JP2003172464A - ピンチバルブ - Google Patents
ピンチバルブInfo
- Publication number
- JP2003172464A JP2003172464A JP2001371638A JP2001371638A JP2003172464A JP 2003172464 A JP2003172464 A JP 2003172464A JP 2001371638 A JP2001371638 A JP 2001371638A JP 2001371638 A JP2001371638 A JP 2001371638A JP 2003172464 A JP2003172464 A JP 2003172464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- pinch valve
- tubular body
- bonnet
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Valve Housings (AREA)
- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バルブ全閉時の過締めと作業者のミスによる
誤操作とを防止し配管ライン上の外乱があっても流量を
一定に保つことのできるピンチバルブを提供する。 【解決手段】 本発明のピンチバルブは下部に弾性管体
4を収容し上部にボンネット2が取付けられた本体5
と、ボンネットに回動可能かつ上下動不可能に嵌挿され
たハンドル1と、上端にハンドル1に当接するストッパ
ーリング18が固定されハンドルの回動により上下動し
下端に管体を押圧する挟圧子22を有する挟圧子本体3
と、本体の両側に設けられ管体と他のチューブを接続す
る接続部6とを具備し、ハンドルの外周面にはハンドル
の回転をロックするロックナット31が螺合されてい
る。ストッパーリング18によりバルブの過締めが防止
されロックナット31の回動調節によりバルブの全開、
中間開度及び全閉状態が固定される。
誤操作とを防止し配管ライン上の外乱があっても流量を
一定に保つことのできるピンチバルブを提供する。 【解決手段】 本発明のピンチバルブは下部に弾性管体
4を収容し上部にボンネット2が取付けられた本体5
と、ボンネットに回動可能かつ上下動不可能に嵌挿され
たハンドル1と、上端にハンドル1に当接するストッパ
ーリング18が固定されハンドルの回動により上下動し
下端に管体を押圧する挟圧子22を有する挟圧子本体3
と、本体の両側に設けられ管体と他のチューブを接続す
る接続部6とを具備し、ハンドルの外周面にはハンドル
の回転をロックするロックナット31が螺合されてい
る。ストッパーリング18によりバルブの過締めが防止
されロックナット31の回動調節によりバルブの全開、
中間開度及び全閉状態が固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学工場、半導体
製造、食品、バイオなどの各種産業分野における流体輸
送配管に用いられるピンチバルブに関するものであり、
更に詳しくは過締め防止機能、ハンドル固定機能を有し
たピンチバルブに関するものである。
製造、食品、バイオなどの各種産業分野における流体輸
送配管に用いられるピンチバルブに関するものであり、
更に詳しくは過締め防止機能、ハンドル固定機能を有し
たピンチバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピンチバルブは種々提案されてい
るが、その中の一例が実開平2−84071号公報に開
示されている。これによると図15に示すようにハウジ
ング47に挿通した合成樹脂製チューブ48を、チュー
ブ押圧部材49により径方向に押圧して流体の流量を調
整するピンチ弁の合成樹脂製チューブ48の押圧部外周
面に、合成樹脂製チューブ48を偏平状態に変形するこ
とができ、且つ、合成樹脂製チューブ48より大きな復
元力を有する弾性環50を嵌合したものであった。
るが、その中の一例が実開平2−84071号公報に開
示されている。これによると図15に示すようにハウジ
ング47に挿通した合成樹脂製チューブ48を、チュー
ブ押圧部材49により径方向に押圧して流体の流量を調
整するピンチ弁の合成樹脂製チューブ48の押圧部外周
面に、合成樹脂製チューブ48を偏平状態に変形するこ
とができ、且つ、合成樹脂製チューブ48より大きな復
元力を有する弾性環50を嵌合したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
造のピンチバルブにおいては、バルブを全閉にする際に
過度の締付トルクが加わると、ハウジング47、弾性環
50及び合成樹脂製チューブ48等が破損する恐れがあ
った。また一度流量を調整しても使用中に作業者の単純
なミスによる人為的な誤操作、又は配管ライン上のポン
プ等の振動等の外乱によってハンドルが回動し設定され
ていた流量値から外れることがあった。
造のピンチバルブにおいては、バルブを全閉にする際に
過度の締付トルクが加わると、ハウジング47、弾性環
50及び合成樹脂製チューブ48等が破損する恐れがあ
った。また一度流量を調整しても使用中に作業者の単純
なミスによる人為的な誤操作、又は配管ライン上のポン
プ等の振動等の外乱によってハンドルが回動し設定され
ていた流量値から外れることがあった。
【0004】本発明は、以上のような従来技術の問題点
に鑑みなされたものであり、バルブを全閉にした際の過
締めを確実に防止でき、また作業者の単純な操作ミスに
よる人為的な誤操作を防止できるだけでなく、流量設定
後に配管ライン上に振動等の外乱が生じてもハンドルが
回動することなく流量が一定に保たれ、操作性に優れた
ピンチバルブを提供することを目的とする。
