JP2001140887A - 電動機 - Google Patents
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- JP2001140887A JP2001140887A JP31793699A JP31793699A JP2001140887A JP 2001140887 A JP2001140887 A JP 2001140887A JP 31793699 A JP31793699 A JP 31793699A JP 31793699 A JP31793699 A JP 31793699A JP 2001140887 A JP2001140887 A JP 2001140887A
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広い温度範囲にわたって好適な特性を維
持すること 【解決手段】 電動機は、液体動圧軸受の液体温度を調
整すべく熱電素子を固定子及び回転子の少なくとも一方
に配置し、液体動圧軸受の液体の温度を測定し、測定し
た温度を基に熱電素子の加熱及び冷却を制御する。これ
により、動圧軸受の液体温度は、低いと熱電素子により
加熱され、高いと熱電素子により冷却される。
持すること 【解決手段】 電動機は、液体動圧軸受の液体温度を調
整すべく熱電素子を固定子及び回転子の少なくとも一方
に配置し、液体動圧軸受の液体の温度を測定し、測定し
た温度を基に熱電素子の加熱及び冷却を制御する。これ
により、動圧軸受の液体温度は、低いと熱電素子により
加熱され、高いと熱電素子により冷却される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体動圧軸受を用
いた電動機に関する。
いた電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の粘度を有する液体を用いた液体動
圧軸受により回転子と固定子とを相対的回転可能に結合
したスピンドルモータは、一般に、液体動圧軸受の回転
子部分が固定子部分に対し液体中に浮いて回転するた
め、外部からの襲撃に強く、また回転振動も小さい。こ
のため、高精度及び高速回転を要求されるハードディス
ク駆動(HDD)用スピンドルモータとして開発が進め
られている。
圧軸受により回転子と固定子とを相対的回転可能に結合
したスピンドルモータは、一般に、液体動圧軸受の回転
子部分が固定子部分に対し液体中に浮いて回転するた
め、外部からの襲撃に強く、また回転振動も小さい。こ
のため、高精度及び高速回転を要求されるハードディス
ク駆動(HDD)用スピンドルモータとして開発が進め
られている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかし、潤滑媒体として用い
る液体の粘度が温度によって大きく変化するため、液体
同圧軸受を用いた電動機においては、広い温度範囲にわ
たって所定の特性を維持することが困難であった。特
に、0度C以下の温度においては温度が低いほど液体の
粘性係数が指数関数的に大きくなるため、消費電力が大
きくなり、電動機が円滑に起動しないことが多くなる。
る液体の粘度が温度によって大きく変化するため、液体
同圧軸受を用いた電動機においては、広い温度範囲にわ
たって所定の特性を維持することが困難であった。特
に、0度C以下の温度においては温度が低いほど液体の
粘性係数が指数関数的に大きくなるため、消費電力が大
きくなり、電動機が円滑に起動しないことが多くなる。
【0004】それゆえに、液体動圧軸受を用いた電動機
においては、広い温度範囲にわたって好適な特性を維持
することが重要である。
においては、広い温度範囲にわたって好適な特性を維持
することが重要である。
【0005】
【解決手段、作用及び効果】本発明の電動機は、液体動
圧軸受の液体温度を調整すべく固定子及び回転子の少な
くとも一方に配置された熱電素子と、前記液体の温度を
測定する測定手段と、該測定手段により得た値を基に前
記熱電素子を制御する制御手段とを含む。
圧軸受の液体温度を調整すべく固定子及び回転子の少な
くとも一方に配置された熱電素子と、前記液体の温度を
測定する測定手段と、該測定手段により得た値を基に前
記熱電素子を制御する制御手段とを含む。
【0006】動圧軸受の液体温度は、液体自体の温度を
直接検出することにより測定してもよいし、動圧軸受を
形成している部材、固定子、回転子等の温度を検出する
ことにより間接的に検出してもよい。
直接検出することにより測定してもよいし、動圧軸受を
形成している部材、固定子、回転子等の温度を検出する
ことにより間接的に検出してもよい。
