JP2001141853A - タイムインターバルカウンタ装置 - Google Patents

タイムインターバルカウンタ装置

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JP2001141853A JP32146099A JP32146099A JP2001141853A JP 2001141853 A JP2001141853 A JP 2001141853A JP 32146099 A JP32146099 A JP 32146099A JP 32146099 A JP32146099 A JP 32146099A JP 2001141853 A JP2001141853 A JP 2001141853A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでありながら高分解能のタイムイン
ターバルカウンタ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 2周波方式で簡単で高安定な副尺の発生
方式を用いた回路を用いることにより、解決する。つま
り、外部基準信号を受けた副尺電圧制御発振器が、第二
の周波数を持った第二の信号を時間測定の開始信号前か
ら出力する。この第二の信号は、分配器によりサンプル
ホールド回路とコンパレータ回路に供給される。サンプ
ルホールド回路は、スタート(あるいはストップ)信号
により、副尺電圧制御発振器の電圧を保持し、この電圧
をコンパレータ回路へ基準電圧として供給する。コンパ
レータ回路は、この基準電圧と副尺電圧制御発振器の電
圧を比較して、デジタル信号を生成し、これが副尺の信
号となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイムインター
バルカウンタ装置に関するものである。特に、一方を正
尺、他方を副尺とする2周波方式に属するタイムインタ
ーバルカウンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイムインターバルカウンタ装置は、ス
タートパルスとストップパルスの間を正確に測定する装
置である。従来の高分解能タイムインターバルカウンタ
の原理を図5に示す。高分解能にするために、カウンタ
内部のクロック刻み以上の時間分解能が求められる。図
5において、スタート、ストップ間の時間tは、 t = t1 + t3 〓 t2 、 として求められる。ここでt3は、内部のクロック刻み
の整数倍として簡単に求まるがt1、t2の部分は内部の
クロック刻み以下となり、特別な工夫が必要となる。ク
ロック刻みよりも細かい部分をフラクショナルビット
(fractional bit)と言い、t1、t2
これに相当する。
【0003】高分解能タイムインターバルカウンタのバ
ーニア(副尺)は、内蔵のクロック刻みよりも細かい分
解能で測定するために不可欠のものであり、スタート
(もしくはストップ)パルスから次の内蔵のクロック刻
みまでの時間を正確に計るために不可欠である。副尺の
作り方として2種類の方法が知られている。第一の方法
は、時間を電圧に変換する方式であり、第二の方法はt
3を測定している内蔵クロック周波数(正尺)と僅かに
異なる第2のクロック(副尺)を用いる手法である。以
下にこれらを説明する。
【0004】第一の方法は、時間電圧変換方式として知
られており、例えば、次の資料(Stanford R
esearch Systems 社製 SR620
Universal Counter 取り扱い説明
書)に記載されている。この方式では、図6に示す様
に、定電流源からの電流をコンデンサへチャージアップ
する。そのチャージアップ時間を、フラクショナルビッ
ト相当の時間パルスを用いて制御する。この方式では、
副尺が時間から電圧へ変換を行う。また、コンデンサに
蓄えられた電圧を高分解能のA/D変換器で読み取るこ
とで、電圧からフラクショナルビットに相当する時間を
高分解能で求めることができる。ここで、A/D変換器
の分解能が高いことが望ましいが、分解能を高くすると
変換時間が長くなり、次の欠点が生じる。つまり、この
方式の欠点は、抵抗・コンデンサを用いた回路によるチ
