による送り手段10の往動に
連動して、送りユニット11の先端を結束部25に送っ
て交差手段を作動させ、さらにかしめ機構29を作動さ
せる袋結束機において、送り手段10には、その移動方
向と直交する方向と送り側に傾く方向とを向くように回
動可能なリンク22を配置し、このリンク22の先端を
長溝23に係合させ、リンク22を送り側に傾く方向を
向くようにバネ24により付勢して、送り手段10が移
動するときにリンク22が長溝23の縁を押してキャリ
ア14を移動させ、送り手段10の移動中にキャリア1
4が所定の位置で停止したときは、リンク22の先端を
バネ24に抗して長溝23に沿って移動しながら送り手
段の移動方向と直交する方向に回動させる。
Description
ける送りユニットの送り停止機構に関する。
を結束部に移動配置した後、合成樹脂製の門形クリップ
を結束部に送り込み、クリップの両側の脚片を交差さ
せ、さらに交差部をかしめることにより袋口を結束する
ものが知られている。そして、最近は従来の電動モータ
によって作動させる方式のものに代わって、手動による
ハンドル操作によってクリップ送り、脚片交差、かしめ
という3つの動作を行なわせる手動式袋結束機が提案さ
れている。これは、送りユニットとかしめユニットとを
別個に設け、送りユニットにクリップを保持させるとと
もに、ハンドル操作によって移動する送り手段を設け、
送り手段の移動の前半で送りユニットを移動させてクリ
ップの送りと脚片の交差とを行なわせ、後半の移動でか
しめユニットを作動させるものである。ハンドルを一方
向に往動させるときに上記3動作が順次行なわれ、ハン
ドルを逆方向に復動させることにより、逆の動作が行な
われて初期位置に復帰させるように構成されている。
トはクリップの脚片を交差させた後は停止している必要
がある。しかし、送りユニットの送り手段はかしめユニ
ットを作動させるためにさらに移動しなければならな
い。
によって送り手段の移動を継続させると同時に送りユニ
ットの送りを停止させることができる袋結束機における
送りユニットの送り停止機構を提供することをその課題
とする。
め、本発明に係る袋結束機における送りユニットの送り
停止機構は、袋の口部を案内する案内通路の先端に設け
られた結束部を挟んでその一方に、門形の結束用クリッ
プを保持してこのクリップの脚片を袋の口部を内側に取
り込むようにして交差させる交差手段を有する送りユニ
ットを設けるとともに、送りユニットを搭載したキャリ
アを送り手段によってクリップの送り方向に移動させ、
移動時に上記交差手段を作動させるとともに、送り手段
の移動の途中でキャリアの送り作動を停止する袋結束機
における送りユニットの送り停止機構であって、上記送
り手段には、その移動方向と直交する方向と送り側に傾
く方向とを向くように回動可能なリンクを配置し、この
リンクの先端を上記キャリアに上記移動方向と直交する
方向に形成した長溝に係合し、上記リンクを送り側に傾
く方向を向くようにバネ付勢して、送り手段が移動する
ときに上記リンクが長溝の縁を押してキャリアを移動さ
せ、送り手段の移動中にキャリアが所定の位置で停止し
たときは、上記リンクの先端を上記バネに抗して上記長
溝に沿って移動しながら上記送り手段の移動方向と直交
する方向に回動させることを特徴とする。
機の概要を示す側面図、図2はその平面図である。符号
1はベース、2は支柱、3は結束機本体、4はハンドル
を示す。ハンドル4の基端は支柱2に設けられた回動軸
5に支持され、回動軸5には第1のリンク6が固定さ
れ、さらに第1のリンク6はY字形に連結されたリンク
7に連結されている。Y字形リンク7の二股部分の一方
の端部8は支柱2に固定され、他方の端部9は送り手段
10に連結されている。また、ハンドル4は回動軸5に
設けられた捩りコイルバネにより常時図1に実線で示す
初期位置にあるように付勢している。
設けられた送りバー10bとから構成され、結束機本体
3に一定の範囲で前後に移動可能に設けられている。送
り板10a上には板状のキャリア14が一定の範囲で前
後方向に移動可能に配置されている。キャリア14の後
端には外方に突出する突片12が形成され、キャリア1
4は図2に示す初期位置と上記突片12がガイドレール
13の後端部に係合する位置(図3の位置)との間を前
進後退することができるように設けられている。
に、上記送り手段10には、その移動方向と直交する方
向と送り側に傾く方向とを向くように支軸21を中心に
回動可能なリンク22を配置し、このリンク22の先端