【0007】動圧軸受の液体温度が低いと、液体動圧軸
受は熱電素子により固定子及び回転子の一方を介して加
熱されて昇温し、その液体温度は上げられる。これに対
し、動圧軸受の液体温度が高いと、液体動圧軸受は熱電
素子により固定子及び回転子の一方を介して冷却されて
低下し、その液体温度は下げられる。
受は熱電素子により固定子及び回転子の一方を介して加
熱されて昇温し、その液体温度は上げられる。これに対
し、動圧軸受の液体温度が高いと、液体動圧軸受は熱電
素子により固定子及び回転子の一方を介して冷却されて
低下し、その液体温度は下げられる。
【0008】それゆえに、本発明によれば、広い温度範
囲にわたって好適な特性を維持することができる。ま
た、加熱手段として熱電素子を用いるから、抵抗加熱式
の加熱コイルを用いる場合に比べ、制御が極めて容易に
なり、消費電力が少ない。
囲にわたって好適な特性を維持することができる。ま
た、加熱手段として熱電素子を用いるから、抵抗加熱式
の加熱コイルを用いる場合に比べ、制御が極めて容易に
なり、消費電力が少ない。
【0009】前記制御手段は前記熱電素子に供給する電
流の方向及び量を制御することができる。このようにす
れば、熱電素子に供給する電流の方向を制御することに
より、熱電素子を加熱素子又は冷却素子として作用せる
ことができ、また熱電素子に供給する電流量を制御する
ことにより、熱電素子の発熱温度又は冷却温度を制御す
ることができる。
流の方向及び量を制御することができる。このようにす
れば、熱電素子に供給する電流の方向を制御することに
より、熱電素子を加熱素子又は冷却素子として作用せる
ことができ、また熱電素子に供給する電流量を制御する
ことにより、熱電素子の発熱温度又は冷却温度を制御す
ることができる。
【0010】前記熱電素子を前記固定子の側にあって前
記動圧軸受近傍に配置することができる。そのようにす
れば、動圧軸受と熱電素子との間における熱の受け渡し
が効率的に行われる。
記動圧軸受近傍に配置することができる。そのようにす
れば、動圧軸受と熱電素子との間における熱の受け渡し
が効率的に行われる。
【0011】前記測定手段は、電機子の励磁コイルを利
用して前記温度を測定するものであってもよいし、サー
ミスタ、熱電対等の他のセンサを用いて前記温度を測定
するものであって得もよい。
用して前記温度を測定するものであってもよいし、サー
ミスタ、熱電対等の他のセンサを用いて前記温度を測定
するものであって得もよい。
【0012】前記熱電素子はII−VI属化合物半導体のP
N接合を有していてもよく、また前記熱電素子が配置さ
れた前記回転子又は前記固定子は前記熱電素子のための
ヒートシンク機能を備えていてもよい。
N接合を有していてもよく、また前記熱電素子が配置さ
れた前記回転子又は前記固定子は前記熱電素子のための
ヒートシンク機能を備えていてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、電動機10
は、短い円筒状又はリング状の永久磁石12と、この永
久磁石12の内側に配置された電機子14とを用いたス
ピンドルモータであり、またハードディスク、フロッピ
ーディスク等、記憶媒体の駆動に用いることができる。
永久磁石12は回転子18に配置されている。電機子1
4は、固定子16に配置されており、また回転軸線20
の周りに回転される。
は、短い円筒状又はリング状の永久磁石12と、この永
久磁石12の内側に配置された電機子14とを用いたス
ピンドルモータであり、またハードディスク、フロッピ
ーディスク等、記憶媒体の駆動に用いることができる。
永久磁石12は回転子18に配置されている。電機子1
4は、固定子16に配置されており、また回転軸線20
の周りに回転される。
【0014】永久磁石12は、回転子18の回転半径方
向に磁化された複数の磁極部(図示せず)を回転軸線2
0の周りに有する。回転子18の回転方向に隣り合う磁
極部は、逆方向に磁化されている。各磁極部の内面は、
永久磁石12の極面として作用する。
向に磁化された複数の磁極部(図示せず)を回転軸線2
0の周りに有する。回転子18の回転方向に隣り合う磁
極部は、逆方向に磁化されている。各磁極部の内面は、
永久磁石12の極面として作用する。
【0015】電機子14は、珪素鋼板のような薄い金属
板からなる複数のコア部材を積層したコア22と、コア
22の各磁極部に巻かれた励磁コイル24とを有する。
コア22の各極面は、展開した状態においてほぼ長方形
の形状を有する。
板からなる複数のコア部材を積層したコア22と、コア
22の各磁極部に巻かれた励磁コイル24とを有する。
コア22の各極面は、展開した状態においてほぼ長方形
の形状を有する。
