JP2001145167A - 情報通信端末 - Google Patents

情報通信端末

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JP2001145167A
JP2001145167A JP32823599A JP32823599A JP2001145167A JP 2001145167 A JP2001145167 A JP 2001145167A JP 32823599 A JP32823599 A JP 32823599A JP 32823599 A JP32823599 A JP 32823599A JP 2001145167 A JP2001145167 A JP 2001145167A
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JP32823599A
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Toshikazu Kaneko
俊和 金子
Masayuki Miyake
正之 三宅
Mayumi Okumura
眞弓 奥村
Tadashi Oya
直史 大矢
Takeshi Yamamoto
武史 山本
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MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ再生機能を有する情報通信端末で
あって、コンテンツの再生と通信機能とを組み合わせる
ことによる使い勝手の低下を防止し、または、コンテン
ツの再生内容を通信内容と組み合わせて送信することが
可能なものを実現する。 【解決手段】 制御機能ブロック4において通信機能ブ
ロック1とコンテンツ再生機能ブロック2とを関連付け
て制御する。すなわち、コンテンツ再生機能ブロック2
への制御情報を、入力メディア6からの入力情報により
規定するだけではなく、通信機能ブロック1からの受信
情報に基づいて加工する。そうすれば、例えば、コンテ
ンツの再生中に着信があったとき、コンテンツの音量を
下げたり再生を一時停止したりする対応を自動的に行わ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声や画像等の
情報を送受信する情報通信端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、パーソナルコンピュータや携帯電
話、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報通
信端末の発展が著しい。例えば、戸外で動画像をも送受
信することが可能な携帯電話やウェアラブルコンピュー
タなどが開発されつつある。
【0003】さて、このような情報通信端末のうち、音
楽や画像等の情報(以下、コンテンツと称する)の再生
機能を有する情報通信端末が存在する。DVD−ROM
装備のパソコン等がその代表例であるが、その他にも例
えばMP3プレーヤ等の音楽再生装置と携帯電話とを組
み合わせたものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコンテ
ンツ再生機能付き情報通信端末は、単純にコンテンツ再
生装置と情報通信端末とを組み合わせたに過ぎないもの
であり、双方を組み合わせることによる使い勝手の低下
が考慮されていなかった。例えば、上記の音楽再生装置
と携帯電話とを組み合わせた端末を用いる場合、コンテ
ンツの再生中に着信があったときは、コンテンツの再生
を一時停止して通信に切り替えるなどの煩わしい操作が
必要であった。
【0005】また、コンテンツの再生と通信機能とを同
時に行わせて、コンテンツの再生内容を通信内容と組み
合わせて送信することも困難であった。
【0006】本発明は以上の課題を解決するためになさ
れたものであり、コンテンツ再生機能を有する情報通信
端末であって、コンテンツの再生と通信機能とを組み合
わせることによる使い勝手の低下を防止し、または、コ
ンテンツの再生内容を通信内容と組み合わせて送信する
ことが可能なものを実現する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、コンテンツを再生する再生手段と、送
信情報および受信情報を通信回線を介して通信する通信
手段と、前記送信情報および前記再生手段を制御する制
御情報を規定する入力情報を与える入力手段と、前記受
信情報および前記再生手段から出力される前記コンテン
ツの再生情報により規定される出力情報が与えられる出
力手段と、前記入力情報、前記受信情報および前記再生
情報が入力され、前記出力情報、前記送信情報および前
記制御情報を出力し、前記制御情報を前記受信情報に基
づいて加工して前記再生手段に与え、または、前記送信
情報を前記再生情報に基づいて加工して前記通信手段に
与える制御手段とを備える情報通信端末である。
【0008】この発明のうち請求項2にかかるものは、
請求項1記載の情報通信端末であって、前記再生情報が
音声情報を含み、前記制御手段は、前記制御情報を、前
記通信手段に前記受信情報の着信があった場合に前記再
生手段における音量を下げる命令として加工する。
【0009】この発明のうち請求項3にかかるものは、
請求項1記載の情報通信端末であって、前記制御手段
は、前記制御情報を、前記通信手段に前記受信情報の着
信があった場合に前記再生手段における前記コンテンツ
の前記再生を一時停止する命令として加工する。
【0010】この発明のうち請求項4にかかるものは、
請求項1記載の情報通信端末であって、前記再生手段は
記憶手段を備え、前記制御手段は、前記制御情報を、前
記受信情報の着信が存する間に進行した前記コンテンツ
の再生情報を前記記憶手段に記憶させる命令として加工
する。
【0011】この発明のうち請求項5にかかるものは、
請求項1記載の情報通信端末であって、前記再生情報お
よび前記受信情報が音声情報を含み、前記制御手段は、
前記再生情報および前記受信情報に応じて、前記出力情
報の周波数特性を変化させる。
【0012】この発明のうち請求項6にかかるものは、
請求項1記載の情報通信端末であって、前記制御手段
は、前記再生情報と前記送信情報とを混合する命令とし
て前記制御情報を加工する。
【0013】この発明のうち請求項7にかかるものは、
ステレオ音声情報を含むコンテンツを再生する再生手段
と、送信情報および受信情報を通信回線を介して通信す
る通信手段と、前記送信情報を入力するための入力手段
と、前記受信情報および前記再生手段から出力される前
記コンテンツの再生情報を出力する出力手段と、前記受
信情報の着信がある間は、前記再生情報のうち前記ステ
レオ音声情報の一方のチャネルを前記受信情報に置き換
え、他方のチャネルを前記ステレオ音声情報をモノラル
化した音声情報に置き換える制御手段とを備える情報通
信端末である。
【0014】この発明のうち請求項8にかかるものは、
請求項1記載の情報通信端末であって、前記制御手段
は、前記コンテンツの再生中に前記受信情報の着信があ
った場合に、前記出力情報に着信を知らせる着信情報を
含ませる。
【0015】この発明のうち請求項9にかかるものは、
請求項8記載の情報通信端末であって、前記制御手段は
音声合成手段をさらに備え、前記着信情報は合成された
音声から構成される。
【0016】この発明のうち請求項10にかかるもの
は、請求項9記載の情報通信端末であって、前記受信情
報はテキスト情報を含み、前記音声合成手段は、前記テ
キスト情報を得て、前記テキスト情報を合成された音声
に変換して出力する。
【0017】この発明のうち請求項11にかかるもの
は、請求項10記載の情報通信端末であって、前記再生
情報は音楽を含み、前記制御手段は、前記音楽のテンポ
を抽出して、前記テンポに対応したクロックを発生させ
るクロック生成手段をさらに備え、前記クロック生成手
段は、前記音声合成手段の出力を前記クロックに同期し
て出力する。
【0018】この発明のうち請求項12にかかるもの
は、請求項10記載の情報通信端末であって、前記制御
手段は、前記音楽のメロディの音程を抽出し、前記音声
合成手段の出力の音程を前記メロディの音程に合致する
よう補正して出力する音程変換手段をさらに備える。
【0019】この発明のうち請求項13にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記コンテ
ンツおよび前記再生手段における前記コンテンツの再生
処理アルゴリズムは、前記受信情報または前記送信情報
に含まれて通信され、通信された前記再生処理アルゴリ
ズムは、通信先の前記再生手段において、通信された前
記コンテンツの再生に用いられる。
【0020】この発明のうち請求項14にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記入力情
報が音声による命令を含み、前記制御手段は、前記命令
を認識する音声認識手段をさらに備え、前記音声認識手
段において認識された前記命令に基づいて前記制御情報
が決定される。
【0021】この発明のうち請求項15にかかるもの
は、請求項14記載の情報通信端末であって、前記受信
情報が音声情報を含み、前記制御手段は、送信者に関す
る情報を記憶した電話帳データベースをさらに備え、前
記送信者に関する情報が前記送信者の音声を含み、前記
音声認識手段において、前記受信情報のうちの前記音声
情報と前記電話帳データベースが記憶した前記送信者の
前記音声とを比較して一致するかどうか判別する。
【0022】この発明のうち請求項16にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記制御手
段は、前記受信情報の着信があったときに着信メロディ
を生成する着信音生成手段と、送信者に関する情報を記
憶した電話帳データベースとをさらに備え、前記送信者
に関する情報が、前記送信者ごとに割り当てられた前記
着信メロディの音色の情報を含み、前記着信音生成手段
が、前記着信メロディの前記音色の情報に基づき、前記
送信者に応じて前記着信メロディの前記音色を変化させ
て前記着信メロディを生成する。
【0023】この発明のうち請求項17にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記制御手
段は、前記受信情報の着信があったときに着信メロディ
を生成する着信音生成手段をさらに備え、前記入力手段
が、使用者の周囲の環境の音の情報をさらに与え、前記
着信音生成手段が、前記使用者の周囲の環境の音の情報
に基づいて、前記着信メロディの音量を変化させて前記
着信メロディを生成する。
【0024】この発明のうち請求項18にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記入力手
段が複数の入力ボタンを含み、前記制御手段は、前記複
数の入力ボタンが押されたときに、前記複数の入力ボタ
ンのそれぞれに予め割り当てられた音階を生成する音階
生成手段をさらに備える。
【0025】この発明のうち請求項19にかかるもの
は、請求項18記載の情報通信端末であって、前記複数
の入力ボタンのそれぞれに、前記音階ではなく、順序付
けられたノートデータの一群を割り当てておき、前記音
階生成手段において前記順序付けられたノートデータの
一群を生成する。
【0026】この発明のうち請求項20にかかるもの
は、請求項18記載の情報通信端末であって、前記複数
の入力ボタンのそれぞれに、前記音階ではなく、予め記
憶させておいたメッセージを割り当てておき、前記音階
生成手段において前記メッセージを生成する。
【0027】この発明のうち請求項21にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記制御手
段は、前記受信情報の着信があったときに着信メロディ
を生成する着信音生成手段をさらに備え、前記着信音生
成手段において生成された前記着信メロディのデータ
は、前記送信情報に含まれて通信され、通信された前記
