JP4595451B2 - 物品移送システム - Google Patents

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本発明は物品を移送するシステム及び物品移送用容器に関し、詳しくは携帯電話等を用いた無線通信回線を利用して容器に設けた施錠手段を開錠可能としたシステム及びそれに用いる物品移送用容器に関する。
宅配便やポータ便等の移送便は物品の移送元(移送依頼元)が物品を梱包またはダンボールや金属ケースなどの容器に収容し、それに送り状を添付して移送業者に依頼している。しかし重要な物品や機密性もしくはセキュリティー性を必要とする物品は施錠手段を設けた専用の移送用容器に収納し、他人に容易に開放されないようにして移送することが望ましい。
上記のように施錠手段を設けた移送用容器を使用する場合は、物品の移送元が施錠した状態の物品移送用容器を移送業者に託すが、それとは別に移送先(物品の受取先)にその施錠手段を開錠する鍵を郵送等により届ける必要があり、手間と時間がかかると共に、万一鍵を紛失すると開錠不可能になるという問題がある。
一方、ID情報を発信可能な携帯電話を利用して電子錠付きの預かりボックス(いわゆるロッカー)の施錠または開錠を行う方法がある(特許文献1参照)。
特開2001−325660号公報
しかしながら、上記方法は鍵を用いないので鍵紛失の問題は解消されるが、特定地域に固定されたボックスを対象としており、ボックスの前において施錠・開錠操作を行う方法であるから物品の移送分野にそのまま適用することはできない。
本発明は前記施錠装置を設けた物品移送用容器を用いた移送システムにおける問題の解決を課題とし、そのための新しい物品移送システム、および該システムに用いることができる物品移送用容器を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明の物品移送システムは、開口部を有する物品の収納部と、前記開口部に開閉自在に連結した蓋体と、前記蓋体を収納部に対して施錠する施錠手段とを備えた運搬可能な物品移送用容器を用いた物品移送システムにおいて、前記物品移送用容器に関する情報を一元的に管理する管理センターを設け、前記物品移送用容器に管理センターと無線通信回線により通信する通信手段を設け、管理センターから無線通信回線により前記移送用容器における施錠手段の開錠を遠隔制御するように構成し、前記物品移送用容器の施錠手段は電気信号により開錠可能なオートロック式とされ、前記物品移送用容器は容器特定情報が表示されると共に、無線通信回線により伝送される開錠信号を受信する通信手段と、前記通信手段で受信した開錠信号により前記施錠手段を開錠するための電気信号を出力する制御手段を有し、管理センターに記憶部と、無線通信回線により前記物品移送用容器および携帯電話と通信を行う通信部と、制御部とを備え、管理センターの前記通信部が携帯電話から前記容器特定情報で指定された前記物品移送用容器の開錠要求を無線通信回線により受信したときに、前記記憶部が当該物品移送用容器への物品収納情報を記憶していない場合には、前記制御部は前記受信した携帯電話番号、容器特定情報および物品の移送先の携帯電話番号を互いにリンクして記憶部に記憶する制御と、当該物品移送用容器に開錠信号を送信する制御と、前記物品移送用容器への物品収納情報を前記記憶部に記憶する制御を行い、管理センターの前記通信部が携帯電話から前記容器特定情報で指定された前記物品移送用容器の開錠要求を無線通信回線により受信したときに、前記記憶部が当該物品移送用容器への物品収納情報を記憶している場合には、前記制御部は受信した携帯電話の番号と前記記憶部に記憶されている当該容器情報にリンクした移送先の携帯電話の番号が一致することを条件に、当該物品移送容器に開錠信号を送信する制御を行うように構成されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の物品移送システムによれば、施錠手段を備えた物品移送用容器を用いるので、安全性、気密性もしくはセキュリティー性に優れている。そして管理センターから開錠操作を一元的に遠隔制御するので、移送先に開錠用の鍵を別途郵送等で送る必要がない。さらに物品移送用容器に複雑な制御手段や記憶手段を設ける必要がないので、軽量化とコンパクト化ができ、移送が容易で低コストの移送システムを構築できる。さらに移送先への受渡区域は自宅、駅、空港等の種々の場所であってもよい。したがって旅行中の移送先に対しても適用できる。
