JP2001142607A - 入力装置及び電子機器 - Google Patents
入力装置及び電子機器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 左右列及び中央列にキーを配置したキー群を
備えた電子機器に於いて、当該中央列に母音キーを、左
右列に子音キーを配列し、入力操作回数が削減され、操
作の容易性が実現された入力装置及び電子機器を提供す
るものである。 【解決手段】 電子機器の本体6にキー9群が搭載さ
れ、該キー群9が複数行及び複数列に配置され、複数行
のうち1行若しくは複数列のうち1列をアルファベット
(ローマ字)の母音とアラビア数字の組合せキー19で
構成し、他の行又は他の列はアルファベット(ローマ
字)の子音とアラビア数字の組合せキー20,21で構
成した入力装置及び電子機器である。また、キーが3列
に配置された電子機器であって、中央列のキー12を5
つの母音のうち、いずれかのキーとして兼用させ、左右
列キー10,11を子音のうちのいずれかのキーに兼用
させた電子機器である。
備えた電子機器に於いて、当該中央列に母音キーを、左
右列に子音キーを配列し、入力操作回数が削減され、操
作の容易性が実現された入力装置及び電子機器を提供す
るものである。 【解決手段】 電子機器の本体6にキー9群が搭載さ
れ、該キー群9が複数行及び複数列に配置され、複数行
のうち1行若しくは複数列のうち1列をアルファベット
(ローマ字)の母音とアラビア数字の組合せキー19で
構成し、他の行又は他の列はアルファベット(ローマ
字)の子音とアラビア数字の組合せキー20,21で構
成した入力装置及び電子機器である。また、キーが3列
に配置された電子機器であって、中央列のキー12を5
つの母音のうち、いずれかのキーとして兼用させ、左右
列キー10,11を子音のうちのいずれかのキーに兼用
させた電子機器である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力装置及び電子機
器に関する。
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における電子機器等は小型化
の傾向にあり、複数の機能を1つの当該電子機器に持た
せるような機能の複合化が進んでいる。例えば、電子機
器の一例として、携帯電話においては住所録の記憶及び
表示等のデータバンク機能や、文書データを作成し電子
メールにより送受信する機能等、音声以外の機能を有し
ている。
の傾向にあり、複数の機能を1つの当該電子機器に持た
せるような機能の複合化が進んでいる。例えば、電子機
器の一例として、携帯電話においては住所録の記憶及び
表示等のデータバンク機能や、文書データを作成し電子
メールにより送受信する機能等、音声以外の機能を有し
ている。
【0003】図5、図6は、電子機器の一例として従来
の携帯電話が開示されている。図5は、アルファベット
キーを備えていないキー群でなり、日本語入力が出来る
構造のものであり、図6は、1つのキーに3乃至4のア
ルファベットキーを有したキー群でなる構造のものであ
る。
の携帯電話が開示されている。図5は、アルファベット
キーを備えていないキー群でなり、日本語入力が出来る
構造のものであり、図6は、1つのキーに3乃至4のア
ルファベットキーを有したキー群でなる構造のものであ
る。
【0004】上記従来の技術における電子機器の一例で
ある携帯電話について図5及び図6に基づいて説明す
る。図5において1は本体部、2は表示部、3はダイヤ
ルキー、4はキー群である。該キー群4は6行3列で構
成され、1乃至9、0のキーはいずれもアラビア数字と
五十音の各行の頭カタカナ文字(ア、カ、サ、タ、ナ
…)の組合せキーであり、1行目と末行目にはそれぞれ
通話、終話及び取消キーと、それぞれモード切替キー、
保留及び留守キーを備えている。
ある携帯電話について図5及び図6に基づいて説明す
る。図5において1は本体部、2は表示部、3はダイヤ
ルキー、4はキー群である。該キー群4は6行3列で構
成され、1乃至9、0のキーはいずれもアラビア数字と
五十音の各行の頭カタカナ文字(ア、カ、サ、タ、ナ
…)の組合せキーであり、1行目と末行目にはそれぞれ
通話、終話及び取消キーと、それぞれモード切替キー、
保留及び留守キーを備えている。
【0005】しかして、この構成に於いては、各行の頭
カタカナ文字を操作するごとにその行のカナ文字が順次
切替え入力されるもので、例えばアキーを操作するごと
