JP2001175394A - キー入力装置および携帯電話端末 - Google Patents

キー入力装置および携帯電話端末

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JP2001175394A
JP2001175394A JP36254799A JP36254799A JP2001175394A JP 2001175394 A JP2001175394 A JP 2001175394A JP 36254799 A JP36254799 A JP 36254799A JP 36254799 A JP36254799 A JP 36254799A JP 2001175394 A JP2001175394 A JP 2001175394A
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key
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kana
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Yoshinori Masatani
美紀 政谷
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字(かな文字、英語文字)・記号を入力す
るに際して、操作性の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 携帯電話端末において、1回のキーの操
作における操作時間が所定時間を越えたときには、当該
キーの操作により入力した文字・記号を確定し(ステッ
プS13)、文字・記号の入力位置を移動させる(ステ
ップS14)。例えば互いに同じ数字「1」キーに設定
されたかな文字「あ」と、かな文字「お」とを連続して
入力する場合であっても、かな文字の入力位置を移動す
るためのキーを操作することなく、「あお」を入力する
ことが可能となり、操作性の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のキーの各々
が同じ種別の幾つかの文字・記号を入力するためのキー
として設定されているキー入力装置および上記キー入力
装置を備えてなる携帯電話端末に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、携帯電話端
末が広く普及している。ところで、携帯電話端末は、小
型化および軽量化が要求されているという事情から、筐
体に配設できるキーの数にはある程度の制限がある。そ
のため、本来は電話番号を入力するためのキーが、かな
文字(ひらがな、カタカナ)や英語文字(英字)を入力
するためのキーとしても設定されている。
【0003】具体的には、かな文字を例にして説明する
と、例えば数字「1」キーは、「あ」行の各段のかな文
字(「あ」,「い」,「う」,「え」,「お」)の5個
のかな文字を入力するためのキーとして設定され、数字
「2」キーは、「か」行の各段のかな文字(「か」,
「き」,「く」,「け」,「こ」)の5個のかな文字を
入力するためのキーとして設定され、数字「3」キー
は、「さ」行の各段のかな文字(「さ」,「し」,
「す」,「せ」,「そ」)の5個のかな文字を入力する
ためのキーとして設定されているというように、幾つか
の数字キーは、かな文字「あ」〜「ん」を入力するため
のキーとして設定されている。
【0004】このものによれば、例えば数字「1」キー
を1回操作することにより、「あ」行の1段目のかな文
字「あ」を入力することができ、数字「1」キーを2回
連続して操作することにより、「あ」行の2段目のかな
文字「い」を入力することができ、数字「1」キーを3
回連続して操作することにより、「あ」行の3段目のか
な文字「う」を入力することができるというように、キ
ーの操作回数に応じて、該当する行の各段のかな文字を
入力することができる。
【0005】ところで、この場合、互いに異なる行のか
な文字が連続してなる語句、例えば「あ行」の1段目の
かな文字である「あ」と、「か行」の1段目のかな文字
である「か」とからなる「あか」を入力する場合には、
数字「1」キーを1回操作し、次いで、数字「2」キー
を1回操作することにより、「あか」を入力することが
可能となる。
【0006】これに対して、互いに同じ行のかな文字が
連続してなる語句、例えば「あ行」の1段目のかな文字