次に本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は本発明の物品移送用容器の1例を示す外観斜視図である。物品移送用容器1は例えば移送業者が多数保有し、それらを区別するために特有の認識番号等の容器特定情報を付して管理する。物品移送用容器の大きさは人間が持ち運び可能または台車等の軽量運搬手段で運搬可能な範囲とされ、例えばアルミニウム板、ジュラルミン板、鋼板、繊維強化プラスチック板あるいはそれらの複合板等でボックス型に作られる。またカバン、バック、アタッシュケース、ブリーフケース、トロリーケースなどであってもよい。
物品移送用容器1は、物品Pを収納する収納部2と、蓋体3を有し、収納部2の上方は物品Pを出し入れするための開口部2aとされ、その開口部2aに開閉自在な蓋体3がヒンジ機構4により連結される。収納部2の前面側には運搬用の取手5が設けられ、その取手5付近の内側に制御ボックス6が設けられる。なお制御ボックス6の内部には制御部9が設けられるが、その詳細は後述する。
収納部2の前面両脇の2箇所に錠前としてのロック受部10が設けられ、それに対応して蓋体3の前面両脇の2箇所にロック部10aが設けられる。各ロック部10aは蓋体3を閉じたときに対応するロック受部10に挿入されて蓋体3がロック状態になるが、ロック部10aを表面側から押さえることによりロック解除できるようになっている。なおこの手動式のロック機構は必要に応じて設けられ、これを設けることにより、例えば運搬時の振動等により蓋体3が収納部2から離反しようとする力を抑え付けることができる。
蓋体3の前縁中央部に突部11が設けられ、それに対応して収納部2の前縁中央部に穴部12が設けられる。この突部11は蓋体3を閉じたときに穴部12に挿入され、それによって後述する施錠手段7のオートロックが作動できるようになっている。なお図1には制御ボックス6に物品Pが収納されたか否かを検知する検知センサー13が示されているが、その内容や作用は後述する。
図2は制御ボックス6の1例を示す外観斜視図である。制御ボックス6の上板には突部11が貫通する貫通穴14が設けられ、その貫通穴14の位置は収納部2の穴部12に対応している。制御ボックスの前面には表示部15が配置され、その表示部15は内部に収容された制御手段8によって駆動される。本例では表示部15に移送者および移送先の携帯電話番号が自動的に表示されるようになっており、さらに管理センターの電話番号を表示した電話番号表示部15aが一部に印刷されている。
制御ボックス6の前面上部には物品移送用容器1を特定する表示、例えば容器の整理番号や管理番号を表示する表示部16が設けられる。そしてこの表示部16および表示部15は、図1に示す収納部2の前面に形成した方形の切欠部分を通して外部から目視できるようになっている。
制御ボックス6の一方の側面には縦方向に細長いスロット17が設けられ、そのスロットに通信手段18を構成する通信カード19を挿入できるようになっている。さらに制御ボックス6の内部にはアンテナ20が設けられ、通信カード19をスロット17に挿入すると通信カード19に設けた端子部19aがアンテナ20のリード線20aに接続され、それと共に通信カード19の図示しない接続端子が内部に設けられている制御手段8の接続端子受けに接続される。
図3は制御ボックス6の内部に収容される制御部9の全体ブロック図である。制御部9は通信手段18、施錠手段7および制御手段8を含む。
通信手段18は、通信カード19に収容され、GPSによる位置特定信号を受信するGPS受信部21と、GPS受信部21で受信した位置特定信号を解析して物品移送用容器の位置を特定する位置解析部22と、位置解析部22で特定された位置情報を無線電話回線により外部に発信する位置情報発信部23を含む。さらに、後述する管理センターとの間で無線回線による通信を行う機能を備えている。なおGPSは「GlobalPositioning System」の略称である。
施錠手段7は、前述したように電気信号により開錠可能なオートロック式とされ、図1に示す蓋体3を閉じると突部11を自動的にロックする。そして図示しない電磁駆動部に電気信号を与えると、そのロック状態を解除して開錠状態にする。なおオートロック式の施錠手段7はこの分野および関連分野において周知であるので、詳細な説明は省略する。
制御手段8はCPU(中央演算装置)24により構成され、予め記憶部25に格納された制御プログラムに従って施錠手段7等の制御を行い、記憶部25は書き換え可能なフラッシュメモリ等により構成される。そして、これら制御手段8および記憶部25はIC回路で構成される。