に、入力される文字がア、イ、ウ、エ、オと切り替えら
れるものである。
カタカナ文字を操作するごとにその行のカナ文字が順次
切替え入力されるもので、例えばアキーを操作するごと
に、入力される文字がア、イ、ウ、エ、オと切り替えら
れるものである。
【0006】図6において、キー群5も又、図5と同様
に3列で構成されているが、1つのキーに3乃至4のい
ずれもアラビア数字とアルファベットを割当てられてい
る構成である。
に3列で構成されているが、1つのキーに3乃至4のい
ずれもアラビア数字とアルファベットを割当てられてい
る構成である。
【0007】この図6に於いては、1つのキーが操作さ
れるごとに割り当てられている文字が順次切替え入力さ
れるもので、例えば2キーを操作するごとに、入力され
る文字が2、A、B、C、2・・と切り替えられるもの
である。
れるごとに割り当てられている文字が順次切替え入力さ
れるもので、例えば2キーを操作するごとに、入力され
る文字が2、A、B、C、2・・と切り替えられるもの
である。
【0008】しかして、上述した従来の技術によれば、
図5に示す携帯電話に於いては、例えば、「おはよう」
の日本語入力する場合は「1ア」のキーを5回、「6
ハ」のキーを1回、「8ヤ」のキーを3回、及び「1
ア」のキーを3回、合計12回押し続ける必要があっ
た。同様に、図6に示す携帯電話に於いては、例えばア
ルファベット(ローマ字)「C」文字を入力する場合、
「2ABC」のキーを3回押し続ける必要がある。
図5に示す携帯電話に於いては、例えば、「おはよう」
の日本語入力する場合は「1ア」のキーを5回、「6
ハ」のキーを1回、「8ヤ」のキーを3回、及び「1
ア」のキーを3回、合計12回押し続ける必要があっ
た。同様に、図6に示す携帯電話に於いては、例えばア
ルファベット(ローマ字)「C」文字を入力する場合、
「2ABC」のキーを3回押し続ける必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術における入
力装置ないし電子機器は、上述した構成であるので、次
の課題が存在する。 所望の情報を入力する場合、キーの操作回数が増大
し、操作が面倒であった。 電子機器に搭載したキー群を26個のアルファベット
(ローマ字)で構成される場合、機器が大型化となり、
また、フルキーにすれば、JIS規格等キー配列が設定
されており、操作者が容易に覚えることは困難であっ
た。
力装置ないし電子機器は、上述した構成であるので、次
の課題が存在する。 所望の情報を入力する場合、キーの操作回数が増大
し、操作が面倒であった。 電子機器に搭載したキー群を26個のアルファベット
(ローマ字)で構成される場合、機器が大型化となり、
また、フルキーにすれば、JIS規格等キー配列が設定
されており、操作者が容易に覚えることは困難であっ
た。
【0010】本発明は、上述のような課題を解決すべく
発明したものであり、その目的とするところは、キーの
操作回数が削減されて操作の容易性が実現される新規な
入力装置及び電子機器を提供しようとするものである。
発明したものであり、その目的とするところは、キーの
操作回数が削減されて操作の容易性が実現される新規な
入力装置及び電子機器を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、請求項1記載の発明は、数値入力を含む入力キーが
複数行複数列に配置された入力装置において、複数行の
うちの1行若しくは複数列のうちの1列をローマ字のA
又はa、I又はi、U又はu、E又はe、O又はoの母
音5キーを兼用させて構成し、他の行若しくは他の列は
子音キーを兼用させて構成したことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、数値入力を含む入力キーが
複数行複数列に配置された入力装置において、複数行の
うちの1行若しくは複数列のうちの1列をローマ字のA
又はa、I又はi、U又はu、E又はe、O又はoの母
音5キーを兼用させて構成し、他の行若しくは他の列は
子音キーを兼用させて構成したことを特徴とする。
【0012】このような構成とすれば、情報を当該装置
に入力する際、キーの操作回数が削減される入力装置を
提供することができる。
に入力する際、キーの操作回数が削減される入力装置を
提供することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、複数行複数列に配
置された入力キーを備えた電子機器において、複数行の
