JP2001143378A - ディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録装置

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JP2001143378A
JP2001143378A JP32786899A JP32786899A JP2001143378A JP 2001143378 A JP2001143378 A JP 2001143378A JP 32786899 A JP32786899 A JP 32786899A JP 32786899 A JP32786899 A JP 32786899A JP 2001143378 A JP2001143378 A JP 2001143378A
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JP32786899A
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Masahiko Hatanaka
正彦 畠中
Tomoaki Izumi
智紹 泉
Kiminori Matsuno
公則 松野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた画像データの記録可能領域に画像デ
ータを効率良く記録し、或いは効率よく記録可能領域を
決定することができるディスク記録装置を提供する。 【解決手段】 データが記録可能な記録領域及びこの記
録領域の記録状態の管理情報を記録する管理領域を有す
るディスク3と、管理領域に記録された記録可能領域に
関する管理情報に基づいてデータを記録するための連続
した記録可能領域を検索し決定する記録領域検出部4
と、記録領域検出部4の検出結果に基づいて記録開始及
び終了の記録制御信号をディスク制御部に出力するシス
テム制御部1と、記録制御信号に従ってディスク3への
データの記録処理を行うディスク制御部2とを備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク記録装置、
特に、記録媒体であるディスクに対して静止画及びテキ
スト等の記録情報を記録するディスク記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、オーディオ用のディスクとしては
光ディスクが一般に知られており、中でも再生専用のC
D(コンパクトディスク)及び記録再生の可能なMD
(ミニディスク)が実用化されている。特に、MDは人
間の聴覚心理特性を巧みに利用してオーディオ帯域の信
号を圧縮し、それによってCDの約半分の直径のディス
クにCDと同等の長さの音楽を記録できるようにしたた
め収納性に富み近年急速に普及しつつある。
【0003】一方、オーディオデータをディスク上に記
録する際の記録開始場所の管理、即ちディスクの記録可
能領域管理を行うディスク記録装置については特開平5
−198087号公報に開示されており、このディスク
記録装置によれば記録するデータがオーディオデータで
ある場合はディスク上に点在する記録可能領域のうち第
1の記録可能領域を検索してデータを記録した後、第2
の記録可能領域を検索して続きのデータを記録し、以降
順次記録可能領域を検索してオーディオデータを点在し
たディスク上の場所に順次記録する。このように点在し
たディスクの場所に記録する際はデータの繋がりを示す
管理情報を用いることで順次点在したディスクの記録可
能領域にオーディオデータを記録することができる。
【0004】しかしながら上記のような点在した領域に
静止画及びテキスト等の画像データを記録した場合は再
生時のデータ読み出し制御が複雑になり、更に処理負荷
が重くなるという課題があり、それに対してはディスク
上の連続した記録可能領域の場所を示す情報を用意し、
その情報に従って記録可能領域を検索して記録する方法
が考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、静止画及びテキスト等の画像データを記
録する場合、オーディオ用の記録領域に対して一部分の
領域しか用意されていない限られた画像データの領域に
効率よく記録したり、或いは効率よく記録領域を決定す
ることができないという問題点があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、限られた画像データの記録可能領域に画像デー
タを効率良く記録し、或いは効率よく記録可能領域を決
定することができるディスク記録装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク記録装
置は、データが記録可能な記録領域及びこの記録領域の
記録状態の管理情報を記録する管理領域を有するディス
クと、管理領域に記録された記録可能領域に関する管理
情報に基づいてデータを記録するための連続した記録可
能領域を検索し決定する記録領域検出部と、記録領域検
出部の検出結果に基づいて記録開始及び終了の記録制御
信号をディスク制御部に出力するシステム制御部と、記
録制御信号に従ってディスクへのデータの記録処理を行
うディスク制御部とを備えたものである。
【0008】この発明によれば、データを記録する際、
ディスクの連続した記録可能領域のうちの最適な領域に
これを記録することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、各実施の形
態間において同一の部分には同一の符号を用いるものと
する。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明のディスク
記録装置の実施の形態1における構成を示すブロック
図、図5は本発明のディスク記録装置の実施の形態1に
おけるディスク上のデータレイアウトの構成図を示す。
【0011】図1において、3は画像データの記録可能
な記録領域とこの記録領域の記録状態の管理情報を記録
する管理領域とを有するディスク、5は画像入力部7か