ャージアップであるために電圧リークの少ない部品を使
うことが必要である。また、コンデンサの容量が変化す
ると精度に影響を与えるため、コンデンサの容量がその
温度により変わらないことが必要である。この方式の特
徴は、低いコストで装置を構成すると、測定精度の低下
を招く事である。つまり、高分解能にするためには、高
性能の部品と、高分解能のA/D変換機を用いる必要が
あり、このことがコスト上昇を招いていた。
【0005】第二の方法は2周波方式として知られてお
り、例えば、次の資料(Hewlett Packar
d社製HP5370B Universal Time
Interval Counter取り扱い説明書)
に記載されている。図7に主要部のブロックダイアグラ
ムを示す。この方式は、ノギスやマイクロメータでの測
定と原理は同一であり、正尺と僅かに刻みの異なった副
尺を用意し、フラクショナルビット相当の時間を正尺と
副尺の刻みの一致点から計算する。具体的には、正尺に
相当する電圧制御発振器と僅かに周波数の異なった副尺
に相当する電圧制御発振器から構成される。正尺の電圧
制御発振器は、常時発振しており、副尺の電圧制御発振
器はスタート(もしくはストップ)パルスが入力された
瞬間に(位相0度から)発振を開始する。その後、正尺
と副尺のクロックのタイミングを監視し、同一タイミン
グとなる所までを副尺でカウントし、測定されたカウン
ト値に倍率((正尺と副尺の周波数差)/正尺の周波
数)を掛けてフラクショナルビット相当の時間を精密に
測定する。この方式は、上記の時間電圧変換方式より外
部温度等の影響を受けにくい利点があり、優れた方式と
いえる。しかしながら副尺電圧制御発振器がスタート
(もしくはストップ)パルスが入力された瞬間に位相0
度から発振を開始する電圧制御発振器(スタータブル電
圧制御発振器)なる複雑なアナログ回路が必要であり、
タイムインターバルカウンタ装置コスト低減の妨げの一
因となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のタイムインターバルカウンタ装置で、時間電圧変換方
式では、高分解能にするためには、高性能の部品と高分
解能のA/D変換機を用いる必要があり、このことがコ
スト上昇を招いており、また、2周波方式では、スター
タブル電圧制御発振器なる複雑なアナログ回路が必要で
あり、コスト低減の妨げの一因となっていた。
【0007】この発明は上記に鑑み提案されたもので、
2周波方式で簡単で高安定な副尺の発生方式を用いた回
路を用いることにより、低コストでありながら高分解能
のタイムインターバルカウンタ装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、基準信号に位相同期した
第一の周波数を持った第一の信号を出力する第一の発振
器と、上記の基準信号に位相同期した第二の周波数を持
った第二の信号を時間測定の開始信号前から出力する第
二の発振器と、第二の信号から第三の信号を生成する手
段と、第一の信号を用いて第一の時間測定を行う手段
と、第一の信号と第三の信号との一致点を見出す手段
と、第一の信号と第三の信号との一致点までの、何らか
の周期信号を計数する計数手段と、その計数手段の結果
と、第一の周波数と第二の周波数との差とを用いて、第
一の時間測定の分解能よりも高い分解能を有する第二の
時間測定を行う手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、簡単な回
路で、副尺の信号を生成するために、上記した請求項1
に記載の発明の構成に加えて、上記した第二の信号の電
圧を、時間測定の開始信号と概略同時期の信号により第
一の電圧保持回路において、第一の保持電圧に保持する
手段と、上記した第二の信号の電圧と、第一の保持電圧
とを比較して第三の信号を発生する手段と、第一の信号
と第三の信号とを比較して、第一の信号と第三の信号と
の予め決められた範囲での一致あるいは不一致を判定す
る判定手段と、上記の判定手段により、第一の信号と第
三の信号との一致が判定されるまでの、第一、第二、あ
るいは第三の信号の繰返し回数を計数する計数手段と、
該計数手段の結果を用いて、第二の時間測定を行う手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、2周波方