である「あ」と、「あ行」の5段目のかな文字である
「お」とからなる「あお」を入力する場合には、数字
「1」キーを1回操作し、次いで、かな文字の入力位置
を移動するための例えば「スクロール」キーを操作し、
次いで、数字「1」キーを5回連続して操作することに
より、「あお」を入力することが可能となる。
【0007】すなわち、互いに異なる行のかな文字を連
続して入力する場合には、先の文字を入力するために操
作するキーと、後の文字を入力するために操作するキー
とが互いに異なることにより、後の文字を入力するため
のキーを操作した時点で、先に入力された文字を確定す
ることが可能となり、かな文字の入力位置を移動するこ
とが可能となるので、後の文字を入力するに先立って、
かな文字の入力位置を移動するためのキーを操作する必
要はないものである。
【0008】しかしながら、互いに同じ行のかな文字を
連続して入力する場合には、先の文字を入力するために
操作するキーと、後の文字を入力するために操作するキ
ーとが互いに同じであることにより、後に実行されたキ
ーの操作が、次の段のかな文字を入力するための操作で
あるのか、或いは次の入力位置にかな文字を入力するた
めの操作であるのかを識別することが不可能である。し
たがって、このような場合には、上記したように、後の
文字を入力するに先立って、かな文字の入力位置を移動
するためのキーを操作する必要があり、従来のものは、
この点において、操作性に劣るものであった。
【0009】また、詳しくは説明しないが、例えば数字
「2」キーが英語文字「A」,「B」,「C」の3個の
英語文字を入力するためのキーとして設定され、数字
「3」キーが英語文字「D」,「E」,「F」の3個の
英語文字を入力するためのキーとして設定されていると
いうように、1つの数字キーが英語文字「A」〜「Z」
のうちの幾つかの英語文字を入力するためのキーとして
設定されていれば、例えば「AB」を入力するような場
合にも、上記したような不具合が生じるものである。
【0010】さらに、詳しくは説明しないが、例えば数
字「0」キーが記号「.(ピリオド)」,「,(カン
マ)」,「−(ハイフン)」,「?(クエスチョンマー
ク)」などの幾つかの記号を入力するためのキーとして
設定されていれば、例えば「−?」を入力するような場
合にも、上記したような不具合が生じるものである。
【0011】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、文字・記号を入力するに際し
て、操作性の向上を図ることができるキー入力装置およ
び携帯電話端末を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のキー入力
装置によれば、キー操作手段は、複数のキーの各々が同
じ種別の幾つかの文字・記号を入力するためのキーとし
て設定されている。そして、制御手段は、複数のキーの
うちのいずれかのキーが操作されたときに、キーの操作
回数を識別し、識別したキーの操作回数に応じて文字・
記号を確定する。また、制御手段は、1回のキーの操作
における操作時間が所定時間を越えたときには、当該キ
ーの操作により入力した文字・記号を確定し、文字・記
号の入力位置を移動させる。
【0013】すなわち、このものによれば、1回のキー
の操作における操作時間が所定時間を越えると、当該キ
ーの操作により入力した文字・記号を確定し、文字・記
号の入力位置を移動するように構成したので、従来のも
のとは異なって、文字・記号の入力位置を移動するため
のキーを操作する必要がなくなり、操作性の向上を図る
ことができる。
【0014】請求項2記載のキー入力装置によれば、キ
ー操作手段は、複数のキーの各々がかな文字を入力する
ためのキーとして設定されている。すなわち、このもの
によれば、例えば、一のキーが「あ」行の各段のかな文
字(「あ」,「い」,「う」,「え」,「お」)の5個
のかな文字を入力するためのキーとして設定され、他の
キーが「か」行の各段のかな文字(「か」,「き」,
「く」,「け」,「こ」)の5個のかな文字を入力する
ためのキーとして設定されていれば、互いに同じキーに
設定されたかな文字を連続して入力する場合、つまり、
互いに同じ行のかな文字を連続して入力する場合、例え
ば「あ行」の1段目のかな文字である「あ」と、「あ
行」の5段目のかな文字である「お」とからなる「あ
お」を入力するような場合であっても、かな文字の入力
