JP2001141169A - 管継手の構造 - Google Patents

管継手の構造

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JP2001141169A
JP2001141169A JP31940399A JP31940399A JP2001141169A JP 2001141169 A JP2001141169 A JP 2001141169A JP 31940399 A JP31940399 A JP 31940399A JP 31940399 A JP31940399 A JP 31940399A JP 2001141169 A JP2001141169 A JP 2001141169A
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Kiyoshi Nishio
清志 西尾
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管の抜止め力を十分に大きく維持しながら
も、締付けトルクを低減させて接続作業を容易に行なえ
るようにする。 【解決手段】 樹脂管5を貫通または係合する内周面を
有する樹脂製継手本体2の内周面端部に形成されている
内周テーパ面2bの角度θ1と、継手本体2と袋状ナッ
ト3との間に介在されてナット3の締付けに伴い縮径さ
れて樹脂管5の外周面に押圧される樹脂製リング状抜止
め部材4の外周面に形成されている外周テーパ面4bの
角度θ2を、θ1>θ2(θ1−θ2=5〜10°)の
関係に設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば薬液等の液
体輸送用の樹脂管同士を接続したり、樹脂管や石英管を
タンクや機器に接続したりする場合などに用いられる管
継手の構造に関し、詳しくは、樹脂製継手本体の内周面
に管を貫通もしくは係合させ、管に挿通させている袋状
ナットを継手本体の端部外周面に形成されている雄ねじ
部に螺合させて締付けることにより、管を抜止めすると
ともに、シールするように構成されている管継手の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の管継手、特に樹脂製管継手の構
造として、従来、図6に示すように、継手本体11の内
周面に樹脂管12の端部を挿入係合させ(樹脂管12を
貫通させる場合もある)、樹脂管12に挿通保持させて
いる袋状ナット13を継手本体11の外周面に形成の雄
ねじ部11aに螺合させて締付けることによって、継手
本体11の先端部に外端に近付くほど漸次小径となるよ
うに形成されているテーパ面11bと袋状ナット13の
端壁部分13aの内周面に形成されているテーパ面13
bとの相互のテーパ作用に伴い継手本体11の先端部分
11cを縮径させてその内周面が樹脂管12の一部分1
2aを塑性変形させ、これにより樹脂管12を抜止め
し、かつ、シールするようにしたものがある。
【0003】また、図7に示すように、継手本体11の
端部と袋状ナット13の端壁部分13aとの間に、継手
本体11の内周面端部に外端に近付くほど漸次大径とな
るように形成されているテーパ面11bに対接し、か
つ、そのテーパ面11bと同一角度θに設定して形成さ
れたテーパ面14bを有するソロバン球形状のリング状
抜止め部材14を介在させ、このリング状抜止め部材1
4を継手本体11の雄ねじ部11aに対する袋状ナット
13の螺合・締付けに伴い上記テーパ面11b,14b
に沿って縮径させてその内周面を樹脂管12の外周面に
押圧させることにより、樹脂管12の該当部分12aを
変形させて抜止めし、かつ、シールするようにしたもの
も例えば特公平1−54599号公報などに開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の管継手
の構造のうち、図6に示す前者のものでは、一般に筒形
状で高強度、高硬度に形成されている継手本体11の先
端部分11cをナット13の締付け力で縮径変形させる
とともに、その縮径変形した先端部分11cを樹脂管1
2の一部12aに凹入縮径変形させる必要があり、強固
な抜止め力を得るためには、ナット13をスパナなどの
工具を使用して強力に締付けるといったように非常に高
い締付けトルクが必要で接続作業に困難を伴い、十分な
抜止め力が得にくいという問題があった。
【0005】また、従来の管継手の構造のうち、図7に
示す後者のものは、継手本体11とは別体の抜止め専用
のリング状抜止め部材14を使用していることから、前
者のものに比べれば低い締付けトルクで抜止め力を大き
くすることが可能であるものの、継手本体11側のテー
パ面11bとリング状抜止め部材14側のテーパ面14
bの角度θが同一に設定されているために、締付けトル
クと抜止め力とが二律背反の関係となり、その両方を共
に満足させることができない。
【0006】すなわち、両テーパ面11b,14bの同