図4は管理センター30のブロック図である。管理センター30には物品移送用容器の開錠管理装置31と位置管理装置32が設けられる。開錠管理装置31は通信部33、制御部34および記憶部35を備えている。通信部33は無線通信回線により物品移送用容器1の通信手段18および移送元もしくは移送先の携帯電話と通信を行う部分である。
制御部34は通信部33が携帯電話から前記容器特定情報で指定された物品移送用容器1の伝送、すなわち物品移送用容器1の開錠要求を無線通信回線により受信したとき、その容器特定情報に携帯電話番号をリンクして記憶部35に記憶する制御を行う。なお通常使用される携帯電話には番号通知機能が備わっているので、管理センターでは携帯電話を受信するとその番号を自動的に認識することができる。
さらに制御部34は記憶部35が物品移送用容器1への物品収納情報を記憶していない場合(受信した携帯電話が物品移送用容器1を最初に使用する移送元からであると判断した場合)は、受信した携帯電話番号、容器特定情報および物品の移送先の携帯電話番号を互いにリンクして記憶部に記憶する制御と、物品移送用容器1に開錠信号を送信する制御と、物品移送用容器1への物品収納情報を記憶部35に記憶する制御を行う。
さらに制御部34は通信部33が携帯電話から前記容器特定情報で指定された物品移送用容器1の開錠要求を無線通信回線により受信したときに、記憶部35が物品移送用容器1への物品収納情報を記憶している場合(受信した携帯電話が物品移送用容器1に収納された物品を受け取るべき移送先からであると判断した場合)は、受信した携帯電話の番号と記憶部35に記憶されている当該容器情報にリンクした移送先の携帯電話の番号が一致することを条件に、物品移送用容器1に開錠信号を送信する制御を行う。
一方、位置管理装置32は物品移送用容器1に設けた通信手段18からのGPSによる位置情報を受信する位置情報受信手段36と、その位置情報を記憶する位置情報記憶手段37と、記憶した位置情報と地図情報データベース40を用いて地図上の位置を解析する位置情報解析手段38と、解析した地図上の位置を表示する表示部39を備えている。
図5は本発明に係る物品移送用容器を用いて物品を移送するシステムの説明図である。本例は移送元(移送依頼人)Xから移送先(受取人)Yに物品移送用容器1を利用して物品を移送する場合である。先ず、移送元Xから移送業者に移送依頼があると、移送業者は保有する物品移送用容器1の中から移送物品に適合するものを選択し、移送車52に積載して移送元Xに持参する。なお物品移送用容器1はオートロック状態(定常状態)で持ち込まれる。
移送元Xは物品移送用容器1の電話番号の表示部15(図2参照)に記載されている管理センター30の電話番号を自己の携帯電話50で呼び出し、次いで物品移送用容器1の表示部16(図2参照)に印刷されている容器特定情報を管理センター30にプッシュボタン操作(例えば*01234をプッシュ)で伝送する。さらに管理センターの求めに応じて移送先Yの携帯電話番号を自己の携帯電話50から同様な操作で伝送する。なお、これらの通信は携帯電話会社が管理する中継局Aを介する無線通信回線で行われる。
管理センター30は移送元Xの携帯電話番号とそれにリンクした容器特定情報や移送先Yの携帯電話番号を記憶すると共に、開錠信号を無線通信回線により物品移送用容器1に伝送する。物品移送用容器1がその開錠信号を受信すると、その施錠手段7のロックが解除されるので、蓋体3を手で開けられる状態になる。そこで移送元Xはその収納部2に移送すべき物品を収納して蓋体3を閉じるとオートロック状態になる。蓋体3が一旦閉じられると管理センター30から開錠信号が伝送されない限り、その蓋体3は開けることはできない。
収納部2に物品Pが収納されると、検知センサー13がそれを検知する。その検知信号は通信手段18により無線通信回線で管理センター30に自動的に伝送される。管理センター30は、その検知信号を物品移送用容器1が「物品収容」状態であるとして記憶する。なお検知センサー13は例えば光センサーや超音波センサーなどで構成することができる。検知センサー13は、場合によっては省略することもできる。省略する場合は、管理センター30から物品移送用容器1に開錠信号を伝送したことをもって「物品収容」状態であるとし管理センター30がそれを記憶する。