位置を移動するためのキーを操作する必要がなくなり、
操作性の向上を図ることができる。
【0015】請求項3記載のキー入力装置によれば、キ
ー操作手段は、複数のキーの各々が英語文字を入力する
ためのキーとして設定されている。すなわち、このもの
によれば、例えば、一のキーが英語文字「A」,
「B」,「C」の3個の英語文字を入力するためのキー
として設定され、他のキーが英語文字「D」,「E」,
「F」の3個の英語文字を入力するためのキーとして設
定されていれば、互いに同じキーに設定された英語文字
を連続して入力する場合、例えば「AB」を入力するよ
うな場合であっても、英語文字の入力位置を移動するた
めのキーを操作する必要がなくなり、操作性の向上を図
ることができる。
【0016】請求項4記載の携帯電話端末によれば、記
憶手段は、以上に説明したキー入力装置が識別した文字
・記号を記憶情報として記憶する。すなわち、このもの
によれば、操作性に優れたキー入力装置を使用して、文
字・記号を入力することができ、その入力した文字・記
号を例えばメモリダイヤルなどの記憶情報として記憶す
ることができる。
【0017】請求項5記載の携帯電話端末によれば、送
信手段は、以上に説明したキー入力装置が識別した文字
・記号を送信情報として送信する。すなわち、このもの
によれば、操作性に優れたキー入力装置を使用して、文
字・記号を入力することができ、その入力した文字・記
号を例えば電子メールなどの送信情報として送信するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を携帯電話端末のキ
ー操作部に適用した一実施例について、図面を参照して
説明する。まず、携帯電話端末の全体を示す図2におい
て、携帯電話端末1の筐体1aには、送話音声を入力す
るマイク2、受話音声を出力するレシーバ3、電話番号
やメモリダイヤルとして登録されている登録情報などの
各種の情報を表示するLCD4および複数のキーを配設
してなるキー操作部5(本発明でいうキー操作手段)が
設けられている。
【0019】さて、キー操作部5について、図3も参照
して詳述する。キー操作部5は、キー6〜22の合計1
7個のキーが配列されて構成されている。キー6は、例
えば各種の機能を設定(セット)するための「セット」
キーとして設定されており、キー7は、例えば各種の機
能の設定を初期化(クリア)するための「クリア」キー
として設定されている。また、キー8は、通話やデータ
通信を開始するための「通話開始」キーとして設定され
ており、キー9は、通話やデータ通信を終了するための
「通話終了」キーとして設定されている。
【0020】また、キー10は、詳しくは後述する数字
・記号、かな文字(ひらがな、カタカナ)および英語文
字(英字)・記号を入力する際の入力位置の移動(スク
ロール)、電話帳機能による電話番号の検索および漢字
変換などを行うためのキーとして設定されている。さら
に、このうち、キー9は、電源をオンオフするための
「電源」キーとしても設定されている。
【0021】キー11〜22の12個のキーは、携帯電
話端末1を正面から見て上下4段左右3列のマトリック
ス状に配設されており、数字・記号、かな文字および英
語文字・記号を入力することを目的として、数字・記号
を入力するための数字配列、かな文字を入力するための
かな文字配列および英語文字・記号を入力するための英
語文字配列の3個の配列が設定されている。以下、これ
ら数字配列、かな文字配列および英語文字配列の各々に
ついて順次説明する。
【0022】最初に、数字配列について説明する。数字
配列は、数字「0」〜「9」、記号「*(アスタリス
ク)」,「#(シャープ)」を入力するために設定され
た配列である。具体的には、キー11は、数字「1」キ
ーとして設定されており、キー12は、数字「2」キー
として設定されており、キー13は、数字「3」キーと
して設定されており、キー14は、数字「4」キーとし
て設定されており、キー15は、数字「5」キーとして
設定されている。
【0023】また、キー16は、数字「6」キーとして
設定されており、キー17は、数字「7」キーとして設
定されており、キー18は、数字「8」キーとして設定
されており、キー19は、数字「9」キーとして設定さ
れている。さらに、キー20は、記号「*」キーとして
設定されており、キー21は、数字「0」キーとして設
定されており、キー22は、記号「#」キーとして設定
されている。
【0024】これにより、携帯電話端末1が数字入力モ
