JP2001140515A - 無線電話機を用いた錠制御方法及び錠制御システム - Google Patents

無線電話機を用いた錠制御方法及び錠制御システム

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JP2001140515A
JP2001140515A JP31931299A JP31931299A JP2001140515A JP 2001140515 A JP2001140515 A JP 2001140515A JP 31931299 A JP31931299 A JP 31931299A JP 31931299 A JP31931299 A JP 31931299A JP 2001140515 A JP2001140515 A JP 2001140515A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】経済性に優れ、錠の解錠時間管理が容易に行
え、また、錠システムの補修や変更も容易に行え得る遠
隔操作可能な無線電話機を用いた錠制御方法及び錠制御
システムを提供する。 【解決手段】制御装置4から回線接続機3を介して送信
される無線解錠信号を無線電話機2にて受信し、その受
信した信号を無線電話機2に接続されたアダプタ7のデ
ータ送受信部7Aから無線通信で錠5の制御部のデータ
送受信部6に伝送し、解錠する錠制御方法を構成した。
また、無線電話機2と、回線接続機3を介して無線電話
機2に無線解錠信号を送信する制御装置4と、無線電話
機2に接続されたアダプタ7のデータ送受信部7Aと錠
5側に設けられたデータ送受信部6との間で、無線通信
によりデータのやりとりを行うデータ送受信手段とを備
える錠制御システム1を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、錠の制御方法及び
制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルや大型倉庫などの施設におい
て、警備員が巡回中に各部屋の扉の開閉を行う際は、そ
の警備員が携帯している鍵により錠の施錠・解錠を行っ
ている。各扉の錠は、セキュリティ性の観点からそれぞ
れ異なった仕様であることが多く、警備員は各錠用の鍵
を複数携帯して巡回することになる。
【0003】また、近年のインテリジェントビルや研究
所などにおいては、従来の鍵に代えて磁気カードなどの
IDカードを利用した錠システムも広く導入されてい
る。この場合、警備員は、各扉の錠に対応するIDカー
ドを複数枚携帯するか、或いは1枚のIDカードのみで
済ませるシステムの場合には、各扉に設けられた暗証番
号入力装置に暗証番号を入力して、解錠するというシス
テムとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の鍵による錠シス
テムの場合には、各錠に対応する鍵を多数携帯しなけれ
ばならない点や多数の鍵の中から或る鍵を選びだすとい
う手間がかかる点において問題があった。また、各部屋
つまり各錠の施錠・解錠時の時間管理を要する場合に
は、警備員がその施錠時刻或いは解錠時刻を記帳した
り、コンピュータに入力するといった作業が必要とな
り、警備員にとって労力負担の大きい錠システムとなっ
た。
【0005】また後者のIDカードによる錠システムの
場合には、各錠ごとにIDカードリーダを設置しなけれ
ばならず、また1枚のIDカードのみで済ませるシステ
ムの場合には、各錠ごとに暗証番号入力装置も設置しな
ければならないため、非常に高価な錠システムとなって
いた。また、各錠の施錠・解錠時の時間管理を要する場
合には、管理室等に設置したコンピュータと各錠とをそ
れぞれ屋内配線させる必要があり、錠システムの補修や
変更などが生じた場合、容易に行うことができないとい
った問題もあった。
【0006】また、鍵による錠システム及びIDカード
による錠システムも錠やカードリーダ等に鍵やIDカー
ドを直接挿入し施錠・解錠を行う煩わしい作業が付随す
るという問題もあった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めに創作されたものであり、経済性に優れ、錠の解錠時
間管理が容易に行え、また、錠システムの補修や変更も
容易に行い得る遠隔操作により直接、錠に触れることな