式で簡単で簡単な副尺の発生方式を用いた回路を構成す
るために、基準信号に位相同期した第一の周波数を持っ
た第一の信号を出力する第一の発振器と、上記の基準信
号に位相同期した第二の周波数を持った第二の信号を出
力する第二の発振器と、第一の信号を用いて第一の時間
測定を行う手段と、第二の信号の電圧を、時間測定の開
始信号と概略同時期の信号により第一の電圧保持装置に
第一の保持電圧に保持する手段と、該第二の信号の電圧
と、該第一の保持電圧とを比較して第三の信号を発生す
る手段と、第一の信号と第3の信号とを比較して、第一
の信号と第3の信号との予め決められた範囲での一致あ
るいは不一致を判定する判定手段と、上記の判定手段に
より、第一の信号と第3の信号との一致が判定されるま
での、何らかの周期信号の繰返し回数を計数する計数手
段と、該計数手段の結果を用いて、第一の時間測定の分
解能よりも高い分解能を有する第二の時間測定を行う手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、2周波方
式で簡単で高安定な副尺の発生方式を用いた回路を構成
するために、基準信号に位相同期した第一の周波数を持
った第一の信号を出力する第一の発振器と、上記の基準
信号に位相同期した第二の周波数を持った第二の信号を
時間測定の開始信号前から出力する第二の発振器と、上
記の基準信号に同期した第三の周波数を持った第四の信
号を時間測定の開始信号前から出力する手段と、予め決
められた基準により、第二あるいは第四の信号のどちら
かを選択する選択手段と、第二あるいは第四の信号から
第五の信号を出力する手段と、第一の信号を用いて第一
の時間測定を行う手段と、第一の信号と第五の信号との
一致点を見出す手段と、第一の信号と第五の信号との一
致点までの、何らかの周期信号を計数する計数手段と、
その計数手段の結果と、第一の周波数と上記の選択手段
により選択された第二あるいは第三の周波数との差とを
用いて、第一の時間測定の分解能よりも高い分解能を有
する第二の時間測定を行う手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。先ず、第一の発振器と、
第二の発振器を用いた第一の実施形態を図1、2および
3を用いて、また、第一の発振器による第一の信号と、
第二の発振器による第ニの信号と、第四、第五の信号を
用いる構成を用いた第二の実施形態を、図4を用いて説
明する。
【0013】第一の実施形態として、2周波方式による
時間計測装置の正尺と副尺の生成方法について、以下に
説明する。まず、図1は、第一の発振器と、第二の発振
器を用いたタイムインターバルカウンタ装置の正尺用信
号と副尺用信号との発生部のブロックダイアグラムで、
本発明の基本的な構成を示す図である。この構成は、温
度等の外部要因に左右されにくい2周波方式に属し、副
尺の発生には、連続発振副尺電圧制御発振器を用いる方
式である。この方式の特徴は、回路が簡単で安定度が高
い点にある。図1の構成における動作は、次の様にな
る。まず、外部基準信号を受けた正尺電圧制御発振器
が、第一の周波数を持った第一の信号を出力する。この
信号は、次のコンパレータ回路により、ディジタル信号
に整形され、正尺用の信号として出力される。また、他
方では、外部基準信号を受けた副尺電圧制御発振器が、
第二の周波数を持った第二の信号を時間測定の開始信号
前から出力する。この第二の信号は、分配器によりサン
プルホールド回路とコンパレータ回路に供給される。サ
ンプルホールド回路は、スタート(あるいはストップ)
信号により、副尺電圧制御発振器の電圧を保持し、この
電圧をコンパレータ回路へ基準電圧として供給する。コ
ンパレータ回路は、この基準電圧と副尺電圧制御発振器
の電圧を比較して、デジタル信号を生成し、これが副尺
の信号となる。
【0014】図2に副尺電圧制御発振器出力信号とスタ
ートパルスが入力された瞬間にサンプルホールド回路で
ホールドされた電圧、及びコンパレータ出力を示す。図
2において、サンプルホールドされた電圧と、副尺電圧
制御発振器出力とは、共通の基準電圧を持っているが、
スタート信号と副尺コンパレータ出力は、その共通の基