ードに設定されているときには、キー11〜22のうち
のいずれかのキーが操作されると、その操作されたキー
に設定された数字・記号が入力されることになる。具体
的には、例えばキー15が操作されると、キー15に設
定された数字「5」が入力されることになる。
【0025】次に、かな文字配列について説明する。か
な文字配列は、かな文字「あ」〜「ん」を入力するため
に設定された配列である。具体的には、キー11は、
「あ」行の各段のかな文字(「あ」,「い」,「う」,
「え」,「お」)キーとして設定されており、キー12
は、「か」行の各段のかな文字キーとして設定されてお
り、キー13は、「さ」行の各段のかな文字キーとして
設定されており、キー14は、「た」行の各段のかな文
字キーとして設定されており、キー15は、「な」行の
各段のかな文字キーとして設定されている。
【0026】また、キー16は、「は」行の各段のかな
文字キーとして設定されており、キー17は、「ま」行
の各段のかな文字キーとして設定されており、キー18
は、「や」行の各段のかな文字キーとして設定されてお
り、キー19は、「ら」行の各段のかな文字キーとして
設定されており、キー21は、「わ」行の各段のかな文
字およびかな文字「ん」キーとして設定されている。
【0027】これにより、携帯電話端末1がかな文字入
力モードに設定されているときには、キー11〜19,
21のうちのいずれかのキーが操作されると、その操作
されたキーに設定されたかな文字が入力されることにな
る。具体的には、例えばキー15が1回操作されると、
キー15に第1のかな文字として設定された「な」行の
1段目のかな文字「な」が入力されることになり、キー
15が2回連続して操作されると、キー15に第2のか
な文字として設定された「な」行の2段目のかな文字
「に」が入力されることになり、キー15が3回連続し
て操作されると、キー15に第3のかな文字として設定
された「な」行の3段目のかな文字「ぬ」が入力される
ことになる。
【0028】また、キー15が4回連続して操作される
と、キー15に第4のかな文字として設定された「な」
行の4段目のかな文字「ね」が入力されることになり、
キー15が5回連続して操作されると、キー15に第5
のかな文字として設定された「な」行の5段目のかな文
字「の」が入力されることになる。
【0029】次に、英語文字配列について説明する。英
語文字配列は、英語文字「A」〜「Z」、記号「@(ア
ットマーク)」,「.(ピリオド)」,「,(カン
マ)」,「−(ハイフン)」,「?(クエスチョンマー
ク)」などを入力するために設定された配列である。具
体的には、キー11は、記号「@」キーとして設定され
ており、キー12は、英語文字「A」,「B」,「C」
キーとして設定されており、キー13は、英語文字
「D」,「E」,「F」キーとして設定されており、キ
ー14は、英語文字「G」,「H」,「I」キーとして
設定されており、キー15は、英語文字「J」,
「K」,「L」キーとして設定されている。
【0030】また、キー16は、英語文字「M」,
「N」,「O」キーとして設定されており、キー17
は、英語文字「P」,「Q」,「R」,「S」キーとし
て設定されており、キー18は、英語文字「T」,
「U」,「V」キーとして設定されており、キー19
は、英語文字「W」,「X」,「Y」,「Z」キーとし
て設定されており、キー21は、記号「.」,「,」,
「−」,「?」キーとして設定されている。
【0031】これにより、携帯電話端末1が英語文字入
力モードに設定されているときには、キー11〜19,
21のうちのいずれかのキーが操作されると、その操作
されたキーに設定された英語文字・記号が入力されるこ
とになる。具体的には、例えばキー15が1回操作され
ると、キー15に第1の英語文字として設定された英語
文字「J」が入力されることになり、キー15が2回連
続して操作されると、キー15に第2の英語文字として
設定された英語文字「K」が入力されることになり、キ
ー15が3回連続して操作されると、キー15に第3の
英語文字として設定された設定された英語文字「L」が
入力されることになる。
【0032】また、例えばキー21が1回操作される
と、キー21に第1の記号として設定された記号「.」
が入力されることになり、キー21が2回連続して操作
されると、キー21に第2の記号として設定された記号
「,」が入力されることになり、キー21が3回連続し