く簡単に施錠・解錠作業が可能な無線電話機を用いた錠
制御方法及び錠制御システムを提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、制御装置から回線接続機を介して送信され
る無線解錠信号を無線電話機にて受信し、その受信した
信号を無線電話機側に設けられたデータ送受信部を介し
て無線通信で錠に伝送し、解錠する錠制御方法を構成し
た。
【0009】また、無線電話機から制御装置に回線接続
し、無線電話機においては暗証番号を入力し、制御装置
においては、その無線電話機の電話番号と予め登録して
ある電話番号とを照合して一致したとき、且つ、前記無
線電話機において入力した暗証番号と予め登録してある
電話番号に対応する暗証番号とを照合して一致したとき
にのみ、制御装置から回線接続機を介して送信される無
線解錠信号を無線電話機にて受信し、その受信した信号
を無線電話機側に設けられたデータ送受信部を介して錠
に無線通信で伝送し、解錠する錠制御方法を構成した。
【0010】また、無線電話機と、回線接続機を介して
無線電話機に無線解錠信号を送信する制御装置と、無線
電話機側に設けられたデータ送受信部と錠側に設けられ
たデータ送受信部との間で、無線通信によりデータのや
りとりを行うデータ送受信手段とを備える錠制御システ
ムを構成した。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る錠制御システ
ムの構成図である。錠制御システム1は、無線電話機2
と、回線接続機3を介して無線電話機2に無線解錠信号
を送信する制御装置4と、無線電話機2に設けられたデ
ータ通信用端子2Aに接続し制御装置から送信された無
線解錠信号を赤外線や電波等に変換するアダプタ7と、
アダプタ7に設けられたデータ送受信部7Aから送信さ
れた赤外線や電波等を受信するデータ送受信部6を設け
た錠5とを備えた構成からなる。
【0012】無線電話機2は、データ通信用端子2Aを
備えたものであれば、携帯電話やPHS等、既存のもの
をそのまま利用することができる。また、パソコン等か
らなる制御装置4は管理室等に設置されるものであり、
モデムやISDNのターミナルアダプタ等の回線接続機
3を介して無線電話回線網に接続している。回線接続機
3と無線電話回線網は直接、或いは有線電話回線を介し
て接続している。
【0013】ここで制御装置4においては、無人システ
ム・有人システム両方に対応可能であり、無人システム
の場合、ナンバーディスプレイ契約によってCTIボー
ド8を用いることで、無線電話機2から電話がかかって
きた際にその無線電話機2の電話番号を識別し、予め登
録してある電話番号と一致すれば無線電話機2に対し自
動的に応答するようにしておく。また、有人システムの
場合は、一旦、無線電話機2から管理室等に設置した電
話機9に電話をかけるようにし、電話機9がナンバーデ
ィスプレイ契約してある場合には、管理者がその表示さ
れた無線電話機2の電話番号を制御装置4にてデータ検
索し、予め登録してある電話番号と一致したとき、無線
電話機2に対して応答するように制御装置4に指示入力
する構成とすれば良い。なお、電話機9がナンバーディ
スプレイ契約していない場合などには、管理者が無線電
話機2の発信者と会話することにより、無線電話機2の
確認を行うようにしても良い。
【0014】次に、アダプタ7は、無線電話機2のデー
タ通信用端子2Aに接続する接続端子及び赤外線や電波
等を送受信するデータ送受信部7Aを有する。錠5はモ
ータやソレノイド等を利用した公知の電気錠であり、制
御部としてCPU,メモリ等を備える。錠5のデータ送
受信部6はこの制御部に接続しており、例えば施錠・解
錠対象が扉の場合には、この扉や扉わきの壁体等に設置
される。また、アダプタ7は、錠5の施錠・解錠作動を
制御する赤外線信号や電波等の制御データと、回線接続
機3と無線電話機2との間における通信用データを相互
に変換可能なデータ変換機能を備える。これにより、無
線電話機2と錠5を接続するという煩わしい作業をする
ことなく、無線電話機2で遠隔操作により簡単に施錠・
解錠作業をすることが可能となる。
【0015】次に、以上の錠制御システム1を用いた錠
制御方法の一例を以下に説明する。 「解錠時」解錠時の制御方法の一例として、ステップ1
とステップ2に分けて説明する。ステップ1は、無線電
話機2側から制御装置4側へ回線接続した際の制御手順