に設けたローラ22aをキャリア14に形成した長溝2
3に係合させている。長溝23はキャリア14の移動方
向と直交する方向に形成されている。そして、上記リン
ク22を送り側に傾く方向を向くようにバネ24により
付勢している。これにより、送り手段10が移動すると
きに上記リンク22が長溝23の縁23aを押してキャ
リア14を移動させ、キャリア14が所定の位置で停止
したときは、上記リンク22を上記バネ24に抗して回
動しながら上記長溝23に沿って上記移動方向と直交す
る方向に移動させるように構成されている。
1が搭載されている。送りユニット11はクリップの保
持部11aと交差用作動リンク支持部11bと後端部1
1cと作動プレート18とを含む。保持部11aは図3
に示されるように、連結クリップの先頭のクリップaの
脚片15を保持するように形成されている。交差用作動
リンク支持部11bには作動リンク17が回動自在に支
持され、この作動リンク17は作動プレート18に軸着
された1対のL字形リンク20と連結して交差手段16
を構成している。作動プレート18は送りユニット11
の他の部材とは異なる範囲と異なるタイミングで送り手
段10と連動するように構成されている。なお、作動リ
ンク17の先端のピンはクリップaの脚片15の係合孔
36(図7参照)に係合するように形成されている。な
お、作動プレート18は送りユニット11の前進が停止
した後に送り手段10に係合してL字形リンク20を作
動させるように構成されている。
されるように、多数の門形の結束用クリップaをテープ
状に連結した連結クリップが使用される。ただし、本実
施態様においては、その一部のみを示した。
内する案内通路31が形成され、その先端には結束部2
5が設けられている。
11の反対側にはかしめユニット26が設けられてい
る。このかしめユニット26は、特願平11ー0674
52号の図3に示されたドライバプレート27に設けら
れたローラ38が結束部25側に移動することにより交
差されたクリップaの脚片15の先端をかしめるもの
で、かしめた後は図6のようになるのであるが、かしめ
機構の説明はここでは省略する。
8を介してかしめ機構29に連結されている。すなわ
ち、送り手段10の側部に一体に設けられた送りバー1
0bの両端には凸部30a、30bが形成されている。
また、上記送りバー10bの側部には下向きに開口する
門形の作動バー28が送り手段10と平行に移動可能に
設けられている。作動バー28の一方の脚部32は切欠
きされ、この切欠き部33の間に上記送りバー10bの
前側の凸部30bが係合可能に進入している。さらに、
作動バー28の前端部と上記ドライバプレート27とは
リンク34で連結されている。リンク34の中央部は支
軸35によって回転自在に支持されている。
いて説明すると、図2に示したように結束機本体3の案
内通路31から結束部25に野菜やパンなどを収納した
袋bの口部Mを挿入した後、ハンドル4を一方向に回動
操作して送り手段10を移動させると、送り手段10に
設けられたリンク22がキャリア14の長溝23の縁を
押して送りユニット11を前進させ、その先端の保持部
11aに保持されたクリップaは結束部25に送り込ま
れる。キャリア14が一定の範囲だけ移動すると図3及
び図4(b) に示すようにキャリア14の突片12はガイ
ドレール13の後端部に係合するから、キャリア14は
停止し、送りユニット11も前進を停止する。さらにハ
ンドル4を回し続けると、送り手段10は前進し、これ
に伴って作動プレート18も前進するので、交差手段1
6を作動させる。すなわち、作動プレート18がL字形
リンク20を押して作動リンク17の先端を近接するよ
うに作動させるので、作動リンク17のピンがクリップ
aの脚片15を交差させる。作動プレート18の両側突
片19はガイドレール13の係合突部37に係合し、そ
れ以上は前進しない。
動を停止するにも拘らず、送り手段10は移動し続ける
ときは、図4(c) に示されるように、上記リンク22は
上記バネ24に抗して上記長溝23に沿って移動しなが
ら上記送り手段10の移動方向と直交する方向に回動す
る。
5を交差させるための動作が行なわれる直前に、送り手
段10の送りバー10bの後端凸部30aが作動バー2
8の脚部32の後端に係合するので、送り手段10の前
進移動に連動して作動バー28が前進作動する。これに
より、図4(c) 及び図5に示すようにリンク34が支軸