に鑑みなされたものであり、バルブを全閉にした際の過
締めを確実に防止でき、また作業者の単純な操作ミスに
よる人為的な誤操作を防止できるだけでなく、流量設定
後に配管ライン上に振動等の外乱が生じてもハンドルが
回動することなく流量が一定に保たれ、操作性に優れた
ピンチバルブを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のピンチバルブの
構成を図に基づいて説明すると、本発明のピンチバルブ
は、上部に鍔部7が下部に鍔部7より縮径して嵌合凸部
8が連続して設けられ、上部内周に貫通孔10と下部内
周面に雌ネジ部11が設けられた略円筒状のハンドル1
と、上部にハンドル1の嵌合凸部8が上下移動せずに回
動可能に嵌合固定された凹部13と下部には円形孔14
とその直径方向に延出し、且つ流路軸線と直交して設け
られた一対の切り欠き溝15(図7参照)からなり凹部
13より縮径されて設けられた貫通孔16が連続して設
けられた略円筒状のボンネット2と、ハンドル1より突
出し、ハンドル1の貫通孔10部を上下動する円柱部1
7の上部に、バルブが閉状態の時にハンドル1の上端面
9と接触するストッパーリング18が脱着自在に固定さ
れ、円柱部17の下部にハンドル1の雌ネジ部11に螺
合される雄ネジ部20、ボンネット2の円形孔14内に
上下動可能に収納される鍔部21およびボンネット2の
一対の切り欠き溝15と係合し管体4を圧接し又は管体
4から離間する長円状の挟圧子22とが連続して設けら
れた挟圧子本体3と、弾性体からなる管体4と、ボンネ
ット2の下端面23に接合固定され流路軸線上に管体4
を受容する溝24(図8参照)を有する本体5と、本体
5の両側に設けられ管体4と他チューブを接続する接続
部6とを具備することを第1の特徴とする。
構成を図に基づいて説明すると、本発明のピンチバルブ
は、上部に鍔部7が下部に鍔部7より縮径して嵌合凸部
8が連続して設けられ、上部内周に貫通孔10と下部内
周面に雌ネジ部11が設けられた略円筒状のハンドル1
と、上部にハンドル1の嵌合凸部8が上下移動せずに回
動可能に嵌合固定された凹部13と下部には円形孔14
とその直径方向に延出し、且つ流路軸線と直交して設け
られた一対の切り欠き溝15(図7参照)からなり凹部
13より縮径されて設けられた貫通孔16が連続して設
けられた略円筒状のボンネット2と、ハンドル1より突
出し、ハンドル1の貫通孔10部を上下動する円柱部1
7の上部に、バルブが閉状態の時にハンドル1の上端面
9と接触するストッパーリング18が脱着自在に固定さ
れ、円柱部17の下部にハンドル1の雌ネジ部11に螺
合される雄ネジ部20、ボンネット2の円形孔14内に
上下動可能に収納される鍔部21およびボンネット2の
一対の切り欠き溝15と係合し管体4を圧接し又は管体
4から離間する長円状の挟圧子22とが連続して設けら
れた挟圧子本体3と、弾性体からなる管体4と、ボンネ
ット2の下端面23に接合固定され流路軸線上に管体4
を受容する溝24(図8参照)を有する本体5と、本体
5の両側に設けられ管体4と他チューブを接続する接続
部6とを具備することを第1の特徴とする。
【0006】また、挟圧子本体3の上部にストッパーリ
ング18が嵌合又は螺合によって固定されていることを
第2の特徴とする。
ング18が嵌合又は螺合によって固定されていることを
第2の特徴とする。
【0007】また、ボンネット2の上端部外周面に雄ネ
ジ部30(図13参照)が設けられ、雄ネジ部30にロ
ックナット31が螺合されることを第3の特徴とする。
ジ部30(図13参照)が設けられ、雄ネジ部30にロ
ックナット31が螺合されることを第3の特徴とする。
【0008】また、一端に外径が管体4の内径よりも大
きく形成され、管体4に挿入接続される挿入部43と他
端に配管接続部44と中央に鍔部45を有する連結体4
1が、キャップナット46を鍔部45と係合させ、連結
体受け32の外周に設けられた雄ネジ部36に螺合させ
ることにより連結体受け32に嵌合固定されてなる接続
部6を有することを第4の特徴とする。
きく形成され、管体4に挿入接続される挿入部43と他
端に配管接続部44と中央に鍔部45を有する連結体4
1が、キャップナット46を鍔部45と係合させ、連結
体受け32の外周に設けられた雄ネジ部36に螺合させ
ることにより連結体受け32に嵌合固定されてなる接続
部6を有することを第4の特徴とする。
【0009】また、管体4の材質がEPDM、フッ素ゴ
ム、シリコンゴム、またはこれらの複合体であることを
第5の特徴とする。
ム、シリコンゴム、またはこれらの複合体であることを
第5の特徴とする。
【0010】さらに管体4がPTFEとシリコンゴムと
の複合体からなることを第6の特徴とする。
の複合体からなることを第6の特徴とする。
【0011】本発明のピンチバルブの管体4はEPD
M、フッ素ゴム、シリコンゴム、またはフッ素ゴムとシ
リコンゴムとの複合体などであれば良く特に限定される
ものではないが、フッ素系樹脂(例えばPTFE等)と
シリコンゴムとの複合体が特に好適なものとして挙げら
れる。また、接続部6を構成する連結体41はプラスチ
ックなどの耐薬品性を有するものであれば特に限定され
るものではないが、PTFE,PVDF,PFA等のフ
ッ素系樹脂のプラスチックが特に好適なものとして挙げ
られる。また、ハンドル1などのその他の構成部材は金
属、プラスチックなどの剛性のあるものであれば特に限
定されるものではないが、PVC又は、PVDF等のフ
ッ素系樹脂のプラスチックが特に好適なものとして挙げ
られる。
M、フッ素ゴム、シリコンゴム、またはフッ素ゴムとシ
リコンゴムとの複合体などであれば良く特に限定される
ものではないが、フッ素系樹脂(例えばPTFE等)と
シリコンゴムとの複合体が特に好適なものとして挙げら