であり、主に、正規の無線電話機2であるか否かの確認
や無線電話機2を使用している本人の確認などを行う手
順を示す。この際の無線電話機2は通話モード(音声伝
送モード)である。また、ステップ2は、制御装置4か
ら無線電話機2へ回線接続した際の制御手順であり、錠
5の解錠信号の送受の手順を示す。この際の無線電話機
2はデータ伝送モードである。
【0016】「ステップ1」例えば、警備員が倉庫やビ
ルなどの施設巡回中において或る扉(図1)を解錠しよ
うとする場合、制御装置4が前記した無人システムのと
きには、警備員は携帯している無線電話機2にて制御装
置4の電話番号を入力し回線接続する。制御装置4はC
TIボード8によりその無線電話機2の電話番号を識別
し、その無線電話機2の電話番号と予め登録してある電
話番号とを照合し、両者が一致したとき、先ず、警備員
に対して例えば「暗証番号及び扉番号を入力して下さ
い」等の音声を発し、本人確認手段としての暗証番号と
予め各扉(錠)に割り当てられた扉番号の入力を要求す
る。警備員が無線電話機2のプッシュボタンにより暗証
番号及び扉番号を入力すると、制御装置4は無線電話機
2の電話番号及び扉番号をメモリ内に一時記憶すると共
に、警備員が無線電話機2にて入力した暗証番号と予め
登録してある電話番号に対応する暗証番号とを照合し、
両者が一致した場合には、例えば「電話を切って、アダ
プタを携帯電話にセットして下さい」等の音声を発し、
回線を切断する。
【0017】このように、先ず、制御装置4にかかって
きた無線電話機2が予め登録してある無線電話機である
か否かの確認を電話番号の照合により行い、さらに、無
線電話機2にて入力した暗証番号と予め登録してある電
話番号に対応する暗証番号とを照合することにより、す
なわち、その無線電話機2の正規の使用者(本人)であ
るか否かの確認を行うことにより、高いセキュリティ性
を有する錠制御方法を構築することができる。
【0018】なお、制御装置4が有人システムの場合に
は、警備員は電話機9に電話をかける。電話機9がナン
バーディスプレイ契約してあるときには、管理者はその
表示された無線電話機2の電話番号を制御装置4にてデ
ータ検索し、予め登録してある電話番号と一致したと
き、無線電話機2に対して応答するように制御装置4に
指示入力する。また、暗証番号及び扉番号は警備員から
聞いて制御装置4に入力する。電話機9がナンバーディ
スプレイ契約していない場合は、管理者が警備員から無
線電話機2の電話番号、暗証番号及び扉番号を聞いて制
御装置に入力する。以上の行為が終わったら、回線を切
断する。
【0019】「ステップ2」この回線切断以降の制御手
順は、無人システム、有人システムともに共通となる。
先ず、警備員側では、無線電話機2の回線切断後、無線
電話機2を携帯していたアダプタ7に接続し、錠5の解
錠作動を制御する赤外線や電波等の制御データを送信す
る作業を行う。
【0020】一方、制御装置4側においては、前記回線
切断時からタイマー計測がなされており、所定時間経過
後に前記メモリ内に一時記憶した無線電話機2の電話番
号が自動的に発信され、データ伝送モードにて無線電話
機2との回線接続が行われる。回線接続されると、制御
装置4は前記メモリ内に一時記憶した扉番号に相当する
錠5の解錠信号として、回線接続機3に制御用データを
送信する。回線接続機3にてこの制御用データは通信用
データ(無線解錠信号)に変換され、無線電話機2に送
信される。無線電話機2で受信した通信用データ(無線
解錠信号)はアダプタ7により赤外線や電波等の制御用
データに変換され、無線電話機2で所定の作業を行うこ
とにより、アダプタ7のデータ送受信部7Aから錠5の
制御部のデータ送受信部6に送信される。錠5の制御部
では、この制御用データを受信すると乱数を発生し、デ
ータ送受信部6からアダプタ7のデータ送受信部7Aに
赤外線や電波等で送信する。乱数データは、アダプタ7
で通信データに変換させ、無線電話機2及び回線接続機
3を介して制御装置4に送信される(以降、アダプタ7
における通信用データと赤外線や電波等との変換手順及
び回線接続機3における制御用データと通信用データと
の変換手順は省略する)。
【0021】制御装置4において、乱数データを所定の
計算式に従って計算し、その算出データを回線接続機
3、無線電話機2及びアダプタ7を介して錠5の制御部
