JP2001144875A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP2001144875A
JP2001144875A JP32036099A JP32036099A JP2001144875A JP 2001144875 A JP2001144875 A JP 2001144875A JP 32036099 A JP32036099 A JP 32036099A JP 32036099 A JP32036099 A JP 32036099A JP 2001144875 A JP2001144875 A JP 2001144875A
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Japan
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unit
slave unit
analog
master unit
terminal
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Application number
JP32036099A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Hasegawa
朋久 長谷川
Hiroya Ishikawa
博也 石川
Toshiaki Matsuura
俊明 松浦
Makoto Komuro
誠 小室
Takeshi Funasaka
健 船坂
Saori Suzuki
さおり 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ回線に接続される親機と結合される
子機との間の無線リンクを受信線、送信線とに分離し、
受信線レベルおよび送信線レベルのゲインを前記子機の
充電台のアナログポートを介して接続される端末に応じ
て設定を変えられるようにして前記端末を前記アナログ
回線に接続するようにした無線電話装置を提供する。 【解決手段】 充電台3のアナログポート9にモデム4
を接続した時点で、子機2側のメニューキーによって、
モデム4が充電台3のアナログポート9に接続されたこ
とを設定する。ここで設定された情報を32kbpsの無線リ
ンクにて親機1に送信し、これを受信した親機1は、親
機のDSP13に設けられている電子ボリュームでモデム
用ゲインを設定しうるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電台のアナログ
ポートを介して端末、例えばファクシミリ端末またはモ
デム接続端末等がアナログ回線に接続されるようにした
無線電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ISDN回線に接続される親機を
備え、親機と子機とが無線回線で結ばれると共に前記子
機と同等に扱われる専用のワイヤレスアダプタを使用し
てパソコンなどをワイヤレスで接続可能とする無線電話
装置が知られている。
【0003】しかし、充電台のアナログポートを介して
接続される局線端末を有し、これらの端末がアナログ回
線に接続される親機を介して回線接続が可能となる無線
電話装置は、要望されていたが、いまだ実現されていな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
要望に応えるためのものであり、アナログ回線に接続さ
れる親機と結合される子機との間の無線リンクを受信
線、送信線とに分離し、受信線レベルおよび送信線レベ
ルのゲインを前記子機の充電台のアナログポートを介し
て接続される端末に応じて設定を変えられるようにして
前記端末を前記アナログ回線に接続するようにした無線
電話装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、アナログ回線に接続される親機と、前記親機
と無線により接続される子機と、前記子機の電池を充電
すると共にアナログポートを備える充電台と、前記充電
台のアナログポートを介して接続される端末とを備える
無線電話装置であって、通信開始前に前記親機と前記子
機との間の無線リンクを受信、送信とに分離し、前記ア
ナログポートに接続される機種により受信側のレベル
を、前記親機入力レベルに対して大きくするようして回
線ロスを補償すると共に、前記分離したことによる側音
による回り込みを回避するためにエコーキャンセルを施
すようにし、さらに前記アナログ回線からの着信に対し
て前記親機及び前記子機のいずれかが着信可能で前記着
信が前記端末に対するものであったときに前記親機が着
信動作をした場合、前記親機のキー操作部に備える端末