れる。また、接続部6を構成する連結体41はプラスチ
ックなどの耐薬品性を有するものであれば特に限定され
るものではないが、PTFE,PVDF,PFA等のフ
ッ素系樹脂のプラスチックが特に好適なものとして挙げ
られる。また、ハンドル1などのその他の構成部材は金
属、プラスチックなどの剛性のあるものであれば特に限
定されるものではないが、PVC又は、PVDF等のフ
ッ素系樹脂のプラスチックが特に好適なものとして挙げ
られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明するが、本発明が本実施形態に限定
されないことは言うまでもない。図1は本発明のピンチ
バルブの第1の実施態様に係る閉状態を示す縦断面図で
ある。図2は図1のピンチバルブを側面(流路方向)か
ら見た縦断面図である。図3は図1の中間開状態を示す
縦断面図である。図4は図3のピンチバルブを側面(流
路方向)から見た縦断面図である。図5は図1の全開状
態を示す縦断面図である。図6は図5を側面(流路方
向)から見た縦断面図である。図7は図1におけるボン
ネットの底面図である。図8は図1における本体の平面
図である。図9は図1における連結体受けの右側面図で
ある。図10は図1における連結体受けの縦断面図であ
る。図11は図1における連結体受けの左側面図であ
る。図12は本発明のピンチバルブの第2の実施態様に
係る閉状態を示す縦断面図である。図13は本発明のピ
ンチバルブの第3の実施態様に係る中間開状態を示す縦
断面図である。図14は図13のロックナット固定時の
縦断面図である。
図面を参照して説明するが、本発明が本実施形態に限定
されないことは言うまでもない。図1は本発明のピンチ
バルブの第1の実施態様に係る閉状態を示す縦断面図で
ある。図2は図1のピンチバルブを側面(流路方向)か
ら見た縦断面図である。図3は図1の中間開状態を示す
縦断面図である。図4は図3のピンチバルブを側面(流
路方向)から見た縦断面図である。図5は図1の全開状
態を示す縦断面図である。図6は図5を側面(流路方
向)から見た縦断面図である。図7は図1におけるボン
ネットの底面図である。図8は図1における本体の平面
図である。図9は図1における連結体受けの右側面図で
ある。図10は図1における連結体受けの縦断面図であ
る。図11は図1における連結体受けの左側面図であ
る。図12は本発明のピンチバルブの第2の実施態様に
係る閉状態を示す縦断面図である。図13は本発明のピ
ンチバルブの第3の実施態様に係る中間開状態を示す縦
断面図である。図14は図13のロックナット固定時の
縦断面図である。
【0013】図において、1はPVDF製の略円筒状の
ハンドルで、上部に鍔部7が下部に鍔部7より縮径して
嵌合凸部8が連続して設けられている。また、内周には
全閉位置決め用のストッパーリング18より縮径された
貫通孔10と雌ネジ部11とが連続して設けられてい
る。
ハンドルで、上部に鍔部7が下部に鍔部7より縮径して
嵌合凸部8が連続して設けられている。また、内周には
全閉位置決め用のストッパーリング18より縮径された
貫通孔10と雌ネジ部11とが連続して設けられてい
る。
【0014】2はPVDF製の略円筒状のボンネット
で、上部内部には、ハンドル1の嵌合凸部8がPVDF
製のC型止め輪12を両者に係合させることによって上
下移動せずに回動可能に嵌合固定された凹部13が、そ
の下部には円形孔14とその直径方向に延出し且つ流路
軸線と直交して設けられた一対の切り欠き溝15からな
り凹部13より縮径して設けられた貫通孔16が連続し
て設けられている(図7参照)。
で、上部内部には、ハンドル1の嵌合凸部8がPVDF
製のC型止め輪12を両者に係合させることによって上
下移動せずに回動可能に嵌合固定された凹部13が、そ
の下部には円形孔14とその直径方向に延出し且つ流路
軸線と直交して設けられた一対の切り欠き溝15からな
り凹部13より縮径して設けられた貫通孔16が連続し
て設けられている(図7参照)。
【0015】3はPVDF製の挟圧子本体で、ハンドル
1より突出し、ハンドル1の貫通孔10部を上下動する
円柱部17の上部に設けられた環状溝部19にPVDF
製の円環状を有するC型のストッパーリング18が脱着
自在に嵌合固定され、円柱部17の下部にはハンドル1
の雌ネジ部11に螺合される雄ネジ部20が設けられて
いる。雄ネジ部20の下部にはボンネット2の円形孔1
4内に上下動可能に収納される鍔部21が設けられ、且
つ一対の切り欠き溝15と係合し管体4を圧接し又は管
体4から離間する長円状の挟圧子22とが連続して設け
られている。なおストッパーリング18はバルブ全閉状
態においてハンドル1の上端面9と接触するように設け
られている。一方、挟圧子22はピンチバルブ全開時に
はその下端面が少なくともボンネット2の下端面と面一
になるように設定されている。ストッパーリング18は
バルブの開度表示の役目もしており、バルブが完全に閉
鎖したとき、ストッパーリング18がハンドル1の上端
面9に圧接し(図1,2の状態)、また、バルブを開状
態にすると、このストッパーリング18の下端面はハン
ドル1の上端面9から離間してバルブの全開あるいは中
間開の状態が一目で確認できるようになっている(図
3,4,5,6の状態)。挟圧子本体3の環状溝部19
の下に位置する円柱部17に開度を示す目盛りをつける
ことにより、さらに確実に開度が表示され、その確認を
することができる。
1より突出し、ハンドル1の貫通孔10部を上下動する
円柱部17の上部に設けられた環状溝部19にPVDF
製の円環状を有するC型のストッパーリング18が脱着
自在に嵌合固定され、円柱部17の下部にはハンドル1
の雌ネジ部11に螺合される雄ネジ部20が設けられて
いる。雄ネジ部20の下部にはボンネット2の円形孔1