うちの1行若しくは複数列のうちの1列をローマ字のA
又はa、I又はi、U又はu、E又はe、O又はoの5
つの母音キーで構成し、他の行若しくは他の列は子音キ
ーを順次50音の順に配置して構成すると共に、前記母
音キー及び子音キーによる入力をローマ字かな文字変換
する電子回路手段を備えたことを特徴とする電子機器で
あり、また請求項3記載の発明は、1乃至0の数値キー
が少なくとも3列に配置された電子機器において、中央
列の数値キーを5つの母音のうちのいずれかのキーとし
て兼用させ、両側の列の数値キーを子音のうちのいずれ
かのキーに兼用させたことを特徴とする電子機器であ
る。
置された入力キーを備えた電子機器において、複数行の
うちの1行若しくは複数列のうちの1列をローマ字のA
又はa、I又はi、U又はu、E又はe、O又はoの5
つの母音キーで構成し、他の行若しくは他の列は子音キ
ーを順次50音の順に配置して構成すると共に、前記母
音キー及び子音キーによる入力をローマ字かな文字変換
する電子回路手段を備えたことを特徴とする電子機器で
あり、また請求項3記載の発明は、1乃至0の数値キー
が少なくとも3列に配置された電子機器において、中央
列の数値キーを5つの母音のうちのいずれかのキーとし
て兼用させ、両側の列の数値キーを子音のうちのいずれ
かのキーに兼用させたことを特徴とする電子機器であ
る。
【0014】このような構成とすれば、所望の情報を当
該電子機器に入力する際、キーの操作回数が削減される
電子機器を提供することができる。
該電子機器に入力する際、キーの操作回数が削減される
電子機器を提供することができる。
【0015】また、請求項1ないし3記載の発明の構成
によれば、入力装置または電子機器の小型化が図られる
と共に操作の容易性が実現される入力装置及び電子機器
を提供することができる。
によれば、入力装置または電子機器の小型化が図られる
と共に操作の容易性が実現される入力装置及び電子機器
を提供することができる。
【0016】又、請求項4の発明は、少なくとも5行3
列の第1のキー群と、これらとは異なった複数のキーと
を備え、1乃至0の数値キーが少なくとも上記5行3列
のいずれかに配置された電子機器において、上記5行3
列のうち中央列のキーをローマ字の5つの母音のうちの
いずれかのキーとして兼用させ、中央列の両側の列のキ
ーを50音の「か」行から「わ」行までのローマ字の子音の
うちのいずれかのキーとして兼用させ、更に、上記の子
音以外のローマ字を上記異なった複数のキーに兼用させ
たことを特徴とする。
列の第1のキー群と、これらとは異なった複数のキーと
を備え、1乃至0の数値キーが少なくとも上記5行3列
のいずれかに配置された電子機器において、上記5行3
列のうち中央列のキーをローマ字の5つの母音のうちの
いずれかのキーとして兼用させ、中央列の両側の列のキ
ーを50音の「か」行から「わ」行までのローマ字の子音の
うちのいずれかのキーとして兼用させ、更に、上記の子
音以外のローマ字を上記異なった複数のキーに兼用させ
たことを特徴とする。
【0017】この様な構成とすれば、ローマ字だけでな
く、英文入力も極めて少ないキーで入力出来るものであ
る。
く、英文入力も極めて少ないキーで入力出来るものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る入力装置及び
電子機器において、実施の一形態について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明に係る装置の一例を示
す携帯電話の正面図であり、これについて説明すれば、
6は機器本体、7はダイヤルキー、8は表示部、9は押
釦式のキー群である。該キー群9は両側又は左右列キー
10,11及び中央列キー12が機器本体6に搭載され
て構成されているもので6行3列からなる。6行のうち
第1行目は通話キー13、終話キー14及び取消キー1
5等電話の各機能キーで構成され、2行目から4行目ま
ではアラビア数字1乃至9キーで構成されている。また
5行目は、*キー、0キーと#キーで構成され、更に、
末行はモードキー16、保留キー17及び留守キー18
等電話本来の機能キーで構成されている。
電子機器において、実施の一形態について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明に係る装置の一例を示
す携帯電話の正面図であり、これについて説明すれば、
6は機器本体、7はダイヤルキー、8は表示部、9は押