一角度θを大きく設定すると、樹脂管12を抜止め部材
14の軸線方向の幅全体で変形させることが可能である
ために、抜止め力が大きくなる反面、締付けトルクが高
くなる。また、両テーパ面11b,14bの同一角度θ
を小さく設定すると、締付けトルクが低くなる反面、樹
脂管12の抜止め力も小さくなり、抜止め力と締付けト
ルクの両立を図ることができないという問題が残されて
いた。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、抜止め専用のリング状抜止め部材を用いる構造にお
いて管の抜止め力を十分に大きく維持しながらも、締付
けトルクを低減させて接続作業を容易に行なうことがで
きる管継手の構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る管継手の構造は、端部外周面に雄ねじ
部が形成されているとともに、管が貫通もしくは係合す
る内周面の端部には外端に近付くほど漸次大径となるテ
ーパ面が形成されている樹脂製の継手本体と、筒形部分
の内周面に上記継手本体の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部
が形成されているとともに、筒形部分の一端に連なる端
壁部分の中心部に上記管の挿通孔が形成されている袋状
ナットと、上記管に外嵌させて継手本体の端部と袋状ナ
ットの端壁部分との間に介在され、その外周面には上記
継手本体のテーパ面に対接するテーパ面が形成されてい
る樹脂製のリング状抜止部材とを備え、上記袋状ナット
の締付けによってリング状抜止め部材をテーパ面に沿っ
て縮径させてその内周面を管の外周面に押圧し抜止めさ
せるように構成してなる管継手の構造において、上記継
手本体側のテーパ面の角度を、上記リング状抜止め部材
側のテーパ面の角度よりも大に設定していることを特徴
とするものである。
【0009】上記構成を有する本発明の管継手の構造に
よれば、袋状ナットを螺合し締付けることによってリン
グ状抜止め部材を継手本体側のテーパ面に沿って縮径さ
せてその内周面の全体もしくは先端部が管外周面に強く
押圧されるとともに、最終的に樹脂管の場合は、抜止め
部材の内周面の先端部が塑性変形して管の一部に強く圧
接密着し、また、石英管の場合も、抜止め部材の内周面
の先端部が塑性変形して管外周面に圧接密着することに
なり、低い締付けトルクでありながら、管の抜止め力を
十分に大きく確保することが可能であり、また、抜止め
部材の内周面の全体もしくは一部が管の外周面に強く押
圧され密着することから、高いシール性も得ることが可
能である。
【0010】ここで、上記リング状抜止め部材の内径
を、管の外径と同一もしくは小さく設定しておけば、抜
止め部材の内周面と管の外周面との軸線方向の接触面積
及び面圧を大きくして抜止め力及びシール性を一層高め
ることが可能である。
【0011】また、管の抜止め力の増大と締付けトルク
の低減との両立を図るうえで、上記継手本体側のテーパ
面角度は15〜45°、好ましくは25〜30°に、か
つ、リング状抜止め部材側のテーパ面角度は継手本体側
のテーパ面の角度よりも5〜10°小さくして両テーパ
面の角度差を10〜20°の範囲に設定することが適正
である。継手本体側のテーパ面角度は15°未満である
と、締付けトルクの低減は図れても抜止め力が小さくな
り、また、継手本体側のテーパ面角度が45°を越える
と、抜止め力の増大が図れても締付けトルクが非常に大
きくなってしまう。
【0012】さらに、上記樹脂製継手におけるる継手本
体、ナット、管及びリング状抜止め部材の全ては、耐薬
品性、耐食性、電気絶縁性等に優れた弗素樹脂材から構
成することが好ましく、特に、継手本体及び管がPFA
から構成されている場合、リング状抜止め部材をそれら
よりも塑性変形しやすいPTFEから構成することによ
って、抜止め部材の先端部が塑性変形し易くなり、管の
一部に強く圧接密着すると共に、抜止め部材の内周面と
管の外周面との接触面積及び面圧を増大させることがで
きて抜止め力及びシール性を一層高めることが可能であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明の実施の形態によ
る樹脂製管継手の構造を示す分解斜視図、図2及び図3
はそれぞれ接続前の状態及び接続後の状態を示す要部の
拡大縦断面図である。この樹脂製管継手1は、継手本体
2と、袋状ナット3と、リング状抜止め部材4と、樹脂
管5とからなり、これらは全て、耐薬品性、耐食性、電
気絶縁性、高強度、高硬度及び高成形精度等の種々の特
性を有する弗素樹脂材、例えば、パーフルオロー〜アル
コキシ樹脂(PFA)、パーフルオロー〜エチレン共重
合樹脂(PTFE)、四弗化エチレン〜エチレン共重合
樹脂(ETFE)などから成形される。特に、継手本体
2、袋状ナット3及び樹脂管5をそれぞれPFAから成
形し、リング状抜止め部材4を塑性変形しやすいPTF
Eから成形することが好ましい。