4内に上下動可能に収納される鍔部21が設けられ、且
つ一対の切り欠き溝15と係合し管体4を圧接し又は管
体4から離間する長円状の挟圧子22とが連続して設け
られている。なおストッパーリング18はバルブ全閉状
態においてハンドル1の上端面9と接触するように設け
られている。一方、挟圧子22はピンチバルブ全開時に
はその下端面が少なくともボンネット2の下端面と面一
になるように設定されている。ストッパーリング18は
バルブの開度表示の役目もしており、バルブが完全に閉
鎖したとき、ストッパーリング18がハンドル1の上端
面9に圧接し(図1,2の状態)、また、バルブを開状
態にすると、このストッパーリング18の下端面はハン
ドル1の上端面9から離間してバルブの全開あるいは中
間開の状態が一目で確認できるようになっている(図
3,4,5,6の状態)。挟圧子本体3の環状溝部19
の下に位置する円柱部17に開度を示す目盛りをつける
ことにより、さらに確実に開度が表示され、その確認を
することができる。
【0016】管体4は内部を流体が流れるPTFEとシ
リコンゴムの複合体からなっている。すなわちシリコン
ゴムが含浸されたPTFEシートを何層も接着積層する
ことにより目的とする肉厚に形成されている。本実施態
様は管体の材質はPTFEシートとシリコンゴムの複合
体になっているがEPDM、シリコンゴム、フッ素ゴム
及びこれらの複合体などでも良く特に限定されるもので
はない。
リコンゴムの複合体からなっている。すなわちシリコン
ゴムが含浸されたPTFEシートを何層も接着積層する
ことにより目的とする肉厚に形成されている。本実施態
様は管体の材質はPTFEシートとシリコンゴムの複合
体になっているがEPDM、シリコンゴム、フッ素ゴム
及びこれらの複合体などでも良く特に限定されるもので
はない。
【0017】5はボンネット2の下端面23にボルト・
ナットなど(図示せず)で接合固定されているPVDF
製の本体であり、流路軸線上に管体4を受容する断面矩
形状の溝24(図8参照)が設けられている。また溝2
4の両端部には連結体受け32の嵌合部33(図10参
照)を受容する溝25が溝24より深く設けられ、さら
に溝25内部には後記連結体受け32の嵌合部33の先
端に設けられた抜け防止用凸部34を受容する凹溝26
が設けられている(図8参照)。
ナットなど(図示せず)で接合固定されているPVDF
製の本体であり、流路軸線上に管体4を受容する断面矩
形状の溝24(図8参照)が設けられている。また溝2
4の両端部には連結体受け32の嵌合部33(図10参
照)を受容する溝25が溝24より深く設けられ、さら
に溝25内部には後記連結体受け32の嵌合部33の先
端に設けられた抜け防止用凸部34を受容する凹溝26
が設けられている(図8参照)。
【0018】次に接続部6を構成する部品について説明
する。連結体受け32はPVDF製であり、一端部に本
体5の両端に設けられた溝25に嵌合される断面矩形状
の嵌合部33(図10参照)が形成され、さらに嵌合部
33の先端底部には本体5の溝25に設けられた凹溝2
6に嵌合される抜け防止用凸部34が設けられている。
一方、他端部には連結体41の六角形の鍔部45を受容
する断面同形の受口35が設けられ、その外周面には雄
ネジ部36が設けられている。雄ネジ部36と嵌合部3
3との間に位置する外周面には嵌合部33の対角線長と
略同一の直径を有する環状の鍔部37が設けられてい
る。鍔部37はボンネット2及び本体5と接触し、連結
体受け32が両本体の内部へ移動することを防止してい
る。連結体受け32内部には、嵌合部33に管体4の外
径と略同径を有する貫通孔38が、またそれに連続して
受口35に通じる、連結体41の挿入部43に挿入拡径
された管体4の外径と略同径の貫通孔39が設けられて
いる。したがって、連結体受け32の内周面には図で明
らかな如く段差部40が形成されている。この段差部4
0で管体4が連結体受け32内に挟持固定される。な
お、本実施態様では貫通孔38及びそれより拡径された
貫通孔39が設けられているが、貫通孔38を全体に設
けても良い(図9,10,11参照)。
する。連結体受け32はPVDF製であり、一端部に本
体5の両端に設けられた溝25に嵌合される断面矩形状
の嵌合部33(図10参照)が形成され、さらに嵌合部
33の先端底部には本体5の溝25に設けられた凹溝2
6に嵌合される抜け防止用凸部34が設けられている。
一方、他端部には連結体41の六角形の鍔部45を受容
する断面同形の受口35が設けられ、その外周面には雄
ネジ部36が設けられている。雄ネジ部36と嵌合部3
3との間に位置する外周面には嵌合部33の対角線長と
略同一の直径を有する環状の鍔部37が設けられてい
る。鍔部37はボンネット2及び本体5と接触し、連結
体受け32が両本体の内部へ移動することを防止してい
る。連結体受け32内部には、嵌合部33に管体4の外
径と略同径を有する貫通孔38が、またそれに連続して
受口35に通じる、連結体41の挿入部43に挿入拡径
された管体4の外径と略同径の貫通孔39が設けられて
いる。したがって、連結体受け32の内周面には図で明
らかな如く段差部40が形成されている。この段差部4
0で管体4が連結体受け32内に挟持固定される。な
お、本実施態様では貫通孔38及びそれより拡径された
貫通孔39が設けられているが、貫通孔38を全体に設
けても良い(図9,10,11参照)。
【0019】連結体41は内部に流路42を有しPTF
E製であり、一端部には外径が管体4の内径よりも大き
く形成され、拡径された管体4の内面に挿入される挿入
部43が設けられ、他端部には他の管体が接続される配
管接続部44が設けられている。連結体41の外周中央
部には両端部よりも拡径して断面六角形の鍔部45が設