釦式のキー群である。該キー群9は両側又は左右列キー
10,11及び中央列キー12が機器本体6に搭載され
て構成されているもので6行3列からなる。6行のうち
第1行目は通話キー13、終話キー14及び取消キー1
5等電話の各機能キーで構成され、2行目から4行目ま
ではアラビア数字1乃至9キーで構成されている。また
5行目は、*キー、0キーと#キーで構成され、更に、
末行はモードキー16、保留キー17及び留守キー18
等電話本来の機能キーで構成されている。
【0019】上述した各キーは、図示の如くアルファベ
ット(ローマ字)キーを兼用するもので、2行目から6
行目までの中央列の夫々のアラビア数字及び保留キーは
アルファベットの母音文字キーも兼用するものである。
例えば2行目のキー19の場合は、アラビア数字2とア
ルファベットの母音Aの組合せでなり、以下3行目〜6
行目は、夫々I、U、E、Oキーとして設けられてい
る。
ット(ローマ字)キーを兼用するもので、2行目から6
行目までの中央列の夫々のアラビア数字及び保留キーは
アルファベットの母音文字キーも兼用するものである。
例えば2行目のキー19の場合は、アラビア数字2とア
ルファベットの母音Aの組合せでなり、以下3行目〜6
行目は、夫々I、U、E、Oキーとして設けられてい
る。
【0020】一方、2行目から6行目までの左右列キー
10及び11は、アラビア数字或いは電話の各機能キー
とアルファベットの子音文字の組合せからなるもので、
例えばキー20の場合はアラビア数字1と子音Kの組合
せでなり、及び例えば、キー21の場合はアラビア数字
3と子音Mの組合せでなる。
10及び11は、アラビア数字或いは電話の各機能キー
とアルファベットの子音文字の組合せからなるもので、
例えばキー20の場合はアラビア数字1と子音Kの組合
せでなり、及び例えば、キー21の場合はアラビア数字
3と子音Mの組合せでなる。
【0021】即ち、左右列キー10及び11には、50
音のうちの各行の子音K、S、T、N、H、M、Y、
R、Wのアルファベットが、50音に従う順序で、即
ち、か、さ、た、な、は・・の順序となるようにK、S、
T、N、H・・の順序で割り当てられていて、アルファ
ベット文字キーを兼用するものである。
音のうちの各行の子音K、S、T、N、H、M、Y、
R、Wのアルファベットが、50音に従う順序で、即
ち、か、さ、た、な、は・・の順序となるようにK、S、
T、N、H・・の順序で割り当てられていて、アルファ
ベット文字キーを兼用するものである。
【0022】そして、母音でもなく、又、50音の各行
の子音ではない、BCDFGJLP……等のアルファベ
ット文字は、第1行目に1つのキーに複数、上記例では
4文字ずつ割り当てて、第6図で説明したのと同様な入
力方法で入力出来るようになっている。
の子音ではない、BCDFGJLP……等のアルファベ
ット文字は、第1行目に1つのキーに複数、上記例では
4文字ずつ割り当てて、第6図で説明したのと同様な入
力方法で入力出来るようになっている。
【0023】尚、上記大文字の母音「A」「I」「U」
「E」「O」は、小文字の「a」「i」「u」「e」
「o」に置き換えることができるなど、各文字は小文字
にしてもよく、又、シフトキーなどによって大文字、小
文字の両方を入力出来るようにしてもよい。しかして、
図1において24aはアンテナであり、24bはスピー
カ、24cはマイクである。
「E」「O」は、小文字の「a」「i」「u」「e」
「o」に置き換えることができるなど、各文字は小文字
にしてもよく、又、シフトキーなどによって大文字、小
文字の両方を入力出来るようにしてもよい。しかして、
図1において24aはアンテナであり、24bはスピー
カ、24cはマイクである。
【0024】上記の構成において、上述したアルファベ
ットキーは、後述する住所録や、図示してないが電子メ
ールなどの日本語入力(この場合ローマ字―仮名文字変
換入力)に用いられるもので、例えば、「おはよう」の
日本語を入力する場合は、キー17、キー16、キー1
9、キー22、キー12、及びキー23を順次押すこと
によって入力出来る。すなわち、合計6回キーを押すこ
とにより、日本語入力操作が完了する。
ットキーは、後述する住所録や、図示してないが電子メ
ールなどの日本語入力(この場合ローマ字―仮名文字変
換入力)に用いられるもので、例えば、「おはよう」の
日本語を入力する場合は、キー17、キー16、キー1
9、キー22、キー12、及びキー23を順次押すこと
によって入力出来る。すなわち、合計6回キーを押すこ