に送信する。錠5の制御部では、自身で発生した乱数で
計算した算出値と制御装置4から送信されてきた算出デ
ータとを比較し、一致した場合、正しい制御装置4から
の制御用データであったと判断し、錠5の解錠を行う。
錠5の解錠は、解錠終了信号としてアダプタ7、無線電
話機2及び回線接続機3を介して制御装置4に送信され
る。制御装置4では、無線電話機2の電話番号、使用者
(警備員)、扉(錠)番号、解錠時間等が1ファイルと
して記憶媒体に保存される。
【0022】なお、ステップ2において、制御装置4と
錠5の制御部とにおいて送受される信号には、防犯の観
点から暗号処理が施されており、制御装置4と錠5の制
御部にはそれぞれ暗号解読手段が設けられている。
【0023】また、無線電話機2のナンバーディスプレ
イ機能を利用することにより、以下のようなステップ2
の別の制御方法も可能である。アダプタ7を接続した無
線電話機2に制御装置4から、前記回線切断時からタイ
マー計測させて、所定時間経過後に通信用データ(無線
解錠信号)が送信されると、アダプタ7は制御装置4の
電話番号を識別し、その制御装置4の電話番号と予め登
録してある制御装置4の電話番号とを照合し、両者が一
致したとき、アダプタ7により、通信用データ(無線解
錠信号)は赤外線や電波等の制御用データに変換され
て、無線電話機2で所定の操作を行うことにより、アダ
プタ7のデータ送受信部7Aから錠5の制御部のデータ
送受信部6に送信される。錠5の制御部では、この制御
用データを受信すると乱数を発生し、データ送受信部6
からアダプタ7のデータ送受信部7Aに赤外線や電波等
で送信する。乱数データは、アダプタ7において、乱数
データを所定の計算式に従って計算し、その算出データ
を錠5の制御部に送信する。錠5の制御部では、自身で
発生した乱数で計算した算出値とアダプタ7から送信さ
れてきた算出データとを比較し、一致した場合、正しい
アダプタ7からの制御用データであったと判断し、錠5
の解錠を行う。錠5の解錠は、解錠終了信号としてアダ
プタ7、無線電話機2及び回線接続機3を介して制御装
置4に送信される。制御装置4では、無線電話機2の電
話番号、使用者(警備員)、扉(錠)番号、解錠時間等
が1ファイルとして記憶媒体に保存される。この制御方
法によると、技術容量を小さくして錠の制御システムを
作ることができる。
【0024】以上のように、制御装置から回線接続機を
介して送信される無線解錠信号を無線電話機にて受信
し、その受信した信号を無線電話機側に設けられたデー
タ送受信部を介して無線通信で錠に伝送し、解錠する制
御方法を構成することにより、或いは、無線電話機と、
回線接続機を介して無線電話機に無線解錠信号を送信す
る制御装置と、無線電話機側に設けられたデータ送受信
部と錠側に設けられたデータ送受信部との間で無線通信
で送受信する送受信手段とを備える錠制御システムを構
成することにより、セキュリティ性を高度に維持したま
ま、従来の問題点、例えば各錠に対応する鍵を複数携帯
しなければならない点や複数の鍵の中から或る鍵を選び
だし解錠作業を行うという手間を解消することができ、
解錠時の利便性が向上することになる。また、既存の携
帯電話やPHSをそのまま利用できるのでIDカードを
利用した錠システムに比較して、非常に経済的な錠シス
テムを構築できる。また、制御装置に自動的に解錠時刻
等を記録することができるので、錠の管理性が向上す
る。さらに、各錠とは無線電話機は無線通信を利用して
施錠・解錠を行うので、鍵やIDカードのように錠やカ
ードリーダに直接鍵やIDカードを挿入する煩わしい作
業がなくなり、また錠側には屋内配線の必要もなくな
り、錠システムの補修も容易となり、従来の錠システム
からの変更にも柔軟に対応できる。
【0025】「施錠時」先ず、警備員は、無線電話機2
をアダプタ7に接続し、無線電話機2で所定の操作を行
うことにより、赤外線や電波等の施錠作動を制御する制
御データをアダプタ7のデータ送受信部7Aから錠5の
制御部のデータ送受信部6に送信し施錠する。錠5の制
御部からの信号が、施錠終了信号として、赤外線や電波
等により、無線電話機2に接続されたアダプタ7のデー
タ送受信部7Aに送信される。アダプタ7で前記施錠終
了信号は通信用データに変換さる。その後、無線電話機
2側からデータ伝送モードにて前記施錠終了信号が制御
装置4に送信されると、制御装置4では、無線電話機2