けられている。連結体41は鍔部45を連結体受け32
の受口35に嵌合させ、鍔部45と係合させたキャップ
ナット46を連結体受け32の外周に設けられた雄ネジ
部36に螺合させることにより回動しないように連結体
受け32に嵌合固定される。なお、接続部6の構造は本
実施態様に限定されるものではなく他の構造を用いても
良い。
E製であり、一端部には外径が管体4の内径よりも大き
く形成され、拡径された管体4の内面に挿入される挿入
部43が設けられ、他端部には他の管体が接続される配
管接続部44が設けられている。連結体41の外周中央
部には両端部よりも拡径して断面六角形の鍔部45が設
けられている。連結体41は鍔部45を連結体受け32
の受口35に嵌合させ、鍔部45と係合させたキャップ
ナット46を連結体受け32の外周に設けられた雄ネジ
部36に螺合させることにより回動しないように連結体
受け32に嵌合固定される。なお、接続部6の構造は本
実施態様に限定されるものではなく他の構造を用いても
良い。
【0020】上記の構成からなる本実施態様のピンチバ
ルブの作動は次のとおりである。図1,2の状態、すな
わちピンチバルブが全閉の状態でハンドル1を開方向に
回動させると、ハンドル1は、回動はするが上下移動せ
ずに、ハンドル1の雌ネジ部11に螺合された挟圧子本
体3を回動させずに上昇させる。同時に挟圧子本体3の
挟圧子22は管体4から離間し、管体4は管体自身の弾
性力により偏平状態から円筒状態に復元しようとする。
すなわち該ピンチバルブが全閉状態から開状態へ移行し
ていく(図3,4の状態)。さらにハンドル1を開方向
に回動し続けると挟圧子本体3は上昇し続け、そしてつ
いには挟圧子本体3の鍔部21の上端面がハンドル1の
下端面に圧接され挟圧子本体3の上昇は止まり、該ピン
チバルブは全開状態となる(図5,6の状態)。
ルブの作動は次のとおりである。図1,2の状態、すな
わちピンチバルブが全閉の状態でハンドル1を開方向に
回動させると、ハンドル1は、回動はするが上下移動せ
ずに、ハンドル1の雌ネジ部11に螺合された挟圧子本
体3を回動させずに上昇させる。同時に挟圧子本体3の
挟圧子22は管体4から離間し、管体4は管体自身の弾
性力により偏平状態から円筒状態に復元しようとする。
すなわち該ピンチバルブが全閉状態から開状態へ移行し
ていく(図3,4の状態)。さらにハンドル1を開方向
に回動し続けると挟圧子本体3は上昇し続け、そしてつ
いには挟圧子本体3の鍔部21の上端面がハンドル1の
下端面に圧接され挟圧子本体3の上昇は止まり、該ピン
チバルブは全開状態となる(図5,6の状態)。
【0021】次に、ピンチバルブ全開の状態でハンドル
1を閉方向に回動させると、ハンドル1は、回動はする
が上下移動せずに、ハンドル1の雌ネジ部11に螺合さ
れた挟圧子本体3を回動させずに下降させる。同時に挟
圧子本体3の挟圧子22の下端面が管体4を押圧する。
さらにハンドル1を閉方向に回動し続けると、挟圧子本
体3は下降し続け、管体4は偏平にされ、そしてついに
は管体4の内周面が完全に密着される。このとき、挟圧
子本体3に嵌合されているストッパーリング18も挟圧
子本体3と一緒に下降し、ストッパーリング18の下端
面はハンドル1の上端面9に接触し、該ピンチバルブは
全閉状態となる(図1,2の状態)。この状態でハンド
ル1をさらに回動させようとしても、ストッパーリング
18の下端面がハンドル1の上端面9に圧接されている
ため、すなわち過締めが防止されておりハンドル1を閉
方向へさらに回動させることはできず、従って挟圧子本
体3はそれ以上に下降することはできない。すなわち、
これ以上過度の力が本体5及び管体4に加わることが防
止される。
1を閉方向に回動させると、ハンドル1は、回動はする
が上下移動せずに、ハンドル1の雌ネジ部11に螺合さ
れた挟圧子本体3を回動させずに下降させる。同時に挟
圧子本体3の挟圧子22の下端面が管体4を押圧する。
さらにハンドル1を閉方向に回動し続けると、挟圧子本
体3は下降し続け、管体4は偏平にされ、そしてついに
は管体4の内周面が完全に密着される。このとき、挟圧
子本体3に嵌合されているストッパーリング18も挟圧
子本体3と一緒に下降し、ストッパーリング18の下端
面はハンドル1の上端面9に接触し、該ピンチバルブは
全閉状態となる(図1,2の状態)。この状態でハンド
ル1をさらに回動させようとしても、ストッパーリング
18の下端面がハンドル1の上端面9に圧接されている
ため、すなわち過締めが防止されておりハンドル1を閉
方向へさらに回動させることはできず、従って挟圧子本
体3はそれ以上に下降することはできない。すなわち、
これ以上過度の力が本体5及び管体4に加わることが防
止される。
【0022】図12は本発明のピンチバルブの第2の実
施態様を示した全閉状態の縦断面図である。挟圧子本体
3の円柱部17の上端部には円柱部17より小径の雄ネ
ジ部29が設けられ、内周面に雌ネジ部27が設けられ
たPVDF製の円環状のストッパーリング18が螺合さ
れている。前記第1の実施態様と同じく、バルブが全閉
状態の時は、ストッパーリング18はハンドル1の上端
部9と接触されている。その他の構成部分及び作用につ
いては第1の実施態様と同一であるので説明は省略す
る。尚、本実施態様の場合、管体4にクリープ変形など
が起こり、バルブ全閉時でのシール性が悪くなった場合
は、ストッパーリング18を回動して上方に上げ、ハン
ドル1をさらに閉方向に回動して完全閉状態にし、その
後ストッパーリング18を回動してハンドル1の上端面
9に圧接させることにより、シール性を確保することが
できる。すなわち、本実施態様のピンチバルブは第1の
実施態様に増締め機能が付加されている。
施態様を示した全閉状態の縦断面図である。挟圧子本体
3の円柱部17の上端部には円柱部17より小径の雄ネ