ら順次入力される静止画或いはテキスト等の画像データ
を順次画像メモリ6へ格納すると共に画像メモリ6に格
納した画像データを表示するためモニタ8へこれを出力
する画像処理部、1は、画像メモリ6に一旦格納された
画像データの容量等に関する画像情報を読み出し、且つ
画像データを順次読み出した後、その画像データをディ
スク3へ書き込むための記録制御信号を出力し、更に読
み出した画像データを順次出力するシステム制御部、4
は、システム制御部1から出力される画像データの容量
等に関する画像情報に基づいてディスク3の管理領域に
格納された記録可能領域に関する管理情報を順次読み出
しながら画像情報との容量を比較して所望の記録可能領
域を決定した後、システム制御部1に対して決定した記
録可能領域の管理情報のうちディスク上の位置等に関す
る管理情報を出力する記録領域検出部、2は、ディスク
3を回転制御させ、且つシステム制御部1からの指示に
従って光ピックアップを移送サーボさせて所望のディス
ク位置へアクセスし、データを記録再生するディスク制
御部である。
【0012】以下、その動作を説明する。記録状態にお
いて、画像処理部5は画像入力部7から順次入力される
静止画或いはテキストデータを順次画像メモリ6へ格納
する。この時、画像入力部7に順次入力される静止画が
例えばJPEG等の圧縮データである場合、画像処理部
5は画像メモリ6へ格納した圧縮データを伸張処理した
後モニタ8へ出力して画像データをモニタ8により表示
させる。一方、システム制御部1は画像処理部5から画
像メモリ6へ格納した画像データのメモリ上の開始アド
レス及び終了アドレスを読み出して画像データの容量を
算出、或いは画像処理部5で算出した画像データの容量
を読み出して記録領域検出部4へ出力し、記録領域検出
部4は記録可能領域に関する管理情報に従って記録可能
領域のディスク上の開始アドレス及び終了アドレスを読
み出して記録可能領域の容量を算出した後、これと画像
データの容量とを比較する。
【0013】ここでディスク3の管理領域に記録された
記録可能領域に関する管理情報について説明する。ディ
スク3の内周側にはU−TOC(ユーザ・テーブルオブ
・コンテンツ)と呼ばれる記録状態の管理情報を記録す
る管理領域があり、この領域には所定の記録単位以上の
記録可能領域を示すポインタと所定の記録単位未満の記
録可能領域を示すポインタとがある。ここでいう所定の
記録単位とは例えばディスク3に対しては「クラスタ」
を1単位として記録再生が行われる。1クラスタは例え
ば2〜3周のトラック分に相当し、このクラスタが時間
的に連続して記録されることにより1つのデータトラッ
クが形成される。1クラスタは32セクタ(1セクタは
3252バイト)のメインデータ領域及び4セクタのサ
ブデータ領域とで構成されており、各アドレスが1セク
タ毎にそれぞれ記録されるようになっている。上記の記
録可能領域を示すポインタに従った管理領域には記録可
能領域の開始及び終了アドレス、及び記録可能領域が他
の領域にも存在する場合は各々の記録可能領域を示すポ
インタを連続して検索するためのリンキングポインタと
が書かれている。
【0014】以上のような管理情報を用いて、記録領域
検出部4は所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポ
インタに従ってU−TOCに書かれた第1の所定の記録
単位以下の記録可能領域の開始及び終了アドレスに基づ
いて記録可能領域の容量を算出した後、画像データ容量
との比較を行った結果、画像データ容量が記録可能領域
容量以上、或いは画像データ容量が記録可能領域容量以
下であっても記録可能領域の終了アドレスが複数のクラ
スタにまたがった領域である場合は、記録領域検出部4
は第1の所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポイ
ンタに従った管理領域に書かれた第1のリンキングポイ
ンタに従って第2の所定の記録単位以下の記録可能領域
を示すポインタを読み出し、第2の所定の記録単位以下
の記録可能領域を示すポインタに従って記録可能領域の
開始及び終了アドレスを検索した後画像データの容量と
の比較を行う。
【0015】画像データ容量が第2の所定の記録単位以
下の記録可能領域以下であり、且つ記録可能領域が複数
のクラスタにまたがったディスク位置で終了しなければ
第2の所定の記録単位以下の記録可能領域を画像データ
の記録開始及び終了アドレスとして決定する。以後、所
定の記録単位以下の記録可能領域の中で画像データを書
き込むための条件を満足する記録可能領域が見つかるま
で順次所定の記録単位以下の記録可能領域をリンキング
ポインタに従って検索する。また、第1の所定の記録単
位以下の記録可能領域を示すポインタに従った管理領域
に第1のリンキングポインタが存在しない場合は、第1
の所定の記録単位以下の記録可能領域を検索した後は所
定の記録単位以上の記録可能領域を示すポインタに従っ
てU−TOCに書かれた第1の所定の記録単位以上の記
録可能領域の開始及び終了アドレスに基づいて画像デー
タとの容量比較を行い、記録可能領域の容量が画像デー
タの容量以上である記録可能領域を画像データの記録開
始及び終了アドレスとして決定する。更に、すべての所
定の記録単位以下の記録可能領域を検索した結果、所望
の記録可能領域が見つからなかった場合であっても、同
様に第1の所定の記録単位以上の記録可能領域を示すポ
インタに従って所定の記録単位以上の記録可能領域の開
始及び終了アドレスを検索し、画像データとの容量比較
を行って画像データの記録開始及び終了アドレスとして
決定する。上記したような所定の記録単位以上の記録可
能領域を検索した場合は容量の比較だけで記録開始及び
終了アドレスとすればよい。
【0016】次に記録領域検出部4は決定した記録の開
始及び終了アドレスをシステム制御部1に出力し、更に
システム制御部1は記録の開始アドレスに基づいたアド
レスにディスク制御部2の光ピックアップをアクセスさ
せて移送サーボを行い、所望のアドレスに到達すると、
システム制御部1は画像データの記録を開始するよう記