【0016】固定子16は、ボス部26を取付ベースと
して作用する円板状部材28の中央に有しており、円板
状部材28において筐体のような適宜な部材にねじ止め
される。ボス部26は、上方に開放する空間を有する。
電機子14は、後に説明する加熱冷却器50を介してボ
ス部26の外周に相対的回転不能に組み付けられてい
る。
して作用する円板状部材28の中央に有しており、円板
状部材28において筐体のような適宜な部材にねじ止め
される。ボス部26は、上方に開放する空間を有する。
電機子14は、後に説明する加熱冷却器50を介してボ
ス部26の外周に相対的回転不能に組み付けられてい
る。
【0017】回転子18は皿のような形をしている。回
転子18は、ボス部26に受け入れられたシャフト30
を中央部に有しており、また上向きの段部32を外周部
に有している。永久磁石12は、回転子18の内側に相
対的回転不能に装着されている。シャフト30は、図示
の例では回転軸として作用する。
転子18は、ボス部26に受け入れられたシャフト30
を中央部に有しており、また上向きの段部32を外周部
に有している。永久磁石12は、回転子18の内側に相
対的回転不能に装着されている。シャフト30は、図示
の例では回転軸として作用する。
【0018】シャフト30には、リング34が相対的回
転不能に取り付けられている。リング34は、ほぼ矩形
の断面形状を有しており、またボス部26とボス部26
の上部に配置されたリング状の補助部材36とにより形
成された環状の凹所38に受け入れられている。補助部
材36は、ボス部26に相対的回転不能に組み付けられ
ている。
転不能に取り付けられている。リング34は、ほぼ矩形
の断面形状を有しており、またボス部26とボス部26
の上部に配置されたリング状の補助部材36とにより形
成された環状の凹所38に受け入れられている。補助部
材36は、ボス部26に相対的回転不能に組み付けられ
ている。
【0019】回転軸線20の方向における凹所38の両
内面(上下面)とリング34の対応する両面(上下面)
との間はスラスト動圧軸受領域40,42とされてお
り、凹所38の奥底面(内周面)とリング34の外周面
との間はラジアル動圧軸受領域44とされている。それ
らの動圧軸受領域40,42,44には、潤滑油のよう
な動圧発生用の液体が潤滑媒体として充填されている。
内面(上下面)とリング34の対応する両面(上下面)
との間はスラスト動圧軸受領域40,42とされてお
り、凹所38の奥底面(内周面)とリング34の外周面
との間はラジアル動圧軸受領域44とされている。それ
らの動圧軸受領域40,42,44には、潤滑油のよう
な動圧発生用の液体が潤滑媒体として充填されている。
【0020】スラスト動圧溝(図示せず)は回転軸線2
0の方向における凹所38の両内面又はリング34の対
応する両面に形成されており、またラジアル動圧溝(図
示せず)は凹所38の奥底面又はリング34の外周面に
形成されている。
0の方向における凹所38の両内面又はリング34の対
応する両面に形成されており、またラジアル動圧溝(図
示せず)は凹所38の奥底面又はリング34の外周面に
形成されている。
【0021】使用時、ハードディスクのような1以上の
記憶媒体が回転子18の上向き段部32に同心的に重ね
て配置される。所定周波数を有する3相の駆動電流がモ
ータ駆動回路46から電機子14の励磁コイル24に所
定の位相で供給されると、電機子14により形成される
回転磁場と永久磁石12からの磁場との相互作用によ
り、回転子18が回転される。
記憶媒体が回転子18の上向き段部32に同心的に重ね
て配置される。所定周波数を有する3相の駆動電流がモ
ータ駆動回路46から電機子14の励磁コイル24に所
定の位相で供給されると、電機子14により形成される
回転磁場と永久磁石12からの磁場との相互作用によ
り、回転子18が回転される。
【0022】加熱冷却器50は、回転軸線20の周りを
伸びるように、複数の熱電素子52とリング状部材54
とを用いて環状に形成されており、また電熱素子52が
ボス部26とリング状部材54との間となるようにボス
部26に配置されている。
伸びるように、複数の熱電素子52とリング状部材54
とを用いて環状に形成されており、また電熱素子52が
ボス部26とリング状部材54との間となるようにボス
部26に配置されている。
【0023】熱電素子52は、ピエゾ素子のように、電
流の方向に応じて発熱機能(加熱機能)と吸熱機能(冷
却機能)とを呈する半導体で形成されている。そのよう
な熱電素子として、II−VI属の化合物半導体のPN接合
を有する素子を用いることができる。
流の方向に応じて発熱機能(加熱機能)と吸熱機能(冷
却機能)とを呈する半導体で形成されている。そのよう