ジ部29が設けられ、内周面に雌ネジ部27が設けられ
たPVDF製の円環状のストッパーリング18が螺合さ
れている。前記第1の実施態様と同じく、バルブが全閉
状態の時は、ストッパーリング18はハンドル1の上端
部9と接触されている。その他の構成部分及び作用につ
いては第1の実施態様と同一であるので説明は省略す
る。尚、本実施態様の場合、管体4にクリープ変形など
が起こり、バルブ全閉時でのシール性が悪くなった場合
は、ストッパーリング18を回動して上方に上げ、ハン
ドル1をさらに閉方向に回動して完全閉状態にし、その
後ストッパーリング18を回動してハンドル1の上端面
9に圧接させることにより、シール性を確保することが
できる。すなわち、本実施態様のピンチバルブは第1の
実施態様に増締め機能が付加されている。
【0023】図13,14は、本発明ピンチバルブの第
3の実施態様を示した中間開状態の縦断面図である。ボ
ンネット2の上端部外周面に設けられた雄ネジ部30に
内周面に雌ネジ部を有するPVDF製のロックナット3
1が螺合されている。その他の構成部分及び作用につい
ては前記第1の実施態様と同一であるので説明は省略す
る。本実施態様においてはロックナット31によりハン
ドル1がロックされる機能が付加されている。特に中間
開度状態(図13,14の状態)において効果的となっ
ている。以下、図13,14に基づいて中間開度の調整
方法について説明する。全閉状態においてハンドル1を
開方向に回動させると、第1及び第2の実施態様の作動
と同一作動により挟圧子本体3は上昇して行き、図13
に示されているような中間開度状態になる。すなわち、
ロックナット31はハンドル1の下端面とは隔離状態に
ある。この状態においてロックナット31を上昇させる
方向に回動させて行き、ロックナット31の上端面がハ
ンドル1の鍔部7の下端面に到達圧接されると(図14
の状態)ハンドル1は固定され、中間開度が固定され
る。すなわち、この状態でハンドル1を回動させようと
しても回動不能となっている。ハンドル1の固定につい
ては、全開状態及び全閉状態の場合にも上記と同じ操作
で行うことができることは言うまでもない。このハンド
ル1がロックされた状態において、作業者が誤ってハン
ドル1を回動しようとしても回動できず、人為的な誤操
作を未然に防ぐことができる。また、配管ライン上のポ
ンプ等の振動等によるハンドル1の回動も防ぐことがで
き、あらかじめ設定された流量値を維持することができ
る。
3の実施態様を示した中間開状態の縦断面図である。ボ
ンネット2の上端部外周面に設けられた雄ネジ部30に
内周面に雌ネジ部を有するPVDF製のロックナット3
1が螺合されている。その他の構成部分及び作用につい
ては前記第1の実施態様と同一であるので説明は省略す
る。本実施態様においてはロックナット31によりハン
ドル1がロックされる機能が付加されている。特に中間
開度状態(図13,14の状態)において効果的となっ
ている。以下、図13,14に基づいて中間開度の調整
方法について説明する。全閉状態においてハンドル1を
開方向に回動させると、第1及び第2の実施態様の作動
と同一作動により挟圧子本体3は上昇して行き、図13
に示されているような中間開度状態になる。すなわち、
ロックナット31はハンドル1の下端面とは隔離状態に
ある。この状態においてロックナット31を上昇させる
方向に回動させて行き、ロックナット31の上端面がハ
ンドル1の鍔部7の下端面に到達圧接されると(図14
の状態)ハンドル1は固定され、中間開度が固定され
る。すなわち、この状態でハンドル1を回動させようと
しても回動不能となっている。ハンドル1の固定につい
ては、全開状態及び全閉状態の場合にも上記と同じ操作
で行うことができることは言うまでもない。このハンド
ル1がロックされた状態において、作業者が誤ってハン
ドル1を回動しようとしても回動できず、人為的な誤操
作を未然に防ぐことができる。また、配管ライン上のポ
ンプ等の振動等によるハンドル1の回動も防ぐことがで
き、あらかじめ設定された流量値を維持することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のピンチバルブにおいては、バルブ全閉時の過締めを確
実に防止できるため、本体及び管体を保護しピンチバル
ブの耐用期間を飛躍的に延長することができる。またハ
ンドルの開度(全開あるいは中間開)毎の固定ができる
ため、作業者のバルブの誤操作を未然に防ぎ、配管ライ
ン上のポンプ等の振動等によってハンドルが回動するこ
とがなく、設定した流量値を維持することができる。
のピンチバルブにおいては、バルブ全閉時の過締めを確
実に防止できるため、本体及び管体を保護しピンチバル
ブの耐用期間を飛躍的に延長することができる。またハ
ンドルの開度(全開あるいは中間開)毎の固定ができる
ため、作業者のバルブの誤操作を未然に防ぎ、配管ライ
ン上のポンプ等の振動等によってハンドルが回動するこ
とがなく、設定した流量値を維持することができる。
【図1】本発明のピンチバルブの第1の実施態様に係る
閉状態を示す縦断面図である。
閉状態を示す縦断面図である。
【図2】図1は側面(流路方向)から見た縦断面図であ
る。
る。
【図3】図1の中間開状態を示す縦断面図である。
【図4】図3を側面(流路方向)から見た縦断面図であ
る。
る。
【図5】図1の全開状態を示す縦断面図である。
【図6】図5を側面(流路方向)から見た縦断面図であ
る。
る。
【図7】図1におけるボンネットの底面図である。
【図8】図1における本体の平面図である。
【図9】図1における連結体受けの右側面図である。
【図10】図1における連結体受けの縦断面図である。
【図11】図1における連結体受けの左側面図である。
【図12】本発明のピンチバルブの第2の実施態様に係