録許可信号をディスク制御部2へ出力してディスク3へ
の記録を開始する。この時のディスク上のデータのレイ
アウトについて図5を参照しながら説明する。図5はデ
ィスク上の位置に対するデータのレイアウトの一部を示
したものであり、所定の記録単位、即ちクラスタ(n)
からクラスタ(n+2)の場所について示している。
【0017】記録しようとするデータが図5(A)に示
すような静止画データである場合、例えばJPEG等の
圧縮ファイルであり、図5(B)に示すようにディスク
上には既に静止画(a)から静止画(c)までの画像デ
ータが書かれており、空き領域(m)から空き領域(m
+2)が記録可能な領域である。記録領域検出部4は第
1の所定の記録単位以下の記録可能領域、即ち空き領域
(m)を検索して、その容量が静止画(d)の容量≦空
き領域(m)の容量であり、且つクラスタ(n)以内で
完結するものであれば、図5(C)に示すようにクラス
タ(n)のうち空き領域(m)の開始及び終了アドレス
をシステム制御部1へ出力する。システム制御部1はデ
ィスク制御部2へアクセス指令を出力して空き領域
(m)へ移送サーボして所望のアドレスに到達すると記
録開始指令をディスク制御部2へ出力して記録を開始す
る。更にシステム制御部1は静止画(d)の容量分を記
録した後は図5(C)に示すように新たな空き領域
(m)に管理情報を更新する。
【0018】ここで静止画(d)の記録中に衝撃或いは
ディスク上の傷等により記録エラーが発生すると、シス
テム制御部1は記録開始アドレスへの再アクセスを行
い、例えば3回再アクセスしても記録エラーが解消され
ない時は別の記録可能領域に静止画(d)を移動して記
録することとなるがこのようなリトライ処理を行う場
合、例えばクラスタ単位で完結した記録再生をしなけれ
ばならず、静止画(d)と既に記録された静止画(a)
とを移動する必要があるが、この場合、クラスタ(n)
で完結した記録をさせたためクラスタ(n)のみの移動
でよく、図5(D)に示すようにクラスタ(n+2)へ
記録を行う。その後クラスタ(n)に対しては不良領域
として管理し記録を行わない。
【0019】なお、本実施の形態では記録領域検出部4
によって管理情報を読み出す毎に、ディスク3へのアク
セスを行ったが、ディスク挿入時、或いは電源投入時の
起動の際に記録領域検出部4のメモリへ管理情報を読み
出しておき、メモリ上の管理情報を検索してもよく、ま
た、画像データは静止画データに限らずテキストデータ
であっても同様の処理を行うことで実現できることは言
うまでもない。
【0020】以上のように、本実施の形態によれば、画
像データを記録する際、所定の記録単位以下の記録可能
領域を記録領域検出部4によって検索し、且つ記録可能
領域が複数の所定の記録単位をまたがない記録可能領域
である時、その連続した記録可能領域へ画像データを記
録するようにしたため記録エラー発生時のリトライ処理
を行うためには同一所定の記録単位分の画像データを移
動すればよく、処理の負荷を軽減でき、効率の良い記録
を行うことが可能となる。
【0021】(実施の形態2)本実施の形態におけるデ
ィスク記録装置は記録領域検出部の構成、作用を除き、
実施の形態1と同様である。
【0022】図2は本発明のディスク記録装置の実施の
形態2における構成を示すブロック図、図6は本発明の
ディスク記録装置の実施の形態2及び実施の形態3にお
けるディスク上の画像データのレイアウトを示す構成図
である。
【0023】図2において、3は画像データを記録可能
な記録領域及びこの記録領域の記録状態の管理情報を記
録する管理領域を有するディスク、5は画像入力部7か
ら順次入力される静止画或いはテキスト等の画像データ
を順次画像メモリ6へ格納すると共に画像メモリ6に格
納した画像データを表示するためモニタ8へ出力する画
像処理部、1は、画像メモリ6に一旦格納された画像デ
ータの容量等に関する画像情報を読み出し、且つ画像デ
ータを順次読み出した後、その画像データをディスク3
へ書き込むための記録制御信号を出力し、更に読み出し
た画像データを順次出力するシステム制御部、9は、シ
ステム制御部1から出力される画像データの容量等に関
する画像情報に基づいてディスク3の管理領域に格納さ
れた記録可能領域に関する管理情報を順次読み出しなが
ら画像情報との容量を比較して、記録可能領域の容量が
画像データの容量以上で且つ最小容量の記録可能領域を
検索し、所望の記録可能領域を決定した後システム制御
部1に対して決定した記録可能領域の管理情報のうちデ
ィスク上の位置等に関する管理情報を出力する記録領域
検出部、2は、ディスク3を回転制御させ、且つシステ
ム制御部1からの指示に従って光ピックアップを移送サ
ーボさせて所望のディスク位置へアクセスしデータを記
録再生するディスク制御部である。
【0024】以下、その動作を説明する。記録状態にお
いて、画像処理部5は画像入力部7から順次入力される
静止画或いはテキストデータを順次画像メモリ6へ格納
する。この時、画像入力部7に順次入力される静止画が
例えばJPEG等の圧縮データである場合、画像処理部
5は画像メモリ6へ格納した圧縮データを伸張処理した
後モニタ8へ出力して画像データをモニタ8により表示
させる。一方システム制御部1は画像処理部5から画像
メモリ6へ格納した画像データのメモリ上の開始アドレ
ス及び終了アドレスを読み出して画像データの容量を算
出、或いは画像処理部5で算出した画像データの容量を
読み出して記録領域検出部9へ出力する。
【0025】次に記録領域検出部9は記録可能領域に関
する管理情報に従って記録可能領域のディスク上の開始
アドレス及び終了アドレスを読み出し、記録可能領域の
容量を算出した後、これと画像データの容量とを比較す
る。なお、ここで言うディスク3の管理領域に記録され
た記録可能領域に関する管理情報については実施の形態
1において説明したものと同一であるのでその説明は省
略する。
【0026】この管理情報を用いて、記録領域検出部9
は所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポインタに
従ってU−TOCに書かれた第1の所定の記録単位以下
の記録可能領域の開始及び終了アドレスに基づいて記録
可能領域の容量を算出した後、画像データ容量との比較
をする。比較の結果、画像データ容量が記録可能領域容
量以上である場合、記録領域検出部9は第1の所定の記
録単位以下の記録可能領域を示すポインタに従った管理
領域に書かれた第1のリンキングポインタに従って第2
の所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポインタを
読み出し、第2の所定の記録単位以下の記録可能領域を
示すポインタに従って記録可能領域の開始及び終了アド
レスを検索した後画像データの容量との比較をする。
【0027】一方、第1の記録可能領域の開始及び終了
アドレスに基づいて記録可能領域の容量を算出した後、
画像データ容量との比較をしその結果、画像データ容量
が記録可能領域容量以下である場合、記録領域検出部9
は第1の記録可能領域に関する管理情報及び画像データ
と記録可能領域との容量の差を最小容量情報として一旦
メモリに待避する。なお、このメモリは記録領域検出部
9に内蔵した構成であっても外付けの構成であってもよ
い。
【0028】次に記録領域検出部9は第1の所定の記録
単位以下の記録可能領域を示すポインタに従った管理領
域に書かれた第1のリンキングポインタに従って第2の
所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポインタを読
み出し、第2の所定の記録単位以下の記録可能領域を示
すポインタに従って記録可能領域の開始及び終了アドレ
スを検索した後、画像データの容量との比較をする。比
較の結果、画像データ容量が記録可能領域容量以下であ
る場合、画像データと記録可能領域との容量の差とメモ
リに待避した容量の差とを比較して、いずれか小さな記
録可能領域に関する管理情報及び容量の差を最小容量情
報としてメモりに待避する。以上の動作を所定の記録単
位以下のすべての記録可能領域に対して検索した後の最
小容量情報を記録領域として決定する。
【0029】次に記録領域検出部9は決定した記録の開
始及び終了アドレスをシステム制御部1に出力し、更に
システム制御部1は記録の開始アドレスに基づいたアド
レスにディスク制御部2の光ピックアップをアクセスさ
せて移送サーボを行い、所望のアドレスに到達すると画
像データの記録を開始するよう記録許可信号をディスク
制御部2へ出力してディスク3への記録を開始させる。
【0030】以上の動作に基づくディスク上のデータの
レイアウトについて図6を参照しながら説明する。図6
はディスク上の位置に対するデータのレイアウトの一部
を示したものであり、所定の記録単位、即ちクラスタ
(n)からクラスタ(n+2)の場所について示してい
る。記録しようとするデータが図6(A)に示すような
静止画データで、例えばJPEG等の圧縮ファイルであ
り、図6(B)に示すようにディスク上には既に静止画
(a)から静止画(c)までの画像データが書かれてい
る場合、空き領域(m)から空き領域(m+2)が記録
可能な領域である。記録領域検出部9はまず第1の所定
の記録単位以下の記録可能領域を示すポインタに従った
管理領域に書かれた第1の記録可能領域の開始及び終了
アドレス、即ち空き領域(m)を検索するが、その容量
は静止画(d)の容量≧空き領域(m)の容量であるた
め、次に第1の所定の記録単位以下の記録可能領域を示
すポインタに従った管理領域に書かれた第1のリンキン
グポインタに従って第2の所定の記録単位以下の記録可
能領域を示すポインタを読み出し、このポインタに従っ
て記録可能領域の開始及び終了アドレス即ち空き領域
(m+1)を検索して、これが静止画(d)の容量≦空
き領域(m+1)の容量であるため、静止画(d)と空
き領域(m+1)との容量の差を算出し、この記録可能
領域に関する管理情報及び容量の差とを最小容量情報と
してメモリに待避する。更に第2の所定の記録単位以下
の記録可能領域を示すポインタに従った管理領域に書か
れた第2のリンキングポインタに従って第3の所定の記
録単位以下の記録可能領域を示すポインタを読み出し、
第3の所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポイン
タに従って記録可能領域の開始及び終了アドレス即ち空
き領域(m+2)を検索し、これが静止画(d)の容量
≦空き領域(m+1)の容量であるため、静止画(d)
と空き領域(m+2)との差を算出した後待避しておい
た容量の差とを比較して何れか小さい記録可能領域、即
ち空き領域(m+2)を新たな最小容量情報として管理
情報及び静止画(d)と空き領域(m+2)との差とを
メモリに待避する。第4の記録可能領域が存在しなけれ
ばこの時の最小容量情報を記録領域として決定し、記録
領域検出部9はシステム制御部1へ空き領域(m+2)
の開始及び終了アドレスを出力する。
【0031】システム制御部1は図6(C)に示すよう
にクラスタ(n+2)のディスク位置に静止画(d)を
記録した後、クラスタ(n+2)の所定の記録単位以下
の記録可能領域(m+2)に管理情報を更新する。
【0032】なお、本実施の形態では記録領域検出部9
によって管理情報を読み出す毎に、ディスク3へのアク
セスを行ったが、ディスク挿入時、或いは電源投入時の
起動の際に記録領域検出部9のメモリへ管理情報を読み
出しておき、メモリ上の管理情報を検索してもよく、ま
た、画像データは静止画データに限らずテキストデータ
であっても同様の処理を行うことで実現できることは言
うまでもない。
【0033】以上のように、本実施の形態によれば、画
像データを記録する際、所定の記録単位以下の記録可能
領域を記録領域検出部9によって検索し、且つ記録可能
領域の容量が画像データの容量に対して最小となる連続
した記録可能領域を記録領域として決定するようにした
ため効率よくディスクへ記録することができる。
【0034】(実施の形態3)図3は本発明のディスク
記録装置の実施の形態3における構成を示すブロック図
であり、図中、3は画像データを記録可能な記録領域と