な熱電素子として、II−VI属の化合物半導体のPN接合
を有する素子を用いることができる。
【0024】加熱冷却器50は、その熱電素子52に温
度制御回路56により通電される。温度制御装置56
は、コイル抵抗測定回路58の出力信号を受ける。コイ
ル抵抗測定回路58は、励磁コイル24の抵抗値を動圧
軸受の液体温度として測定し、測定した温度に対応する
温度信号を温度制御装置56に出力する。
度制御回路56により通電される。温度制御装置56
は、コイル抵抗測定回路58の出力信号を受ける。コイ
ル抵抗測定回路58は、励磁コイル24の抵抗値を動圧
軸受の液体温度として測定し、測定した温度に対応する
温度信号を温度制御装置56に出力する。
【0025】励磁コイル24の抵抗値は、電動機10は
3相交流により駆動され、いずれか1つの励磁コイルに
通電されない瞬間的な期間が存在するかことから、例え
ば、瞬間的に通電されない励磁コイルにモータ駆動回路
46から所定の測定電流を供給させ、そのときにモータ
駆動回路46から出力される測定電流を基に得ることが
できる。
3相交流により駆動され、いずれか1つの励磁コイルに
通電されない瞬間的な期間が存在するかことから、例え
ば、瞬間的に通電されない励磁コイルにモータ駆動回路
46から所定の測定電流を供給させ、そのときにモータ
駆動回路46から出力される測定電流を基に得ることが
できる。
【0026】温度制御装置56は、コイル抵抗測定回路
58から出力される温度信号を基に、発熱指令信号又は
冷却指令信号を発生し、冷却指令信号及び発熱指令信号
のいずれか一方を加熱冷却器50に供給する。これによ
り、熱電素子52が発熱又は冷却され、動圧軸受の液体
が加熱又は冷却される。発熱指令信号と冷却指令信号と
は、電流の方向が互いに逆の信号である。
58から出力される温度信号を基に、発熱指令信号又は
冷却指令信号を発生し、冷却指令信号及び発熱指令信号
のいずれか一方を加熱冷却器50に供給する。これによ
り、熱電素子52が発熱又は冷却され、動圧軸受の液体
が加熱又は冷却される。発熱指令信号と冷却指令信号と
は、電流の方向が互いに逆の信号である。
【0027】温度制御装置56は、コイル抵抗測定回路
58からの温度信号が所定の閾値より低いときは熱電素
子52を発熱させる正の発熱指令信号を出力し、コイル
抵抗測定回路58からの温度信号が所定の閾値より高い
ときは熱電素子52を冷却させる負の発熱指令信号を出
力する。
58からの温度信号が所定の閾値より低いときは熱電素
子52を発熱させる正の発熱指令信号を出力し、コイル
抵抗測定回路58からの温度信号が所定の閾値より高い
ときは熱電素子52を冷却させる負の発熱指令信号を出
力する。
【0028】これにより、動圧軸受の液体温度が低い
と、液体動圧軸受は熱電素子52により固定子及び回転
子の一方を介して加熱されて昇温し、その液体温度は上
げられる。これに対し、動圧軸受の液体温度が高いと、
液体動圧軸受は熱電素子52により固定子及び回転子の
一方を介して冷却されて低下し、その液体温度は下げら
れる。これにより、電動機10は、動圧軸受の液体温度
が所定の温度範囲内になるように制御される。
と、液体動圧軸受は熱電素子52により固定子及び回転
子の一方を介して加熱されて昇温し、その液体温度は上
げられる。これに対し、動圧軸受の液体温度が高いと、
液体動圧軸受は熱電素子52により固定子及び回転子の
一方を介して冷却されて低下し、その液体温度は下げら
れる。これにより、電動機10は、動圧軸受の液体温度
が所定の温度範囲内になるように制御される。
【0029】上記の結果、液体動圧軸受が広い温度範囲
にわたって好適な特性に維持され、電動機10が常に円
滑に起動するから、コンピュータのような機器の記憶媒
体駆動用電動機のように、回転と停止とが繰り返し行わ
れる機器に電動機10を用いても、電動機10は所定の
回転速度に迅速に到達する。また、抵抗加熱式の加熱コ
イルを用いる場合に比べ、制御が極めて容易になり、消
費電力が少なくなる。さらに、潤滑媒体としての液体の
制約がなくなるし、軸受の制約が容易になるから、電動
機の製作上限が安定し、それにより信頼性の高い電動機
を得ることができる。
にわたって好適な特性に維持され、電動機10が常に円
滑に起動するから、コンピュータのような機器の記憶媒
体駆動用電動機のように、回転と停止とが繰り返し行わ
れる機器に電動機10を用いても、電動機10は所定の
回転速度に迅速に到達する。また、抵抗加熱式の加熱コ
イルを用いる場合に比べ、制御が極めて容易になり、消
費電力が少なくなる。さらに、潤滑媒体としての液体の
制約がなくなるし、軸受の制約が容易になるから、電動
機の製作上限が安定し、それにより信頼性の高い電動機