とにより、日本語入力操作が完了する。
【0025】このように、従来の技術に比べ、押し操作
回数が半減することとなる。又、中央列の母音に加え
て、両側の列の子音は、50音の順に配置されているの
で所望のアルファベットを探す手間が省け、ローマ字入
力が極めて容易に出来る効果を有する。
回数が半減することとなる。又、中央列の母音に加え
て、両側の列の子音は、50音の順に配置されているの
で所望のアルファベットを探す手間が省け、ローマ字入
力が極めて容易に出来る効果を有する。
【0026】次に、図2に示す本発明に係る電子機器の
回路構成に基づき、その動作を説明する。24aはアン
テナであり、このアンテナ24aに無線部25を接続し
ている。この無線部25は周波数変換部とモデムで構成
されている。該無線部25は音声処理部26及びCOD
EC27を介して、前述したマイク24cを含む送話部
28及びスピーカ24bを含む受話部29が接続され
る。30は制御部であり、上記無線部25、音声処理部
26及びCODEC27は該制御部30によって制御さ
れる。該制御部30には更に前述した表示部8を含む表
示部31、前述したダイアルキー7及びキー群9を含む
キー入力部32が接続される。
回路構成に基づき、その動作を説明する。24aはアン
テナであり、このアンテナ24aに無線部25を接続し
ている。この無線部25は周波数変換部とモデムで構成
されている。該無線部25は音声処理部26及びCOD
EC27を介して、前述したマイク24cを含む送話部
28及びスピーカ24bを含む受話部29が接続され
る。30は制御部であり、上記無線部25、音声処理部
26及びCODEC27は該制御部30によって制御さ
れる。該制御部30には更に前述した表示部8を含む表
示部31、前述したダイアルキー7及びキー群9を含む
キー入力部32が接続される。
【0027】ここで、制御部30はCPU等で構成さ
れ、所定のプロトコルに基づいて装置全体を制御するも
ので、記憶部33はデータの記憶手段、文字通信時の制
御動作や通話データの送受信を含む制御部30の制御動
作の各種データ等を記憶する。図3は、前記記憶部33
の構成を有するもので、レジスタ34(モードレジス
タ)は、モードキー16の操作によって値「M」が変更さ
れ、モードを例えば、受信待ち状態、通話状態、住所録
の設定状態、住所録の表示状態等に切り替えるレジスタ
である。
れ、所定のプロトコルに基づいて装置全体を制御するも
ので、記憶部33はデータの記憶手段、文字通信時の制
御動作や通話データの送受信を含む制御部30の制御動
作の各種データ等を記憶する。図3は、前記記憶部33
の構成を有するもので、レジスタ34(モードレジス
タ)は、モードキー16の操作によって値「M」が変更さ
れ、モードを例えば、受信待ち状態、通話状態、住所録
の設定状態、住所録の表示状態等に切り替えるレジスタ
である。
【0028】レジスタP0、P1、P2、P3、…は、
夫々個人の住所録情報を記憶するもので、氏名、住所、
電話番号やFAX番号等の個人別データがそれぞれ記憶
される。そしてダイヤルキー7を回転操作することによ
りレジスタ35の値「P」が順次変更され、レジスタP
0,P1,P2及びP3に記憶されているA氏、B氏、
C氏及びD氏の各個人別データが選択されることとな
る。尚、レジスタWは、各種動作の為のワークレジスタ
である。
夫々個人の住所録情報を記憶するもので、氏名、住所、
電話番号やFAX番号等の個人別データがそれぞれ記憶
される。そしてダイヤルキー7を回転操作することによ
りレジスタ35の値「P」が順次変更され、レジスタP
0,P1,P2及びP3に記憶されているA氏、B氏、
C氏及びD氏の各個人別データが選択されることとな
る。尚、レジスタWは、各種動作の為のワークレジスタ
である。
【0029】次に図4に基づき、上記携帯電話の制御部
30の動作に基くフローチャートを説明する。図におい
て、ステップS1は、レジスタ34の値「M」によって本
携帯電話が着信モード中か否か、即ち通話中か否かを判
断するもので、通話中である時はステップS2に進み、
音声データの送受信、或いは文字データ、画像データな
ど音声以外の情報の送受信処理を行う。
30の動作に基くフローチャートを説明する。図におい
て、ステップS1は、レジスタ34の値「M」によって本
携帯電話が着信モード中か否か、即ち通話中か否かを判
断するもので、通話中である時はステップS2に進み、
音声データの送受信、或いは文字データ、画像データな
ど音声以外の情報の送受信処理を行う。