て操作されると、キー21に第3の記号として設定され
た記号「−」が入力されることになり、キー21が4回
連続して操作されると、キー21に第4の記号として設
定された記号「?」が入力されることになる。
【0033】尚、各キーにおいては、携帯電話端末1を
正面から見て各キーの左半部に数字配列を示す数字が表
示されており、右上部にかな文字配列を示すかな文字が
表示されており、右下部に英語文字配列を示す英語文字
或いは記号が表示されている。具体的には、例えばキー
15においては、キー15の左半部に数字配列を示す数
字「5」が表示されており、右上部にかな文字配列を示
すかな文字「な」が表示されており、右下部に英語文字
配列を示す英語文字「JKL」が表示されている。
【0034】次に、このように構成された携帯電話端末
1の電気的な構成について、図4を参照して説明する。
携帯電話端末1において、CPU23(本発明でいう制
御手段)は、マイクロコンピュータを主体として構成さ
れており、上記CPU23には、無線通信部24(本発
明でいう送信手段)、音声入出力部25、上記キー操作
部5、上記LCD4およびメモリ26(本発明でいう記
憶手段)が接続されている。また、上記無線通信部24
には、アンテナ27が接続されており、上記音声入出力
部25には、上記マイク2および上記レシーバ3が接続
されている。
【0035】CPU23は、上記した数字配列、かな文
字配列および英語文字配列の3個の配列に応じて、入力
モードとして、数字入力モード、かな文字入力モードお
よび英語文字入力モードの3個の入力モードを切替えて
設定できるようになっている、そして、CPU23は、
キー操作部5からキー操作信号を入力すると、設定され
ている入力モードにしたがって、入力したキー操作信号
を解読するようになっている。
【0036】また、これら3個の入力モードのうちのか
な文字入力モードについては、入力されたかな文字が
「ひらがな」により表示されるひらがな表示モードおよ
び入力されたかな文字が「カタカナ」により表示される
カタカナ表示モードのうちのいずれかが選択されるよう
になっており、ひらがな表示モードが選択されたときに
は、上記キー10が併用されることにより、「ひらが
な」が「漢字」に変換されるようになっている。尚、こ
のとき、CPU23は、設定されている入力モードをL
CD4におけるピクトグラフ(絵文字)の表示領域4a
に表示させるようになっている(図2参照)。
【0037】また、CPU23は、入力した数字・記
号、かな文字および英語文字・記号を例えばメモリダイ
ヤルなどの記憶情報としてメモリ26に記憶することが
可能であり、また、無線通信部27を制御することによ
り、入力した数字・記号、かな文字および英語文字・記
号、或いはメモリ26に記憶している数字・記号、かな
文字および英語文字・記号を例えば電子メールなどの送
信情報として他の端末に送信することが可能である。
【0038】次に、上記した構成の作用について、図
1、図5および図6も参照して説明する。ここでは、C
PU23が入力モードとしてかな文字入力モードを設定
している場合を説明する。CPU23は、キー操作部5
からキー操作信号を入力することにより、いずれかのキ
ーが操作されたことを検出すると、ステップS1におい
て「YES」と判定し、これよりも以前に、同じ入力位
置で、かな文字を入力しており、入力したかな文字をL
CD4に表示させているか否かを判定する(ステップS
2)。
【0039】ここで、CPU23は、これよりも以前
に、同じ入力位置で、かな文字を入力しておらず、かな
文字をLCD4に表示させていなければ、ステップS2
において「NO」と判定し、入力したかな文字をLCD
4に表示させる(ステップS3)。そして、CPU23
は、キーの操作が解除されたか否かを監視すると共に
(ステップS4)、キーの操作時間が所定時間(例えば
2秒)を越えたか否かを監視する(ステップS5)。
尚、このとき、CPU23は、キーの操作状態(オンオ
フ状態)を間欠的に判定する(例えば数百ミリ秒周期で
判定する)ことにより、キーの操作時間が所定時間を越
えたか否かを監視する。
【0040】一方、CPU23は、これよりも以前に、
同じ入力位置で、かな文字を入力しており、入力したか
な文字をLCD4に表示させていれば、ステップS2に
おいて「YES」と判定し、操作されたキーの種別を識
別し、操作されたキーと、直前に操作されたキーとが同
一であるか否かを判定する(ステップS6)。