を得ることができる。
【0030】動圧軸受の液体温度を励磁コイル24の抵
抗値から得る代わりに、動圧軸受を形成している部材、
固定子、回転子等、励磁コイル以外の他の部材の温度を
検出することにより動圧軸受の液体温度を得てもよい
し、液体自体の温度を直接検出することにより動圧軸受
の液体温度を得てもよい。サーミスタ、熱電対等を温度
検出用センサとして用いてもよい。
抗値から得る代わりに、動圧軸受を形成している部材、
固定子、回転子等、励磁コイル以外の他の部材の温度を
検出することにより動圧軸受の液体温度を得てもよい
し、液体自体の温度を直接検出することにより動圧軸受
の液体温度を得てもよい。サーミスタ、熱電対等を温度
検出用センサとして用いてもよい。
【0031】図2を参照するに、電動機10は、記憶媒
体の駆動に用いることができるスピンドルモータであ
り、液体動圧軸受を形成している一部剤であるボス部2
6の温度を検出している。サーミスタ、熱電対等の温度
センサ62は、ボス部26の上に配置されており、測定
した温度に対応する温度信号を温度制御回路64に供給
する。
体の駆動に用いることができるスピンドルモータであ
り、液体動圧軸受を形成している一部剤であるボス部2
6の温度を検出している。サーミスタ、熱電対等の温度
センサ62は、ボス部26の上に配置されており、測定
した温度に対応する温度信号を温度制御回路64に供給
する。
【0032】温度制御回路64は、入力する温度信号が
所定の閾値より低いときは熱電素子52を発熱させる正
の発熱指令信号を出力し、温度信号が所定の閾値より高
いときは熱電素子52を冷却させる負の発熱指令信号を
出力する。これにより、熱電素子52が発熱又は冷却さ
れるから、動圧軸受の液体が加熱又は冷却される。
所定の閾値より低いときは熱電素子52を発熱させる正
の発熱指令信号を出力し、温度信号が所定の閾値より高
いときは熱電素子52を冷却させる負の発熱指令信号を
出力する。これにより、熱電素子52が発熱又は冷却さ
れるから、動圧軸受の液体が加熱又は冷却される。
【0033】それえゆえに、電動機60によっても、動
圧軸受の液体温度が所定の温度範囲内になるように制御
され、液体動圧軸受が広い温度範囲にわたって好適な特
性に維持されて、常に円滑に起動する。これにより、コ
ンピュータのような機器の記憶媒体駆動用電動機のよう
に、回転と停止とが繰り返し行われる機器に電動機10
を用いても、電動機60は所定の回転速度に迅速に到達
する。
圧軸受の液体温度が所定の温度範囲内になるように制御
され、液体動圧軸受が広い温度範囲にわたって好適な特
性に維持されて、常に円滑に起動する。これにより、コ
ンピュータのような機器の記憶媒体駆動用電動機のよう
に、回転と停止とが繰り返し行われる機器に電動機10
を用いても、電動機60は所定の回転速度に迅速に到達
する。
【0034】上記いずれの電動機10,60において
も、電機子14のコア22は、加熱冷却器50と大気と
の間で熱エネルギーのの受け渡しをするヒートシンクと
しても作用する。
も、電機子14のコア22は、加熱冷却器50と大気と
の間で熱エネルギーのの受け渡しをするヒートシンクと
しても作用する。
【0035】上記実施例において、永久磁石を回転子に
配置し、電機子を固定子に配置する代わりに、永久磁石
を固定子に配置し、電機子を回転子に配置してもよい。
配置し、電機子を固定子に配置する代わりに、永久磁石
を固定子に配置し、電機子を回転子に配置してもよい。
【0036】本発明は、上記実施例に限定されない。例
えば、本発明は、トルクモータのみならず、他の電動機
にも適用することができる。それゆえに、本発明は、そ
の趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
えば、本発明は、トルクモータのみならず、他の電動機
にも適用することができる。それゆえに、本発明は、そ
の趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図1】本発明に係る電動機の一実施例を示す断面図
【図2】本発明に係る電動機の他の実施例を示す断面図
10,60 電動機(スピンドルモータ) 12 永久磁石 14 電機子 16 固定子 18 回転子 20 回転軸線 22 電機子 24 励磁コイル 26 ボス部 28 円板状部材 30 シャフト 32 段部 34 リング 36 補助部材 38 凹所 40,42,44 動圧軸受領域 50 加熱冷却器 52 熱電素子 54 リング状部材 62 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 茂 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 小川 真志 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 3J011 AA04 BA02 BA09 CA02 JA02 KA04 MA22 5H607 AA14 BB09 BB14 BB17 CC01 CC05 DD03 FF12 GG01 GG02 GG15 5H611 AA01 BB01 BB07 PP01 QQ04