【0030】次のステップS3では、終話キー14(図
1)が操作されたか否かが判断され、終話キー14が操
作されていない場合にはステップS1に戻りステップS
2の送受信処理を継続する。
1)が操作されたか否かが判断され、終話キー14が操
作されていない場合にはステップS1に戻りステップS
2の送受信処理を継続する。
【0031】しかして、ステップS3で終話キー14が
操作された場合にはステップS4に進み、レジスタ34
の値「M」を通話OFFモード(受信待ち状態)に変更し
ステップS1に戻る。
操作された場合にはステップS4に進み、レジスタ34
の値「M」を通話OFFモード(受信待ち状態)に変更し
ステップS1に戻る。
【0032】通話OFFモードになり、ステップS1に
おいて通話モードでないことが判断されると、ステップ
S5に進み、呼びだし有りか否か、即ち着信有りか否か
が判断される。外部からの電話装置(図示せず)から本
発明の携帯電話に電話信号が入力されれば、ステップS
5からステップS7に進み着信音を発生させる処理がな
される。
おいて通話モードでないことが判断されると、ステップ
S5に進み、呼びだし有りか否か、即ち着信有りか否か
が判断される。外部からの電話装置(図示せず)から本
発明の携帯電話に電話信号が入力されれば、ステップS
5からステップS7に進み着信音を発生させる処理がな
される。
【0033】次のステップS8は、着信音の発生中に通
話キー13(図1)が操作されたか否かを判断するもの
で、通話キー13が操作されないとステップS5、S7
の処理を繰り返すが、通話キー13が操作されるとステ
ップS9に進みレジスタ34の値を通話モードにする。
話キー13(図1)が操作されたか否かを判断するもの
で、通話キー13が操作されないとステップS5、S7
の処理を繰り返すが、通話キー13が操作されるとステ
ップS9に進みレジスタ34の値を通話モードにする。
【0034】これにより、前述したごとくステップS
1、S2、S3が繰り返され通話モードでの送受信処理
が行われる。
1、S2、S3が繰り返され通話モードでの送受信処理
が行われる。
【0035】ステップS5において、呼び出しがない場
合にはステップS6に進み、モードキー16が操作され
たかが判別される。モードキー16が操作されると、ス
テップS10においてモード変更処理がなされ、レジス
タ34の値「M」が変更されて変更されたモードでの処理
が可能になる。
合にはステップS6に進み、モードキー16が操作され
たかが判別される。モードキー16が操作されると、ス
テップS10においてモード変更処理がなされ、レジス
タ34の値「M」が変更されて変更されたモードでの処理
が可能になる。
【0036】ステップS11は、夫々のモードでの処理
をするステップであり、このステップ11に於いては、
例えば、住所録の設定モードに於いて、レジスタ35が
レジスタP1を指定している時、前述したローマ字入力
及びローマ字仮名文字変換を行わせることによってレジ
スタP1にB氏の個人別データを設定出来るものであ
る。
をするステップであり、このステップ11に於いては、
例えば、住所録の設定モードに於いて、レジスタ35が
レジスタP1を指定している時、前述したローマ字入力
及びローマ字仮名文字変換を行わせることによってレジ
スタP1にB氏の個人別データを設定出来るものであ
る。
【0037】又、ローマ字仮名文字変換を行わせること
なく、上述した1行目を含むキー群9全てを用いてアル
ファベット入力をそのまま記憶させる、英文入力機能を
持たせることも出来る。
なく、上述した1行目を含むキー群9全てを用いてアル
ファベット入力をそのまま記憶させる、英文入力機能を
持たせることも出来る。
【0038】尚、上記実施例では、列方向に母音キーを
配置させる例についてのべたが、行方向に母音配置させ
てもよく、又、押釦式のキーに限らず、例えばキーを液
晶などで表示し、その上の透明タブレットをタッチ入力
させる方式のものでもよい。又、携帯電話だけでなく、
カメラや携帯情報機器等の他の電子機器に適用出来るこ
とは言うまでもない。
配置させる例についてのべたが、行方向に母音配置させ
てもよく、又、押釦式のキーに限らず、例えばキーを液
晶などで表示し、その上の透明タブレットをタッチ入力
させる方式のものでもよい。又、携帯電話だけでなく、
カメラや携帯情報機器等の他の電子機器に適用出来るこ
とは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】本発明は上述の構成、動作を有するの