着信メロディのデータは、通信先の着信音生成手段にお
いて、前記着信メロディの生成に用いられる。
【0028】この発明のうち請求項22にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記送信情
報および受信情報は音声情報を含み、前記制御手段は、
前記送信情報および受信情報を、通話品質に応じたサン
プリング周波数で録音する録音手段をさらに備える。
【0029】この発明のうち請求項23にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記制御手
段は、送信者に関する情報を記憶した電話帳データベー
スをさらに備え、前記送信者に関する情報が、前記送信
者の複数の電子メールアドレスの情報および前記送信者
の複数の電話番号の情報を含み、前記複数の電子メール
アドレスのそれぞれと前記複数の電話番号のそれぞれと
が対応付けられ、前記受信情報が電子メールにより通信
された場合は、前記電話帳データベースを参照しつつ、
発信元の電子メールアドレスに関連付けられた前記複数
の電話番号を前記出力手段に表示し、前記受信情報が電
話により通信された場合は、前記電話帳データベースを
参照しつつ、発信元の電話番号に関連付けられた前記複
数の電子メールアドレスを前記出力手段に表示する。
【0030】この発明のうち請求項24にかかるもの
は、請求項23記載の情報通信端末であって、前記出力
手段に表示される、前記複数の電話番号または前記複数
の電子メールアドレスには、それぞれ表示の優先順位が
つけられている。
【0031】この発明のうち請求項25にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記受信情
報は音声情報を含み、前記制御手段は、第1の音素片デ
ータベースを有し、前記第1の音素片データベースを参
照しつつ前記受信情報に含まれる前記音声情報を認識す
る第1の音声認識手段と、第1の単語辞書データベース
および第1の翻訳アルゴリズムを有し、前記第1の単語
辞書データベースおよび前記第1の翻訳アルゴリズムを
参照しつつ、前記第1の音声認識手段に認識された前記
音声情報を翻訳する第1の翻訳手段と、第2の音素片デ
ータベースを有し、前記第2の音素片データベースを参
照しつつ、前記第1の翻訳手段に翻訳された前記音声情
報を音声合成する第1の音声合成手段とをさらに備え、
前記第1および第2の音素片データベース、第1の単語
辞書データベース並びに第1の翻訳アルゴリズムは前記
受信情報として得られる。
【0032】この発明のうち請求項26にかかるもの
は、請求項25記載の情報通信端末であって、前記入力
情報は音声情報を含み、前記制御手段は、第3の音素片
データベースを有し、前記第3の音素片データベースを
参照しつつ前記入力情報に含まれる前記音声情報を認識
する第2の音声認識手段と、第2の単語辞書データベー
スおよび第2の翻訳アルゴリズムを有し、前記第2の単
語辞書データベースおよび前記第2の翻訳アルゴリズム
を参照しつつ、前記第2の音声認識手段に認識された前
記音声情報を翻訳する第2の翻訳手段と、第4の音素片
データベースを有し、前記第4の音素片データベースを
参照しつつ、前記第2の翻訳手段に翻訳された前記音声
情報を音声合成する第2の音声合成手段とをさらに備
え、前記第3および第4の音素片データベース、第2の
単語辞書データベース並びに第2の翻訳アルゴリズムは
前記受信情報として得られる。
【0033】この発明のうち請求項27にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記受信情
報はテキスト情報を含み、前記制御手段は、第1の単語
データベースを有し、前記第1の単語データベースを参
照しつつ前記受信情報に含まれる前記テキスト情報を認
識するテキスト認識手段と、第1の単語辞書データベー
スおよび第1の翻訳アルゴリズムを有し、前記第1の単
語辞書データベースおよび前記第1の翻訳アルゴリズム
を参照しつつ、前記テキスト認識手段に認識された前記
テキスト情報を翻訳する第1の翻訳手段と、第1の音素
片データベースを有し、前記第1の音素片データベース
を参照しつつ、前記第1の翻訳手段に翻訳された前記テ
キスト情報から音声合成する第1の音声合成手段とをさ
らに備え、前記第1の音素片データベース、第1の単語
データベース、第1の単語辞書データベース並びに第1
の翻訳アルゴリズムは前記受信情報として得られる。
【0034】この発明のうち請求項28にかかるもの
は、請求項27記載の情報通信端末であって、前記入力
情報は音声情報を含み、前記制御手段は、第2の音素片
データベースを有し、前記第2の音素片データベースを
参照しつつ前記入力情報に含まれる前記音声情報を認識
する第2の音声認識手段と、第2の単語辞書データベー
スおよび第2の翻訳アルゴリズムを有し、前記第2の単
語辞書データベースおよび前記第2の翻訳アルゴリズム
を参照しつつ、前記第2の音声認識手段に認識された前
記音声情報を翻訳する第2の翻訳手段と、第2の単語デ
ータベースを有し、前記第2の単語データベースを参照
しつつ、前記第2の翻訳手段に翻訳された前記音声情報
からテキスト生成するテキスト生成手段とをさらに備
え、前記第2の音素片データベース、第2の単語データ
ベース、第2の単語辞書データベース並びに第2の翻訳
アルゴリズムは前記受信情報として得られる。
【0035】この発明のうち請求項29にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記制御手
段は、送信者に関する情報を記憶した電話帳データベー
スをさらに備え、前記送信者に関する情報が前記送信者
に関する画像情報を含み、前記受信情報の着信があった
ときに前記画像情報が前記出力手段に表示する。
【0036】この発明のうち請求項30にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記入力手
段から送信者の画像情報のデータが入力され、前記画像
情報のデータは、前記送信情報に含まれて通信され、通
信された前記送信者の前記画像情報のデータは、通信先
の出力手段において表示される。
【0037】この発明のうち請求項31にかかるもの
は、請求項30記載の情報通信端末であって、前記送信
情報にはテキスト情報も含まれる。
【0038】この発明のうち請求項32にかかるもの
は、請求項1記載の情報通信端末であって、前記受信情
報は、テキスト情報が混在した画像情報を含み、前記制
御手段は、画像認識手段をさらに備え、前記画像認識手
段は、前記画像情報から前記テキスト情報を抽出して分
離する。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる情報通信
端末の構成を示した図である。本発明にかかる情報通信
端末はまず、通信回線を介して中継局や他の端末等と通
信するための通信機能ブロック1と、コンテンツの内容
を記録したコンテンツ記録3を再生するためのコンテン
ツ再生機能ブロック2とを備えている。そしてさらに、
両者を関連付けて制御するために制御機能ブロック4が
設けられている。
【0040】そして、通信機能ブロック1から制御機能
ブロック4に対しては受信情報が与えられる。また、制
御機能ブロック4から通信機能ブロック1に対しては送
信情報が与えられる。
【0041】一方、コンテンツ再生機能ブロック2から
制御機能ブロック4に対してはコンテンツ再生情報が与
えられる。また、制御機能ブロック4からコンテンツ再
生機能ブロック2に対しては、コンテンツの再生を制御
するための制御情報が与えられる。
【0042】なお、制御機能ブロック4からは、通信機
能ブロック1から得た受信情報、コンテンツ再生機能ブ
ロック2から得たコンテンツ再生情報、および制御機能
ブロック4で生成されたその他の情報が出力される。そ
して、それらの出力情報は出力メディア5を介してユー
ザに伝達される。
【0043】また、入力メディア6を介して、送信情報
やコンテンツ再生の制御情報等のユーザからの入力情報
が制御機能ブロック4へと入力される。
【0044】なお、制御機能ブロック4での制御内容の
具体例については以下の各実施の形態において説明され
るが、通信機能ブロック1またはコンテンツ再生機能ブ
ロック2と制御機能ブロック4との間でやり取りされる
各情報は次のようにして関連付けられる。
【0045】すなわち、コンテンツ再生機能ブロック2
への制御情報を、入力メディア6からの入力情報により
規定するだけではなく、通信機能ブロック1からの受信
情報に基づいて加工する。そうすれば、例えば、コンテ
ンツの再生中に着信があったとき、コンテンツの音量を
下げたり再生を一時停止したりする対応を自動的に行わ
せることができる。すなわち、通信機能とコンテンツ再
生機能を組み合わせることによる使い勝手の低下を防止
することが可能となる。
【0046】また、これとは別に、または同時に、通信
機能ブロック1への送信情報を、入力メディア6からの
入力情報により規定するだけではなく、コンテンツ再生
機能ブロック2からのコンテンツ再生情報に基づいて加
工する。そうすれば、コンテンツ再生情報とユーザから
の通信内容とを混合して送信することができる。
【0047】以下では、図1に示した情報通信端末の具
体例を、各実施の形態として説明する。
【0048】実施の形態1.本実施の形態にかかる情報
通信端末は、図1におけるコンテンツ記録3の再生中に
通信機能ブロック1に受信情報の着信があった場合に、
通信を行いやすい環境を自動的に作り出すものである。
具体的には、通信機能ブロック1が音声による通信機能
を有し、コンテンツ再生機能ブロック2から出力される
コンテンツ再生情報に音楽等の音声情報が含まれている
場合に、着信時に自動的にコンテンツ再生機能ブロック
2から出力される音声情報の音量を下げて、または自動
的にコンテンツ記録3の再生を一時停止することで、通
信を行いやすい環境を作り出す。
【0049】図2に、本実施の形態にかかる情報通信端
末の構成を示す。本実施の形態にかかる情報通信端末
は、通信機能ブロック1に相当する携帯用端末1aと、
例えばCDやDVDなどのコンテンツ記録3aを再生す
る、コンテンツ再生機能ブロック2に相当するプレーヤ
2aとを備えている。さらに、携帯用端末1aへの送信
情報を入力するための、入力メディア6に相当するマイ
ク6aと、携帯用端末1aからの受信情報およびプレー
ヤ2からのコンテンツ再生情報を出力するための、出力
メディア5に相当するヘッドフォン5aとを一体化した
ヘッドセットHSをも備えている。さらに、携帯用端末
1a、プレーヤ2aおよびヘッドセットHS間で情報を
やり取りする、制御機能ブロック4aをも備えている。
なお、携帯用端末1aは、他の出力メディアとしてディ
スプレイ5bと、他の入力メディアとして複数のボタン
からなる入力用ボタン6bとを備えている。
【0050】さて、コンテンツ記録3aの再生中に携帯
用端末1aに着信があった場合に、自動的にプレーヤ2
の音量を下げる、または、自動的にコンテンツ記録3a
の再生を一時停止するためには、制御機能ブロック4a
が以下のようなアルゴリズムを行えばよい。
【0051】まず、プレーヤ2aの音量を下げる場合に
は、制御機能ブロック4aが、図3に示すプロセス状態
遷移図で表現されるアルゴリズムを行えばよい。すなわ
ち、着信があるまでは、携帯用端末1aの待ち受け状態
(ST11)とプレーヤ2aの再生状態(ST12)と
を繰り返す。次に、着信があれば(ST13)、音量を
下げるよう制御機能ブロック4aがプレーヤ2aに対し
制御情報を送る(ST14)。そして、プレーヤ2aで
はコンテンツの再生を続け(ST17)、携帯用端末1
aでは入力用ボタン6bのうちの一つである受信ボタン
が押されるのを待つ。受信ボタンが押されれば(ST1
5)、回線を接続して通話可能な状態にし、通話状態を
維持する(ST16)。そして、通話終了を知らせる、
入力用ボタン6bのうちの他の一つである回線切断ボタ
ンが押された場合(ST18)、音量を元の状態に戻す