この記録領域の記録状態の管理情報を記録する管理領域
とを有するディスク、5は画像入力部7から順次入力さ
れる静止画或いはテキスト等の画像データを順次画像メ
モリ6へ格納すると共に画像メモリ6に格納した画像デ
ータを表示するためモニタ8へ出力する画像処理部、1
は、画像メモリ6に一旦格納された画像データの容量等
に関する画像情報を読み出し、且つ画像データを順次読
み出した後その画像データをディスク3へ書き込むため
の記録制御信号を出力し、且つ読み出した画像データを
順次出力するシステム制御部、12はディスク3に記録
した記録可能領域に関する管理情報を順次読み出して記
録可能領域の容量順に並び替えた後容量順の管理情報を
格納する記録可能領域格納部、10は、システム制御部
1から出力される画像データの容量等に関する画像情報
に基づいて記録可能領域格納部12に格納された記録可
能領域に関する管理情報を順次読み出しながら画像情報
との容量を比較して所望の記録可能領域を決定した後、
システム制御部1に対して決定した記録可能領域の管理
情報のうちディスク上の位置等に関する管理情報を出力
する記録領域検出部、2は、ディスク3を回転制御さ
せ、且つシステム制御部1からの指示に従って光ピック
アップを移送サーボさせて所望のディスク位置へアクセ
スし、データを記録再生するディスク制御部である。
【0035】以下、その動作を説明する。記録状態にお
いて、まず記録可能領域格納部12はディスク3に記録
された記録可能領域に関する管理情報を順次読み出し、
一旦作業メモりに格納すると共に記録可能領域に関する
管理情報の開始及び終了アドレスから記録可能領域の容
量を算出し、格納メモリ内に格納した記録可能領域に関
する管理情報の容量とを比較して、例えば容量の小さい
順に格納メモリ内の記録可能領域に関する管理情報を順
次並び替える。この時、並び替える管理情報の対象は例
えば所定の記録単位以下のものと所定の記録単位以上の
ものとに分けて行う。
【0036】次に画像処理部5は画像入力部7から順次
入力される静止画或いはテキストデータを順次画像メモ
リ6へ格納する。ここで画像入力部7に順次入力される
静止画が例えばJPEG等の圧縮データである場合、画
像処理部5は画像メモリ6へ格納した圧縮データを伸張
処理した後モニタ8へ出力して画像データをモニタ8に
より表示させる。一方、システム制御部1は画像処理部
5から画像メモリ6へ格納した画像データのメモリ上の
開始アドレス及び終了アドレスを読み出して画像データ
の容量を算出、或いは画像処理部5で算出した画像デー
タの容量を読み出して記録領域検出部10へ出力する。
【0037】次に記録領域検出部10は記録可能領域格
納部12に格納した記録可能領域に関する管理情報を順
次読み出し、読み出した記録可能領域に関する管理情報
の開始及び終了アドレスに基づいて記録可能領域の容量
を算出した後、システム制御部1から出力された画像デ
ータの容量とを比較する。なお、ここで言うディスク3
の管理領域に記録された記録可能領域に関する管理情報
については実施の形態1において説明したものと同一で
あるのでその説明は省略する。
【0038】この管理情報を用いて、記録領域検出部1
0は記録可能領域格納部12から所定の記録単位以下の
記録可能領域を示すポインタに従ってU−TOCに書か
れた第1の所定の記録単位以下の記録可能領域の開始及
び終了アドレスに基づいて記録可能領域の容量を算出し
た後、画像データ容量との比較を行った結果、画像デー
タ容量が記録可能領域容量以上である場合は、記録領域
検出部10は第1の所定の記録単位以下の記録可能領域
を示すポインタに従った管理領域に書かれた第1のリン
キングポインタに従って第2の所定の記録単位以下の記
録可能領域を示すポインタを記録可能領域格納部12か
ら読み出し、このポインタに従って記録可能領域の開始
及び終了アドレスを検索した後画像データの容量との比
較を行う。画像データ容量が第2の所定の記録単位以下
の記録可能領域以下であれば第2の所定の記録単位以下
の記録可能領域を画像データの記録開始及び終了アドレ
スとして決定する。
【0039】以後、記録可能領域格納部12に格納され
た所定の記録単位以下の記録可能領域の中で画像データ
を書き込むための条件を満足する記録可能領域が見つか
るまで順次所定の記録単位以下の記録可能領域をリンキ
ングポインタに従って検索する。なお、記録可能領域格
納部12に格納した管理情報は予め記録可能領域の容量
の小さい順に並び替えたものであるため、第1の所定の
記録単位以下の記録可能領域が最も小さな容量の記録可
能領域ということになる。更にすべての所定の記録単位
以下の記録可能領域を検索した結果、所望の記録可能領
域が見つからなかった場合は、第1の所定の記録単位以
上の記録可能領域を示すポインタに従って記録可能領域
格納部12から所定の記録単位以上の記録可能領域の開
始及び終了アドレスを検索し、画像データとの容量比較
を行って画像データの記録開始及び終了アドレスとして
決定する。
【0040】次に記録領域検出部10は決定した記録の
開始及び終了アドレスをシステム制御部1に出力し、更
にシステム制御部1は記録の開始アドレスに基づいたア
ドレスにディスク制御部2の光ピックアップをアクセス
させて移送サーボを行い、所望のアドレスに到達すると
システム制御部1は画像データの記録を開始するよう記
録許可信号をディスク制御部2へ出力してディスク3へ
の記録を開始する。
【0041】この時のディスク上のデータのレイアウト
については実施の形態2と同様の形式となるので図6を
参照しながら説明する。図6は前述のように、ディスク
上の位置に対するデータのレイアウトの一部を示したも
のであり、所定の記録単位、即ちクラスタ(n)からク
ラスタ(n+2)の場所について示している。記録しよ
うとするデータが図6(A)に示すような静止画データ
で、例えばJPEG等の圧縮ファイルであり、図6
(B)に示すようにディスク上には既に静止画(a)か
ら静止画(c)までの画像データが書かれている場合、
空き領域(m)から空き領域(m+2)が記録可能な領
域である。
【0042】ここで記録可能領域格納部12は空き領域