で、次の効果がある。請求項1記載の発明は、数値入力
を含む入力キーが複数行複数列に配置された入力装置に
おいて、複数行のうちの1行若しくは複数列のうちの1
列をローマ字のA又はa、I又はi、U又はu、E又は
e、O又はoの母音5キーを兼用させて構成し、他の行
若しくは他の列は子音キーを兼用させて構成したことを
特徴とするので、情報を当該装置に入力する際、キーの
操作回数が削減されるだけでなく、数値とローマ字入力
を極めて容易に入力出来る入力装置を提供することがで
きる。
で、次の効果がある。請求項1記載の発明は、数値入力
を含む入力キーが複数行複数列に配置された入力装置に
おいて、複数行のうちの1行若しくは複数列のうちの1
列をローマ字のA又はa、I又はi、U又はu、E又は
e、O又はoの母音5キーを兼用させて構成し、他の行
若しくは他の列は子音キーを兼用させて構成したことを
特徴とするので、情報を当該装置に入力する際、キーの
操作回数が削減されるだけでなく、数値とローマ字入力
を極めて容易に入力出来る入力装置を提供することがで
きる。
【0040】請求項2記載の発明は、複数行複数列に配
置された入力キーを備えた電子機器において、複数行の
うちの1行若しくは複数列のうちの1列をローマ字のA
又はa、I又はi、U又はu、E又はe、O又はoの5
つの母音キーで構成し、他の行若しくは他の列は子音キ
ーを順次50音の順に配置して構成すると共に、前記母
音キー及び子音キーによる入力をローマ字かな文字変換
する電子回路手段を備えたことを特徴とするので、所望
の情報を当該電子機器に入力する際、キーの操作回数が
削減されると共に、ローマ字を極めて容易に入力出来る
電子機器を提供することができる。
置された入力キーを備えた電子機器において、複数行の
うちの1行若しくは複数列のうちの1列をローマ字のA
又はa、I又はi、U又はu、E又はe、O又はoの5
つの母音キーで構成し、他の行若しくは他の列は子音キ
ーを順次50音の順に配置して構成すると共に、前記母
音キー及び子音キーによる入力をローマ字かな文字変換
する電子回路手段を備えたことを特徴とするので、所望
の情報を当該電子機器に入力する際、キーの操作回数が
削減されると共に、ローマ字を極めて容易に入力出来る
電子機器を提供することができる。
【0041】また、請求項1ないし3記載の発明の構成
によれば、入力装置または電子機器の小型化が図られる
と共に操作の容易性が実現される入力装置及び電子機器
を提供することができる。
によれば、入力装置または電子機器の小型化が図られる
と共に操作の容易性が実現される入力装置及び電子機器
を提供することができる。
【0042】又、請求項4の発明は、少なくとも5行3
列の第1のキー群と、これらとは異なった複数のキーと
を備え、1乃至0の数値キーが少なくとも上記5行3列
のいずれかに配置された電子機器において、上記5行3
列のうち中央列のキーをローマ字の5つの母音のうちの
いずれかのキーとして兼用させ、中央列の両側の列のキ
ーを50音の「か」行から「わ」行までのローマ字の子音の
うちのいずれかのキーとして兼用させ、更に、上記の子
音以外のローマ字を上記異なった複数のキーに兼用させ
たことを特徴とする。
列の第1のキー群と、これらとは異なった複数のキーと
を備え、1乃至0の数値キーが少なくとも上記5行3列
のいずれかに配置された電子機器において、上記5行3
列のうち中央列のキーをローマ字の5つの母音のうちの
いずれかのキーとして兼用させ、中央列の両側の列のキ
ーを50音の「か」行から「わ」行までのローマ字の子音の
うちのいずれかのキーとして兼用させ、更に、上記の子
音以外のローマ字を上記異なった複数のキーに兼用させ
たことを特徴とする。
【0043】この様な構成とすれば、数値入力及びロー
マ字入力を極めて容易に入力出来るだけでなく、ローマ
字入力で使用されるアルファベット以外のアルファベッ
トを使用した英文入力も極めて少ないキーで入力出来る
ものである。
マ字入力を極めて容易に入力出来るだけでなく、ローマ
字入力で使用されるアルファベット以外のアルファベッ
トを使用した英文入力も極めて少ないキーで入力出来る
ものである。
【図1】本発明に係る電子機器の一例の携帯電話の外観
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】図1の回路構成図である。
【図3】図2の記憶部を示す説明図である。
【図4】図1の携帯電話のフローチャート図である。
【図5】従来の携帯電話の外観を示す正面図である。