よう制御機能ブロック4aがプレーヤ2aに対し制御情
報を送る(ST19)。そして、プレーヤ2aはコンテ
ンツの再生を続け(ST12に戻る)、携帯用端末1a
は再び待ち受け状態(ST11)に戻る。
【0052】一方、コンテンツ記録3aの再生を一時停
止する場合には、制御機能ブロック4aが、図4に示す
プロセス状態遷移図で表現されるアルゴリズムを行えば
よい。すなわち、着信があるまでは、携帯用端末1aの
待ち受け状態(ST21)とプレーヤ2aの再生状態
(ST22)とを繰り返す。次に、着信があれば(ST
23)、携帯用端末1aでは受信ボタンが押されるのを
待つ。そして、受信ボタンが押されれば(ST24)、
再生を一時停止するよう制御機能ブロック4aがプレー
ヤ2aに対し制御情報を送る。また同時に、回線を接続
して通話可能な状態にし、通話状態を維持する(ST2
5)。プレーヤ2aではコンテンツの再生を一時停止
し、携帯用端末1aにおいて回線切断ボタンが押される
まで一時停止状態を保つ(ST26)。回線切断ボタン
が押されれば(ST27)、再びコンテンツを再生する
よう制御機能ブロック4aがプレーヤ2aに対し制御情
報を送り、コンテンツの再生を続ける(ST22に戻
る)。そして、携帯用端末1aは再び待ち受け状態(S
T21)に戻る。
【0053】上記のようなアルゴリズムを制御機能ブロ
ック4aに行わせることで、本実施の形態における目的
は達せられる。なお、これらのアルゴリズムは、現在の
LSIチップおよびROM等を組み合わせて用いれば容
易に実現することができる。
【0054】なお、着信があったことをユーザに知らせ
るために、制御機能ブロック4aは、ST13およびS
T23において着信音を発生させ、ヘッドフォン5aに
出力するようにしておけばよい。
【0055】本実施の形態にかかる情報通信端末を用い
れば、制御機能ブロック4aが上記のアルゴリズムを行
うので、コンテンツ記録3aの再生中に携帯用端末1a
に着信があった場合に、自動的にプレーヤ2aの音量を
下げて、または、自動的にコンテンツ記録3aの再生を
一時停止して、通信を行いやすい環境を作り出すことが
できる。
【0056】なお、本実施の形態においては、携帯用端
末1a、プレーヤ2aおよびヘッドセットHSのそれぞ
れが個別に制御機能ブロック4aに接続された情報通信
端末を例に挙げたが、もちろん、これらの要素のいずれ
かまたはいずれもが一体化している情報通信端末であっ
てもよい。例えば、図5に示すような、スティック状記
録媒体3bを再生可能なプレーヤ2bと携帯用端末1a
とが一体化したものに制御機能ブロック4aを接続し、
制御機能ブロック4aにヘッドセットHSを接続すれ
ば、上記と同様の作用および効果を奏する。
【0057】なお、制御機能ブロック4aにおいて、通
話中であるのか、コンテンツ記録3aを再生中であるの
か判断し、いずれであるのかによって出力信号の周波数
特性を変化させるようにしてもよい。
【0058】例えば、音声信号の強度の周波数特性が、
図6に示すようにおよそ20Hz〜20kHz程度の範
囲においてフラットな場合、各帯域の音はほぼ一様によ
く聞こえる。一方、音声信号強度の周波数特性が図7に
示すように台形状(またはピーク状)となる場合には、
音声信号強度の高い部分の周波数帯域に属する音はよく
聞こえるものの、音声信号強度の低い部分の周波数帯域
に属する音はあまり聞こえない。よって、図7のうち音
声信号強度の高い部分の周波数帯域を、人間の発声可能
音域(およそ数十Hz〜5kHz程度)に合わせておけ
ば、人間の音声のみを聞きとりやすくすることができ
る。
【0059】そこで、コンテンツ記録3aの再生中は図
6に示すような周波数特性が好ましく、通話中は図7に
示すような周波数特性が好ましいといえる。すなわち、
制御機能ブロック4aにおいて、携帯用端末1aとの間
で送信情報および受信情報がやりとりされない場合には
ヘッドフォン5aへの出力信号が図6の周波数特性を有
するフィルタを通過するようにし、携帯用端末1aとの
間で送信情報および受信情報がやりとりされる場合には
ヘッドフォン5aへの出力信号が図7の周波数特性を有
するフィルタを通過するようにしておけばよい。
【0060】このような動作を実現するためには、制御
機能ブロック4aにおいて、ヘッドフォン5aへの出力
信号の出力部分に周波数特性を、図6および図7のよう
に変化させることが可能なバンドパスフィルタを設けて
おけばよい。あるいは、図6の周波数特性を有するバン
ドパスフィルタと図7の周波数特性を有するバンドパス
フィルタとを設けておき、出力信号がコンテンツ再生情
報である場合にはヘッドフォン5aへの出力信号が前者
を通過するようにし、出力信号が通話音声である場合に
はヘッドフォン5aへの出力信号が後者を通過するよう
にしておいてもよい。
【0061】実施の形態2.本実施の形態にかかる情報
通信端末は、図1における通信機能ブロック1への送信
情報に、再生中のコンテンツ記録3の情報をも合成する
ものである。具体的には、通信機能ブロック1が音声に
よる通信機能を有し、コンテンツ再生機能ブロック2か
ら出力されるコンテンツ再生情報に音声が含まれている
場合に、制御機能ブロック4bにおいて、コンテンツ再
生情報と入力メディア6からの音声入力情報とを合成す
るものである。
【0062】図8に、本実施の形態にかかる情報通信端
末の構成を示す。本実施の形態にかかる情報通信端末で
は、図1における、制御機能ブロック4、出力メディア
5および入力メディア6の構成が詳細に示されている。
このうち、出力メディア5および入力メディア6につい
ては、実施の形態1にかかる情報通信端末と同様、ヘッ
ドフォン5aおよびマイク6aが示されている。
【0063】制御機能ブロック4bには、コンテンツ再
生機能ブロック2からのコンテンツ再生情報、通信機能
ブロック1からの受信情報およびマイク6aからの入力
情報が入力される。なお図8では、コンテンツ再生情報
がステレオ音声信号である場合を示しており、右側出力
信号をRch、左側出力信号をLchとしている。
【0064】制御機能ブロック4bは音声ミキサ409
a,409bを備えており、音声ミキサ409aは、マ
イク6aからの入力信号を得て、右側出力信号Rchお
よび左側出力信号Lchと合成し、通信機能ブロック1
への送信情報とする。また、音声ミキサ409bは、右
側出力信号Rchを左側出力信号Lchと合成して出力
するか、または、右側出力信号Rchだけを出力する。
【0065】制御機能ブロック4bに入力された右側出
力信号Rchおよび左側出力信号Lchは、ヘッドフォ
ン5aに出力される経路と音声ミキサ409aに入力さ
れる経路とに分かれる。このうち、音声ミキサ409a
に入力される経路にはスイッチSWbが設けられてお
り、スイッチSWbによって右側出力信号Rchおよび
左側出力信号Lchを音声ミキサ409aに入力させる
か否かが選択できる。よって、コンテンツの再生中に通
信機能ブロック1に着信があったときに、スイッチSW
bを自動的にオンにするよう設定しておけば、通信の際
にコンテンツ再生情報とマイク6aからの音声入力情報
とを合成することができる。よって、送信先にコンテン
ツ再生情報をも送信することができる。
【0066】また、ヘッドフォン5aに出力される右側
出力信号Rchはヘッドフォン5aの右側スピーカSP
rに出力され、左側出力信号Lchはヘッドフォン5a
の左側スピーカSPlに入力される。ここで、制御機能
ブロック4bにおいて、左側出力信号Lchがヘッドフ
ォン5aの左側スピーカSPlではなく音声ミキサ40
9bへと入力されるように切り替えることが可能なスイ
ッチSWaを設けておき、通信機能ブロック1からの受
信情報をヘッドフォン5aの左側スピーカSPlにだけ
出力するようにしておく。すなわち、着信がないときに
は、左側出力信号Lchがヘッドフォン5aの左側スピ
ーカSPlに入力されるよう自動的にスイッチSWaを
接続して、左側スピーカSPlおよび右側スピーカSP
rの両方にコンテンツ再生情報を与えるようにする。一
方、着信があったときには、左側出力信号Lchが音声
ミキサ409bに入力されるよう自動的にスイッチSW
aを切り替えて、左側スピーカSPlには受信情報を与
え、右側スピーカSPrにはモノラル化したコンテンツ
再生情報を与えるようにする。こうすれば、右側のチャ
ネルをコンテンツ再生情報の聞き取りに、左側のチャネ
ルを受信情報の聞き取りに、それぞれ用いることができ
る。すなわち、通信の際にユーザはコンテンツ再生情報
と受信情報とを同時に聞くことができる。
【0067】本実施の形態にかかる情報通信端末を用い
れば、着信があったときにスイッチSWbを自動的にオ
ンにするので、通信の際にコンテンツ再生情報とマイク
6aからの音声入力情報とを合成して送信することがで
きる。また、コンテンツ再生情報がステレオ音声信号で
ある場合、着信があったときにスイッチSWaを自動的
に切り替えて一方のチャネルにモノラル化したコンテン
ツ再生情報を出力し、他方のチャネルに受信情報を出力
するので、通信の際にユーザはコンテンツ再生情報と受
信情報とを同時に聞くことができる。
【0068】実施の形態3.本実施の形態にかかる情報
通信端末は、実施の形態1または2にかかる情報通信端
末の変形例であり、具体的には、通信機能ブロック1が
音声情報だけでなく電子メール等のテキスト情報をも通
信する機能を有し、コンテンツ再生機能ブロック2から
出力されるコンテンツ再生情報に音楽等の音声情報が含
まれている場合であって、着信時に自動的にコンテンツ
再生機能ブロック2での音量を下げて、または自動的に
コンテンツ記録3の再生を一時停止し、さらに、受信し
たテキスト情報を音声合成により読み上げる機能を有す
るものである。そして、着信時にコンテンツの再生を一
時停止しない場合には、さらにそのテキスト情報を、コ
ンテンツ再生情報に含まれる音楽の再生テンポおよび再
生メロディに合わせて読み上げる機能をも有する。
【0069】図9に、本実施の形態にかかる情報通信端
末の構成を示す。本実施の形態にかかる情報通信端末
は、図1に示した構成と同様、通信機能ブロック1、コ
ンテンツ記録3を再生するコンテンツ再生機能ブロック
2a、制御機能ブロック4c、出力メディア5および入
力メディア6を備えている。
【0070】このうち、制御機能ブロック4cには、上
記の機能を実現するための様々な機能ブロックが含まれ
ている。
【0071】まず、通信機能ブロック1からの受信情報
を検出し、そこに含まれる情報を分別して出力する受信
情報検出ブロック401が設けられている。本実施の形
態において受信情報検出ブロック401は、着信があっ
たことを知らせる着信情報、並びにコンテンツ再生の制
御に関する制御関連情報、並びに受信情報に含まれる音
声情報、テキスト情報および電子メールアドレス等の送
信者情報を出力する。
【0072】また、受信情報検出ブロック401からの
送信者情報を受けて、より詳細な送信者情報を出力する
ために、送信者の氏名や電子メールのアドレス、および
その他の情報を蓄えた電話帳データベース402も設け
られている。
【0073】さらに、テキスト情報やその他の情報を読
み上げるための音声合成ブロック403が設けられてい
る。この音声合成ブロック403は、受信情報検出ブロ
ック401からの着信情報およびテキスト情報と、電話
帳データベース402からの送信者の氏名等の送信者情
報とを得て、それらの情報を合成された音声に変換して
出力する。すなわち、テキスト情報や送信者等の情報を
読み上げるので、ユーザは受信情報の内容をより確実に
把握できる。
【0074】音声の合成には、この音声合成ブロック4
03に接続された登録済音声データベース404および
音声合成用音素片データベース405に記憶された情報
が用いられる。登録済音声データベース404には、例
えば「着信がありました」、「○○様からお電話で
す」、「○○様から電子メールが届きました」または
「○件の電子メールが届きました」等の定型文の音声デ
ータが記憶され、音声合成用音素片データベース405
には五十音の音素片が記憶されている。このように音声