(m),(m+1),(m+2)を予め(m),(m+
2),(m+1)の順に並び替えた状態で格納してお
り、記録領域検出部10は第1の所定の記録単位以下の
記録可能領域、即ち空き領域(m)を検索して静止画
(d)の容量≧空き領域(m)の容量であるため第1の
所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポインタに従
った管理領域に書かれた第1のリンキングポインタに従
って第2の所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポ
インタを読み出し、このポインタに従って記録可能領域
の開始及び終了アドレス即ち空き領域(m+2)を検索
する。この場合静止画(d)の容量≦空き領域(m+
2)の容量であるため、第2の記録可能領域(m+2)
に関する管理情報を記録領域として決定し、第2の記録
可能領域(m+2)の開始及び終了アドレスをシステム
制御部1へ出力する。
【0043】次にシステム制御部1はディスク制御部2
に対してディスク3上の第2の記録可能領域(m+2)
に対して記録するようアクセス指示を行い、所望のアド
レスに到達すると記録開始を指示する記録許可信号を出
力して記録を開始する。この時記録される画像データは
図6(C)に示すようにクラスタ(n+2)のうち空き
領域(m+2)に静止画(d)として記録される。更に
システム制御部1は静止画(d)の容量分を記録した後
は図6(C)に示すように新たな空き領域(m+2)に
管理情報を更新する。
【0044】なお、本実施の形態では記録領域検出部1
0によって記録可能領域格納部12から管理情報を読み
出す毎に、記録可能領域容量を算出したが、予め記録可
能領域格納部12によって記録可能領域容量を算出しそ
の容量順に並び替えて格納メモリへ格納する際、算出し
た容量を管理情報と共に格納しておいてもよく、その場
合、画像データとの容量を比較する時は記録可能領域格
納部12から記録可能領域の容量のみを読み出して比較
すればよい。また、画像データは静止画データに限らず
テキストデータであっても同様の処理を行うことで実現
できることは言うまでもない。
【0045】以上のように、本実施の形態によれば、画
像データを記録する際、ディスク3に記録された記録可
能領域に関する管理情報を記録可能領域格納部12によ
って予め記録可能領域の容量順に並び替えをしてその結
果を格納メモリに格納しておき、記録動作中においては
所定の記録単位以下の記録可能領域を記録領域検出部1
0によって記録可能領域格納部12から順次読み出して
画像データの容量との比較を行い画像データ容量以上の
記録可能領域を見つけて記録領域に決定し、この記録領
域に対してシステム制御部1は画像データを記録するよ
うディスク制御部2に指示することにより記録可能領域
と記録データとの容量差が最小限となる連続した記録可
能領域から順に記録するため効率よくディスクの記録可
能領域を使用することができる。
【0046】(実施の形態4)本実施の形態におけるデ
ィスク記録装置は記録領域検出部及び画像処理部の構
成、作用を除き、実施の形態1と同様である。
【0047】図4は本発明のディスク記録装置の実施の
形態4における構成を示すブロック図、図7は本発明の
ディスク記録装置の実施の形態4におけるディスク上の
画像データのレイアウトを示す構成図である。
【0048】図4において、3は画像データを記録可能
な記録領域とこの記録領域の記録状態の管理情報を記録
する管理領域とを有するディスク、13は画像入力部7
から順次入力される静止画或いはテキスト等の画像デー
タを順次画像メモリ6へ格納すると共に画像メモリ6に
格納した画像データを表示するためモニタ8へ出力し且
つ画像入力部7から順次入力されるデータの種類を認識
しデータの種類に関する情報をデータ選択情報として出
力する選択情報生成部を有する画像処理部、1は、画像
処理部13から画像データの容量等に関する画像情報及
びデータ選択情報を読み出し、記録領域検出部11へ出
力した後、画像データを順次読み出し、その画像データ
をディスク3へ書き込むための記録制御信号をディスク
制御部2へ出力し、且つ読み出した画像データを順次デ
ィスク制御部2へ出力するシステム制御部、11はシス
テム制御部1から出力される画像データの容量等に関す
る画像情報及びデータ選択情報に基づいてディスク3の
管理領域に記録された記録可能領域に関する管理情報を
順次読み出しながら画像情報との容量を比較して所望の
記録可能領域を決定した後システム制御部1に対して決
定した記録可能領域の管理情報のうちディスク上の位置
等に関する管理情報を出力する記録領域検出部、2は、
ディスク3を回転制御させ、且つシステム制御部1から
の指示に従って光ピックアップを移送サーボさせて所望
のディスク位置へアクセスし、データを記録再生するデ
ィスク制御部である。
【0049】以下、その動作を説明する。記録状態にお
いて、まず画像処理部13は画像入力部7から順次入力
される静止画或いはテキストデータを順次画像メモリ6
へ格納する。ここで画像入力部7に順次入力される静止
画が例えばJPEG等の圧縮データである場合、画像処
理部13は画像メモリ6へ格納した圧縮データを伸張処
理した後モニタ8へ出力して画像データをモニタ8によ
り表示させる。一方画像入力部7に順次入力されるテキ
ストは例えばASCII,S−JIS等のコードである
場合、画像メモリ6へ格納したテキストデータをコード
変換、及び改行等の表示制御を行った後モニタ8により
表示させる。
【0050】次にシステム制御部1は画像処理部13か
ら画像メモリ6へ格納した画像データのメモリ上の開始
アドレス及び終了アドレスを読み出して画像データの容
量を算出、或いは画像処理部13で算出した画像データ
の容量を読み出して記録領域検出部11へ出力すると共
に画像処理部13から読み出したデータ選択情報を記録
領域検出部11へ出力する。記録領域検出部11はデー
タ選択情報に基づいて、例えば画像データがテキストデ
ータであれば所定の記録単位以下の記録可能領域に関す