る閉状態を示す縦断面図である。
る閉状態を示す縦断面図である。
【図13】本発明のピンチバルブの第3の実施態様に係
る中間開状態を示す縦断面図である。
る中間開状態を示す縦断面図である。
【図14】図13のロックナット固定時の状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図15】従来のピンチバルブの閉状態を示す縦断面図
である。
である。
1…ハンドル
2…ボンネット
3…挟圧子本体
4…管体
5…本体
6…接続部
7…鍔部
8…嵌合凸部
9…ハンドルの上端面
10…貫通孔
11…雌ネジ部
12…C型止め輪
13…凹部
14…円形孔
15…切り欠き溝
16…貫通孔
17…円柱部
18…ストッパーリング
19…環状溝部
20…雄ネジ部
21…鍔部
22…挟圧子
23…下端面
24…溝
25…溝
26…凹溝
27…雌ネジ部
28…小凹部
29…雄ネジ部
30…雌ネジ部
31…ロックナット
32…連結体受け
33…嵌合部
34…抜け防止用凸部
35…受口
36…雄ネジ部
37…鍔部
38…貫通孔
39…貫通孔
40…段差部
41…連結体
42…流路
43…挿入部
44…配管接続部
45…鍔部
46…キャップナット
47…ハウジング
48…チューブ
49…チューブ押圧部材
50…弾性環
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3H051 AA01 BB10 CC11 DD07 FF11
FF12 FF14
3H064 AA01 BA02 CA01 CA08 DA02
DB06
Claims (6)
- 【請求項1】 上部に鍔部(7)が下部に鍔部(7)よ
り縮径して嵌合凸部(8)が連続して設けられ、上部内
周に貫通孔(10)と下部内周面に雌ネジ部(11)が
設けられた略円筒状のハンドル(1)と、上部にハンド
ル(1)の嵌合凸部(8)が上下移動せずに回動可能に
嵌合固定された凹部(13)と下部には円形孔(14)
とその直径方向に延出し且つ流路軸線と直交して設けら
れた一対の切り欠き溝(15)からなり凹部(13)よ
り縮径されて設けられた貫通孔(16)が連続して設け
られた略円筒状のボンネット(2)と、ハンドル(1)
より突出し、ハンドル(1)の貫通孔(10)部を上下
動する円柱部(17)の上部に、バルブが閉状態の時に
ハンドル(1)の上端面(9)と接触するストッパーリ
ング(18)が脱着自在に固定され、円柱部(17)の
下部にハンドル(1)の雌ネジ部(11)に螺合される
雄ネジ部(20)、ボンネット(2)の円形孔(14)
内に上下動可能に収納される鍔部(21)およびボンネ
ット(2)の一対の切り欠き溝(15)と係合し管体
(4)を圧接し又は管体(4)から離間する長円状の挟
圧子(22)とが連続して設けられた挟圧子本体(3)
と、弾性体からなる管体(4)と、ボンネット(2)の
下端面(23)に接合固定され流路軸線上に管体(4)
を受容する溝(24)を有する本体(5)と、本体
(5)の両側に設けられ管体(4)と他チューブを接続
する接続部(6)とを具備することを特徴とするピンチ
バルブ。 - 【請求項2】 挟圧子本体(3)の上部にストッパーリ
ング(18)が嵌合又は螺合によって固定されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のピンチバルブ。 - 【請求項3】 ボンネット(2)の上端部外周面に雄ネ
ジ部(30)が設けられ、雄ネジ部(30)にロックナ
ット(31)が螺合されていることを特徴とする請求項
1又は2に記載のピンチバルブ。 - 【請求項4】 一端に外径が管体(4)の内径よりも大
きく形成され、管体(4)に挿入接続される挿入部(4
3)と他端に配管接続部(44)と中央に鍔部(45)
を有する連結体(41)が、キャップナット(46)を
鍔部(45)と係合させ、連結体受け(32)の外周に
設けられた雄ネジ部(36)に螺合させることにより連
結体受け(32)に嵌合固定されてなる接続部(6)を
有することを特徴とする請求項1から3のうちの1項に
記載のピンチバルブ。 - 【請求項5】 管体(4)の材質がEPDM、フッ素ゴ
ム、シリコンゴム、またはこれらの複合体であることを
特徴とする請求項1から4のうちの1項に記載のピンチ
バルブ。 - 【請求項6】 管体(4)がPTFEとシリコンゴムと
の複合体からなることを特徴とする請求項1から4のう
ちの1項に記載のピンチバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001371638A JP2003172464A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | ピンチバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001371638A JP2003172464A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | ピンチバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003172464A true JP2003172464A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19180656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001371638A Pending JP2003172464A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | ピンチバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003172464A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198989A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Matsushita Electric Works Ltd | 美顔器 |