指定キーを押下することで前記親機と前記子機間の無線
リンクを32Kbpsから64Kbpsに張り直すようにして前記子
機に着信させ、張り直した無線リンクを介して前記端末
と前記アナログ回線との回線接続を可能としたことを特
徴とする無線電話装置としたものである。この構成によ
り、回線条件に惑われること無く充電台のアナログポー
トを介して端末をアナログ回線に接続することができ
る。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、アナログ
回線に接続される親機と、前記親機と無線により接続さ
れる子機と、前記子機の電池を充電すると共にアナログ
ポートを備える充電台と、前記充電台のアナログポート
を介して接続される端末とを備える無線電話装置であっ
て、通信開始前に前記親機と前記子機との間の無線リン
クを受信、送信とに分離し、前記アナログポートに接続
される機種により受信側のレベルを、前記親機入力レベ
ルに対して大きくするようして回線ロスを補償すると共
に、前記分離したことによる側音による回り込みを回避
するためにエコーキャンセルを施すようにし、さらに前
記アナログ回線からの着信に対して前記親機及び前記子
機のいずれかが着信可能で前記着信が前記端末に対する
ものであったときに前記子機が着信動作をした場合、前
記子機のキー操作部に備える端末指定キーを押下するこ
とで、前記子機が前記親機に対して前記親機と前記子機
間の無線リンクを32Kbpsから64Kbpsに張り直すように要
求し、前記親局がこの要求に応じて張り直した無線リン
クで前記子機に着信させ、前記張り直した無線リンクを
介して前記端末と前記アナログ回線との回線接続を可能
としたことを特徴とする無線電話装置としたものであ
る。この構成により、回線条件に惑われること無く充電
台のアナログポートを介して端末をアナログ回線に接続
することができる。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、アナログ
回線に接続される親機と、前記親機と無線により接続さ
れる子機と、前記子機の電池を充電すると共にアナログ
ポートを備える充電台と、前記充電台のアナログポート
を介して接続される端末とを備える無線電話装置であっ
て、通信開始前に前記親機と前記子機との間の無線リン
クを受信、送信とに分離し、前記子機のメニューキーで
アナログポートに接続された機種を選択しておくこと
で、端末に対する着信または端末からの発信時に、自動
的にゲインを可変させるようにしたことを特徴とする無
線電話装置としたものである。この構成により、アナロ
グポートに接続される機種に応じて自動的にゲインを可
変させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図6を用いて説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係る無線電話装置の構成を示すブロック図
である。本発明の実施の形態に係る無線電話装置は、大
きくは親機1、子機2、充電台3および充電台のアナロ
グポート9に接続されるモデム4またはFAX端末6と
から構成されている。親機1と子機2とは、デジタル無
線回線で接続されており、モデム4またはFAX端末6
が充電台3のアナログポート9及び子機2を介して接続
される場合には、前記デジタル無線回線がワイヤレスリ
ンクを構成する。通常、モデム4には、例えばパソコン
5が接続されるようにされる。また、親機1のキー操作
部には端末指定キー7が、子機2のキー操作部には同じ
く端末指定キー8が設けられている。
【0009】図2は、図1の親機の構成を詳細に示した
ものである。図2において親機1は、着信検出や回線極
性の検出などを行なう回線モニタ回路105、アナログ回
線の閉結および切断を行なうフック回路101、ダイヤル
発信回路104、2/4変換回路11とA/D変換を行なう
PCMコーデック12とDSP13とRF(高周波部)14から
成る通話回路及び送受信回路102、制御回路103および
(キー)操作部106などによって構成されている。
【0010】図3は、図1の子機および充電台の構成を
詳細に示したものである。図3において子機2は、2/
4変換回路21とD/A変換を行なうPCMコーデック22
とADPCMトランスコーダ23とRF(高周波部)24から
成る通話回路及び送受信回路202、制御回路203および
(キー)操作部206などによって構成されている。
【0011】また、充電台3は、DC(直流)10Vが印加
されたDC/DCコンバータ33からの出力に応じて48V
または27Vの直流電圧給電を行なう給電部31、アナログ
ポートに接続される通信機器のループを検出するループ