【0041】ここで、CPU23は、操作されたキー
と、直前に操作されたキーとが同一であれば、ステップ
S6において「YES」と判定し、LCD4に表示させ
ているかな文字に代わって、新たに入力したかな文字を
LCD4に表示させる(ステップS7)。そして、CP
U23は、上記したように、キーの操作が解除されたか
否かを監視すると共に(ステップS4)、キーの操作時
間が所定時間を越えたか否かを監視する(ステップS
5)。
【0042】また、CPU23は、操作されたキーと、
直前に操作されたキーとが同一でなければ、ステップS
6において「NO」と判定し、LCD4に表示させてい
るかな文字を確定し(ステップS8)、かな文字の入力
位置を移動させ(ステップS9)、新たに入力したかな
文字をLCD4に表示させる(ステップS10)。そし
て、CPU23は、上記したように、キーの操作が解除
されたか否かを監視すると共に(ステップS4)、キー
の操作時間が所定時間を越えたか否かを監視する(ステ
ップS5)。
【0043】次いで、CPU23は、キーの操作時間が
所定時間を越えるよりも前に、キーの操作が解除された
ことを検出すると、ステップS4において「YES」と
判定し、詳しくは後述する入力位置移動フラグを初期化
し、つまり、入力位置移動フラグを「0」に設定し(ス
テップS11)、上記したステップS1に戻る。
【0044】一方、CPU23は、キーの操作が解除さ
れるよりも前に、キーの操作時間が所定時間を越えたこ
とを検出すると、ステップS5において「YES」と判
定し、入力位置移動フラグを判定する(ステップS1
2)。
【0045】ここで、CPU23は、入力位置移動フラ
グを「0」に設定していれば、表示させているかな文字
を確定し(ステップS13)、かな文字の入力位置を移
動させる(ステップS14)。そして、CPU23は、
かな文字の入力位置移動フラグを「1」に設定し(ステ
ップS15)、上記したステップS4に戻る。
【0046】また、CPU23は、入力位置移動フラグ
を「1」に設定していれば、表示させているかな文字を
確定することなく、かな文字の入力位置を移動すること
もなく、上記したステップS4に戻る。
【0047】さて、ここで、上記した制御内容の具体的
な一例について、図5も参照して説明する。CPU23
は、これよりも以前に、かな文字を入力していない状態
で、ユーザがキー11を1回操作したことを検出する
と、ステップS1〜S3を実行することにより、「あ」
行の1段目のかな文字「あ」を入力し、入力したかな文
字「あ」をLCD4に表示させる(図5中、(a)参
照)。
【0048】そして、CPU23は、このとき、キーの
操作時間が所定時間を越えるよりも前に、キーの操作が
解除されたことを検出すると、ステップS4において
「YES」と判定し、表示させているかな文字を確定す
ることなく、かな文字の入力位置を移動させることもな
く、次のキーの操作を待機する。つまり、CPU23
は、かな文字「あ」を表示させている表示位置を入力位
置として設定する(図5中、(b)参照)。この場合、
CPU23は、入力位置を点滅させることにより、ユー
ザに対して、かな文字の入力位置を報知している。尚、
図5では、かな文字の入力位置を□にて示している。
【0049】さて、CPU23は、これに続いて、ユー
ザがキー11を1回操作したことを検出すると、つま
り、全体として、ユーザがキー11を操作時間が所定時
間を越えることなく1回操作し、それに続いて、ユーザ
がキー11を1回操作したことを検出すると、ステップ
S1,S2,S6,S7を実行することにより、「あ」
行の2段目のかな文字「い」を入力し、これよりも以前
に表示させているかな文字「あ」に代わって、新たに入
力したかな文字「い」をLCD4に表示させる(図5
中、(c)参照)。
【0050】また、CPU23は、これに続いて、ユー
ザがキー11とは異なるキー12を1回操作したことを
検出すると、つまり、全体として、ユーザがキー11を
操作時間が所定時間を越えることなく1回操作し、次い
で、キー12を1回操作したことを検出すると、ステッ
プS1,S2,S6,S8〜S10を実行することによ
り、これよりも以前に表示させているかな文字「あ」を
確定し、かな文字の入力位置を移動させ、「か」行の1
段目のかな文字「か」を入力し、移動させた入力位置
に、新たに入力したかな文字「か」をLCD4に表示さ
せる(図5中、(d)参照)。
【0051】一方、CPU23は、このとき、キーの操