る管理情報を順次読み出し、或いは画像データが静止画
データであれば所定の記録単位以上の記録可能領域に関
する管理情報を順次読み出し、読み出した記録可能領域
に関する管理情報の開始及び終了アドレスに基づいて記
録可能領域の容量を算出した後、システム制御部1から
出力された画像データの容量とを比較する。なお、ここ
で言うディスク3の管理領域に記録された記録可能領域
に関する管理情報については実施の形態1において説明
したものと同一であるのでその説明は省略する。
【0051】このような管理情報を用い、画像データが
例えばテキストデータである場合、記録領域検出部11
は所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポインタに
従ってディスク3のU−TOCに書かれた第1の所定の
記録単位以下の記録可能領域の開始及び終了アドレスに
基づいて記録可能領域の容量を算出した後、テキストデ
ータの容量との比較を行った結果、テキストデータの容
量が記録可能領域容量以上である場合は、記録領域検出
部11は第1の所定の記録単位以下の記録可能領域を示
すポインタに従った管理領域に書かれた第1のリンキン
グポインタに従って第2の所定の記録単位以下の記録可
能領域を示すポインタをディスク3から読み出し、第2
の所定の記録単位以下の記録可能領域を示すポインタに
従って記録可能領域の開始及び終了アドレスを検索した
後テキストデータの容量との比較を行う。テキストデー
タ容量が第2の所定の記録単位以下の記録可能領域以下
であれば第2の所定の記録単位以下の記録可能領域をテ
キストデータの記録開始アドレス及び終了アドレスとし
て決定する。以後、ディスク3に記録された所定の記録
単位以下の記録可能領域の中でテキストデータを書き込
むための条件を満足する記録可能領域が見つかるまで順
次所定の記録単位以下の記録可能領域をリンキングポイ
ンタに従って検索する。
【0052】一方、画像データが例えば静止画データで
ある場合、記録領域検出部11は所定の記録単位以上の
記録可能領域を示すポインタに従ってディスク3のU−
TOCに書かれた第1の所定の記録単位以上の記録可能
領域の開始及び終了アドレスに基づいて記録可能領域の
容量を算出した後、静止画データ容量との比較を行った
結果、静止画データの容量が記録可能領域容量以上であ
る場合は、記録領域検出部11は第1の所定の記録単位
以上の記録可能領域を示すポインタに従った管理領域に
書かれた第1のリンキングポインタに従って第2の所定
の記録単位以上の記録可能領域を示すポインタをディス
ク3からから読み出し、このポインタに従って記録可能
領域の開始及び終了アドレスを検索した後静止画データ
の容量との比較を行う。静止画データの容量が第2の所
定の記録単位以上の記録可能領域以下であれば第2の所
定の記録単位以上の記録可能領域を静止画データの記録
開始及び終了アドレスとして決定する。以後、ディスク
3に記録された所定の記録単位以上の記録可能領域の中
で静止画データを書き込むための条件を満足する記録可
能領域が見つかるまで順次所定の記録単位以上の記録可
能領域をリンキングポインタに従って検索する。
【0053】次に記録領域検出部11は決定した記録の
開始アドレス及び終了アドレスをシステム制御部1に出
力し、更にシステム制御部1は記録の開始アドレスに基
づいたアドレスにディスク制御部2の光ピックアップを
アクセスさせて移送サーボを行い、所望のアドレスに到
達すると画像データの記録を開始するよう記録許可信号
をディスク制御部2へ出力してディスク3への記録を開
始する。
【0054】この時のディスク上のデータのレイアウト
について図7を参照しながら説明する。図7はディスク
上の位置に対するデータのレイアウトの一部を示したも
のであり、所定の記録単位、即ちクラスタ(n)からク
ラスタ(n+2)の場所について示している。図7
(C)に示すようにディスク上には既に画像(a)から
画像(c)までの画像データが書かれており空き領域
(m)から空き領域(m+2)が記録可能な領域であ
る。
【0055】まず記録しようとする画像データの種類が
データ選択情報によって図7(A)に示すようなテキス
トデータを選択した場合、記録領域検出部11は第1の
所定の記録単位以下の記録可能領域、即ち空き領域
(m)を検索し、テキスト(d)の容量≦空き領域
(m)の容量であるため、第1の記録可能領域(m)に
関する管理情報を記録領域として決定し、第1の記録可
能領域(m)の開始アドレス及び終了アドレスをシステ
ム制御部1へ出力する。次にシステム制御部1はディス
ク制御部2に対してディスク3上の第1の記録可能領域
(m)、即ちクラスタ(n)のディスク位置に対して記
録するようアクセス指示を行い、所望のアドレスに到達
すると記録開始を指示する記録許可信号を出力して記録
を開始する。この時記録されるテキストデータは図7
(D)に示すようにクラスタ(n)の画像(a)に続く
空き領域(m)にテキスト(d)として記録される。更
にシステム制御部1はテキスト(d)の容量分を記録し
た後は図7(D)に示すように新たな空き領域(m)に
管理情報を更新する。
【0056】次に記録しようとする画像データの種類が
データ選択情報によって図7(B)に示すような静止画
データを選択した場合、記録領域検出部11は第1の所
定の記録単位以上の記録可能領域、即ち空き領域(m+
1)を検索し、これが静止画(d)の容量≦空き領域
(m+1)の容量であるため、第1の記録可能領域(m
+1)に関する管理情報を記録領域として決定し、第1
の記録可能領域(m+1)の開始アドレス及び終了アド
レスをシステム制御部1へ出力する。次にシステム制御
部1はディスク制御部2に対してディスク3上の第1の
記録可能領域(m+1)、即ちクラスタ(n+1)のデ
ィスク位置に対して記録するようアクセス指示を行い、
所望のアドレスに到達すると記録開始を指示する記録許
可信号を出力して記録を開始する。この時記録される静
止画データは図7(E)に示すようにクラスタ(n+
1)の画像(b)に続く空き領域(m+1)に静止画
(d)として記録される。更にシステム制御部1は静止