準電圧とはそれぞれ異なる基準電圧をもっている。図2
に示される様に、副尺コンパレータ出力は、副尺電圧制
御発振器出力がサンプルホールドされた電圧を超える電
圧であるとき、正の信号となり、副尺電圧制御発振器出
力と同じ周波数の信号を得ることができる。また、副尺
コンパレータ出力の開始点は。スタート信号と必ず一致
するので、従来の装置の様に、スタータブル電圧制御発
振器を使う必要がなくなった。
【0015】図3は、第一の発振器と、第二の発振器を
用いたタイムインターバルカウンタ装置の正尺用信号と
副尺用信号との発生部のブロックダイアグラムで、本発
明の第一の実施例の構成を示す図である。図3における
外部基準信号は、このタイムインターバルカウンタ装置
における時間の基準に当たるもので、本装置の場合50
MHzの信号である。この外部基準信号は、正尺用のフ
ェイズロックループ(PLL)回路に送られ、正尺用の
第一の周波数を持った第一の信号に変換される。この
際、常時発振している正尺電圧制御発振器は、出力がN
分周され外部基準周波数と比較され、誤差電圧で正尺電
圧制御発振器を制御することで外部基準周波数に位相同
期している。副尺用の信号も正尺用の信号と同様に、外
部基準信号が、副尺用のPLL回路に送られ、副尺用の
第二の周波数を持った第二の信号に変換される。この
際、常時発振している副尺電圧制御発振器は、出力がM
分周され外部基準周波数と比較され、誤差電圧で副尺電
圧制御発振器を制御することで外部基準周波数に位相同
期している。MとNは、僅かに異なった正の整数で、具
体的にはM=50000、N=50001である。この
時、正尺=50MHz、副尺=50.001MHzであ
る。時間計測のためのスタートパルスが入力された瞬間
に、副尺電圧制御発振器出力位相をゼロにするための構
成は、以下のような構成である。つまり、副尺電圧制御
発振器出力は、サンプルホールド回路、基準電圧を設定
可能なデジタル化のためのコンパレータ回路に分配器で
分配される。サンプルホールド回路では、スタートパル
スが入力された瞬間に副尺電圧制御発振器出力をサンプ
リングする。一方、デジタル化のためのコンパレータ回
路では、常時副尺電圧制御発振器出力をデジタル化して
いるわけであるが、スタートパルスが入力された瞬間に
サンプルホールド回路でホールドされた電圧がコンパレ
ータ回路の基準電圧として入力される。これにより、デ
ジタル化のためのコンパレータ回路の基準電圧が変化
し、スタートパルスが入力された瞬間に副尺位相を0度
または180度とする出力が得られる。0/180度位
相判定回路で、0度位相信号が出力される。180度位
相の出力信号の場合は、ブロックダイアグラムには記載
していないが、インバータ回路で反転して0度位相デー
タとして出力される。180度位相かどうかの判定は、
ブロックダイアグラムには記載されていないが、電圧制
御発振器出力信号を微分回路に通し、正の場合位相0
度、負の場合180度位相と判定することができる。例
えば電圧制御発振器出力信号が正弦波の場合、余弦波を
作り、余弦波電圧の正負を判定することで簡単に行え
る。本実施例では、倍率は1/50000となる。この
時、時間分解能は、正尺のみの(1/50MHz)=2
0nsec、から、倍率を掛けた、(1/50MHz)
×(1/50000)=0.4psecとなり、高精度
測定が容易に行える。
【0016】また、副尺電圧制御発振器出力信号は、正
弦波に限る必要はなく、矩形波以外なら鋸波あるいは三
角波状の信号などが使えることができるのは明らかであ
る。
【0017】この方式による周波数の測定は、ノギスや
マイクロメータでの測定と原理は同一であり、正尺と僅
かに刻みの異なった副尺を用意し、フラクショナルビッ
ト相当の時間を正尺と副尺の刻みの一致点から計算す
る。具体的には、正尺に相当する電圧制御発振器と僅か
に周波数の異なった副尺に相当する電圧制御発振器から
構成される。正尺の電圧制御発振器は、常時発振してお
り、副尺の電圧制御発振器は上述の方法で発振を開始す
る。その後、正尺と副尺のクロックのタイミングを監視
し、同一タイミングとなる所までを副尺でカウントす
る。ここで、正尺と副尺のクロックのタイミングが同一
になったかどうかの判定には、良く知られた位相比較器