次に移送元Xは物品を収納した物品移送用容器1を届けに来た移送業者に渡して移送を依頼する。移送業者はその物品移送用容器1を移送車52に積載し、直接、もしくは貨物集積場などを経由して移送先Yに届ける。
移送中の物品移送用容器1の存在位置は前述したGPSシステムで確認できる。すなわち物品移送用容器1に設けたGPS受信部21がGPS衛星Gから位置特定信号の電波を受信し、その受信した位置特定信号を位置解析部22が解析して物品移送用容器の地球上の位置を特定し、その特定された位置情報が位置情報発信部23から中継局Aを介する無線通信回線により管理センター30に設けた位置管理装置32の位置情報受信手段36に伝送される。
管理センター30では物品移送用容器1から受信した位置情報を位置情報記憶手段37に一時的に記憶し、その記憶した位置情報と地図情報データベース40から位置情報解析手段38が物品移送用容器1の地図上の位置を解析してその場所を特定する。
物品Pを収納した物品移送用容器1が移送先Yに届けられると、移送先Yは自己の携帯電話51で中継局Aを介する無線回線により管理センター30を呼び出し、届けられた物品移送用容器1に表示されている容器特定情報をプッシュボタン操作により伝送する。管理センターでは伝送されてきた容器特定情報にリンクして記憶している移送先携帯電話番号と呼び出しに使用された移送先Yが保持する携帯電話51の番号を比較し、両者が一致したときに無線通信回線により物品移送用容器1に開錠信号を伝送する。
移送先Yは開錠した物品移送用容器1の蓋体3を開けて中の物品Pを取り出し、再び蓋体3をとじてオートロック状態に戻して移送業者にその場で返す。これら一連の手順により物品移送用容器1に収納して安全性を確保された物品Pが移送元Xから移送先Yへ移送されたことになる。なお移送先Yが物品の受け取り場所と時間を予め移送業者に通知もしくは連絡しておけば、物品移送用容器1の受け渡しは自宅、オフィス、駅、ホテル、空港、高速道路のサービスエリア、旅行中の滞在先等どこであってもよい。
図6は前記物品移送システムをより具体的に説明するフローチャートである。先ず移送元Xが自己の携帯電話50で管理センター30を呼び出す(ステップS1)と、管理センター30は移送元Xの携帯電話50に「容器整理番号を*の後にプッシュし入力して下さい。」というメッセージを伝送する(ステップS2)。
次にステップS3で移送元Xが容器特定情報である容器整理番号を管理センター30に伝送すると、管理センター30は呼び出しに用いた携帯電話50の番号とそれにリンクして容器特定情報を記憶部35に記憶する(ステップS4)。次に管理センター30は記憶部35に「物品収容」情報が記憶されているか否かを確認し(ステップS5)、記憶されていない場合は移送元からの開錠要求と判断してステップS6に進み、記憶されている場合は移送先からの開錠要求と判断してステップS12に飛ぶ。
ステップS6では管理センター30から移送元Xの携帯電話50に「移送先の携帯電話番号を入力して下さい。」というメッセージを伝送する。ステップS7で移送元Xが携帯電話番号を管理センター30に伝送すると、管理センター30はステップS8でその移送先の携帯電話番号を前記容器特定情報にリンクして記憶部35に記憶する。
次に管理センター30はステップS9で当該移送用容器1の電話を無線通信回線により呼び出し、ステップS10で開錠信号を伝送する。当該移送用容器1に開錠信号を伝送した後、管理センター30はステップS11で物品移送用容器1が「物品収容」になったことを記憶部35に記憶してシーケンスを終了する。尚、ステップS11は、前述のように省略可能である。この場合、検知センサー13からの物品検知信号を受信することにより、物品移送用容器1が「物品収容」になったことを記憶部35に記憶して、シーケンスを終了する。
一方、ステップS12では管理センター30が受信した移送先Yの携帯電話51の番号と、記憶部35に記憶されている物品移送用容器1にリンクした移送先携帯電話番号を比較する。次にステップS13で両者が一致したと判断した場合は、ステップS14で管理センター30は物品移送用容器1に無線通信回線で呼び出し、ステップS15で開錠信号を伝送する。
次いで管理センター30は物品の移送が完了したと判断してステップS16で記憶部35に記憶していた「容器収納」情報を消してシーケンスを終了する。尚、ステップS16は前述のように省略可能である。この場合、検知センサー13からの物品未検知信号を受信することにより、当該移送用容器1が「物品収容」になったことを記憶部35に記憶して、シーケンスを終了する。ステップS13で両者が一致しないと判断した場合は、ステップS17で移送先Yの携帯電話51にエラーメッセージを伝送して、シーケンスを終了する。