検出部32などによって構成されている。なお、充電台3
のDC/DCコンバータ33からは子機に内蔵されている
電池に対して充電電圧が供給されることは充電台3の本
来機能であるので、その詳細な説明を省く。
【0012】次に、図4〜図5を用いて本発明の無線電
話装置の動作を説明するが、図1のアナログポート9に
接続される通信機器(端末)としては、例としてFAX
端末6が接続されているものについて説明する。
【0013】図4は、図1乃至図3に示される本発明の
無線電話装置の第1の着信応答動作を説明するための動
作シーケンスチャートである。
【0014】図4においては、アナログ回線からの着信
信号を親機1で検出すると共に着信信号を親機1と子機
2との間の32kbpsの無線リンクを介して子機2に転送す
る。
【0015】従って親機1および子機2のいずれでも着
信可能としているが、図4では、前記着信信号に対して
親機1がオフフックすることで応答する。すると、局線
が閉結となり、これにより回線接続となると共に子機2
に対しては親機1が局線閉結で外線が使用中であること
を前記32kbpsの無線リンクを介して子機2に送信する。
【0016】局線閉結となったので、発呼側からアナロ
グ回線を通じてFAX信号が送信されてくることにな
り、親機1では子機2のアナログポート9に接続されて
いるファクシミリ端末へ接続するようにするために、親
機1のキー操作部に備える端末指定キー(FAX釦)7を
押下する。
【0017】そうすると、親機1と子機2との間に張ら
れていた32kbpsの無線リンクを64kbpsの無線リンクに張
り変えて子機2に再度着信信号を伝達する。
【0018】64kbpsの無線リンクに乗った着信が子機2
にあると、子機2では充電台3に子機2が正規位置に置
かれているかを監視し、充電台ONが確認できたなら
ば、子機2と親機1との間の無線回線接続に入る。この
結果、子機2と親機1との間では音声パスも設定される
ようになる。子機2では、音声ミュートを実施し、音声
信号の通信機器への送出を止めるようにし、さらに子機
2から通信機器、この場合FAX端末6に対して1300Hz
の無鳴動着信信号が送出される。なおここで、FAX端
末6には一般回線からの着信信号である16Hzに応じて鳴
動する機能が備えられていない点に注意されたい。
【0019】これに応じてFAX端末6は無鳴動応答す
るので、子機2の充電台3ではループ検出部32でループ
検出動作を実施する。ループ検出が完了すると、同じく
充電台3からは48V27V給電部31において給電切替、即
ち48Vから27Vへの切替が実施されるので、FAX端末
6はスタンバイ完了となる。
【0020】また、子機2では、PCMコーデック22が
ONとなり、さらに上述した音声ミュートを解除(OF
F)する。これにより全ての条件が整ったことになり、
FAX端末6に64kbps信号速度で信号が伝達されること
になる。
【0021】図5は、図1乃至図3に示される本発明の
無線電話装置の第2の着信応答動作を説明するための動
作シーケンスチャートである。
【0022】図5においては、アナログ回線からの着信
信号を親機1で検出すると共に着信信号を親機1と子機
2との間の32kbpsの無線リンクを介して子機2に転送す
る。
【0023】従って親機1および子機2のいずれでも着
信可能としているが、図5では、前記着信信号に対して
子機2がオフフックすることで応答する。応答したこと
が、32kbpsの無線リンクを介して親機1に転送されるの
で、ここで親機1によって局線閉結が実施される。
【0024】局線閉結となると、発呼側からアナログ回
線を通じてFAX信号が32kbpsの無線リンクを介して子
機2に送信されてくる。ここで、子機2のキー操作部に
備える端末指定キー(FAX釦)8を押下する。
【0025】そうすると、子機2と親機1との間に張ら
れていた32kbpsの無線リンクの切断要求が子機2から親
機1に送信され、これにより32kbpsの無線リンクの切断
要求が実施されるとともに親機1と子機2との間に張ら
れていた32kbpsの無線リンクを64kbpsの無線リンクに張
り変えて子機2に再度着信信号を伝達する。
【0026】64kbpsの無線リンクに乗った着信が子機2
にあると、子機2は充電台3の正規位置に子機2を置く
とともに子機2では充電台3に子機2が正規位置に置か
れているかを監視し、充電台ONが確認できたならば、
子機2と親機1との間の無線回線接続に入る。
【0027】この結果、子機2と親機1との間では音声
パスも設定されるようになる。子機2では、音声ミュー
トを実施し、音声信号の通信機器への送出を止めるよう
にし、さらに子機2から通信機器、この場合FAX端末
6に対して1300Hzの無鳴動着信信号が送出される。なお