を用いることができる。また、測定されたカウント値に
倍率((正尺と副尺の周波数差)/正尺の周波数)を掛
けてフラクショナルビット相当の時間を得るものであ
る。
【0018】上記の様に、本発明のタイムインターバル
カウンタ装置は、特別な構成部品は必要がなく、一般的
な部品で構成することができる、従って、2周波方式で
従来方式のタイムインターバルカウンタ装置に比べて、
製造コストを下げることができる。
【0019】また、本発明のタイムインターバルカウン
タは、副尺が正尺同様、常時基準信号に位相同期してい
るので、スタータブル電圧制御発振器の位相引き込みの
時間が不要であり、高分解能化が期待できる。
【0020】本発明のタイムインターバルカウンタは、
また、通常イベントタイマーと呼ばれる多チャンネルの
タイムインターバルカウンタ装置を構成する上でも大変
有利である。その理由は、本方式では、副尺発振部は多
チャンネルの場合でも共通にできるからである。
【0021】次に、第二の発振器と、第三の信号を出力
する構成を用いた第二の実施形態を、図4を用いて説明
する。この実施形態においては、副尺の生成方法に特徴
がある。
【0022】上述した第一の実施形態の場合、副尺電圧
制御発振器出力が正弦波の場合、90度、270度位相
付近で振幅変化量が減少する。例えば、第5図1は、こ
の状態に近い場合である。この時サンプルホールド回路
による誤差が増大する。そこで、この誤差を改善するた
めに、図3のブロックダイアグラムに示す構成を用い
て、副尺を発生させる。より具体的には、副尺電圧制御
発振器出力として、90度位相の異なった2波、正弦波
と余弦波を第2の信号と第四の信号として同時に出力す
る。これらの2波の振幅を振幅判定回路で判定し、その
2波の内、振幅の絶対値の小さい方を用いることによっ
て、上述の誤差を小さくするものである。副尺電圧制御
発振器出力は、サンプルホールド回路、基準電圧を設定
可能なデジタル化のためのコンパレータ回路に分配器で
分配される。サンプルホールド回路では、スタートパル
スが入力された瞬間に副尺電圧制御発振器出力をサンプ
リングする。一方、デジタル化のためのコンパレータ回
路では、常時副尺電圧制御発振器出力をデジタル化して
いるわけであるが、スタート(もしくはストップ)パル
スが入力された瞬間にサンプルホールド回路でホールド
された電圧がコンパレータ回路の基準電圧として入力さ
れる。これによりデジタル化のためのコンパレータ回路
の基準電圧が変化し、スタートパルスが入力された瞬間
に副尺位相を0度または180度とする出力が得られ
る。180度位相の出力信号の場合は、インバータ回路
で反転して0度位相データとして出力される。180度
位相かどうかの判定は、電圧制御発振器出力信号が正弦
波の場合、余弦波を用いて行なうことができ、余弦波が
正の場合は位相0度、負の場合は位相180度と判定す
ることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明は上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。
【0024】請求項1に記載の発明では、基準信号に位
相同期した第一の周波数を持った第一の信号を出力する
第一の発振器と、上記の基準信号に位相同期した第二の
周波数を持った第二の信号を時間測定の開始信号前から
出力する第二の発振器と、第二の信号から第三の信号を
生成する手段と、第一の信号を用いて第一の時間測定を
行う手段と、第一の信号と第三の信号との一致点を見出
す手段と、第一の信号と第三の信号との一致点までの、
何らかの周期信号を計数する計数手段と、その計数手段
の結果と、第一の周波数と第二の周波数との差とを用い
て、第一の時間測定の分解能よりも高い分解能を有する
第二の時間測定を行う手段と、を備えた構成にしたの
で、2周波方式でありながら、スタータブル電圧制御発
振器を使う必要がなくなり、製造コストを低減できた。
【0025】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載したタイムインターバルカウンタ装置におい
て、上記した第二の信号の電圧を、時間測定の開始信号
と概略同時期の信号により第一の電圧保持回路におい