合成ブロック403が設けられているので、コンテンツ
の再生中であっても着信の情報を音声により知らせるこ
とができ、より確実に着信の情報をユーザに伝えること
ができる。
【0075】また、再生制御ブロック406が設けられ
ている。この再生制御ブロック406は、受信情報検出
ブロック401からの制御関連情報を得て、コンテンツ
再生機能ブロック2aに制御情報を出力する。この制御
情報により、実施の形態1で述べたような、コンテンツ
再生機能ブロック2aでの音量の削減、またはコンテン
ツ記録3の再生の一時停止が行われる。
【0076】さらに、クロック同期音声再生ブロック4
07が設けられている。このクロック同期音声再生ブロ
ック407は、クロックを発生させ、発生させたクロッ
クに同期して音声合成ブロック403から得た音声合成
データを出力する。
【0077】そして、ピッチコンバータ408が設けら
れている。このピッチコンバータ408は、クロック同
期音声再生ブロック407からの出力データを得て、そ
の音程(ピッチ)を変化させて出力する。
【0078】そして、音声ミキサ409が設けられ、受
信情報検出ブロック401からの音声情報、ピッチコン
バータ408からの出力データおよびコンテンツ再生機
能ブロック2aからのコンテンツ再生情報を合成して音
声情報として出力メディア5に出力する。
【0079】さて、クロック同期音声再生ブロック40
7におけるクロックは、コンテンツ再生機能ブロック2
aからのコンテンツ再生情報に基づいて決定される。す
なわち、コンテンツ再生情報には音楽が含まれているの
で、この音楽のテンポに合わせてテキスト情報を読み上
げることができるように、クロックをそのテンポに対応
させて生成する。
【0080】そのために、コンテンツ再生情報から音楽
のテンポを抽出する必要がある。コンテンツ再生情報
が、例えばMIDIデータ等のようにクロックデータや
リズムトラックのデータを独立して有している場合に
は、そのクロックデータやリズムトラックのデータから
容易に音楽のテンポを抽出することができる。
【0081】その場合、例えば図9に示すように、コン
テンツ再生機能ブロック2aが音楽再生機能ブロック2
1と再生クロックジェネレータ22とを含む構成とな
る。そして、コンテンツ記録3の出力は、音楽再生機能
ブロック21と再生クロックジェネレータ22との両方
に与えられ、再生クロックジェネレータ22は、クロッ
クデータまたはリズムトラックのデータを抽出してクロ
ックまたはリズムを生成し、音楽再生機能ブロック21
に与える。音楽再生機能ブロック21は、コンテンツ記
録3からのノートデータ(音符情報)を、再生クロック
ジェネレータ22からのクロックまたはリズムに基づい
て再生する。この音楽再生機能ブロック21から出力さ
れるコンテンツ再生情報には、このようなクロックやリ
ズムが独立して含まれているので、クロック同期音声再
生ブロック407において音楽のテンポを容易に抽出す
ることができる。
【0082】一方、コンテンツ再生情報がクロックデー
タを有しない場合には、コンテンツ再生情報の波形デー
タからテンポを判断しなければならない。コンテンツ再
生情報は、図10に示すような音声の波形データWtと
して出力される。この波形データWtからテンポを抽出
するには、クロック同期音声再生ブロック407内にバ
ンドパスフィルタを設けておき、例えば音楽に含まれる
バスドラム等の一定周期で演奏される音を検出するよう
にすればよい。図10における波形データWaはこのよ
うな一定周期で演奏される音の波形データを示してい
る。そして、この波形データWaの音量レベルが一定値
(図10ではpeak levelと表示)を超える部分の周期C
1を検出することにより、クロックを決定することがで
きる。
【0083】なお、コンテンツの再生を一時停止する場
合や、コンテンツ再生情報のテンポとは別個にクロック
を設定したい場合には、クロック同期音声再生ブロック
407内にクロック発生器を内蔵しておき、その内蔵ク
ロックに基づいて音声を発生させればよい。その場合、
入力メディア6からの入力情報によって、コンテンツ再
生情報のテンポに基づくか内蔵クロックに基づくかを切
り替えできるようにしておけばよい。
【0084】また、ピッチコンバータ408における音
程の変換も、コンテンツ再生機能ブロック2aからのコ
ンテンツ再生情報に基づいて決定される。すなわち、コ
ンテンツ再生情報の音楽のメロディに合わせてテキスト
情報を読み上げることができるように、クロック同期音
声再生ブロック407からの出力データの音程を音楽の
メロディに合致するよう補正する。
【0085】そのために、コンテンツ再生情報から音楽
のメロディの音程を抽出する必要がある。コンテンツ再
生情報が、例えばMIDIデータ等のように複数のトラ
ックからなり、各トラックがノートデータ(音符情報)
を有している場合には、メロディに該当するトラックの
ノートデータから容易に音楽のメロディの音程を抽出す
ることができる(現在ではスタンダードMIDIファイ
ル規格が存在するので、メロディが存在するトラックを
検出するのは容易である)。
【0086】一方、コンテンツ再生情報がメロディの音
程のデータを区分して有していない場合には、コンテン
ツ再生情報の波形データからメロディの音程を判断しな
ければならない。そのため、例えば図10に示された波
形データWtからメロディを抽出する。メロディを抽出
するためには、クロック同期音声再生ブロック407と
同様、ピッチコンバータ408内にバンドパスフィルタ
を設けておき、例えば音楽に含まれる中高音域の音を検
出するようにすればよい。図10における波形データW
bはこのようなメロディの波形データを示している。そ
して、この波形データWbのゼロクロス点を検出し、そ
の周期C2を算出することで、そのメロディの音程を決
定することができる。
【0087】メロディの音程が決定できれば、クロック
同期音声再生ブロック407からの出力データの音程を
変化させて、テキスト情報をコンテンツ再生情報に含ま
れる音楽のメロディに合わせて読み上げることができ
る。
【0088】なお、コンテンツの再生を一時停止する場
合や、コンテンツ再生情報の音楽のメロディに合わせて
読み上げさせたくない場合には、ピッチコンバータ40
8内に音程変換のオンオフを制御するスイッチを内蔵し
ておき、入力メディア6からの入力情報によってそのス
イッチのオンオフを切り替えできるようにしておけばよ
い。
【0089】なお、通信機能ブロック1からの受信情報
にテキスト情報が含まれていない場合には、読み上げ機
能が必要ではないので、音声合成ブロック403、クロ
ック同期音声再生ブロック407およびピッチコンバー
タ408を動作させないようにしておいてもよい。また
あるいは、着信があったことを登録済音声データベース
404に記憶された音声で知らせる機能だけを、音声合
成ブロック403に持たせておいてもよい。音声ミキサ
409からの出力に着信を知らせる情報が含まれておれ
ば、ユーザはコンテンツの再生中であっても電話等の着
信を知ることができる。
【0090】本実施の形態にかかる情報通信端末を用い
れば、音声合成機能を有するので、受信情報に含まれる
テキスト情報をコンテンツ再生情報に含まれる音楽の再
生テンポおよび再生メロディに合わせて読み上げること
ができる。
【0091】なお、コンテンツ記録3がMIDIデータ
等である場合、音楽再生機能ブロック21にはFM音源
やPCM音源等の音源が含まれる。このとき、音楽再生
機能ブロック21が、利用可能な音源の種類等に応じ
て、音声処理アルゴリズムなどの再生処理アルゴリズム
を自動設定できるようにしておいてもよい。例えば、同
時発音数などの性能が各情報通信端末により異なる場
合、各情報通信端末ごとに自動的に、異なる再生処理ア
ルゴリズムで処理を行ったり、コンテンツ記録3のデー
タを加工して各情報通信端末の再生可能な範囲にデータ
を間引いたりできるようにしておくのである。このよう
な技術はソフトシンセサイザと称され、電子音楽機器業
界においてよく用いられる技術である。
【0092】そこで、通信回線を介して受け取る受信情
報に、音声情報やテキスト情報だけでなく、図11に示
すような音楽再生機能ブロック21の音楽再生機能用プ
ログラム(例えばDSPマイクロコードなど)SD1お
よびコンテンツデータSD2が含まれていてもよい。そ
の場合、受信情報検出ブロック401は、音楽再生機能
用プログラムSD1およびコンテンツデータSD2を制
御関連情報として再生制御ブロック406に出力し、再
生制御ブロック406はこれらの情報を制御情報として
音楽再生機能ブロック21に出力するようにしておけば
よい。そうすれば、音楽再生機能用プログラムSD1
を、音楽再生機能ブロック21において新たな再生処理
アルゴリズムとして機能させることができ、他の情報通
信端末から送られてきたコンテンツを、受信した情報通
信端末の能力に適した状態で再生することができる。
【0093】また、逆に音楽再生機能ブロック21か
ら、図11に示すような音楽再生機能用プログラムSD
1およびコンテンツデータSD2を送信情報として他の
情報通信端末に送信するようにしてもよい。
【0094】実施の形態4.本実施の形態にかかる情報
通信端末は、実施の形態1または2にかかる情報通信端
末の変形例であり、具体的には、制御機能ブロック4に
音声認識その他の機能を持たせたものである。
【0095】図12に、本実施の形態にかかる情報通信
端末の構成を示す。本実施の形態にかかる情報通信端末
は、図1に示した構成と同様、携帯用端末1a、コンテ
ンツ記録3を再生するコンテンツ再生機能ブロック2、
制御機能ブロック4d、並びに出力メディアたるヘッド
フォン5a、ディスプレイ5bおよび入力メディアたる
マイク6a、入力ボタン6bを備えている。
【0096】このうち、制御機能ブロック4dには、音
声認識その他の機能を実現するための様々な機能ブロッ
クが含まれている。
【0097】まず、携帯用端末1aからの受信情報を検
出し、そこに含まれる情報を分別して出力する受信情報
検出ブロック401が設けられている。本実施の形態に
おいて受信情報検出ブロック401は、コンテンツ再生
の制御に関する制御関連情報、並びに受信情報に含まれ
る音声情報、テキスト情報、電子メールアドレスや電話
番号等の送信者情報、および着信音に関する着信音情報
を出力する。
【0098】また、受信情報検出ブロック401からの
送信者情報を受けて、より詳細な送信者情報を出力する
ために、送信者の氏名や電話番号、電子メールのアドレ
ス、およびその他の情報を蓄えた電話帳データベース4
02も設けられている。
【0099】また、再生制御ブロック406が設けられ
ている。この再生制御ブロック406は、受信情報検出
ブロック401からの制御関連情報を得て、コンテンツ
再生機能ブロック2に制御情報を出力する。この制御情
報により、実施の形態1で述べたような、コンテンツ再
生機能ブロック2での音量の削減、またはコンテンツ記
録3の再生の一時停止が行われる。
【0100】さらに、音声認識ブロック412が設けら
れている。この音声認識ブロック412は、マイク6a
からの「スタート」、「ストップ」等の音声情報による
命令を受けてこれを認識し、再生制御ブロック406に
認識した命令を伝達する。そして、再生制御ブロック4
06においては、認識した命令に基づいて制御情報が決
定される。このような音声認識機能は既存の自然言語処
理技術を用いて実現すればよい。このようにすれば、音
声によりコンテンツ再生機能ブロック2を制御でき、操
作が簡単である。
【0101】そしてさらに、この音声認識ブロック41
2は、受信情報検出ブロック401が検出した受信情報
中の音声情報を受けて送信者を判別する機能をも有す
る。具体的には、予め電話帳データベース402に「も
しもし」等の送信者の音声情報(図17に示すデータD
1e)を記憶させておき、その音声情報と、実際にかか
ってきた通話音声とを比較して一致するかどうか判別す
る。そしてその判別結果をディスプレイ5bに表示す
る。こうすれば、受信情報に含まれる電話番号等の送信
者情報だけでなく、通話音声によっても送信者の確認を