ここで、FAX端末6には一般回線からの着信信号であ
る16Hzに応じて鳴動する機能が備えられていない点に注
意されたい。
【0028】これに応じてFAX端末6は無鳴動応答す
るので、子機2の充電台3ではループ検出部32でループ
検出動作を実施する。ループ検出が完了すると、同じく
充電台3からは48V27V給電部31において給電切替、即
ち48Vから27Vへの切替が実施されるので、FAX端末
6はスタンバイ完了となる。
【0029】また、子機2では、PCMコーデック22が
ONとなり、さらに上述した音声ミュートを解除(OF
F)する。これにより全ての条件が整ったことになり、
FAX端末6に64kbps信号速度で信号が伝達されること
になる。
【0030】図6は、上記のような系を採ることに伴う
ゲイン設定方法およびそのようなゲイン設定方法を採用
したがために発生するエコーのキャンセルの方法につい
て説明する図である。
【0031】図6においては、充電台3のアナログポー
ト9にモデム4が接続されている例を示しているので以
下この例について説明する。
【0032】充電台3のアナログポート9にモデム4を
接続した時点で、子機2側のメニューキーによって、モ
デム4が充電台3のアナログポート9に接続されたこと
を設定する。ここで設定された情報を32kbpsの無線リン
クにて親機1に送信し、これを受信した親機1は、親機
のDSP13に設けられている電子ボリュームでモデム用
ゲインを設定しうるようにする。
【0033】回線ロスを考えて送信(TX)側の信号レベ
ルを上げたいところであるが、接続機種が規格一杯の信
号レベルを送出するようにしていた場合には、この系を
通したことで更にゲインを上げてしまうので規格違反に
なってしまい、送信(TX)レベルはせいぜいスルー(つ
まり、子機2に入力された信号は回線にそのままのレベ
ルで出力される)にするのが理想である。
【0034】しかし、出荷時は送信(TX)レベルを−4
dBm程アッテネートとしておくようにしている。これ
は、親機1側で発生する送信(TX)レベルの側音が受信
(RX)信号に回り込むのを嫌うからである。ワーストな
回線条件を考えた場合、親機1での側音が大きくなりす
ぎてしまい、全二重(双方向同時に信号を出す方式)の
モデム通信に支障をきたし、その結果、受信(RX)伝送
速度が低下してしまうことになるからである。
【0035】それに対して受信(RX)レベルは回線での
ロスを予想してゲインアップをし、受信側伝送速度の向
上を図れるようにすることができる。しかし、これもロ
スのない回線条件、俗に「近端」と呼ばれる回線条件で
は、予想できない現象(過大信号レベルの入力による接
続機種の破壊)が起こってしまうことも考えられるの
で、出荷時には、受信(RX)レベルは入力・出力が同じ
レベルとなる「スルー」に設定している。
【0036】送信(TX)レベルの時と同様に、側音が回
り込みTX伝送速度が落ちてしまうという問題が出てく
ることがあるが、インターネットなどの使用時、TX伝
送速度はあまり重要視されないていないということで現
在はその犠牲に対して対処はなされていない。
【0037】しかし、このシステムを採ると必ず親機1
側・子機2側の双方で側音が発生してしまい、最悪なケ
ースとして親子間での信号が発振してしまうことが起こ
るから、DSP13に設けたエコーキャンセラー(EC)15
を働かせて、エコーをキャンセルするようにしている。
【0038】次に、図6の図示とは違って、充電台3の
アナログポート9にFAX端末6が接続されている場合
について説明する。充電台3のアナログポート9にモデ
ム4を接続した時点で、子機2側のメニューキーによっ
て、FAX端末6が充電台3のアナログポート9に接続
されていることを設定する。ここで設定された情報を32
kbpsの無線リンクにて親機1に知らせ、これを受信した
親機1は、親機1のDSP13に設けられている電子ボリ
ュームでFAX用ゲインを設定しうるようにする。
【0039】出荷時の設定は、TX(送信)・RX(受信)
レベル共にスルー(同じ信号レベルが出力される)とし
て設定している。これは音声通話を考えた場合、TX
(送信)・RX(受信)レベルが均等でないと不自然であ
り、FAX送受信はモデム通信と違い、半二重(同時に
信号は出し合わない)通信なので側音の問題も無いから
であります。
【0040】以上、どちらに設定された場合も親機1の
DSP13に設けられているエコーキャンセラー(EC)15
を働かせて、エコーをキャンセルするようにしている。
これはこのシステムを採ると必ず親機側・子機側の双方
で側音が発生してしまい、最悪なケースとして親子間で
の信号が発振してしまうことが起こるからである。この
ように、モデム接続時、FAX接続時とでそれぞれゲイ