【0014】上記継手本体2は、端部外周面に雄ねじ部
2aが形成されているとともに、樹脂管5が貫通する内
周面の端部には外端に近付くほど漸次大径となる内周テ
ーパ面2bが形成されている。上記袋状ナット3は、六
角形状の外周面を有する筒形部分3Aの内周面に継手本
体2の雄ねじ部2aに螺合する雌ねじ部3aが形成され
ているとともに、筒形部分3Aの一端に連なる端壁部分
3Bの中心部に樹脂管5の貫通する挿通孔3bが形成さ
れ、かつ、その挿通孔3bの内周面が樹脂管5の外周面
へ圧接するテーパ面3cに形成されている。
【0015】上記リング状抜止め部材4は、円筒形状
で、その内周面4aの径は上記樹脂管5の外径と同一も
しくは僅かに小さ目で樹脂管5に外嵌し得る大きさに設
定されているとともに、その外周面の内端側には上記継
手本体2の内周テーパ面2bに対接する外周テーパ面4
bが形成され、かつ、内端側は垂直に切り落とされその
内端内周面が樹脂管5に対して強く圧接する強圧接係止
部4cに形成されているとともに、外端側は上記袋状ナ
ット3の端壁部分3Bの内面に当接係止される垂直面に
形成されている。
【0016】上記各部材から構成される樹脂製管継手に
おいて、上記継手本体2側の内周テーパ面2bの角度
(樹脂管軸芯cに対する傾斜角度)θ1は、15〜45
°、好ましくは25〜30°に設定されているととも
に、上記リング状抜止め部材4側の外周テーパ面4bの
角度θ2は、継手本体2側の内周テーパ面2bの角度θ
1よりも5〜10°小さく設定され、両テーパ面θ1,
θ2に10〜20°の範囲の角度差を付けている。
【0017】上記のように構成された樹脂製管継手で
は、まず、袋状ナット3の挿通孔3bに樹脂管5をその
軸線方向の一端側から挿通した上、その挿通された樹脂
管5にリング状抜止め部材4を外嵌させ、次いで、樹脂
管5をその一端側から継手本体2の内周面に貫通させる
ことにより、リング状抜止め部材4が袋状ナット3の端
壁部分3Bと継手本体2との間に介在される。
【0018】この状態で、袋状ナット3の雌ねじ部3a
を継手本体2の雄ねじ部2aに螺合させて回転操作する
ことによって、ナット3を徐々に締付けて所定の接続を
行なう。ここで、ナット3の締付けに伴いリング状抜止
め部材4は、図2の締付け前(接続前)の状態から軸線
方向に圧縮されて外周テーパ面4bがその内端側から継
手本体2側の内周テーパ面2bに当接する。
【0019】この状態からのさらなる締付けに伴って両
テーパ面4b,2b相互のテーパ対接作用によってリン
グ状抜止め部材4は継手本体2側の内周テーパ面2bに
沿って縮径されてその内周面4a全体が樹脂管5の外周
面に強く押圧されるとともに、最終的には図3に示すよ
うに、リング状抜止め部材4の内端内周面の強圧接係止
部4cが樹脂管5の一部分5aを局所的に径内方へ変形
させることになり、低い締付けトルクでありながらも樹
脂管5に強大な抜止め力を付与させることが可能である
とともに、抜止め部材4の内周面4aの全体或いは大部
分が樹脂管5の外周面に強く押圧され密着することか
ら、高いシール性も得ることが可能である。
【0020】また、図3に示す接続後の状態では、袋状
ナット3の端壁部分3Bのテーパ面3cが樹脂管5の外
周面に強く圧接し、樹脂管5に対する抜止め力を一層増
強できるとともに、シール性の一層の向上も図ることが
可能である。
【0021】なお、上記実施の形態では、樹脂管5が継
手本体2を貫通する形式の樹脂製管継手について説明し
たが、図4に示すように、継手本体2の内周面の軸線方
向一端側に樹脂チューブ5の肉厚分だけ内径の大きいチ
ューブ係合段部2cを形成し、このチューブ係合段部2
cに樹脂チューブ5の適当長さ端部5cを挿通係合させ
る形式の樹脂製管継手に上記と同様な構成を採用しても
よく、この場合も上記実施の形態と同様に、低い締付け
トルクで強力な抜止め機能を確保することができる。
【0022】また、以上までの説明は樹脂管5を接続対
象とする管継手の構造であるが、石英管5´を接続対象
とする管継手の構造に適用してもよい。この場合、継手
本体2側の内周テーパ面2bの角度θ1よりも小さい角
度θ2の外周テーパ面4bを有するリング状抜止め部材
4とする他に、図5に示すように、リング状抜止め部材
4の内周面4aを外端に近付くほど漸次大径となるよう
に僅かな角度θ3(0.5〜3°程度)を持つテーパ面
に形成したものである。
【0023】上記のような石英管継手の構造において
は、ナット3の締付けに伴うテーパ面4b,2b相互の
テーパ対接作用により縮径されるリング状抜止め部材4
の内周テーパ面4aの先端部が一層塑性変形しやすくな
り、その塑性変形したリング状抜止め部材4の内周テー
パ面4a先端部が石英管5´の外周面に強く圧接され密
着して高いシール性を発揮するとともに、抜止めリング
7が石英管5´の周溝6に嵌合固定されて強力な抜止め
機能を発揮することになり、低い締付けトルクで強力な
抜止め機能及びシール性を確保することができる。な