35を中心にして揺動するから、かしめユニット26の
ドライバプレート27を逆方向に移動させるので、かし
め機構29が作動し、交差した脚片15がかしめられ、
ハンドル4の作動も停止する。
に回転させると、送り手段10も後退移動するので、上
述とは逆に作動プレート18が交差手段16を解除作動
させ、さらに送りユニット11を結束部25から退避動
させて図2に示すように元の位置に復帰移動させる。そ
の途中で送り手段10の送りバー10bの前端の凸部3
0bが作動バー28の脚部32に係合するので、作動バ
ー28が作動してかしめ機構29を解除させる。そし
て、図4(a) に示すように、送り手段10の後退移動に
伴ってリンク22はバネ24によりキャリア14の長溝
23に沿って戻り方向に移動し、初期位置に復帰する。
結束が終了した袋bは案内通路31から排出すればよ
い。図6はクリップaにより袋口Mが結束された状態の
袋bを示す。39はかしめ部である。
溝23とバネ24から構成される簡単な構造によって、
送り手段10の移動を継続させると同時に送りユニット
11の送りを確実に停止させることができる。したがっ
て、コストも低く抑えることができる。
図
示す平面図
り停止機構の作動態様説明図
す平面図
Claims (1)
- 【請求項1】 袋の口部を案内する案内通路の先端に設
けられた結束部を挟んでその一方に、門形の結束用クリ
ップを保持してこのクリップの脚片を袋の口部を内側に
取り込むようにして交差させる交差手段を有する送りユ
ニットを設けるとともに、送りユニットを搭載したキャ
リアを送り手段によってクリップの送り方向に移動さ
せ、移動時に上記交差手段を作動させるとともに、送り
手段の移動の途中でキャリアの送り作動を停止する袋結
束機における送りユニットの送り停止機構であって、 上記送り手段には、その移動方向と直交する方向と送り
側に傾く方向とを向くように回動可能なリンクを配置
し、このリンクの先端を上記キャリアに上記移動方向と
直交する方向に形成した長溝に係合し、上記リンクを送
り側に傾く方向を向くようにバネ付勢して、送り手段が
移動するときに上記リンクが長溝の縁を押してキャリア
を移動させ、送り手段の移動中にキャリアが所定の位置
で停止したときは、上記リンクの先端を上記バネに抗し
て上記長溝に沿って移動しながら上記送り手段の移動方
向と直交する方向に回動させることを特徴とする袋結束
機における送りユニットの送り停止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32749799A JP4078772B2 (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 袋結束機における送りユニットの送り停止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32749799A JP4078772B2 (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 袋結束機における送りユニットの送り停止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001146213A true JP2001146213A (ja) | 2001-05-29 |
JP4078772B2 JP4078772B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=18199819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32749799A Expired - Lifetime JP4078772B2 (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 袋結束機における送りユニットの送り停止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4078772B2 (ja) |
-
1999
- 1999-11-17 JP JP32749799A patent/JP4078772B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4078772B2 (ja) | 2008-04-23 |
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