画(d)の容量分を記録した後は図7(E)に示すよう
に新たな空き領域(m+1)に管理情報を更新する。
【0057】なお、本実施の形態では記録領域検出部1
1によって管理情報を読み出す毎に、ディスク3へのア
クセスを行ったが、ディスク挿入時、或いは電源投入時
の起動の際に記録領域検出部11のメモリへ管理情報を
読み出しておき、メモリ上の管理情報を検索してもよ
い。
【0058】以上のように、本実施の形態によれば、画
像データを記録する際、画像データの種類を画像処理部
13によって認識して出力するデータ選択情報に基づき
データ選択情報がテキストデータを選択した時はディス
ク3から所定の記録単位以下の記録可能領域を記録領域
検出部11によって順次読み出し、テキストデータの容
量との比較を行い、テキストデータの容量以上の連続し
た記録可能領域を見つけて記録領域に決定し、また、デ
ータ選択情報が静止画データを選択した時はディスク3
から所定の記録単位以上の記録可能領域を記録領域検出
部11によって順次読み出し、静止画データの容量との
比較を行い静止画データの容量以上の連続した記録可能
領域を見つけて記録領域に決定する。
【0059】したがって、この記録領域に対してシステ
ム制御部1は画像データを記録するようディスク制御部
2に指示することにより比較的小さな容量である可能性
の高いテキストデータは所定の記録単位以下の記録可能
領域へ優先的に記録し、或いは比較的大きな容量である
可能性の高い静止画データは所定の記録単位以上の記録
可能領域へ優先的に記録するため効率よくディスクの記
録可能領域を検索することができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、限られた
画像データの記録可能領域に画像データを効率良く記録
し、或いは効率よく記録可能領域を決定することができ
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク記録装置の実施の形態1にお
ける構成を示すブロック図
【図2】本発明のディスク記録装置の実施の形態2にお
ける構成を示すブロック図
【図3】本発明のディスク記録装置の実施の形態3にお
ける構成を示すブロック図
【図4】本発明のディスク記録装置の実施の形態4にお
ける構成を示すブロック図
【図5】本発明のディスク記録装置の実施の形態1にお
けるディスク上のデータレイアウトの構成図
【図6】本発明のディスク記録装置の実施の形態2及び
実施の形態3におけるディスク上のデータレイアウトの
構成図
【図7】本発明のディスク記録装置の実施の形態4にお
けるディスク上のデータレイアウトの構成図
【符号の説明】
1 システム制御部 2 ディスク制御部 3 ディスク 4,9,10,11 記録領域検出部 5,13 画像処理部 6 画像メモリ 7 画像入力部 8 モニタ 12 記録可能領域格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松野 公則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC05 BC06 CC04 DE03 DE17 DE28 DE37 DE52 EF05 FG19 GK12 HL11 HL14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録可能な記録領域及び記録領
    域の記録状態の管理情報が記録可能な管理領域を有する
    所定の記録単位からなるディスクと、管理情報に基づい
    てデータが記録可能な領域を検索して記録領域を決定す
    る記録領域検出部と、記録領域検出部の検出結果に基づ
    いて記録開始及び終了の記録制御信号を出力するシステ
    ム制御部と、記録制御信号に従ってディスクへのデータ
    の記録処理を行うディスク制御部とを備え、記録領域検
    出部は記録可能領域の容量が記録するデータの容量以上
    であり、且つ複数の記録単位にまたがってデータが記録
    されることのない連続した記録可能領域を検出し、これ
    を記録領域として決定することを特徴とするディスク記
    録装置。
  2. 【請求項2】 データが記録可能な記録領域及び記録領
    域の記録状態の管理情報が記録可能な管理領域を有する
    所定の記録単位からなるディスクと、管理情報に基づい
    てデータが記録可能な領域を検索して記録領域を決定す
    る記録領域検出部と、記録領域検出部の検出結果に基づ
    いて記録開始及び終了の記録制御信号を出力するシステ
    ム制御部と、記録制御信号に従ってディスクへのデータ
    の記録処理を行うディスク制御部とを備え、記録領域検
    出部は記録可能領域の容量が記録するデータの容量以上
    であり、且つ複数の記録単位にまたがってデータが記録
    されることのない最小容量の連続した記録可能領域を検
    出し、これを記録領域として決定することを特徴とする
    ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 管理情報に従い、記録可能領域を容量順
    に予め並び替えて格納する記録可能領域格納部を更に備
    えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のデ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 記録するデータの種類を識別してデータ
    選択情報を出力する選択情報生成部を更に備え、前記記
    録領域検出部は前記データ選択情報に基づいて所定の記
    録単位以下、或いは所定の記録単位以上の記録可能領域
    を選択して検索し、記録可能領域の容量が記録するデー
    タの容量以上である連続した記録可能領域を記録領域と
    して決定することを特徴とする請求項1記載のディスク
    装置。
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