の電話番号、扉(錠)番号、施錠時間等が1ファイルと
して記憶媒体に保存される。なお、この施錠時において
送信される信号にも暗号処理が施されている。
【0026】以上の錠制御方法においては、赤外線通信
手段や電波通信手段を備えた無線電話機の場合には、無
線電話機にアダプタ7を介さず、錠5側に赤外線送受信
部や電波送受信部を備えたアダプタを接続したり、赤外
線送受信部や電波送受信部を備えた錠5にすることは可
能である。この場合、錠5の施錠・解錠作動の駆動源は
錠5側に設けられることになる。
【0027】以上、本発明について好適な例を示して説
明した。本発明は無線電話機を利用しているため錠の取
り付け対象が限定されることなく、ビル、倉庫、発電所
等の施設の他、現金輸送車、現金トランク等、移動する
物にも適用可能である。その他、接続手段であるアダプ
タの形状等は限定されることなく実施可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る錠制御方法或いは制御シス
テムによれば、既存の携帯電話やPHSなどをそのまま
利用でき、セキュリティ性を高度に維持したまま、従来
の問題点、例えば各錠に対応する鍵を複数携帯しなけれ
ばならない点や複数の鍵の中から或る鍵を選びだすとい
う手間を解消することができ、解錠時の利便性が向上す
ることになる。また、登録してある携帯電話やPHSで
あっても本人でなければ解錠できないという点におい
て、従来のものより高いセキュリティ性を有する。ま
た、既存の携帯電話やPHSをそのまま利用できるので
IDカードを利用した錠システムに比較して、非常に経
済的な錠システムを構築できる。また、制御装置に自動
的に解錠時刻等を記録することができる上、遠隔地での
リアルタイムな管理も行うこともでき、錠の管理性が向
上する。さらに、無線電話機と各錠とは無線通信の送受
信で施錠・解錠を行うので、直接錠やカードリーダに鍵
やIDカードを挿入する煩わしい作業がなくなり、錠側
での屋内配線の必要もなくなり、錠システムの補修も容
易となり、従来の錠システムからの変更も柔軟に対応で
きる。なお、施錠・解錠作動を制御する制御データを赤
外線で行った場合には、赤外線の発光及び受光に指向性
を持たせ、通信可能範囲を限定することにより、無線電
話機と錠の間の通信を安定させるとともに外部からの通
信の妨害や傍受を防止でき、さらに高いセキュリティ性
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る錠制御システムの構成図である。
【符号の説明】
1 錠制御システム 2 無線電話機 2A データ通信用端子 3 回線接続機 4 制御装置 5 錠 6 データ送受信部 7 アダプタ 7A データ送受信部 8 CTIボード 9 電話機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置から回線接続機を介して送信さ
    れる無線解錠信号を無線電話機にて受信し、その受信し
    た信号を無線電話機側に設けられたデータ送受信部を介
    して無線通信で錠に伝送し、解錠することを特徴とする
    無線電話機を用いた錠制御方法。
  2. 【請求項2】 無線電話機から制御装置に回線接続し、
    無線電話機においては暗証番号を入力し、制御装置にお
    いては、その無線電話機の電話番号と予め登録してある
    電話番号とを照合して一致したとき、且つ、前記無線電
    話機において入力した暗証番号と予め登録してある電話
    番号に対応する暗証番号とを照合して一致したときにの
    み、制御装置から回線接続機を介して送信される無線解
    錠信号を無線電話機にて受信し、その受信した信号を無
    線電話機側に設けられたデータ送受信部を介して錠に無
    線通信で伝送し、解錠することを特徴とする無線電話機
    を用いた錠制御方法。
  3. 【請求項3】 無線電話機と、回線接続機を介して無線
    電話機に無線解錠信号を送信する制御装置と、無線電話
    機側に設けられたデータ送受信部と錠側に設けられたデ
    ータ送受信部との間で、無線通信によりデータのやりと
    りを行うデータ送受信手段とを備えることを特徴とする
    無線電話機に用いた錠制御システム。
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