行うことができるので、安全性が高い。
【0102】また、着信音生成ブロック410が設けら
れている。この着信音生成ブロック410は、着信があ
ったときに着信メロディを生成する機能を有している。
この着信音生成ブロック410には、着信メロディのノ
ートデータを記憶する記憶装置が内蔵されており、その
記憶装置に予め記憶されたノートデータを順次読み出す
ことで着信メロディを生成する。また、着信音生成ブロ
ック410には、音源データベース411が接続されて
おり、この音源データベース411に記憶された音源デ
ータに基づいて着信メロディの音色が決定される。
【0103】そして、音声ミキサ409が設けられ、受
信情報検出ブロック401からの音声情報、着信音生成
ブロック410からの出力データおよびコンテンツ再生
機能ブロック2からのコンテンツ再生情報を合成して音
声情報としてヘッドフォン5aに出力する。
【0104】なお、着信音生成ブロック410に電話帳
データベース402からの送信者情報を入力することに
よって、送信者に応じて音色を変化させて着信メロディ
を生成することができる。具体的には、予め、各送信者
ごとに音源データベース411に記憶された音色の番号
を割り当てて、電話帳データベース402に各送信者に
割り当てた音色番号の情報(図17に示すデータD1
d)を記憶させておき、着信時にはその音色番号の音色
で着信メロディを生成すればよい。このようにすれば、
受信情報に含まれる電話番号等の送信者情報だけでな
く、着信メロディによっても送信者の確認を容易に行う
ことができる。
【0105】また、マイク6aから入力されるユーザの
周囲の環境の音声情報に基づいて着信メロディの音量を
変化させてもよい。例えば、周囲の環境が静かでマイク
6aが検出した音量が小さいときには着信メロディの音
量を小さくし、マイク6aが検出した音量がある程度よ
りも大きいときには着信メロディの音量を大きくするよ
うにしておけばよい。そうすれば、ユーザの周囲の人間
に迷惑をかけにくい。もちろん、マイク6aの検出音量
が大きい場合であっても、着信メロディを鳴らすべきで
はない場合もあるので、その場合は手動で振動モードに
切り替えできるようにしておけばよい。
【0106】また、着信音生成ブロック410に入力ボ
タン6bからの入力情報を与えることにより、本実施の
形態にかかる情報通信端末を楽器のように用いることが
できる。すなわち、入力ボタン6bのそれぞれに音階を
予め割り当てておき、各ボタンが押されたときには、割
り当てられた音階が着信音生成ブロック410で生成さ
れるようにしておく。
【0107】また、記憶装置を援用して、入力ボタン6
bのそれぞれに、音階ではなく順序付けられたノートデ
ータの一群を割り当てておいてもよい。そうすれば、一
つのボタンを押すだけで、メロディやリズムを鳴らすこ
とができる。
【0108】また、記憶装置を援用して入力ボタン6b
のそれぞれに、ノートデータの一群ではなく予め記憶さ
せておいた「ただ今留守です」等のユーザのメッセージ
が割り当てられるようにしておいてもよい。そうすれ
ば、一つのボタンを押すだけで、メッセージを発生させ
ることができる。
【0109】さらに、記憶装置を援用して通話中の会話
を録音できるようにしておいてもよい。その際、通話品
質に応じたサンプリング周波数で録音しておく(例えば
通話音声のみの場合は低いサンプリング周波数で、コン
テンツ再生情報も含ませる場合には高いサンプリング周
波数で録音する)。そうすれば、通話終了後に通話内容
を確認することができる。さらに通話品質に応じてサン
プリング周波数を変化させるので、通話品質が低くても
構わないときはデータ量を少なくすることができる。
【0110】また、着信音生成ブロック410の出力を
送信情報として他の情報通信端末に送信してもよい。具
体的には、例えば図13に示すように相手先電話番号等
の呼び出し制御データSD3の直後に着信メロディデー
タSD4を添付して、相手先の情報通信端末に到着した
際に着信メロディデータSD4に対応した着信メロディ
が生成されるようにする。このようにすれば、着信メロ
ディの違いにより送信者の判別が行える。
【0111】逆に、相手先から図13に示したような着
信メロディデータSD4が送られてきた場合にも、受信
情報検出ブロック401が着信音情報として検出し、着
信音生成ブロック410にそのデータを出力して着信メ
ロディを生成することもできる。
【0112】なお、受信情報の発信形態とは異なる形態
で返信したい場合(例えば、電子メールに対して電話で
返信する場合や、逆に電話に対して電子メールで返信し
たい場合)、返信先選択ブロック413を設けておき、
この返信先選択ブロック413に電話帳データベース4
02の出力する送信者情報を入力することにより、以下
のようにして適した返信先を選択することができる。
【0113】まず、予め電話帳データベース402内
に、表1に示すような、一人の送信者についてのメール
アドレスおよびそれに対応付けられた電話番号のデータ
を用意しておく。
【0114】
【表1】
【0115】この送信者から電子メールが送られてきた
ときに電話で返信する場合、送られてきた電子メールの
メールアドレスに対応する電話番号を表示する。例え
ば、表1においてビジネス用のメールアドレスであるaa
a xyz.ne.jpから着信があった場合、このメールアドレ
スに対応する電話番号である、090-1234-5678(携帯電
話)、070-1111-2222(PHS)、06-5378-9999(会
社)、06-3456-7890(自宅)をディスプレイ5bに表示
し、ユーザに選択を促す。また、プライベート用のメー
ルアドレスである09012345678 phone.mail.jpから着信
があった場合、このメールアドレスに対応する電話番号
である090-1234-5678(携帯電話)、06-3456-7890(自
宅)をディスプレイ5bに表示し、ユーザに選択を促
す。このように、電子メールの発信元に応じて電話番号
を対応させて電話帳データベース402内に記憶させて
おくことで、例えばプライベート用のアドレスから着信
があった場合には、プライベート用の電話番号だけを表
示させることができ、誤ったところに情報を返信する可
能性が減少する。
【0116】また、この送信者から電話がかかってきた
ときに電子メールで返信する場合、かかってきた電話番
号に対応するメールアドレスを表示する。例えば、表1
においてビジネス用の電話番号である06-5378-9999から
着信があった場合、この電話番号に対応するメールアド
レスである、aaa xyz.ne.jp、aab mcc.co.jpをディス
プレイ5bに表示し、ユーザに選択を促す。また、プラ
イベート用の電話番号である06-3456-7890から着信があ
った場合、この電話番号に対応するメールアドレスであ
るaaa xyz.ne.jp、09012345678 phone.mail.jpをディ
スプレイ5bに表示し、ユーザに選択を促す。なお、こ
の06-3456-7890という電話番号は自宅の番号であるの
で、プライベート用のメールアドレスである0901234567
8 phone.mail.jpを優先的にディスプレイ5bに表示す
るようにしてもよい。このように表示すべきメールアド
レスに優先順位を付けておけば、誤ったところに情報を
送付する可能性がより減少する。
【0117】本実施の形態にかかる情報通信端末を用い
れば、制御機能ブロック4に音声認識その他の機能を持
たせるので、さらに使い勝手が向上する。
【0118】実施の形態5.本実施の形態にかかる情報
通信端末は、実施の形態4にかかる情報通信端末の変形
例であり、具体的には、制御機能ブロック4に音声認識
および翻訳の機能を持たせ、受信情報に含まれる音声情
報を翻訳して出力メディア5に出力し、また、入力メデ
ィア6からの音声入力情報を翻訳して送信するものであ
る。
【0119】図14に、本実施の形態にかかる情報通信
端末の構成を示す。本実施の形態にかかる情報通信端末
は、図1に示した構成と同様、携帯用端末1a、コンテ
ンツ記録3を再生するコンテンツ再生機能ブロック2、
制御機能ブロック4e、並びに出力メディアたるヘッド
フォン5a、ディスプレイ5bおよび入力メディアたる
マイク6a、入力ボタン6bを備えている。
【0120】このうち、制御機能ブロック4eには、音
声認識および翻訳の機能を実現するための様々な機能ブ
ロックが含まれている。
【0121】まず、携帯用端末1aからの受信情報を認
識し、そこに含まれる情報を分別して出力する受信情報
検出ブロック401が設けられている。本実施の形態に
おいて受信情報検出ブロック401は、コンテンツ再生
の制御に関する制御関連情報、並びに受信情報に含まれ
る音声情報、音声認識の制御に関する認識関連情報、翻
訳の制御に関する翻訳関連情報および音声合成の制御に
関する合成関連情報を出力する。
【0122】また、再生制御ブロック406が設けられ
ている。この再生制御ブロック406は、受信情報検出
ブロック401からの制御関連情報を得て、コンテンツ
再生機能ブロック2に制御情報を出力する。この制御情
報により、実施の形態1で述べたような、コンテンツ再
生機能ブロック2での音量の削減、またはコンテンツ記
録3の再生の一時停止が行われる。
【0123】さらに、音声認識ブロック414が設けら
れている。この音声認識ブロック414は、音素片デー
タベースを有し、受信情報から検出された音声情報を受
けて音素片データベースを参照しつつ音声認識を行う。
このような音声認識機能は既存の自然言語処理技術を用
いて実現すればよい。
【0124】そして、単語辞書データベースおよび翻訳
アルゴリズムを有する翻訳ブロック415が設けられ、
この翻訳ブロック415において単語辞書データベース
および翻訳アルゴリズムを参照しつつ音声認識ブロック
414の出力情報に対し翻訳を行う。このような翻訳機
能も既存の自然言語処理技術を用いて実現すればよい。
【0125】そして、音素片データベースを有する音声
合成ブロック416が設けられ、この音声合成ブロック
416において翻訳ブロック415の出力情報に対し音
素片データベースを参照しつつ音声合成を行う。
【0126】そして、音声ミキサ409が設けられ、受
信情報検出ブロック401からの音声情報、音声合成ブ
ロック416からの音声情報およびコンテンツ再生機能
ブロック2からのコンテンツ再生情報を合成して音声情
報としてヘッドフォン5aに出力する。なお、翻訳ブロ
ック415における翻訳結果は、テキスト情報としてデ
ィスプレイ5bにも表示するようにしておけば、より確
実に翻訳内容を理解することができる。
【0127】なお、受信情報検出ブロック401からの
音声情報については、音声認識ブロック414、翻訳ブ
ロック415および音声合成ブロック416における処
理に要する時間を考慮して、一時的にバッファ417に
保存してから音声ミキサ409に出力するようにしてお
いてもよい。
【0128】一方、マイク6aから入力される音声情報
に対しても、同様の翻訳を行うために、音声認識ブロッ
ク414、翻訳ブロック415および音声合成ブロック
416と同様の(ただし言語は異なる)音声認識ブロッ
ク418、翻訳ブロック419および音声合成ブロック
420を設けておき、音声合成ブロック420の出力を
送信情報として携帯用端末1aに出力する。
【0129】なお、音声認識ブロック414,418に
おける音素片データベースや翻訳ブロック415,41
9における単語辞書データベースおよび翻訳アルゴリズ
ム、音声合成ブロック416,420における音素片デ
ータベースのデータ容量が大きすぎる場合や、また、そ
れらのデータを、数多くの言語について一つの端末に納
めきれない場合が考えられる。その場合は、携帯用端末
1aと通信回線を介して接続されたサーバー局(図示せ
ず)に、各言語に応じた音素片データベース、単語辞書
データベースおよび翻訳アルゴリズムを保存管理してお
き、本実施の形態にかかる情報通信端末がそれらの情報
を、必要に応じて受信情報としてダウンロードするよう
にすればよい。そして、受信情報検出ブロック401