て、第一の保持電圧に保持する手段と、上記した第二の
信号の電圧と、第一の保持電圧とを比較して第三の信号
を発生する手段と、第一の信号と第三の信号とを比較し
て、第一の信号と第三の信号との予め決められた範囲で
の一致あるいは不一致を判定する判定手段と、上記の判
定手段により、第一の信号と第三の信号との一致が判定
されるまでの、第一、第二、あるいは第三の信号の繰返
し回数を計数する計数手段と、該計数手段の結果を用い
て、第二の時間測定を行う手段と、を備えた構成にした
ので、既によく知られたサンプルホールド回路で、副尺
を構成できるようになり、製造コストを低減できた。
【0026】さらに、請求項3に記載の発明では、基準
信号に位相同期した第一の周波数を持った第一の信号を
出力する第一の発振器と、上記の基準信号に位相同期し
た第二の周波数を持った第二の信号を出力する第二の発
振器と、第一の信号を用いて第一の時間測定を行う手段
と、第二の信号の電圧を、時間測定の開始信号と概略同
時期の信号により第一の電圧保持装置に第一の保持電圧
に保持する手段と、該第二の信号の電圧と、該第一の保
持電圧とを比較して第三の信号を発生する手段と、第一
の信号と第3の信号とを比較して、第一の信号と第3の
信号との予め決められた範囲での一致あるいは不一致を
判定する判定手段と、上記の判定手段により、第一の信
号と第3の信号との一致が判定されるまでの、何らかの
周期信号の繰返し回数を計数する計数手段と、該計数手
段の結果を用いて、第一の時間測定の分解能よりも高い
分解能を有する第二の時間測定を行う手段と、を備えた
構成にしたので、2周波方式でありながら、スタータブ
ル電圧制御発振器を使う必要がなく、さらに副尺を既に
よく知られたサンプルホールド回路で構成できるように
なり、製造コストを低減できた。
【0027】さらに、請求項4に記載の発明では、基準
信号に位相同期した第一の周波数を持った第一の信号を
出力する第一の発振器と、上記の基準信号に位相同期し
た第二の周波数を持った第二の信号を時間測定の開始信
号前から出力する第二の発振器と、上記の基準信号に同
期した第三の周波数を持った第四の信号を時間測定の開
始信号前から出力する手段と、予め決められた基準によ
り、第二あるいは第四の信号のどちらかを選択する選択
手段と、第二あるいは第四の信号から第五の信号を出力
する手段と、第一の信号を用いて第一の時間測定を行う
手段と、第一の信号と第五の信号との一致点を見出す手
段と、第一の信号と第五の信号との一致点までの、何ら
かの周期信号を計数する計数手段と、その計数手段の結
果と、第一の周波数と上記の選択手段により選択された
第二あるいは第三の周波数との差とを用いて、第一の時
間測定の分解能よりも高い分解能を有する第二の時間測
定を行う手段と、を備えた構成にしたので、2周波方式
でありながら、スタータブル電圧制御発振器を使う必要
がなく、さらに副尺を既によく知られたサンプルホール
ド回路で構成でき、しかも誤差の少ないサンプルホール
ド回路を使用できるようになり、高精度を維持したまま
製造コストを低減できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発振器と、第二の発振器を用いたタイム
インターバルカウンタ装置の正尺用信号と副尺用信号と
の発生部のブロックダイアグラムを示す図である。
【図2】副尺電圧制御発振器出力信号とスタートパルス
が入力された瞬間にサンプルホールド回路でホールドさ
れた電圧、及びコンパレータ出力を示す図である。
【図3】第一の発振器と、第二の発振器を用いたタイム
インターバルカウンタ装置の正尺用信号と副尺用信号と
の発生部のブロックダイアグラムで、本発明の、第一の
実施例の構成を示す図である。
【図4】第一の発振器による第一の信号と、第二の発振
器による第ニの信号と、第四、第五の信号を用いる構成
を用いたタイムインターバルカウンタ装置の正尺用信号
と副尺用信号との発生部のブロックダイアグラムで、本
発明の第ニの実施例の構成を示す図である。
【図5】タイムインターバルカウンタ装置の分解能を高
める計測動作を説明する図である。
【図6】時間電圧変換方式のタイムインターバルカウン
タ装置の分解能を高める仕組みを説明する図である。