JP2006236687A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Fujitsu Ltd | 燃料電池 |
JP2007182250A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 飲食流動体供給装置 |
KR100900150B1 (ko) | 2007-08-16 | 2009-05-28 | 손형모 | 스토퍼가 구비된 체크밸브용 개폐구 |
JP5571261B1 (ja) * | 2014-01-15 | 2014-08-13 | 東京計装株式会社 | ピンチバルブ |
CN107606226A (zh) * | 2017-10-08 | 2018-01-19 | 刘道灵 | 一种阀体内的输液管路构架结构装置 |
JP2020519832A (ja) * | 2017-05-15 | 2020-07-02 | カーテン コントロールズ リミテッド | ピンチバルブ |
-
2001
- 2001-12-05 JP JP2001371638A patent/JP2003172464A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198989A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Matsushita Electric Works Ltd | 美顔器 |
JP2006236687A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Fujitsu Ltd | 燃料電池 |
JP2007182250A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 飲食流動体供給装置 |
KR100900150B1 (ko) | 2007-08-16 | 2009-05-28 | 손형모 | 스토퍼가 구비된 체크밸브용 개폐구 |
JP5571261B1 (ja) * | 2014-01-15 | 2014-08-13 | 東京計装株式会社 | ピンチバルブ |
JP2020519832A (ja) * | 2017-05-15 | 2020-07-02 | カーテン コントロールズ リミテッド | ピンチバルブ |
JP7096844B2 (ja) | 2017-05-15 | 2022-07-06 | カーテン コントロールズ リミテッド | ピンチバルブ |
CN107606226A (zh) * | 2017-10-08 | 2018-01-19 | 刘道灵 | 一种阀体内的输液管路构架结构装置 |
CN107606226B (zh) * | 2017-10-08 | 2019-09-06 | 刘道灵 | 一种阀体内的输液管路构架结构装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5997049A (en) | Adjustable leak-tight coupling system | |
US5553900A (en) | Pipe joint structure for fluid device | |
JP4807554B2 (ja) | 流路付開閉弁 | |
JP2003172464A (ja) | ピンチバルブ | |
JP2006518833A (ja) | 直線ネジの設けられた調整可能なポート端部 | |
JP2005076676A (ja) | 継手の接続構造及びこれを設けたガス栓 | |
JP2002048277A (ja) | 管継ぎ手 | |
JP3542339B2 (ja) | ピンチバルブ | |
JP2001141169A (ja) | 管継手の構造 | |
JP4535650B2 (ja) | ピンチバルブ | |
JP3686846B2 (ja) | 樹脂製管継手構造 | |
JP2003343774A (ja) | チューブ材の継手 | |
JP2510028Y2 (ja) | 耐酸調節弁 | |
JP2005140241A (ja) | ダイヤフラムバルブ | |
JP7344766B2 (ja) | 管継手 | |
JP3021891B2 (ja) | バタフライバルブ | |
JP3095291U (ja) | ピンチバルブ | |
JPH0222547Y2 (ja) | ||
JP2003269628A (ja) | ピンチバルブ | |
JP2004169886A (ja) | バルブ | |
JP3107885U (ja) | フレキシブル管の接続構造及びその接続構造に使用するシールリング並びにナット受けリング | |
JPH1054465A (ja) | ダイヤフラムバルブ | |
JPH0720471Y2 (ja) | 樹脂製管継手 | |
JPH08178120A (ja) | ボールバルブ | |
JPH02163591A (ja) | 管継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060523 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060721 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060829 |