が、音声認識ブロック414,418、翻訳ブロック4
15,419、音声合成ブロック416,420に対
し、それらの情報を認識関連情報、翻訳関連情報および
合成関連情報として分配するようにすればよい。そうす
れば、音素片データベース、単語辞書データベースおよ
び翻訳アルゴリズムに要する記憶装置の容量は少なくて
済む。
【0130】例えば、受信情報として英語が入力され、
送信情報として日本語が出力される場合、音声認識ブロ
ック414および音声合成ブロック420には、英語の
音素片データベースがそれぞれ認識関連情報、合成関連
情報として受信情報検出ブロック401から与えられ
る。そして、翻訳ブロック415,419には、英語お
よび日本語の単語辞書データベースおよび翻訳アルゴリ
ズムが翻訳関連情報として受信情報検出ブロック401
から与えられる。そして、音声合成ブロック416およ
び音声認識ブロック420には、日本語の音素片データ
ベースがそれぞれ合成関連情報、認識関連情報として受
信情報検出ブロック401から与えられる。
【0131】本実施の形態にかかる情報通信端末を用い
れば、制御機能ブロック4に音声認識および翻訳の機能
を持たせるので、さらに使い勝手が向上する。
【0132】なお、本実施の形態にかかる情報通信端末
を変形すれば、受信情報および送信情報に音声情報でな
くテキスト情報が用いられる場合であっても、同様の翻
訳機能を持たせることができる。すなわち、図15に示
すように、音声認識ブロック414に代わってテキスト
認識ブロック421を設け、音声合成ブロック420に
代わってテキスト生成ブロック422を設ければ、同様
にして翻訳を行うことができる。ただし、この場合、テ
キスト情報であることから、音声ミキサ409に受信情
報を入力する必要はなく、そのため、バッファ417も
不要となる。また、テキスト認識ブロック421および
テキスト生成ブロック422は、音素片データベースで
はなく、単語の区分を認識するための単語データベース
を有しておればよい。また、携帯用端末1aと通信回線
を介して接続されたサーバー局からはそのような単語デ
ータベースをダウンロードして、テキスト認識ブロック
421およびテキスト生成ブロック422にそれぞれ、
認識関連情報、生成関連情報として与えるようにすれば
よい。
【0133】実施の形態6.本実施の形態にかかる情報
通信端末は、実施の形態4にかかる情報通信端末の変形
例であり、具体的には、音声情報だけでなく画像情報を
も取り扱うことが可能なものである。
【0134】図16に、本実施の形態にかかる情報通信
端末の構成を示す。本実施の形態にかかる情報通信端末
は、図1に示した構成と同様、携帯用端末1a、コンテ
ンツ記録3を再生するコンテンツ再生機能ブロック2、
制御機能ブロック4f、並びに出力メディアたるヘッド
フォン5a、ディスプレイ5bおよび入力メディアたる
マイク6a、入力ボタン6bを備えている。さらに本実
施の形態にかかる情報通信端末では、画像情報を取り込
むことができる入力メディアとしてデジタルカメラ5c
をも備えている。また、本実施の形態にかかる情報通信
端末では、コンテンツ記録3が音声情報だけでなく画像
情報をも有しており、コンテンツ再生機能ブロック2
は、コンテンツ再生音声情報とコンテンツ再生画像情報
とを出力するものとする。
【0135】このうち、制御機能ブロック4fには、画
像情報のやりとりを行うための様々な機能ブロックが含
まれている。
【0136】まず、携帯用端末1aからの受信情報を認
識し、そこに含まれる情報を分別して出力する受信情報
検出ブロック401が設けられている。本実施の形態に
おいて受信情報検出ブロック401は、コンテンツ再生
の制御に関する制御関連情報、並びに受信情報に含まれ
る音声情報、画像情報、テキスト情報および電子メール
アドレスや電話番号等の送信者情報を出力する。
【0137】また、受信情報検出ブロック401からの
送信者情報を受けて、より詳細な送信者情報を出力する
ために、送信者の氏名や電話番号、電子メールのアドレ
ス、およびその他の情報を蓄えた電話帳データベース4
02も設けられている。
【0138】そして、音声ミキサ409が設けられ、受
信情報検出ブロック401からの音声情報およびコンテ
ンツ再生機能ブロック2からのコンテンツ再生情報を合
成して音声情報としてヘッドフォン5aに出力する。
【0139】また、再生制御ブロック406が設けられ
ている。この再生制御ブロック406は、受信情報検出
ブロック401からの制御関連情報を得て、コンテンツ
再生機能ブロック2に制御情報を出力する。この制御情
報により、実施の形態1で述べたような、コンテンツ再
生機能ブロック2での音量の削減、またはコンテンツ記
録3の再生の一時停止が行われる。
【0140】ただし、コンテンツ記録3の再生の一時停
止については、コンテンツ再生機能ブロック2において
再生は続けるものの、コンテンツ再生画像情報およびコ
ンテンツ再生音声情報の出力回線を切断するだけ、とし
てもよい。このとき、通信の開始から終了時点までの間
にコンテンツの再生が幾分か進むが、余り重要でないコ
ンテンツなど再生を飛ばしてもよいと判断する場合に
は、このような動作も許容される。
【0141】また、コンテンツがテレビ放送やオンデマ
ンドビデオである場合など、情報通信端末において一時
停止の操作ができない場合にも、上記の動作が行われる
ことになる。この場合、通信の開始から終了時点までの
間のコンテンツが重要である場合には、コンテンツ再生
機能ブロック2内に記憶装置を設けておき、その記憶装
置に通信の開始から終了時点までの間のコンテンツを記
憶させ、通信終了後に再生できるようにしておいてもよ
い。
【0142】また、画像選択/合成ブロック424が設
けられる。この画像選択/合成ブロック424には、コ
ンテンツ再生機能ブロック2からのコンテンツ再生画像
情報および受信情報に含まれていたテキスト情報が入力
される。そして、画像選択/合成ブロック424は、コ
ンテンツ再生画像情報およびテキスト情報を選択して、
または合成してディスプレイ5bに出力する。例えば、
コンテンツを再生中に電子メールの着信があった場合、
コンテンツ再生画像情報に着信を知らせるテキスト情報
を合成したり、電子メールの内容を合成してディスプレ
イ5bに出力する。
【0143】また、電話帳データベース402に納める
べきデータに、電話番号や名前のみならず画像情報を記
憶させておくこともできる。画像情報のデータはデジタ
ルカメラ5cにより取得しておき、図17に示すよう
に、各人物ごとに電話番号データD1b、名前データD
1c、着信時音色D1d、本人の肉声D1e等のデータ
と関連づけて画像データD1aとして記憶させておけば
よい。他の画像データD2,D3についても同様であ
る。そして、電話等の着信があったときに、受信情報に
含まれる送信者情報から、電話帳データベース402内
の該当する画像データを検索し、その画像データを画像
選択/合成ブロック424に出力するようにしておく。
このようにすれば、電話等の着信があったときに送信者
が誰であるのかが即座に判断できる。
【0144】また、例えば図13に示した着信メロディ
データSD4のかわりに、デジタルカメラ5cにより取
得しておいた自己の画像情報データSD5を相手先電話
番号等の呼び出し制御データSD3の直後に添付して送
信し、相手先の情報通信端末に到着した際に自己の画像
情報データが表示されるようにしておいてもよい(図1
8)。そうすれば、通信先に送信者が誰であるのかを即
座に知らせることができる。
【0145】さらに、テキスト情報化ブロック425お
よびテキスト/画像合成ブロック426を設け、入力ボ
タン6bによりテキスト情報を入力できるようにしてお
き、テキスト情報MMとデジタルカメラ5cにより取得
しておいた画像情報データSD5とを合成して携帯用端
末1aから送信できるようにする(図19)。そうすれ
ば、送信した画像情報D1aやテキスト情報D1b等の
情報を、新たな情報を入力することなくそのまま通信先
の電話帳データベースに記憶することができる。なお、
テキスト情報については、音声認識ブロック412を設
けておきマイク6aから入力された音声情報から生成す
るようにしてもよい。
【0146】また、受信情報に含まれる画像情報GDか
らテキスト情報を抽出して分離する画像認識ブロック4
23を設けておけばよい。そして、分離した画像情報D
1aおよび抽出テキスト情報D1bを画像選択/合成ブ
ロック424に入力してディスプレイ5bに表示させ、
同時に電話帳データベース402に記憶させる(図2
0)。そうすれば、テキスト情報が画像情報から分離さ
れているので、新たな情報を入力することなくそのまま
電話帳データベース402に記憶させることができる。
【0147】なお、画像情報GDに含まれるテキスト情
報が、手書き入力されたもの等であってビットマップデ
ータとなっている場合には、現在、OCR(光学読み取
り装置)等に用いられているアルゴリズムを画像認識ブ
ロック423にて行えばよい。すなわち、図21に示す
ように、入力画像をRGBの各色要素に分解し、文字部
分と背景部分とのコントラストを強調した後、文字素片
データベースを援用しつつ文字認識パターンマッチング
を行い、文字を判定して出力すればよい。
【0148】本実施の形態にかかる情報通信端末を用い
れば、画像情報をも取り扱うことができるので、さらに
使い勝手が向上する。
【0149】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる情報通
信端末を用いれば、制御情報が入力情報により規定され
るだけではなく受信情報に基づいて加工されるので、例
えば、コンテンツの再生中に着信があったときのコンテ
ンツの音量を下げたり再生を一時停止したりする対応を
自動的に行わせることができ、通信機能とコンテンツ再
生機能を組み合わせることによる使い勝手の低下を防止
することが可能となる。または、送信情報が入力情報に
より規定されるだけではなく再生情報に基づいて加工さ
れるので、例えば再生情報と送信情報とを混合して送信
することができる。
【0150】この発明のうち請求項2にかかる情報通信
端末を用いれば、制御情報を、コンテンツの再生中に着
信があったときにコンテンツの音量を下げる命令とする
ので、通信機能とコンテンツ再生機能とを組み合わせる
ことによる使い勝手の低下を防止することが可能とな
る。
【0151】この発明のうち請求項3にかかる情報通信
端末を用いれば、制御情報を、コンテンツの再生中に着
信があったときにコンテンツの再生を一時停止する命令
とするので、通信機能とコンテンツ再生機能とを組み合
わせることによる使い勝手の低下を防止することが可能
となる。
【0152】この発明のうち請求項4にかかる情報通信
端末を用いれば、受信情報の着信が存する間に進行した
コンテンツの再生情報を記憶手段に記憶させるので、通
信終了後にその部分のコンテンツを確認することができ
る。
【0153】この発明のうち請求項5にかかる情報通信
端末を用いれば、再生情報の種類に応じて、出力情報の
周波数特性を変化させるので、コンテンツの再生中、ま
たは、通信中の各々に適した周波数特性を選択すること
ができる。
【0154】この発明のうち請求項6にかかる情報通信
端末を用いれば、再生情報と送信情報とを混合するの
で、送信先に再生情報を送付することができる。
【0155】この発明のうち請求項7にかかる情報通信
端末を用いれば、受信情報の着信がある間は、再生情報
のうちステレオ音声情報の片方のチャネルを受信情報に
置き換え、他方のチャネルを前記ステレオ音声情報をモ
ノラル化した音声情報に置き換えるので、同時に再生情
報と受信情報とを聞くことができる。
【0156】この発明のうち請求項8にかかる情報通信
端末を用いれば、コンテンツの再生中に受信情報の着信
があった場合に、出力情報に着信情報を含ませるので、
ユーザはコンテンツの再生中であっても受信情報の着信
を知ることができる。
【0157】この発明のうち請求項9にかかる情報通信
端末を用いれば、着信情報が合成された音声から構成さ