【図7】2周波方式の、従来の高分解能タイムインター
バルカウンタの原理を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準信号に位相同期した第一の周波数を
    持った第一の信号を出力する第一の発振器と、 上記の基準信号に位相同期した第二の周波数を持った第
    二の信号を時間測定の開始信号前から出力する第二の発
    振器と、 第二の信号から第三の信号を生成する手段と、 第一の信号を用いて第一の時間測定を行う手段と、 第一の信号と第三の信号との一致点を見出す手段と、 第一の信号と第三の信号との一致点までの、何らかの周
    期信号を計数する計数手段と、 その計数手段の結果と、第一の周波数と第二の周波数と
    の差とを用いて、第一の時間測定の分解能よりも高い分
    解能を有する第二の時間測定を行う手段と、を備えたこ
    とを特徴とするタイムインターバルカウンタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したタイムインターバル
    カウンタ装置において、上記した第二の信号の電圧を、
    時間測定の開始信号と概略同時期の信号により第一の電
    圧保持回路において、第一の保持電圧に保持する手段
    と、 上記した第二の信号の電圧と、第一の保持電圧とを比較
    して第三の信号を発生する手段と、 第一の信号と第三の信号とを比較して、第一の信号と第
    三の信号との予め決められた範囲での一致あるいは不一
    致を判定する判定手段と、 上記の判定手段により、第一の信号と第三の信号との一
    致が判定されるまでの、第一、第二、あるいは第三の信
    号の繰返し回数を計数する計数手段と、 該計数手段の結果を用いて、第二の時間測定を行う手段
    と、を備えたことを特徴とするタイムインターバルカウ
    ンタ装置。
  3. 【請求項3】 基準信号に位相同期した第一の周波数を
    持った第一の信号を出力する第一の発振器と、上記の基
    準信号に位相同期した第二の周波数を持った第二の信号
    を出力する第二の発振器と、 第一の信号を用いて第一の時間測定を行う手段と、第二
    の信号の電圧を、時間測定の開始信号と概略同時期の信
    号により第一の電圧保持装置に第一の保持電圧に保持す
    る手段と、 該第二の信号の電圧と、該第一の保持電圧とを比較して
    第三の信号を発生する手段と、 第一の信号と第3の信号とを比較して、第一の信号と第
    3の信号との予め決められた範囲での一致あるいは不一
    致を判定する判定手段と、 上記の判定手段により、第一の信号と第3の信号との一
    致が判定されるまでの、何らかの周期信号の繰返し回数
    を計数する計数手段と、 該計数手段の結果を用いて、第一の時間測定の分解能よ
    りも高い分解能を有する第二の時間測定を行う手段と、
    を備えたことを特徴とするタイムインターバルカウンタ
    装置。
  4. 【請求項4】 基準信号に位相同期した第一の周波数を
    持った第一の信号を出力する第一の発振器と、 上記の基準信号に位相同期した第二の周波数を持った第
    二の信号を時間測定の開始信号前から出力する第二の発
    振器と、 上記の基準信号に同期した第三の周波数を持った第四の
    信号を時間測定の開始信号前から出力する手段と、 予め決められた基準により、第二あるいは第四の信号の
    どちらかを選択する選択手段と、 第二あるいは第四の信号から第五の信号を出力する手段
    と、 第一の信号を用いて第一の時間測定を行う手段と、 第一の信号と第五の信号との一致点を見出す手段と、 第一の信号と第五の信号との一致点までの、何らかの周
    期信号を計数する計数手段と、 その計数手段の結果と、第一の周波数と上記の選択手段
    により選択された第二あるいは第三の周波数との差とを
    用いて、第一の時間測定の分解能よりも高い分解能を有
    する第二の時間測定を行う手段と、を備えたことを特徴
    とするタイムインターバルカウンタ装置。
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