Claims (6)
- 【請求項1】 液体を用いる動圧軸受を回転子と固定子
との間に有する電動機であって、前記液体の温度を調整
すべく前記固定子及び前記回転子の少なくとも一方に配
置された熱電素子と、前記液体の温度を測定する測定手
段と、該測定手段により得た値を基に前記熱電素子を制
御する制御手段とを含む、電動機。 - 【請求項2】 前記制御手段は前記熱電素子に供給する
電流の方向及び量を制御する、請求項1に記載の電動
機。 - 【請求項3】 前記熱電素子は前記固定子の側にあって
前記動圧軸受近傍に配置されている、請求項1又は2に
記載の電動機。 - 【請求項4】 前記測定手段は電機子の励磁コイルを利
用して前記温度を測定する、請求項1,2又は3に記載
の電動機。 - 【請求項5】 前記熱電素子はII−VI属化合物半導体の
PN接合を有する、請求項1から4のいずれか1項に記
載の電動機。 - 【請求項6】 前記熱電素子が配置された前記回転子又
は前記固定子は前記熱電素子のためのヒートシンク機能
を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の電動
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31793699A JP2001140887A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31793699A JP2001140887A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001140887A true JP2001140887A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18093686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31793699A Pending JP2001140887A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001140887A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007323784A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Hitachi Ltd | ディスク装置 |
| JP2013223360A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Lenovo Singapore Pte Ltd | 流体動圧軸受の寿命を延長する方法および携帯式電子機器 |
| JP2014042385A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Lenovo Singapore Pte Ltd | 流体動圧軸受の摩耗を低減する方法および携帯式コンピュータ |
| JP2014072928A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Kyocera Document Solutions Inc | トルク調整機構及びこれを備えた電子機器 |
| CN107939345A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-04-20 | 苏州泰铎电气有限公司 | 一种用于塔架式抽油机的永磁电机 |
| US20230018843A1 (en) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | Nidec Corporation | Motor, and disk drive apparatus |
-
1999
- 1999-11-09 JP JP31793699A patent/JP2001140887A/ja active Pending
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