れるので、コンテンツの再生中であっても着信の情報を
音声により知らせることができ、より確実に着信の情報
をユーザに伝えることができる。
【0158】この発明のうち請求項10にかかる情報通
信端末を用いれば、音声合成手段がテキスト情報を読み
上げるので、ユーザは受信情報の内容をより確実に認識
できる。
【0159】この発明のうち請求項11にかかる情報通
信端末を用いれば、クロック生成手段が、音声合成手段
の出力を音楽のテンポに対応したクロックに同期して出
力するので、音楽のテンポに合わせてテキスト情報を読
み上げることができる。
【0160】この発明のうち請求項12にかかる情報通
信端末を用いれば、音程変換手段が音声合成手段の出力
の音程を音楽のメロディの音程に合致するよう補正して
出力するので、音楽のメロディに合わせてテキスト情報
を読み上げることができる。
【0161】この発明のうち請求項13にかかる情報通
信端末を用いれば、他の情報通信端末から送られてきた
コンテンツを、各情報通信端末の能力に適した状態で再
生することができる。
【0162】この発明のうち請求項14にかかる情報通
信端末を用いれば、音声認識手段が命令を認識し、音声
認識手段において認識された命令に基づいて制御情報が
決定されるので、音声により再生手段を制御でき、操作
が簡単である。
【0163】この発明のうち請求項15にかかる情報通
信端末を用いれば、通話音声によって送信者の確認を行
うことができるので、安全性が高い。
【0164】この発明のうち請求項16にかかる情報通
信端末を用いれば、着信メロディによっても送信者の確
認を容易に行うことができる。
【0165】この発明のうち請求項17にかかる情報通
信端末を用いれば、使用者の周囲の環境の音に基づいて
着信メロディの音量を変化させるので、使用者の周囲の
人間に迷惑をかけにくい。
【0166】この発明のうち請求項18にかかる情報通
信端末を用いれば、音階生成手段が、複数の入力ボタン
が押されたときに複数の入力ボタンのそれぞれに予め割
り当てられた音階を生成するので、楽器のように用いる
ことができる。
【0167】この発明のうち請求項19にかかる情報通
信端末を用いれば、請求項18にかかる情報通信端末と
同様に楽器のように用いることができる。
【0168】この発明のうち請求項20にかかる情報通
信端末を用いれば、一つのボタンを押すだけでメッセー
ジを発生させることができる。
【0169】この発明のうち請求項21にかかる情報通
信端末を用いれば、着信メロディのデータが通信される
ので、通信先において着信メロディの違いにより送信者
の判別が行える。
【0170】この発明のうち請求項22にかかる情報通
信端末を用いれば、通話終了後に通話内容を確認するこ
とができる。さらに通話品質に応じてサンプリング周波
数を変化させるので、通話品質が低くても構わないとき
はデータ量を少なくすることができる。
【0171】この発明のうち請求項23にかかる情報通
信端末を用いれば、複数の電子メールアドレスのそれぞ
れと複数の電話番号のそれぞれとが対応付けて電話帳デ
ータベースに記憶されるので、例えばプライベート用の
アドレスから着信があった場合にはプライベート用の電
話番号だけを表示させることができ、誤ったところに情
報を返信する可能性が減少する。
【0172】この発明のうち請求項24にかかる情報通
信端末を用いれば、誤ったところに情報を返信する可能
性がより減少する。
【0173】この発明のうち請求項25にかかる情報通
信端末を用いれば、受信情報のうち音声情報を翻訳でき
る。また、第1および第2の音素片データベース、第1
の単語辞書データベースおよび第1の翻訳アルゴリズム
を受信情報として得るので、それらのデータに要する記
憶装置の容量は少なくて済む。
【0174】この発明のうち請求項26にかかる情報通
信端末を用いれば、入力情報のうち音声情報を翻訳でき
る。また、第3および第4の音素片データベース、第2
の単語辞書データベース並びに第2の翻訳アルゴリズム
を受信情報として得るので、それらのデータに要する記
憶装置の容量は少なくて済む。
【0175】この発明のうち請求項27にかかる情報通
信端末を用いれば、受信情報のうち音声情報を翻訳でき
る。また、第1の音素片データベース、第1の単語デー
タベース、第1の単語辞書データベースおよび第1の翻
訳アルゴリズムを受信情報として得るので、それらのデ
ータに要する記憶装置の容量は少なくて済む。
【0176】この発明のうち請求項28にかかる情報通
信端末を用いれば、入力情報のうち音声情報を翻訳でき
る。また、第2の音素片データベース、第2の単語デー
タベース、第2の単語辞書データベース並びに第2の翻
訳アルゴリズムを受信情報として得るので、それらのデ
ータに要する記憶装置の容量は少なくて済む。
【0177】この発明のうち請求項29にかかる情報通
信端末を用いれば、着信があったときに送信者が誰であ
るのかが即座に判断できる。
【0178】この発明のうち請求項30にかかる情報通
信端末を用いれば、通信先に送信者が誰であるのかを即
座に知らせることができる。
【0179】この発明のうち請求項31にかかる情報通
信端末を用いれば、テキスト情報が含まれているので、
新たな情報を入力することなくそのまま通信先の電話帳
データベースに記憶させることができる。
【0180】この発明のうち請求項32にかかる情報通
信端末を用いれば、テキスト情報が画像情報から分離さ
れているので、制御手段がさらに電話帳データベースを
備える場合に、新たな情報を入力することなくそのまま
電話帳データベースに記憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報通信端末の構成を示す図であ
る。
【図2】この発明の実施の形態1の情報通信端末の構成
を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1における制御機能ブロ
ック4aでのプロセス状態遷移図である。
【図4】この発明の実施の形態1における制御機能ブロ
ック4aでのプロセス状態遷移図である。
【図5】この発明の実施の形態1の情報通信端末の構成
を示す図である。
【図6】音声信号の強度の周波数特性を示す図である。
【図7】音声信号の強度の周波数特性を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態2の情報通信端末の構成
を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態3の情報通信端末の構成
を示す図である。
【図10】音声の波形とその分離を示す図である。
【図11】この発明の実施の形態3の情報通信端末にお
いて送受信されるデータを示す図である。
【図12】この発明の実施の形態4の情報通信端末の構
成を示す図である。
【図13】この発明の実施の形態4の情報通信端末にお
いて送受信されるデータを示す図である。
【図14】この発明の実施の形態5の情報通信端末の構
成を示す図である。
【図15】この発明の実施の形態5の情報通信端末の変
形例の構成を示す図である。
【図16】この発明の実施の形態6の情報通信端末の構
成を示す図である。
【図17】この発明の実施の形態6の情報通信端末にお
ける電話帳データベース402の構成を示す図である。
【図18】この発明の実施の形態6の情報通信端末にお
いて送信されるデータを示す図である。
【図19】この発明の実施の形態6の情報通信端末にお
いて送信されるデータを示す図である。
【図20】この発明の実施の形態6の情報通信端末にお
いて受信されるデータの画像認識を示す図である。
【図21】この発明の実施の形態6の情報通信端末にお
いて行われる画像認識のアルゴリズムを示す図である。
【符号の説明】
1 通信機能ブロック 2 コンテンツ再生機能ブロック 3 コンテンツ記録 4,4a〜4f 制御機能ブロック 5 出力メディア 6 入力メディア 401 受信情報検出ブロック 402 電話帳データベース 403,416,420 音声合成ブロック 406 再生制御ブロック 407 クロック同期音声再生ブロック 408 ピッチコンバータ 409,409a,409b 音声ミキサ 410 着信音生成ブロック 412,414,418 音声認識ブロック 413 返信先選択ブロック 415,419 翻訳ブロック 421 テキスト認識ブロック 422 テキスト生成ブロック 423 画像認識ブロック 424 画像選択/合成ブロック 425 テキスト情報化ブロック 426 テキスト/画像合成ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 9/00 N (72)発明者 奥村 眞弓 大阪市淀川区宮原4丁目5番36号 株式会 社メガチップス内 (72)発明者 大矢 直史 大阪市淀川区宮原4丁目5番36号 株式会 社メガチップス内 (72)発明者 山本 武史 大阪市淀川区宮原4丁目5番36号 株式会 社メガチップス内 Fターム(参考) 5D015 KK01 KK04 5K067 AA34 BB04 DD25 DD30 DD45 DD52 DD53 DD54 EE02 FF07 FF13 FF23 FF25 FF26 FF32 FF34 FF40 HH22 HH23 KK15 5K101 KK18 LL12 MM07 NN15 NN21 9A001 CC02 HZ17 HZ18 JJ01 JJ14 KK56

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを再生する再生手段と、 送信情報および受信情報を通信回線を介して通信する通
    信手段と、 前記送信情報および前記再生手段を制御する制御情報を
    規定する入力情報を与える入力手段と、 前記受信情報および前記再生手段から出力される前記コ
    ンテンツの再生情報により規定される出力情報が与えら
    れる出力手段と、 前記入力情報、前記受信情報および前記再生情報が入力
    され、前記出力情報、前記送信情報および前記制御情報
    を出力し、前記制御情報を前記受信情報に基づいて加工
    して前記再生手段に与え、または、前記送信情報を前記
    再生情報に基づいて加工して前記通信手段に与える制御
    手段とを備える情報通信端末。
  2. 【請求項2】 前記再生情報が音声情報を含み、 前記制御手段は、前記制御情報を、前記通信手段に前記
    受信情報の着信があった場合に前記再生手段における音
    量を下げる命令として加工する、請求項1記載の情報通
    信端末。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記制御情報を、前記
    通信手段に前記受信情報の着信があった場合に前記再生
    手段における前記コンテンツの前記再生を一時停止する
    命令として加工する、請求項1記載の情報通信端末。
  4. 【請求項4】 前記再生手段は記憶手段を備え、 前記制御手段は、前記制御情報を、前記受信情報の着信
    が存する間に進行した前記コンテンツの再生情報を前記
    記憶手段に記憶させる命令として加工する、請求項1記
    載の情報通信端末。
  5. 【請求項5】 前記再生情報および前記受信情報が音声
    情報を含み、 前記制御手段は、前記再生情報および前記受信情報に応
    じて、前記出力情報の周波数特性を変化させる、請求項
    1記載の情報通信端末。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記再生情報と前記送
    信情報とを混合する命令として前記制御情報を加工す
    る、請求項1記載の情報通信端末。
  7. 【請求項7】 ステレオ音声情報を含むコンテンツを再
    生する再生手段と、 送信情報および受信情報を通信回線を介して通信する通
    信手段と、 前記送信情報を入力するための入力手段と、 前記受信情報および前記再生手段から出力される前記コ
    ンテンツの再生情報を出力する出力手段と、 前記受信情報の着信がある間は、前記再生情報のうち前