お、この石英管継手の構造において、リング状抜止め部
材4の内周面が石英管5´の外周面に強く圧接されるの
で、抜止めリング7及び周溝6はなくてもよい。
【0024】また、本発明の管継手の構造は、少なくと
も継手本体の一方側に樹脂製チューブ、樹脂製管、石英
管などが接続できる管継手の構造であればよく、継手本
体の他方側は、樹脂製チューブ、樹脂製管、石英管など
を接続できるように構成してもよいし、或いは、流体機
器に接続できるように構成してもよいし、或いは、継手
本体を流体機器に一体形成するようにしてもよいし、さ
らには、それ以外の装置に継手本体の他方側を接続或い
は継手本体を一体形成するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、抜止め
専用のリング状抜止め部材を用いる構造の管継手におい
て、締付け状態で相互に対接する継手本体側のテーパ面
と抜止め部材側のテーパ面とに角度差を付けるといった
簡単な改良を施すだけで、締付けトルクを低くして接続
作業を容易にしながらも、十分に大きい管の抜止め力を
確保することができるとともに、高いシール性も発揮さ
せることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による樹脂製管継手の構造
を示す分解斜視図である。
【図2】同上樹脂製管継手の構造で、接続前の状態を示
す要部の拡大縦断面図である。
【図3】同上樹脂製管継手の構造で、接続後の状態を示
す要部の拡大縦断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態による樹脂製管継手の
構造で、接続後の状態を示す要部の拡大縦断面図であ
る。
【図5】本発明のもう一つの実施の形態による石英管継
手の構造で、接続後の状態を示す要部の拡大縦断面図で
ある。
【図6】従来の樹脂製管継手の構造の一例を示す縦断面
図である。
【図7】従来の樹脂製管継手の構造の他の例を示す要部
の拡大縦断面図である。
【符号の説明】 1 樹脂製継手 2 継手本体 2a 雄ねじ部 2b 内周テーパ面 3 袋状ナット 3A 筒形部分 3B 端壁部分 3a 雌ねじ部 3b 挿通孔 4 リング状抜止め部材 4a 内周面 4b 外周テーパ面 5 樹脂管 5´ 石英管 θ1,θ2 テーパ面角度

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部外周面に雄ねじ部が形成されている
    とともに、管が貫通もしくは係合する内周面の端部には
    外端に近付くほど漸次大径となるテーパ面が形成されて
    いる樹脂製の継手本体と、 筒形部分の内周面に上記継手本体の雄ねじ部に螺合する
    雌ねじ部が形成されているとともに、筒形部分の一端に
    連なる端壁部分の中心部に上記管の挿通孔が形成されて
    いる袋状ナットと、 上記チューブに外嵌させて継手本体の端部と袋状ナット
    の端壁部分との間に介在され、その外周面には上記継手
    本体のテーパ面に対接するテーパ面が形成されている樹
    脂製のリング状抜止部材とを備え、 上記袋状ナットの締付けによってリング状抜止め部材を
    テーパ面に沿って縮径させてその内周面を管の外周面に
    押圧し抜止めさせるように構成してなる管継手の構造に
    おいて、 上記継手本体側のテーパ面の角度を、上記リング状抜止
    め部材側のテーパ面の角度よりも大に設定していること
    を特徴とする管継手の構造。
  2. 【請求項2】 上記リング状抜止め部材の内径が、上記
    管の外径と同一もしくは小さく設定されている請求項1
    に記載の管継手の構造。
  3. 【請求項3】 上記継手本体側のテーパ面の角度が15
    〜45°であり、かつ、上記リング状抜止め部材側のテ
    ーパ面の角度が継手本体側のテーパ面の角度よりも5〜
    10°小さく設定されている請求項1または2に記載の
    管継手の構造。
  4. 【請求項4】 上記継手本体側のテーパ面の角度が25
    〜30°であり、かつ、上記リング状抜止め部材側のテ
    ーパ面の角度が継手本体側のテーパ面の角度よりも5〜
    10°小さく設定されている請求項1または2に記載の
    管継手の構造。
  5. 【請求項5】 上記継手本体、袋状ナット、管及びリン
    グ状抜止め部材の全てが、弗素樹脂材から構成されてい
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の管継手の構造。
  6. 【請求項6】 上記継手本体を構成する弗素樹脂材はP
    FA、PTFEもしくはETFEであり、上記管を構成
    する弗素樹脂材はPFAであり、かつ、上記リング状抜
    止め部材を構成する弗素樹脂材はPTFEである請求項
    5に記載の管継手の構造。
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