作が解除されるよりも前に、キーの操作時間が所定時間
を越えたことを検出すると、ステップS5において「Y
ES」と判定し、ステップS12〜S15を実行するこ
とにより、これよりも以前に入力して表示させているか
な文字「あ」を確定し、かな文字の入力位置を移動させ
る(図5中、(e)参照)。
【0052】そして、CPU23は、これ以降、ユーザ
がキー11を5回連続して操作したことを検出すると、
つまり、全体として、ユーザがキー11を操作時間が所
定時間を越えて1回操作し、次いで、キー11を5回連
続して操作したことを検出すると、ステップS1,S
2,S3,S6,S7を実行することにより、かな文字
「お」を入力し、入力したかな文字「お」をLCD4に
表示させる(図5中、(f)参照)。
【0053】これにより、ユーザは、互いに同じキーに
設定されたかな文字を連続して入力する場合、つまり、
互いに同じ行のかな文字を連続して入力する場合、例え
ば互いに同じキー11に設定された「あ行」の1段目の
かな文字である「あ」と、「あ行」の5段目のかな文字
である「お」とからなる「あお」を入力するような場合
であっても、図6(a)に示すように、キー11を操作
時間が所定時間を越えて1回操作し(長押しを実行
し)、次いで、キー11を5回連続して操作することに
より、かな文字の入力位置を移動するためのキー10を
操作することなく、「あお」を入力することが可能とな
る。
【0054】ところで、以上は、CPU23が入力モー
ドとしてかな文字入力モードを設定している場合を説明
したものであるが、入力モードとして英語文字入力モー
ドを設定している場合も、これと同様の処理を実行す
る。
【0055】すなわち、ユーザは、互いに同じキーに設
定された英語文字を連続して入力する場合、例えば互い
に同じキー12に設定された英語文字「A」と、英語文
字「B」とを連続して入力する場合であっても、図6
(b)に示すように、キー12を操作時間が所定時間を
越えて1回操作し(長押しを実行し)、次いで、キー1
2を2回連続して操作することにより、英語文字の入力
位置を移動するためのキー10を操作することなく、
「AB」を入力することが可能となる。
【0056】また、ユーザは、互いに同じキーに設定さ
れた記号を連続して入力する場合、例えば互いに同じキ
ー21に設定された記号「−」と、記号「?」とを連続
して入力する場合であっても、図6(c)に示すよう
に、キー21を1回あたりの操作時間が所定時間を越え
ることなく2回連続して操作し、次いで、キー21を操
作時間が所定時間を越えて1回操作し(長押しを実行
し)、次いで、キー21を4回連続して操作することに
より、記号の入力位置を移動するためのキー10を操作
することなく、「−?」を入力することが可能となる。
【0057】以上に説明したように本実施例によれば、
携帯電話端末1のキー操作部5において、いずれかのキ
ーが操作され、1回のキーの操作における操作時間が所
定時間を越えたときには、当該キーの操作により入力し
たかな文字或いは英語文字・記号を確定し、かな文字或
いは英語文字・記号の入力位置を移動するように構成し
た。
【0058】したがって、互いに同じキーに設定された
かな文字を連続して入力する場合、例えば互いに同じキ
ー11に設定されたかな文字「あ」と、かな文字「お」
とを連続して入力する場合であっても、従来のものとは
異なって、かな文字の入力位置を移動するためのキー1
0を操作することなく、「あお」を入力することが可能
となり、これにより、操作性の向上を図ることができ
る。
【0059】また、互いに同じキーに設定された英語文
字を連続して入力する場合、例えば互いに同じキー12
に設定された英語文字「A」と、英語文字「B」とを連
続して入力する場合であっても、従来のものとは異なっ
て、英語文字の入力位置を移動するためのキー10を操
作することなく、「AB」を入力することが可能とな
り、これにより、操作性の向上を図ることができる。
【0060】さらに、互いに同じキーに設定された記号
を連続して入力する場合、例えば互いに同じキー21に
設定された記号「−」と、記号「?」とを連続して入力
する場合であっても、従来のものとは異なって、記号の
入力位置を移動するためのキー10を操作することな
く、「−?」を入力することが可能となり、これによ
り、操作性の向上を図ることができる。
【0061】そして、携帯電話端末1においては、この
ように操作性に優れたキー操作部5により入力した数字