    記ステレオ音声情報の一方のチャネルを前記受信情報に
    置き換え、他方のチャネルを前記ステレオ音声情報をモ
    ノラル化した音声情報に置き換える制御手段とを備える
    情報通信端末。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記コンテンツの再生
    中に前記受信情報の着信があった場合に、前記出力情報
    に着信を知らせる着信情報を含ませる、請求項1記載の
    情報通信端末。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は音声合成手段をさらに備
    え、 前記着信情報は合成された音声から構成される、請求項
    8記載の情報通信端末。
  10. 【請求項10】 前記受信情報はテキスト情報を含み、 前記音声合成手段は、前記テキスト情報を得て、前記テ
    キスト情報を合成された音声に変換して出力する、請求
    項9記載の情報通信端末。
  11. 【請求項11】 前記再生情報は音楽を含み、 前記制御手段は、 前記音楽のテンポを抽出して、前記テンポに対応したク
    ロックを発生させるクロック生成手段をさらに備え、 前記クロック生成手段は、前記音声合成手段の出力を前
    記クロックに同期して出力する、請求項10記載の情報
    通信端末。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、 前記音楽のメロディの音程を抽出し、前記音声合成手段
    の出力の音程を前記メロディの音程に合致するよう補正
    して出力する音程変換手段をさらに備える、請求項10
    記載の情報通信端末。
  13. 【請求項13】 前記コンテンツおよび前記再生手段に
    おける前記コンテンツの再生処理アルゴリズムは、前記
    受信情報または前記送信情報に含まれて通信され、 通信された前記再生処理アルゴリズムは、通信先の前記
    再生手段において、通信された前記コンテンツの再生に
    用いられる、請求項1記載の情報通信端末。
  14. 【請求項14】 前記入力情報が音声による命令を含
    み、 前記制御手段は、 前記命令を認識する音声認識手段をさらに備え、 前記音声認識手段において認識された前記命令に基づい
    て前記制御情報が決定される、請求項1記載の情報通信
    端末。
  15. 【請求項15】 前記受信情報が音声情報を含み、 前記制御手段は、 送信者に関する情報を記憶した電話帳データベースをさ
    らに備え、 前記送信者に関する情報が前記送信者の音声を含み、 前記音声認識手段において、前記受信情報のうちの前記
    音声情報と前記電話帳データベースが記憶した前記送信
    者の前記音声とを比較して一致するかどうか判別する、
    請求項14記載の情報通信端末。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、 前記受信情報の着信があったときに着信メロディを生成
    する着信音生成手段と、 送信者に関する情報を記憶した電話帳データベースとを
    さらに備え、 前記送信者に関する情報が、前記送信者ごとに割り当て
    られた前記着信メロディの音色の情報を含み、 前記着信音生成手段が、前記着信メロディの前記音色の
    情報に基づき、前記送信者に応じて前記着信メロディの
    前記音色を変化させて前記着信メロディを生成する、請
    求項1記載の情報通信端末。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、 前記受信情報の着信があったときに着信メロディを生成
    する着信音生成手段をさらに備え、 前記入力手段が、使用者の周囲の環境の音の情報をさら
    に与え、 前記着信音生成手段が、前記使用者の周囲の環境の音の
    情報に基づいて、前記着信メロディの音量を変化させて
    前記着信メロディを生成する、請求項1記載の情報通信
    端末。
  18. 【請求項18】 前記入力手段が複数の入力ボタンを含
    み、 前記制御手段は、 前記複数の入力ボタンが押されたときに、前記複数の入
    力ボタンのそれぞれに予め割り当てられた音階を生成す
    る音階生成手段をさらに備える、請求項1記載の情報通
    信端末。
  19. 【請求項19】 前記複数の入力ボタンのそれぞれに、
    前記音階ではなく、順序付けられたノートデータの一群
    を割り当てておき、 前記音階生成手段において前記順序付けられたノートデ
    ータの一群を生成する、 請求項18記載の情報通信端末。
  20. 【請求項20】 前記複数の入力ボタンのそれぞれに、
    前記音階ではなく、予め記憶させておいたメッセージを
    割り当てておき、 前記音階生成手段において前記メッセージを生成する、
    請求項18記載の情報通信端末。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、 前記受信情報の着信があったときに着信メロディを生成
    する着信音生成手段をさらに備え、 前記着信音生成手段において生成された前記着信メロデ
    ィのデータは、前記送信情報に含まれて通信され、 通信された前記着信メロディのデータは、通信先の着信
    音生成手段において、 前記着信メロディの生成に用いられる、請求項1記載の
    情報通信端末。
  22. 【請求項22】 前記送信情報および受信情報は音声情
    報を含み、 前記制御手段は、 前記送信情報および受信情報を、通話品質に応じたサン
    プリング周波数で録音する録音手段をさらに備える、請
    求項1記載の情報通信端末。
  23. 【請求項23】 前記制御手段は、 送信者に関する情報を記憶した電話帳データベースをさ
    らに備え、 前記送信者に関する情報が、前記送信者の複数の電子メ
    ールアドレスの情報および前記送信者の複数の電話番号
    の情報を含み、 前記複数の電子メールアドレスのそれぞれと前記複数の
    電話番号のそれぞれとが対応付けられ、 前記受信情報が電子メールにより通信された場合は、前
    記電話帳データベースを参照しつつ、発信元の電子メー
    ルアドレスに関連付けられた前記複数の電話番号を前記
    出力手段に表示し、 前記受信情報が電話により通信された場合は、前記電話
    帳データベースを参照しつつ、発信元の電話番号に関連
    付けられた前記複数の電子メールアドレスを前記出力手
    段に表示する、請求項1記載の情報通信端末。
  24. 【請求項24】 前記出力手段に表示される、前記複数
    の電話番号または前記複数の電子メールアドレスには、
    それぞれ表示の優先順位がつけられている、請求項23
    記載の情報通信端末。
  25. 【請求項25】 前記受信情報は音声情報を含み、 前記制御手段は、 第1の音素片データベースを有し、前記第1の音素片デ
    ータベースを参照しつつ前記受信情報に含まれる前記音
    声情報を認識する第1の音声認識手段と、 第1の単語辞書データベースおよび第1の翻訳アルゴリ
    ズムを有し、前記第1の単語辞書データベースおよび前
    記第1の翻訳アルゴリズムを参照しつつ、前記第1の音
    声認識手段に認識された前記音声情報を翻訳する第1の
    翻訳手段と、 第2の音素片データベースを有し、前記第2の音素片デ
    ータベースを参照しつつ、前記第1の翻訳手段に翻訳さ
    れた前記音声情報を音声合成する第1の音声合成手段と
    をさらに備え、 前記第1および第2の音素片データベース、第1の単語
    辞書データベース並びに第1の翻訳アルゴリズムは前記
    受信情報として得られた、請求項1記載の情報通信端
    末。
  26. 【請求項26】 前記入力情報は音声情報を含み、 前記制御手段は、 第3の音素片データベースを有し、前記第3の音素片デ
    ータベースを参照しつつ前記入力情報に含まれる前記音
    声情報を認識する第2の音声認識手段と、 第2の単語辞書データベースおよび第2の翻訳アルゴリ
    ズムを有し、前記第2の単語辞書データベースおよび前
    記第2の翻訳アルゴリズムを参照しつつ、前記第2の音
    声認識手段に認識された前記音声情報を翻訳する第2の
    翻訳手段と、 第4の音素片データベースを有し、前記第4の音素片デ
    ータベースを参照しつつ、前記第2の翻訳手段に翻訳さ
    れた前記音声情報を音声合成する第2の音声合成手段と
    をさらに備え、 前記第3および第4の音素片データベース、第2の単語
    辞書データベース並びに第2の翻訳アルゴリズムは前記
    受信情報として得られた、請求項25記載の情報通信端
    末。
  27. 【請求項27】 前記受信情報はテキスト情報を含み、 前記制御手段は、 第1の単語データベースを有し、前記第1の単語データ
    ベースを参照しつつ前記受信情報に含まれる前記テキス
    ト情報を認識するテキスト認識手段と、 第1の単語辞書データベースおよび第1の翻訳アルゴリ
    ズムを有し、前記第1の単語辞書データベースおよび前
    記第1の翻訳アルゴリズムを参照しつつ、前記テキスト
    認識手段に認識された前記テキスト情報を翻訳する第1
    の翻訳手段と、 第1の音素片データベースを有し、前記第1の音素片デ
    ータベースを参照しつつ、前記第1の翻訳手段に翻訳さ
    れた前記テキスト情報から音声合成する第1の音声合成
    手段とをさらに備え、 前記第1の音素片データベース、第1の単語データベー
    ス、第1の単語辞書データベース並びに第1の翻訳アル
    ゴリズムは前記受信情報として得られた、請求項1記載
    の情報通信端末。
  28. 【請求項28】 前記入力情報は音声情報を含み、 前記制御手段は、 第2の音素片データベースを有し、前記第2の音素片デ
    ータベースを参照しつつ前記入力情報に含まれる前記音
    声情報を認識する第2の音声認識手段と、 第2の単語辞書データベースおよび第2の翻訳アルゴリ
    ズムを有し、前記第2の単語辞書データベースおよび前
    記第2の翻訳アルゴリズムを参照しつつ、前記第2の音
    声認識手段に認識された前記音声情報を翻訳する第2の
    翻訳手段と、 第2の単語データベースを有し、前記第2の単語データ
    ベースを参照しつつ、前記第2の翻訳手段に翻訳された
    前記音声情報からテキスト生成するテキスト生成手段と
    をさらに備え、 前記第2の音素片データベース、第2の単語データベー
    ス、第2の単語辞書データベース並びに第2の翻訳アル
    ゴリズムは前記受信情報として得られた、請求項27記
    載の情報通信端末。
  29. 【請求項29】 前記制御手段は、 送信者に関する情報を記憶した電話帳データベースをさ
    らに備え、 前記送信者に関する情報が前記送信者に関する画像情報
    を含み、 前記受信情報の着信があったときに前記画像情報が前記
    出力手段に表示する、請求項1記載の情報通信端末。
  30. 【請求項30】 前記入力手段から送信者の画像情報の
    データが入力され、前記画像情報のデータは、前記送信
    情報に含まれて通信され、 通信された前記送信者の前記画像情報のデータは、通信
    先の出力手段において表示される、請求項1記載の情報
    通信端末。
  31. 【請求項31】 前記送信情報にはテキスト情報も含ま
    れる、請求項30記載の情報通信端末。
  32. 【請求項32】 前記受信情報は、テキスト情報が混在
    した画像情報を含み、 前記制御手段は、 画像認識手段をさらに備え、 前記画像認識手段は、前記画像情報から前記テキスト情
    報を抽出して分離する、請求項1記載の情報通信端末。
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