尚、図6のステップS12においては、移送先Yの携帯電話51の番号と記憶部35に記憶されている移送先携帯電話番号とを比較するのみとした。しかしながら、実施形態としては、これに限るものではなく、移送元Xの携帯電話50の番号と、記憶部35に記憶されている移送元携帯電話番号とを比較することで、管理センター30が開錠信号を伝送する構成としてもよい。
このように構成すれば、移送先Yを指定して物品移送用容器1が移送されたものの移送先Yが受け取れない場合等、移送元Xが開錠作業を行う必要が生じたときに、移送元Xの携帯電話50を利用して開錠することができる。
本発明の物品移送システムおよび物品移送用容器は、重要性やセキュリティー性の高い物品等を移送するために利用できる。
本発明の物品移送用容器の1例を示す外観斜視図。 図1に示す制御ボックス6の1例を示す外観斜視図。 制御ボックス6の内部に収容される制御部8の全体ブロック図。 管理センター30のブロック図。 本発明に係る物品移送用容器を用いて物品を移送するシステムの説明図。 物品移送システムをより具体的に説明するフローチャート。
A …中継局、G …衛星、P …物品、X …移送元、Y …移送先、
1 …物品移送用容器、2 …収納部、2a …開口部、3 …蓋体、4 …ヒンジ機構、
5 …取手、6 …制御ボックス、7 …施錠手段、8 …制御手段、9 …制御部、
10 …ロック受部、10a …ロック部、11 …突部、12 …穴部、
13 …検知センサー、14 …貫通穴、15 …表示部、15a …電話番号表示部、
16 …表示部、17 …スロット、18 …通信手段、19 …通信カード、
19a …端子部、20 …アンテナ、20a …リード線、21 …GPS受信部、
22 …位置解析部、23 …位置情報発信部、24 …CPU、25 …記憶部、
30 …管理センター、31 …開錠管理装置、32 …位置管理装置、33 …通信部、
34 …制御部、35 …記憶部、36 …位置情報受信手段、
37 …位置情報記憶手段、38 …位置情報解析手段、39 …表示部、
40 …地図情報データベース、
50 …携帯電話、51 …携帯電話、52 …移送車

Claims (1)

  1. 開口部を有する物品の収納部と、前記開口部に開閉自在に連結した蓋体と、前記蓋体を収納部に対して施錠する施錠手段とを備えた運搬可能な物品移送用容器を用いた物品移送システムにおいて、
    前記物品移送用容器に関する情報を一元的に管理する管理センターを設け、前記物品移送用容器に管理センターと無線通信回線により通信する通信手段を設け、管理センターから無線通信回線により前記移送用容器における施錠手段の開錠を遠隔制御するように構成し、
    前記物品移送用容器の施錠手段は電気信号により開錠可能なオートロック式とされ、
    前記物品移送用容器は容器特定情報が表示されると共に、無線通信回線により伝送される開錠信号を受信する通信手段と、前記通信手段で受信した開錠信号により前記施錠手段を開錠するための電気信号を出力する制御手段を有し、
    管理センターに記憶部と、無線通信回線により前記物品移送用容器および携帯電話と通信を行う通信部と、制御部とを備え、
    管理センターの前記通信部が携帯電話から前記容器特定情報で指定された前記物品移送用容器の開錠要求を無線通信回線により受信したときに、前記記憶部が当該物品移送用容器への物品収納情報を記憶していない場合には、前記制御部は前記受信した携帯電話番号、容器特定情報および物品の移送先の携帯電話番号を互いにリンクして記憶部に記憶する制御と、当該物品移送用容器に開錠信号を送信する制御と、前記物品移送用容器への物品収納情報を前記記憶部に記憶する制御を行い、
    管理センターの前記通信部が携帯電話から前記容器特定情報で指定された前記物品移送用容器の開錠要求を無線通信回線により受信したときに、前記記憶部が当該物品移送用容器への物品収納情報を記憶している場合には、前記制御部は受信した携帯電話の番号と前記記憶部に記憶されている当該容器情報にリンクした移送先の携帯電話の番号が一致することを条件に、当該物品移送容器に開錠信号を送信する制御を行うように構成されていることを特徴とする物品移送システム。
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