・記号、かな文字および英語文字・記号を例えばメモリ
ダイヤルなどの記憶情報としてメモリ26に記憶するこ
とができ、また、入力した数字・記号、かな文字および
英語文字・記号、或いはメモリ26に記憶している数字
・記号、かな文字および英語文字・記号を例えば電子メ
ールなどの送信情報として他の端末に送信することがで
きる。
【0062】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。携帯電話端末のキー操作部に限らず、簡易型の携
帯電話端末(PHS:Personal Handyphone System)の
キー操作部に適用しても良く、また、同様のキー操作部
を有するものであれば、電話端末に限らず、ドアを解錠
・施錠するためのドア施錠装置などに適用しても良い。
【0063】キーの配列形態や、各キーに対する数字・
記号、かな文字および英語文字・記号の設定は、他の設
定であっても良い。所定時間は、3秒に限らず、他の値
であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ート
【図2】携帯電話端末の正面図
【図3】キー操作部の正面図
【図4】電気的な構成を示す機能ブロック図
【図5】作用を示す図(その1)
【図6】作用を示す図(その2)
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話端末、5はキー操作部(キー操作
手段)、23はCPU(制御手段)、24は無線通信部
(送信手段)、26はメモリ(記憶手段)である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーの各々が同じ種別の幾つかの
    文字・記号を入力するためのキーとして設定されている
    キー操作手段と、 前記複数のキーのうちのいずれかのキーが操作されたと
    きに、キーの操作回数を識別し、識別したキーの操作回
    数に応じて文字・記号を確定する制御手段とを備えてな
    るキー入力装置において、 前記制御手段は、1回のキーの操作における操作時間が
    所定時間を越えたときには、当該キーの操作により入力
    した文字・記号を確定し、文字・記号の入力位置を移動
    させることを特徴とするキー入力装置。
  2. 【請求項2】 前記キー操作手段は、前記複数のキーの
    各々がかな文字を入力するためのキーとして設定されて
    いることを特徴とする請求項1記載のキー入力装置。
  3. 【請求項3】 前記キー操作手段は、前記複数のキーの
    各々が英語文字を入力するためのキーとして設定されて
    いることを特徴とする請求項1記載のキー入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のキ
    ー入力装置と、 このキー入力装置が入力した文字・記号を記憶情報とし
    て記憶する記憶手段とを備えてなることを特徴とする携
    帯電話端末。
  5. 【請求項5】 前記キー入力装置が入力した文字・記号
    を送信情報として送信する送信手段を備えてなることを
    特徴とする請求項4記載の携帯電話端末。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003163740A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Nec Saitama Ltd 携帯電話機及び携帯電話機の情報入力方法
US7068190B2 (en) 2001-09-28 2006-06-27 Canon Kabushiki Kaisha Information providing apparatus for performing data processing in accordance with order from user
KR100765481B1 (ko) * 2006-04-26 2007-10-09 삼성전자주식회사 하나의 키에 복수개의 문자가 할당된 키패드의 문자 입력방법 및 그 장치
JP2013055697A (ja) * 2012-12-03 2013-03-21 Fujitsu Mobile Communications Ltd 電子機器および文字入力方法

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