ン設定を変えるようにし、さらに必ずエコーキャンセラ
ー(EC)15を働かせて、エコーをキャンセルするように
している。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明は、アナログ回線に接続される親機と、前記親機と
無線により接続される子機と、前記子機の電池を充電す
ると共にアナログポートを備える充電台と、前記充電台
のアナログポートを介して接続される端末とを備える無
線電話装置であって、通信開始前に前記親機と前記子機
との間の無線リンクを受信、送信とに分離し、前記アナ
ログポートに接続される機種により受信側のレベルを、
前記親機入力レベルに対して大きくするようして回線ロ
スを補償すると共に、前記分離したことによる側音によ
る回り込みを回避するためにエコーキャンセルを施すよ
うにし、さらに前記アナログ回線からの着信に対して前
記親機及び前記子機のいずれかが着信可能で前記着信が
前記端末に対するものであったときに前記親機が着信動
作をした場合、前記親機のキー操作部に備える端末指定
キーを押下することで前記親機と前記子機間の無線リン
クを32Kbpsから64Kbpsに張り直すようにして前記子機に
着信させ、張り直した無線リンクを介して前記端末と前
記アナログ回線との回線接続を可能としたことを特徴と
する無線電話装置としたものである。この構成により、
回線条件に惑われること無く充電台のアナログポートを
介して端末をアナログ回線に接続することができるとい
う効果がある。
【0042】また、請求項2に記載の発明は、アナログ
回線に接続される親機と、前記親機と無線により接続さ
れる子機と、前記子機の電池を充電すると共にアナログ
ポートを備える充電台と、前記充電台のアナログポート
を介して接続される端末とを備える無線電話装置であっ
て、通信開始前に前記親機と前記子機との間の無線リン
クを受信、送信とに分離し、前記アナログポートに接続
される機種により受信側のレベルを、前記親機入力レベ
ルに対して大きくするようして回線ロスを補償すると共
に、前記分離したことによる側音による回り込みを回避
するためにエコーキャンセルを施すようにし、さらに前
記アナログ回線からの着信に対して前記親機及び前記子
機のいずれかが着信可能で前記着信が前記端末に対する
ものであったときに前記子機が着信動作をした場合、前
記子機のキー操作部に備える端末指定キーを押下するこ
とで、前記子機が前記親機に対して前記親機と前記子機
間の無線リンクを32Kbpsから64Kbpsに張り直すように要
求し、前記親局がこの要求に応じて張り直した無線リン
クで前記子機に着信させ、前記張り直した無線リンクを
介して前記端末と前記アナログ回線との回線接続を可能
としたことを特徴とする無線電話装置としたものであ
る。この構成により、回線条件に惑われること無く充電
台のアナログポートを介して端末をアナログ回線に接続
することができるという効果がある。
【0043】また、請求項3に記載の発明は、アナログ
回線に接続される親機と、前記親機と無線により接続さ
れる子機と、前記子機の電池を充電すると共にアナログ
ポートを備える充電台と、前記充電台のアナログポート
を介して接続される端末とを備える無線電話装置であっ
て、通信開始前に前記親機と前記子機との間の無線リン
クを受信、送信とに分離し、前記子機のメニューキーで
アナログポートに接続された機種を選択しておくこと
で、端末に対する着信または端末からの発信時に、自動
的にゲインを可変させるようにしたことを特徴とする無
線電話装置としたものである。この構成により、アナロ
グポートに接続される機種に応じて自動的にゲインを可
変させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線電話装置の構成
を示すブロック図、
【図2】図1の親機の構成を詳細に示した図、
【図3】図1の子機および充電台の構成を詳細に示した
図、
【図4】図1乃至図3に示される本発明の無線電話装置
の第1の着信応答動作を説明するための動作シーケンス
チャート、
【図5】図1乃至図3に示される本発明の無線電話装置
の第2の着信応答動作を説明するための動作シーケンス
チャート、
【図6】本発明の無線電話装置におけるゲイン設定方法
およびそのようなゲイン設定方法を採用したがために発