【図6】従来の携帯電話の外観を示す正面図である。
6 機器本体 7 ダイヤルキー 8 表示部 9 キー群 10 左列キー 11 右列キー 12 中央列キー 13 通話キー 14 終話キー 15 取消キー
Claims (4)
- 【請求項1】 数値入力を含む入力キーが複数行複数列
に配置された入力装置において、複数行のうちの1行若
しくは複数列のうちの1列をローマ字のA又はa、I又
はi、U又はu、E又はe、O又はoの母音5キーを兼
用させて構成し、他の行若しくは他の列は子音キーを兼
用させて構成したことを特徴とする入力装置。 - 【請求項2】 複数行複数列に配置された入力キーを備
えた電子機器において、複数行のうちの1行若しくは複
数列のうちの1列をローマ字のA又はa、I又はi、U
又はu、E又はe、O又はoの5つの母音キーで構成
し、他の行若しくは他の列は子音キーを順次50音の順
に配置して構成すると共に、前記母音キー及び子音キー
による入力をローマ字かな文字変換する電子回路手段を
備えたことを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】 1乃至0の数値キーが少なくとも3列に
配置された電子機器において、中央列の数値キーを5つ
の母音のうちのいずれかのキーとして兼用させ、両側の
列の数値キーを子音のうちのいずれかのキーに兼用させ
たことを特徴とする電子機器。 - 【請求項4】 少なくとも5行3列の第1のキー群と、
これらとは異なった複数のキーとを備え、1乃至0の数
値キーが少なくとも上記5行3列のいずれかに配置され
た電子機器において、上記5行3列のうち中央列のキー
をローマ字の5つの母音のうちのいずれかのキーとして
兼用させ、中央列の両側の列のキーを50音の「か」行か
ら「わ」行までのローマ字の子音のうちのいずれかのキー
として兼用させ、更に、上記の子音以外のローマ字を上
記異なった複数のキーに兼用させたことを特徴とする電
子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32632199A JP2001142607A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 入力装置及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32632199A JP2001142607A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 入力装置及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001142607A true JP2001142607A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18186473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32632199A Pending JP2001142607A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 入力装置及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001142607A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100707853B1 (ko) * | 2007-02-01 | 2007-04-18 | 김민서 | 휴대용 단말기의 자판 |
JP2010238255A (ja) * | 2010-06-08 | 2010-10-21 | Hiroshi Sawazaki | キーボード |
-
1999
- 1999-11-17 JP JP32632199A patent/JP2001142607A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100707853B1 (ko) * | 2007-02-01 | 2007-04-18 | 김민서 | 휴대용 단말기의 자판 |
JP2010238255A (ja) * | 2010-06-08 | 2010-10-21 | Hiroshi Sawazaki | キーボード |
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