生するエコーのキャンセルの方法について説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 親機 2 子機 3 充電台 4 モデム 5 パソコン 6 ファクシミリ(FAX)端末 7、8 端末指定キー 9 アナログポート 11、21 2/4変換回路 12、22 PCMコーデック 13 DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ) 14、24 RF(高周波部) 15 エコーキャンセラー 23 ADPCMトランスコーデック 31 48V27V給電部 32 ループ検出部 33 DC/DCコンバータ 101 フック回路 102 通話回路及び送受信回路(親機側) 103 制御回路(親機側) 104 ダイヤル発信回路 105 回線モニタ 106 (キー)操作部(親機側) 202 通話回路及び送受信回路(子機側) 203 制御回路(子機側) 206 (キー)操作部(子機側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 俊明 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 小室 誠 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 船坂 健 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 さおり 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ回線に接続される親機と、前記
    親機と無線により接続される子機と、前記子機の電池を
    充電すると共にアナログポートを備える充電台と、前記
    充電台のアナログポートを介して接続される端末とを備
    える無線電話装置であって、通信開始前に前記親機と前
    記子機との間の無線リンクを受信、送信とに分離し、前
    記アナログポートに接続される機種により受信側のレベ
    ルを、前記親機入力レベルに対して大きくするようして
    回線ロスを補償すると共に、前記分離したことによる側
    音による回り込みを回避するためにエコーキャンセルを
    施すようにし、さらに前記アナログ回線からの着信に対
    して前記親機及び前記子機のいずれかが着信可能で前記
    着信が前記端末に対するものであったときに前記親機が
    着信動作をした場合、前記親機のキー操作部に備える端
    末指定キーを押下することで前記親機と前記子機間の無
    線リンクを32Kbpsから64Kbpsに張り直すようにして前記
    子機に着信させ、張り直した無線リンクを介して前記端
    末と前記アナログ回線との回線接続を可能としたことを
    特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】 アナログ回線に接続される親機と、前記
    親機と無線により接続される子機と、前記子機の電池を
    充電すると共にアナログポートを備える充電台と、前記
    充電台のアナログポートを介して接続される端末とを備
    える無線電話装置であって、通信開始前に前記親機と前
    記子機との間の無線リンクを受信、送信とに分離し、前
    記アナログポートに接続される機種により受信側のレベ
    ルを、前記親機入力レベルに対して大きくするようして
    回線ロスを補償すると共に、前記分離したことによる側
    音による回り込みを回避するためにエコーキャンセルを
    施すようにし、さらに前記アナログ回線からの着信に対
    して前記親機及び前記子機のいずれかが着信可能で前記
    着信が前記端末に対するものであったときに前記子機が
    着信動作をした場合、前記子機のキー操作部に備える端
    末指定キーを押下することで、前記子機が前記親機に対
    して前記親機と前記子機間の無線リンクを32Kbpsから64
    Kbpsに張り直すように要求し、前記親局がこの要求に応
    じて張り直した無線リンクで前記子機に着信させ、前記
    張り直した無線リンクを介して前記端末と前記アナログ
    回線との回線接続を可能としたことを特徴とする無線電
    話装置。
  3. 【請求項3】 アナログ回線に接続される親機と、前記
    親機と無線により接続される子機と、前記子機の電池を
    充電すると共にアナログポートを備える充電台と、前記
    充電台のアナログポートを介して接続される端末とを備
    える無線電話装置であって、通信開始前に前記親機と前
    記子機との間の無線リンクを受信、送信とに分離し、前
    記子機のメニューキーでアナログポートに接続された機
    種を選択しておくことで、端末に対する着信または端末
    からの発信時に、自動的にゲインを可変させるようにし
    たことを特徴とする無線電話装置。
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